不運な男と、暴君アマゾネス
人間とは、誰もが『自分だけは違う』と本能的に思い込んでしまう性質を持っていると思う。
ニュースや新聞で悲惨な事件や災害を見ても『自分は関係ない』、『自分は大丈夫』と無意識に思ってしまうのだ。
それはこの図鑑世界に於いても例外ではない。
なぜなら―――
「助けてえぇぇぇぇぇ！」
「待ぁてぇぇぇぇぇ！私の婿ぉぉぉぉぉ！」
俺は今、何度も男性の行方不明が相次いでいる森の中でアマゾネスに追い回されているからだ。
事の始まりは村に伝わるとある伝承だった。
―村の外れには森があるが、決して若き男が踏み入れてはならない。踏み入れたが最後、森の民に捕われ、一生蹂躙されるであろう。
今考えると、森の中にアマゾネスの集落があり、アマゾネスが男を婿として攫っている事を表した伝承だったのだろう。
村の男達はこの伝承を信じ、決して森に入ろうとはしなかった。
けど、ある日突然森に行こうと言い出した奴が居た。俺の友人だ。
俺と友人は１６歳。そういうやんちゃがしたくなる歳頃だろう。
そうして俺達は、やすやすと森に入ってしまったのだ。
「…で、今に至ると」
「何をブツブツ言っている？考え事ならベッドの上ですれば良い！」
「断固拒否する！」
とりあえず俺とあのアマゾネスの紹介をしようか。
俺はギィ＝ハルトマン。鍛治屋の息子だ。
今も修行中の身。あと三年程したら店も継ぐらしい。俺自身鍛治は好きだし親父の後を継ぐのに文句は無い。まぁ、このアマゾネスに捕まったら何もかも潰えるが。
あのアマゾネスはセルフィ＝エルフィンと名乗っていた。再現するとこうだ。
『私の名はセルフィ＝エルフィン！貴様の嫁となる女だ！』
森を歩いていたら、あいつがいきなり木から降りてきて、そう言い放ったのだ。
歳は十代前半頃かな…？容姿はかなり可愛い。まあ今の魔物は十人が十人、とてつもなく魅力的な容姿をしているのだが。
服装は図鑑とかに載ってるアマゾネスと変わらない。顔の特徴は右目の眼帯とツインテールだろうか。
あと、ぺたんこだ。すごいぺたんこだ。俺にとって大事な事なので二回言いました。
「大体何で俺なんだよ！婿にする男なんて他にも沢山いるだろ！」
「私はチャンスを大事にする性質でな。滅多に巡り会えない男をさらにえり好みするつもりはない！」
つまり俺にロックオンってわけですね。最悪だ。
「さあ、諦めて私の物になれ！」
「嫌だね！俺はまだまだやりたい事があるんだ！」
このまま走って行けば村に繋がる川に出るはず。川を流れればセルフィもそう簡単には追って来ないだろう。
「よし、もうすぐ…」
もうすぐ川に出るかと言う時、俺は絶望した。
「あら、活きの良い男の子」
「どっせぇぇぇい！」
なんと前方にもアマゾネス。セルフィと違ってきょぬーだ。まあそんな事はどうでもいい。
あのアマゾネスに俺を捕らえる気があるかは判らないが、俺は本能的に右に避けてしまった。
「いきなり逃げるなんて、心外ね」
「あ、シルフィ姉！あいつ捕まえるの手伝ってくれ！あいつ私の婿にするから！」
「おっけー♪」
姉妹かよ、逃げて正解だった。
さあ参った。あのアマゾネス、もといシルフィの登場に驚いて思わず森の奥の方に逃げてしまった。
こうなったらあいつらが諦めるまでひたすら逃げ続けるしかない。体力には自信がある。どこまでも逃げきってやるさ！
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ふう、手間かけさせて」
「良かったわね。カッコイイ男捕まえて」
ゴメン、無理だった。多勢に無勢ってあれ、本当だね。
襟首を掴まれたままズルズルと森の奥まで引きずり込まれる。ああ、俺終わったな。
「ねえ、もうここでヤっちゃわない？」
セルフィの隣を歩いていたシルフィが、おもむろにそんな事を言い出した。
「ここで？誰にも見せる相手が居ないが…」
「良いじゃない。里でもヤれば良い話だし」
これは…、あれか？お天道様の下で凌辱フラグか？
「そうだな、私もさっきからムズムズしていた所だし」
