読切小説
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家具と生活雑貨のデパート 「たぬぽん」
俺の名前は永田 孝司(ながた たかつぐ)。
大学進学で、この春から幸川県高山市に住むことになった。
聞くところ、この街はまさに親魔物領というべき場所らしい。が、気にしていない。同じ人間同士でさえ国籍が違えば感覚が全然違うのだ。その延長線上で考えればいい。

さて、この話は大学合格が決まり部屋と家具を探していた頃に遡る。

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その日、亡き叔父が遺したボロキャリイに乗って部屋を下見に来ていた。
なんだかんだ言っても幸川も「マイカー県」。クルマがなければ買い物にも行けないのだ。みんなバカにするけど軽トラは乗ると結構楽しいし、軽乗用よりも安い税金も金欠学生には嬉しい。親しい先輩と遊ぶにも、そしてこれから控える引っ越しにも便利だ。何せ車検がまだ1年半近くも残っているので、このまま乗ることにした。オーディオレス(ラジオすらない!!)はきついけど・・・まぁ、エアコンがあるだけ幸せと思うことにしよう。

買ったばかりの安いポータブルナビを頼りに高山市内を彷徨っていると、どこかのデパートか!?というような大型の家具専門店を見つけた。
『家具と生活雑貨のデパート たぬぽん』
建物の立派さに反して、何とも気の抜けた名前だ。
面白そうだと、寄ってみることにした。

そして、店内散策。
どうもここは高級家具が中心のようだ。
カッコいいけど、ウン十万という値段。俺には縁がなさそうだった。
そのベッドコーナーには、妙なキャッチコピーが並んでいた。

「人生の1/3は睡眠時間。眠りを制する者は昼も制する。」
「夏涼しく、冬暖か。睡眠は健康に重要です。」
「快眠のためのテクノロジー。最適な姿勢を保ちます。」

まぁ、こういうのはベッドなら普通だ。だが・・・

「ケアレス航空にも壊せない!!ピアノが落ちても壊れないベッド!!」
・・・モーリスマリーナオーナーズクラブが見たらどう思うやら。
「ブリティッシュベッドは耐荷重2t、セルシオを乗せても大丈夫です。」
・・・んなモンをベッドに乗せる奴がいるとは思えんが。
「やっぱりイナダ!!100人乗ってもだいじょ〜V!!!」
・・・物置か!!! なんか色々アウトなんですけどwwwww

・・・どれもこれもやたらと耐久性をアピールしている。
そもそもそんな代物があり得るのか!?という疑問もあるが、それ以前になぜこんなキャッチコピーを使うかの方が不思議でならなかった。
だってこの3つからして、ベッドにはあり得ないシチュエーションなんだから。
地震の際の逃げ場所かとも思ったが、形状からしてそうとは思えない。

「にしても、寝心地の良さそうなマットレスだよなぁ。」
そう言いながらベッドを見ていると、モノを運んでいるスタッフに突き飛ばされた。
俺自身はベッドに飛び込む形になったのでケガはなかったのだが・・・

「申し訳ありません!! お怪我はありませんか!?」
「俺は大丈夫だけど・・・」

どうやらコーラのペットボトルが、何かの弾みで開いてしまったようだ。
マットレスにはもう隠しようのない茶色い染みができてしまった。
タオルでとりあえず液を吸えるだけ吸い取り、トイレの洗面台で流した。

そして問題の現場に戻ってくると、別の女性スタッフがいた。
耳と尻尾からして、刑部狸だろうか。
高めの身長にすらっとした脚。漆黒のスーツとタイトスカート、そしてぱつぱつのブラウスで強調されたボディラインがあまりにもエロい。
化粧もきつくなく、素材の良さを活かしきっているという感じだった。

「保谷から配送チームに通達です。2階のベッド、商品コード2-1X-007を第2会議室に運んでください。どうぞ。」
「2-1X-007を第2会議室にですね、了解しました。どうぞ。」

うわ、声もエロいよ。

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「このたびは他のスタッフが失礼をしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。」
「俺はケガもなかったし、中のデジカメもビデオカメラも無事だ。スマホ(コーラと共にバッグから飛び出し、思いっきりコーラを浴びた)は防水仕様だから問題ないし。問題は・・・」
「お客様・・・誠に申し上げにくいのですが・・・こちらの商品、お買い上げ頂きます。」
「は?」
「20万円になります。県内配送・設置料は無料でございます。」
「に、20万・・・無理だし!!そもそもこれはお宅のスタッフがぶつかった弾みで!!」
「こちらは耐久性抜群ですから、一生ご使用になれますよ。それに他のお客様からも、よく眠れると評判なんです。お身体のために、ぜひ寝具と椅子はいいモノを。」
「えーと、分割払いは・・・(このベッドがいいモノだというのはわかっていたが、さすがに20万をいきなり出せと言われても無理だ、と言うことである。)」
「うちはいつもニコニコ現金商売のみとなっております♪」
「ふざけるな!!店長とあのスタッフ呼んでこ・・・!!??」

