連載小説
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第十三話・きゅん☆きゅんシルバーブルーメ音頭
「……リオン、君の両親ってどんな人だった?」
 夜明け前の暗がりで、彼女は少しだけ寂しそうな口調で口を開いた。
 僕はあまり夜目が効かない。だから彼女がどんな顔をしているのか、そして僕の顔を見ているのかどうかもわからないままでいる。だけど、目の前のすべての光景が真っ暗な闇の中に溶け込んでしまっていようともわかることが一つだけある。
 彼女は、アドライグは、僕より一つ年上の女性だ。
 そしておそらく僕よりもずっと強いリザードマンだ。
 だから想像も付かなかった。

 現実の彼女は僕よりも一つ年上の大人びた女性なのに

 その闇の向こうから聞こえてくる声の印象は愛に飢えた少女そのものだった

「……そうだね」
 僕の両親の話なんてきっと面白くも何ともない。だからこんな話をする時はいつだって『普通だよ』だなんて僕ははぐらかしていた。だけど、アドライグには話をはぐらかしてはいけない。彼女のためにも、そして何故か僕自身のためにも。キチンと話さなくていけない。
 そう感じていた。
「僕の両親は……あまり理解出来ない人たちだったな…。父親は地方教会の従者をしていた。僕たち家族よりも神様が大事だったらしく、僕や母を顧みる人じゃなかった。どんな顔をして、どんな人だったか。情報だけは確かにあるのに思い出せない。そして母親は……その情報すらろくに覚えていない」
「覚えていない?」
「心を病んでいた、とは聞いているよ」
 僕は自分の生い立ちを語っていた。
 生まれた村のこと。
 預けられた小さな教会のこと。
 僕自身が覚えていない情報としての思い出せる限りの出来事を訥々と話していた。
「5歳ぐらいの時にはもう村の教会に預けられていた。そして物覚えがそれなりに良かったせいで13歳の時には正式にヴァルハリア騎士団にいた。アドライグには悪いけど両親の思い出はないに等しいんだ。それどころか、記憶がすっぽり抜けてしまってるいる時期もある」
 そして気が付いた。
 僕は自分の過去を話すのに言葉を選んでいる。それは何故なのか。ほとんど思い出せない幼少期、ろくに特別な感情もないはずの家族に対して自分ではっきり自覚できるほどのどす黒い感情が胸の中に渦巻いていた。
 それを怒りと呼ぶのか。
 それを憎悪と呼ぶのか。
 それとも悲しみと呼ぶのか。
 そんな何と呼んで良いのかわからない感情をアドライグに悟らせたくなかった。
「………そうか。でもさ、羨ましいな」
「羨ましい?」
 アドライグは僕を羨ましいと言った。
「ああ、どんな形でも両親がいるという事実は羨ましい」
「……………そっか」
 アドライグには両親がいない、という話を今日聞いたばかりだった。
「アドライグは…」
 暗闇の中のシルエットが僕を見詰めている。
「家族が、自分だけの家族が欲しいのかい?」
 どうしても聞かずにはいられなかった。
 何故僕はこんなことを聞いているのだろう。
 どうして、こんなにもアドライグのことが気になるのだろう。
 どうして僕はアドライグの心の奥に入り込もうとしているのだろう。
「………さあね。私にもわからないよ。……ただ」
「ただ?」
「私の本当の母はあの人みたいな人が良い。本当の父だったらあの人みたいな人だったら良いなとは思うよ」
 二人のあの人。
 アドライグが思い浮かべているのは、帝国軍と行動を共にするセラエノ軍総司令官こと紅龍雅将軍とその副官であるアルフォンス将軍の両名のことだと思う。アドライグの回答に僕は妙に納得していた。特に紅龍雅将軍。彼は教会騎士団にいた頃に連合軍を相手に一度ならず二度までも手痛い打撃を与えたことで、ヒロ・ハイル団長が強く意識していた将軍だった。そして彼の発した言葉は、今までただ燻っているだけの僕に強い影響を与えてくれた。結果的にヒロ団長とは道を違えてしまったけど、お互い生きていれば、きっと人生のどこかで同じ道を歩めるような気がしている。何故なら彼もまた紅将軍に強い憧れを持っているから。