「決まりね、じゃあ始めましょうか」
舌なめずりをしながら俺を見下ろす二人。
どうみても凌辱フラグです。本当にありがとうございました。
「じゃあ早速、貴様の宝刀を見せてもらおうか」
いや、そんな大したもんじゃありませんよ。ただのなまくらですよ。
セルフィは全く恥ずかしがらずに俺のズボンを降ろしていく。
あえなく俺の息子は露出してしまった。
「くく…、もうこんなにして。こうなる事を期待していたのか？」
「男の子だもの。期待しちゃうわよね」
セルフィが根元を握り、シルフィが亀頭をさする。
軽い刺激がペニスに流れる。
「うぅっ…」
うめき声を漏らす俺を見て、二人は満足げに微笑む。
「気持ち良い様だな」
「まだ触っただけなのにね。擦ったらどうなるのかしら？」
それぞれそう言うと、セルフィは根元を掴んだまま指を動かし、シルフィはペニスを握って大きく上下に擦った。
シルフィの手コキで与えられる快感に、セルフィの刺激がアクセントになって凄く気持ち良い。
しかし手コキだけで射精する訳にはいかない。ここで出したら俺は間違いなく早漏扱いされてしまう。男のプライド的にそれは許せない。
「ふふっ、可愛い顔してるわね。相当気持ち良いみたい」
「さっさと射精してしまえ。舌も使ってやろう」
宣言すると、セルフィは暖かい舌で亀頭を刺激し始めた。
「うあぁっ…！それ、良い…！」
思わずうめき声が漏れる。自分でも恥ずかしくなるくらい女々しい声だ。
「あ、ガマン汁が出てきた」
「ではとどめだな」
セルフィは一層激しく指と舌を動かし始めた。
急なテンポアップに付いて行けず、あっさりと俺は絶頂に達した。
「うう、ああぁぁぁ！」
精液が二人の顔面に飛び散る。
「くくっ、出た出た…。男の屈服の証」
「やっぱり搾りたては違うわね。今まで他の子がヤってる最中に味見するだけだったもの」
顔中に掛かった精液をさぞや美味しそうに舐めとる二人。
その仕草を見ているだけで俺の息子は再び元気を取り戻した。
「まだまだ出せる様だな。そうでなくては困る」
「でもあまりやり過ぎないようにね？里に帰ってからもヤるんだから」
天を向く俺のペニスを見て、二人は満足そうに言う。
「ねえセルフィ、次は交代でやらない？先に貴女一人でやって良いわよ」
「了解した。ではこの足で搾り取るとしよう」
セルフィは立ち上がるとブーツと靴下を脱ぎ、褐色の瑞々しい足を見せ付けた。
「さあ、貴様の愚息が萎れるまで搾り取ってやろう」
そう言うと、セルフィは俺のペニスを踏ん付ける。「だから萎れるまでヤっちゃダメだってばあ…」先程の手コキとは程遠い、無理矢理絶頂に導くような乱暴な快感を与えられる。
しかし快感であることに代わりはなく、俺は再びみっともなくうめき声を上げる羽目となった。
「うう…、はぁっ…！」
「くくく、この程度で限界か？私の足コキはまだまだこれからが本番だぞ？」
セルフィはペニスを踏みながらも、足の指を蠢かせながら、二重の刺激を与えて来る。
さらに足を踏む間隔も、リズミカルだったりランダムだったりと、翻弄されっぱなしになる。
「どうだ？気持ち良いか？」
「き、気持ち…良い…」
「ふははっ、そうだろうそうだろう！待ってろ、すぐにイカせてやる」
機嫌を良くしたのか、足を踏む動きにさっきほどの乱暴さは感じられなくなった。
「ヒマねー…。そうだ、キスしちゃおう」
手持ち無沙汰だったシルフィが顔を近付け、唇を重ねてきた。
「あーっ！シルフィ姉ずるい！勝手にファーストキス取るなんて！」
「んっ、ちゅぷっ…、んむ…」
セルフィの抗議の声には耳を貸さず、俺の唇を貪るシルフィ。
「んっ、むぐっ…んちゅ…」
「んふっ…、ちゅぷっ…、ぷはぁ！」
しばらく唾液を交換し合うと、満足したのかシルフィから唇を離してきた。
「ごめんなさいね。彼の唇、私が貰っちゃった♪」
「むーっ…。でも童貞は絶対私が貰うからな！」
「判ったわよ。でのその前に私の番があるからね」
俺の唇を横取りされた為か、再び足コキに乱暴さが出てきた。