しばらく、言葉を失った。

「はい、私が店長の保谷 惠子(ほたに けいこ)です。」

「・・・まぁ、お客様のご事情は重々承知しております。これから大学生活を送られるご身分ですし・・・何でしたら、救済策をご用意させて頂きますよ。詳しいお話は別のところで。」

彼女に言われるまま、俺は「第2会議室」とあった部屋に通された。
さすがは家具店、会議室の椅子さえも上等なモノであった。

俺はとりあえず持っていたバッグを長デスクに置いて、話の続きを始めた。

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「で、救済策って?」
すると、俺はいきなり保谷店長にハグされた!?
「今ここで、私のお婿さんになることを約束して頂きます♪」
彼女の胸が当たり、女の匂いがする。何とか間合いを取ろうとするが、足まで絡めて来る彼女には勝てなかった。だがそれはそれ、これはこれだ。
「ちょw何でそうなる!?」
「・・・本当に私のことを覚えていませんか、永田 孝司様?」
「え!? 何で俺の名前を!?」
「ほら、この名刺。」

そう言うと、彼女は見覚えのある名刺を出してきた。

「え!?『けいぽん』さん!?」
先日部屋探しの最中に行ったイベントで、凄く好みのレイヤーさんがいた。
さらりと伸びた黒髪ロングで、凛とした表情。丁寧な対応で、それでいてノリがいい。
おまけにコスチュームまで属性ど真ん中だったので、思わずシャッターを切りまくった。保谷店長が、その『けいぽん』さんだったと言うのである。

「あのときの『もくもく』様の対応・・・永田様は誠実な方だとお見受けしました。」
「いやいや、その名前通りいろんな事を煙に巻いてるし。」
「そんなことありませんよ。大体、もしそうなら本名を明かしたりしません。ご自分では気付かれてないんでしょうが、永田様は誠実な方です!! もし4年後就職に困ったら、私が迎え入れます!!」
「そんなむちゃくちゃな」
「もっとも、その前に保谷家に迎え入れさせて頂きますけど♪」

さて、俺は時間を心配していた。
今日も別の不動産屋に行かないといけないのだ。
しかし保谷店長は事情を知っても相変わらず俺を放さない。それどころか売り場から撤去された問題のベッドに押し倒されてしまっている。
「なぜですか?私の家に住めばいいじゃないですか♪お部屋は余ってますよ。」
「さすがにそれは」
「あ、一応ご両親にもお話は通してあります。『たぁ君』さえ良ければとの事ですよ。」

あれ?・・・『たぁ君』?
そんな呼び方、小学校以来だ。
両親も高校時代の友達も、みんな孝司と呼び捨てにしている。
そう言えば、彼女もさっきまで『永田様』と呼んでいた。

嫌な予感がする。

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「全スタッフに通達です。保谷は2時間ほど休憩時間を取ります。その間は間島副店長に一任しますので、宜しくお願いします。どうぞ。」
「間島、了承しました。時間は気にせずゆっくり楽しんでください。」
胸元のインカムで通達を出すと、すぐにそれを取り外した。
そして・・・

「さっそく、二人のベッドを使いましょ♪」
「二人の!?」
「だって私たちはもう夫婦ですから。」
「銀行でもサラ金でも行って20万作ってくれば」
「ダメよ♪たぁ君に借金なんて似合わないわ。借金に苦しむ『もくもく』さんも見たくありません。」
「保谷さんこそ、僕なんか」
「惠子。次からそう呼ばないと口を利きません。」
「ならもう帰るわ。」
「・・・」
・・・とは言ったモノの、彼女は体格がいい(=それなりに重い)ので文化系の俺はその身体をどかせることができなかった。
「惠子さん?」
「・・・」
「さん付けもダメなの!?」
「・・・やっぱり、呼び捨てがいいです。私はあなたの妻なんですから。」
「それを認めてなど」
「誰が何と言おうと、たぁ君はもう私のものです♪」

「本来、当店にとって20万円のためにこんな形で2時間費やすのは割に合いません。クリーニングしてB級品として15万で売ることもできます。ですから、普通はこんなコトしません。でも今回は、請求します。」
「えぇっと・・・」
「たぁ君の一生は、生活保障を条件に私が買い取りました♪」
「断」
「れません。たぁ君は何も恐れることなく、私と暮らしていけばいいんです。」
「あまりに急展開過ぎて・・・!?」

惠子(と言わないとどうなるかわかったものではない・・・)がいきなり唇をつけてきた。

「・・・たぁ君、しよ♪」
「ダメですって!」
「ふふ、もう逃がさない♪」
「ちょっと話聞いてます!?」
「今日は、たぁ君に会えるって聞いたから・・・勝負パンツなんだよ。」
俺はその言葉で、顔中真っ赤になってしまった。
「ね。我慢しないでさ、私を貰って。」
「いい加減に」
「もっとも、勝手に奪っちゃうけど・・・できることなら・・・私が奪うんじゃなくて、たぁ君に奪われたいな。」
実は、俺の分身はかなりヤバかった。
黒髪ロングのお姉様って俺のタイプなんだよぉぉ!!!
何とか脚を使って分身を隠しているが・・・

