読切小説
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フェロモン汗ックス
〜淫臭湯気〜

 四島瑞樹(しじまみずき)ことこの僕が、一日の中で唯一楽しみにしていることがある。それは陸上部である。ただし、別段俺は走ることが好きなわけではないし、元より陸上部ではない。
 陸上部の何が楽しみかというと、陸上部に所属している熟山柚菜(みのりやまゆずな)が楽しみなのである。だが、どこぞの熱血コーチよろしく柚菜の走りに興味があるわけでもないし、着々と長距離走のタイムを伸ばしつつ彼女に今後の期待を寄せているわけでもない。
 僕が楽しみにしているものはもっと即物的で、陸上を終えた柚菜そのものだ。
 僕の彼女、熟山柚菜。ジャイアントアント特有の性臭放つ汗の薫香。それを身体全身にムンムンと沸き立たせ、湯気立つほどに蒸れた身体を作るために彼女は走る。部活動直後のすっかりと出来上がった彼女を迎えることが僕の、一日の唯一のお楽しみの時間だ。

 神代高校は夏休み。しかし部活動は絶賛行われており、陽も照っていて、今が一番暑い時間帯だ。外は太陽が燦々と眩しい。
 ここは旧校舎の空き教室。僕は午後になってここへ入り込み、悶々と過ごしながら、柚菜が来ないか今か今かと待ちわびていた。ひとっ走り終えたら行くと言っていたが、なかなか来ない。よほど走っているのだろうか。と、そのときだ。
 ――来た。

 ガラッとドアが勢いよく開け放たれる。そこにいたのは一人の少女。黒髪ショートカットの髪型で、ちょっと目つきがキツイが、非の打ち所が無い整った顔立ちの可愛らしい超絶美少女だ(お世辞でも何でもない。事実である)。

 彼女が僕の彼女、熟山柚菜(みのりやまゆずな)だ。

 柚菜は首まで覆うスポーツ用の黒インナーを着ていて、下も小さい蜘蛛のワンポイント柄あるだけの黒のショートパンツのみ。ブラもパンティもなし。
 健康的なほどよく肉がついた腕や脚、手で包めないほどの豊満なおっぱいにインナーがぴっちりと張り付いて、むちむちとした肉感と、むわむわに蒸れていそうな黒光りの光沢がインナーに表れている。
今の柚菜は陸上部の活動をしていたので今は下半身は人間のものだ。甲虫のそれとは違う。ちなみに僕はどっちも好きだ。肉厚な人間の足も、黒光りする節足も。汗が加われば最高にたまらない、僕だけの足へと昇華するのである。

「はぁはぁ、んんっ、はぁ……」

 汗だくで息も絶え絶えの彼女は後ろ手でドアを閉める。ついで、といったように何かの細工を施したらしい。部屋の様子が変わった。多分、外界との繋がりを絶ったのだろう。
 柚菜は汗を顔中、いや体中に遠目で見るだけでわかるくらいに浮かべているが、そんな状態でも彼女は汗を拭おうとはしない。というより僕がそうお願いしていた。

「待ちくたびれたよ、柚菜」

 柚菜とは一年ほど前からお付き合いをさせてもらっている。付き合うことになったきっかけは、まあ一言で言うと、彼女の汗の匂いが好みだったので告白したらOKをもらえた、それだけだ。
 ああ、この距離でもわかる。すごい匂いだ。訂正。臭いだ。汗のむわぁっとした、濃厚な、鼻をギュッと締め付けるキツイ臭い。それが彼女から立ち込めている。部屋を覆い尽くさんとしている。

「はぁはぁ……」
「柚菜?」

 一歩、柚菜が足を踏み出す。臭いは一段と強くなり、さらに踏み出せば全身に臭いが絡みつく。
 柚菜の目はどこか虚ろで、まるでフルマラソンを終えたランナーかのようだった。いや、フルマラソンかは知らないが実際かなりの距離を走ってきたのだろう。
 そして、まるで押し倒してしまいかねないくらい勢いよく迫ってきた柚菜は、僕に抱きつくと、

「んぐっ!?」
「んちゅ、ちゅるちゅっちゅっりゅれっろれるちゅるるるるるる」

 僕の口を自分のもので塞ぎ、そのまま口内へ舌を侵入させた。まるで貪るような熱いキスだ。いや実際に貪られた。柚菜の渇いた舌は僕の口の中の水分、つまり唾液を舐めとり飲み下していくのだ。内頬、歯茎、舌、さらには喉奥にまで舌を縦横無尽に動かして、僕の口の中を陵辱していく。
 五分か十分か、体感的にはそれくらい貪られてようやく解放された。口の中がカラカラである。

「ぷはぁっ! はぁー生き返ったぁ」
「ぷはっ、はぁはぁ……きょ、今日は情熱的だな、柚菜。はぁはぁ、お、遅かったし、溜まってた?」
「いやぁ、あはは、今日は特にいっぱい走ったからさ。喉渇いて渇いて。たまらず瑞樹の唾液飲みまくっちゃった」

 いたずらっ子ぽく舌を出して笑う。鼻血出そう。というか精液出そう。ジャイアントアントのフェロモンは今現在僕の理性を削ぎ落とし中なのだ。

「ちなみにどれくらい走った?」
「42.195km」
「フルマラソンかよ!」

 ガチで走ってやがった。いや、望むところだが。それだけ汗を熟成させてくれたことに土下座したいくらい感謝しているが。

「ふぅ、暑い。んで。あー、それで、さ。今日もやっぱりする、んだよね?」

 顔を赤らめ、そっぽ向きながら尋ねる。嫌そうな仕草に見えて期待に満ち溢れているのがバレバレだ。汗の臭いでわかる。

「もちろんだ。僕はもう脱いだ」
「え? はぁ!? はやっ! え? いままで制服着てたよね!?」

 はっはっは。僕ほどになれば一瞬で服を脱ぎ捨てるなど造作もないことなのだ。そんなことよりもだ。

「もう、元の姿に戻っていいんじゃないか?」
「あ、そうね。んんっ」

 柚菜が力を込めるように呻くと、まず頭に二本の触覚がニュルっと生える。ピクピクと動いて可愛い。さらに下半身がじわぁっと滲むように溶けて甲虫の下半身を顕にする。左右に三本、計六本の脚に浮かぶたんまりの汗が光を弾いていて美しい。これが柚菜のジャイアントアントとしての本当の姿。元は人間で、通りすがりの白髪のサキュバスに魔物化させられたらしいがいまはどうでもいい。
 黒のショートパンツも破れずに残っている。僕の母親の友人の女郎蜘蛛さんが営むスポーツ品店の特注品だ。よく伸びるし、よく締め付けるし、よく汗を溜め込んで蒸らせる。おまけにファスナー付き(夏場でも熱くならない特殊加工)で魔物化したままでも脱ぐことができる。僕の要望通りの完璧な一品だ。もちろん黒インナーも同様である。値段が張るのが玉に瑕だが。
 はぁあ、たまらない。もう我慢できない!
 僕は柚菜の腰と背中に手を回して抱きしめた。ギュ〜ッと、肌と肌がくっついてしまうくらい強く。
 汗をたっぷりと吸い込んだ冷たく濡れたインナーが僕の肌に張り付く。むぎゅっとした肉感の柔肌に汗のベタつき感が重なり、最高だ。抱きしめるとそれに応えるように汗を含んだ柚菜の身体が僕にしっとりと絡みつく。たまらない。

