連載小説
[TOP][目次]
第9話:氷堂 夜路、危機一髪!!(前編、事件…!!)
俺は氷堂 夜路(ひょうどう よるみち)、逢魔学園高等部2年生、剣道部所属。これは少し前に、俺の身に起こった事件である………










--------------------------------------------------
〜氷堂 夜路、失踪する…!!之譚〜

吉田
「夜路〜、帰ろうぜ!」
夜路
「おう、いいぜ! 今日は部活も風紀委員会も無いしな! んじゃ、帰ろうか!」
三浪
「じゃあイオン行って、ゲーセンで遊ぶ?」
夜路
「イイね!」
小野
「早速行くか。」


校庭で……


夜路
「で、ゲーセン行ったあとどこ行く?」
吉田
「そうだな〜、本屋とか。」
小野
「俺は新作CDとかチェックしてみるかな。」
三浪
「俺もなんか買うかな〜。」
吉田
「夜路は買いたいのあったっkって夜路?」
三浪
「え?」
小野
「え?」
三浪
「夜路? 夜路!?」
吉田
「夜路!? どこだ夜路!!?」
小野
「さっきまで一緒だったんだぞ!? どこ行った、夜路!?」
マリアさん
「あら皆さん。」
景華
「どうした、お主ら?」
(事情説明中…)
景華
「なにィ!!?」
マリアさん
「夜路さんが消えた!!?」
吉田
「そうなんだよ!」
三浪
「どうする小野!?」
小野
「どうするつったって…」
吉田
「小野、三浪! ほら、僕が作ったアレ使おう!! 夜路を探すぞ!!」
三浪&小野
「「おう!!!」」
景華
「私は夜路の家に連絡する!」
吉田
「景華ちゃん! まずは落ち着いて、そんでなんか上手いこと言っといて!!」
景華
「分かった!」
マリアさん
「私はキャサリン先生に連絡します! もしもの時のためにお力を、いつでも借りられるように!」
吉田
「分かった二人共! お願い!!」
「よし! 僕の自作魔道具…まさかキャサリン先生の授業がここで役に立つとはね……!!」


ということで↓
吉田:自作の魔道具で小野&三浪のサポート
小野:吉田印の魔道具でこっくりさん的なダウジング的なので夜路捜索
三浪:吉田印の魔道具で某ビデオテープの巻き戻し的なことができるスタンド的なので夜路捜索
ということになった。