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そんな最中、彼女がいきなり立ち上がった。
「しょうがないか・・・たぁ君がそこまで言うなら・・・20万、用意してきて。」
「へ?」
「さっき言ってたじゃない。金を払うから勘弁してくれって。」

・・・

確かに言っていた。
だけどあそこまでしておいて、これって・・・

「最後に、一つだけ聞かせてもらえませんか。」
「ん? なぁに?」
「ビジネスって、誠実さだけではなく狡猾さや容赦なさも必要だと思うんです。俺にはそれがないとよく言われてます。そんな奴だと、知っていましたか?」
「確証はないけど、そんな気はしていました。でも、そこは私がカバーすればいいと思っていました。」

「今度は、私から質問。」
「えぇ、どうぞ。」
「私の何が不満だったんですか?」
「不満なんじゃなく、不安なんです。何せ結婚相手にして大丈夫か検証するデータが足りない。経済面では文句なしでも、ちゃんと平和な共同生活が送れるか。」
「そう言えば、ありましたよね。夫のDVDを破壊して捨てたって言う鬼畜女の記事が。」
「だから、いきなり結婚というのには戸惑うんだ。しばらく友達として付き合ってからでないと、答えは出せないんだ。」
「そうなんだ・・・わかっt」

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「きゃああああああっ!!!」
どこからか、女の悲鳴が聞こえてきた。

「店長!!緊急通達です!!ナイフを持った覆面男が1階に!!」
「おぉ、駐車場にいた真っ白い軽トラ寄越せやぁ!!神山ナンバーの!!」
「うちの配送車は茶色いミニキャブだし・・・神山って、もしかして!?」
そう、強盗は俺のキャリイを寄越せといってきているのだ。
家具屋に軽トラということで、どうやら社用車と勘違いしているようである。
「強盗は私が何とかするから、たぁ君は逃げて!!」
そう言うと、惠子は一気に走り出した。

「よぉ、姉ちゃん。あんたが店長か。さっさと寄越すもん寄越せや。」
「あれはお客様のお車です!!私は店長として、大切なお客様とその財産に危害を加えるのは許しません!」
俺の大切なアシとはいえ、あんな本体5万もしないポンコツのために体を張ってくれている惠子。何とかしたいと思った。

「大変だ!店長が危ない!!誰か力自慢を頼む!!!」
「配送班、了解!!アカオニ2名を向かわせる!!」

見た感じ、強盗は一人だ。何かできることはないか。
荷台を見ると、空のガソリン携行缶と吸い出し用のポンプ。
そうだ、これだ!!
「そうだ、配送班は正面玄関に配送車を待機させてくれ!!」

駐車場で、ガソリンを最後の最後まで抜き取る。
配送班もスタンバイさせる。

「よし、正面入り口を開放してくれ!!」

そのまま店内に入り左サイドとフロントを壁ギリギリにつけて停めた。
2WD-4WD切り替えレバーは狙い通りの位置にセットしてある。
「よぉ、物わかりのいい兄ちゃんで良かったぜ。」
「だめ!!強盗の要求に応じちゃダメ!!」
大丈夫、これは作戦だ。俺はその瞬間に向け、然るべき準備を進めていた。

鍵を渡し、強盗が乗り込んだ。エンジンも掛かった。しかし走ることはできない。
実は、コイツには2WD-4WD切り替えレバーにもニュートラルが存在する。
しかし強盗はニュートラルに入っていることに気付いておらず、空ぶかしを続けた。
そしてしばらくすると、エンジンが「止まった」。ガス欠になったのだ。

「今だ!! やれ!!」
その一声で、配送車がリアと右サイドを封鎖した。

「なんだとぉおぉぉぉっ!?」

程なくしてパトカーが到着。
強盗は籠城しようとしたものの、俺がもう一本鍵を持っていたので徒労に終わった。

「よっしゃあああっ!!作戦成功っっっ!!!」

何とか、事態は収束した。

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そして・・・
「惠子!! 大丈夫か!!」
俺は思わず、彼女に抱きついた。
「うん、たぁ君のお陰で。」
彼女も、思いっきり抱きついてきた。

カシャカシャカシャカシャッ。

ん?
何だ、この音?

