読切小説
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小料理屋『縁』弐〜濡れたあの子のさぷらいず〜
ジパング『キョウ』の街
夜の帳が下りた頃、仕事を終えた魔物娘とその旦那様、はたまた独り身の魔物娘達で賑わいを見せる一軒の小料理屋がありました
店の名は『小料理屋 縁』
美しくも優しげな笑顔が似合う稲荷の『ユカリ』と、口下手ながら料理の腕はお墨付きのユカリの旦那であり板前の『ゼン』
美味い酒と美味い料理、その両方を手頃な値段で食せるとあって、今日もこの店は魔物娘と人間達の笑顔で溢れておりました

「ユカリー!! この天麩羅はこっちの客でいいのか?」

「そうそう、ありがとうねシズクちゃん。今日もオマケしてあげちゃうわ」

「よっしゃあ!! ならカツ丼追加しといてくれ!!」

「あっちのお客さん、冷酒と菜の花のおひたし追加だそうよ。すぐに出せそう?」

「それなら何個か用意してありますからすぐに出せますよ。コハクさんもありがとうございます」

「いいのよ、いつもの事だもの。ユカリに倒れられたら私としても困るしね」

最も、手頃な値段で料理を食べれるのも理由の一つではありますが、こうして客と店員が協力し合っている様を楽しみに通っている人々も少なからずいるわけではありますが




「_____はぁ」

丁度お客様の注文も一通り落ち着いた頃、お店にやってきた一人の女の子が席に座るなり深い溜め息も漏らしました

「どうかしましたか、ミナモちゃん? 何か悩み事でも?」

本日のお通しである独活と木の芽の酢味噌和えとよく冷えた清酒をミナモちゃん_ぬれおなごの女の子の前に置きながら私は問い掛けます
魔物娘である私達の悩み事なんて、大抵は男の人に関する事しかないのは経験上そして種族上知ってはいますが、それでも悩める女の子という物は放ってはおけません
こういう所は神様をやっている母に似たのかもしれませんね
それに悩み事をしながらのお食事なんて味気ないですし、折角こうして私のお店に足を運んで(ミナモちゃんはぬれおなごですけど足を運ぶという表現でいいのかしら?)来てくれたのですから、店主である私としても愛しの旦那様が作ったお料理を美味しく頂いてもらいたいですし

「あ、ごめんなさい。溜め息なんて吐いてしまって……」

「よろしいのですよ、ミナモちゃんも女の子だもの。悩み事の一つや二つありますよね。私で良ければ相談にのりますよ」

実は私もこうしてお客様の悩みを聞くのも嫌いではありません
誰かに自分の悩みを打ち明けるだけで楽になりますし、もし私に解決出来るならそのお手伝いもしてあげたいですし

「その、実は、もう少しで五年目の結婚記念日なんです。区切りもいいですし、何か豪華なお料理をロクスケさんに作ってあげたいんですど……………私、作れるお料理の種類が少なくって。
ロクスケさんは、私の一部を食べられたらそれでいいって言ってくれるんですけど、私としてはもっと色々と作ってあげたいなぁと、思っていて」

ロクスケさんとはミナモちゃんの旦那様です
漁師をしてらして、度々釣った川魚等を卸してもらっています

「そうですか、それは大変ですね。折角の記念日ですから、私としても何か協力してあげたいのですけれど………生憎私も母から花嫁修業の時に教わったお料理と少しくらいしか作れませんし。
それに私なんかよりもゼンさんのお料理の方がよっぽど美味しいですからねぇ」

私としても、もっと私の作ったお料理をゼンさんに食べて頂きたいのですけれど、包丁で指を切ってしまっては危ないとあまり台所に立たせてもらえませんし………
いえ、それはそれで大切にされているなぁと実感出来て喜ばしい事ではあるのですけれどね

「なんだぁ? それならゼンさんに教えてもらえばいいじゃねぇか?
ゼンさんなら料理の腕は確実だし、美味い料理食ったらロクスケもミナモの事惚れ直すと思うぜ?」

と、ここで
ミナモちゃんの隣で手伝って頂いたお礼として出したカツ丼を食べていた牛鬼のシズクちゃんが口を開きました
あぁシズクちゃん、口元にご飯粒が何個か付いていますよ

「どうせならここでお祝いをしましょうよ。普段から私もロクスケには良くしてもらっているし、何と言ったかしら? この間旅人さんが話していた………」

「確か、『さぷらいず』って言ってにゃかったかにゃ? 誕生日とか告白の時に、その人だけに秘密にして驚かせるって感じだったにゃあ」

お猪口を傾け、そら豆を摘みながら白蛇のコハクさんと猫又のスズナさんもシズクちゃんの提案の合わせてついこの間外国からいらした旅人さんのお話に出てきた『さぷらいず』をしようと口を開きました
確かに、お話を伺っていた時には随分と浪漫ちっくなものだと感動した事は記憶に新しいですね

