読切小説
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投稿件数が○○に見える魔法
・サキュバス(134)
夫「なあ、俺もインキュバスになってから長いこと生きたわけだけど・・・サキュバスの寿命ってどのくらいなんだ?」
サ「さあ? 昔のサキュバスは霊体の魔物だから、そもそも年齢っていう概念は無かったらしいし」
夫「ふーん・・・(俺、このまま何千年・何万年と生き続けるのかな・・・)」
サ「ねえ、そんなことより・・・しましょ?」
夫「おう!(ま、いっか)」

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・リザードマン(66)
『ママ〜、痛いよ〜』
『バカモノ! これしきで泣くな!』

リザ「こらこら、まだ小さいんだからあまり無茶はするな」
娘「いいえ母上。リザードマンたるもの、これしきの訓練で音を上げていては強者との結婚など夢のまた夢。さあ、もう一本だ」
孫「グスッ、はあい」
娘「さあ来い!」
孫「えーい!」

リザ(あの泣き虫が、強くなったものだ。・・・もう、子を持つ母なのだな)

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・エキドナ(24)
母「ねえ、貴女もそろそろ自分のダンジョンを持つ頃だと思うの」
エキドナ(24)「え〜まだいいよ。妹たちもまだ小さいし、それにママだってパパと結婚したの***歳の時だったんでしょ?」
母「そうだけど・・・ねえ、あなたもなんとか言ってやって」
父「まあまあ、いいじゃないか。皆お嫁にいったらそうそう会えないんだし。こうしてられるのも今だけなんだからさ」
エ「そうそう、だからまだしばらくはいいでしょ。あ、パパ、私また脱皮が始まったんだけどちょっと手伝ってよ。脱がすのパパが一番上手いし」
父「ハハハ、いくつになっても甘えんぼさんだなあ」

母(私の中の何かが告げている。早く娘を独り立ちさせないと、取り返しのつかないことになると)

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・アマゾネス(29)・オーク(28)・アカオニ(22)・オーガ(25)
『おめでとー!』『末永く幸せにねー!』
アマ「みんな、ありがとう!」

アカ「アマゾネス先輩キレイですね」
オガ「だな。ちょっとヅカっぽいけど」
オク「おのれ裏切り者・・・」
―これよりブーケトスを行ないます。皆様カメラとグローブの準備をお願いします―
招待客『ドッ(笑)』
オガ「プッ、グローブって、どんなブーケ投げるつもりだよ。なあオーク先ぱ、あれ?」
アカ「すごい勢いで走っていきました・・・」

オク(次はわたし、次はわたし、次はわたし、つぎはわたし、ツギはわたシ、ツギはワたシ、ツギハわたシ、ツギハワタシ、ツギハワタシ、ツギハワタシツギハワタシツギハタワシツギハワタシ・・・って、あれ、なんで男の人ばっかりなの?)

―なお、ブーケトスは新婦の家の風習にのっとり、新郎が行ないます。次にステキな結婚をするお婿さんは一体だれになるでしょうか―

オク「え、ええええええ!?」
オガ「まあ、そうなるな」
アカ「ですね」

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・バフォメット(84)・魔女(44)
バ「え?年齢? バフォちゃんはねえ、えーっとね〜、4才なのじゃ!」

バ「・・・ほれ、魔女もやってみろ」
魔「ええ? っ魔女ちゃんはね、えっとね、40と、4才なの!」
バ「んー、まだ恥らいがあるのう。そんなことでは今日の黒ミサで兄上達をおとすことは叶わんぞ?」
魔「うう、しかし、なんというかその、ウソをつくのはちょっと」
バ「魔物がなにをいっとるか。ほれ、もう一回」

魔「ええっと、魔女ちゃんはね、あのね、4才なの!