その変化に耐え切れず、俺は二度目の射精をセルフィの足に向かって行った。
「二度目だと言うのに、これほど濃いとは。なかなか優秀だな」
「えっと、どうも…」
正直そんな所を褒められても嬉しくない。
「じゃあ次は私ね。このおっぱいでとびっきり気持ち良くしてあげる」
シルフィは服を脱ぐと、その大きな胸で俺のペニスを挟んだ。
「セルフィの足も気持ち良かっただろうけど、私のおっぱいも負けてないからねー♪」
シルフィは俺のペニスを挟んだ状態の胸を互い違いに動かす。優しく包み込まれているかと思えば、左右から刺激を与えられる。激しくなったり緩やかになったりする快感の波に俺は翻弄されっぱなしになっていた。
「気持ち良さそうね。じゃあさらに先っぽを舐めてあげる」
互い違いのパイズリを続けながら、シルフィは胸からちょこんと突き出ている亀頭を舌で突いた。
左右からの胸の刺激と、亀頭を襲う舌の刺激で、俺の快感は高められ―――、
「う、ああぁぁぁぁ！」
ついにシルフィの胸の中で、精液を噴き出した。
「あはっ♪いっぱい射精したわね。三回目なのにまだ濃い…。相当溜め込んでいたのね」
胸と顔に掛かった精液を指で舐めとっていくシルフィ。その淫靡な姿を見る隙も無く、セルフィが俺の上に跨がってきた。
「さあ、次はお待ちかね。童貞卒業の時間だ」
「えっ…。もう無理だって！もう三回もむぐっ！」
意を唱える俺の口を、セルフィは唇で塞ぐ。
「無理かどうかは私達が決める事だ。第一まだガチガチじゃないか」
そう言うと、シルフィは腰を沈めた。
おそらく処女であろうセルフィの膣内はキツく、あっという間に快感が高ぶってきた。
「うう、ああ……！」
「お互い初めてを捧げ合ったんだ。もう私達は夫婦、文句は言わせないぞ」
文句など言える状態じゃない。
セルフィの膣内が与える快感に悶えるので精一杯だ。
「我慢などさせんぞ！私の処女マンコに中出しするが良いっ！」
セルフィは腰を激しくグラインドさせ、容赦無く射精を促す。
その腰使いの前に、俺はあえなく果てた。
「う、うぁっ！あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーっ！」
子宮に精液が注ぎ込まれるのを感じたのか、セルフィは満足そうに微笑むと、俺の上から離れた。
「ふふ、精液もーらった。シルフィ姉はどうする？」
「じゃあ一発だけ貰っておきましょうか」
次はシルフィが、俺の上に跨がった。
「もう疲れてるみたいだから、すぐにイカせてあげるわね」
シルフィは俺のペニスを自らの膣に挿入させる。そしてすぐさまギッチリと締め付けてきた。
まだ幽かにセルフィとの交尾の余韻が残っていた俺は、一分も保たずにシルフィの膣内に射精してしまった。
「あ、あぁぁ……」
「くくっ、そんな虚ろな目をして。可愛い奴だな」
シルフィが中出しの余韻を楽しんでいる間、セルフィは俺の唇をぬちゃぬちゃと貪っていた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「はぁー。気持ち良かった」
「でもぶっ続けで五発は流石にやり過ぎね。旦那さん疲れきってるし」
あの後、ようやく二人が満足したので里まで行く事となったので、疲弊した俺をセルフィがおぶって、俺達、というかセルフィとシルフィは森を歩いている。
「そうだな。だが里に着いたら少し休んで婚約の儀式だ！また搾り取ってやるからな！」
「もう…。こんな嫁が出来て大変ね？疲れたら私の元に来なさい。またおっぱいで気持ち良くしてあげるから」
「こらっ！シルフィ姉！」
セルフィをからかうシルフィと、それに真っ赤になって反応するセルフィを見ながら、俺はこれからの生活を楽しみに思っていた。
人間としての生活に未練はたくさんある。けれどセルフィとの生活も、それに負けず劣らず素晴らしいものになるだろう。
おそらく一週間程したら、俺が行方不明になったと言う噂が村で広まるだろう。
そしてまた『俺は他人とは違う』『自分は大丈夫』と考える人間が森に足を踏み入れるだろう。