「あ、こら瑞樹! い、いきなり抱きついて、やんっ、下当たってるからっ!」
「当ててんだよ」
「それ、男がいう台詞じゃ、ひゃんっ!?」

 柚菜の首筋に舌を這わせる。インナーと肌の境目。汗を溜め込む場所。玉となった汗粒が、下に広がり、ツンっとした味と風味が口と鼻の中にいっぱい広がる。もっと舐めないと。

「ら、らめっ、そんな舐めちゃ、あひっ」

 舌を這わせるのをどんどん下げていき、たわわに実ったおっぱいへとむしゃぶりつく。ふわふわとしたおっぱいの柔らかさと、汗をたっぷり吸い込んでフェロモンたっぷりの臭いをプンプンに放つインナーは、僕にとってはご馳走だ。

「じゅるるるるるるっ!」
「あひぃ、す、吸われてるっ! み、瑞樹っ、ダメ、だって……!」

 ここが乳首だな。コリコリしている。右乳首は歯で甘噛み、左乳首は指先で弄り回そう。ああ、柔らかい、臭い、ムレムレ。ここが天国か。

「っっ! す、吸ってもいいからぁ、せめてぬ、脱がせてよぉ……ひぃぅんっ」
「ぷはぁ、しょうがないな。はい、ばんざーい」
「えぇ、自分で脱ぐって」
「僕はインナーを脱がせるのが好きなんだ」
「ったくもう」

 ブツブツ文句言いつつも言うことを聞いてくれる柚菜である。脱いだインナーをどう使うかも知っているのに、言うこと聞いてくれるってことはつまり柚菜もそれを求めているのである。嫌よ嫌よも、だ。
 万歳させて柚菜のインナーを脱がす。汗で引っかかるけどもう一年近くこれをやっているのだ。お手の物である。
 さぁ天国のお見えだ。二の腕と首に日焼けの分け目がある。腕とかほどじゃないけど、健康的な小麦色の肌に玉となった汗粒がたっぷりとノり、零れ落ち、垂れ流しとなっていた。谷間にはもうむしゃぶりつきたいくらいの汗が溜まっている。
 それだけじゃない。インナーを脱がせる前とは比べ物にならないほどのフェロモン混じりの酸っぱい汗臭が湯気とともにもわぁっと僕の顔面を包み込んだのだ。逃げ場のない、攻撃的な汗臭に僕は目眩を覚える。鼻腔をくすぐるどころか舐めしゃぶるように絡まり、肺いっぱいに柚菜の汗臭が満たされ、思考までもが柚菜の汗の臭いで塗りつぶされてしまいそうになるのだ。

「っ! 私の臭い嗅いでペニス大きくしないでってば!」
「いや無理。柚菜の汗の臭い最高なんだもん。鼻にこべりついて取れなくなるくらい臭くて、濃厚で、刺激的なんだ」
「う〜!」

 顔を真っ赤にして睨んでくる。本当に可愛いやつだ。
 さてと、黒インナーも脱がせたし、アレをしよう。

「柚菜、おっぱい寄せて。谷間に隙間なくなるくらい」
「うっ、やっぱりアレするの?」
「柚菜が僕の唾液をいっぱい飲んだからな。僕も喉がカラカラなんだ。それに柚菜も期待してるだろ?」

 そう言うと柚菜は慌てたように声を荒げた。六本の脚を上下させ、絶え間なくカタカタと鳴らす。

「ば、バカ! 期待なんてしてるわけないでしょ! そ、そんなの変態じゃない!」
「はっはっは、僕の前で嘘ついても無駄だぞ。僕は汗の臭いで何を考えているかわかるからな」

 柚菜の汗の臭いはもっと嗅いでと求めているのである。
 それを聞いて柚菜は呆れたようなジト目を僕に向ける。

「だ、ダメだこいつ……」

 早く素直にさせないと、だな。

「さっ、寄せてくれよ」
「し、仕方ないわね……ほんと、変態な彼氏を持っちゃうと苦労するわ」

 まぁ今は素直じゃなくてもいい。その方が堕ちたとき楽しいからな。
 僕はインナーの両端を持ってギュッと絞る。ちょうど柚菜のおっぱいの谷間の上でだ。
 すると、ぼとぼとぼとと吸い込んでいた汗がたっぷりと谷間に零れ落ちていく。僕にとっては恵みの雨で宝石よりも貴重なものだ。
 さぁ、できた。柚菜の豊満なおっぱいの谷間に浮かぶオアシス。癖のある甘酸っぱい臭いをもわもわと放つ、性臭たっぷりの汗の泉だ。
 その泉に舌をつける。舐め取るのではなく、ただつける。舌に汗のしょっぱい味が、針のように突き刺さる。麻痺したようにピリピリするが、それは僕のペニスをどんどんと膨らませる媚薬的な痺れだ。

「っ! そんな、顔して、美味しいの?」

 僕は舌をつけながら、グッと親指を立てる。美味しくないわけがない。柚菜が走って出した、フェロモンたっぷりの濃厚な汗だぞ。砂漠を歩いたあとの冷たい水でも勝ち目のない最高の水だ。
 さぁ、名残惜しいけど、まだまだ次がある。一気に飲み干そう。

