連載小説
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ソーダゼリー(お徳用)(好評につき再入荷!)
「ではここで、ご購入されたお客様の喜びの声を聴いてみましょう♪」



                〜お客様の感想〜
            暗黒魔界 ケンタブルー王国 国王
             間田 出一さん(30代 男性)



Q.商品の第一印象は?

「いやー、もう、ビックリした…としか言いようがないですね。正直、本当にポリバケツサイズだとは思わなくて…少し引いちゃいました。アハハ…」

Q.使い始めの感想はいかがでしたか?

「そうですね…なにしろ初日から新しいことの連続で。
 今はもう受け入れましたけど、こき使われて毎日憂鬱だった自分がいきなり…なんて、今時ドッキリでも無いですよね中々。
 でも、彼女達が頑張ってくれる内に、段々と、ああ…この娘達、本当に自分を慕ってくれてるんだな…って実感が湧いてきて。自分も、彼女達に恥ずかしくないようにしたいなって思えるようになりましたね」

Q.それでは、今のご感想は?

「辛いときに癒しをくれたばかりか、今のこの生活までくれた。
 忙しいのは変わりませんが、嫌なものは何一つないし、疲れたらすぐ彼女たちが癒してくれるから、以前の生活とは比べ物にならないほど幸せです。
 全部彼女達のおかげですよ。僕にはもったいないくらい…でも、誰にも渡す気はありませんけどね。この国は全部僕のものですし、僕の全部はこの国のものです」

Q.こう仰ってますが、ご購入『された』感想はいかがですか?女王様。

女王 ファンデ=スパーク=リング=ブルーハワイさん(年齢不詳)
「ええ…心から嬉しく思いますわ。
 いつも閨では愛の言葉を囁いてくれるのですが、こうして第三者を交えて伝えられると、なんだか気恥ずかしいものがありますわね…ふふ♪
 貴方と出会えて、私達は本当に幸運でしたわ。愛してます、旦那様♪」



 ──ここで、出一さん夫妻の普段の生活を見せていただきましょう。
彼らの朝は、ベッドの中からすでに始まっています。
天蓋付きのベッドで、夫妻が寄り添って眠る姿は、とても幸せそうです。
…しかし忘れてはいけないのが、隣で眠る女王様だけでなく、二人が横たわるこのベッドも天蓋も、すべてスライムであり、国民であり、女王様であるという点です。
朝の日差しとともに『ベッド』役と『天蓋』役の二人が目覚め、人型をとります。
もちろん二人と女王様は同一の存在なので、隣の女王様も目覚めているわけですが…眠っているふりをしています。
出一さんを優しく目覚めに導くのは、この二人の役目であり、役得です。
 ご覧ください、二人が出一さんの寝間着と下着をそっと下ろし…早くも朝勃ちを始めているペニスに、片方が手を添え、ゆっくり擦り出します。
もう片方も負けじと、舌を出して亀頭をチロチロと優しく舐め始めました。

Q.お二人に聞きます。奉仕の際、気を付けていることは?

副メイド長 スプラさん(年齢不詳)
「えっと…やっぱり、優しく、心地よく目覚めていただくこと、ですね。
 爽やかに目覚めていただければ、わたし達もうれしいですから…」

メイド長 サイダさん(年齢不詳)
「ま、たまーに強めにイタズラして飛び起きるのも面白いけどね♪
 それに、スイッチ入って朝からエロモードになってくれる事もあるし、そしたらその日は、国中お祭り騒ぎよ!」

 女王様も寝たふりをしながら、そっと出一さんの体をまさぐります。
耳周りを重点的に、ちゅっ、ちゅっとキスをしながら、手では下腹部を撫でまわし…出一さんの乳首まで、その細い指で転がしていますね。
最初は刺激ですぐ起きてしまったという出一さんも、今やすっかり慣れ、微かに気持ちよさそうな声を上げながらも眠り続けています。
彼女たちの愛情いっぱいの奉仕を受け続け、ついにペニスもビクビクと脈打ち、射精までの秒読みを始めます。
とどめとばかりに、二人は情熱的に舌を這わせ…この日最初の精液が勢いよく噴き出して、二人の顔と身体を白く染め上げました。
そしてうっすらと目を開ける出一さん。朝のご奉仕は、見事に成功です。
二人はペニスに残った出一さんの精液を舐めとり、吸い上げながら、互いの健闘を称えて笑いあいました。

Q.この仕事をしていてよかったと感じる時は?