仕方ないだろう。それが人間って奴だから。
ニュースや新聞で悲惨な事件や災害を見ても『自分は関係ない』、『自分は大丈夫』と無意識に思ってしまうのだ。
それはこの図鑑世界に於いても例外ではない。
なぜなら―――
「助けてえぇぇぇぇぇ！」
「待ぁてぇぇぇぇぇ！私の婿ぉぉぉぉぉ！」
俺は今、何度も男性の行方不明が相次いでいる森の中でアマゾネスに追い回されているからだ。
事の始まりは村に伝わるとある伝承だった。
―村の外れには森があるが、決して若き男が踏み入れてはならない。踏み入れたが最後、森の民に捕われ、一生蹂躙されるであろう。
今考えると、森の中にアマゾネスの集落があり、アマゾネスが男を婿として攫っている事を表した伝承だったのだろう。
村の男達はこの伝承を信じ、決して森に入ろうとはしなかった。
けど、ある日突然森に行こうと言い出した奴が居た。俺の友人だ。
俺と友人は１６歳。そういうやんちゃがしたくなる歳頃だろう。
そうして俺達は、やすやすと森に入ってしまったのだ。
「…で、今に至ると」
「何をブツブツ言っている？考え事ならベッドの上ですれば良い！」
「断固拒否する！」
とりあえず俺とあのアマゾネスの紹介をしようか。
俺はギィ＝ハルトマン。鍛治屋の息子だ。
今も修行中の身。あと三年程したら店も継ぐらしい。俺自身鍛治は好きだし親父の後を継ぐのに文句は無い。まぁ、このアマゾネスに捕まったら何もかも潰えるが。
あのアマゾネスはセルフィ＝エルフィンと名乗っていた。再現するとこうだ。
『私の名はセルフィ＝エルフィン！貴様の嫁となる女だ！』
森を歩いていたら、あいつがいきなり木から降りてきて、そう言い放ったのだ。
歳は十代前半頃かな…？容姿はかなり可愛い。まあ今の魔物は十人が十人、とてつもなく魅力的な容姿をしているのだが。
服装は図鑑とかに載ってるアマゾネスと変わらない。顔の特徴は右目の眼帯とツインテールだろうか。
あと、ぺたんこだ。すごいぺたんこだ。俺にとって大事な事なので二回言いました。
「大体何で俺なんだよ！婿にする男なんて他にも沢山いるだろ！」
「私はチャンスを大事にする性質でな。滅多に巡り会えない男をさらにえり好みするつもりはない！」
つまり俺にロックオンってわけですね。最悪だ。
「さあ、諦めて私の物になれ！」
「嫌だね！俺はまだまだやりたい事があるんだ！」
このまま走って行けば村に繋がる川に出るはず。川を流れればセルフィもそう簡単には追って来ないだろう。
「よし、もうすぐ…」
もうすぐ川に出るかと言う時、俺は絶望した。
「あら、活きの良い男の子」
「どっせぇぇぇい！」
なんと前方にもアマゾネス。セルフィと違ってきょぬーだ。まあそんな事はどうでもいい。
あのアマゾネスに俺を捕らえる気があるかは判らないが、俺は本能的に右に避けてしまった。
「いきなり逃げるなんて、心外ね」
「あ、シルフィ姉！あいつ捕まえるの手伝ってくれ！あいつ私の婿にするから！」
「おっけー♪」
姉妹かよ、逃げて正解だった。
さあ参った。あのアマゾネス、もといシルフィの登場に驚いて思わず森の奥の方に逃げてしまった。
こうなったらあいつらが諦めるまでひたすら逃げ続けるしかない。体力には自信がある。どこまでも逃げきってやるさ！
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ふう、手間かけさせて」
「良かったわね。カッコイイ男捕まえて」
ゴメン、無理だった。多勢に無勢ってあれ、本当だね。
襟首を掴まれたままズルズルと森の奥まで引きずり込まれる。ああ、俺終わったな。
「ねえ、もうここでヤっちゃわない？」
セルフィの隣を歩いていたシルフィが、おもむろにそんな事を言い出した。
「ここで？誰にも見せる相手が居ないが…」
「良いじゃない。里でもヤれば良い話だし」
これは…、あれか？お天道様の下で凌辱フラグか？
「そうだな、私もさっきからムズムズしていた所だし」
「決まりね、じゃあ始めましょうか」
舌なめずりをしながら俺を見下ろす二人。
