連載小説
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彼女が望んだもの
それから夜が開けた

和也「…」

目を覚まして楓の様子を見に行く

和也「こうしてみると俺より…」

いつの間にかゆっくり頭頂部の後ろから後頭部にかけて撫でいた

楓『おはようございます。』

和也「あ、ああ、おはようさんです。」

楓『貴方、今分身薬使ってるわね?』

和也「ええ、昨晩のことで雫と瑠璃がいろいろ爆発させてしまいそうだったので」

楓『難なく受け止めてるのね…』

和也「インキュバスでないと死んでますよ…」

楓『その流れだと二人に会ってすぐにインキュバスになった流れね…』

和也「ぶっ通しで三四日ほどしてたのでそのときになったと思われます」

楓『娘ながら、容赦ないわね…』

和也「俺の方にもブースト思い切りかけたから平気でしたけどね」

楓『なんとなく予想がつくわ。』

和也「朝食にでもしますか?」

楓『そうね…』

二人で階下に降りる

和也「…」

彼女は何か悩んでいるらしい

楓『…』

今もフォークで箸置きを突き刺そうとしている

和也「それ箸置き…」

楓『!ごめんなさい…』

和也「何か考え事が?」

楓『はい…』

食事を終えた頃に雫と瑠璃が降りてきて俺は再び1つに戻った

和也「なら、また親子で話し合えばいいよ。」

俺は移動して食糧の点検を始める

和也「なんなんだろうな、考えてること…」

入っていたネズミ(魔物でも侵入者でもない)を海の近くにある洞窟に逃がす

和也「次はないからな。」

それからしばらくして話がついたようだ

和也「まとまったのか?」

雫『はい、万事大丈夫です』

和也「で、話してることとは…」

雫『なら…』

そのまま浴室に連れていかれる…

和也「!?」

そこには、バスタオル一枚の楓がいた

和也「何がどうなっているんだ…」

雫『母さんも、貴方をね…』

和也「あ、はい…」

このまま押しきられるんだろうな、そう頭に浮かんだ

和也「とりあえず、順序立てて話してくれると…」

楓『最初は二人の母として貴方を見定めていました。』

和也「そこはわかる。」

楓『二人の伴侶に相応しい誠実な人だということも少ししてわかりました』

和也「なるほど」

楓『そして昨晩、私が倒れたときに貴方は自分の体力を削って私に精を与えてくれましたよね?』

和也「二人に頼まれなくてもやっていた、悲しませたくなかったから」

楓『貴方からもらった精、とても暖かく美味でした。』

和也「好みも似ているのか…?これは…」

楓『そして今朝、精補給剤を飲もうとしたんですがあめりの不味さに吐いてしまいました…』

瑠璃『一度知ってしまえば、飲めたものではないらしいよ…』

雫『それなら、私達全員の旦那様になってもらえば解決するかなと』

和也「二人はいいのかそれで…」

瑠璃『昨日の夜みたいなことになるくらいならね、それに』


和也「それに?」

瑠璃『和也ならきっと大丈夫と信じてるから』

和也「雫は?」

雫『それこそ、貴方のように古代種の魔物に合う精を持つ人間を見つけるのは、ここの海にある砂浜および海底までのどこかにビー玉を一つ隠したものを探してこいと言うようなものでしょう?』

