連載小説
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お姉さんが教えてアゲル♪
 大量の白濁液を浴びたエレオノーラ姉妹は、今までにない恍惚の表情を浮かべていた。
 口の周りに付着したのを、舌でぺろりと舐めとり、頬や額に付着しているのも指で掬い取って口に運んで…………くちゃくちゃと噛みしめて味わった。

「はぁ……はぁ♥ フリッツ君の精液……素敵ぃ♥ 匂いも、味も……んっ、噛めちゃうくらいの濃さも♥」
「精子初めて直接見て……ふふっ、飲んじゃった♥ 一番絞り最高♥」

 だが、性知識に疎いフリッツはいまだに自分の身体に何が起きたのか理解できなかった。

「あ……くぅ♥ な……なにこれ? いったい僕の身体から、何が………?」
「ふふふ、フリッツ君のオチ〇チンから出たのはぁ……せーえき♥ ザーメンだよ♥」
「精子っていう『赤ちゃんの素』がたーっぷりはいっててぇ♥ これが女の人の身体に入ると、赤ちゃんできちゃうんだよ」
「赤ちゃんが!?」

 ようやく自分の出したものの正体と、その重大な効果にフリッツは愕然とした。その表情があまりにもおかしくて、セシリアとマノンは思わずくすっと笑ってしまう。

「あらあら、そんなに慌てなくても大丈夫♪ 精液が体にかかったり、飲んだだけじゃ、赤ちゃんはできないから」
「っていうか……私たち人魚は赤ちゃんができにくいのも悩みなんだけどね。だから、フリッツ君は遠慮なく、私たちにドピュドピュしていいんだよ♪」
「オチ〇チンから精液をピュッピュするのって、射精っていうんだけど…………射精する時って、とっても気持ちよかったでしょ♥」
「う……うん。なんだか、体が丸ごとどこかに跳んでっちゃうような……」

 フリッツは素直に、初めての射精がとても気持ちよかったことを告白した。
 色々と訳が分からないうちに達してしまったが、今まで感じたことのない快感だったことだけは確かだった。

「フリッツ君は素直な言い子だねっ♪ じゃ〜あ〜、射精する時も、素直にイクって言えるようになろっか♥」
「い、いくって?」
「最高に気持ちよくなって……オチ〇チンがまんできなくなるときは、イクっ♥ っていうのが大人の流儀なのよ♥」

 もちろんそんな流儀は嘘だが、フリッツの性知識が白紙状態なのをいいことに、セシリアとマノンは彼を自分好みの性知識に染め上げるつもりのようだ。

「それじゃあ、実際にやってみよっか♥」
「ほーらフリッツ君♥ 君がずっと見てた、お姉さんたちのおっぱいだよ〜♥」
「わ……わわわ……」

 二人は上着をはだけさせてその大きな胸をすべて晒し、今までギリギリ見えなかった乳首をフリッツの目の前で披露した。
 まんまるふっくらとして柔らかそうな乳房の先端に、フリッツの屹立と同じ桜色の突起がピンと尖っていた。
 服の下から盛り上がっているのを見ただけでも釘付けになっていたというのに、実物を見るとそれだけで興奮が際限なく昂るのを感じた。

「遠慮しないで好きなだけ揉んでね♥ んっ……怖がらないでいいよ、お姉さんたちも気持ちよくなれるから♥ もっと強く揉んで♥」
「お姉さん二人のおっきいおっぱい、同時にモミモミできるなんて、幸せでしょ♥ あんっ♥ あっ♥ そうそう、それ気持ちいっ♥」

 二人はフリッツの両手を取って、片手ずつ自分たちの乳房にやや強引に押し当て、揉みしだいてほしいとせがんだ。
 フリッツは恐る恐る揉み始め、慣れてくるにしたがって、動きを少しずつ大胆にしていった。
 彼女たちの胸はマシュマロのように柔らかく、ゴムまりのように弾力があって、本能的にどんどんも見たくなってくる。セシリアとマノンも、フリッツに弄られるたびに気持ちよさそうに喘ぎ、特に乳首を指でなぞられると、それだけで体をびくびくさせて喜んだ。