吉田
「どお、二人共?」
三浪
「クソッ! この覆面のヤツに夜路が『校舎の』影に引きずり込まれて、消えるトコまではイケるが…これ以上は無理だ! 影に引きずり込まれてくトコで…まるでフィルムが切り取られたみたいに……追跡出来ないッッ!!」
小野
「こっちもダメだ! コインが学園近くを行ったり来たりするばかりだ!!」
景華
「そんな、夜路……どうして………」
マリアさん
「ダメです! 大学での講義中なのか…通じません!!」
小野
「くっ…」
紫苑
「おっ、ヤッホ〜みんn…って、なんかシリアスな雰囲気……」
三浪
「ぬお! …びっくりした〜!」
(事情を説明中)
紫苑
「ええ〰〰〰、夜路くんが消えたァァァーーーーーーー!!?」
小野
「ああ、そんで吉田が作った魔道具を使って三浪と一緒に探してるが…見つからないんだよ……」
紫苑
「そんな…」
逢河
「斬鬼先輩、吉田先輩、小野先輩、三浪先輩、猫崎先輩、どうしました?」
賀川&日野
「「どうも。」」
景華
「逢河、賀川に日野も…実はだな……」
(再び事情説明中)
逢河&賀川&日野
「「「ええェェェーーーーーーー!? 氷堂先輩が消えたァァァーーーーーーー!!?」」」
景華
「そういうことだ。吉田達が必死に探してはいるが…見つからないのだ……!!」
賀川
「……吉田先輩、小野先輩、三浪先輩! 氷堂先輩はどこで消えたんですか?」
吉田
「え…」
小野
「そうだ、賀川! そういえばお前、魔力を『匂い』として認識できるんだったな!!」
賀川
「はい!!」
三浪
「そうか! 賀川の嗅覚なら……!!」
小野
「あるいは……いや、見つけられるかも!!」
景華
「そうか! 賀川の嗅覚と小野のダウジングを組み合わせれば……!!」
マリアさん
「私は引き続きキャサリン先生に連絡します!!」
景華
「頼む、マリア殿!!」
マリアさん
「はい!!」
紫苑
「それなら私だって………う〰〰ん、キタ! こっち…っぽい!!(尻尾が某妖怪アンテナよろしく逆L字にピンとなる)」
日野
「………( ゚Д゚)」
賀川
「なんですか、『こっち…っぽい!!』って!? 氷堂先輩がどこにいるか分からないって時にふざけないでくれますか!!?」
紫苑
「私だって真剣にやってるもん!! 時に直感がモノ言う時だってあるじゃん!!」
賀川
「猫崎先輩がそーゆーこと言ったら信用性0なんですけど!!」
紫苑
「何よその言い草!? ホントに真剣なんだもん!!」
小野
「………二人共ォォォ!! いい加減にせんかァァァーーーーー!!!」
賀川&紫苑
「「!!!」」
全員
「「「!!!?」」」
小野
「夜路はどこにいるか…今すぐにでも見つけないといけない…そんな時にそーやって口論してる場合か!!!?」
賀川&紫苑
「「……ごめんなさい。」」
小野
「とにかく今は使える力を総動員してでも探すしかないぞ……!!」
吉田
「ビビったわ〜、小野…」
三浪
「まさかお前がここまで強く言うとは…!!」
小野
「そうするしかないからな、今は。ならそうするしかない、それだけだ。 ………賀川!」
賀川
「はい!」
小野
「お前の『嗅覚』、有効範囲はどれくらいある!?」
賀川
「分かりませんが、本気でヤればある程度は遠くまでイケるかもしれません…! でもそこまでやったことがないのでどこまでイケるかは保障出来ません!!」
小野
「構わん! それでもヤるしかない! 頼むぞ、賀川!」
賀川
「ハイ!!」


こうして夜路を捜すことになった…!!







--------------------------------------------------
〜氷堂 夜路、童貞の危機!![其ノ壱]之譚〜

夜路
「ん………ここは…どこだ?」
???
「お目覚めですか、夜路さま♡?」
夜路
「お前、黒月か!!?」
???
「フフ、そうですよ、夜路さま♡」


彼女は黒月 阿禍里(くろづき あかり)、逢魔学園中等部1年生、剣道部所属。そんでカースドソードという魔物娘。
剣道部に入部早々…なんと、いきなり俺に斬りかかってきた……とんでもなく恐ろしいヤツだ…(;; ゚Д゚) そして止めに入った景華にも斬りかかってきた………!! 収めるのにかなり手間取った……(;´・ω・)
しかも……………!!!


夜路
「あ、しかも日向に阿達! お前らもグルだったのか!!?」
「そんで体動かねえ!!?」
阿達くん
「夜路パイセンごめんなさいィィィーーーーーーー(/ω\)!! 日向パイセンに、あの“お仕置き”の件で誘われて…強引にヤらされることになったんですウウウーーーーーーーーーーー!!! あと今も拘束魔法&魔力封印術かけてますウウウーーーーーホントのホントにごめんなさいパイセンンンンーーーーーーー(>_<)!!!」
夜路
「マジか……( ゚Д゚)」
「つーか日向! なんで阿達を巻き込んだ!?」
日向
「だって夜路殿…風紀委員とは言えあれは流石にやり過ぎですよ〜、しかもしかもお嬢という伴侶が居乍ら(;´・ω・) だから個人的に仕置きを、って思いましてね〜(;´・ω・) しかし、これには協力してくれる相手が必要なので、阿達殿に…少々強引にお誘いかけたんですよ。そしたら何故か黒月殿もノリノリで乗ってきたんですが………」
夜路
「……( ゚Д゚)!! …で、阿達。」
阿達くん
「ハイィィィーーーーーーー!!!」
夜路
「強引に誘われたんだな?」
阿達くん
「…ハイ(>_<) あと防音結界も張ってます…(>_<)」
「ホントにごめんなさいパイセンンンンーーーーーーー(>_<)!!!」
夜路
「はあ…分かった阿達、お前は今回お咎め無しだ。」
阿達くん
「ホントにごめんなさいパイセン(>_<)!! ありがとうございますゥゥゥーーーーーーー(>_<)!!!」
夜路
「そんで日向。」
日向
「ハイ!!」
夜路
「“景華が居乍ら”って言ってたが、そっちは建前だな?」
日向
「う……押忍。」
夜路
「で、ホントは?」
日向
「建前も本音ではあります……」
「でも…それに私、実は両性愛者なんですゥーーーーー!!」
夜路&阿達くん
「「ええェェェーーーーーーー!!?」」
日向
「だって…」