「「もちろん、いま、この時!!」」

 ベッドと天蓋の役目を終えた二人は、続いて『洗面台』と『浴槽』として、出一さんの歯磨きと湯浴みを行います。
国王として、やはり身だしなみを整えることは欠かせません。当然ながら女王様も、本妻としてずっと付き添います。
湯浴みを済ませると、洗面台と浴槽の二人は、本業であるメイドの姿に戻り、出一さんを着替えさせます。
もちろん国民みんなを愛している出一さんですが、ご購入時から居てくれた二人には、少しだけ特別扱いしてあげたいとの事。二人もそれに応えるように、毎朝の大事な仕事を嬉しそうに頑張っています。

 身だしなみを整えると、優雅な朝食の時間。
出一さんの毎朝の元気の源は…もちろん、女王様が食べさせてくれるソーダゼリー!
どこからでも食べられますが、今日は胸から食べるようです。
早速、女王様の突起した乳首にしゃぶりつく出一さん。
じわりじわりと少しずつ出てくる栄養と愛情の詰まったゼリーを、喉を鳴らして飲み込んでいます。
飴玉を舐めるように舌だけで乳首を責めるのが、出一さんのお気に入りのやり方。
女王様も頬を染め、快感を楽しんでいる様子です。
しかし、ここで女王様の情欲が抑えきれなくなったようで、出一さんのズボンを下ろしました。そのまま二人は姿勢を変えて…その手が再び固くなったペニスに添えられ、授乳手コキを始めます。
授乳手コキには高いヒーリング効果があり、二人が特に好きなプレイのひとつ。胸から朝食をとる際の習慣として、定期的に行っているそうです。
ただし『赤ちゃんみたい』と思っても、出一さんが拗ねてしまうので、口にしてしまわないよう気を付けているんだとか。なかなか繊細なプライドの問題ですね。
そうこうしている内に、胸への刺激だけで絶頂してしまった女王様。出一さんも満足し、本日二度目の精液を漏らします。
着替えたのに勿体ない?ご安心ください。服についた精液も汗も、女王様が綺麗に吸い取り、元通りの清潔さを取り戻します。
こうして朝食を済ませ、いよいよ出一さんは、国王としての仕事に取り掛かります。

Q.国王として、どのようなお仕事をされているのですか?

「国内の視察に向かいます。
 僕が直接行って、毎日の働きを労ってあげると共に、問題がないか調べるんです」

 多くの為政者につきまとう苦労として、承認のための調印や、書状のやり取りなどといった各種書類作業が挙げられますが…
全員が女王様と意識を共有するスライムの王国では、そうした煩雑な手続きはゼロ!
なので、王として特に何かする必要はなく、ただ交わっているだけでもよいのですが、それではどうにも女王様たちに申し訳なく感じるという出一さんは、この国ができてから今まで、定期的に視察を行うことを欠かしません。
全国民と女王様は意識も肉体も同一なので、本来であれば、すべての国民をいつでも一瞬で呼び出したり、お城に居ながらにして意思疎通ができるのですが、あくまでも自ら出向いて声をかけることが出一さんのこだわり。こうした日々の気遣いが、より深く国民に愛される秘訣といえるでしょう。



 女王様と、城内にいる6人のメイド達に見送られ、お城を後にする出一さん。
お城といっても、まだ大きめなログハウスレベルですが、今後の王国の発展と共に、さらに大きな建物となっていくことが期待されます。
領地もお城と同様、まだまだ小さいため、視察先へは徒歩で向かいます。

「乗り物があればもっとそれっぽく見えるんでしょうけど、徒歩だと町の視察もできるから、その点は小さいことのメリットですね。」

 国民たちに挨拶をしながら家を2軒超えたところで、最初の視察先である農場に到着しました。
農家の役目を持つ女王様の一部達が、今日も朝早くから働いています。
日本にいた頃から畑作りにも興味があった出一さんにとって、この農場は特に力を入れている場所のひとつ。
ここで作られた作物は出一さんの食事となるほか、出入りの商人にも卸しています。
また、日本で培われた「国というからには、しっかりとした産業がないといけない」という出一さんの考えから、将来的には、市場にも出せるような立派な特産品を作るのが目標だといいます。

Q.ここでは何を作っているんですか?