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・ドラゴン(110)
ド「母上。いい加減、私を子供扱いするのはやめてほしい」
母「何を言ってる。たかだか一世紀生きたくらいで大人になったつもりか? 良いか、われらが竜の祖・長虫グラムリングは、まだ成長しきってもいないのに“鱗など飾りだ。今の時点でお前は100パーセントの力を発揮できる”という世話役の言葉を信じて出撃し、その後200年も寝込むような大怪我をしたのだぞ!」
ド「そんな、前魔王時代どころか実在すら怪しい神話時代の話を持ち出されても・・・父上からも何か言ってください」
父「すまん・・・俺も結婚して以来、一度も洞窟から出してもらえないんだ」
母「当たり前だ! お前も娘も、我の大切な“宝物”なのだからな! 娘よ、お前は少なくとも500になるまでは一人での外出は許さん!」
ド「えー!?」

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・ドワーフ(8)
(朝チュン)
男「・・・やあ、おはよう」
ド「・・・おはよ」
男「そうか、考えてみれば俺たち、一晩を共にしたのに名前も何も知らんのだな」
ド「うん」
男「俺は杜若二十郎(カキツバタ・ニジュウロウ)。もっとも、来年には三十郎だけどな。ハハッ」
ド「わたしは、カザド。バルクの子、カザド。年は・・・ん」
男「なんだ、両手を突き出して。ははあ、歳を言うのが恥ずかしいのか。ん〜ひい、ふう、みい・・・8、ふむ。80歳か。ドワーフは長命だと聞いてはいたが、いや世界は広いな。ハッハッハ」
ド「んー!(ブンブン)」
男「なんだ、違うのか? では・・・800? はてドワーフとはそんなに長生きするものだったか?・・・まあ、歳などはどうでも良いか。まずは朝飯だ。話はそれからにしよう」
ド「ん(ギュッ)」
男「おいおい、離してくれないと食事の用意ができないぞ」

デュラハン隊長、こいつです。

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・サラマンダー(19)
サラ「先輩!」
先輩「ん? ぅおう!? お前、なにしてんだ!? こんなところで!」
サラ「へへ、実はあたしも、四月からこの大学通ってたんですよ」
先輩「マジか、全然気付かなかったぞ・・・」
サラ「エヘヘ、いやー思ったより広くって、先輩見つけるのに5ヶ月かかっちゃいましたよ」
先輩「はー、それはまあ、お疲れさん。・・・ていうかメールなり電話なり連絡しろよ。なんで5ヶ月も探し回ってんだお前は」
サラ「そ、それはそのー、なんというか、驚かせたかった、というか」
先輩「まあ、ビックリはしたよ」
サラ「ですよねー。さっきの先輩の顔・・・プッ」
先輩「この野郎・・・それはそうと、お前これからメシか?」
サラ「ッス。3号館の食堂に行こうかと思って。先輩も一緒にどうです?」
先輩「お前、あそこ使ってんの? あそこ量は多いけど味は最低ランクだぞ」
サラ「え〜、でも他はコンビニ弁当みたいなのばっかじゃないスか」
先輩「いやいやあるんだって他にも。俺が最近使ってるのは28号館の丼物屋だな。値段は安めで結構ウマいんだ」
サラ「ホントッスか。あたしも連れてってくださいよ」
先輩「じゃあこれから行くか。ちょっと遅くなったけど入学祝いって事でおごってやろう」
サラ「あざーッス! 先輩素敵ッス、惚れるッス!」
先輩「おう、もっと褒めろ、崇めろ、奉れ」
サラ「で、どんなメニューがあるんスか?」
先輩「オーソドックスなやつはほとんどあるな。あ、でもカツ丼頼んだら卵とじカツが出てきてさー」
サラ「マジスか!?ありえねーッス!」


