読切小説
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反転
「 なぁ、スケベしようぜ。 」
清楚、と呼ぶべき綺麗な顔を淫蕩に歪ませてマコトが言う。
休日の昼間っから俺は裸のまま万年床になっている布団の上でゴロゴロとPCをいじっていた。
寝転がっていた俺をころりと仰向けに転がして俺のビール腹に優しく馬乗りしてきたのだ。
すでに40歳を過ぎた俺とは違う、高校生くらいの若く白い肌。艶のある黒髪。
容姿も整っていて街に出たら何かしらのスカウトに誘われるだろう。それほどの美人だ。
更には若さには見合わぬ非常に性的な肉付き。太ってはない程度に柔らかい身体を備えている。
足や腕もスラリと伸びていながら女性的な肉感を備えていて尻や胸も大きい。
いや大きいどころか巨乳の域だ。グラビアアイドルでもそう見ない大きさである。
マコトの胸は張りや瑞々しさ、柔らかさのバランスが絶妙で何度触っても飽きることが無い。
俺はマコト以外の女の身体に触ったことは無いが普通の女では味わえないだろうと思っている。
だらだらと過ごしていた為に裸の俺と違い、マコトはまだ服を着たままだ。
全体的に明るく、柔らかい印象を与える服。キャミソールとスカート、ニーハイソックス。
普通ならばそこらに出歩いている休日の女子高生という出で立ちではある。
しかしマコトはその服全てに性的魅力を重ねた印象を俺に与えてきた。
胸元が少し空いたキャミソールから胸の谷間が見え、性的興奮を煽る。
ブラジャーはしておらず、ゆっさゆっさと揺れる巨乳は俺をただひたすらに誘惑する。
スカートはかなり短めですこし風が吹けばパンツがすぐ見えてしまう高さを維持している。
パンツは清純で上品、しかしマコトが履いている姿は淫乱そのもので性的興奮を刺激する。
服を着ているだけでエロいのではない。エロい女が服をエロくさせているのである。
もはや俺とマコトの間において服は全部セックスの興奮を高めるためのオプションに過ぎない。
マコトはニーハイソックスとスカートの間にあるふとももを俺の脚にすりあわせてくる。
俺の上に覆いかぶさってきたマコトの黒髪が俺の頬に触れて誘う。元より拒むつもりは全く無い。

「 ったく、ヤることしか考えてないのかよ。どうして欲しいんだ。 」
太く、脂ぎった指でその髪を撫でる。淫蕩に、また嬉しそうにマコトは笑う。

「 ヤルことしか考えてないって当然だろ。女になってからもうソレ以外考えねぇよ。
  とりあえず服来たままヤろうぜ。ぐちゃぐちゃにしていいからさ。 」
馬乗りになっているマコトのパンツはすでに濡れて居るのが分かった。
とりあえず俺は右手をマコトのスカートに忍ばせ左手で服の上から胸を揉みしだいた。

「 …ンッ。解ってると思うけど、即居れてもイイからな。好きに弄ってくれよ。
  アン。 でもあんまり焦らせんなよ。 早く腹をお前の精子でタプタプにしたいからさ。 」
マコトの言葉遣いは相変わらず荒い。明らかに容姿や雰囲気にはあわない男の言葉である。
それもそのはず。マコトは元男なのだ。アルプという魔物娘の種族らしい。
マコトは元は俺と同い年のおっさんであり、俺とマコトはよくエロ話をするような仲間だった。
両者共に一度たりとも女が出来たことは無く、すでに歳は40を過ぎてしまった。
理由は簡単。女に好かれる風貌をしていないこともあるが、俺達は変態だったのである。
しかし俺達は非常に理性的な"紳士"であった。いや、余りにも高潔な童貞であったのである。
変態ではあったが極めて道徳的であり自身の性的嗜好を女性にぶつける事が出来なかった。
興味はあったし、ベストオブおっさんというべきこの風貌ですら寄ってくる女性は居た。
だが、俺達の要求には耐えられないだろう。ということは誰よりも自分自身が知っていたのだ。
しかし、マコトが旅先で強力な力を持った淫魔に襲われ、アルプと変身してしまった。
変わったのは身体だけではなく心もだった。マコトの性的嗜好も一緒に反転してしまったのだ。
今まで男として女を犯す事しか考えてなかった奴が、逆に犯される事しか考えれなくなった。
男として女にヤって見たいことが、女として男にヤられてみたいことになった。
女に変わってその事実に気づいた。そう、自分自身が変態性欲の最大の理解者になったのだ。
容姿もマコト自身の性欲に基づいた姿に変貌してしまったが、マコトはすぐに俺の元に現れた。
そう、自身の性癖を最も理解している俺の元に。

