連載小説
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弊害
衝撃の事実を聞いて数日、俺は弱った猫を見つけた

晶「こりゃ…」

ガリガリにやせている、これは不味いかもしれない

そのままその猫を抱えて部屋に行く

晶「食えるか?」

水と焼き魚を皿に置く

猫「!!」

そのまま必死で食べている

碧『あら』

晶「お」

碧『その子、野良ですか?』

晶「わからん、人には慣れているみたいだが」

碧『なるほど…』

数日して、猫は元気になった

猫「〜♪」

しかし、弊害が…

紫『…』

紫はネズミの魔物なのでびくびくしている

晶「…」

猫「フーー!!!!」

俺以外には懐かないどころか威嚇しかしない

碧『その子、女の子ですね』

晶「なるほど…」

さらに数日した日の夜、彼女に異変が起きた

晶「魔物になってるし…」

元猫『にゃ♪』

碧『なりましたか…』

元猫『なにか忘れて…思い出せない…』

晶「記憶が飛んでるのか」

元猫『にゃ…』

まあ、記憶が戻るまで焦ることはない。あのときはそう思っていた





















元猫『!!!!』

数日後彼女は急に思い出したかのように俺の腕をとり何処かへ連れていく

晶「どうした!?」

元猫『わたしには、使命があったの忘れてたの!貴方の力を貸して!』

晶「お、おう?」

元猫『私の名前は、白。そして目的は…』

案内された先には、寂れた神社があった

白『ここが、私の主の神社…』

晶「猫神の神社か?これは」

白『ご名答』

晶「この寂れようをみると…」

白『…』

晶「彼女たちの神社に押されて…」

白『それだけなら、いやそれだけでも良くないけど…』

晶「さしずめこの地の人間が何かしたか」

白『御利益ないからって火を放とうとしたこともあるよ』

晶「愚民としか言えんな」

白『私に、力を貸してほしい…』

晶「どうしろと…彼女たちに頼んでみるか?」

白『…』

晶「いっそのこと祟り起こせばいいんじゃないか?」

白『それは…』

晶「なにもしない神様だから侮られるんじゃないかとな」

白『なるほど…』

晶「とりあえず、向こうとも相談してくるか」

???『それは、私のところもです』

晶「!?」

今度は狐の魔物らしき女性が来た

白『あ、鈴さん』

鈴『私は、鈴と言います。この近くの稲荷神社の巫女をしています』

晶「なるほど…」

どうやら彼女の神社も同じような目に遭っているらしい

鈴『私のところはそんなことはされなくてもさんざん比較されて罵倒されて…』

晶「もう祟り起こせよ…」

鈴『それでも…』

晶「信仰されていたときの事がある。か」

鈴『はい…』

晶「なにもしない神様だから侮られるんじゃないかと思うがな、ガツンとしてやれば懲りるかもしれんと思う」

結局その日は解決案が浮かぶわけでもなく碧たちのところに戻り話をした

碧『そんなことが…』

晶「もう祟り起こせばいいんじゃないかと思う、口で言ってわからんバカには身体でわからせる方がはやい」

碧『深刻な問題ですね…』

こちらでも具体案は浮かばなかった

おわり

20/08/09 01:27更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです

もう少しだけ続きます

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