「ね、触るだけでも気持ちいいでしょ♥ フリッツ君、お姉ちゃんたちのおっぱい、大好きだよね?」
「うん……好き♥」
「ふふっ、正直でよろしい♥ じゃあ、そんな大好きなおっぱいでオチ〇チン触ったら、どうなっちゃうかな〜♥」
「お……おっぱいで……?」

 セシリアの言葉に、フリッツはごくりとつばを飲み込んだ。

 フリッツが二人の胸からいったん手を離すと、姉妹は左右からフリッツの肉棒に胸を寄せた。
 合計4つの巨大な膨らみが、フリッツの男性器を強く圧迫し、そのほとんどを覆いつくしてしまった。ただ、フリッツの剛直の大きさも相当なもので、二人の作った胸の谷間から、桃色の先端がわずかに顔を出している。

「ふあぁ♥ な……なにこれぇ、すごいぃ♥」
「どーぉ? 気持ちいでしょ〜♥ パイズリっていうんだよ♥」
「おっぱいは揉むだけじゃなくて、こんな使い方もあるの♥」
「んふっ、やっぱりフリッツ君のオチ〇チン、熱くて硬い……♥ おっぱいに直接ビクビクが伝わってくるぅ♥」
「唾もたらしてとろとろにしちゃお♥ あ〜〜〜んっ♥」
「ひあぁっ!? あっ♥ また熱くなって……」

 マノンの魔力がたっぷり含まれた唾液がローションのように降りかかると、フリッツの屹立は制御もままならないほど熱くなり、四つの膨らみを押しのけるように膨張しだした。
 押さえつけられるようだった圧迫感も、滑りがよくなってよりヌルヌル動くようになり、カリや亀頭といった部分が容赦なく扱かれる。
 これにはフリッツもたまらず、自然に腰がのけぞってしまう。

「ま、まって! また出るっ! 出ちゃうよっ!」
「そ・の・ま・え・に♥ 精子ビューってするとき、なんて言うんだっけ?」
「恥ずかしがらないでちゃんと言わないと、出させてあげないゾ♥」
「あ、あぅ…………い……いく、イっちゃうっ♥」

 フリッツから「イク」という言葉を引き出した二人は、待ってましたとばかりに胸をぎゅっと締め付け、勢いよくタップンと打ち下ろした。

 ビュルルルルルルルゥゥゥゥッ! ビュッビュッ!

 胸と胸の谷間に埋まった剛直の先端から、本日二度目の射精が行われ、セシリアとマノンの顔や胸を白濁に染め上げてゆく。

「あっ♥ やぁん♥ 二回目なのにこんなにっ♥ んぷっ♥ 匂い凄すぎて、私もイっちゃうぅっ♥」
「はひゅっ♥ ザーメンシャワーすごいっ♥ んぐっ、はっ♥」

 きれいな桃色の髪の毛の大部分は精液でギトギトになり、白い肌も隙間がないほどドロドロになった二人。
 全体にまんべんなくかかった濃厚な子種は、甘い臭いを放ち、湯気までたっているかのようだ。
 だが、それで姉妹の美しさが大きく損なわれるどころか……フリッツには今まで以上に美しく、妖艶な姿に見えた。

「はぁっ♥ はぁっ♥ 呼吸する度に、フリッツ君の香りと味が……♥ 子宮の疼きが止まらないよぉ♥ えっちすぎるフリッツ君がいけないんだよ♥」
「前が……せーえきでよく見えない♥ でも、おっぱいの中で、フリッツ君がまだまだ元気にビクビクしてるの、よくわかるわ♥」

 体中の水分が出てしまったのではないかという量を出したにもかかわらず、フリッツの屹立は元に戻るどころか、さらに逞しく膨れ上がっていた。
 絶頂の衝撃で頭がぼーっとするフリッツも、まだまだ出したりない気分で、いったいどれだけ気持ちいことをすれば収まるのか、見当がつかない。このままでは、休憩を終えて観光巡りをする時間が無くなってしまう。

「ごめんなさい……お姉さん。僕、まだ……収まらなくて…………」
「謝らなくていいのよ♥ それだけお姉さんたちのこと、好きって思ってくれてるんだから、すごくうれしいの……♥」
「でも確かに、このままだと夜になっても終わらないかもね♥ ふふっ、どうする?」

 この後フリッツは、生まれて初めての重大な決断を迫られることになる。
20/05/14 16:14更新 / ヘルミナ
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