「じゅるじゅるじゅずずずずずずずずず!」
「ひぃぅんっ!」

 口ごと谷間につけて、一気に汗を口の中へと吸い込んでく。舌をつけていた時以上の汗の味が口に広がり、何層にも渡る芳醇な汗の臭いが喉から鼻へと昇り、頭を痺れさせた。

「んくんくんく、ごくんっ、ぷはぁー!」
「こんなに美味しそうに飲むなんて……ホント変態」

 そう言いつつも口元が嬉しそうに引かれているのを、僕は見逃さなかった。

「本当に美味しいからね。僕が食べるモノ全部に柚菜の汗を入れて欲しいくらいだ。香り付けもね」
「っっっ!」

 ゾクゾクっと身体を震わしているのがありありとわかる。ああ、やっぱり柚菜も僕と同類だ。僕に汗を舐めさせて、嗅がせて悦ぶ変態だ。

「もっと欲しいな。ほら腋、上げて見せて」
「はぁはぁ……ごくん、しょうが、ないわね」

 鼻息を荒くしながら、柚菜は左腕を上げる。
 もわぁ〜、と鼻が曲がるくらいの汗の臭いが鼻を突き刺す。柚菜の腋は毛が大森林のように鬱蒼と生え茂っている。ここに汗が溜まって発酵し、より熟成された汗臭が立ち込める魅惑のジャングルとなるのだ。

「腋毛いっぱいだ。臭いもすごいよ、くんくん」
「み、瑞樹が伸ばしてって言うから伸ばしたんじゃない」

 その通りである。それを素直に聞いてくれる柚菜、本当に大好きだ。

「昨日はお風呂で洗ってない?」
「……シャワーで洗い流してるだけ」
「充分充分。休日だったらお風呂にも入らずやるんだけどねー」
「ぅうー、この変た、ひぃゃんっ!」
「れろっ、あむあむっ、なんらっれ?」

 魅惑のジャングルに顔を上陸させる。腋のくぼみに顔を突っ込むのは最高のひとときだ。汗臭の染み付いた腋毛を口に含むと、そういう食べ物であるかのように汗の味がじわぁっと染みてくる。

「腋毛食べないれぇ、あひぃ、もぐもぐだめぇ、ぺろぺろもぉ!」

 こんなに汗の実った肥沃な大地に生えるジャングルだ。食べないで、味わわないでどうするというのだ。

「あむ……すぅーー、はぁーー、すぅーーーー、はぁーーーーー」
「吸っちゃらめぇー……いぃひぃっ!」

 臭いも限界まで熟成されたチーズのようなむせ返るような臭いで、深呼吸すれば僕の中を胸いっぱいに満たしてくれる。
 僕は柚菜の両腕に下から手を回し、片足立ちになって、上げた脚を柚菜の背中に回して昆虫の下腹部に掛けた。ちょうど体重を柚菜の身体に預ける形だ。

「んんっ、あっ……ペニス……、お腹に当たってる」

 汗の臭いに脳みそを溶かされている僕は無意識のうちに腰を動かしてしまっていたらしい。密着したままペニスの亀頭でおへその下辺りを擦っていた。インキュバスとなった僕のペニスはそこそこ大きいので、臍舐め密着体制でもおへそまで届く。おへそも腋に並ぶ汗ポイントだが、今日はペニスで味わうかな。

「あっ、んんぁ、瑞樹のペニス……オチンポ。瑞樹のオチンポ、カリ裏、私のおへそにコリコリって引っかかってる、イイッ」

 ペニスをオチンポって言い換えた。ノってきたな。こうなったら僕も自分ばっかり気持ちよくなっていられない。

「あんっ! おっぱい、イイッ! もっと、もっといっぱい揉んで!」

 柚菜にももっと良くなってもらおう。本能に忠実な柚菜にしてあげるよ。
 そう思いながら、僕は柚菜のおっぱいを粘土をこねくり回すように、もみもみコリコリと揉みしだく。

「ひゃんっ! ち、乳首コリコリ、らめぇ!」
「れろっ、あむじゅるるるるるる」
「腋もそんなに吸われたら、あひぃ! お口で吸われたり舐められたりするの気持ちよすぎるのぉ!」

 腋も性感帯になってきたな。やっぱり柚菜も変態だ。僕と同類だ。
シュッシュッと亀頭でおへそを擦り上げる。カリ裏がおへそに引っかかって、結構気持ちいい。いや、汗の臭いをたっぷり吸い込んでいる最中ということもあってか、やばい。腰が浮いてしまう。擦るんじゃなくて、挿すような形になって――。
 じゅぷり……!


「あひっ! あ、がっ、ぁが……」
「あむ、ぷはぁ……な、なんだ、ペニスが生暖かいモノに包まれて」
「お、おへ、おへそ、挿入ってるのぉ……!」

 腋から口を離して下を見ると、僕のペニスが三分の一くらい柚菜のおへそに呑み込まれていた。ずっぽりと。

「ごめっ、抜くから……っ!」
「あっ、らめぇ、抜いちゃやらァ……」

 柚菜が僕の腰に手を回し、ペニスを奥へ奥へと引き込む。生暖かい肉の底なし沼にペニスの半分ほどが包まれ、グッグッと何かを搾り取ろうと収縮してきた。

「っぁ、い、痛く、ないのか?」
「うん、だいじょーぶ。子宮に近いから、かな? あはぁ、すっごいぃ気持ちイィ。んっ、んっ!」
「ちょ、うあっ、そんなお腹に力入れられたら……!」

 や、やばい、生暖かい上に締めつけもきつくて、しかもおへそに溜まってた汗がペニスにたっぷりと塗りたくられてる。そこでリズミカルに亀頭を、竿を刺激されたら、耐え切れない!

「イキそうなの? イってぇ……あたしのおへそマンコにドプドプオチンポミルク射精してぇぇ……」
「っくぅ!」
「我慢してるの? あはっ、ダメだよ、イカせてあげる……!」

 射精を耐えている僕の後頭部を柚菜は掴み、無理矢理自分の腋へと僕の顔を埋めさせた。
 瞬間、汗臭たっぷりフェロモンたっぷりの柚菜の体臭が僕の鼻を犯し、肺を犯し、そして脳みそを犯し尽くした。
 我慢なんてまるで紙くずのようにあっさりと破り、僕を本能の権化へと堕落させた。精液を柚菜のおへその中へたんまりと出すことしか考えられない変態なオスへと変貌させられたのだ。

「っあああああああ!」
「んぎぃひぃ! あっちゅいの、来らぁあぁあぁぁぁぁ!」

 山津波のように大量の精液が柚菜のおへその中に注がれた。柚菜はさらにペニスをお腹の中へと招き入れ、ついには根本まで呑み込む。脈動するペニスに合わせて、幾度も締め付けを繰り返し、僕の精液を根本から飲み込んでしまった。

「いひぃ、おいひぃ! オチンポミルク、おへそで飲むのおいひぃにょお!」

 逆流して出た精液はほんの少し。行き止まりであるはずのおへそで、柚菜は僕の精液を文字通り飲み干したのだ。あらん限りの嬌声を上げて、舌も突き出し、腋で僕の口を挟んでだ。