「えっと、その、そこまでして貰わなくても大丈夫です、よ? 私なんかの為に、お店にもご迷惑ですし」

「そんな事ありませんよ、ミナモちゃん。私がミナモちゃんの力になりたいと思っているんですから、迷惑だなんて言わないでください。ね、貴方?」

パタパタと両手を振り遠慮を示すミナモちゃんに、私は自分の気持ちを伝えました
折角私に相談してくれたんだもの、少でも力になりたいと思うのは当然の事です
とは言え、このお店は私と旦那様二人のお店ですし、勝手に決める訳にもいきません
先程から黙って後ろで蛤を焼いている愛しの旦那様に振り返り、私は問い掛けます

「折角の夫婦の記念日なのですし、お祝いをしてあげたいのですけれど」

「……………人に物を教える程、俺は上等な腕ではありません。ですが、それでもよろしいのでしたらお手伝いさせて頂きたく思います」

「ふふふ。家の板前もこう言っていますし、ミナモちゃんさえ良かったらやってみませんか? きっとロクスケさんも喜んでもらえると思いますよ」

相変わらず恥ずかしがり屋な旦那様ですね
そこが可愛らしくもあり、愛おしい部分でもあるのですけど

「そ、それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます。あの、精一杯頑張りますっ!!」

「よっしゃ、よく言ったミナモ!! ほら今日はどんと飲めぇ!!」

「あ、ユカリ。私もお手伝いするからよろしくね」

「わたしもお手伝いするにゃ。いいさぷらいずにしてみせるにゃ」

「もう、皆さんあまりはしゃぎ過ぎないようにしてくださいね?」

そうして、ミナモちゃんによるロクスケさんへのさぷらいずが始動しました




「……………なんや、えらいぎょうさん集まっとるなぁ。新しく従業員でも雇ったんけ?」

「うふふ、実はちょっとした催し物を企画していまして。良ければチアキさんもいらしてください」

いつも食材を卸してもらっている刑部狸のチアキさんが開店前にも関わらず、華やかな店内にニヤニヤと笑いながら冗談っぽく言いました

「催し物なぁ、あんたらそんな事する暇あるんやったら旦那探しぃな。何時まで独り身でおるつもりなん?」

「まぁまぁ、折角お手伝いをしに来てくださっているのですからそう言わないであげてください」

チアキさんは根は優しく面倒見も良い方なのですが、少々口が悪いのが玉に瑕ですね

「あら、折角出来立てのお汁粉でも御馳走しようかと思っていたのだけれど、やめた方がいいかしら?」
「なに言うてますのコハクさんもう、冗談やん冗談。早速ご相伴にあがらせてもらいますよって」

「相変わらずチアキさんは現金な人だにゃあ。どうかにゃ、お汁粉?」

「はぁ、あったまりますなぁ。天気はええけどまだ風は冷たいし、たまにはこういうのもええね。お餅もよう伸びて、ご主人がお作りになられたんか?」

「いえ、俺はほんの手伝い程度で。ほとんどミナモさんがお作りになられました」

「あぁそうなんか、えらい美味しいわこれ。何処のもち米使っとんのや? うちでも扱いたいわ」

「あ、それでしたら、私の余剰部分です」

「はぁ、それはそれは。旦那さんに愛されとるんやなぁ、ご馳走さん。まぁ何するかは知らんけど、催し物とやらには参加させてもらうわ。楽しみにしとるからね」

そう言ってお汁粉を平らげてチアキさんは帰っていきました
チアキさんもなんだかんだ言って、付き合いは良い人ですよね

「でもアレよね。結構と料理上手じゃない、ミナモ。まぁお餅料理しかレパートリーないようだけど」

「そこはまぁ、ご自分の身体の余剰部位を食べさせる事がぬれおなごとしての特性の一つでもありますし、それはそれでロクスケさんも喜んでおられるならいいのではないでしょうか。
そればっかり、というのも栄養が偏ってしまいますから考え物ではありますけど」