マコトは俺とただひたすらセックスしたいと言ってきた。俺のパートナーになると提案したのだ
初めは驚いたが、すぐにそれを受け入れた。予め云っておくが俺はホモではない。興味はない。
受け入れることが出来たのはやはり相手がマコトだったからだ。
俺達は親友で最高の理解者だった。その理解者の提案を断る理由は存在しなかったのである。
その後、すぐに二人で暮らし始め、何度も何度もヤりまくった。
一度たりとも避妊はしたことが無い。必要性を感じなかった。出せる時は全て膣内に射精した。
俺はマコトで性欲を発散して、マコトは俺で性欲を発散した。ありとあらゆる事を試した。
マコトが女に変化して一年は立っていないが、シた回数が3桁を超えた時点で数えるのはやめた。



「 ほれ、さっさと胸出せよ。 」
スカートの中に手を居れパンツ越しに尻を撫で回し揉みしだきながらマコトに命令する。
相手が女性だったらこんな荒い言葉は使わないのだが、相手はマコトである。
しかもお互い、女性を乱暴に扱いたいという欲望の元行動しているので全く問題が無い。

「 ちょっと待てよ・・・ ほら。 ンッ。 」
キャミソールを胸まで上げ、マコトの胸がぷるん、と最高の弾力で俺を持て成した。
胸を乱暴に掴み上げ綺麗なピンク色をした乳首を口に含みチューチューと吸いだす。
女子高生くらいの女の胸をちゅーちゅーと赤ん坊のように吸うおっさんの図は実に背徳的だ。

マコトは自分がおっさんの言いなりにされてるというその絵に興奮するという。
犯されている自分を客観視して、それを自分でオカズにしているのだ。
よくビデオ撮影も行い、俺が居ない時にそれをオカズにしてオナニー三昧を良くする。
また、そのオナニーも自分で撮影してそれを上映しながら俺に犯されるのも愉しいとよく言う。
マコト曰くオナニーとセックスは別腹。でもビデオ見ながら繰り返す無限ループは最高。らしい。
俺達は少々演技を加え、オナニーを盗撮したおじさんが脅迫調教する。というプレイで犯す。
清楚で大人しい顔立ちのマコトが徐々に快楽に堕ちる姿を見ながらするのは全く飽きが来ない。
そうだな明日にでも女子高生レイプ調教モノの新作を作ろう。と決心した。

マコトのおっぱいから甘い甘い母乳が出てきた。じっくりねっとりとそれを味わう。
それは汗と混じり、甘く、濃く、少ししょっぱい。何度味わっても飽きない極上のミルクだ。
本来なら妊娠していないマコトから母乳などは出ない。
俺達はひたすら変態セックスを楽しみたいが為に滋養に優れる魔界の食物を頻繁に食べている。
魔界の食物は魔物の魔力をたっぷりと含んでおり、食べるだけでどんどん魔物化が進んでいく。
お互いベストな食材を選び、性的欲求を発散するのに非常に都合の良い体質に変化させたのだ。

マコトはちゅーちゅーと母乳を吸われ、俺にパンツと尻を撫でられながら俺の一物を触った。
完全に勃起した俺の一物はマコトで性欲処理するためだけのシロモノに変化していた。
インキュバスという種族に変化している俺は何度でも出せる圧倒的精力を手に入れていた。
だからマコトの中に入れる前に出してもマコトの腹から溢れ出る程の量は出る。
入れる前に出してしまっても何ら問題はなく、手コキでマコトが汚れるのを楽しむ方針だ。
代わりに俺の右手はパンツの真ん中、マコトの女性器のところを擦り始める。

