連載小説
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決勝戦の後の暗雲
そして、決勝戦

流ノ介「さて…」

エルザ『どうなるかしらね』

流ノ介「見てみんとわからん、勝負に絶対と言うのはないからな」

エルザ『まあ、ね…』

流ノ介「…」

決勝戦が始まる…

流ノ介「さて…」

決勝戦も決勝戦で激しいぶつかり合いが始まる…

流ノ介「おお…」

互いの飛び道具も使いきり、ブーストもほぼ使いきって持ち札もほぼないだろう…

エルザ『…』

流ノ介「お、互いに最後の一撃か…」

エルザ『みたいね…』

互いの拳がぶつかり合い、そして…

流ノ介「僅差で、あいつの勝ちだな…」

エルザ『あいつあいつって…彼は…?』

流ノ介「あいつは翔だ」

エルザ『つばさ…』

流ノ介「ああ、俺たちの昔馴染みでもある」

エルザ『なるほどねぇ…』

流ノ介「なら、行かないとな」

そのまま順位発表の式典に行く

流ノ介「優勝おめでとう」

翔「流ノ介チャンプにまた挑むために頑張ったからな…」

流ノ介「で、優勝者の権利はどうする?」

翔「言われるまでもない…チャンプに挑む!!」

流ノ介「そうでなくてはな…ならば一週間後にエキシビションマッチだな」

翔「ああ!!」

それから他の式典も終え五郎の病室に向かう

流ノ介「お、その格好は…」

五郎「ああ、退院できた。」

流ノ介「なら、エキシビションマッチには間に合ったな」

五郎「ああ!」

とりあえず使っているホテルに向かう

流ノ介「とりあえず、無事に治って良かった」

五郎「綺麗に弾が突き抜けたかららしい、あとは治ろうと言う意思は傷や病の回復にもっとも効果のあるものだとか」

流ノ介「なるほど…てっきり魔物に何かされたのかと思ったが」

五郎「俺もそうされるかと思ったがどうやら奴さんの圧力がかかったらしい」

流ノ介「なるほど…」

五郎「さて…少しずつでもトレーニングしないとな」

流ノ介「そういうと思って場所は用意してある」

五郎「なら、行こう」

流ノ介「ああ。」

そのまま前にも使ったトレーニング施設に行く

流ノ介「病み上がりなんだからあまり無理するなよ?」

五郎「ああ…」

そのまま対戦はせずにタッグで動くときの基本的なおさらいや飛び道具の的当てをしていく

流ノ介「さすがだ…」

命中率は五郎に俺は敵わない

五郎「他のモノは勝ってるのに良く言うよ…」

流ノ介「土壇場の命中率は大きいアドバンテージだ」

五郎「土壇場に持ち込ませないようにする戦いかたをしているのに?」

流ノ介「少なくとも翔相手にはそれはできんだろうからな」

五郎「…違いないな」

あいつは間違いなく死力を尽くさないと勝てない、全力で行かねば

流ノ介「なら、寝るかな」

五郎「そうだな…」

それから一週間は鍛練と五郎のリハビリに付き合うとあっという間に過ぎた。

流ノ介「さて…」

エキシビションマッチの日が来た。

エルザ『悪い知らせよ』

会場に着くとエルザがいてそういった

流ノ介「どうした?」

エルザ『解放戦線の奴ら、一部が逃げて行方がわからないらしいわ』

流ノ介「…なるほど」

エルザ『それが昨日の話よ』

流ノ介「…?」

せっかくのエキシビションマッチに暗雲が来そうだ…

続く
20/11/09 22:42更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです。

次回に続きます

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