和也「間違いなく見つける前に力尽きてしまうと…」

雫『それに、もう後戻り出来ないところに来てますし』

和也「?」

楓『魔術及び妖術顧問を辞めてきました』

和也「覚悟完了、か…」

楓『はい。』

和也「ならもう俺は何も言わん、よく考えたら日常爛れきってるのに何を今さら?って話だったな…」

楓『…💕』

和也「で、ここからどうするんだ?」

雫『これを。』

渡された定期購入している分身薬を飲む

雫『なら、二人きりで楽しんでね…♥️』

そのまま俺は三人に分身して各一人づつになり雫と瑠璃は寝室に戻っていく…

和也「さて…」

楓『あぁ…美味しそう…💕』

そのまま俺を床に寝かせて静かに、しかし深くキスをしてくる

楓『…💕』

和也「…」

それから少しして、彼女は口を離す

楓『…💕』

彼女は嬉しそうにバスタオルを脱ぎ捨てる

和也「…!」

雫よりさらに大きい、背も乳も…

和也「体格的な比率は同じような感じなのかもな…」

楓『なら、いきますよ…💕』

和也「あ、ああ。」

彼女は俺の視界を埋め尽くすように頭を挟み、ゆっくり腰を落とす

和也「!!!!」

楓『ぁ…💕これが…💕』

和也「!」

雫とも瑠璃とも違う、また別の快楽に限界が早くも近づく

和也「動いて、いいか?」

楓『もちろん…💕』

ゆっくり彼女の背中に腕を回して突き上げていく

楓『ぁぁぁ…💕』

彼女の中が優しく、しかし苛烈に俺の精が欲しいと言わんばかりに俺の男性器を放さない

和也「!!!!」

思い切り突き上げて俺の男性器はそのまま一回目を吐き出す

楓『ぁ…💕直に貰うのは注いでもらうよりさらに…💕』

和也「…」

新しい快楽の余韻に浸っていると、俺の頭を離した上で向き合う

楓『おっぱい、出てきてます…💕飲んでくれますか?』

和也「雫にも瑠璃にも同じこと言われたししたな、そういや…」

楓『なら…💕』

そのままその柔らかく重いおっぱいを口に押し当ててくる

和也「…!」

比較するなら、瑠璃のおっぱいは弾力性が高い、楓のおっぱいは沈み込んでいくようなやわらかさで、雫のはその中間的な感じで本人から頭や男性器を挟むにはちょうどいい感じだ…

楓『そのまま赤ちゃんみたいにちゅーーっ!て吸ってください…💕』

遠慮なくむしゃぶりつき、突き上げていく

楓『これなら確かに雫も瑠璃も依存するはずです…💕』

ちなみにミルクの味も瑠璃のはサラサラしていて飲みやすく、楓のは濃厚な口当たりだ、雫のは二人の中間的な口当たりと飲みやすさで一番量が多い感じだ。

楓『そんなにがっつかなくても、おっぱいは逃げませんよ…💕』

マジックアイテムかなにかを使ったらしく俺のうなじを撫でている…

楓『ぁ💕ぁ💕ぁ💕ぁぁぁぁ💕』

そして彼女のミルクにも精力強化作用があるらしく吸っていない方のおっぱいにもむしゃぶりつき、突き上げていくペースを上げていく…




















全員が満足して俺は腰の抜けた楓を抱えて寝室に戻る

雫『母さんも虜になってるわね…♥️』

瑠璃『みんな幸せ…❤️』

楓『私に、親としてだけではなく女としての幸せまでくれた貴方にはもう貴方のものになることを心身共に満場一致です…💕』

和也「なら、寝るか…」

雫『何を言ってるんですか?』

和也「?」

瑠璃『三倍じゃないよ』

和也「!?」

楓『3乗です…💕』

和也「分身薬なしでか…」

それからさらに丸三週間ほどぶっ通しで彼女達を求め、彼女達に求められ続けた…

楓『私が欲しかったもの、それが見つかりました』

和也「?」

楓『娘たちの心配がないうえで自分の居場所があって娘たちを見ていられる場所です』

和也「適材適所、だったわけか」

楓『…💕』

これからはさらに忙しく、さらに幸せになるのだろう。そう考えているうちに俺は意識を手放した。

彼女が望んだもの おわり
19/08/09 00:12更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです。

引き続き、楓のキャラクターは

https://www.pixiv.net/member.php?id=2468218

のおっぱい魔人さんから許可を得て使わせてもらいました、ありがとうございます

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