「 ァン、ハァ…  」
とマコトは更に甘い吐息を出しパンツを愛液で汚していく。いや、既にだいぶ濡れているのだが。
女性器を直接触らずパンツの感触を味わいながら擦り上げるのは独特の興奮を感じられる。
マコトが言うには快楽弱めなんだけど、パンツ汚してく感じがものすごいスケベで好き。との事。
女性器を好き勝手に弄るという性的興奮とパンツに対する興味や欲求を混ぜた快楽を覚える。
やはり俺とマコトにとってはパンツというのはドスケベセックスを楽しむ専用の道具なのだ。
マコトは俺の手つきで快楽に震え、その瞳はとろんとしてきた。更に発情が進んでいる。
しかし一物を握る手は一切緩まず、むしろ激しさを増していった。
マコトは繊細な手つきで、女性的な柔らかい手を使い最高の強さで俺の一物を握り擦る。
男の快楽を経験しているマコトの手つきは普通の魔物娘では出来ないだろう快感を与えてくれる。
そう、他の魔物娘には絶対にできないだろう手つき。なにせ長い間自分のモノを掴んでいた手だ。
変態の自分のモノを擦っていた熟練者の手つきと美少女魔物娘の本能からくる手つき。
それが融合した俺の一物専用のどすけべおてて。すぐに限界は訪れた。もう我慢の限界だ。

「 うぁ・・・ 出す。   どこに出して欲しい・・・? 」
「 え   ああ 出す?    あー。 」
女性器を擦られおっぱいを吸われ続けてマコトは完全にトリップしており頭が思考停止していた。
髪の毛をくるくると巻いてその中で大量に出してやろうかな。シャンプーみたいにしてやろう。
と、でも思ったが行動に移す前にマコトの本能と性欲が行動した。多分無意識だ。

「 あー  ん。 」
マコトは少し位置を変え、手コキをやめ俺の一物を咥えたのだ。
暖かく、ぬるっとした口内の感触を一物全体で受け取る。更に一気に舌を絡ませ刺激してきた。
ばちゅばちゅ、と大きく音を出しながら口、舌、喉、頭全体を使って動かし一物全体を扱く。

「 っ 出すぞ! 」
当然とばかりに俺はマコトの頭を掴み、口の奥深く。喉の当たりでびゅーびゅーと射精した。
マコトはそのまま腰に抱きつき、恍惚とし蕩けた目をしながらそれを全部味わっていた。
長い射精。まだ勢いは止まらない。マコトはそれを全て受け止めていた。
俺はもう数分の時が流れたように感じた。実際はもっと短い。
少し落ち着いてきた頃に押さえつけている手が緩んだのかマコトが俺の一物を喉から引き離した。
そして先端がマコトの口の中あたりで射精を続け、口内で暴れまわった。

「 くぁ・・・  ッモチィー 」
気持ちよすぎて俺の言葉も完全に崩れている。
射精が終わるギリギリになった時マコトは俺の一物を吸いだし、一物から吐き出すだけ出した。
マコトはちゅるぽん、と音を立てて俺の一物から口を離した。そしてそれを俺に見せてきたのだ。

「 ん。 」
口を開け、白濁液でいっぱいになっている自分を見せつけた。
口から溢れだしているものを手で受け止めているそれはフェラチオ重視のAVのような絵だった。
俺はすかさず布団の近くに置いてあった携帯のカメラで写真を撮った。
ぱしゃぱしゃ。と撮ったのを確認した後、白濁液を飲み込み、自分の手についた精液を舐めた。

「 いやぁエロかったろ。 今度もっとエロい写真取ろうぜ。
  そうだなァ、首輪付けて皿に精液入れてそれを手使わずに犬みたいに舐める、とかどう?」
次のプレイの変態的な提案である。考慮しておこう。

「 その時はマコトわんちゃんのオマンコにお情けくださいねご主人様。 わんわん。 」

少し休憩。
マコトは置いてあったスポーツドリンクで口を濯いで飲み込んで手はウェットティッシュで拭く。
よくエロゲーとかでフェラの後そのままキスとかするとかあるけどアレはどうかと思う。
自分の精液でヨゴレている口とかに抵抗感無いのかな。奴らは勇者か。俺はちょっと遠慮したい。
閑話休題。