どうみても凌辱フラグです。本当にありがとうございました。
「じゃあ早速、貴様の宝刀を見せてもらおうか」
いや、そんな大したもんじゃありませんよ。ただのなまくらですよ。
セルフィは全く恥ずかしがらずに俺のズボンを降ろしていく。
あえなく俺の息子は露出してしまった。
「くく…、もうこんなにして。こうなる事を期待していたのか？」
「男の子だもの。期待しちゃうわよね」
セルフィが根元を握り、シルフィが亀頭をさする。
軽い刺激がペニスに流れる。
「うぅっ…」
うめき声を漏らす俺を見て、二人は満足げに微笑む。
「気持ち良い様だな」
「まだ触っただけなのにね。擦ったらどうなるのかしら？」
それぞれそう言うと、セルフィは根元を掴んだまま指を動かし、シルフィはペニスを握って大きく上下に擦った。
シルフィの手コキで与えられる快感に、セルフィの刺激がアクセントになって凄く気持ち良い。
しかし手コキだけで射精する訳にはいかない。ここで出したら俺は間違いなく早漏扱いされてしまう。男のプライド的にそれは許せない。
「ふふっ、可愛い顔してるわね。相当気持ち良いみたい」
「さっさと射精してしまえ。舌も使ってやろう」
宣言すると、セルフィは暖かい舌で亀頭を刺激し始めた。
「うあぁっ…！それ、良い…！」
思わずうめき声が漏れる。自分でも恥ずかしくなるくらい女々しい声だ。
「あ、ガマン汁が出てきた」
「ではとどめだな」
セルフィは一層激しく指と舌を動かし始めた。
急なテンポアップに付いて行けず、あっさりと俺は絶頂に達した。
「うう、ああぁぁぁ！」
精液が二人の顔面に飛び散る。
「くくっ、出た出た…。男の屈服の証」
「やっぱり搾りたては違うわね。今まで他の子がヤってる最中に味見するだけだったもの」
顔中に掛かった精液をさぞや美味しそうに舐めとる二人。
その仕草を見ているだけで俺の息子は再び元気を取り戻した。
「まだまだ出せる様だな。そうでなくては困る」
「でもあまりやり過ぎないようにね？里に帰ってからもヤるんだから」
天を向く俺のペニスを見て、二人は満足そうに言う。
「ねえセルフィ、次は交代でやらない？先に貴女一人でやって良いわよ」
「了解した。ではこの足で搾り取るとしよう」
セルフィは立ち上がるとブーツと靴下を脱ぎ、褐色の瑞々しい足を見せ付けた。
「さあ、貴様の愚息が萎れるまで搾り取ってやろう」
そう言うと、セルフィは俺のペニスを踏ん付ける。「だから萎れるまでヤっちゃダメだってばあ…」先程の手コキとは程遠い、無理矢理絶頂に導くような乱暴な快感を与えられる。
しかし快感であることに代わりはなく、俺は再びみっともなくうめき声を上げる羽目となった。
「うう…、はぁっ…！」
「くくく、この程度で限界か？私の足コキはまだまだこれからが本番だぞ？」
セルフィはペニスを踏みながらも、足の指を蠢かせながら、二重の刺激を与えて来る。
さらに足を踏む間隔も、リズミカルだったりランダムだったりと、翻弄されっぱなしになる。
「どうだ？気持ち良いか？」
「き、気持ち…良い…」
「ふははっ、そうだろうそうだろう！待ってろ、すぐにイカせてやる」
機嫌を良くしたのか、足を踏む動きにさっきほどの乱暴さは感じられなくなった。
「ヒマねー…。そうだ、キスしちゃおう」
手持ち無沙汰だったシルフィが顔を近付け、唇を重ねてきた。
「あーっ！シルフィ姉ずるい！勝手にファーストキス取るなんて！」
「んっ、ちゅぷっ…、んむ…」
セルフィの抗議の声には耳を貸さず、俺の唇を貪るシルフィ。
「んっ、むぐっ…んちゅ…」
「んふっ…、ちゅぷっ…、ぷはぁ！」
しばらく唾液を交換し合うと、満足したのかシルフィから唇を離してきた。
「ごめんなさいね。彼の唇、私が貰っちゃった♪」
「むーっ…。でも童貞は絶対私が貰うからな！」
「判ったわよ。でのその前に私の番があるからね」
俺の唇を横取りされた為か、再び足コキに乱暴さが出てきた。
その変化に耐え切れず、俺は二度目の射精をセルフィの足に向かって行った。
「二度目だと言うのに、これほど濃いとは。なかなか優秀だな」
