さくらさく %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d

八分咲き

 山田殿が妻子と共に池の方へ消えていったのを見計らったように両腕を長身のドリアードとまだ幼さが残るドリアードに捕まれてしまった。
「さあさあ、ジン様。宴は始まったばかり♪」「楽しんでってくださいまし(はぁと」
 ドリアード達はその胸で腕を両側から挟み、さらに、身体に密着させるように抱きかかえてきた。この状態だとどうしても手の甲が彼女らの下腹部に当たってしまい、相当危険な状態で拘束されてしまった。しかも、甘い香りと彼女らの感触のせいで愚息が大きく反応してしまっているが、隠すこともできないのでかなり気恥ずかしい。
「なぜ私の名を?」
「いやですわ。私達は樹に住み着いているのですよ?町での話など筒抜けでございます。」
「でも、まだお名前すべてをお聞きしたわけではございません。お聞かせしては下さらぬのですか?」
「っこれは失礼!私の名はトーマ・ジンと申します。遠方の大陸から貿易のために来ました。」
「やはり、異国の方でしたか!その御髪に目、そうではないかと思っていました!」
「私、異国の方にお会いするのは初めてです!さぁ、どうぞこちらに。」
 腕を抱え込まれたまま池の方へと案内された。見れば見るほど美しく透明な琥珀色をした蜜の池には、すでに数人のドリアードが待機しており、私が入るのを今か今かと待っていた。私は2人に優しく引かれるまま池へと身を沈めた。
「かあさまの蜜風呂は気持ちようございましょう。温かく、ねっとりと身体を包み込んで・・・」「フフフ、それに・・・」
 そう言いつつ、幼さが残るドリアードが上目遣いをしながら水面に舌を這わせ、口に蜜を含ませ始めた。何をするのかと思えば、そのままこちらへと顔を近づけ、口付けをしようとしてきたのだ。そのあまりに淫らなしぐさにロリコンでもないのに拒むことができず、ついつい受けてしまった。
「れぉーん。んむ・・・ん、じゅちゅ・・・むう」
 彼女の幼い口では全部を口移しすることができずぼたぼたとこぼしてしまっていたが、それが逆にいやらしさを強調していた。
「・・・ん・・・ちゅ、はぁ。どうですか?そこらの蜜や砂糖では味わえない甘さと濃さでしょう?」
 確かに甘く濃厚、しかし、くどくはないはない。すっきりと引く甘さがもっとほしいと次を求める。その余韻を味わっていると今度は長身のドリアードが
舌を出して近づいてきた。舌の上には天井から降る桜の花びらが見える。彼女はそれを艶かしい舌とともに私の口にねじ込んできた。
「んふぅ〜。ちゅば・・・ぺろ、あはぁ。食べてみてくださいまし♪」
 言われるがまま噛み潰してみると、蜜とは違うほんのりとした甘さと酒を飲んだかのよな軽い酔いを感じ、一気に気分が昂揚してくるのが解かった。
「ンフフ、かあさまのものが気に入っていただけたようで何よりですわ♪」
「かあさまとは『姫様』のことですか?」
「そうです。かあさまは私達が幸せに暮らせるようにとこうして甘い一時を与えてくださるのです。ジン、いえ、トーマ様も力を抜いて寛いでくださいまし。私達にそのような畏まった言葉使いなど不要です。なんでしたら多少乱暴な扱いをしていただいてもかまいませんよ///」
 無論、そのような趣味はないのでお言葉に甘え、蜜に身体を浮かべた。頭を池の縁に乗せようとしたとき、後頭部が柔らかな双球に触れた。いつの間にか底から起き出てきたドリアードがまるでマットのように私の下に入り、その胸を枕の代わりにしてくれたのだ。
「お気になさらず。布団のように思っていただければ結構。」
 そうは言っても、女性の上に寝転がって身体が反応しないわけない。彼女らにはこちらの状態がわかるのか明らかに含んだ目をしている。
 周囲の音は大きくなってきた。卑猥な喘ぎ声はさらに大きく、より呂律が回っていないものになり、肉が弾ける音が今ではいたるところに響いていた。その輪の中には山田殿もいた。
 山田殿は、NANATU〜YATTUほどの歳に見えるドリアードの少女に縁に手をつかせ後ろから豪快に突き上げていた。さらにもう一人のドリアードと濃厚な口付けを交わしながら、下で喘ぐドリアード少女の尻を叩いた。あのドリアードは確か妻子だと言っていた2人では?
 少女からは呂律の回らない声の合間に
「とうさまぁ!!とうさまぁ!とうさまぁ、とうさまぁ・・・・とう・・とうさまぁ・・・とう・さ・・まぁぁ・ぁ・・・ああああああああああああああ!!」
と言う声が聞こえていた。
 山田殿はいったいどこまで上り詰められるのか・・・。
 そして、私はハッとして自分の周りを見回すがそこにはすでに妖艶な表情をたたえたドリアードしかいなかった。
 長身のドリアードはすばやく私の股の間に潜り込み、ずっと勃ちっ放しだったモノをくわえ込んだ。
 なんとか動こうと試みるも後ろに回り込んだドリアードにがっちり押さえ込まれ、これ幸いと残りのドリアード達がいっせいに身体中を舐めにかかった。
長身のドリアードは巧みに頭を上下させ、涎と蜜を満遍なく塗りこんでいった。
「ず、、ずちゅ。ずずずずず、・・・・・ぷはぁ。じゅずずずずず・・・」
 私の胸には幼いドリアードが2人もくっつき、乳首を片方ずつ舐めたり、噛んだりしていた。
「トーマ様ぁ、きもちいいれぇすくぁぁ〜?じゅるじゅる」「はむはむ、トーマ様のおいしすぃ〜(はぁと」
「くぅっ・・・・・あはぁ・・・」
「むふゅふゅ、・・・ずぅ〜ちゅ。じゅう、んくれぇ〜んんく。ふぉひにふぇふぃてひたははけふぁひぃはかぁ?」
(お気に召していただけましたか?)
 答えなど聞くまでもないことは彼女達には筒抜けなのだろう。この樹の中にいる間は私の感覚はすべて把握されているのだ。
「では・・・」
「くっ!!あああ!!」
 今度は私の傘の裏側まで舐め始めた。その反応を見て幼いドリアード達が、
「姉さまばかりずるい!」「トーマさまぁ、私達も感じてくださいぃ」
 2人は乳首への攻撃を止め、下半身に集まりだした。あまりの刺激に一々把握してはいられなかったが次の瞬間には何をされるのかわかった。
「うお!?!?!?!?そ、そこは、ああああ!?」
 何と一人は姉の横から私の袋をほおばり始め、一人は潜り、穴のほうを舐め始めたのだ。これにはさすがに耐えられず、長身のドリアードへ思いっきり暴発した。
「うっ、はっ、ああああああああ!!」
「びゅるるるるるぅぅぅ!!どく!・・・どく!・・・どく!・・・どく!」「んぐ!んんう、んくぅ・・・ごく・・・ごく・・・ごく」
「私達にも〜」「あ〜ん(はぁと」
 今までこれほど出したことはないと言う量を彼女らは分け合い、まるで、とてつもない美味を口にしたようなほうけた顔になっていった。
 しかし、私のものはまったく衰えておらず、今だ出したりないとビクビクしていた。