音の方を振り返ると、一眼レフを持った男の姿が。
もう一人の男はどう見てもプロ用のビデオカメラを構えている。
奴らの腕には「高山新聞」 「高山放送」 「PRESS」 と書かれた腕章があった。
「なぁぁぁぁぁっ!!??」

撮られた。
マスコミに撮られた。

言うまでもなくこの映像は夕方には高山放送のローカルニュースとして放送され、写真も「彼女を救え!! 軽トラ男、愛車を檻に家具店強盗逮捕」という見出しを付けられ翌日の高山新聞の一面を飾ってしまったのであった。

しかもだ。

この場所、実は街のど真ん中。
しかも駅や大型スーパーとペデストリアンデッキで繋がっている。
ということはである。

「そろそろ・・・離してくれないかな。さすがに野次馬が多くなってきた。」
「そんなのどうだっていいから・・・。」
「まずいよ!!みんなカメラ向けてるんだって!!」

・・・

「私、もう決めた!!たぁ君と一生一緒にいる!!」
「バ、バカ!!そんなこと、こんな状況下で大声で言うな!!」

そして・・・
周りから一斉に拍手が。
「カップル成立おめでとーーっ!!!」
「良かったじゃない、けーちゃんなら間違いないから!」
「リア充末永く爆発しやがれ羨ましいぞコンチクショーーッ!!!」
そんなヤジまで飛んできた。

こりゃあ・・・付き合わないとは言えないぞ。
「・・・部屋に、戻ろうか。」
とりあえず放置したままのキャリイを駐車場に戻・・・そうと思ったが、途端にさっきのプレスにマイクを向けられてしまった。
同じくマイクを向けられた惠子はというと・・・
「彼の勇気に感動しちゃいました!!私、叶うなら彼と結ばれたいです!!」
あーあ、言っちゃった。火にガソリンとダイナマイト投げ込むなよ。
結局、騒ぎが収まったのはそれから1時間ほど後であった。

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強盗事件も一段落し、俺達は第2会議室に戻った。

「さて、先程の話ですけど・・・私、人の趣味に口を出すのって、嫌いなんです。もちろん出されるのも。もっとも、一緒にやりすぎそうな気がしますけどねー♪」
「・・・確かに。」
「経済的な心配は絶対にさせません!! 他の雌に浮気する気が起きなくなるくらい愛する自信もあります!! 今の趣味をやめろとも言いません!! ですから・・・」

・・・

「私と、結婚してください!! たぁ君がいないともうダメなんです!!」
「普段はダメダメだけど、それでもいいのなら・・・惠子、俺を貰ってくれ。」
「はいっ!! この保谷惠子、責任を持って永田孝司様を買い取りました!!」
「ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルですよ?」
「もちろんです!! ですから・・・」
「ですから?」
「今からはたぁ君が、私を奪ってくださいね。」
「自信ないけど、やってみるよ。」

そしてベッドに腰掛けた惠子。
「惠子、脚開いてみて。」
少し恥じらいを浮かべながらも、俺の言うとおり脚を広げてくれた。
よく見てみると、パンツもかなり濡れている。
「勝負パンツ用意して、しかもこんなに濡らしてるなんて。俺のこと、本当に欲しかったんだ。嬉しいよ。」
「お願い・・・前戯なんて要らない。たぁ君の太いの、入れて・・・。」
すらっとしていながらも、肉付きのいい惠子の身体。
胸は相当に柔らかく、ボリュームもあった。
先刻のあの感触を思い出して堅くなった俺のモノを、ズボンから解放する。
そして紫色の刺激的な布きれをずらし・・・惠子の「つぼみ」を開いて・・・
狙いを定め、一気に挿入した。

「はあああああっ!!!!」
惠子が思わず大きな声を出した。
「たぁ君の・・・大きいね。」
「そんなに・・・きついの?」
「うぅん、大丈夫。たぁ君が気持ちよくなるように動いて。」
「そ、それが・・・動けない・・・動くとイっちまいそうで・・・。」

しかし、次の言葉には面食らった。
「嬉しい!!たぁ君、私の身体で感じてくれてるんですね!!いっぱい中出しして!!!」
これはまずい!ノープランの中出しは禁忌だろ!!
そう思って一気に腰を離そうとするが・・・
「たぁ君も、たぁ君のせーえきも私のモノです♪」
思いの外強靱な脚に引き寄せられ、惠子の奥深くに挿入させられる。
そして、この1往復が仇となった。
「ううっ!!」

びくっ、びゅくっ・・・

3日間溜め込んだモノを、彼女の奥に放出してしまった。
「ちょっと離して!!掻き出さないと!!」
「やだぁ。せっかくもらったのにぃ。」
「は、孕んだらまずいって!!!」
「心配無用です♪」
「わぷっ!?」
そうすると、いきなり胸に顔を押しつけられた。
「えいっ!」
そしてそのまま回転し、上下が逆転。
「たぁ君には私がいいんです。私以外のメスなんて要らないんです。私の想い、受け止めてください!!」