「アルフォンス将軍……か…」
「うん、あの人が本当の母だったら良いな。優しくて、暖かくて、とても良い匂いがした。私の母さんに負けないぐらい強く抱きしめてくれた。母親じゃなくても、私があの人の言う同じ『砂漠の民』の末裔だったら本当に嬉しいと思う」
「……………そっか」
 いつからだろう。
 僕はいつから自分以外の他者と同じだったら嬉しいと思えなくなったのは。
 そんな僕からしたら、彼女のように素直に思うことが出来ることが羨ましい。
「…………ごめん、戦闘前の貴重な時に愚痴って」
「いや、大丈夫だよ。僕も眠れなかったし」
 今はもっと眠れない。
 アドライグがこんなに近くにいると意識するだけで胸がこんなにも痛い。
「大きな手だったなぁ」
「……え?」
「紅将軍の手。大きくてゴツゴツしてて、とても強い手をしていたよ。私のことを子供扱いするように撫でてくれた。無理して強がっていた私のことを守ってくれると言ってくれた。本当に強い人って、声も仕草もあんなに優しいものなんだって教えてくれたよ」
「…アドライグも、強い人と思うよ」
「いや、私は弱い。そう感じた。見せかけの強さは手に入れたけど、あの人のように誰かを安心させてあげられるようなものは持っていない。……そんな人がすぐ側にいたのに、私は本当に何も学んでいなかったんだなってつくづく思うよ」
「……………アドライグ」
 何か慰めになりそうなことを言おうとした。
 だけど、何も出てこなかった。
 そんな自分自身に怒りや悔しさが込み上げてくる。
「……リオン、ありがとう。気を使ってくれて」
「別に、気を使った訳じゃないよ」
「………ふふ、そうだね。じゃあ、そういうことにしておこうかな」
 いくらか明るい声でアドライグがそう言うと、彼女はそのままそっと僕に体重を預けてきた。暗闇の中でアドライグが転んでしまわないように抱き留めると、僕の顔のすぐ横に彼女の頭がある。何の香りだろうか。アドライグのふわりとした髪から胸の奥が切なくなるような甘い良い匂いがする。
「………何度でも言うよ。ありがとう、リオン。君が傍にいてくれて良かった。君が傍にいてくれるおかげで、私は軽口も叩けるし喧嘩も出来る。こうして弱い自分も曝け出せる。私に家族はいないけど、君と出会えたことで本当の弟が傍にいてくれるような安心感がある。ありがとう、戦友」
 それだけ言うと彼女は僕から離れてしまった。
 不意に襲ってくる名残惜しさにアドライグの温もりを求めて手を伸ばす僕がいる。
 そんな自分にハッとして恥ずかしさで唇を噛んだ。
「あ、あのさ……アドライグ…ッ!」
 その時、ざあっと月を覆っていた雲が晴れた。
 顔の半分を月明かりに照らされた彼女の姿は本当に綺麗で、見惚れてしまっていた僕は言いたかった言葉のほとんどがどこかへ消えてしまったようにも思えた。彼女の頬にはすうっと流れた涙が宝石のように煌めいている。
 何を言いたかったのだろう。
 何を伝えたかったのだろう。
 気の利いた言葉なんてありはしない。
 ありはしないのだけれど、これだけは伝えなければならないと思った。
「守るよ。僕が……君のことを…アドライグを守るから…!」
「……………………うん。期待して良いかな?」
「守るよ。どんなことがあっても。必ず」

 嗚呼、何てことはないんだ。
 たった一つしかない。
 僕は、リオン・ファウストは………アドライグに恋している…。



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 ヴァルハリア教会

 その歴史の闇は深い


 かつて魔王軍によって滅ぼされたレスカティエ教の後継を名乗るヴァルハリア教はそもそもレスカティエ教の『一宗派ですら』なかった。それが何故レスカティエ教の後継として納まり、辺境地域一帯を800年に渡って支配するに至ったのか。
 それにはレスカティエの教義を受け継いだということではない。
 彼らはレスカティエ教国滅亡をまるで待っていたかのように狡猾な手を使い、人々が彼らの統治に疑問を持つ前に瞬く間に支配体制を確立していった。