 ようやく射精が終わり、ペニスを引き抜く。僕は足に力が入らず、教室の床に尻餅をついた。ほんの少しだけおへそからドロリと精液が垂れる。それを柚菜は指先で掬い取り、舐めとる。

「れろ、んぐ、くちゅくちゅ、んっぐちゅぬちゅ」

 柚菜は嬉々とした表情で、目尻を垂らしながら口の中で精液をこねまわし、舌で転がすように味わう。僕はその光景に少なからず、いや、すごく興奮した。僕の精液が、柚菜の口の中を犯しているのだ。僕の口が、鼻の中が柚菜の汗で犯されるように。

「んぁー」

 口を開き、唾液とたっぷり混ぜてこねくり回した精液を僕に見せつける。泡立った精液は柚菜の口の中、舌や歯にたっぷりとこべりついていた。

「ん、ごくんっ、はぁー」

 そして喉を鳴らして、感嘆に満ちた息をついた。僕の精液を極上の飲み物のように味わい、飲み干す。口のみならず、おへそでも。これに興奮しない男がいるわけがない。

「…………」

柚菜が昆虫の腹を床に落として、僕のことをどこか期待するような眼差しで見つめる。熱っぽい、艶やかな、誘うような瞳だ。
わかっている。汗の臭いでわかる。犯して欲しいんだろう。僕のペニスで、いまもショートパンツの中で汗と愛液で熟成されているオマンコを貫いて欲しいんだろう。

 僕は立ち上がり、柚菜の前へ立つ。嬉しそうに顔を綻ばせ、ペニスを欲しそうに期待に満ちた瞳で柚菜は僕を見ていた。

「欲しいんだよね?」

 尋ねる。

「っ……!」

 ハッとしたように、柚菜はペニスから目を逸らす。まだ素直になりきれていないらしい。これじゃあ、ダメだ。僕のペニスをあげられない。もっと、もっと本能に忠実に、本当の柚菜を僕に晒してもらわないと。

「んじゃ、今度はこっちにするかな」
「えっ?」

 僕は柚菜の後ろに回り込み、昆虫の下半身、その先っぽを見据える。
ジャイアントアントの蟻の腹部、その先に円錐状の出っ張りがある。何もないように見えるが、そこには柚菜の排泄孔があった。人間で言うお尻。アナルだ。
形は人間のものと少々違っていて、スリットのように割れ目が見える。指で開くと、少々白く濁った半透明の、粘り気のある液体がだらぁっと零れ落ちてきた。汗とも愛液とも違う、触れると心地よい痺れがする。いわゆる蟻酸だ。
中は赤ピンクの何層に重なったヒダヒダのある肉が蟻酸に濡れて輝き、蠢いている。いや、蟻酸だけじゃない。汗もある。たっぷりとだ。臭いでわかる。

「ここも汗でたっぷり湿気てるな。すんすん、汗の臭い、だけじゃないね。もっと酸っぱいにもする」
「や、やだぁ、嗅がないでっ」
「だぁめ」

 逃さないようにしっかりと下腹部を掴み、小さな排泄孔に鼻を突っ込む。スリットをこじ開けるようにグイグイっとだ。

「ひぃんっ!」

 ここまですれば、柚菜は抵抗できなくなる。理由は単純だ。柚菜は僕に臭いを嗅がれたいからだ。

「すぅー、はぁー。香ばしい、けど酸っぱい、色々混じった臭いがするな。鼻が敏感になるよ。柚菜のお尻の穴の臭いがすごくムンムンしてる」
「っ! ふぅふぅ……はぁ、はぁはぁ」

 鼻息荒く、柚菜は息をする。多分、いやきっと興奮している。僕に顔を見られないからと、最高に悦に入った表情を浮かべているはずだ。
 さぁ今度はペニスで味わおう。柚菜のアナル、ケツマンコを。

「はぁはぁ……瑞樹ぃ、そ、そっちじゃ」
「んー? どこかきちんと言ってくれないとわからないよ」

 柚菜のケツマンコにペニスをあてがいながら、ニヤニヤと笑みを浮かべる。

「こ、こっち、前に挿れて欲しいの……はぁはぁ」
「んー? 前じゃどこかわかんないなぁ」

 意地悪が過ぎるかもしれないけど、これも必要なことなのだ。もっともっと柚菜を本能の赴くままに快楽を貪るメスアリにするには。

「お、おま、おまんこぉおおぅっ!?」

ジュプッ!

 言い終えようとした瞬間、僕はペニスで柚菜のケツマンコを抉った。

「あ、が、あっ、はっ、はっ、あっあ……」

 あまりの気持ちよさに息もまともに吸えないのが後ろからでもよくわかる。汗の臭いでわかる。
 オマンコオマンコ言っていてもこうやってペニスで貫かれれば、柚菜は嬉しそうに悶えてくれるのだ。ほら今も。

「っ、すごい、締め付けだよ、柚菜……うぁ」
「あはぁ、っ、違うのぉ、お尻が勝手にぃ」
「ケツマンコでしょ」
「ケツマンコが勝手に動きゅのぉ。オチンポオチンポっておいしそうにもぐもぐするにょぉ!」

 ぐちゅぬちゅぐっちゅぐっちゅぐちゅるるるぐっちゅぬちゅぬちゃ。

「オマンコに欲しいのにぃ、ケツマンコじゃなくてオマンコにぃ精子ぃ!」
「ダメだよ、まだダメだ。もっと、もっと汗をかいて熟成させなくちゃ。柚菜が走ってかいた汗と、僕とエッチしてかいた汗、それをパンツの中でオマンコの毛と割れ目でいっぱい蒸れさせるんだ。すっごく臭いだろうなぁ。もう僕の鼻がその臭いしか感じ取れなくなるくらい、きっと臭いよ」
「はぁはぁ、はぁはぁはぁはぁ!」

 柚菜のケツマンコ、すごい締め付けになってる。まるで肉のリングが何重にも重ねられて、そこにペニスを潜らせているみたいな。挿せば、亀頭が締め付けられて、抜けばカリ裏を引っ掻いてくる。竿も動きに合わせて肉リングが脈動して、精液を搾り取ろうと蠢いている。
 柚菜もすごく興奮している。早く僕にオマンコの臭いを嗅がせたくてたまらないんだ。僕も嗅ぎたくてたまらない。早くそのオマンコに顔を埋めて、いっぱい息を吸いたい。だけど、我慢だ。もっともっと柚菜をメスアリに堕とすんだ。
 僕は何度も腰を振るう。蟻酸の甘い痺れがペニスを犯して、腰を本能的に振らせてくる。僕はたまらず、柚菜の昆虫の背中に倒れこみ、その背中を抱きしめた。腰だけは壊れたように振るいまくって。ジュッブジュッブと。