「あらあら、お持て成しするはずが、逆に頂いていてはいけませんね。」
 声のするほうに頭を動かすと(動かしたとき下のドリアードが、あんっと喘いだ。)一人のドリアードが縁に立っていた。
 そのドリアードはさっと蜜の池に入り、私にその胸を差し出してきた。
「どうぞ、お飲みになってくださいまし。喉は潤いますよ。」
 大きい。おそらくこの中では一番大きい。その胸を差し出して飲めと言うのだから乳を吸えと言ってるのであろう。
 ドリアードから乳が出るのかはだはだ疑問であったがその時の私はそのようなことを考えれるだけの思考が残っておらず、差し出されてすぐに吸い付いた。
「はむ、ちゅうううううう!!」「んん、はああああぁぁぁぁぁ」
 結果として、乳は出なかった。その代わり、ミルクとハチミツを合わせたようなクリーミーな液体があふれ出た。これが彼女の樹液なのか母乳なのかは不明であったがとにかく喉は潤った。もちろんそれだけではすまなかった。
 私はもっともっとその乳が飲みたくて仕方がなかった。彼女抱きしめ、乱暴に胸を揉みしだき、歯形が残るほどに噛み、吸い付いた。
「ぐに、はむはむ、ぐに、ぢゅううううううううううう!!」
「ひあああああああああ!!んあああああああ!!」
 彼女は吸われるたびに絶叫した。
「はぁ、はぁ、んあああ、トーマ様は、んん!ほんに赤子のようですね。ここはぁああ、立派なものをお持ちなのに。」
 彼女は私に吸われながら移動し、愚息の上にまたがった。そしてそのまま一息に腰を下ろした。
「んんんんんんん!!」「んはああああ・・あ・・・・あ」
 私はそのあまりの刺激に胸に顔を埋めながら耐えたが、きつい締め付けが愚息を刺激し、数度腰を動かされただけで膣内に出してしまった。それでも彼女はお構いなく腰を動かし続けた。
「はむ、んぐうう、ずちゅうう!んん!じゅうう」
「ひああっ!ああ、んぐぅああ!!ひゃああああああああああ!!」
 射精しては搾乳し、絞られては吸い出す。いつ終わるとも知れないループを続けるうちに私の意識は薄れていった。