「大体の魔界作物は育ちますけど、特に力を入れているのは睦びの野菜…いわゆる『まかいも』ですね。既にいろいろな所が特産品にしてるみたいですが、環境によって様々に変化するので、この国でも挑戦しています。
 あと、農場の隣に大きな池があるので、そこでとろけの野菜も育てています」

 時には出一さん自ら、農作業を手伝うこともあります。
魔界の土地は何もしなくとも作物がたくさん実るものですが、よりよい作物のためには、細かなケアと試行錯誤が必要なのは変わりません。
農婦達の農作業をじっくり見守る出一さん。…それはつまり、胸やお尻をぷるんぷるんと震わせながら、一生懸命に水を撒く愛する奥様の姿をじっくり眺めるという事。
働く奥様の、踊りのようなセクシーな姿にすっかり欲情してしまった出一さんは、我慢できず、奥様達の一人に後ろからそっと忍び寄ると、思い切り抱きつきます。
出一さんも今や、無限の精力を持つインキュバス。こうして奥様に対する性欲を抑えきれなくなってしまうのもよくある事です。
抱きついたのを皮切りに、ほかの農婦達も皆、嬉々として出一さんに群がります。
もちろん、農作業を邪魔しているわけではありません。魔界の作物に対する一番のケアは、夫婦が激しく交わり、大地へ魔力を注ぎ込むこと。これも立派な農作業のお手伝いなのです。

 よく実った乳房とお尻に、力仕事に適した引き締まった肢体を併せ持つ農婦達。
手足を触ってみると、ひたすら柔らかいほかの国民達とは違い、弾力に満ちています。
出一さんは、抱きついた娘の体を後ろから揉みしだき、首筋に舌を這わせ、胸の先をつまんで動かしたりしながら、しきりに下腹をお尻にこすりつけはじめました。
そんな出一さんに、さらに後ろから覆いかぶさった農婦達は、まず最初に、出一さんの怒張を外へ開放します。
そのまま豊かなお尻の割れ目に沿ってモノを滑らせる出一さん。取り囲む農婦達は、二人の身体をやさしく愛撫して、気持ちよくなるのを助けます。
柔らかなお尻の肉(スライム)に挟まれ、出一さんはどんどん昂っていきますが…真っ先に抱きつかれて幸運だと思っていた農婦は、生殺し状態で切なげです。
しかし出一さんは、王として、そんな一人の国民の不満を見逃しません。
あるいは我慢ができなくなっただけかもしれませんが、いきなり腰を浮かせたかと思うと…農婦のお尻の穴にあたる部分へ、思い切り突き立てました!

農婦 レモラさん(年齢不詳)
「んはぁああああぁ!!!?」

 驚愕と凄まじい快感でできた甲高い声が、農場に響き渡ります。
挿入しただけで深く絶頂してしまったようで、もはや身体の形状を維持しきれない様子。半分以上溶けかけていますが、それでもお尻の部分だけは、出一さんを全力で咥え込んで離しません。
そんないじらしい彼女に応えるべく、出一さんは初めから全速力で腰を打ち付けます。
粘液とスライムと空気がかき混ぜられ、ぶぢゅぶぢゅぶぢゅっと下品な音を断続的に上げながら、獣のように快楽を貪る二人。
ほかの農婦達はもう手出しせず、そんな二人の様子を期待に満ちた目で見ています。
なぜなら、彼女達はよく知っているからです。出一さんの優しさを。いつになく激しく交わっている出一さんですが、この後必ず、自分達にも平等に、激しい交わりを与えてくれることを。
そしてとどめの一瞬、出一さんが両手で掴んだ蒼く半透明の腰に、はち切れんばかりに大量の白濁が流れ込みました。
白い液体が詰まった色付きビン、あるいは風船のようになったところで…とうとう幸運な農婦はギブアップ。
溜まった大量の精とともに溶け崩れ、ただの液体、王国の一部へと一時的に還ります。気絶から目が覚めたら、また出てきて、よりいっそう元気に農作業に励んでくれることでしょう。
出一さんはというと…もちろん、一発程度では治まりません。次は誰だと言わんばかりに、いきり立たせながら農婦達を見回しています。
そんな出一さん目がけて、今度は農婦達が、我慢できずに殺到してきました──