「はぁはぁ、いいよ、柚菜のケツマンコ! すっごくいい! 締め付けも、ドロドロのケツマンコ汁も最高だっ!」
「んひぃ、瑞樹のオチンポも最高なのぉ! ぶっとくて、熱いのが、ゴリゴリってぇ、ケツマンコのお肉グチュグチュに抉ってるのぉ!」
「はぁはぁ、もう出そう、出すよ!」
「出して! 私の淫乱なドロドロケツマンコに、瑞樹のオチンポミルクいっぱい注いでぇぇぇ!」

 柚菜のケツマンコがぎゅぅっと、搾り取る本気の締め付けをペニスに放った。

「出るっ!」

 ドピュドピュドピュ! 抑えきれない白い間欠泉の奔流を柚菜のケツマンコに解き放つ。全てを出し切るような激しい快楽がペニスから全身に駆け巡り、僕はそれに耐えるようにぐっと柚菜の背中にしがみついて、精液をケツマンコの奥の奥まで放った。

「あっはぁ……れてるぅ、ケツマンコにぃ、ドロドロのザーメン、瑞樹のオチンポミルクがドピュドピュ出てりゅう〜」

 柚菜のケツマンコを僕の精液で白く満たしながら、柚菜の昆虫の背中を舐める。人肌と違ってひんやりと気持ちよく、しかし僅かながらに弾力のある背中。そこに浮かび上がる汗を舐めた。
ここの汗もやはりおいしい。腋汗とはまた違った趣がある。ひんやりしている上に汗でべたつくので肌との吸着率は最高だ。

「んっ、ふぅ……」

 全てを出し切り、僕はペニスを柚菜のケツマンコから引き抜く。ごぽりと音を立てて、精液がケツマンコから垂れる光景は壮観だ。
蟻酸の影響か、そのエッチな光景のせいか、僕のペニスはまるで萎えない。まぁ、すでにインキュバスになっているのが一番の理由だろうけども。

「瑞樹ぃ……次はぁ、お願いぃ」

 僕を見上げて、おねだりするようにオマンコをパンツの上から指で弄る。
 ただでさえ蒸れているオマンコを、指で弄って熟成させる。柚菜も結構キてるな。
 だけど、まだ超えてない。

「そういや、腋コキしてなかったな」

 僕は、柚菜の背後に回って、後ろから、柚菜の腋にペニスを挿し入れた。

「おぉ、イイ……出したばっかりなのに、柚菜の腋マンコ、気持ちよすぎる」
「あぁ、なんでぇ……? はぁはぁ、違うのぉ、そこじゃないのぉ……!」

 柚菜の目が据わり始めている。目の前で腋を通るペニスを見て、生唾を飲んでいる。

「手あげて。はぁはぁ、腋毛、すごいな……汗でペニスに絡まって、カリ裏とか尿道とかに擦れて、最っ高だ」

 手をとり万歳させて、ペニスで腋を上下に擦る。大森林を抜ける大蛇のように、ペニスが柚菜の腋毛に絡まりながら、腋の柔らかい肉にシュッシュと擦れて、すぐにでもイってしまいそうだ。

「はぁはぁはぁ……ごくんっ、はぁはぁ……んんっ」

 蒸気し、熱に浮かされたような表情で虚空を見つめる柚菜。もう正気というものが根こそぎ削り落とされたような、ただの一匹のメスアリのような表情だ。

「イクよ、柚菜。柚菜の腋マンコ、僕の精液で汚すから!」
「ああぁ、もう、ダメェ……」

 そして僕は、柚菜の腋マンコに精液を解き放つ。腋毛という大森林を僕の精液という白濁した津波で水没させた。
ダラダラと腋を伝い、横腹を精液が零れ落ちていく。それを見る柚菜の表情が、狂気染みた笑みに変わっていくのを僕は見逃さなかった。
ついに、堕ちた。

「じゃあ、次はもう片方の腋マンコを、うわっ!?」

 僕はいきなり柚菜に床へと押し倒されてしまった。わかってはいても、やっぱりびっくりする。

「柚菜?」

 柚菜の顔を見上げると、彼女は凄惨に笑っていた。引き攣るくらい大きく口元を引いて嗤い、凶悪な蟲のように、あるいは淫乱なメスアリのように、目をギラギラと輝かせていた。
 正気など欠片ほどもない。魔物娘の、メスアリの本能に理性を食い破られた、柚菜の本当の姿。
 僕が柚菜に告白したとき、汗の臭いが好きなのが嘘ではない証明するために、柚菜の腋を臭った。その瞬間、いきなり我を忘れて僕を犯した、柚菜の本性がようやく僕の前に現れたのだ。

「瑞樹、瑞樹瑞樹みずきみずきミズキミズキ!」

 柚菜はショートパンツを破り捨て、オマンコを顕にする。腋毛よりも深い森に覆われた、黒い陰毛に覆われた、柚菜のオマンコ。パンツから解き放たれた瞬間から漂う、腋汗よりも濃厚な汗と愛液混じりの発酵臭。
 柚菜は、そのオマンコを倒れる僕に、僕の顔面に、僕の鼻と口に押し付けた。しっかりと踏み敷いた。絶対に逃がさないと、昆虫の身体で僕の首から下をガッチリと押さえつけた。

「んぐぅー!」

 僕は呼吸を抑えられたことにもがいて、柚菜の脚を掴む。が、それはこの事態から脱却するためじゃない。
 僕は、脚を引っ張り、さらに柚菜のオマンコを顔に押し付けた。

「すぅーーーー、じゅるるるるるる、すんすんすぅーーーー!」

もっともっと、柚菜のオマンコの汗臭マン臭を吸い込むためだ。

「あっはぁ、自分からオマンコに顔押し付けるだなんて。瑞樹の変態! 私のくっさいオマンコ嗅いで、オチンポビンビンにさせて。ホント変態なんだから」
「すぅはぁすぅはすぅはぁすぅはぁすぅはすぅはぁすぅはすぅはぁすぅはぁすぅは」
「あはっ、夢中で吸っちゃって。私のオマンコの臭いそんなに好きなの? 汗汁とマン汁がマン毛の中でグチャドロになって、プンプンに臭くなってるんだよ? 鼻曲がるくらい臭いんだよ? 普通の人なら吐いちゃうくらいだよ?」
「クンクン、すぅはぁすぅはぁ、じゅるるっじゅるる、すぅはぁ!」
「あっは、ホントに変態! 瑞樹変態! 私の最っ高の変態彼氏! もっと嗅いで! 私のくっさいド淫乱マンコ、隅々まで嗅いでぇ!」