 ここに一枚の仮面がある。

 何の装飾もない、表情すらない木製の仮面である。
 この仮面こそがヴァルハリア教の始まりであると言える。
 本来、ヴァルハリア教は『セルヴァッツォ』と呼ばれた土着の民間宗教だった。その教義はどのようなものであったかは伝わっていないが、あの仮面を被った司祭が神々と交信して人々に神々の言葉を伝えるという原始的なシャーマニズムの一種であったと言われている。異界より現れる血肉を得た神々は人々とより深いところで交わり、時折気紛れのように子を残しながら人々に知恵と技術を与えていった。
 異界より現れる神々も神々の残す子らも皆異形であったと伝えられている。
 勘の良い者は気付くだろう。
 原始ヴァルハリア教の前身『セルヴァッツォ』、それは現在の彼らが忌み嫌っている『サバト』と語源を同じくするものであり、つまりかつての司祭たちが交信していた神々というのも魔物たちであったということなのである。

……………………………。

…………………………。

………………………。

……………………。


「………どうだい、なかなか面白い話だろう?」
 女は薄暗い蝋燭の灯かりの中で得意げに語ると、いつの間に盗ったのか俺の盃でぐいっと酒を飲み干した。俺の周囲にも美味そうに酒を飲む女子衆は多々いるのだが、こいつほど酒の程度に合わせた飲み方で美味そうに飲むやつは見たことがない。
 つまり、今こいつが飲んでいるのは安い酒。
 呑み方も居酒屋のおっさんみたいで品が感じられない。
 うちのネフィーやアスティアの酒を飲む色っぽさを見習わせたいものだ。
「ロウガ、それは奥方二人が君の前だからこそ見せている姿なのだぞ。皆誰もが愛する男の前では可愛い女でありたいものさ。私がお前の前で気を抜いていられるのもある意味信頼の証でもあるのだよ。お前は私、私はお前。鏡の前で一々気を遣ってられるものかね」
「さり気なく俺の頭の中を読むな、馬鹿魔王」
「読んでなどいないよ、馬鹿王。私は確かに並行世界のお前だが、私はお前よりも生物的にも存在的にも遥かに上位にいる。下位互換のお前の考えぐらい読むまでもなくわかるのさ」
 ニヤリと笑って女は俺に盃を突き出した。
 俺に返してくれるわけではなくお代わりを所望しているらしい。
「気に入ったのか?」
「ああ、安い酒もたまには良いものだな」
 何だか腹が立ったので片手でぞんざいに酌をしてやった。
「お前なぁ……仮にも私は魔王だぞ?もっと敬意を持ってだな」
「鏡に映った自分に敬意なんて持ってもなぁ」
「……………なるほど、一理ある」
 女はグイッと盃を飲み干す。
「…………………で」
「どうした」
「何故また突然俺の前に現れて、俺にヴァルハリアの歴史なんか聞かせた」
「何故……か…」
 女は何とも言い難い苦笑いを浮かべた。
「ロウガ」
「何だ?」
「敵は何者だ?」
「人間だ。神の使徒を騙り、時代を宗教と云う鎖で理不尽に止めた熱を持たぬ者どもだ」
「……そうだ、それで良い。神や宗教は必要不可欠な物なのだ。そこに人類が存在する限り、救いを求める弱者が存在する限りなくてはならない。多種多様な弱者が存在するからこそ世界には私が必要であり神々が必要だ。個人では救済を成すにも不自由であるからこそ救済を成す集団もまた必要なのだ」
 それだけ言い終ると女はまた盃を突き出す。
 俺はそれに黙って酌をする。
 まるでさっきの繰り返しだ。
「それとさっきの話が一体何の関係があるっていうんだ」
「ヴァルハリア教はな、レスカティエの後継者でも何でもないという話さ」
「…………どういうことだ」
 うちで一番の博識であるネフィーの教えてくれた俺の知る限り知識の中では、ヴァルハリア教というのは目の前にいる女が滅ぼしたレスカティエ教国の後継者である。レスカティエ教国と同じく排他的な人類至上主義と実利のない浪漫主義に基いた殉教思想によりゆっくりとした衰退へと向かっているもののフウム王国を含めたヴァルハリア教会圏という強固な権力基盤を築き、単独国家であったレスカティエ教国よりも遥かに厄介な存在である、と俺は聞いている。
