読切小説
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九星の船長と聖なる贈り物


\星海丸・甲板\
\ネレセン視点\


「現在の天候良好、ん?」


「チングルベルチングルベル鈴口から出る♪」
「アッアップイプイのおまんこ気持ちいい」
「今日は楽しいクリトリス、ギューン」
「プイプイ、出すよ出すよ」
「チングルベルチングルベル精が出る♪」
「あっあっ、僕のちんぽから精液がビュービュー出てる、プイプイに中出ししてる」
「今日は楽しいホワイトクリスマブッ!」

「プイプイ、ちょっと目を離した隙にサボるな!」
「イテテ……ネレイス船長ひどーい、せっかく歌に乗せてボクの使い魔と楽しくセックスしてたのに」
「使い魔はインプであるお前のほうだ、いつから主従逆転した?」
「そういえばそうだった、てへぺろ」
「判ったらさっさと掃除しろ、次は海図じゃなく尻尾で殴る!」
「はーいネレイス船長」

「ったく」


\食堂\


「ルキ、ツリーの飾り付けは終わったか?」


「ルキのおっぱい柔らかーい」
「いやーんそんなに揉まないでよー」
「ビーチクもこんなに立ってる」
「くすぐったいよーじらさいでそろそろあんたの硬いモノをあたしの中に入れてヨオッ!」

「旦那の性器を入れようとするな!服の中に旦那を入れるな!」
「えーネレイス船長の命令でもやだー寒いもん」
「だったら旦那を入れたまま飾り付けをしろ!」
「はーい箱から飾り取ってくれるー?」
「いいよ。ルキのためなら仕事頑張っちゃう」


\甲板\


「フェラするな」

「ディープキスしすぎ」

「おっぱい丸出しにしない」

「ズボンやスカートに手を入れるな」

「レズプレイを見せ付けるなそれ見てオナニーするな」


「……今日は聖夜だからって皆イチャイチャしやがって、性夜にする気か?……ん?あそこにいるのは……エミか」


「……シー・ビショップマンティスリリム」

「……エミちゃん」

「バイコーン魔女(自称)エキドナオークアラクネサイクロプスネレイスつぼまじんデュラハンデビルドラゴン」

「エミちゃん」

「シー・スライムモスマンクラーケンデビルサキュバス寄生スライム&スライムキャリア」

「エミちゃん!」

「あ、ポセイドン様」
「誰がポセイドンだ、アタシはネレイス船長のネレセンだ!」
「ネレイス船長ごめんなさい、悲しみのあまり過去の祝福にダイブしてました」
「エミちゃん、聖夜の日に出張で悲しくなる気持ちは判るけど、ちゃんと見張ってよ」
「うー、聖夜に結婚式を挙げるカップルが二組もいるなんて、本来ならダーリンと(略……教会の子供達とクリスマスパーティーを開くはずだったのに」
「今日は聖なる日だからね」
「聖なる日といっても結局セックス三昧じゃないですか、これじゃ聖夜じゃなくて性夜ですよ。ネレイス船長、クリスマスパーティーには間に合いますか?」
「残念だけど今の風向きじゃスターシャンに着く頃はクリスマスは過ぎてるわよ」
「えークリスマスには間に合わないの?」
「文句を言わない。常日頃から人と魔物を祝福するのが君たちシー・ビショップの仕事だろ?」
「確かに人と魔物が愛することは素晴らしいことですね……我慢します。それに今日のスキュラとカリュブディスのカップルは素敵な愛を見せてくれました……

