連載小説
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ミミック
・・・なんか変な箱を見つけました


”・・・なんか変な箱が置いてあるんだが”


店主です


”pokeです”


見つけた、とういより置いてある
っていうのが正しいでしょうか


”なんか朝起きたら店の真ん中に置いてあったんだぜ”


朝、店に来た時に店の真ん中に置いてありました

なんなんでしょう・・・これ・・・

宝箱、でしょうか?


”見た感じ、ダンジョンの宝箱だな
この、いかにも開けたくなるようなデザイン・・・
あぁ、この店主はダンジョンに潜った事が無いのか
冒険者ならば、とりあえず開けよう!!ってなるんだが・・・”


とりあえず、持ち主を募集しましょうか


”・・・中身が気になるな”


でも、ちょっと開けてみたいですよね
何が入ってるか、すごく気になりますよね
あ、でも鍵穴がありますね・・・
残念ですが、僕には開けられないでしょう


”針金・・・あった
ウハw俺開けれるジャンww”


重さは・・・軽いですね
ちょっと豪華な入れ物なんですが、こんなに軽いんですね

まぁ、いいでしょう

ちょっとトイレ行ってきましょうかね
この箱をどうするかはその後にでも・・・


”今だ!!
・・・あれ?
鍵掛かってないじゃん!
俺ってば、ラッキー!
オープン・ザ・ボックス!!”

カパッ

「バァァ!!!!!!!」

”な、なんか出てきたぁ!?”

「バインドォ!」

”これが本当の箱入り娘・・・ってダレウマww
こんな事思いついた俺ってば天才ww
って、ちょっと待て!!
動けねぇ!?”

「お持ち帰りぃ〜」

ズル、ズル・・・

”おい、こら
☆H☆A☆N☆A☆S☆E☆!!
やべぇ・・全く動けねぇ
店主、助けt”

ポイッ!!


さて・・・あの箱をどうしようかな・・・

「・・・(誰か来る)!!」

パタン


おや?
いま、箱が閉まった様な音が・・・
うん・・・気のせいだね

今日もお店は平和です
10/07/24 23:20更新 / poke
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■作者メッセージ
ちょっと強引に連れ去るミミック・・・
でもいつも箱に入って隠れる照れ屋さん
そのギャップが、(・∀・)イイ!!

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