「あっ!!」
惠子が腰を動かし始めた。
「私、たぁ君が大好きです!!だから、私でたっぷり感じて欲しいんです!!」
ぐちゅっ、ぬちゅっ。
「だから、何度でも好きな時に中出ししてくださいね。」
ずちゃぬちゃぐちゃにちゃっ。
惠子の腰の動きが、早まってきた。
これはまずい。またイカされる。
「まだ・・・迷ってるんですね。でも、もう状況は変わりませんよ。」
そうだ、もう何も構うことはない。
彼女も覚悟を決めたんだ。その思い、たっぷり貰おうじゃないか。
「惠子・・・そろそろイキそうだ。もっと動いて、惠子の中でイカせてくれ。」
その言葉を聞いた瞬間、惠子の顔がこれ以上なく明るくなった。
「はいっ!!まかせてくださいっ!!」
そして全力で腰を振る惠子。
その快楽をひたすら受けることだけを考える俺。
「出すぞっ!!」
「はいっ!!」
その言葉で、惠子が思いっきり腰を落とした。
そして、俺は彼女の中に快楽の証をぶちまけた。

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「さてっと。」
コトを済ませた惠子は、何食わぬ顔でパンツを穿き替えた。
中出しした精液が逆流して、履き替えたばかりのパンツを濡らしているが・・・
「ふふ、こんなにたっぷり出しちゃって♪パンツもたぁ君に染められちゃってる♪」
・・・なんか、むしろ喜んでる感じだった。

「言っておきますけど、この弁償はナシになりませんからね?」
「な!?」
「完済まで1日1割増えていきます。」
「1日1割!?冗談じゃない!!バイトしたって20万返すのに3ヶ月は掛かるぞ!!」
「救済策、適用してますから大丈夫ですよ。」

救済策。
将来惠子と結婚することを約束するというアレだ。

俺は、惠子に一生を縛られた。
一本のコーラが発端でとんでもないことになってしまった。しかも結婚を約束してしまった。今更ながら顔面蒼白になる。

「そんな顔をしないで下さい。私、たぁ君の理想の妻になれるよう頑張りますから・・・。」

俺は苦し紛れにこういった。
「違う、惠子のせいで不動産屋に行けなかったから。」
「あ、それから。学校への住所申請はうちの住所で部下に出させましたので。」
「俺、とんでもなく迷惑かけちゃうかもしれないよ?」
「かけられるものなら、かけてください♪」

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翌月。
結局、申し出通り惠子と同居することとなった。
彼女の家は年季が入っているとは言え田舎の中でもかなり広い部類だった。

しかもだ。
「この部屋、好きに使ってね。」
何と工作室まであった。
そこはとにかく殺風景で、空調に換気扇、エアブラシにミシン、電動ドリル他いろいろと作業用ツールが揃っていた。正直、プラモやコスプレ衣装を作るには何一つ不自由しないレベルだ。

「なんか、ずっとここに籠もってそうな気がする。」
「まぁ、私も結構籠もってるわね。」
案の定、オフの日は二人で工作室に籠もる日も多かった。

そんなある日。
惠子に高校の美術部で作った絵本を見られた。
「たぁ君。来月うちでクリアランスセールやるんだけど、試しに広告作ってみない?」
「な、冗談でしょ!?」
このお店、実は地元TV局ローカルCM枠の常連だ。
当然、それなりのギャラを払ってプロに仕事を出している。
「こんな、ちょっと美術部に所属していただけのド素人につとまるわけがないでしょう。」
「そうかしら。これ、構図結構いいと思うけど。」
「そんなバカな」
「いいからやりなさい。明日からの仕事はそれですよ。」

実は、スタッフ一同CMはともかくチラシには不満に感じていたらしい。
と言うのも、他の家具店との違いがわかりにくいのだ。

そこで、店内を回ることにした。
まず、どんな商品があるのか。あえて仕事は忘れ、客として「これ面白い」と思えるモノを探す。例えその商品が売れなくても、足を運んで小物でも買ってくれればまずは成功だ。

・・・ところが、その図案は「他と同じ」と言われてことごとく却下された。

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「あー、もうやってらんねー。」
この店にはお客様用の休憩スペースがある。
自販機で買ったサイダーをあおりながら、ヤケになってサボりをぶちかましていた。

「他とは違う広告・・・か。」

そこから店内をぼーっと見渡していると、あることに気が付いた。
まず、店内には男がいない。いてもカップルだ。
そして、もう一つ。スタッフは美人の魔物娘が多いのだ。ロリからお姉さん、黒髪ロングも金髪も。これ、写真集にしたらそこそこ人気が出そうなんじゃないかと思うくらいだ。
男性を寄せ付けるならまずはオンナだろうと、一つ思いついたことがある。

「他とは違う広告」を求める惠子。
それなら、いっそのこと惠子が引くくらいの非常識をぶちかましてやろう・・・。

「・・・というわけでだ。スタッフを広告に登場させたらどうだろう。それもセクシーショットで。」

これはさすがに惠子も白旗を揚げるだろう。

・・・と、思っていたのだが。

惠子もその話は面白いと乗ってきた。
候補にあげたスタッフ数人も、広告に出れるのを喜んでいるようだ。

「いや、アレ冗談だから!!大体みんな、セクシーショットを撮るんだぞ!?」
「私って、そんなに魅力的でしょうか?」
「あたしは全然オッケー!!」
「みんなを悩殺しちゃうぞー!!」
「せっかくでしたら綺麗に撮ってくださいね、永田さん。」
・・・俺は暴走機関車、いや核ミサイルのスイッチを押してしまったようだ。