普段は仲の悪い二人

でも今日だけは特別

スキュの足がカリュの穴をねじ込んで

お返しにカリュの手がスキュのお尻を揉み

弾力のあるぷるんとしたお尻がカリュの小さな手で形を自由に変え

カリュは自分の手には収まりきれない桃尻を必死に刺激しようとする

興奮したスキュの八の足がカリュの穴をさらに刺激を与える

カリュは恍惚のあまり尻を揉む力を少しずつ失い

カリュの手がスキュの足に絡まり

弱肉強食の愛がカリュを蝕む

互いを味わうためスキュとカリュは唇を合わせ舌を絡ませる

この特別な日を今日だけにするのは勿体ない

……最高の美食を味わった二人は永遠の愛を誓い合ったのでした」

「夫をディスってんじゃないっ!」
「あたっ、丸めた海図で思い切り叩かないでください」
「叩くよ、エミちゃんの妄想ダイブが船内まで響いたよ!おかげでアタシ以外の船乗り全員セックスを始めたよ!」
「そんなに私の話が気に入ったのですか?」
「目を輝かせるな!」
「いてっ、今度は尻尾で叩かないでください」
「はぁ〜あの子はエミちゃんのこんな所に惹かれたわけ?」
「え〜ネレイス船長、そんなに私とダーリンのラブラブ新婚生活を聞き(略……あ、ネレイス船長の夫が来ましたよ」

「船長連絡だ」
「連絡?どこからだい?」
「ここから北のセイヤードのサジタ運送からプレゼント運搬の依頼だ」
「サジタ運送、陸路でのプレゼント配達ナンバーワンがどうして依頼を?」
「奥さんの話によれば親方がぎっくり腰でプレゼントの運搬が出来なくなったらしい」
「成る程、だから海路で運ぶのか……よし、お前達起きろ!進路を北にとる、目指すはセイヤード、そこで子供達のプレゼントを運搬するぞ!」

「「はい、ネレイス船長」」



\セイヤード・サジタ運送\



「うわーこんなにプレゼントが沢山」
「エミちゃん、感心してないで運ぶの手伝って。人化の術で歩けるでしょ?」
「わかりましたネレイス船長」

「良かったわね親方、こんなに多くの船がプレゼントを運んでくれて」
「ふん、ぎっくり腰じゃなきゃ儂一人でイテテ」

「大丈夫かい?匙田親方」
「ネレイス船長にまで心配かけられるとはな」
「まぁユニコーンの奥さんがいて良かったじゃないか」
「まあな、ただ健康に煩すぎるのがたまに傷だがな」
「匙田親方のためを思って厳しくしてると思うよ?」
「コニーも少しぐらい子供達の笑顔のために無茶させたっていいのにさ」
「匙田親方の穴はアタシ達が埋めるからさ、部下達もフォローしてくれるんだろ?」
「まあな、あいつらもちょっとだけ立派になりやがって、それに今日は旅人二人も手伝ってくれるしな」
「旅人?」
「ああ、バイコーンとキキーモラの二人組でな、バイコーンはともかく、キキーモラは見た目とは違って相当な実力者だから即戦力として採用したのさ」
「旅人、バイコーン、キキーモラ……まさか、ダイヤと煌羅?」
「そうそう、確かそんな名前だった」

「ダイヤちゃんと煌羅が来てるの?」
「何だお前達知り合いか?」
「知り合いも何もダイヤちゃんはダーリンの妹ですよ。会うのは二年ぶりか〜ダイヤちゃんは今どこに?」
「多分更衣室でトナカイの格好をしているはずたが」
「コスプレ!?トナカイ!?という事は角も倍で四本になるの?バイコーンだけに」
「二本角にトナカイの角カバーを被せるだけだが」
「ダイヤちゃんの角が長く刺々しくなるの?ああ想像しただけで抱きしめたいくらいプリティー(略……ダイヤちゃん、今会いに行くから」

「させるか!」
「ほげいっ」

「ネレイス船長の尻尾で転倒した。大丈夫かい……シー・ビショップの姉ちゃん」
「大丈夫です、エミちゃんは治癒魔法を使えますから」
「ダイヤちゃ〜ん」
「プレゼントは全部運び終えたようね?行くわよ」
「うー……あっ、あそこにお魚加えて走っているメシャスが!」
「何ですって!あのチェシャ猫め!」
「尻尾が緩んだ、今のうちにダッシュ(略……ほげいっ」
「そんな嘘に引っ掛かるか!行くわよ」
「ふえーん」


「ダイヤちゃんにエミちゃんが来たって伝えるからー!」


\セイヤード港\


「親方、船全部出航確認したよ」
「コニー、言わなくても判ってる」
「プレゼント、無事届くといいね」
「大丈夫さ、海の神様が見守ってくれる……ん?ネレイス船長の船だけ何やら雲行きが怪しいな。果たしてこれが吉とでるか凶とでるか」



