連載小説
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愛情って、何だろう。
・・・目の前のお○んこがとっても気持ちいい美女を、思う存分犯せる。
もしみんながそう言われたら、どう思うだろう。

僕にとってそれは、とんでもなく魅力的な話だ。だが僕は欲望をコントロールするのが難しい嫌いがある上に、人の気持ちも察せない。となると一つ心配なことがあったのだが・・・それは杞憂だったようだ。

「え、このお○んこホールをクーちゃん専用の精液お便所にしてしまうのが怖いですって?
クーちゃんがそんなコトするんですか!?」
「うん。僕って結構感情的なところあるし、キレると見境が付かなくなるからね。一人称が『俺』になったら要注意。それに、そうでなくても・・・さっきの、凄く気持ちよかった。
あんな快楽を教えられたら、理性が持つかわからない。」
「ふふっ、人間なんてそんなモノですよ。そんな感情の起伏は、百も承知です。」
「それに、確かに僕は今後も『ゆーちゃんとヤりたい』と思うだろうけど、それが『ゆーちゃんを求めている』のか『快楽を求めている』のかは、正直わからない。」
「それなら、その快楽でクーちゃんを縛り付けてしまうだけです。相手の魅力を見つけられずに異性をとっかえひっかえするより、ずっと健全じゃないですか。それに・・・」

「愛情なんてモノは、快楽を重ねていけば自然と芽生えるモノですよ♪」

・・・

・・・愛情、か。

僕は数ヶ月前まで、親戚のお下がりのポンコツキャリイに載っていた。
農業や土方で酷使していた軽トラだけに、正直ボコボコだったしエアコンすらなかった。
だが、どんなに毎日酷使しても決してへこたれない、まさに「頼れる相棒」だった。
引っ越しの際も、GT-Xを仕上げる際にも、パーツや資材を運ぶのに活躍してもらった。

だけど、あとはGT-Xにナンバーを付けるだけ。
そんな段になって、キャリイのマフラーからは白煙がもうもうと上がり始めた。
原因は予想が付いた。おそらくどこかからエンジンオイルがエンジン内部に漏れ、ガソリンと一緒に燃えているんだろう。
そして、ナンバーを付けたその翌日、とうとうキャリイは力尽きたのであった。

いつも世話になっている解体屋が、レッカーでキャリイを引き取っていった。
クルマに関心のない人からすれば、理解できない感覚だろう。
「好きで買い換えたのに、何で未練を引きずるの?」と。
だけど、これは止められないし、言葉で説明できるモノでもない。

心のどこかにぽっかりと穴が空いたような寂しさがあったのだ。

もしかしたら、これが無意識に持っていた「愛情」や「愛着」なのかもしれない。

・・・

「・・・ゆーちゃん。」
「なんですか、クーちゃん?」
そして、僕はこのキャリイの話をした。
「・・・でも、それは失ったあとに気づいた話。一緒にいる間は、意識もしなかった。言い換えれば、一緒にいた頃はそこに愛情があったかどうかもわからなかったんだ。」
「そうですね。私はその子のように、クーちゃんにとって水や空気のように、そこにいて当たり前の存在になりたいです。そしてクーちゃんにも、私にとってそう言う存在になって欲しいです。」

「それに、そう思える優しい心を持っているクーちゃんなら、心配しなくても大丈夫ですよ。あなたの心を縛っているしがらみを緩めて、私の胸元に倒れ込んでください。」

それからしばらく、僕はゆーちゃんに甘えるように抱きついていた。

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あれから何分、ともすれば何時間経ったんだろう。
僕を優しさで包んでいたゆーちゃん。しかしそのサキュバスらしいエロボディと魔力は、僕を発情させるのに十分だった。
ゆーちゃんも、それに気づいたようだ。

「さてっと。クーちゃん、今度は普通の巫女装束でしませんか?」
「それいいね!ゆーちゃん。今の服もかわいいけど、できれば普通の巫女装束でヤりたいな。ぱんつも履いてね。」
不思議と、今の欲望が口に出た。きっと、どこか安心感が芽生えたんだろう。
「えぇ。じゃ、ちょっと待っててくださいね。」

そして数分後、ゆーちゃんは最初会ったときのようにビシッとした巫女装束で身を包んできた。
相変わらずのわがままボディと清楚でキリッとした服装との対比は僕の股間をこれでもかと刺激する。そしてこの、絶対に穢してはいけないような美を自分の好きなように穢す事ができるという背徳感の混ざった興奮に、僕はもう我慢の限界。
目の前には、僕に犯されたいという美女。
その大きなおっぱいは、まるで僕を誘うかのような存在感があった・・・

・・・そして次の瞬間、僕の理性は途切れてしまった。

僕の両手が、そのおっぱいをわしづかみにしたのだった。
すごい。
柔らかいのに張りがある。
装束の上からだが、本当に柔らかい。
これはずっと触っていたい。
あ、何か硬いモノがある。
乳首が勃ってきたんだな。
よし、吸っちゃおう。
そう言うと、またもや装束の上からぺろぺろと乳首を舐め回す。
そして吸い付く。

