読切小説
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甘々バフォ様
「…おや、兄さまではないかの。今日は遅くなるから先に寝ているように言っておったと思うのじゃが…」


ワシがサバトの研究室で夜遅くまで研究の続きをしていると、兄さまが研究室へと入ってきた。


今日は研究が夜遅くまで掛かるから先に寝ているように伝えたのじゃが…


「何?夜遅くまで研究してて無理をしてないか心配になった、じゃと…?何を言っておるのじゃ、ワシはバフォメットじゃぞ…少しくらいの夜更かしくらいわけないわ」


ワシがそういう言っても兄さまはなかなか引こうとはしない、兄さまは少々過保護じゃからのぅ…


まぁワシを思ってのことじゃから嬉しくないわけがないのじゃが、研究室は色々と危険な物があって兄さまが心配なんじゃけど…


…ふっ、これではワシも兄さまの過保護と変わらぬな


「仕方ないのぅ、ほれ…ここに座るのじゃ。そんなに心配ならワシが終わるまで側で見ていてもらおうかのぅ」


ワシは兄さまを今まで座っていた席に座らせる、不思議そうな顔をして兄さまは席に座った


そして座った兄さまの膝の上にワシが腰を掛ける


「ふふ、これなら兄さまもワシが終わるまでちゃんと見届けられるじゃろ?ワシも座り心地がいいし一石二鳥じゃな」


ワシが座った後ろで兄さまがワシを抱きかかえるようにお腹へと手を回したり、頭を撫でたり、頬をぷにぷにしてきたりとちょこちょことちょっかいをかけてくる


「ん、ぁ…こら、兄さま…集中出来ぬではないか…もうちょっとで終わるからもう少しだけいい子にしててほしいのじゃ…」


そういうと兄さまは、ワシが研究資料ばっかり見ていて寂しい、と言った


全く、一人が寂しいなら寂しいって最初から言えばいいものを…


「あー、わかったわかった…今日は研究を切り上げるとするかのぅ。全く仕方ない兄さまじゃの、あまり寂しがらせては可哀想じゃからな…ほら、寝室へ向かうのじゃ」


そういってワシは兄さまの手を取る、寂しがりやの兄さまを放っておくのは可哀想じゃからな


…まぁ急ぎの研究でもないし問題はないのじゃ


「ぁん…兄さま、いきなり抱きついてくるとは大胆なのじゃ…」


寝室のベッドに入るなり、抱きしめてくる兄さま…人肌が無いと寂しくて寝れないとは、仕方のない兄さまじゃのう


「ほら、よしよし…♪ちゃんと寝るまで頭も撫でてあげるから、いい子に寝るのじゃぞ〜…♪」


頭を撫でてやると気持ちよさそうな顔を見せる兄さま、普段のサバトではあまり感情を出すような性格ではないのだが…二人きりの時はこうして甘えたがったりと感情をよく出しておる


「しかしまぁ、これじゃワシの方が兄さまに姉として接してるようじゃの…ワシも兄さまに甘えさせてほしいのじゃ」


そういうと、兄さまはワシの額に軽く唇を当てキスをした


…おやすみのキス、のつもりなのじゃろうか?


「ふふ、おやすみじゃな…また明日も共に頑張って行こうなのじゃ、ちゅっ…♪」


ワシは兄さまの唇に軽くキスをすると、兄さまは少し驚いたような顔をした


そして抱き合ったお互いの温もりは、次第に深い眠りへと導いていった…







16/03/27 16:33更新 / ミドリマメ

■作者メッセージ
ドーモ、ミドリマメです。
一つ言い訳をさせて下さい、ただバフォ様に寝かしつけられたかっただけなんです…そうしたら凄く短いお話になっちゃっただけなんです…

ポンコツなバフォ様が普通な感じですが、私的には頼れるバフォ様に甘やかされたいのでこんな感じになりました…最低文字数がギリギリでなんとか投稿出来てよかったです

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