 ああ、たまらないたまらない! これだよ、これを待ってたんだ! 柚菜が本能に忠実になる。このときが一番、汗の香りが、臭いが一番キツくなるんだ。
 柚菜は僕の顔でオナニーするかのように腰を前後させる。ジョリジョリと汁混じりのマン毛で僕の顔を擦る。臭いを擦りつける。

「嗅いで! 私のオマンコクンカクンカして! くっさいでしょ? オマンコ臭いでしょ? そうなの、私の汗、オマンコ、昔から臭いの! それを嗅がせるのが私大好きなの! 私の臭い嗅いで、みんな顔を背けるのに、それを好きだって言ってくれるのはあんただけ! あんただけが私を満たしてくれる! だからもっと嗅いで! 私の汗の臭い、マン汁の臭い、オマンコの臭いで臭くなってぇ!」

 プシャーーーー!
来た! 柚菜の興奮が最高潮になったのだ。尿道から、おしっこが大量に僕の鼻と口に注がれる。ほんのり苦く酸っぱい、黄金色のおしっこ。それにツンとした刺激の汗と、甘酸っぱいマン汁。それら全てが混じり、僕の鼻を口を通して、肺に胃に行き渡り、僕の身体を柚菜の体液の臭いで染め上げていく。僕の身体に柚菜の臭い香水をたっぷりと塗りたくって、染み込ませていく。

「漏らしちゃったっ! あははっ! 瑞樹の顔におしっこいっぱい漏らしちゃったぁ!」

 嬉々とした声を上げる柚菜。僕は嬉々として柚菜の汗をマン汁をおしっこを飲み下した。

「もう、瑞樹の身体から、私の臭い取れないね。どれだけ洗ってもきっと取れないよ。もう、一生、瑞樹は私の臭いを嗅ぎ続けるんだよ。朝も昼も晩も。ご飯食べてるときも授業中も寝てるときもずっとずっと! 私の臭いを嗅ぎ続けるの! あはっ! 嬉しいっ! 嬉しい嬉しい! 瑞樹が私の臭いを嗅いでる。悦んでる! 嬉しいっ! 瑞樹に臭い嗅がれるの、最高っ!」

 僕も最高だ。柚菜の臭いをこんなに嗅げて。柚菜のたったひとりの男になれて、すごい幸せだ。
熟成された芳しい汗汁とマン汁の臭いに、おしっこの臭いが加えられた、酸っぱくむせ返るような、僕だけしか理解できない臭いが肺を満たしていく。肺がそれで呼吸できるように作り替えられ、それどころか活性化し、ペニスをバキバキに勃起させる。
柚菜の臭いを嗅いだだけで、勃起し、我慢汁をダラダラと垂らすように脳が調教される。

「あはっ、瑞樹のオチンポ、腹部にベチベチって当たってる。我慢できないのね? 私のオマンコ嗅ぎまくって、さらにオチンポ勃起させるくらい興奮したのね? いいよ、しよ。私のくっさいオマンコで瑞樹のオチンポを私の臭い漬けにしてあげる」

 名残惜しくも柚菜のオマンコから顔が解放された。

「はぁはぁ、オマンコから離れたのに、臭いがなくならない。ずっとオマンコ押し付けられているみたいだ」
「言ったでしょ。瑞樹の身体には私の臭いが染み付いたの。もう取れないの。そして次はこっち」

すぐさま僕のペニスにオマンコがあてがわれる。マン毛で亀頭をずりずりしながら、徐々に毛の中へと潜り込ませていく。

「あはぁ、オチンポ、おいしぃ……私の、オマンコ、グチグチって肉抉ってるぅ」

 マグマのように熱くたぎった柚菜のオマンコにペニスが飲み込まれていく。根本までたっぷりと全てが柚菜のオマンコに収められた。臭いをたっぷり染み込ませるために。

「いいひぃ、瑞樹のオチンポ、おっきくてぇ、熱くてぇ、我慢汁溢れてて、おひしぃ!」
「はぁはぁ、柚菜。僕、もう……」
「うん、うん。たっぷりと味わわせてあげるねぇ。私のオマンコ」

 ゆっくりと柚菜がオマンコを引き抜く。ドロドロに煮えたぎった柚菜のオマンコの肉は、まるで離したくないとでも言うかのように、僕のペニスに絡みつき、刺激してくる。
 限界ギリギリまで引き抜き、亀頭が辛うじて、柚菜のオマンコに埋まっているのが感覚的にわかる。

「いくよぉ……んっ!」

 バチンッ!

「あっ、がっ!」

 腰を打ち付けられる。瞬間、目の前がスパークした。亀頭とカリ裏、竿、そして子宮口にキスをした鈴口。それらに一斉に、柚菜の臭い混じりのオマンコ肉が襲いかかり、揉みしだき、吸い付き、こねくり回して、締め付けた。

 ドピュドピュ!

「あはっ、もう射精しちゃったんだ?」
「はぇ?」

 僕、なんで射精して。そんなつもりなかったのに。

「もっとして」

 柚菜が腰を振るう。今度は引き抜くときも力強い。そしてオマンコ肉でペニスを押しつぶすときはさらに強い。
 僕はまたもドピュドピュと射精していた。たった一度のストロークで、柚菜のオマンコに射精してしまったのだ。

「おいひぃ……瑞樹のオチンポミルク、おいひぃよぉ。あっはぁ、もっと、もっとちょうだい?」
「だ、だめ、連続でイっていまやばっ」

 バチン!
 ドピュドピュ!

「んぎぃっ!」
「あひぃ!」

 バチンッ!
 ドピュドピュッ!