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・ファラオ(16)・アポピス(17)
アポ「私が会長になった暁には制服の自由化、指定水着の撤廃、ブルマの復活を約束するわ」
ファ「妾が生徒会長の座についたならば、在校生のよりよい学校生活、そして卒業後の進路のため、校内婚カッコカリ制度の導入、近隣校との合同お見合いパーティの開催、並びに校内菜園の200%増産と永久就職率アップを約束しよう。さあ、『妾に投票するのだ!』」
・・・
ファ「で、なぜ妾が副会長なのだ! 納得いかぬ!」
アポ「そりゃそうよ。だって会長は2年生、副会長は1年生って最初から決まってるもの」
ファ「ぬぐぐ、大体なぜお前が当選するのだ! あんな適当な演説で、ていうか服装のことしか言ってないじゃないか!」
アポ「しょうがないじゃない。キマイラ(17)は言ってること支離滅裂だし、唐傘おばけ(17)は傘にこもって出てこないんだから」
ファ「ぐぬぬ」
アポ「というわけであなたにもブルマをはいてもらうわ(ズイッ)」
ファ「や、やめろ、ブルマは、ブルマだけは駄目だ!」
アポ「いいじゃない似合うわよ? パ○ラ子みたいで」
ファ「だから嫌なんだ!」

このあと滅茶苦茶プロレスした。

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・ヴァルキリー(18)
ヴァ「それでは、行ってまいります」

先週、聖立天上学校を卒業した私は、皆の見送りのなか下界へと飛び立った。
濃厚な下界の空気に触れ、めまいを覚える。
この空気に慣れるのが魔王打倒のための第一歩ということか。
さっそく耳をすまし、勇者の気配をさぐる。
・・・居た。

勇者「くそー、あのバカ領主。16になったとたん『魔王退治の旅に出ろ』ってどんな無茶振りだよ。しかもヒノキの棒一本で『足りないものはその辺の民家から持っていけ』って・・・できるか! 勇者になにやらせてんだ!」
ヴァ「そこの方。あなたは勇者ですね?」
勇者「だっ誰だ、魔物!?」
ヴァ「いいえ、私はヴァルキリー。勇者を導くため、天から使わされた者です。あなたには真の勇者の光を感じます。私と共に魔王を倒しましょう」
勇者「天使、さま? 確かにこの気配は教会と同じ・・・わかりました。天使さまが一緒なら心強いです」
ヴァ「よろしい。では勇者よ、このまま街道を西に進むのです。今日は西の村で泊まることとしましょう」
勇者「はい、天使さま!」

〜西の村、宿屋にて〜
女将「え? 16歳に18歳? 保護者は?いない? うちは未成年だけの宿泊は禁止だよ。保護者の許可があれば別だけど・・・」
ヴァ「困りましたね。勇者、お母上からの許可証などはお持ちではないですか?」
勇者「飛び出すように出てきたから・・・天使さまは?」
ヴァ「天上では15歳で成人と認められますので・・・」

頑張れ勇者! 頑張れヴァルキリー! 君達の冒険はまだ始まったばかりだ!

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・リッチ(30)・ワイト(32)・ヴァンパイア(89)・デュラハン(54)
リ「まだ慌てるような時間じゃない」
ワ「ですわね」
デュ「ジパングでは“50・60、はなたれ坊主”という言葉もあるそうですぞ」
ヴァ「100までには・・・100までには・・・ブツブツ」
ワ「あら、どうしました。顔色がすぐれませんわ」
リ「フフフ、我々はアンデッドなんだぞ。顔色がいいはずがないだろう」
デュ「ハハハ、まったくその通りですな」
ワ「ホホホ、そうでしたわ」
ヴァ「ハ、ハハ(あと10年、あと10年・・・)」

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・ホブゴブリン(14)・ゴブリン(11)
ゴブ「ねーちんのおっぱいふかふかー」
ホブ「ほらゴブちゃん、もう学校の時間だよ? 早くしないとお姉ちゃんも遅刻しちゃう」
ゴブ「はーい」
・・・
ホブ(ゴブちゃんを学校まで送ってたら遅くなっちゃった、急がないと遅刻しちゃう)
男子「お、ホブさんおはよう(今日も揺れてるなあ)」
男子「やあ、ホブ君お早う(今日もいい大胸筋だ)」
男子「おっすホブちゃん(保健室のホルスタウロス先生・38に勝るとも劣らない胸だぜ)」
男子「ホブ氏、」
男子「ホブ殿、」
男子「ホブホブ、」
男子「ホブっち、」
男子「ホブ公、」
ホブ「きゃっ!」
ボヨン
男子達『あ、こけた』