そんなこんなで冗談が現実になってしまった。
でもせっかくやるなら、いいものを作ろう。
提灯おばけとぬれおなごがキッチン用品のアピール。
羽毛布団はイエティが最適かな。
絨毯やクッションは担当のジョロウグモに。
配送に関してもアカオニとアマゾネスに出演願おう。

ポーズ決めに関しても非常識だった・・・
惠子が持ってきたのは、何とエロ本!!!
「みんな、たぁ君が『いきり立って』仕事にならなくなるくらいのエロショットを期待してるわよ!!」

そして俺にもこんな事を言ってきた。
「みんな、たぁ君を悩殺しにかかってくるからね。別に『及んじゃって』も怒らないわよ。」

『けいぽん』さんとであった時のあのコンデジで何枚も写真を撮りまくる。
報告通り、俺も悩殺寸前だった。これが魔物娘の実力か・・・。
もうこの光景、チラシ作りじゃなくてエロ本のグラビア撮影だ。

そしてその翌日はフォトショでぐりぐりと弄り回す。
結局、おおよそ家具店のチラシとは思えない情欲的な絵面が出来上がってしまった。

で、試作完成品をみんなに見せると・・・
「嬉しい・・・」
「なかなかきれいに仕上がってんじゃん」
「これはインパクトあるわねぇ。広告はインパクトが命ですし。」
「みんながうちのお布団で幸せな生活送ってくれると嬉しいなぁ。」
予想に反しなかなか好評。
惠子も満面の笑みでGoサインを出し、実際にこのチラシがばらまかれることになった。

そして広告が入ったその日。
狙い通り、美しいスタッフ達を一目見ようと冷やかしの男性客が増えた。
「よぉ、あのチラシ見たか?」
「・・・あの提灯おばけで3発ヌいたわw」
「お前ほんっとロリコンだなw」
「どうせおっぱい星人のお前はイエティでヌいたんだろw」
「5回w」
硬化・・・じゃなくて効果ありすぎだな。
しかも、男の溜まり場になったことから魔物娘の来店も増えている。店内での逆ナンも日常茶飯事だが、結果結婚したカップルが家具一式お買い求めというケースもザラだ。
今度、『ベッドの上で発情しないでください』なんてPOP作らなきゃいけないのかな。

にしてもこれはチャンスだ。今後は男性向けの商品展開を提案してみよう。
おひとり様の男は、意外と高級家具が好きだったりするようだ。特にピアノブラックやガラスを多用したモノに関心が集まっている。
男のホビー空間。その要求を叶える提案を、今度商品担当と話してみよう。

さて、惠子の指示であのベッドの増販を図るべく使用感を書いた。
文面も惠子の指示なのだが・・・。
「店長のお薦め!!実際に使ってます!!
このベッドは耐荷重3tとなっており、どれだけ荷重をかけてもびくともしません。『お二人で使う』には最適です。またマットレスはプロアスリートも愛用するハイエンドモデルをベースにしており、よく眠れると好評です。欠点はありませんが、強いていうなら彼と『寝過ぎて』しまうことでしょうか。」
「お二人で使う」とか「寝過ぎて」とかって・・・つまり、アレだよなぁ(汗

冒頭で「ピアノ落としても」「セルシオ乗せても」「100人乗っても」壊れないなどと滅茶苦茶な耐久性アピールを不思議に思ったが、それは親魔物領に対する不理解と思わざるを得ない。何せ、
「彼女と『仲良くして』たらいきなり木製のベッドが折れちゃったんですよー。」
と言うお客様に、
「ははは、よくあることですよー。」
と言ってしまうケースが後を絶たないのだ。
今日もディーラー営業マンとアカオニの婦警のカップルがベッドを物色していた。
こんなマジメがスーツを着たようなカップルでも結局は彼女が魔物娘。ベッドには相当の負荷が掛かってるようで・・・
「耐荷重3tですって。」
「うん、このマットレスもなかなかいいね。ちょっと値は張るけど、緋守との時間のためならね。」
・・・その耐荷重が話題になっていた。
つまりは、そういうことなのである。

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さて、今日はスタッフ一同が楽しみにしている日。そう、給料日だ。

「それじゃ、これ今月分の報酬ね。」
「え!?俺も貰えるの!?」
「えぇ。たぁ君の陰でお客も増えてるんだから。」
「それじゃ、これは返済に当てます! 受け取ってください!!」

だけど、惠子は金を受け取ろうとしなかった。
しかも他のスタッフも冷ややかな視線を投げかけてくる。

なぜだ?

