連載小説
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前編・山羊たちの沈黙
〇ノックアウト

教団兵をKOするには?
ミノタウロス「パンチを出します」
サキュバス「パンツを出します」


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〇ベッドの下には

・ダークエルフのベッドの下には純愛ものの小説が大量にあるが、それは誰にも秘密である。
・ヴァンパイアのベッドの下には主従逆転もののBL小説があるが、それは誰にも秘密である。
・デュラハンのベッドの下には女騎士陵辱本が大量にあるが、それは公然の秘密である。
・ドッペルゲンガーの棲家は彼のベッドの下だが、それはまだ彼には秘密である。


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〇サナギをやぶり蝶は舞う

Q.パピヨンは他の魔物達から一目置かれている。なぜか?

A.完全な変態だから


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〇きせいちゅう

ある日アントアラクネが一念発起して部屋を出た。
最初に出会ったジャイアントアントに何か手伝う事はないか尋ねようとしたら、彼女はアントアラクネを見るなり大声で、
「寄生虫だから通れないよ!」
と叫んだ。
ショックのあまりしばらく引きこもった。


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〇レンタルビデオ店にて

今日借りに来た男のレシート
・野外密着〜公園編〜(アマゾネス、露出もの)
・おうちでニャンニャン(オセロメー、盗撮系)
・我が家の破壊神さま(ヘルハウンド、陵辱系)
・ハーレム無双(アニメ)
おい、ウソだろ。


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〇金で愛は買えるか?

ゴブリン「たぶん買える」
グリフォン「買えるわけがない!」
形部狸「買えるし買った」
クリーピングコイン「買えないと困る」


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〇まもののむれが あらわれた!

クリーピングコインが あらわれた!
ゴブリンが あらわれた!
ドラゴンが あらわれた!
形部狸が あらわれた!
クリーピングコインは にげだした!


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〇ドキッ、まものハウスだ!

グレムリンが あらわれた!
オートマトンが あらわれた!
サンダーバードが あらわれた!
雷獣が あらわれた!
グレムリンとオートマトンは にげだした!

しかしまわりこまれてしまった!

「アタシの歌を聴け!」
「オマエもシビれようぜ♪」
「や、やめ、電気はマズ」
「ビガガー!?」


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〇好きだよと言えずに

魔界において、魔物娘の初恋は7割が失恋に終わると言われている。

相手は父親である。


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〇校正不要

デビルバグの辞書に失恋という文字はない。


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〇喧嘩をやめて

ここは魔界の街、自警団に男が駆け込んできた。
「助けてくれ!女二人が俺を取り合って取っ組み合いの喧嘩をしてるんだ!」

それを聞いた自警団のリザードマン。
なんだいつものことかと思い、
「それのどこが問題なんですか?」

「娘が勝ちそうなんだ!」


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〇二人をとめて

ここは魔界の街、自警団に魔物が駆け込んできた。
「助けて下さい!男二人が私のことで喧嘩をしてるんです!」

それを聞いた自警団のリザードマン。
チッと舌打ちし、
「ソレノドコガ問題ナンデスカー?」

つぼまじん「パパが勝ちそうなんです!」

―うちの娘をキズモノにしたのはお前か!―
―誤解ですお義父さグホオ!―



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〇インフレ

Q.魔界に住む美人を総称してなんと呼ぶ?
A.一般市民


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〇魔王城クエスト

Q.魔王城に住むリリムをなんと呼ぶ?

リリム「勇者がたどり着いたというのは本当だったのね。これ以上先には進ませない!」
リリムAがあらわれた!

「加勢するぜ!」
「お姉様だけにいい格好はさせませんわ!」
「わたしもあそぶー!」
リリムB,C,Dがあらわれた!

「「「私もワタシもー!」」」
リリムE,F,G,H,I・・・・・・AX,AY,AZがあらわれた!

A.ザコ敵(ランダムエンカウント)


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〇教国と魔界の違い

女の人「こんにちは。お母さんいる?」
教国 →「いません」
魔界 →「いりません」


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〇残酷な神が支配する

教国では神が人を支配する
魔界では魔物が人を支配する
魔物の頭の中はおちんぽが全てを支配する


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〇ダメ、絶対

進軍中の魔王軍。綺麗な泉があったので装備を解いて水浴びを始めた。
しかしそこに教団の特殊部隊が奇襲をかけてきた!

