連載小説
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彼女の求めていたもの
彼女の眼が光を失っていく

和也「!?」

雫『私は…いえ、私たちは…』

和也「!?!?」

彼女は人間から魔物に変化していく、というよりは人化を解いたと言うべきか

雫『私たちの成り立ちについて最初に話しますね』

和也「お、おう」

話によると

・彼女は幼少期に熱病にかかり死にかけた

・彼女は生きるために人を喰らう時代から生きていたが成仏せずに漂っていた妖狐の魂を身体に受け入れた

・そして彼女(魂の方)は消えかけていて執念のみで彼女と一体化している

・彼女(人間の方)は魂を助けたい

・共通点がありそれをみたせたなら彼女たちは助かる

ということだった

和也「なるほど…」

雫『はい…』

和也「で、その共通点とは…」

雫『…』

そのまま彼女は俺にすがり付くように服をつかむ

雫『…』

和也「ど、どうした!?」

雫『…』

和也「??」

雫『もう、一人は…嫌…』

彼女は大粒の涙を溢している

和也「お、おい…」

雫『…』

そのまま抱き抱えると彼女はひとしきり泣いた後に疲れて眠ってしまった










雫『ごめんなさい…』

彼女は目を覚ますと開口一番にそういった

和也「…」

雫『私は…』

和也「焦ってたのはそれが原因か…」

雫『はい…』

和也「まあ、俺もこれから仕事ないしな…」

雫『??』

和也「家庭教師の仕事終わったからやることないんだよな」

雫『なるほど…』

和也「だからどうするかなとな」

雫『なら…♪』

そのまま抱きついてくる、魔物の因子を受けたものなのかもとからなのかはわからないが発育の良い身体が当たる

和也「良いのか?」

雫『はい…♪私の中の魔物も貴方が欲しいです…♥️』

和也「…」

雫『私はもうあなたしか居ないんです…』

和也「どうしたと言うんだ…」

雫『…』

彼女は半生をぽつり、ぽつりと語る

和也「なるほど、金払いが良かったのはそのためか」

雫『私はあの夫婦の人形のようなものなんでしょう…』

和也「…」

そのまま頭を抱き抱えた、彼女は俺の想像も及ばないほど辛かったのだろう…

雫『もう、あいつらの操り人形は嫌…みんな壊して自由になりたい…』

和也「…」

俺は覚悟を決めた

雫『…♥️♥️♥️』

そのまま彼女は俺を部屋に招いた

雫『…♥️♥️♥️』

そのまま彼女は服を脱ぎ捨てた


和也「…綺麗だ」

雫『…♥️♥️♥️』

俺が手を出して良いものとは思えない

雫『んちゅ…♥️♥️』

そのままゆっくりと侵食するように唇が触れる

雫『あぁ…♥️我慢できない…♥️♥️♥️』

俺の服をするすると脱がせ、準備のできていた男性器に一気に腰を落とす

和也「!!!!」

最奥部に達したとたんに果てる

雫『んぁ…♥️♥️♥️』

彼女の頭から耳が飛び出し、尻尾がシュルリ、シュルリと生えてきた

和也「おい、まさか…」

まだ細く弱々しいものの九本、数えてみると確かに生えている

雫『おかわり、欲しいです…♥️♥️』

彼女はすがるようでいとおしげに俺を見ている

和也「そんなにほしいなら精根尽き果てるまでやるよ…」

雫『はい…♥️♥️』




















雫『もっとぉ♥️もっとぉぉぉぉ♥️♥️♥️♥️』

和也「!!!!」

人間の身では明らかに限界を超えているのにまだまだ衝動が治まらない

和也「!!!!」

雫『♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️』

和也「!!」

雫『んんぁぁぁぁぁぁ♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️』

何度目かわからないが彼女に精が注ぎ込まれると、彼女は完全に一体化して魔物になったらしい

雫『これで、ひとつになれました…♥️』

和也「良かった…」

雫『私を…』

和也「???」

雫『貴方のお嫁さんにしてください…』

和也「ここで逃げたら俺はなんだ?ゴミか?」

雫『…♥️♥️♥️』

彼女の魔物部分は完全に定着したらしい

和也「さて、逃げるか」

雫『大丈夫ですよ』

和也「???」

雫『子供を自分達の操り人形にしようとした人間の屑として社会に晒されてますから』

彼女はとても冷たい笑みで言う

和也「そうか…」

雫『そんなことより…♥️』

また眼に光こそないものの彼女は俺をいとおしげに見ている

雫『今度は恋人としての…♥️♥️♥️』

和也「そうだな…」

雫『どこにもいかないでくださいね…♥️♥️♥️』

和也「いや、連れてきゃ良いだけだろ」

雫『それもそうですね…♥️♥️』

そのまま彼女は俺に向けて体を倒す

雫『さぁ♥️おっぱいもあなたのものです♥️好きにしてみてください…♥️♥️』

和也「なら…」

雫『んん…♥️♥️』

早速手を沈み込ませてみる

雫『他の女じゃ満足どころか快楽さえ得られなくしてあげます…♥️♥️♥️♥️』

和也「もう雫がいたらそれでいいや」

雫『♥️♥️♥️♥️』

和也「柔らかい…」

雫『ふふ…♥️♥️』

和也「なんか濡れてるな…」

雫『あら…♥️スイッチ切れない状態みたいですね♥️♥️♥️』

和也「まさか」

雫『まだですよ♥️でも、いずれは…♥️♥️♥️』

和也「まあ、気長にな…」

雫『飲んでくれますか?』

和也「では…」

そのまま遠慮なくおっぱいに吸い付き、突き上げる

雫『んんぁぁぁぁぁぁ♥️♥️♥️♥️』

突き上げる度にミルクの出は良くなり吸い付く度に彼女の締め付けが強まる

雫『♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️』

和也「!!!!」

雫『おっぱい美味しいですか?』

和也「もち、ろん!!」

思い切り吸い付き彼女が腰を落とすと同時に渾身の勢いで突き上げる

雫『んんぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️』





















あれから俺たちは魔界で暮らしている

雫『ふふ…♥️♥️♥️♥️』

ずっとまぐわっている、寝ているときも、起きているときも、シャワーの時も、食事の時は彼女を食べている…


和也「…」

彼女は宵闇のようなものを宿す目で俺をいとおしげに見ている

和也「…」

雫『ずっと一緒ですよ…♥️♥️どこにもいきませんから♥️♥️』

和也「…」

雫『ふふ…♥️♥️♥️』

これからも爛れた日々を過ごすのだろう、それはとても幸せなことだと思う

雫『貴方を他の誰にも渡しません♥️ずっとずっと一緒です…♥️♥️♥️』

これほどまでに分かりやすい愛を向けてくれる彼女は、本当に…

おわり



20/07/15 00:07更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです

今回の話はいかがだったでしょうか?

御意見、ご感想等ありましたらよろしくお願いします

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