・・・そうしていると、ゆーちゃんが何か言っているのが聞こえた。

「・・・こんで・・・」
「え、何?」
「おっぱいだけじゃ寂しいです・・・私のグチョ濡れサキュバスお○んこに、クーちゃんのお○ん○んぶち込んでください・・・」

あれだけ戸惑って、躊躇っていた自分はどこに行ったのか。
「ゆーちゃん・・・そのまま寝て、足を開いて・・・。」
そう言うと、僕を受け入れるのに最適な角度で足を開いてくれた。
そしてその真ん中にある白く小さな布地はぐっしょりと濡れており、もはやその下にあるものを隠す役目を完全に放棄していた。

「うわぁ・・・こんなにぐしょぐしょ。穿いてないよりエロいよ。」
「ふふっ、サキュバスに『エロい』だなんて、そんなに私を落としたいんですか? まぁ、私はもうクーちゃんに落ちちゃってますけどね。」
なんて嬉しいことを言ってくれるんだこの美女は。



これはもう、挿れてしまうしかない。
僕はその布地の真ん中にあったジッパーを開き、猛りに猛ったそれを彼女に突き立てた。
彼女は待ってましたとばかりに僕を貪欲に飲み込む。むしろ吸引しているかのような感覚を覚えるほどだ。そして歓迎の印として、僕に快楽を叩き付ける。その快楽は僕の理性をいとも簡単に焼き切って、快楽をただひたすらに求める獣へと僕を変えてしまう。
「クーちゃんっ、クーちゃあああんっ!! クーちゃんのお○ん○ん、さっきより硬くて熱くなってるよおっ!! そのお○ん○んが猛りをぜーんぶ吐き出すまで、私のお○んこずぼずぼしてえっ!! 私、クーちゃんがお○んこずぼずぼしてくれないともうダメなのおおおっ!!!」

ますますサキュバス故の淫乱さに火がつくゆーちゃん。
存在感を巫女装束で隠しきれないそのおっぱいが、僕の劣情と両手を誘う。
その誘われた先にある大きな二つの膨らみは、とても柔らかく、しかし弾力もあった。
僕はつい夢中になり、その感触を確かめる。
そしてそれによって、さらに僕の下半身に血が集まってくる。
ゆーちゃんのくれる快楽。
猛りを包み込むお○んこのくれる快楽と、手から伝わってくるおっぱいの快楽と、そして何よりその優しくてエロい表情や仕草と・・・
暴力的なまでに強力な、しかしすっごく美しく優しい、全てを包み込むような快楽。
快楽の前には、人の理性など何と無意味なモノなのだろうか。
上半身から快楽を得ようとゆーちゃんのおっぱいを揉み、吸い、
下半身から快楽を得ようとぎこちないながらも腰を思いっきり振り続けた。
巣の状態に戻されてしまった僕には、もうゆーちゃんに逆らえるだけの気力はない。
僕は、僕の感覚は、もはやその全てがゆーちゃんの与えてくれる快楽に包まれていた。
もっと、もっと。
ゆーちゃんのくれる快楽が欲しい。
ゆーちゃんのくれる快楽に包まれたい。
−だから、ゆーちゃんを僕のものにしたい。

もう、ゆーちゃんに甘えちゃおう。
ゆーちゃんのくれる快楽に溺れちゃおう。
ゆーちゃんの身体を思う存分貪っちゃおう。

お○んこが気持ちよすぎて、もう我慢の限界だ。
僕の精液でゆーちゃんにマーキングしたい。
この快楽を、是非独り占めしたい。
この美しく優しいサキュバスを、独り占めしたい。

もはや、僕に理性などは残っていなかった。
高みに達するべく、僕はゆーちゃんのお○んこで僕自身を扱き続けた。
頭の焼けるような、甘くて強烈な快楽。
それが思いっきり弾けた瞬間、僕は腰を思いっきり沈め・・・

・・・ゆーちゃんの中に、これでもかというくらい射精した。

性行為の快楽。
射精の快楽。
ゆーちゃんにマーキングしたという事による快楽。

それらが混ざり合って、僕は絶頂にまで上り詰め、
そこを越えた瞬間、一気に力が抜けてゆーちゃんの上に倒れ込んでしまった。

「ふふっ、クーちゃん。とっても素敵でしたよ。
理性が無くなるくらい私の身体に夢中になってくれて、本当に嬉しいです。」
頭をおっぱいに埋め、さらになでなでされている。
快楽の余韻に浸りながら、僕はしばしの間意識を手放したのであった。
16/07/30 09:00更新 / ぜろトラ!
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■作者メッセージ
お待ちいただいている方がいるのかはわかりませんが(ぇw)、長らくお待たせいたしました。
今回書くに当たって表現に悩み続けたのは、私が魔物娘と関係を持つとすれば真っ先に悩むであろう「性欲と愛情の兼ね合い」。
魔物娘は「そんなことよりSEXよ!」と言うのかもしれませんが、やっぱり引っかかりませんか?
私のこんな疑問の答えをやさしくやらしく教えてくれる魔物娘のお姉ちゃん、募集しておりますw

ちなみに、ここにあるキャリイのくだりは7割方私の実話ですw

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