 畑を耕すように、入れ代わり立ち代わり奥様達を貫き…出一さんが全員にたっぷりと種を蒔き終えるころには、もう正午を過ぎていました。昼食の時間です。
奥様達は、一足先に大好物である出一さんの精をいただき、すっかり満足した様子。
早く立ち直った奥様達が、腕によりをかけて昼食を振舞ってくれました。
出一さんの午後からの仕事を支えてくれるのは…もちろん、奥様達のソーダゼリー!
さらに穫れたての新鮮な野菜も、付け合わせとして食卓を彩ります。

「この国の昼ご飯として、定番のメニューなんです。…と言っても、いつもは僕一人しか食べないんですけどね。
 素朴だけど、夢見るような甘い味わいで、毎日食べても飽きない…この国と妻たちを象徴する料理だと思います」

 この国で穫れる睦びの野菜は、蒸すとコンニャクのような食感になるのが特徴。食べてみると…お芋の甘味と合わさって、不思議な、しかしどこか懐かしくなる味。
主食としても、おやつとしても食べられそうなまかいもです。この国の特産品として市場に並ぶのも、そう遠いことではないでしょう。
そしてメインとなるのが、とろけの野菜をふんだんに使用した、特製ソースがかかったスライムゼリー。
そのままでも甘くさわやかなスライムゼリーですが、この特製ソースをかけると…まるで別物のように、高貴な味わいへと変貌するのです!
添えられたとろけの野菜の茎は甘味に合う性質があり、ゼリーとソースの甘さをさらに強く、しかしくどくない絶妙なものに引き立てます。
ゼリーもここまでくれば、一国の王が口にするのに相応しいと言えるでしょう。
料理に舌鼓を打ち、食後の魔界ハーブティーで一息つくと、出一さんは農婦たちに見送られ、次の視察先へと向かいます。

Q.次はどちらへ視察に?

「学校です。意外に思うでしょうが…この国にも学校はあるんですよ。
 そこで学ぶ生徒も、教える教師も、みんな僕の妻です」

 容姿や役割は違っても、全国民と女王様は、記憶も思考もつながった同一の存在。
そんな国で学校教育は必要なのか?と疑問に思う方もいらっしゃるでしょうが、学校にも意味はあります。ぜひ、覗いてみましょう。



「はい、ここが学校です」

 農場を出て家を3軒通り過ぎると、若干大きめな建物が。こちらが学校です。
中に入ってみると…教室では、教師が数人の生徒に授業をしている姿が見えます。
授業に使う教科書は、文学作品や教本、法律に関する本、さらには漫画など、出一さんが日本から持ち込んだ様々な本です。
出一さんが自分で読むこともありますが、本を持ち込んだのは、まず奥様達に知識をつけてもらうためだといいます。

「みんなをひたすら抱いてあげるのが一番いいことで、王国が成長し続ければ、妻たちもより強く賢くなる…それは分かっていますが、いつか役に立つかもしれないし、色々な知識をあらかじめ蓄えておくのは大事だと思うんです。
 いくら賢くても、持ってない知識は使えないわけですからね」

 何かを学んだあと復習することでそれを覚えやすくなるといいますが、こうして自分が自分に教えるという形をとることで、学習と復習を同時に行うことが可能であり、効率よく様々なことを覚えられる…そんな狙いがあるようです。
実際に効果があるのかどうかについては実証されていませんが、奥様達は皆、ここでの勉強を楽しんでいます。
何より、学校が作られた一番の目的は…

小等生徒 ペーリエさん(年齢不詳)
「んぁっ…あっ、あっあっ、だ、だめだよぉ、出一せんせぇ…!!」
「よし…先生を気持ちよくする形がしっかり身についてるな。今ご褒美をやるぞ…!」

教師 カナディラさん(年齢不詳)
「あんっ、やめて下さい…生徒のみんなの前で、こんなっ…みっ、見ないでぇ…!…はああっ!?」
「何を言ってるんです、生徒の規範になるのが教師の役目でしょう!ほら…こうして犯されて悦んでる姿も、ちゃんと見せてあげないとっ!」

