俺はアル、反魔物領で料理人をしている。最近はとある村の農作物を求めてその村へ出向いている。

「ここか…マルーネサバトが拠点とする村か、そこの君、少しいいかね？」
「あっ♡私ですか。何の御用です？」
「マルーネさんに会いたいんだ」
「分かりましたぁ、着いてきてください♡」

妙に色っぽい声を発するサバトメンバーと思しき子についていく。

「ここですぅ♡　マルーネさぁん、お客さんが来ましたー」

着いたのは畑、マルーネさんみずから農作業をしているのは知っていたのでさして驚きはしない。

「うちにお客さんだぁ？とりあえずお部屋で待っててもらっててほしいだぁ」
「はぁ〜い。そういう事なのでこっちですぅ♡」

そう言われ案内されたのは恐らく村一番のお屋敷、恐らくここがマルーネさんの邸宅なのだろう。

「お茶を注ぎますねぇ♡」
「ありがとうございます」

暫くすると外域に着替えたであろうマルーネさんがやってくる。

「お待たせしただぁ、うちに御用とは何ですかぁ？」
「では単刀直入にいいます、あなたのサバトで作られた農作物をうちのレストランで使いたいんです」
「いいですよぉ」

案外あっさり許可を得ることができた、拍子抜けではないがもう少し交渉をするつもりだったので助かった。

「ただし、うちの子と結婚してもらうだぁ♡」
「んっ！？！？」
「末永くお願いしますぅ♡」

あれよあれよと準備をされ、彼女と二人きりで寝室に案内された。

「それじゃあ始めましょうかねぇ♡」
「えちょっ！？」

彼女にベッドに抑えられる。彼女の柔らかい大きな乳房の柔らかさがダイレクトに伝わってくる。

「私のこのおっきなおっぱいでメロメロにさせちゃうぞぉ♡」

そのまま乳房を顔に乗っけ、両乳房で顔を包み込まれる。彼女の甘い匂いと汗の匂いが混じり何とも言えないいい匂いが俺の鼻孔をくすぐる。

「そろそろいい感じにトロトロになっちゃいましたかぁ？」
「あっ…♡うぅ…」
「いい感じにフェロモン漬けになっちゃいましたね♡」

彼女の甘々フェロモンに頭をトロトロに溶かされてしまう。父さん、母さん、俺ここで幸せになるよ…

「あっ、そう言えば今日からお嫁さんになるのに名前言ってませんでしたねぇ…ごめんなさいぃ…アルメリアって言いますぅ♡」
「俺は…アル」
「アル兄ちゃんですねぇ〜一目見たあの時から惚れちゃいましたぁ♡♡♡」

その告白に俺はきっとはいと答えたのだろう、しかしそれ以降の記憶が曖昧なのでよくは覚えてはいない…

その後

「今日からだな」
「そうですねぇ、移転一日目」
「店員のみんなももうみんな魔物娘にメロメロだし、良かった良かった」

俺はその後店をこの村に移転させた。店員のみんなもついてきてくれて今ではサバトに入信している。

「それじゃあ、今日から頑張ろうか」
「はいぃ♡！！」

■作者メッセージ
おはようございます、photonです。

今回はマルーネサバト、ヒロインは魔女ちゃんでした。

2日連続で短くてすみません