「・・・たぁ君は、私と別れたいんですか?」
「へ?」
「私といれば一生返済しなくていいんですよ。それなのに返すって事は・・・」
「違うよ!! 借金があるのが気持ち悪いだけだって!!」

「そんな理由なら、受け取れません。」

「どういう事!?」

布団担当のイエティが、俺に耳打ちをした。
「店長は、永田くんにずっとそばにいて欲しいんだよー。永田くんが来ない日は明らかにテンション低いんだもん。間違いないよー。」

「そう言うことだな!! 毎日思いっきりズッコンバッコンしろよ!!」
「その借金、ただの借金じゃないんです。永田様を繋ぎ止める、大切な絆なんですよ。」
「孝司くんはもう店長に身を売ったんから、どうやって『楽しむ』かを考えた方が得策だよ。」
他のスタッフも、口々に意見する。

「私を、もう一人にしないで下さい・・・。」
「大丈夫、俺は惠子に心を奪われてるんだ。借金なんか関係ない。俺も惠子といたいんだ。それに、みんなも惠子のことを慕ってるじゃないか。」
「たぁ君!! 本当に、あの20万は返さなくてもいいんです!! むしろ返さないでください!! だって、だって・・・この借金がある限り、たぁ君は私からは逃げられないですよね!! 一生一緒にいてくれますよね!!」

・・・

でも、あれから何度も考えたが惠子の未来のためには俺と別れるべきだ。
その意図を持って、嫌われようとおもむろに胸を触った。
ビンタの1発や2発、仕方がない。

・・・のだが、俺は惠子も他のスタッフも魔物娘だと言うことをすっかり忘れていた。

「たぁ君ったら。溜まっているなら、言ってくれればいいのに。」
「違う!!俺は惠子の未来のために嫌われようと」
「嫌う? 私がたぁ君を? そんなのあり得ませんよー。まして、たぁ君からアプローチしてくれたんですから♪」

「それでは店長、永田くん。私たちはこれで失礼しまーす。」
そう言うと、場を察した他のスタッフは部屋から出ていった。

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部屋には、二人きり。そうなった途端、惠子は顔を両手で押さえ唇をつけてきた。
それも舌を入れるディープキス。

その激しさに、ついに自分まで興奮してきた。

「ふふ、深く考えないで。」
「なんか・・・頭がぼーっとしてきた・・・」

惠子は完全に火がついている。これは避けようがない。
それならと、今度は肉欲に任せてその胸を揉む。
「あん・・・たぁ君の触り方、何かやらしぃ・・・」
口ではそう言いながらも、明らかに「もっとしてぇ♪」と言う表情を浮かべる惠子。

「嫌でしょ?」
「うぅん、全然。たぁ君が私としたいと思ってくれるの、嬉しいわ。」
「あんまり、下手なこと言わない方がいいよ? 俺、空気読めないから。」
「ちょうどいいです。うちでは曖昧な表現は悪ですから。」

夢中になって惠子の乳を楽しむ俺。
服の上からでもわかるくらい、乳首が立ってきている。
「私、我慢できなくなっちゃった・・・」
そう言って、ブラウスのボタンを外していく惠子。
透けないので問題ないからと、何とノーブラだった。
俺の主砲も、痛いくらいに自己主張している。

この時点で、俺の理性は崩壊していた。
スカートをめくり、パンツの下に手を滑り込ませる。
「んっ・・・あっ・・・ふあっ!!!」
もう既にそこは洪水だった。
「ハメてぇ♪いっぱいずぼずぼしてぇ♪」
幾ら何でも、いちいちストレートだなおい。

「それじゃ、デスクに手を突いて。」
「今日はバックからなんだ♪だいぶケダモノになってきたわね♪」
「惠子の身体が、エロいからさ。」
実際、突き出された尻は・・・かなりエロかった。
「たぁ君が私の身体で興奮してくれてる・・・♪」

「それじゃ、挿れるよ。」
そう言うと、俺の分身を惠子の秘肉にあてがう。
ずにゅっと入るこの感触、これがまたたまらない。
あまりに気持ちよくて、いきなり腰を激しく振ってしまう。
それが絶頂までを短くしてしまうなんて事は、頭の中では重々承知だ。
だけど、この快楽には勝てない。
「あん♪激しい♪もっとケダモノみたいにしてぇ♪」
「ダメだっ・・・腰が・・・止まらない・・・」
「いいのよ♪もっと快楽を貪って♪」

そして、限界が近づいてきた。
俺は無意識のうちに腰の動きを早め、絶頂を求める。
「たぁ君♪もう出そうなんだね♪いいよ、いっぱい出して♪」
俺は思わず、惠子の唇をふさいだ。今度は俺から、舌を絡める。
そして・・・