このあと我先に助け起こそうとした男子達は互いの頭を強く打ち、ケンタウロス(14)とワーム(15)によって仲良く保健室へと運ばれた。

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・龍(21)・大百足(37)
大「ホホホ、小娘が、このわらわに敵うと思うてか」
龍「くっ、覚えてなさいよ! 来月のお祭りはぜったいうちの龍神社でやるんだからね!」
大「ホホホホ、無駄よ、無駄。負け犬の無様な遠吠えが聞こえるわ」
龍「ムキー! 来月だけは、絶対勝つんだから! 首洗って待ってなさい!」

夫「おや、龍神さんとこの子はもう帰ったのかい? せっかくお茶が入ったのに」
大「おお、お前様。今月の晦日市の場所決めもわらわの勝ちじゃ」
夫「なんだかここ最近、ずっとこっちでやってるね」
大「当たり前じゃ。あんな乳臭い小娘がわらわに勝てる道理がなかろう」
夫「少しは手加減してあげなよ、大人げない。・・・そういえば来月の秋祭りは彼が帰ってくるんじゃないかい?」
大「はて、誰かおったかの」
夫「ほら都会の大学に行ったあの子の幼馴染。小さい頃二人でよく遊びに来てたじゃない」
大「ああ、それで『来月は』と息巻いておったのじゃな。ま、じゃからといって真剣勝負に手心を加えるつもりはありはせんがの」
夫「おい、少しは・・・うっ!?」
大「フフ、少しは戦いで疲れた妻を労わろうという気になったか?」
夫「いつの、まに、毒を」
大「ホホホホホ」

〜数日後〜

大「グッ!?」
龍「(いける! 今日は動きも遅いし、毒のキレもない!)セイッ!」
大「アヒィッ!?」
龍「いまだ! 龍神社奥義“昇る龍の拳(のぼるりゅうのこぶし)”!!」
大「ンアーッ!」

―RYU WIN!―

龍「か、勝った、の? 初めて、私が、勝った!? ヤッター!」
夫「お見事! さ、これから祭りの準備だろ? 急いで帰りなさい。片付けは僕がしておくから」
龍「はい! それでは失礼します!」

大「じゅ、じゅるいぞ、おまえさま、さっきの茶に、唾液をしこんだじゃろ・・・?」
夫「いい年して子供相手に本気出すような大人げない妻への、ほんのおしおきだよ」
大「ああっダメ! おまえさま、いまビンカンなの、いまはダメじゃ!」
夫「心配しなくて良いよ。戦いで疲れた妻を、じっくり、労わってあげるからね」
大「お、おまえしゃま〜♪」

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・マインドフレイア(14)
マイ「我は深遠より来たりし者。水音の招く狂気の夢」
教師「わかったから、で? 宿題は?」
マイ「我が棲家は水深五尋の水底に、幾億の波に洗われて、永劫の忘却に浸るところ」
教師「忘れたなら素直にそう言わんか」

***

教師「じゃあ小テスト始めるぞ」
生徒『ゲエッ!?』
マイ「我は幾万の知識を啜りし水音の狂夢。矮小なヒトの試しなど、路傍の小石に過ぎぬ」
くちゅくちゅ
クラーケン(14)「ちょっマイちゃん、ダメだってば」
教師「こらマインドフレイア! 前の席の頭を覗くな!」

ぐちゅぐちゅ
マイ「馬鹿な、我が“全脳の書《アカシックレコード》”に未知の事象だと!?」
教師「・・・授業中寝てるからだろうが。あと自分の頭をいじくるのもよせ。後ろ(アオオニ・13)大丈夫か?顔が真っ青だぞ」