彼女は天魔 日向(てんま ひなた)、逢魔学園高等部1年生、剣道部所属、あと風紀委員会所属。クノイチという、要するに“忍者サキュバス”だ。彼女は景華の親戚で簡単に説明すると↓
斬鬼家:宗家(←要するに本家)
天魔家:分家
と言った感じだ。
なので俺にとってもう一人の幼馴染ということだ。しかし日向が景華に…何年も一緒にいてそんな素振り全く感じなかったな〰……
そして…


日向
「だって私…私もお嬢(←景華のこと)が好きなんですゥゥゥーーーーーーー!!」
夜路&阿達くん
「「ええェェェーーーーーーーーーーー!!!?」」
日向
「だって夜路殿、紫苑殿に、しかもお嬢も見てる前で、そんで公衆の面前であんなお仕置きして………あの流れで監視下に置くとかもっと徹底的に懲らしめるべきでしょう!?」
「まあ風紀委員会会議で決まったことだとは言えお嬢が納得してるのには衝撃的でしたけど………(; ゚Д゚)」
夜路
「じゃあお前は俺をどう思ってるんだ?」
日向
「そりゃあ夜路殿はホントに優しいですし、お嬢に良くしてくれるし私にも……まあキレたらある意味世界最恐ですが笑 でもそんなギャップがこれまた夜路殿の魅力と言いますkうあっ!!」
夜路
「日向!!」
阿達くん
「日向パイセン!!?」
黒月
「ふふふふ♡」
日向
「黒月殿…何を…」
黒月
「フフフ…今回の話、どうしてわたくしが今回のお話にノリノリで乗ったかお分かりですか?」
日向&夜路
「「ま、まさか…」」
阿達くん
「え…え? え!?」
黒月
「ウフフフ……そう、わたくしが今回のお話に乗ったのは…夜路さま、あなたが目的だったんですよ♡」
日向&夜路
「「まさか!!」」
黒月
「そう!! 夜路さまを独占する為…ですわ♡」
夜路
「なにイ!!?」
阿達くん
「そ、そんな…(;; ゚Д゚)!!」
黒月
「それに……(パンツを脱ぐ)……(そしてパンツを広げて見せる)夜路さまを想っていたら、ホラ、こんなに濡れてしまいました♡♡  ああ、もう夜路さまを、身も心もぐちゃぐちゃにしたくてしたくて……ああ♡♡ もう我慢出来ませんわ〜♡♡♡」
夜路
「(声にならない声で絶叫)Σ ゚ ゚ ( Д  )〰〰〰〰〰!!!」
黒月
「ということで夜路さま♡ 早速♡♡」
夜路
「イヤァァァーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
阿達くん
「うっ……!!」
黒月
「阿達さん、どうしました?」
阿達くん
「も、もう…お、抑えられ…な……夜路パイセンごめんなさい!!(魔力封印術&拘束魔法、解除!)」

ドオーーーーーン!!!(大爆発!! そして襖が勢い良く吹っ飛ぶ!!!)