「んふぅーーーっ!!!」

・・・そのまま、二人でイッた。

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「だいぶ保つようになったわね。」
「いやはや、恥ずかしい。」
「初めてなんか、ひと擦りで中出ししちゃったもんねぇ。」
「・・・言わないでよ。」
「恥ずかしがらないで。初めてでイカされたら、正直ショックよ。ましてイッてくれなかったら、どうしようかと思ったわ。」
「そんなこと言っても」
「魔物娘は男をイかせてナンボ。だから、たぁ君が気持ちよければいいのよ。それに・・・イった時の気持ちよさそうな顔見てると、嬉しくなるの♪」
「嬉しいけど、何か恥ずかしいです。」
「人間界のプライドなんて、私たちには通用しないわ。そんなことを考えるくらいなら、一回でも多く中でイきなさい♪」
「面目ない・・・。」

「ところで私たちにとって一番の侮蔑行為って、何だと思う?」
「え?何だろう・・・」
「自分で処理する事。たぁ君は優しいから無理強いできないってしちゃいそうだけど、私たちから言わせれば「お前とはしたくない」って取られかねない行為よ。」
「なるほど、そう言う解釈なんだ・・・」
「だから、したくなったら遠慮なく言いなさい♪私だってしたくてしたくてたまらないんだから、その申し出は大歓迎♪早いことを気にしてしちゃう人もいるみたいだけど、私はそっちの方が嬉しいな♪」
「早いほうが・・・!?」
「飽きられたくないの。それこそ死ぬまで、毎日シたい。」
「・・・それこそ、『処理』のためにする日だって出て来ちゃうよ?」
「全然平気よ♪魔物娘の夫になるなら、セックスレスは禁忌だって事を忘れないでね。」

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コトの後、惠子がこう言った。

「たぁ君は将来、きっと成功するわ。いいえ、絶対成功させる。
生粋の商人刑部狸、それもあなたの妻が言うんだから安心しなさい♪」
「だけど俺、その・・・接客なんてダメですよ!!」
「えぇ、それは同意するわ。でも、デザインのセンスはある。常識にとらわれないセンスが。各個人の特性を見極め、適所に配置すること。それもトップの責任よ。」

俺はこの時、自分の将来が決まっていたことに気付いていなかった。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

4年後。
実は、俺は就職活動を惠子に禁止されていた。
その代わり、本気で趣味の創作活動に取り組むことを求められていた。
軍資金は出すからと何度即売会にサークル参加させられたことか。
(勝手に申し込みがされていて、帰ると参加申し込みを受理されたという封筒があったと言うこともしばしば。)
もちろんそれはそれで嬉しいのだが、軍資金を出してくれる意図が理解できなかった。

その理由は大学最後の正月を過ぎた時にわかることとなる。
惠子はあの時点から、俺を広告担当として雇う気でいたのだ。
デザイン系の専門学校を出ているわけでもないんだからそんなのは無茶だと断ったが、惠子は強引に俺を引き入れた。

「デザインの『常識』を叩き込まれたプロに用はないわ。私がうちの広告に欲しいのは、『非常識』なんだから。それも肉欲にまみれた経歴が生み出す絵面が。」
「いやいやいやいや、アレはマグレでしょ。」
「極端な話、商品の説明なんてどうでもいいのよ。そんなの、来てくれたら他の子達がどうにでもしてくれるから。それより、店に足を運ばせるインパクトが欲しいのよ。」

あのとき冗談半分に提案した肉欲にまみれた広告が大当たりしたお陰で、この店の広告はだいぶ変わってしまった。
しかも惠子は常識なんてモノを気にしないので、儲かればいいと思っている。
そこに来てこの非常識野郎である。
今ではネットの掲示板で「高山市の家具店のチラシがヤバ過ぎる」と話題になる始末。
そのことを言っても、店長に止めるつもりがないのである。
相変わらず店内はスタッフ見たさの野郎共とそれを狙う魔物娘でごった返している。

さて、そろそろ開店の時間だ。
うちでは裏方のスタッフまで全員が、開店直後は正面入り口でお客様を出迎えることになっている。もちろん惠子もだし、俺も出る。

「さぁ、本日もお客様を心よりお出迎えいたしましょう!」
「はいっ!!」

10:00AM。
自動ドアが開き、お客様が入ってくる。

「おはようございます!! 家具と生活雑貨のデパート たぬぽんへようこそいらっしゃいました!! どうぞごゆっくりお過ごし下さいませ!!」
13/07/28 09:43更新 / ぜろトラ!

■作者メッセージ
今回、試験的に過去策とのリンクを狙ってみました。
まぁ、もっとも「同じ街に住む別々のカップルと鉢合わせ」って感じですけど。

しかし・・・今回は何とWordのページ数が22ページにもなってしまいました。
何だかクソ長くなっちゃったなぁ。
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<脚注>
孝司の車両をキャリイに指定した理由:
著者自身がDD51T型に乗っていた時の記憶を頼りに、特に強盗撃退シーンでの矛盾点をなくす目的があります。ご了承下さい。

実はこれに関連して、例の強盗撃退シーンは最初「パワースライドで強盗を撥ね飛ばす→配送班が縛り上げる」だったんですが・・・記憶が曖昧な部分があって移動牢獄作戦に変更したという顛末があったりしますw

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