\星海丸\
\天気・嵐\



「今日は凶だよー」
「何で性夜の夜に嵐が起こるのさ」
「ルキ、プイプイ、口じゃなくて手を動かせ!」
「はいネレイス船長ー」
「風が強くて、きゃあっ」
「大丈夫か、プイプイ!」
「うん、マスターが支えてくれた」
「プイプイは俺の使い魔で、大事な妻だからね」
「マスター……」



「ポセイドン様……どうか子供達の笑顔の為に、私達を導いてください」

\

「あれーエミちゃんの石板が光ってるよ?」
「石板から光の線が発してる?」


「船を光が示す方向へ向けろ!」


「「はい、ネレイス船長」」

\

「船が波に乗ってる?」
「凄い速さで進んでるー?」
「皆、プレゼントが崩れないようしっかり縄で固定しろ!この速さならもしかしたら……」


\天気・快晴\


「全員無事か?」
「ボクもマスターも無事だよ」
「私も夫を服の中に入れてるからー大丈夫」
「乗組員全員無事を確認、プレゼントも無事を確認」

「ネレイス船長報告です」
「何があった?」
「いや、別に大変なことではなく、スターシャンです。スターシャンの町が見えます」
「……そうか」
「驚かないのですね。セイヤードから出航しておよそ半日くらいしか経っていませんよ。この嵐の中じゃクリスマスには間に合わない以前の問題だとオレは思いました」
「そう?アタシは真逆だと思ったてたよ」
「真逆?」
「ひょっとしたら、この嵐は海の神様からの贈り物だったかもしれないってこと」
「海の神様が?」
「あくまでもアタシとエミちゃんの推測だけどね」



「ポセイドン様、ありがとうございます」



\スターシャン・星海海港\
\天気・快晴\


「ヤッホー、ネレねえ」
「ドラダン、そこはお帰りなさいだろ?」
「別にいいじゃん、今日はクリスマスだから、プレゼント、プレゼント」
「ハイハイ、プレゼント」
「わーい、プレゼントだ」
「はしゃぐと中身が壊れるぞ?海の神様が気を利かせてくれたのに」

「ドラちゃんはいつも元気で可愛い、ダイヤちゃんを可愛がるはずだった分をドラちゃんで(略……雪?」
「変だな、空は曇ってないのに?」
「ネレねえ、それは雪じゃなくてスモモの燐粉だよ」
「スモモって、モスマンの?」
「うん、今日はクリスマスだから配達員とエッチしながら町中を飛んでるよ」
「いいの?そんなことしたら」
「エミ、大丈夫だよ、教会には飛ばないってスモモが言ってた」
「良かった、ドラちゃん、クリスマスパーティー、一緒に行こうか?」
「うん、エミと一緒に教会に行く」
「だったらプレゼント運ぶの手伝ってくれる?」
「わかったー」

「ゆっくり歩いていいから、プレゼントを落とさないようにするんだぞ?」
「わかったーネレねえ」

「行っちゃったか……よし、後はアタシと夫に任せて、お前達は町に遊びに行っていいぞ」
「遊ぶって、エッチしていいの?」
「そうだプイプイ、マスターとたっぷり遊んでこい」
「やったー、行こうマスター」
「引っ張るなよー慌てなくてもたっぷりイタズラするからさ」

「ネレイス船長ー後は任せますー」
「繋がりながら、町へ行くぞルキ」



\



「船長にしては珍しく気が利くな?」
「そうだね、いつもアタシらしくないかもね」

アタシはズボンのチャックを外す

「多分モスマンの燐粉の所為かも?」

タンクトップを脱ぎ捨て

「だから今夜は」

赤のブラジャー

白のパンティー

緑のガーターベルト

だけになって夫に抱きつき

「一日遅れの性夜を楽しもう?」

そのまま押し倒したわ。



\おわり!\
13/12/25 23:59更新 / ドリルモール

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クリスマス第二弾

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