連載小説
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In my mental world.2
こんにちは。
ひょっとしたら、はじめまして。かしら?
私はリリィ・レズビアン・ユリガスキー、あなたに幸せを届けに来ました。
あらあら、そんなに怯える必要なんか無いのに。
私はいつだってあなたの味方だから、安心して。
あなたが、私に心を開いてくれたら、すてきな世界へ連れて行ってあげる。
嬉しくて、楽しくて、淫らで、いやらしくて、幸せでいっぱいの世界へ連れて行ってあげる。
どう、素敵でしょ?
素敵よね、すぐにでも行きたいわよね?
それじゃあ、私と約束して。
これから、私の言葉に従って。
大丈夫、変な命令はしないから。
私の言葉に従ってくれたら、あなたはもっと幸せになれるわ。
もっと嬉しくて、
もっと楽しくて、
もっといやらしくて、
もっともっと淫らで、
そんな人生があなたを待っているわ。

素敵でしょう?
素敵よね。

それじゃあ、始めましょうか。

まずは、リラックスしましょ。
この魔法はね、すごく効き目が弱いから、あなたが協力してくれないと掛からないの。
そのために、リラックス。
少しだけ、深呼吸しましょう。
心を開いて、私の言葉についてきて。

息を吸って、


吐いて、


息を吸って、


吐いて、

ゆっくり、落ち着いて、あなたのペースで私についてきて。

息を吸って、


吐いて、


息を吸って、


吐いて、

自然に、自然に、あなたの調子で呼吸を続けて。

息を吸って、


吐いて、

そうそう、その調子。
だんだん、心が穏やかになってきたでしょう?

それは、私の魔法に掛かり始めているから。
そのまま、私の言葉に意識を向けて。

そのまま、そのまま。

私の言葉、

あなたが好きな私の言葉、

あなたを魅了する私の言葉、

あなたの理性を揺さぶる私の言葉、

あなたの価値観を塗り替える私の言葉。

あなたの中で私の言葉がこだまする、

私の言葉を見る度、あなたは嬉しくなる。

あなたの中で私の言葉が繰り返される、

私の言葉を見る度、あなたは楽しくなる。

あなたの中で私の言葉が渦を巻く、

私の言葉を見る度、あなたはいやらしくなる。

あなたの中で私の言葉が反響する、

私の言葉を見る度、あなたは淫らになる。

あなたの中で私の言葉が増えていく、

私の言葉を見る度、エッチな気分になっていく。

私の言葉が増える、

増える、増える、どんどん増える、

あなたの中が私の言葉でいっぱいになる。

あなたの中で私の言葉がこだまする、

私の言葉を見る度、あなたは嬉しくなる。

あなたの中で私の言葉が繰り返される、

私の言葉を見る度、あなたは楽しくなる。

あなたの中で私の言葉が渦を巻く、

私の言葉を見る度、あなたはいやらしくなる。

あなたの中で私の言葉が反響する、

私の言葉を見る度、あなたは淫らになる。

あなたの中で私の言葉が増えていく、

私の言葉を見る度、エッチな気分になっていく。

私の言葉が増える、

増える、増える、どんどん増える、

あなたの中から私の言葉があふれてくる。

あふれる、あふれる、止められない、

私の言葉と、

あなたの淫猥な妄想が、

あふれる、あふれてくる、

止まらない、止められない、止めたくない。

頭が、ボーッとする。
考える事が面倒になる。
何も考えられない。
何も考えたくない。
ただ、私の言葉に従っていたい。

いいのよ、だって・・・、
それが、幸せ。
あなたの、幸せ。

いやらしくて、
淫らで、
エッチな気分になるほど、
あなたは幸せになる。
幸せになるのは、悪い事じゃないよね?
幸せになりたいのも、自然な事よね?
じゃあ、どうすればいいの?

簡単よ、いやらしくて、淫らで、エッチになればいい。

あなたがエッチな気分になるほど、
あなたは幸せになる。

あなたが幸せになるほど、
私はエッチな気分になる。

私がエッチな気分になるほど、
私も幸せになる。

私が幸せになるほど、
あなたもエッチな気分になっていく。

さあ、私と一緒に幸せになりましょ。


あら、どうしたの?
もしかして、幸せになる方法が分からないの?
だったら、私が導いてあげる。
大丈夫、怖がらないで。
あなたは誰よりも幸せになれる。
だから、心を開いて、身体を預けて。
そうしたら、私があなたを幸せな世界に連れて行ってあげる。

それじゃあ、始めましょ。

あなた、いい身体してるわね。
お世辞は結構ですって?
そんな事ないわ、私にそう言わせるんだもの自信に思って貰っていいのよ?
もっとも、私には及ばないけれどね?
怒らないで、せっかく掛けた魔法が解けちゃうから。
それより、気づかないかしら?