「えっと、どうも…」
正直そんな所を褒められても嬉しくない。
「じゃあ次は私ね。このおっぱいでとびっきり気持ち良くしてあげる」
シルフィは服を脱ぐと、その大きな胸で俺のペニスを挟んだ。
「セルフィの足も気持ち良かっただろうけど、私のおっぱいも負けてないからねー♪」
シルフィは俺のペニスを挟んだ状態の胸を互い違いに動かす。優しく包み込まれているかと思えば、左右から刺激を与えられる。激しくなったり緩やかになったりする快感の波に俺は翻弄されっぱなしになっていた。
「気持ち良さそうね。じゃあさらに先っぽを舐めてあげる」
互い違いのパイズリを続けながら、シルフィは胸からちょこんと突き出ている亀頭を舌で突いた。
左右からの胸の刺激と、亀頭を襲う舌の刺激で、俺の快感は高められ―――、
「う、ああぁぁぁぁ！」
ついにシルフィの胸の中で、精液を噴き出した。
「あはっ♪いっぱい射精したわね。三回目なのにまだ濃い…。相当溜め込んでいたのね」
胸と顔に掛かった精液を指で舐めとっていくシルフィ。その淫靡な姿を見る隙も無く、セルフィが俺の上に跨がってきた。
「さあ、次はお待ちかね。童貞卒業の時間だ」
「えっ…。もう無理だって！もう三回もむぐっ！」
意を唱える俺の口を、セルフィは唇で塞ぐ。
「無理かどうかは私達が決める事だ。第一まだガチガチじゃないか」
そう言うと、シルフィは腰を沈めた。
おそらく処女であろうセルフィの膣内はキツく、あっという間に快感が高ぶってきた。
「うう、ああ……！」
「お互い初めてを捧げ合ったんだ。もう私達は夫婦、文句は言わせないぞ」
文句など言える状態じゃない。
セルフィの膣内が与える快感に悶えるので精一杯だ。
「我慢などさせんぞ！私の処女マンコに中出しするが良いっ！」
セルフィは腰を激しくグラインドさせ、容赦無く射精を促す。
その腰使いの前に、俺はあえなく果てた。
「う、うぁっ！あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーっ！」
子宮に精液が注ぎ込まれるのを感じたのか、セルフィは満足そうに微笑むと、俺の上から離れた。
「ふふ、精液もーらった。シルフィ姉はどうする？」
「じゃあ一発だけ貰っておきましょうか」
次はシルフィが、俺の上に跨がった。
「もう疲れてるみたいだから、すぐにイカせてあげるわね」
シルフィは俺のペニスを自らの膣に挿入させる。そしてすぐさまギッチリと締め付けてきた。
まだ幽かにセルフィとの交尾の余韻が残っていた俺は、一分も保たずにシルフィの膣内に射精してしまった。
「あ、あぁぁ……」
「くくっ、そんな虚ろな目をして。可愛い奴だな」
シルフィが中出しの余韻を楽しんでいる間、セルフィは俺の唇をぬちゃぬちゃと貪っていた。
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「はぁー。気持ち良かった」
「でもぶっ続けで五発は流石にやり過ぎね。旦那さん疲れきってるし」
あの後、ようやく二人が満足したので里まで行く事となったので、疲弊した俺をセルフィがおぶって、俺達、というかセルフィとシルフィは森を歩いている。
「そうだな。だが里に着いたら少し休んで婚約の儀式だ！また搾り取ってやるからな！」
「もう…。こんな嫁が出来て大変ね？疲れたら私の元に来なさい。またおっぱいで気持ち良くしてあげるから」
「こらっ！シルフィ姉！」
セルフィをからかうシルフィと、それに真っ赤になって反応するセルフィを見ながら、俺はこれからの生活を楽しみに思っていた。
人間としての生活に未練はたくさんある。けれどセルフィとの生活も、それに負けず劣らず素晴らしいものになるだろう。
おそらく一週間程したら、俺が行方不明になったと言う噂が村で広まるだろう。
そしてまた『俺は他人とは違う』『自分は大丈夫』と考える人間が森に足を踏み入れるだろう。
仕方ないだろう。それが人間って奴だから。
11/08/11 07:09更新 / ソーマ