 このように、特殊なシチュエーションでの交わりを楽しむためです。
先生と生徒という設定で、生徒たちの青い身体を思うさま蹂躙したかと思えば、今度は教師を生徒の前で恥ずかしいポーズで貫き、乱れさせる…
タブーを取り払い、背徳と快楽に満ち溢れたこの学校は、まさに明日の王国を作る人材を育てるための場所と言えるでしょう。
彼女達は覚えたての「恥じらい」や「拒絶の言葉で背徳感を煽る」というテクニックを駆使し、この学校という場所の臨場感と興奮を高めます。
生徒となった奥様の姿も、小・中・高の3タイプを取り揃え、それに成熟した教師を加えた4タイプの抱き心地で、出一さんを飽きさせません。
未発達な膣を剛直で押し広げるも、発展途上の胸で強引に挟んで擦り上げるも、瑞々しい肉体を隅々まで舐めしゃぶるも、成長しきった身体に乱暴に獣欲をぶつけるも…すべてが王の、王だけの自由。
学生時代は苦い思い出が多かったという出一さん。時にはクラスメイトとして交わることもあるそうです。やることは変わりませんが、こうして気分を盛り上げる事は、気持ちの良い交わりにはとても大切な事。
背徳の果て…生徒と教師、全員を白濁まみれにした所で、本日の視察は終了です。
暗黒魔界なので分かりづらいですが、外はもう夕方。出一さんは、女王様の待つお城に帰ります。



Q.いつもこの時間に帰るのですか?

「はい。魔界には昼も夜も関係ありませんが、妻の本体が寂しがりなので、長く外出はしないようにしています。
 実際はひとりの妻とずっと一緒にいるわけですけど、やっぱり本体にたくさん構ってほしいみたいで。可愛いですよね」

 お城に帰ってきた出一さんに最初に待っているのは、寂しがりやな本体である女王様の熱烈な抱擁とキス。朝に見せた、国のトップとしての優雅な態度はどこへやら。そのまま出一さんを押し倒してしまいました。

Q.お帰りの時は、いつもこのような調子なんですか?

「ええ、大体いつもこうです。でも今日はちょっと激しいかも…
 きっと農婦の人達にとても興奮して激しくしたから、やきもちを「私だけを見て下さいまし!!」アッハイ、愛してるよ…うわっ!ちょ、ちょっと失礼ッ…!!」

 クイーンスライムは、本来とても貪欲な魔物娘。加えて、かつて悪徳企業で心身ともにボロボロになってしまうほど働かされた出一さんの姿を見てきた女王様は、少しの外出でも、寂しくて心配でたまらなくなってしまうそうです。
そのまま絡み合う二人を、城内の6人のメイド達は、手慣れた様子でダイニングに運びます。今日はこのまま夕食にするようです。
今日も頑張った出一さんを労うメニューは…もちろん、女王様のソーダゼリー!
女王様の寂しさが爆発した時の夕食はいつも、女王様が濃厚で淫靡なキスとともに、舌を絡めながら直接口内へ流し込んでくれます。甘く極上の味を誇るそれを、出一さんは喉を鳴らして飲み下していきました。

 その間に、メイド達は出一さんの脱衣をはじめ、あっという間に全裸にしてしまいます。それを洗濯場へ運ぶのは、生まれてから日が浅い新人メイド二人。
一日たっぷり汗をかいた後の出一さんの洋服を洗濯するのは、二人の新人メイドの仕事であり、ご褒美でもあります。
続いて、少しベテランのメイド達、同じく二人が、出一さんのペニスに、手で舌でと奉仕を行います。ベテランだけあって、奉仕も上手なものです。
みるみる内にペニスは雄々しく反り立ち、準備は完了。出一さんは食事を終え、いったん口を離します。
最後は、出一さんと女王様が出会った時から共にいて、今日も朝の奉仕をしていた、メイド長と副長の出番です。
初めて交わった時と同じように、強気で悪戯好きなメイド長が女王様の、控えめだけど優しく気が利く副長が出一さんの身体を支えます。
女王様と出一さんも身を委ね、ひとつになる時を今か今かと待ち受けています。
ゆっくりと、確実に、お互いの身体が近づいてゆき…亀頭と割れ目がキスを交わしたところで、メイド長と副長が互いに目配せし、挿入のカウントダウンを行います。
3、2、1…ゼロ!