「t・・・t−ま・・・ーま様・・・トーマ様」
 頬に触れる感触としっとりとした声に目を覚まされた。
「すでに昼近くになっていますよ。」
 目を開くとあのドリアードの顔が覗き込んでおり、完全に覚醒するとゆっくりと微笑んだ。身体を支えられながら起こすとあたりには誰も居らず、昨日のドリアード達も消えていた。
「それは、朝まであんなに激しく交わっていれば皆が帰ったことにも気づきますまいに///」
 そう言いながら彼女は胸に残る歯形を指でなぞった。それを見た私は、一気に血の気が引き、罪悪感に悩まされた。
「昨夜はすみませんでした!!女性の身体に傷なんて、私は、、、」
「あら、大丈夫でございます。これはトーマ様と『ヨシノ』の繋がりの印です///それに、・・・」
 ヨシノが歯形に指を這わせると、綺麗に傷がなくなった。もう一度這わせると歯形は再び浮き上がった。
「この程度では、傷とは呼べませぬ。」
 私は彼女、ヨシノの妖艶でそれでいて爽やかな笑顔から目が離せなかった。正直、謁見などどうでもいい。このままここにいたい。
 しかし、彼女は、私なんかよりよくできており、優しく池から引き起こすと、自らの身体で蜜を拭って、出口まで案内された。
 身体で身体を拭われた際、再び反応した愚息を優しく押し止められてしまったのが恥ずかしい。
 出口では、山田殿が妻子と共に待っていた。
「いやぁ、このような時間まで寝こけているとは。昨夜はなかなか楽しめたようですなぁ。」
 開口一番にそのようなことをのたまった山田殿だが、こんなところで私を待っていると言うことは、自分も朝まで、いや、もしかしたら今まで楽しんでいたのだろう。
 その証拠に妻であるドリアードは足腰に力が入らないのか壁に寄りかかりプルプルしているし、山田殿に抱きかかえられて眠っている少女の股からは白いものが垂れていた。
 しかし、私は何も言わないことにした。
「ヨシノさん、また、訪ねてもいいですか?」
「さんなどと・・・。それにそのようなあらたまった言葉使いはいりません。 どうかヨシノと呼び捨てにしてくださいまし。」
「ヨシノ・・・」「はい///」
「また、訪ねてもいいか?」「はい。母は、娘に好意を抱く殿方は常に歓迎していますが、春は特におおらかに向かい入れています。私はいつでもここにいます。異国の話などを聞かせてくださいまし。」
「わかった。」「では、いってらっしゃいませ///」
 私と山田殿は、それぞれの娘に接吻を交わし、『姫様』の外に出た。外に出ると、今までのことが夢であったかのように、飛び込む直前の姿で戻された。
いつの間にか服も着ており、甘い香りはすれど身体で汚れている部分はなかった。
「殿には昼には伺うと伝えております。さすがにこれ以上お待たせするわけには行きませぬ。急ぎましょうぞ。」
 私は何度も振り向きながら一路、城を目指した。