「あっぅあっ!」
「いいっひぃぃ!」

 ストロークを一度されるだけで、僕の意思とは無関係に射精してしまう。いや、柚菜の意思で射精させれらてしまう。しかも射精するたびに抵抗の力が削ぎ落とされて、いっそう泥沼にハマっていってしまう。柚菜という魔性の泥沼にだ。
 いや、力だけじゃない。心でさえも、もう精液を柚菜の膣内に垂れ流すことを望んでしまっている。

「ああ、柚菜ぁ……もっとぉ」

 僕は柚菜の腰に手を回し、せがむように抱きしめた。
 バチンッ! ドピュドピュッ!
 応えるように柚菜は僕のペニスから精液を搾り取る。

「瑞樹ぃ、もっと奥に入りたい? もっと私のオマンコの臭い、オチンポに染み付かせたい? 精液ビュービューしたい?」
「したいっ! したいよ! 柚菜のオマンコもっと欲しいっ!」
「あはっ! もっとオチンポで私のオマンコ嗅いでね」

 柚菜は僕を持ち上げ、僕の足を自分の腰に回させる。俗に言うだいしゅきホールド。それの逆バージョンだ。
 この体勢になると、さらにペニスが奥に引き込まれる。いや、それだけじゃない。柚菜のオマンコ肉が、子宮が降りてきているのだ。

「っあ、ペニスの先っぽが、ニュルンって、っ! 呑み込まれて、うあああ!」
「あっはぁ、子宮で瑞樹のオチンポ食べちゃったぁ。瑞樹ぃ、オチンポミルクちょうだい。私を孕ませてぇ」

 柚菜が僕の腰を掴み、ぐいっと引き抜く。しかし、子宮はフェラをしてひょっとこ顔になった柚菜みたいに吸い付き、決して離れない。
 限界まで引き抜いて、そして、バチンっと腰を振り下ろす。

「あああああっ!」
「いひぃ!」

 ドピュドピュっと精液が溢れ出る。亀頭が子宮の天井に突き当たり、子宮壁を伝って溜まっていく。柚菜のお腹がちょうど子宮のあるところが、僕のペニスの形に盛り上がった。
上下前後に腰を振るうと、その動きに合わせて柚菜のお腹がぐにゅぐにゅと僕のペニスの形に沿って変わる

「あはぁ。もっと欲しいぃ。もっと瑞樹、オスになってぇ。私のこと孕ますことしか考えられないオスアリになってぇ」

 柚菜は床に脱ぎ捨てた黒インナーを拾う。僕と身体を密着させた柚菜は、それを僕と一緒に被ったのだ。
 フェロモン混じりの汗の臭いが僕と柚菜を包む。インナーによって外界の空気が全て遮断される。ここにあるのは柚菜の汗の臭いのみだ。しかも、インナーの締め付けでいっそう僕と柚菜は密着した。僕の顔は柚菜のおっぱいの谷間にずっぽりと埋まる。

「おっぱいの谷間ぁ、すごいでしょ? ムレッムレだよぉ」
「すぅーーはぁーー!」

 汗の濃縮した臭いが僕の肺を犯す。空気に触れず、柚菜の谷間の中で濃縮された汗の臭いに特化した汗臭だ。柚菜は最高だ。いまだ僕を驚かせてくれる。
 孕ませたい。この最高のメスアリを、僕の精子で孕ませたい。ボテ腹にして、おへその汗も舐めしゃぶりたい。

「柚菜、柚菜っ!」
「瑞樹っ! 瑞樹ぃ!」

 僕は腰を振るう。縦横無尽に、柚菜の子宮内全てを僕のペニス専用の形に作り変えるように。
 柚菜も腰を振るう。縦横無尽に、僕のペニス全てを柚菜の子宮専用の肉棒に作り変えるように。

 ジュッポジュッポジュブジュブグチュグチュヌリュジュボジュボグッチュジュッボ!

「孕んでっ、僕の赤ちゃん! メスアリを孕んで!」
「孕むっ! メスアリ柚菜は瑞樹のメスアリ孕むぅ!」

 柚菜のおっぱいから甘い匂いが漂う。耳元でビュッビュッと音が聞こえる。これは母乳?
 汗の酸っぱい臭いに、おっぱいミルクの甘い匂いが合わさり、僕の身体の中を満たした。
 やっぱり最高だ柚菜は! 僕の最高のメスアリだ! これだけ僕を、柚菜の臭いで染めてくれるんだから!
 だから、柚菜も! 僕の精液で染まれっ! 僕のメスアリを孕めっ! 
僕に臭いを嗅がせて、精液ドピュドピュされることしか考えられないメスアリになれぇえええ!

「っっっ!! 出、るっ!!」
「いひぃ、出してぇえええええ、わらひの子宮に、孕ませ子種オチンポミルク注ぎまくってぇぇぇぇぇ!!」

 ドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュ!!

「あへぇえええ! キタァああああああああああああああああ!!」

 大量の精液の大津波が、柚菜の子宮に解き放たれた。ケツマンコのときの比じゃない。文字通り全てを出し切る射精。僕は、柚菜にしっかりとしがみつき、一滴たりとも子宮からこぼさないと注ぎ続けた。

「あひぃ、しきゅー! は、膨らんでるのぉ! 瑞樹のオチンポミルクで、パンパンに膨らんでりゅのぉ……!」

 大量の精液、その逃げ場が失った柚菜の子宮はパンパンに膨らみ、さらにお腹を妊娠した女のように膨らませていく。
 僕も射精の快楽に翻弄され、精液をこぼさないために柚菜の身体を抱きしめることしかできなかった。そのせいでお腹が圧迫されて、柚菜は声を漏らす。しかし苦痛じゃない。快楽の声をだ。
 精液が柚菜の子宮の中を踊り狂い、子宮のあちこちを圧迫していくことに柚菜は歓喜の声をあげているのだ。僕も、柚菜の子宮を自身の精液で満たせたことに心が満たされている。

「はぁはぁ……瑞樹ぃ、私、孕んだかなぁ?」

 いまなお快楽に打ち震える柚菜は、息も絶え絶えで尋ねる。

「多分、ね……」

 かくいう僕も、いまだ搾り取ろうとする、柚菜のオマンコに射精させられ、というか現在進行形の射精中でギリギリの状態だ。

「おっぱいミルク、出てたし、もしかしたら、もう孕んで、るのかも」
「そっかぁ。ふふふ、あはぁ……瑞樹のメスアリ、私のメスアリ、孕んじゃったぁ」

 柚菜は歓喜に満ちた笑みを浮かべる。だけど、どこか企みのある表情だ。

「きっと私のメスアリも。ふふっ、私とおんなじ変態だよ。きっと瑞樹に臭い嗅がれて悦ぶ変態だぁ」
「そう、だったらどうするの?」
「もちろん。んんっ……あはぁ……瑞樹に、いっぱい臭い嗅いでもらってぇ、オチンポミルク、たぁっぷり注いでもらうんだよぉ」
「母娘丼……」
「ふふっ、興奮したぁ?」

 ちょっと。いや、かなり。すごく興奮した。柚菜とその娘のダブル臭い攻め。こりゃ、正気に戻れなくなりそうだ。

「じゃあ、妊娠を確実なものにするために、2ラウンド目行こっか?」
「柚菜の堕ちた姿、最高」
「責任取ってね? 私をこんな、ド淫乱な変態メスアリにしたのは瑞樹なんだから」
「僕もド変態なオスアリだからね。一晩中、いや三日、一週間はやり続けよう」
「瑞樹大好きっ!」
「僕もだよ、柚菜」

 そうして、第2ラウンドに入ろうとした。
 そのときだった。

 ガバッ!