あなたが、生まれたままの姿でいる事に。

別に恥ずかしがる必要なんてないの。
だから、大事なとこを隠してるその腕をどけて。
あなた、本当に綺麗な身体してるんだから。
見せないだなんて、損するわよ。

ほら見せて、あなたの可愛らしい胸。
大きさは少しあれだけど、いい形してるじゃない。
別に今からでも遅くないのよ、好きな人と愛し合えば自然とあなたの望む形になっていくわ。

あら?あなたの乳首、もう立ってきてるんじゃないかしら?
あなたは分からなくても、あなたの身体はちゃんと幸せになる方法を知ってるじゃない。
私の手が、あなたの胸に触れるわよ。
幸せを待ち望んで、期待と興奮でいっぱいのあなたの胸に触れるわよ。

私の手が、あなたの胸に近づく。
触れる。
触れた瞬間、あなたの胸から全身に向かって電気のような感覚が駆け抜ける。
それが、幸せ。

さあ、胸に意識を集中して。
そこから来る幸せを全身で受け止めて。

私の手があなたの胸を揉む、揉みしだく。

乳首を、
乳房を、
全体を、
さすって、
こね回して、
つまんで、
こすって、
なでて、
まさぐって、

弄り尽くす。

胸から来る快感が全身を駆け巡る、
身体が熱くなってくる、
呼吸が乱れて小刻みになっていく、

いいわ、あなたの幸せな顔。
私に見せて、もっと見せて。

身体が、震える。
胸から来る快感を受け止めきれずに、震える。
行き場のない快楽があなたの頭の中に押し寄せてくる。
頭の中が、気持ちいい。
身体が、気持ちいい。
胸が、気持ちいい。
全身が気持ちよさでいっぱいになる。

理性が、警鐘を鳴らす。
そんなもの、無視しちゃいましょ。

そうしたらもっと、気持ちよくなれるわ。

ほら、イキなさい。



どう、気持ちよかったでしょ?
もっと気持ちよくなりたい?
もっと幸せになりたい?
それじゃあ、この魔法の秘密を教えてあげる。
この魔法はね、イク度にその効果が強くなるの。
だから、さっきイったあなたはもっと気持ちよくなれる。
もっともっと、幸せになれる。
今度は、あなた自身の手で幸せになりなさい。
私が見守っててあげるから。

あなたの手が、動き出す。
あなたの意志とは別に、動き出す。
あなたの手が、快感を求めて、
あなたの手が、快楽を求めて、
あなたの手が、幸せを求めて、
あなたの感じるままに、動き出す。

あなたの胸が、形を変える。
あなたの手で、形を変える。
気持ちいい、気持ちいい。
止められない、止まらない。

あなたの利き手が、動き出す。
さらなる快楽を求めて、動き出す。
あなたの秘所へ向かって、動き出す。

あら?もうグショグショに濡れてるじゃない。

あなたの秘所は、
あなたの理性とは無関係に、
あなたの愛液を垂れ流す。
あなたの利き手は、
あなたの理性を吹っ切って、
あなたの秘所を弄くり回す。

水音が響き渡る。
淫らで、淫猥な水音が響き渡る。
乱れていいのよ。
淫らになって、乱れる程に、あなたはどんどん気持ちよくなる。

いやらしい音が響き渡る。
その音が耳に入る度、あなたはもっと気持ちよくなる。
もっと、もっともっと、
気持ちよくなりたい、幸せになりたい。
手の動きが激しくなる。
淫らな水音が大きさを増す。
快感が全身を駆け巡る。
止まらない、止めたくない。
もっと気持ちよくなりたい。
もっと幸せになりたい。
もっともっと淫らになりたい。

まだ、だめよ。

あなたは私の許可無しではイケない。
私の許可無しでは気持ちよくなれない。
どうして?

この程度で満足してたら幸せになれないから。

これから私が本当の幸せを教えてあげる。
本当の快感を教えてあげる。
本当の快楽を教えてあげる。
ひょっとしたら、人間のままではいられないかもしれない。
でも、そんな事はどうでも良くなる。
もっと気持ちよくなりたいでしょう?
もっと幸せになりたいでしょう?
もっと淫らになりたいでしょう?

じゃあ、教えてあげる。
本当の快感がなんなのか。
本当の快楽がなんなのか。
イクことがどんなに素晴らしい事か。
あなたの身体に、心に、魂に、刻み込んであげる。

ほら、これが見える?
私の尻尾。
先端が愛を示すハートの形をしていて可愛いでしょう?
ちょっと太すぎるかもしれないけれど、大丈夫よね?
あなたなら大丈夫。
だって、私の認めた人だから。
必ず、気持ちよくなれるわ。

私の尻尾があなたの秘所にあてがわれる。
あらあら、身体を震わせちゃって。
さっきまで弄ってたからかしら?
敏感に反応しちゃうのよね。
それとも、これから貫かれるのを期待して震えているのかしら?