「キャー!?」とアヌビスは悲鳴をあげた。
「キャー!?」とサキュバスは喜声をあげた。
「やめろ!私にさわるな!」とヴァンパイアは叫んだ。
「バカめ!丸腰と侮ったな!」とデュラハンは剣をつかんだ。
「ヤメロ!ワタシにサワるナ!」とカースドソードは悲鳴をあげた。


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〇悪い知らせ

ある教団の砦に伝令が届いた。
司令官はそれを読むと真っ青になり、守備隊長に向かって言った。

「悪い知らせと、もっと悪い知らせがある。どちらから聞きたい?」
隊長は一瞬ギョッとしたが、冷静に
「では悪い知らせからお聞かせ下さい」と答えた。

「“魔物の軍勢がこの砦に向かっており、今から24時間以内に到着する”と書いている」
隊長は愕然とした。24時間ではとても迎え撃つ準備は間に合わない。

「そ、それで、もっと悪い知らせというのは?」
司令官は天を仰いで答えた。

「手紙の日付が昨日だ」


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〇命がけ

〜魔王軍・決戦前夜〜
デュラハンは愛用の武具を丹念に磨いた。
命がかかっているからである。
サキュバスは女性誌を穴が開くほど読んだ。
命がかかっているからである。


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〇教国軍と魔王軍の違い

運のいい教国軍兵士は最後方に配置される
運のいい魔王軍兵士は最前線に配属される


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〇貧しく乏しい

教国の男二人が話している。
「なあ、なんで魔物ってやつはやたらとこっちに攻め込んでくるんだ?」
「そんなの見ればわかるだろ」
もう一人の男は目の前にせまる魔物を指して言った。

「着るものに困るほど貧乏だからさ」


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〇出会う・仕事

魔物の軍勢に敗北した国にて。

元教団兵「失業したしハロワ行って来るわ」
別の男「気をつけろ、あいつら嫁を紹介してくるぞ」


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〇どなた?

―Knock Knock―
「はい、どなた?」
『実家に置いてあったフィギュアです。リビングドールになったので嫁入りに来ました』
しかしフィギュアマニアの彼には心当たりが多すぎる。

「失礼だけど、どのリビングドールさん?」
『スライム戦隊ヌルぬるガーの巨大キメラ合体ドラゴンモードバージョンです』
「どれ!?」



〇どの?

―Knock Knock―
「はい、どなた?」
『実家に置いてあったフィギュアです。リビングドールになったので以下略に来ました』
しかしフィギュアマニアの彼には心当たりが以下略である。

「失礼だけど、どのリビングドールさん?」
『『『全員です!』』』


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〇Knock Knock ミミック属

―コンコン―
ミミック『入ってまーす♪』
ミミックは男を捕まえた。


―コンコン―
つぼまじん『は、入ってません』
つぼまじんは男を捕まえた。


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〇アポイント

―Knock Knock―
「どちらさま?」
『今日お約束していたデュラハンです』
「この前手紙をくれた?」
『はい、そうです!』
「黒い封筒に赤い文字の?」
『そうですそうです!』
「“次の満月の晩、貴様の命もらい受ける”と書いた?」
『嬉しい! 読んでくれたんですね!』
「帰れ」


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〇WHO

―Knock Knock―
「はい」
『お久しぶりです、プリーズです』
「プリーズ?誰?」

聞き返したとたん、いきなりドアが蹴破られた。
「ヴァンパイアの“please(どうぞ、お入りください)”だ! もう逃がさんぞ!」


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〇ワレ魅了ニ成功セリ

自分の身体の中で、一番魅力的だと思う部位はどこですか?
サキュバス「胸」
エキドナ「胸」
バフォメット「胸」

理由も聞いておこう
「形も大きさも完璧だから」とサキュバス
「母性の象徴だから」とエキドナ
「形も大きさも完璧だから」とバフォメット


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〇バフォメットと出くわした教団兵の反応

楽観主義者は彼女の身長を見る
「なんだ、ガキじゃないか」
悲観主義者は彼女の胸を見る
「いやだ!ロリコンになんてなりたくない!」


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〇後悔しない!サバトの選び方

学びたいなら白山羊サバトに行け
戦いたいなら黒山羊サバトに行け
癒されたいなら医療サバトに行け
食べたいのなら農業サバトに行け
迷ってるならうちのサバトに来い


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〇後悔させない!サバトの選び方

わかりたいなら図書館サバトに行け
わからせたいなら遊園サバトに行け
モフりたいなら獣のサバトに行け
もみたいなら農業サバトに行け
なんでもいいからうちに来い
はやく


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〇白山羊さんから

ある日、魔導サバトの主催者・白山羊シロクトーはとても美しい魔法式を作ることに成功した。
さっそく誰かに見せたいと思い、双子の黒山羊クロフェルルに手紙を書いた。
式の美しさに見合うよう最高級の紙に最高級のインクを使い、最高級の羽ペンで式を書き写し、丁寧に封筒に入れて印章で封をした。

手紙を託されたハーピー便は黒山羊サバトへたどりついたが、折り悪く大魔法のためし撃ちの真っ最中。
ハーピーはアヘ顔アフロヘアーで墜落し、手紙は爆発に巻き込まれて消滅した。

黒山羊からの返事で手紙をダメにしたことを知った白山羊はため息をつき、また同じように最高級の紙に最高級のインクを使い、最高級の羽ペンで式を書き写して封筒に入れ、印章で封をした。
そしていつも師匠のロプロットに手紙を送る時に使うハンコを出すと、封筒の表に押してハーピー便に託した。