「ヴァルハリア教は、ある日突然我々を裏切った。何の前触れもなく、何の前兆さえも感じさせずに裏切った。原始セルヴァッツォはある日突然レスカティエ側に付いたんだ。あの当時一時的にではあるが魔王軍とレスカティエ教国のパワーバランスが逆転していた時期があったんだ。私も秘密裏に魔王軍補強に力を入れていたのだが、やつらは我々側にいたことでそれに気付き、その情報を手土産に寝返った。遥か昔、レスカティエ教国の勇者たちが伝説となれたのはな、彼らの実力だけではなくセルヴァッツォの者たちがもたらした情報によることろが大きいんだ」
「……………どこでもそんな話はあるものよな」
「ああ、どこにでもあるものさ」
 世紀単位で生きていると裏切られるのも慣れたものさ、と女は力なく笑った。
「長い月日が経った。セルヴァッツォはレスカティエ教国の庇護の下でレスカティエ教宗派ヴァルハリア会として名を変えて我々と対立する道を選んだ。その結果、人間魔物娘問わず多くの犠牲が出た。レスカティエが最終的に自滅するような末路を辿ったのもヴァルハリアから提供された情報を頼りに国力を無視した無茶を繰り返したことに起因する。そして、彼らは再び裏切った」
「…………そこまで聞けば後はわかるよ。次に裏切ったのはレスカティエ教国、そして今度は自ら盟主になるために行動した。そうだろ?」
 その通りだ、と女は頷いた。
 顔は微笑んでいたが、どこか悲しそうな影が漂っていた。
 その顔を俺はどこかで見たような気がする。
 そう……遠い昔に、誰かの表情と重なるんだ…。
「彼らが次に裏切ったのは死に体だったレスカティエ。お前でも知っている通りとどめを刺されるのを目前にしていたレスカティエは女王の名の下に最後の勇者たちを召集し、それを先駆けとした起死回生を狙っていた。もっともそんなことが可能だったかと問われれば身内贔屓を差し引いても不可能だったと言わざるを得ない。最後の勇者たちは堕落した今となっては魔王軍の中核を成すほどのなくてはならない逸材だが、はっきり言って人間としての戦力は歴代の勇者たちに比べれば格段に劣っていた」
 今思えば彼女たちの場合は生まれながらにして才能の方向性とそうあるべき種族が間違っていたんだ、と女はさり気なく俺を馬鹿にしながら笑った。
「滅亡が既定路線だったとしてもレスカティエの狙いもまったくの的外れではなかった。滅亡までのタイムリミットを五年ぐらいは延ばせたんじゃないかとは思うよ」
「……その五年、民にとっては地獄だな」
「………そうだな。その通りだ。だからこそ私たち魔王軍はレスカティエの民のためにもレスカティエ攻略を急いだ」
 女の言葉に違和感を感じた。
 急いだ、そう女は言った。
 その口調は侵略者のそれではない。まるでレスカティエ教国を自分の物であるかのように、レスカティエ教国の民を救済するために軍を動かしたかのように女は語った。結果的にレスカティエ教国は女の物になった訳だがそれとこれとは話がまるで違う。
 魔王、お前は何を隠している?
「だが歴史はそうならなかった。レスカティエ延命のためにはヴァルハリア会の力が必要不可欠だった。何故ならその当時ヴァルハリア会はレスカティエ教国軍全兵力の三分の一を単独で無傷で有していたからね」
「王家もよくその状況を許していたな」
「許しもするさ。レスカティエという巨大権力に取り入ったヴァルハリア会は我々を裏切ってからゆっくりと枝葉を伸ばし、気が付けばレスカティエ教国上層部の席を埋めていたのだからな。代々レスカティエ教国に忠を尽くしてきた者たちを次々に戦争と云う名の大義名分の下、合法的に大々的に自分手を汚さずに粛清していき、ついにはレスカティエ教国内部での戦力バランスの逆転に成功した」