「 やべえマジで我慢できねぇ・・・ パンツ脱いでいい? 片足に掛けておくからさ。」
マコトは完全に発情しきったハートが浮かんだ目で俺を見ている。
だが本能より性欲が勝っている。パンツが何処にあるかというのは重要な問題だ。
そこらへんに無造作に脱ぎ捨ててあるのも生々しくセックスをしている感じが出る。
パンツをズラして挿入するのも捨てがたい。非常に視覚的に性欲を刺激する。
パンツを切るという発想もある。だがこれはパンツを使い捨てにする諸刃の剣だ。
今日は片足にかけておくという選択を取った。
脱ぎかけという状態であるがセックスの邪魔をしない最高の位置だと個人的には思っている。
スカートの丈そのものは短いが、本能か何かがチラリズムの真髄を理解しているのだろう。
絶妙にマコトの女性器は見えない。しかしパンツから濡れた愛液がぬるりと光っていた。
非常にこれだけで興奮する姿だが、すぐにマコトは俺を誘ってきた。
スカートの両脇を掴み、少し足を開き女性器がくっきりと見えるように持ち上げたのだ。
男が妄想で思い浮かべるような綺麗な割れ目と、男が妄想で思い浮かべるようなスケベな穴。
性癖上、女性器に毛は一本も生えていない。割れ目から愛液が溢れ、太ももまで濡らしている。
いつもの男口調から声色を変え綺麗で淫蕩な声で俺を誘うように淫乱な言葉を紡いだ。

「 マコトは、マコトはぁもう我慢できません。ドスケベ種付けセックスしてくださぁい。 」

と股の間からぽたぽたと愛液を垂らし、口からは甘い吐息混じりにそう宣言した。
マコトが演技をしたため俺も演技で返す。

「 なんだマコトちゃん。種付けおじさんに孕まして欲しいのかな? 」
「 はい、おじさんに一杯中出しされて私の子宮をせーえきで満たして欲しいんです。
  おじさんの恋人になります。セフレになります。愛人になります。肉便器になります。
  だから私のオマンコをおじさんの硬くて太いおちんぽでオナホのように扱ってください。
  エッチでスケベでヘンタイなマコトのオマンコを思う存分レイプしてください。 
  おじさんの子供欲しいよぅ・・・だからマコトを、孕ませて? 」
万年床の布団に寝転がり、マコトは自分のふとももをつかみ、両手で股を自ら開いた。

「 まったくマコトちゃんは淫乱だねぇ。じゃあおじさんのおちんぽいれてあげようね。 」
わざとねっとりとした口調を用い、マコトの被虐心を刺激する。恍惚とした表情を浮かべている。
足を広げて俺を待つマコトの膝を持ち覆いかぶさって女性器に一物を押し当てる。
押し当てるだけでマコトはビクンと反応した。まったく相変わらず感度の良い身体だ。
そのままくちゃくちゃと一物全体を愛液で濡らすために擦り付ける。
マコトの息が荒くなってきた。さっきから身体が小刻みにぞくぞくと震えている。

「 じらさないで、はやく!はやくいれて! 」
完全にメスの表情になったマコトが催促してきた。涙目ですらある。
マコトの脹脛を掴み持ち上げ完全に開脚させ、そのまま一気に根本まで挿入した。

「 ッ  あああああああ! 」
強烈な快感、ぎゅっと俺の一物に絡みつき、足がピンと立っている。イッたな。
入るときは全く抵抗感が無くしかし俺の一物に快感だけしか感じないねっとりとした締め付け。
マコト以外の女を俺は知らないがこれ以上の名器は存在しない、と間違いなく実感できる。
なにせこの身体を抱いてからまともにオナニーでイケなくなったのだ。
ハメればハメるほどエロくなり、俺に快楽を与えることだけの機能しか無い俺専用の肉便器。
オナニーの代わりにマコトを使い、膣で擦り上げ、たっぷりと中出しする。
最近はエロゲーの抜きシーンを見ながら射精するオナホールのような扱いすらしている。
マコトの快感が収まるのを待たずに俺はそのまま動き始める。肉便器に遠慮する必要はない。

「 あっ、まっ、今イッてる!やぁ! 」
まるでやめて、と言わんばかりの口調だが、口元は押し寄せる快楽に緩んでいる。
脂ぎったこの身体を全部使ってマコトを犯す。一物を抜き、体重を掛けてまた根本まで入れる。
マコトは俺の一物に快感を与えることしかしない、出来てない。イキっぱなしだったからだ。
ぱんぱんぱちゅんぱちゅん、マコトの愛液で滑らかに滑る音と肉がぶつかる音が部屋に響く。
俺はマコトの尻と布団の間に手を入れ尻を掴みあげ固定した。マコトは俺の首に手を回している。
これでマコトは襲い来る快感から逃げることは出来ない。まぁ逃げるつもりは一切無いだろうが。
俺が腰を振り固定されたマコトの膣を擦る、一物を受け入れるだけの便器に完全に変貌したのだ。
今、マコトの女としての、いや魔物娘としての機能全てがオマンコに集中しているはずだ。