「あぁぁぁ…ッ!!!」
「くうっ…!!」

 狙いたがわず、ぴったりと一つに合わさった二人。
見ているだけでも、強く鋭い快感が突き抜けたのがわかります。魔物娘とその夫にとって、こうした感覚、こうした充足感は、何度経験しても飽きず、何物にも代えがたいものだと言えるでしょう。
しばし抱きしめあい、お互いの性器の感触をじっくり、じんわりと味わうと、メイド達の導きにより、二人の腰は緩やかに動き始めます。
女王様は自分ではあまり動けない代わりに、スライムで作られた膣内は、出一さんのあらゆる弱点を知り尽くし最適化されています。おそらく出一さんにとっては、この国の誰よりも貪欲に絡みつき、同時に誰よりも優しく蕩けるように包み込む最高の名器となっていることでしょう。
その膣内をじっくり出一さんに味わわせるように、最初は様々な変化をつけて、二人の腰を押して引いてと繰り返します。
女王様も、余すところなく出一さんで満たされては擦り上げられる感覚を楽しんでいますが…だんだん、それでは足りなくなっていきます。
さらにメイド長は、女王様の身体を支えながら、乳房やお尻をやさしくさすり、女王様を焦らしていきます。

「はぁっ、はっ、はっ…も、もう…っ!」
「まだダメですよー、ファンデ様♪」

 女王様が切なさのあまり目を閉じ、ぷるぷると震えだしても、焦らしは止まりません。これも、やがて来る快楽に向けた布石なのです。
おかしくなりそうな程に、足りない刺激を受け続けていると…普段は女王様の胸の部分に浮かんでいる、小さな宝石のようなコアが、より強い刺激を求めているかのように女王様の体内を泳ぎだします。
二人のメイドは、この時を待っていたのです。コアが女王様の下腹に来たその瞬間を見計らって…二人の腰を、思いっきり押し込みました!

ぁひいいいぃぃぃぃぃぃッ!!!

 とてつもない、あられもない絶叫が、王国中に響き渡ります。
今のところ、ダークスライムとクイーンスライムにしか確認されていない最大の弱点…スライムコアを、愛する旦那様の硬いペニスに直接突かれたのです。その快感は、筆舌に尽くしがたいものがあるでしょう。
巨大な絶頂のために、収縮しながらうねり狂う膣内に搾り上げられ、出一さんもたまらず精を吐き出してしまいます。
コアに熱い精を直接叩きつけられる感覚を受け、未だ絶頂の最中なのに、さらにさらに高みへ行ってしまい、声にならない声を上げて悶え悦ぶ女王様。
メイド長と副長も、本体から伝わる快楽で、もはや二人の身体はおろか、自分たちの身体さえも支えられない状態に。
しかし本体は、かろうじて形状を保っています。女王としての矜持でしょうか。
ですが、その頬は血など無くてもわかるほど上気し、呼吸はどこでもできるのに肩で荒く息をしながら、くったりと力なく横たわったまま。
そんな姿に、まだ満足していない出一さんはますます興奮してしまった様子。
ひくひくと痙攣する女王様の腰を自ら掴み…激しく、力強くピストンを行います。
倒れてしまったメイド二人は何を考えていたのか?もちろん、二人の行動は、単なる自爆ではありません。

Q.なぜあのような事を? ※この質問は後日に行いました

「あれは、その…えっと…複雑な心と言いますか…」
「ほら…あれよ、タテマエってやつ。
 アタシ達が成長して、めんどくさいものも覚えちゃったわけ。
 ま、悪いものではないんだけどね…」

 その秘密は、女王様と王国の成長にありました。
昼間の農婦達にした時よりもっと激しく、そして二人きりで犯してほしい。でもそれを口にしたり、メイド達をわざわざ退出させるのは、女王として『恥じらい』がない…
そこで、メイド長と副長が快楽を求めて自爆した…という体で、彼女達を退場させ、二人きりの状況を作り出したのです。
王国の成長に伴う知能の発達と学校で学んだ知識が、単純なスライムであった女王様に、このような複雑な女心をもたらしたのでしょう。
メイド長が崩れ落ちる間際に出したハンドサインで取材者もそれに気づき、その場から退散して、ここからは魔法で覗き見ることに。