***

クラ「じゃあマイちゃん、私これから部活(家庭科部)だから、居残り終わったら一緒に帰ろ」
マイ「同胞(はらから)よ。その願い、深淵なる異形の神の名において誓おう」
(20分後)
マイ「課題が終焉を告げる。海は干上がり乙女は水底へと浚われるであろうぞ」
教師「おう、ご苦労さん。お前、こんな短時間で終わるんならちゃんとやって来いよ」
マイ「ああ!? 先生、窓に!窓に!」
教師「なんだ? どうした?」
マイ(窓の外を確認する先生の背後で、暗黒呪“狂乱のいざない”を発動。さあ先生、水深五尋の水底に、貴方の体を横たえて・・・)

ゴスッ

教師「ん? おい、マインドフレイア───!?」

***

クラ「それで、後ろから抱き着こうとしたら先生の自動迎撃スキルでみぞおちにヒジ入れられたの?」
マイ「其は欲天使の矢のごとく我が心臓を射抜き、我が両足は大地に抗う力を失いぬ」
クラ「自動スキルは手加減きかないから・・・あ、そういえば3年のワーム先輩(15)が正面から抱きつこうとしたら、頭をやさしくなでてくれたって言ってなかったっけ。マイちゃんも次は正面から行ってみたら?」
マイ(朋友の言葉に我しばし沈思黙考す)
マイ「・・・それただ頭を鷲づかみされて押さえ込まれただけじゃない」
クラ「あ」
マイ「?」
クラ「今日はじめて普通にしゃべったね」
マイ「・・・」

二人の深海魔物は仲よく夕陽の落ちる海へと影を沈めていった。

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・リリム(84)
『やるわね・・・魔法も、剣も、すべてが互角。さすが勇者ね』
『お前もな、魔王の娘リリム。わたしが全力を出したのはこれが初めてだ・・・む!?』
『ムホホホホ、よくやりました勇者よ。あとはこの我輩直属の聖騎士団が、醜悪な魔物の息の根を止めて差し上げましょう・・・魔物め、神の炎に抱かれて消えよ!』
『司祭!なぜここに!?』
(罠!? いけない、今の力じゃこの数には)
『お前を倒すのはこの俺だー!!』
『ゆ、勇者!?』
・・・
『勇者、私、あなたにならこの命・・・』
『リリム、わたしは今気づいた。あなたへのこの激しい気持ち、これは奴の言うような憎しみではなく、愛だということに。リリムよ、わたしの姫となって頂けますか?』
『ああ、勇者、様』
リリム「そして勇者は私をお姫様抱っこしたまま、どこからともなく現れた白馬にまたがって駆け出すの。そして見詰め合う目と目。近づく唇・・・きゃーっ、きゃーっっ///!!」
デュラ「姫様。夢を見るのも結構ですが、もう適齢期なのですからそろそろ現実を見つめてですね」
リリム「いいじゃない! 魔物はいくつになっても夢見る乙女なの!

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・つぼまじん(7)
自警団「やはりか・・・」
ある男「ち、違う誤解だ! 俺はロリコンじゃない!」
自警団「ロリコンは皆そう言うんだ。いや、もはやロリコンというよりはペドフィリアか。このペドコンめ!」
ある男「変な言葉作るな! 俺はロリコンでもペドフィリアでもペドコンでもない!」
自警団「認めるやつはペドコンだ! 認めない奴はよく訓練されたペドコンだ!!
ある男「ホント、つぼまじんスキーは地獄だぜ!」

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エルフ(32)「だあー」
稲荷(88)「ごめんなさい、おっぱいまだ出ないの。子供いないし・・・そもそも結婚してないし
ゆきおんな(28)「うっ!?(吐血)」
ダンピール(30)「グハアッ!(喀血)」
15/08/23 01:46更新 / なげっぱなしヘルマン

■作者メッセージ
クノイチ(32)のかもし出すコスプレ熟女臭にオラもうわくわくがとまらねえぞ。

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