マコトは良く云っていた。
魔物娘が一番願う欲望は子供を孕むことらしい。だが今この穴の機能は俺を楽しませるものだ。
だからマコトは身体の一部、女性器の所有権を俺に渡した。
魔法的な契約すら交わし、肉体の一部を操作するような権限すら俺が持っている。
膣は俺専用のおちんちん入れとしての機能しかないからいつでもどこでも使って良い。
子宮は俺の精液を入れるための精子タンクとしての機能しか無いからいくらでも注いで良い。
この穴はマコトの身体についていながらマコトに所有権がない。俺が好きに使っていいのだ。
他の部分はマコトが共に楽しむために愛撫などをするが、ここだけは一方的に愉しんで良い。
マコト自身もオマンコの所有権が無い、奴隷以下の扱いに非常に性的な興奮を覚えている。
嗚呼この体はワタシのものですらないのね。という、完全なモノ扱いに興奮するのだ。
全体でなく身体の一部、女として最も大事な部分だけというあたり変態的だった。

「 おら、命令だ!イッたまま絞りながら締め付けろ! 」
と命令した。マコトは絶頂したまま更にぎゅっと俺の一物を締め付け絞りとってきた。

「 ……ぅぁ、ぁぁァぁッ 」 
マコトには強く締め付けた反動として数倍にも膨れ上がった快楽が来ているはずだ。
もう弱い叫びとしてしか声が出ていない。完全に頭はちんぽ一色だろう。
その状態のマコトをそのまま、ぱちゅぱちゅぱちゅ、と腰を振りひたすらマコトの中を味わった。
限界はすぐ近くに訪れていた。

「 出すぞ!孕、めぇ・・・・! 」
孕めという言葉に反応したのかマコトは足を腰に絡ませてきた。
「 孕 ませ てぇ・・・!   」
腰を強くつかみ、子宮の入り口と一物の先端をくっつけ大量の精液を直接一番奥にぶつけた。
途切れ途切れの声を聞いた瞬間の射精、俺はまるでマコトの許可を待っていたかのようだった。

びゅぅっびゅぅっびゅどぴゅぅどぴゅぅびちゃびちゃびちゃ。

子宮に精液が勢い良く打ち付けた音だ。インキュバスの精力はまだ精液でマコトを犯している。
勢いが衰えるまでの間にマコトは更に絶頂を迎えていた。子宮に打ち付けられてイッたらしい。

「             ぁ…  」
マコトは何か口にしたいようだが完全に声が出ていないし目の焦点も合っていない。
俺の一物のカタチになっている膣と俺の一物はぴったりフィットして一切精子が溢れ出ない。
だから本当にマコトの子宮は俺の精液を貯蔵するタンクになっているのだ。
びちゃびちゃという音からしてかなり粘度が高いゼリー状の精子がマコトの子宮にこびりつく。
インキュバスの大量射精からして20億もの精子がマコトのたった一つの卵子を輪姦していくのだ。
マコトがはーはーと息を次いだ。やっと意識が戻ってきたらしい。

「 きもち よかったぁぁ。    ァン 」
まず最初に放った言葉はそれ。射精のあとのびくんとした俺の一物に反応してまだ感じている。
俺もまだ当分動けそうにない。なにせ一分にも及ぶ大量の射精は流石に体力を消耗した。
だが俺の一物はまだまだやれる、と主張している。しかし。

「 俺から誘っておいてなんだけどさ。 今はこれでやめにしようぜ。
  今からデートしようぜ。車で出かけたり買い物したり駅でご飯食べたり公園行ったり。 」

こいつがこういう提案をしてくるときはわかっている。
車の中でしたり、街の人目ので着かない所でしたり、駅のトイレでしたり、野外でしたいんだな。

「 わかってんじゃねぇか。じゃあ、落ち着いたらシャワー浴びて行こうぜ。親友。
  いや 違う。  行きましょ旦那様。 」



未だに慣れなさそうに言ったマコトは左手で頭をぽりぽりと掻いた。
その薬指には指輪がキラリと光っていた。
15/05/23 23:16更新 / うぃすきー

■作者メッセージ
愛情と友情と性欲の両立が出来るのがアルプだと思っております。
元男を受け入れることが出来たら男性の性欲の最大の理解者になると思うんですよね。

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