ハーピーが運ぶ手紙の表には、でかでかと
『この手紙は食べると爆発します』
と書かれていた。


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〇白山羊さんへ

手紙を送ったサバトから白山羊へ返事が届いた。

・黒山羊サバト
『高度な魔術を簡潔な式にまとめた美しい魔法だ。姉妹として、1人のバフォメットとして賞賛に値する。
 by黒山羊クロフェルル
  P.S.このあいだはゴメン

・遊園サバト
『ムズかしいことわかんなーい ももにか』

・図書館サバト
『我輩でも最後まで寝ずに読むことが出来ました。シンプルで良い式だと思います。
 from.ルーニャルーニャ
 追記:この式を出版される場合は是非我がサバトにご一報を。図書館サバト・魔女より』

・医療サバト
『お手紙拝読いたしました。さっそく医療魔法に応用できないか魔女達とともに研究を始めました。成果を報告できる時を楽しみにしています。かしこ。
 ドクトル・リトル グレイリア』

・農業サバト
『なんか手紙のあて先まちがっでたみてえで、うちに外国語の手紙が届いてただよ? それとこの前ほしがってた特濃ホルミルクが用意できただ。畑でとれた野菜といっしょに送るので、いっぺえ飲んで食べてくれな♪  ×××村のマルーネより』

・獣のサバト
『まずかった


 式に余分なものが多いせいだと思う
  (肉球の印)』


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〇笑顔のチカラ
古人曰く『乙女の笑顔には、男の答えを全て“YES”に変える力がある』

農業サバトの魔女
「あ、あの、もし、お兄さんがよかったら、これからもあたし達と・・・あたしと一緒に、ここで農業やってくれませんか・・・? あたしの一生のお願いです!イエスか農家で答えて下さい!」

 YES
>農家


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〇医療サバトにて

医療魔女「あなたの病名はロリコンです」
男「そんなはずはない!セカンドオピニオンをお願いします!」
医療魔女「ツンデレです」


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〇特別急行・墓場ゆき

健康診断後に医者から呼び出された男性。
魔物医:
「残念ですが、あなたの人生はあと10です」
男:
「そんな!10って年?それともまさか、日!?」
魔物医:
「9」
医者は白衣を脱ぎながら言った。


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〇時には儚い天使のように

『サキュバスのように細心に、エンジェルのように大胆に』という言葉がある。

下着の話である。


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〇人の夢と書いて儚い

ある反魔国に視察に来た天使。
「最近この国で親魔主義が広まっていると噂になっています」
国王はギョッとして、
「いえ決してそんな事はございません。天使様みずから国の様子をご覧いただければ、悪質なデマだとおわかりになるでしょう」
そこで天使は広大な国を飛んで見回った。
道行く人々は天使の姿を見ると、
ある者はこうべをたれ、
ある者はその場でひざまずいて天使を仰ぎ見、
ある者にいたっては体を折るようにうずくまり、声にならない祈りの声をあげた。

天使は人々の信仰心に満足して帰っていった。


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〇矛盾
最強の勇者と無敵のドラゴンが戦った。

ドラゴンゾンビが勝った。


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〇盾が泣いた!矛が砕けた!!

曰く、必勝の槍があり、不敗の盾があるという。
両者が戦えばどうなるか?

勇者「魔物になど絶対に負けない!」
魔物「人間が魔物に勝てるものか!」

A.相打ち

勇者「ユルシテ・・・ユルシテ・・・」
魔物「このおちんぽちゅよしゅぎるよお!おまんこ負けちゃう、屈服アクメしちゃうぅ!!(パンパンパン)」


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〇無自覚最強勇者

勇者「・・・(気絶)」
魔物「こんなのぜったい負けちゃう、身も心も堕とされて、勇者ちんぽ専用メスまんこにされちゃうよぉ・・・(ジュプジュプジュプ)」

〜夜が明けて〜
勇者「・・・俺は、負けたのか・・・」
魔物「ムニャムニャ、えへ、ゆうしゃ、すきぃ・・・」
勇者「!?」

―『Quest Clear! ダンジョンのボスが撃破されました』―

勇者「???」


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〇旅立ちの朝

「ねえパパ、割り算のあまりってなに?」
「例えば28人いる酒場で、3人のパーティを組むとするだろう?」
「D〇5(SFC)だね!」
「よく知ってるね。それで、パーティはいくつできる?」
「えっと、9こできる!」
「でもパーティに入れない人もいるだろう?」
「うん、1人いる! あっ、もしかしてこれが・・・?」
「そう・・・冒険に出たときのパパだ」
「パパ・・・!」


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〇TKO

男を悩殺するには?

デーモン「パンツを脱ぎます」
ダークヴァルキリー「パンツを履きます」

21/08/01 01:33更新 / なげっぱなしヘルマン
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■作者メッセージ
後編へつづく

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