 かぶりつくように唇を奪い、国一番の豊満な乳房を握りしめて歪ませ、より深く突き入れようと押しつぶす勢いでのしかかり、全身で全身を貪る出一さん。おそらく出一さんも、女王様の心は知っていることでしょう。なんといっても四六時中彼女と共にいて、彼女の心をそういう風に築き上げた当事者なのですから。
…とはいえきっと、今の出一さんの胸中にそんな小難しいことは無く…ただ、奥様への愛おしさだけが満ちているようです。
気付けば女王様も力を振り絞り、必死に出一さんの身体にしがみついて、涙を流しながら、嬌声の混じった愛の言葉を耳元でささやき続けています。
お互いへの深く激しい愛情に満ちた、この日一番のセックス…それが今、最高の瞬間を迎えようとしています。
出一さんのペースがにわかに早くなり、女王様もペニスを求めて腰を浮かせます。
そして最後。ひときわ高く腰を跳ね上げ、限界まで奥深くにねじり込み…この日一番の量の精が、すべて女王様の最奥に、そして待ち構えていたコアに炸裂しました。
壁を隔ててなおよく聞こえる、二人の愛の声。
びゅるびゅるという音までも壁越しに聞こえそうな、壮絶な射精。
どちらも長く、長く続き…出し切ったところで、改めて二人は抱き合い、優しく口づけをしながら絶頂の余韻を味わいました。
こうして互いにお腹を満たし、二人の夕食の時間、兼、夫婦の時間はおしまい。
お次は…あまりにラブラブで情熱的なエッチを見せつけられたせいで、たまらなくなってしまったメイド達の夕食の時間です。
一息ついた出一さんと女王様に殺到する、6人のメイド達。
もとから身分や上下関係などあってないようなものでしたが、飢えた獣と化したメイド達は、もはやすべてを忘れて、二人の性感帯や手足の指をよってたかって舐めしゃぶり、自分達の性器にこすりつけ、ふしだらな姿を存分に見せつけます。
メイドからただの娼婦となった6人…いえ、女王様を含めた7人を前に、再び力をみなぎらせる出一さん。
蒼い粘液の海で溺れさせるような交歓は、その海がすべて真っ白に染め上げられるまで続けられたのでした…



 夕食とお風呂を済ませると、就寝まで、しばしのくつろぎの時間。
ガウンに着替えた出一さんは、お城の2階のさらに上、屋根裏部屋に向かいます。
屋根裏部屋には一面にきれいな絨毯が敷かれ、ワインラックをはじめとしたオシャレな家具に、壁のひとつを一面ガラス張りにした大きな窓が目を引きます。
出一さんに先んじて、メイド長と副長、そして4人のメイド…城内のメイド6人は全員集合し、くつろぎタイムのために待機しています。
メイド長の合図で、4人のメイド達は窓の前に並ぶと、手慣れた様子でスムーズに形を変え、ひとつに合わさって…あっという間に、二人掛けのソファーとなりました。
出一さんはその上にゆっくり腰掛け、窓の外を眺めます。
窓の外に広がるのは、まだ明かりの点いた王国の家々。
それぞれの家の窓から漏れる明かりは、あちこちに咲いた魔灯花の淡い光と合わさって、星空を思わせ……るのには、まだまだ家が足りませんが、いずれはそのような幻想的な光景を作り出すことでしょう。
夜景を楽しむ出一さんに、メイド長は、ワインラックからワインを取り出してグラスに注ぎ、そっと手渡しました。副長は大きな団扇で、ゆっくり扇ぎ始めます。
そしてワインを一口。
こうしてワインを飲みながら、眼下に広がる自分の国の夜景を眺める…それが、出一さんの何よりの楽しみなのです。
しばらくすると、遅れて女王様も入ってきます。…しかし、ちょっと変わった様子。
そのまま出一さんの隣に座り…柔らかくしなだれかかりました。

