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モンスター・バレンタイン
《魔ちゃんねる バレンタインを妬む会》

ここは、バレンタインを妬む会。
魔物娘が現代に来ても非リア充が消えるわけではない。
その中の不幸にもチョコをもらえなかった男達が集まる場所。
どうやら今日も沢山の男達が集まっているようです。

1:隊長
「さあ!思う存分不満を言っていいよ!」
2:ななしさん
「畜生!あいつら(リア充)め!調子に乗りやがって!」
3:ななしさん
「まったくだ!チョコがもらえないだけで馬鹿にしやがって!」
4:ななしさん
「俺はもらったぜ!母親から・・・」
5:ななしさん
「俺は家族以外で本命をもらったことがあるぞ!男から・・・」
6:ななしさん
「>>5うわあ・・・」
7:ななしさん
「魔物娘達が現代にきたのに・・・こんなのってないよ・・・」
8:ななしさん
「魔物娘がいた世界に行ければいいのに!」
9:ななしさん
「チョコねぇ・・・いらないわ正直。」
10:ななしさん
「ですよねー。」
11:ななしさん
「魔物娘からももらえないとか自殺もんだよ・・・」
12:隊長
「ふむふむ・・・みんなの言葉は見させてもらった!そこでだ。」
13:ななしさん
「ん?隊長(笑)どうした?」
14:ななしさん
「何か始めるの?」
15:隊長
「それはまだ秘密。後で集合させてから話すよ。」
16:ななしさん
「後で集合?」
17:隊長
「そうだ、後で噴水広場に集合。詳しい場所は地図に書いておくからね。」


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※上の地図はAAなのでわかりにくいです。本当はもっとわかりやすい。

18:ななしさん
「おいちょっと待て、秘密なんだろ?人が来ないか?」
19:隊長
「見かけほど来ない。」
20:ななしさん
「黒い点はなんだ?」
21:ななしさん
「あ、それ俺も気になった。」
22:隊長
「一番近い駅。」
23:ななしさん
「なるほど・・・」
24:隊長
「じゃあみんな!絶対に来てね!」
25:ななしさん
「面白そうだし、行ってみるか!」
26:ななしさん
「そうだな。」
27:ななしさん
「待てお前ら、犯罪者の罠かもしれんぞ?」
28:ななしさん
「犯罪者ならすぐに逃げるか俺らで逆にボコボコにすればいいのだ。」
29:ななしさん
「白だと面白そうな事が。黒でもストレス解消の道具にできる。どっちでもOKか。」
30:ななしさん
「決まりだな。」
31:ななしさん
「じゃあみんな!逝くぞー!」
32:ななしさん
「おー!」
33:ななしさん
「>>31その漢字はおかしい。」


























パソコンで魔ちゃんねるを見て笑みを浮かべる者が・・・いや、者達がいた。

?????
「ふふふ・・・いい感じになってきたわね・・・この調子で・・・」
??????
「やっと・・・やっと可愛いあの子を物にできる・・・」
?????
「ぐぅ・・・ぐぅ・・・」


























《噴水広場》

ここは噴水、ちょっとした広場で噴水以外取り柄がないような場所。
そこには人が少なからず集まっていた。

男性A
「お、ここだここだ。」
男性B
「お前もあれを見て来たのか?」
男性A
「もちろん。」
男性B
「ならいいんだ。」
男性C
「おかしいな?そろそろのはずなんだが・・・」
男性A
「え?・・・本当だ!」
男性C
「だろう?」
男性B
「てか俺達三人しかいないのな。」
男性A
「シー!草むらから誰かが近づいてくるぞ・・・」
男性B&C
「「え?」」

男性のBとCが声の音量を調節して、聞き耳を立てると・・・。
ザ・・・ザ・・・
どうやら男性Aの言った通り、草むらから誰かが来たみたいだ。

男性B&C
「「本当だ、誰かがくる・・・」」
男性A
「とうとうお出ましか・・・」

草むらから出てきた者とは・・・!

サキュバス達
「「「ばああああああ!!」」」
男性A&B&C
「「「ぎゃあああああ!?」」」
サキュバス
「さっきゅん登場〜!」
ダークエルフ
「同じくダークエルフ・・・ふふ♥」
ワーシープ
「ほんわか〜。」
男性A&B&C
「「「なんだサキュバスか、脅かすなよ・・・で、何の用だ?」」」
サキュバス
「ジャーン!はいこれ!男性A君!」
ダークエルフ
「これ、男性Bちゃんにお姉さんからのプレゼント♥」
ワーシープ
「男性C君〜これ〜あげる〜。」
男性A&B&C
「「「これは・・・!まさか、まさかそんな・・・!!!」

サキュバス達が取り出したのはなんと!

サキュバス達
「「「チョ・コ・レ・ー・ト♥」」」

チョコレートだったのである!これは驚きを隠せない!

男性A&B&C
「「「うっひょおおおおい!やったぜ!」」」
サキュバス
「お礼は・・・」
ダークエルフ
「体でね?」
ワーシープ
「それ以外は〜認めない〜。」
男性A&B&C
「「「もちろんだ!ホワイトデーにとは言わずにすぐにでも!」」」
サキュバス
「やったー!それじゃ家に行こ?」
ダークエルフ
「じゃあ私の家に来てね♥」
ワーシープ
「早速〜家に〜向かいましょう〜。」
男性A&B&C
「「「OK!」」」

こうして、非リア充だった三人の男性がリア充になったのだった・・・。

―終わり?―


























《秘密の場所》

バフォメット
「まったく、最近の奴らはマナーがなっとらん。」
ウザいリア充
「あばばばば!俺らは真実を言っただけ・・・あばばばばばばばば!!」
最低なリア充
「非リア充をクズと言って何が悪い!・・・のおおおおおおお!?」
魔女
「ここまで陵辱したのに、全然懲りてないですね・・・」
バフォメット
「まだまだお仕置きが必要じゃな・・・アラクネも呼ぶかの?」


〜ざまあみろ〜
14/02/14 14:02更新 / 6(`ロ)9

■作者メッセージ
ぜ・・・・・・・・・・・・絶対に・・・・・・書きたかった・・・小説・・・。
作・・・成完了・・・です・・・他作品・・・ネタ・・・はない奴・・・です・・・。
読者・・・さん、読んで・・・ください・・・楽しんで・・・・・・・・・ください・・・・・・。
風邪の身で・・・・・・無茶を・・・しすぎました・・・・・・・・・・・・。
最・・・後に・・・リア充爆発しろ・・・・・・ガクッ・・・・・・・・・。

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