連載小説
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彼らのハロウィン 前日編
明日はハロウィンだ、話によると俺たちの家にも来るそうなので準備だけはしておこう

和也「生地の素材買いにいくか」

楓『はい♪』

小麦粉に卵、蜂蜜と…

雫『チョコレートは?』

和也「入れてみるか」

チョコレートも買っておく

それから買い物を終え、帰ってきた

和也「とりあえず飯にしてからだな」

瑠璃『今日はこれにしてみたよ♪』

トーストの植えに焼いたベーコンと目玉焼きが乗っているものとスープ、後はタンドリーチキンだ

楓『タンドリーチキンは行く前に仕込みをしておいたんです』

和也「なるほど…ありがとう」

食べてみるがやはり美味しい、店のレベルクラスにもなりうる

和也「うまい…」


雫『…♥️』

食事を終えて食器を洗う

和也「…」

瑠璃『?』

和也「…」

ほぼ紐の下着しか着て居ないのが後ろを向いた彼女たちの服のラインから見える…

和也「…」

楓『なんと言うか、精神を抑えるのも解放するのも強化されてますね♪』

和也「かもしれんな」

そのまま洗い物を終えて依頼のメール箱を見るが来ていなかった

和也「少なくとも来ていないな、さてと」

食休みを終えてクッキーとマドレーヌを作ることにする

雫『それはいったい?』

和也「型だな、菓子用の」

瑠璃『?』

和也「マドレーヌもつくる」

楓『出来るんですか?』

和也「何度か作ったことはあるからな」

とりあえず素材を混ぜて生地を作る

雫『焼くわけですね』

和也「これは、試作品だけどな」

とりあえず五つ分を焼いて食べてみる

瑠璃『お店のとは違うけど、暖かい味…』

楓『ですね…』

雫『ふふ…』

和也「この比率で大丈夫そうだな、ならメモしておこう」

素材の配合バランスをメモしておく

和也「ならクッキーの生地も作るか」

楓『ならマドレーヌに使ったボウルは洗っておきますね』

和也「頼んだ」

そのまま卵、砂糖、溶かしたバターを入れて混ぜる

瑠璃『小麦粉入れないの?』

和也「ここで入れる。」

小麦粉をふるいながら入れてゴムべらで混ぜていく

楓『?』

和也「生地を半分に分けて、それを更に三分割する」

雫『?』

和也「チョコチップクッキー、ココアクッキー、チョコチップクッキーのココア生地のを作る」

瑠璃『チョコ砕くね〜♪』

瑠璃は袋にいれたチョコレートに乳を振り下ろした

和也「…ぇ?」

チョコレートは粉々になっていた

瑠璃『魔力込めればこれくらい簡単だよ♪和也にはそんなことしないけどね♪』

和也「お、おう」

楓『物体の落下威力は重さと面積に比例するのは知っているでしょう?』

和也「それはわかる、ただな…」

雫『多少荒いやり方ではありましたね…』

和也「多少面食らった」

瑠璃『嫌だった?』

和也「その振り下ろしが俺に向かんならいい」

そのまま砕いたチョコレートを普通の生地に練り込んで、同時にココアを生地に混ぜて更にそのうちのひとつにチョコレートを練り込んで行く

和也「後は冷やすだけだな」

生地にラップを巻いて冷蔵庫に入れていく

和也「さて…」

楓『…💕』

雫『…♥️』

瑠璃『…❤️』

明日の昼までは休みなしだな…

彼らのハロウィン 前日編 おわり
19/10/03 23:47更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです

今回の話はいかがだったでしょうか?

ご意見、ご感想、リクエストありましたらお待ちしております。

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