「にゃぁぁん…」
「よしよし、いい子だ。ファンデ…」

 女王様の頭には、クイーンスライムのシンボルであるスライムの冠ではなく、猫の耳が形作られていました。そしてお尻には、猫の尻尾も。
出一さんは夜景を眺めながら、女王ではなく一匹の猫となって、出一さんの膝枕の上で甘える女王様をやさしく撫でてあげます。
文字通り、国のすべてを動かす役割を持つ女王様…その重圧は、どれほどのものでしょうか。
しかし、彼女は決して一人ではありません。この時間は、女王としてのすべてを忘れ、愛する旦那様に媚びすり寄り、寵愛を受けるただの雌猫になるのです。いつも出一さんを癒してくれる彼女を、今度は出一さんが癒してあげる番。
メイド達に傅かれ、ワイン片手に自分の国を見下ろし、膝の上には猫…これが、出一さんの描いていた理想の姿でもあります。
お互いに望む姿を存分に楽しみながら、二人は長い魔界の夜をゆったりと過ごします。
と、思いきや…

「にゃぅ〜ん…♪」
「おっと、しょうがないなファンデは。ふふふ…」

 ガウンをはだけ、性器にしゃぶりつく女王様改めペット。まだまだ愛情を注いでほしいのでしょう。
出一さんもよくある事と微笑み、大人しくペットと戯れます。
周りのメイド達も、よく見ればまだまだ愛され足りない様子…どうやら出一さんの一日は、もう少し続きそうです。
私も正直、沢山の交わりを見たせいで興奮の極致。夫のもとに戻りたくてしょうがないので、この辺りで、愛し合う二人の姿を見ながら、お別れといたしましょう。

Q.今の気分はいかがですか?

「もちろん…最高に、幸せです!!」
「私達も、最高に幸せです…にゃん♪」

 出一さんが手にした、お徳用ソーダゼリーのある生活…
それは、沢山の愛する奥様たちに囲まれた、夢のような生活でした。





「いかがでしたか?幸せそうでしたね、リューナさん♪」
「ええ、私も早く思い人と、こんな風になりたいですね。羨ましい…」
「私も正直、すごく羨ましいですね。まず気に入る男の人が欲しいです…。
 さて、こんな素晴らしい体験ができる…かもしれない、お徳用ソーダゼリー。
 今ならなんと、ドリンク剤『∞クライマックス』に加え…こちらの『分身薬』も付いてきます!!
 どんどん増えるお嫁さんに、自分も増えて対抗する…そんな不思議な体験を、ぜひお楽しみください♪」
「先ほどの映像の出一さんも愛用している一品です。
 気に入りましたら定期購入も可能!この機会に、ぜひお求め下さい!」

「「お電話、お待ちしています♪」」

 
19/04/19 20:42更新 / K助
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■作者メッセージ
<裏話的なやつコーナー:そのA>

司会の二人、ルクリー姫と近衛騎士リューナは、当初いろいろ案がありました。
昔のテレフォンショッピングのコントの名前から取って『ニッカ』と『コーデリア』とか、某スタイリッシュアクションから『セレッサ』と『ジャンヌ』とか…
最終的に、私の大好きだったPS2のゲームのキャラ名をもじってつけました。
続編出ないかな…〇熟X-2まで作り続けるって言ったじゃん!!



…どうも。
どの面下げて今更再開したんだと言われて然るべきなくらい間が開きましたが、こうして恋するゼリーの続編ができました。
今調べたところ、前回の話がなんと3年前、この連載始めたのが7年前…我ながらゾッとします。…本当に申し訳ありません。
この話も構想はあったのですが、自分の不真面目さゆえにズルズルズルズルと口だけでなまけ続け、このまま小説からはフェードアウトするのか…と思いきや、最近、奇跡的に書く気が湧いてきたので、この勢いを逃すまいと書き上げました。
気づけば間もなく元号も変わるということで、談話室で褒めてもらえた事もあるこの連載だけは、なんとか平成のうちに終わらせたいな…と思っています。
そうは言ってもあと10日しかないぞクズのK助。誰もお前を愛さない。
…それでも、今のところはゲームと動画の誘惑に必死に抗いつつ進められているので、このままやり遂げられたらいいなと思っています。
ここまで読んで下さってありがとうございました。それでは。

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