それじゃあ、挿入るわよ。

私の尻尾が、入っていく。
あなたの中を押し広げて、入っていく。
今までとは比べものにならない快感が、下腹部から全身を駆け巡る。
いいのよ、快感に身を任せて。
何も考えない方が、もっと気持ちよくなれるわ。
私の尻尾が、進んでいく。
あなたの膣壁を擦りながら、進んでいく。
気持ちいい、下腹部に快楽の波が押し寄せる。
我慢しないで、感じるままに感じなさい。
私の尻尾が、たどり着く。
あなたの一番奥に、たどり着く。
気持ちいい、ただ気持ちいい。
幸せと、快感と、快楽が一緒になって、あなたの理性を押し流してく。
今まで大切だと思っていた事がどうでも良くなる。
人間として必要な物が、首の辺りから抜け出していく。

さあ、仕上げを始めましょ。
挿入しただけで終わりじゃ、イケないものね。
私の尻尾が、動き出す。
ゆっくりゆっくり、動き出す。
私の尻尾が、刺激する。
あなたの中を、刺激する。
私の尻尾が、塗り込む。
私の魔力を、塗り込む。
あなたの中へ、塗り込む。

気持ちいいでしょう?
答えられなくても、私には分かる。
緩みきった表情をして、
腰をガクガク振るわせて、
秘所からは愛液が止まらない。
気持ちよくないはずがないわよね。

尻尾の動きが、早くなる。
あなたの身体が、言う事を聞かない。
気持ちいい、ただ気持ちいい。
頭の中が快感でいっぱいになる。
もっと気持ちよくなりたい、
もっと幸せになりたい、
あなたの身体が快楽を求めて動き出す。
いいわ、すごくいい。
あなたやっぱり素質があるのね。
このまま二人で幸せになりましょう。

尻尾の動きが、大きくなる。
尻尾の先端が奥に当たる度、あなたの頭を快感で染め上げる。
何も考えられない、でも気持ちいい。
快楽が、私の魔力と一緒になってあなたの全身を染めていく。
身体が熱い、でも気持ちいい。
なんだか、首の辺りがスースーする。
そんな事はどうでもいい、ただ気持ちいい。
下腹部に強い衝撃を感じる。
私の魔力があなたの中に注がれていく。
熱い、でも気持ちいい。
気持ちいい事は、幸せ。
幸せは、気持ちいい事。

さあ、イキなさい。



「お目覚め、かしら?」
あの子の精神から外に出て、私はまだ少しぼんやりとしているあの子に声を掛ける。
「・・・私は、一体何を?それに、ここはどこだ?」
シルヴィアは軽く左右を見渡して自分の置かれている状況を知ろうとするが、何せ心が死んでいた状態のまま各地を転々としていた為、記憶に残っているはずもなく。
「あなた、倒れていたのよ。それも酷いけがで、あまりに酷い物だったから慣れない回復魔法まで使って助けてあげたの、感謝しなさい。」
言葉に嘘が含まれている?いいのよ、良い嘘は許されるの。
「そうか、ありがとう。その、助けて貰っておいて難だが手を貸してくれないだろうか?何か腰が抜けたような気がして上手く立てないんだ。」
あれ?いくら心の中とは言え、ちょっとやり過ぎちゃったかな?とりあえず手を貸して、彼女が立ち上がるのを手助けする。
立ち上がったシルヴィアは私の目を真っ直ぐに見つめ、
「改めて、礼を言う。ありがとう。リリィお姉さま・・・?」
深々と頭を下げて・・・、

ポロリと、頭が落下した。

意図せず『お姉さま』という単語を口にしたのと、起きるはずもない首が落ちるという惨事に呆然としている彼女の頭を私は電光石火の早業であるべき場所へと戻す。
そして、
「気のせい」
シルヴィアの両肩に手を置き、わずかに残った魔力で魅了の魔法を行使しながら言葉を掛ける。
だがしかし、
「気のせいな訳があるかー!」
盛大な喝と共に、シルヴィアの髪と目は私と同じ銀髪赤目へと変化し、幅広い剣の腹を十分に使ったフルスイングで、私は星になった。
11/12/09 22:35更新 / おいちゃん
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■作者メッセージ
皆さん、無事に魔物化できたでしょうか?
どうも、おいちゃんです。
催眠関係の技法を取り入れる為に同人作品に1万程つぎ込んで、懐が寒いぜ。
実を言うと、濡れ場でこれだけ書いたのは始めて。
まあ、1シーンを長く書くのは性に合わないおいちゃんなのでこの辺が限界のような気もしますが。
濡れ場を似たような表現なしに長く書ける人って凄いなとつくづく実感しつつ、今回はこの辺で。

ご意見、ご感想、ご指摘、(誹謗中傷は勘弁だけど)お待ちしております。
出来れば、辛口コメントが欲しいな。(作者はマゾっ気があるようです。)

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