「よくおいでくださった!!ささ、面を上げよ。」
「はっ」「はっ」
 この国の城主の第一印象は気さくな、それでいて隙のない人間と言うイメージであった。笑いかけながら話してはいるが目には笑っているのか他に何かあるのか解からない光があった。
「昨夜は楽しんでいただいたようで、結構結構!桜は時に他所の花粉を得なければ実がつかぬときがある。彼女らは別だが、それと同様に異邦人や旅人は好まれるのじゃ。」
 確かに、ドリアードにとって自分のコミュニティー以外の存在は、新鮮なのだろう。それは昨夜のドリアード達が示した。ヨシノもそのために近づいてきたのかな?
「トーマ・ジンと申します。このたびは私達、サバト貿易部にご連絡いただき、ありがとうございます。昨日から少しだけですが城下を拝見させていただいていましたが、すばらしく美しい国であると思います。私も商人の身ゆえ、いろいろな国に赴きますがこれほど美しい国は大陸でもそうはありません。」
「うむ、そうであろうな。これも皆『姫様』の御威光の賜物よ。おおそう言えば、『姫様』からじきじきに前金を頂いておる。」
「前金?いえ、そのようなものを受け取るわけには行きません!!規則にて、報酬は仕事の如何によると決まっておりますので。」
「なに、硬く考える必要はない。昨夜は桜の娘達と仲良くしていたのであろう?娘への好意に親が好意で返すのは当たり前の話であると思わんか?これは、そちらの言葉で言うなら、ぷれぜんとと言うやつじゃ」 
(パンパン!!
 殿が手を叩くとなにやら赤いものが盛り付けられた器が運ばれてきた。
「『姫様』が直々に実のらせたサクランボじゃ。季節はずれではあるが、この国でも滅多に出回らぬ貴重品じゃ。」
 殿に言われなくても見極め人の目には解かる。昔、その実と同じ大きさの金と同等の価値がある果実をバフォ様に見せつけられながら食われたことがあるが、それと同等の価値があるように見える。
「ふふふ、商人の目をして居るぞ、ジン殿。」「あっいや、これは」
「よいよい、そうでなくては呼んだ意味がないのだからな。はっはっはっ!では、商売の話に入ろうかの。」




「うーん・・・。」
 私は、ドリアードに視姦されながら城下町を歩き、思案にふけっていた。それは城主から出されたあるお願いについてだった。見極めそのものの仕事についてはまったく支障はない。
それどころか順調すぎるくらいだ。ここの城主は、サバトに目をつけるはるか以前より大陸の文化や趣向、産業に興味を持っていたようだ。あくまで趣味で集めた知識だ、と言っていたが、なかなかの狸だと思った。
 酒造、特に果実酒については大陸のワイン職人にも匹敵する技術をもちあわせ、サクランボの果実酒は、大陸の金持ち達も唸らせることができそうな出来だった。また、『姫様』に提供してもらった木材を使った超高級家具にはジパング様式のものはもちろん、大陸式の棚や執務机などがあった。
 もはやこの2つだけで十分な主力輸出品といえるので見極め自体は数日で終わるだろう。問題はお願いのほう。この国を海外にアピールし、外国人を増やしてほしいと頼まれたのだ。
 見極めの仕事は観光斡旋ではないので専門外だ。だが、すでに前金も受け取っているし、これほどの逸材の国を足蹴にすることもできず、渋々受けてしまった。
 まあ、1ヶ月もあるのだから仕事をしつつ、サバトに連絡を取ってみるかと簡単に蹴りを着け、仕事へと戻った。

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山田「はあはあ、くっ!いいぞ、さすがお前の娘だ。うううう」(どぷっ
妻ドリ「フフ、ありがとうございます、あ・な・た。お前様が遠方に言っている間に丹精こめて教育いたしましたから」
山田「そうか。それ、もう一度行くぞ!!」
幼ドリ「あへああああああああああああ!!」
妻ドリ「ところで」  山田「うん?なんだ?」
妻ドリ「知人のテングからサバトなるものに入り、幼子と交わっていると聞きましたが?」
山田「う、うえぇ!?(ぎくっ」
妻ドリ「どううやら、お前様も教育しなければいけないようですわねぇ」
山田「あへああああああああああああ!!」



 続きを載せましたが、一向に終わる気配が見えませぬううううううう。
落ちまでできているのであとはそこまで書いていくだけなのですが、いらないものがボツボツ載ってテンポが悪くなってしまいます。
これでもかなり削ったんですがねぇ。

11/03/15 08:02 特車2課

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