連載小説
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ユメユメ/???のうた
ユメユメ

うた:内藤メア

夢の中で声がする「ねえ」
耳の奥で声がする「ちょっと」
キミは誰なの 胸がざわめく
だけどどこかで聞いた声

気になるから声かける「ねえ」
嬉しそうに返事する「なあに」
キミは誰なの 手にふれたいよ
いつもそばにいるような

ほうら こんなに高鳴って
ほうら こんなに昂ぶって
とびきりキュートなキミがいる
明るい声がする「ねえ」


バフォメットは興味がない「あっそ」
リリム様は意味不明「ファイト♪」
キミは誰なの胸が苦しいよ
いつかホントに会えるかな

ほうら教室(へや)の隅っこに
ほうら道の向こうにも
ぽっちゃりお尻の奴がいる
小さな声がする「ねえ・・・」

(間奏)

夢で会えるかな
なんだか眠れない
夢で会えるかな 今夜も

どこで会えるかな
夢だけじゃ止まらない
どこで会えるかな
そもそもいるのかどうかもわからない
「さあね」


トラブルランデブー大接近
ぽっちゃり手さぐり急接近
真昼に吠える獣をなだめて
謝り離れてスイング・バイ

ほうら 今この時にも
ほうら キミとの逢瀬にも
ぽっちゃりお尻の影がある
いたずらな声がする「ねえ」

「・・・ねえ」

ほうら夢の中までも
ほうら心の隙間にも
ぽっちゃりキュートな奴がいる
知ってる声がする「じゃあね」

夢から覚めキミがいる「ねえ」
眉ひとつも似ていない「ちょっと」
どこにいるかはもう聞かないよ
ずっとそばにいるように


* * * * * * * * *


???のうた

うた:つみの りんご


わたしのなまえを おしりになりたいのでしょう?
でもいま おしえられなくて ざんねんなのです

たびするわたしに なづけてください
およびになってどうぞおすきなように
あなたとともにあゆむ わたしに にあいのなを


せんしがひとりのこるのは かれのつとめです
なかまがまたさりゆくのは かなしいですか

なみだをふいてかおをあげてください
ほらもうすぐ このたびもおわります
さいごのそのときまで あなたにおともします


わたしがもとめているのは おもいでなのです
ないたりわらったりすごす おもいでこそが

さいごにわたしのなをおしえましょう
あなたがおっしゃるとおりの「まもの」です
たわわにみのりました いまこそしゅうかくのとき

めしませ
あいのかじつ


* * * * * * * * *


曲解説

『ユメユメ』
おとこはおんなにゆめをみて
おんなはおとこにまことをみせる
努々忘るること勿れ
努々疑うこと勿れ


『???のうた』
おんなけんじゃ
「わたしのことは すきなように よんでください」

*かのじょの よびなを きめてください
 ・・・入力中・・・
*よびなは『ああああ』で よろしいですか?
>はい
 いいえ

おんなけんじゃ
「まさか“ああああ”なんて なまえでよんだり しませんよね?(にこり)」
 はい
>いえす


──────────────────



パートナーと〇〇したいされたいスレ・19

1:名無しの魔物娘 ID:ANNuB15
恋人や夫、奴隷や精液袋を含む【パートナー】にしたい事、されたい事を皆で書き込んだり語り合ったりするスレです。
妄想・惚気どんと来い!※既婚マウントは程ほどに

前スレ:恋人・夫に〇〇したいされたいスレ・18
※指摘を受けてタイトル変更しました。

 〜〜〜

114:名無しの魔物娘 ID:DonnAdoNNA
人間に化けて勇者と一緒に旅をして、最後のリリム様との決戦で魔物バラシして『そんな!信じてたのに!』と衝撃と絶望の表情を浮かべる勇者様の顔を見たい

115:名無しの魔物娘 ID:L・ω・um
>>114
趣味が悪い

116:名無しの魔物娘 ID:8affo1
オナホ大明神

117:名無しの魔物娘 ID:DonnAdoNNA
そして精神状態ボロボロのまま、たった一人でリリム様と戦う勇者の姿を見て、これまでの旅の思い出が走馬灯のようにかけ巡りリリム様への忠誠心と彼への想いで板ばさみになって、最後いままさに負けそうな勇者の表情で、リリム様に反旗をひるがえし勇者と二人どこかへ旅立ちたい

118:名無しの魔物娘 ID:L・ω・um
>>117
たちが悪い!
22/03/06 00:22更新 / なげっぱなしヘルマン
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■作者メッセージ
メッセージ
元ネタ
「ヤミ〇ミ」(2012)
「り〇ごのうた」(2003)











































ツボヤミ
うた:坪間 仁子

部屋の中で声がする“ねえ”
振り返れど誰もいない“ポット”
キミは誰なのいつのまにか
ずっとそこにいるような

右の方に声かける“ねえ”
左側で声がする“はーい”
キミはどこなの 目に見えないよ
目に映るのは古い壺

ほうら僕のとなりにも
ほうら君のうしろにも
こんがりキュートな奴がいる
甘えた声がする「ねえ♪」


暗闇うずまき急転回
膝上こしかけ急接近
虚空に映る星をながめて
星間旅行もおてのもの

ほうらタンスの隙間にも
ほうら異空の狭間にも
壺から見つめる奴がいる
耳元で声がする
「ねえ・・・ねえ」


ほうら僕のとなりにも
ほうら君のうしろにも
こんがりキュートな奴がいる
甘えた声がする「ねえ♪」

暗闇から声がする「ねえ」
他の声は聞こえない「こっち」
どこにいるの 何も見えないよ
世界にキミしかいないなんて

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