連載小説
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八月二十五日 海とイベント
今日僕こと河野翔は準備をしていた。
それはもちろん今日は海に行く日なのである。

「水着と着替えは良し…あとは何を着て行こう?」
「…翔ッ!!」

僕は着て行くものを自分の部屋で考えていると廊下から同居人のマリア・シルヴァーノが姿を現した。

「どうしたの?」
「ミナモと紗代見なかった?」
「さぁ…見てないけど?」
「どうしよう…着て行く服を決めないと…」

赤い着物姿のマリアはそわそわしている。
そして僕らはとりあえず自分なりに考えてから着替えて家をでる。

「行きましたな紗代殿?」
「えぇ…しかも手を繋いで…」
「では…」
「えぇ…」
「「有言実行です(じゃ)」」

〜翔視点〜

場所は変わり現在は海にいる。

「綺麗な海ね?」
「うん。僕も初めてここに来るよ」
「そうなの?」

僕はTシャツに黒の海パンでマリアは半袖パーカーの下に右胸に白いハイビスカスのプリントがされた黒の紐パンを着用してる。
これが50000円だったのが意外である。

「その水着似合うね?」
「ふふッ、ありがとう」

僕がマリアを褒めると微笑みながらマリアが僕の腕に抱きつく。
すると二つの膨らみが僕の腕を隠す。
なんともいえない柔らかさとマリアからは女性独特の匂いがした。

「おーいッ!!遅いぞッ!!」
「ごめんッ!!」

そして僕らは場所取りをしていた腐れ縁の相坂徹と阪野レヴァンのもとにに手を振りながら向かう。
しかし彼らが付き合っていたのは驚きでもあった。
どうあら徹はロリコン属性だったようだ。

〜マリア視点〜

私は現在は徹が用意したビーチパラソルのしたでレヴァンと座っている。
男連中は海の家に向かっている。
どうやら昼食を買いに向かったらしい。
そこで私は考えた…ナンパをされた振りをしようと。

「ねぇレヴァン?」
「何よ?」
「ちょっと耳かして?ごにょごにょ」
「んッ??なるほど…それはあいつ等がどれだけ私たちを思っているかね?」
「そういうことよ?これも時期に夫になる恋人にあたえる試練よね?…そうでしょミナモ?」
「…えッ??この魔力が?」

私とレヴァンは後ろを見ると人魚のプリントがされたTシャツを着た私の従者のバフォメットのミナモと翔の現在保護者のジョロウグモの三根紗代がいた。

「あらら〜ばれました?」
「仕方が無かろう?わざと(・・・)魔力を感じさせたのじゃから」
「…わざと?」
「実はね?ヒソヒソ」
「なるほど…?」

そして私とレヴァンはミナモと紗代の案を聞いて彼らが戻ってくるのを待つことにした。

〜紗代視点〜

皆様久しぶりです。
えッ??…いま会ったばっかですか?細かいことは気にしない♪
さて…タイトル通りに私はここで「ビーチバレー大会」を開こうと思います。
異論は認めませんよ?逆らうのならばミナモさんだけで♪
そして現在は私は海の家に海の魔物たちを呼び出して会議をすることにしました。

「今日は町に待った第20回ビーチバレー大会を実行する日です。そこで皆さんを集めたのは他でもありません。今からコートとボールを準備しましょう」
『了解です。紗代様』
「では開始ッ!!」

みんなは解散するとまずはカリブディウスたちがネットを支える柱を作成している。
そしてその柱には私がネットとなる糸をはる(粘着性がないものを使用)。
次にスキュラたちはマーメイドとメロウと共に海に潜り魚や海産物をとりにいく。
これはどうやら海鮮ものを頂くためだろうと思う。
このビーチバレーは魔物と人間男性のペアでの2対2で行われているのです(エロは期待しないでください)。
さぁて…準備ができたようですので私は受付の準備をしますね?
では次回で開催致します。
12/04/17 12:29更新 / パンドラ
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■作者メッセージ
次回からはビーチバレーです。
紗代さんがいうとおりエロは期待しないでください。

感想や指摘があったらなんなりと♪

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