「でもロクスケさんもとっくにインキュバスだしにゃ、ミナモちゃんとエッチしてるだけで生きていけるから栄養とかは考えにゃくてもいいんじゃないかにゃあ?」

「確かにねぇ。でもいいもの食べて精を付けてもらいたいわよね。ミナモのぬれおなご餅は美味しいから、これだけ食べられるなら幸せっていうもの分かるわ」

「ミナモさんは料理の心得もあるようですから、俺が少し教えるだけで良いかと思います。色々と教えさせて頂きますので、よろしくお願い致します」

「は、はい。お願いします」

「_____ユカリユカリユカリー!! いい猪が取れたぞー!!」

「あらあら、シズクちゃんは今日もお元気ですね。いつもありがとうございます」

「この猪ならいい鍋出来るだろ!? ロクスケも喜ぶんじゃねぇかな!?」

「そうですね、新鮮な猪ですし保存の妖術を掛けておきましょうか。あらシズクちゃん、髪に葉っぱが付いていますよ」

「ユカリありがとっ。俺腹減ったからなんか作ってくれ!!」

「はいはい、丁度お昼時ですし皆さんでお昼ご飯にしましょうね」




それから数日、皆さんが開店前のお店に集まって様々なお料理をミナモちゃんと共に作っていきました
最初は慣れない作業にあたふたしていたミナモちゃんも、随分とお料理上手となって
少ない口数ながらもお料理を教えるゼンさんに、密かに嫉妬してしまいましたがそれは置いておきましょう
私にも教えて頂けたなら毎日美味しいお料理をゼンさんに食べさせてあげられるのに、私にはあまり教えてくれないんですよね

「さぁ、今日は本番です。皆さんで協力して美味しいお料理を作りましょうね。この日の為に良い食材も揃えていますから、ロクスケさんに喜んでもらいましょう」

「あの、私の為に協力してもらってありがとうございます。最後まで頑張りますので、よろしくお願いします!!」

「おうよ、アタシも料理なんて碌にした事ねぇけど色々と手伝うぜ!!」

「私も色々と勉強になったし、そのお礼も兼ねてお手伝いするわ。ところでいいお酒が入ったんだけど、一口如何?」

「それなら終わってから一杯やろうかにゃ。その時は美味しい肴に期待するにゃ」

「へい、店の仕込みの際にも手伝って頂きましたので、腕によりをかけて作らせていただきます」

それでは、ロクスケさんへのさぷらいずを開始しましょう

「こういうおめでたい日には、やっぱり鯛が定番かしら?」

「出来れば鯛を用意したかったのですが、季節ではありませんのでキンメの方をご用意させていただきました。
焼いても炊いても、生でもいけますがどういたしましょうか?」

「あ、だったら煮付けをお願いします。ロクスケさん、ゼンさんが作るお魚の煮付けが大好きですから」

「やっぱり季節的に筍ご飯がいいにゃあ。煮物でも美味しいけど、やっぱり初筍は筍ご飯にゃ。あぁでも、炭火で素焼きっていうのも捨てがたいにゃあ。シズクもいい筍採ってきたにゃ、偉いにゃ」

「へっへっへ、山の事なら任せてもくれよ!! ユカリー、この飾りはこの柱でいいのか?」

「えぇ、こっちの飾り付けは私がやっておきますね。次は裏から垂れ幕を持ってきてください」

普段から目にする店内も、こうやって飾り付けすると新鮮ですね
厨房ではミナモちゃんを中心に、コハクさんとスズナさん、ゼンさんが調理を開始していました
あまり広くはない厨房ですけれど、上手く分担して手際良く調理している風景は微笑ましいですね
もし包丁で切ってしまうと色々と大変なので、シズクちゃんには私と一緒に店内の飾り付けをしてもらっています
流石牛鬼、天井にぶら下がりながら私では手の届かない場所の飾り付けも簡単にやってのけます

「丁度桜の葉を塩漬けした物を頂きましたので、ミナモさんの一部を使って桜餅等いかがでしょうか? ロクスケさんも、ミナモさんのぬれおなご餅は好物だと伺っておりますし」

「あ、いいですね。ロクスケさんも喜んでくれると思います」

いいですねぇ
私もゼンさんと並んでお料理とか、してみたいです
あぁですが、隣に立つゼンさんの匂いに我慢出来るでしょうか?
いえきっと出来ませんね、そして私の様子に気付いたゼンさんは後ろから優しく抱き締めてくれたりなんて