「……………なるほど、再び野望を抱いたということか」
「しかし、今度裏切るとなると立場が悪い。神の正義に目覚めたという糞ったれた建前で我々を裏切った時とは違い、レスカティエが落ち目だから反旗を翻したと取られても仕方のない状況。彼らはいつの時代でも見栄っ張りでね。如何なる理由であろうとも汚名を着たくないから自分からは行動を起こさない」
「ああ、そうか」
 最初に裏切った時も直接手を下して血を流したのもレスカティエだった。
 それなら次だって想像は付く。
 やつらは、直接手を汚さない。
「後にヴァルハリア教の国を建国したんだ。兵力をそのまま温存したんだろ。だったらやつらはレスカティエを見捨てたんだな。それも抵抗するふりをしながらお前たちが別ルートを征くことを黙認した、なんてぐらいはやりかねない」
「さすが下位互換とは云えど私だな。まったくのその通りだよ」
 女はくいと盃を飲み干し、机に盃を置いた。
 どうやら適量らしい。
「だがそれならお前の話も納得がいく。ヴァルハリア教会はレスカティエ教国の後継者などではない。世が救済を求めている混乱期にあって私利私欲に駆られて主家を裏切り、自らの武力を背景に後継者を名乗ったただの火事場泥棒だ」
 俺のいた世界でもそういう輩のやることはだいたい決まっているから不思議だ。そういう者たちは自分たちの地盤が砂の上に建っていることを知っている。自分たちの城を支える大黒柱が存在しないことを知っている。だから飽くなきまでに権力を欲して自分たちの正統性を確保しようと躍起になる。後ろ暗い過去を否定し、可能な限り隠蔽と改竄を繰り返し、武力を背景に多くを滅ぼし白紙にしてしまい、ついにはまるで最初からそうであったかのように振る舞うのだ。
「なあ、魔王よぉ」
「何だ?」
「素朴な疑問なんだが、何故レスカティエにこだわった」
「あの国が多くの勇者を生み出し、魔王軍にとっては大いなる脅威だったから、というプレス向きの模範回答では不満だろうか?」
「そうだな、甚だ不満だ」
 俺がそう言うと女は天を仰いで息を吐いた。
 そして『誰にも言うなよ』と前置きして、思った以上にあっさりと言った。

「あの国は、私の子供みたいなものだからな。取り返したかったのさ」

 そう言い放つ女の表情を見て、俺は思い出した。
 もう何十年経つだろうか。
 日の本に残してきた師匠…、宗近の面影を見た気がする。
 宗近も、俺にとっては母だった。


 いつか夢として消えていくかもしれない時間の中で夜は更けていく。



16/01/24 17:42更新 / 宿利京祐
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■作者メッセージ
お久しぶりです&初めまして。
長らくご無沙汰をしておりました宿利京祐と申します。
およそ一年ぶりの更新です。
お待ちしていただいた方、本当に申し訳ありません。
今年こそきちんと定期的にやっていきたいと思います。
という訳で今回は短めなお話。
アドライグとリオンの関係をほんのり前身、魔王様とロウガのいつもの夢語りをメインに据えた説明回のようになりましたが如何でしたでしょうか。次回は久しぶりの戦闘回、アスティア無双を予定しております。
どうぞお楽しみに(^ω^)ノシ

では最後になりましたが
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
きちんと更新していけるよう、健康には十分気を付けていきます。

んで、宿利京祐の名義でツイッターもやってます(宣伝)。
こちらもどうぞよろしく!

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