 僕らが被っていた黒インナーが何者かによって剥ぎ取られたのだ。

「な、なんだ!?」
「校則第13条及び第21条、旧校舎不法侵入、学内不法性行為の校則違反だよ」

 金髪碧眼の、神城高校の制服を来た少女が、僕たちを笑顔で見下ろしていた。


―;;;―


「まさか、風紀委員に見つかるとはなぁ」
「私の結界こじ開けて入ってくるなんてね……まぁあまり強いものじゃないけども」

 僕と柚菜は帰路についていた。
 学内での性交を取り締まる風紀委員に性交の場を発見されたので、すぐさま帰宅させられたのだ。
 神城高校はきちんと勉学に励むのを奨励しているので、許可のない学内での性行為は認められていない。無論学外は自由だ。
おまけに僕らは入っちゃいけない旧校舎の一室を無断で使用。その上、結界を張ってまでの念入り用だ。停学処分になってもおかしくない……はずだった(なおここでいう停学処分というのは、家でヤリまくって性欲発散してこいということである。罰なのかよくわからない処分だ)。

「でもまさか見逃してもらえるとは」
「私の種族に恩があるから、とか言ってたけど、どういうことだろ?」
「案外、ジャイアントアントに恋のキューピッドをしてもらったとかじゃないか?」
「そんなことしたら本当のキューピッドが仕事なくなって泣くわよ」

 なんて。くだらない、だけど、柚菜となら楽しい話をしながら住宅街を歩く。

「ねぇ、瑞樹」
「なに?」
「私の臭い、これからもいっぱい嗅いでね?」
「どういう風の吹き回し? いつもセックス終わったら恥ずかしがって元通りになるじゃないか」

 その度に、今度はどうやってメスアリに堕とすか苦心するのである。

「ん。もうそろそろ付き合って一年だしさ。今日、メスアリになって、始めて瑞樹に告白されたときのことを思い出しちゃった」
「あー」

 柚菜の汗の臭いが好きだと行動で証明したら、柚菜に犯されまくったアレだ。今でも鮮明に覚えている。

「正直、あのときのこと無理矢理ヤって申し訳ないって思っててさ」
「僕は全く気にしてないけどね。いや、いま思い出してアレは良かった……」
「ふふっ。……でさ、私、瑞樹に会う前から、魔物娘になる前からこんな変態だったんだけど、小さい頃好きだった男の子に臭いからって振られたんだ」
「柚菜の魅力を全く分かっていないバカだな」

 まぁそのバカのおかげで、僕は柚菜とこうしていられるわけだが。
 柚菜は僕の物言いに、苦笑いを浮かべる。

「だからずっと臭いを漂わせないよう気をつけてた。運動とか、あまりしないようにしてた。でも、瑞樹があっさり私の臭いを見破っちゃってさぁ」
「僕の鼻を舐めるなよ。柚菜の臭いなら嗅いだだけで何を考えているかわかる」
「あはは、嬉しいよ。私の臭いをそんなにシってくれて嬉しい。……だから臭いを嗅いでもらったとき、嬉しすぎて嬉しすぎて、一発で理性が吹き飛んじゃった。今まで押しとどめてたもの、一嗅ぎでなくなっちゃったんだ」

 本当にアレは良かった。本能の赴くまま、僕に臭いを擦りつけてくる柚菜は女神に見紛えた。いや、女神だ。僕のメスアリ女神だ。

「でも、正気に戻って、それに引け目を感じて、付き合ってからも私自分に正直になれなかった」

 あれから一年経つが、セックスの度に柚菜をメスアリに堕とすのにはなかなか苦労した。というか、最初のほうは堕とせず、こちらが先に性的にノックアウトされてしまう方が多かった。安定して、柚菜の本性を剥き出しにできるようになったのはごく最近のことだ。

「でも、自分に正直でいたほうが瑞樹が悦んでくれるって今日改めてわかったから。だから……瑞樹、もっと私の臭い嗅いでね」

 柚菜は、僕をまっすぐ見据える。決意に満ちた、いや、淫靡に満ちたメスアリの瞳で。

「もう私、遠慮しないから。瑞樹に、私の汗臭たっぷり塗りつけるから。だから、いっぱい嗅いでね」
「いつでも?」
「授業中でも」
「どこでも?」
「電車の中でも」
「誰の前でも?」
「親の前でも」

 僕は歩きながら、柚菜の腰を抱いて寄せる。まだ汗の臭いをプンプンに放つ柚菜。僕の愛しい、最高のメスアリ。

「ずっとずっと嗅ぎ続けるよ。僕は柚菜の臭いを嗅いで悦ぶ変態オスアリだからな」
「うん、ずっと嗅がせ続けるね。私は瑞樹に臭いを嗅がせて悦ぶ変態メスアリだから」

 これからも僕達は交わり、嗅ぎ嗅がせ続ける。
 互いに互いを満たし合い、愛し合う。
 これが僕たちの幸せの形、愛の形。
 汗に塗れた、変態アリの究極の形だ。

 そして、もう一匹のド淫乱な変態メスアリがこの中に交わるのは、そう遠くない未来である。

[Fin]
15/08/17 22:30更新 / ヤンデレラ

■作者メッセージ
 変態な柚菜と瑞樹を書いた私もきっと変態なんだと思います。ヤンデレラです。
 汗のシーズンということで、何を血迷ったのか、汗臭い(R18)小説を書いてしまいました。
 多分、あまりの暑さに私の脳みそが溶けていたのだと思います。ジャイアントアント好きな人に怒られないか心配ですが、あまり反省はしてません。汗フェロモンムンムンの彼女で一本書けて満足してます(殴
 汗臭い(R18)この小説、かなり特殊ジャンルだったかと思いますが、楽しんでいただけたのなら幸いです。

「MCテンタクル」の更新まだ少し時間かかりそうですので、しばしお待ち頂けたら幸いです(だいたいこれ書いてたせい)。
あとちょっと前にですがようやく魔物娘図鑑とかワールドガイドとか買えました。今後それを活かせたら、いいなぁ。図鑑Uも楽しみに全裸待機中です。

 それではまた。

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