「ユカリー? こっちはこれでいいのか?」

「え、あぁはい大丈夫ですよ。次はそっちの机を運んでいってください」

「おう、力仕事なら任せろ!!」

いけませんね、ついつい妄想が膨らんでしまいました
最近ミナモちゃん達が朝から来てくださっていますから、あまりゼンさんとの触れ合いが出来ていないからでしょうか

いえまぁ、楽しいですからいいのですけれど
少し寂しくなっているのでしょうか

「……………安心しなさい、ユカリ。今日はいつもより早くお店が閉められると思うわよ」

「あら、私は何も言っていませんよ?」

「何年付き合ってきていると思っているのよ。最近ご無沙汰なんでしょ? あまり我慢しない方が身の為よ。ゼンさんも、今日はたっぷりと愛してあげてね」

「……………へい、お気遣いありがとうございます」

「あらあら、耳まで真っ赤にしちゃって。妬けるわねぇ」

「羨ましいにゃ。私達も早く旦那様見つけにゃいとにゃあ」

「もう、お二人ともからかわないでください」

「え、えっと、私の為に我慢させてしまってごめんなさい」

「いいのよミナモ、きっと二人共気にしていないわ。ささ、調理の続きをしましょうね」

うぅ、コハクさんのおかげで顔が熱いです

「おうどうしたユカリー? 蛸みたいに真っ赤だそ?」

「なんでもありません。さぁ次の作業に取り掛かりましょうね」

「おう? そうなのか? まぁなんでもないなら別にいいけどな」



それからしばらくコハクさんとスズナさんにからかわれ、店内の飾り付けとお祝いのお料理を作り終えいよいよ日が暮れました

「_____あの、ミナモと待ち合わせしているんですが来てますか?」

店の外で箒も持ち、軽く掃除している風を装っていると若い男性が声を掛けてきました
爽やかに髪を短く切り揃えた、藍色の着物に身を包んだ彼こそミナモちゃんの旦那様であるロクスケさん

「えぇ、いらしていますよ。お仕事終わりでお疲れでしょう、どうぞ中へ」

そう言ってロクスケさんに入るようにと促します
ふふ、どんな顔をされるのでしょう

「「「「「ミナモちゃん、ロクスケさん!! 結婚五年目、おめでとう!!」」」」」

ドッ、と
いつもいらしてくださる魔物娘の夫婦の声でお店が一気に賑わいます

「えっ? ってうわぁ!!」

その様子に一瞬何がなんだか分からないといった様子のロクスケさんを皆さんでお店の中に引っ張り入れ、店の中心へと誘います

「わっとと…………ミナモ」

「あの、えっと、もうすぐ結婚記念日だと相談したら皆さん協力してくれまして。さぷらいず、です。
ロクスケさん、私色んな料理を教えてもらって、一生懸命作りました。私にはこれくらいしか出来ないですけど、これからも一緒にいてくれますか?」

ロクスケさんとお揃いの、藍色の着物を身に包み、両手をモジモジとさせるミナモちゃん
その姿は同性の私から見ても愛くるしくて、少し自信が無さ気な彼女の思わず抱き締めてあげたいと思ってしまいます

けれど

「……………ミナモ、ありがとう。僕もミナモと一緒にいたい。ずっとこうやって、一緒にいよう」

「ロクスケさん。はい、お願いします」

けれど、その役目は私ではなくロクスケさんの役目
ギュッと強く抱き締めて、少しミナモちゃんの身体の中に埋もれながらロクスケさんはそう言ってミナモちゃんと口付けを交わしました

「いいぞぉ、ロクスケェ!! もっとやれぇ!!」
「見せ付けてくれるわねぇ。今夜はたっぷりと愛してね、旦那様」
「おう、ロクスケに負けねぇくれぇ愛してやるよ!!」

周りにいた夫婦はその様子を囃し立て

「なによ、私だって旦那様がいればどこでだってイチャイチャしてやるのにぃ」
「まぁまぁ、コハクさん。ここは素直にお祝いしてあげるにゃ」
「おぉ、ミナモー!! ロクスケー!! おめでとう!!」

コハクさんは既に持ってきていたお酒を片手に涙目で項垂れ、その隣でスズナさんはコハクさんの背中を擦り慰め、シズクちゃんは両手を上げてミナモちゃんとロクスケさんをお祝いしていました

「うぅ、ありがとスズナぁ。もう私スズナと結婚するぅ」

「いや、それは勘弁してもらいたいにゃあ」

「うわーん、スズナのばかぁ!!」

16/04/05 12:40更新 / 左右反転

■作者メッセージ
とある方からリクエストを頂きまして、こうして書かせていただきました
初めましての方ははじめまして、そうでない方はこんにちわ、左右反転です
おそらく希望通りとはなっていないでしょうけれども、お許しください
早くも三作目となりますが、やはりまだまだ文章が拙いですね
何故か白蛇のコハクさんがイメージしていたキャラクターとは違った風になってしまいました、何故でしょう

裏話というか、軽い設定等を
作中、ユカリの母親が神様をしていると言っておりますが、これは稲荷神として祀られている『九尾の狐』が母親という事です
まぁ割とよくある設定ではないでしょうか?
因みにコハクさんとユカリはこの母親経由で知り合ったとかなんかそんな感じです

作中登場している人物を年齢順に並べると
シズク<ミナモ<ロクスケ<ゼン<ユカリ<スズナ≒コハク
という並びとなります、参考までに

今更気付いたのですが、私はずっとウシオニやネコマタを牛鬼や猫又と書いてしまっていました
ご指摘あれば前作含めて直させていただきます

まだまだ拙く、お目汚しとなってしまったかとは思いますが楽しんで頂けたなら幸いです
また、リクエスト等を頂けたなら出来るだけ参考とさせて頂きますのでご遠慮なくお申し付けください
ありがとうございました

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