阿達くん
「うわーーーーーーー!!!」
黒月
「キャーーーーーーー!!!」
日向
「うわぁっ!! なになになに!? なんですか!!?」





--------------------------------------------------
〜氷堂 夜路、童貞の危機!![其ノ弐]之譚〜

その頃吉田達は……


賀川
「小野先輩、そちらはどうですか!?」
小野
「かなり近づいてきた! 賀川はどうだ!?」
賀川
「匂いがかなり強くなってきました!!」
小野
「こっちもだいぶハッキリしてきた! コインも行ったり来たりが少なくなってきた!!」
吉田&三浪
「「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ…(;; ゚Д゚)=3=3;; ゚Д゚)=3=3」」
マリアさん
「さ、流石に…き、キツイ、です……(;; ゚Д゚)=3=3」
景華
「はあ、はあ、だが…気配がかなり近づいてきたぞ!!」


そしてたどり着いたのはとある屋敷……


小野
「…ここだ! コインが止まった!!」
賀川
「匂いが濃くなって… !! 違う! 急に匂いが強くなりました!!」
吉田&三浪
「「え!!?」」
景華
「なに!!?」
マリアさん
「どういうことですか!!?」
賀川
「しかも匂いの感じが少し違うような──」

ドオーーーーーン!!!(爆発音!!)

全員
「「「なんだ!!?」」」
景華
「爆発!? やむを得ん! 強行突入だ!!」
吉田
「えっでも─」
小野
「もうなりふり構ってるヒマはない!! やるぞ!!!」
三浪
「吉田! 行くぞ!!」
(吉田、手を引っ張られる)
吉田
「ぅええ〰〰………」
景華
「頼もォォォう!!」
屋敷の使用人(キキーモラさん)
「!! どちら様!!?」
景華
「実はかくかくしかじか……(事情説明)」
使用人(キキーモラさん)
「分かりました、案内します! こちらです!!」
(地下室に案内される…)
賀川
「くっ…更に“匂い”が濃くなってきました!」
(地下室に到着…!)
全員
「「「「「寒っ!!!」」」」」
吉田&小野&三浪
「「「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛………(゜ロ゜(゜ロ゜(゜ロ゜)」」」
マリアさん
「ひいいい……(寒)」
景華
「あ、日向! 阿達! お主らまで!!」
阿達くん
「景華パイセン!! 実はかくかくしかじか……(事情説明)」
景華
「なにィ!? …はあ、お主のことは後にするとして…日向!」
日向
「ハイ!!」
景華
「なぜこのようなことに及んだ!?」
日向
「だってあんな“お仕置き”から、あの流れで監視下って流石にどうですかね!!? まあ風紀委員会会議で決まったならそれはそれで仕方ないですが……。」
景華
「はあ〜、まあいい。日向、お主は後ほど仕置きだ……!!」
「…!! 貴様、黒月か!?」
黒月
「ハイ♡」
景華
「貴様が首謀者か!!?」
黒月
「ええ♡ 夜路さまを、独占するため…ですわ♡♡」
景華
「何ィ!!? 黒月、貴様……!!!」
小野
「今そんな口論してる場合か!!?」
(雪煙が晴れていく…)
吉田
「煙が晴れてく…!」
賀川
「くっ、すごい“匂い”…!!」
小野
「夜路!」
三浪
「おい、夜路!」
景華
「どうなっている…!?」
マリアさん
「? 気配がいつもと違うような……」
紫苑&逢河&日野
「「「え???」」」


雪煙が晴れきった。そこには……



全員
「「「!!! ええェェェーーーーーーーーーーーーーーー!!!?」」」







--------------------------------------------------
To be continued⇒
--------------------------------------------------
22/11/18 23:51更新 / bj12.bom
戻る 次へ

■作者メッセージ
お久しぶりです、bj12.bomです(中尾隆聖氏の涅隊長ボイス)。
ということでお待たせしました、第9話です! あと今回、主人公の覚醒回です!
さて、実は本作には時代が現代ということで世界観、あと魔界銀とカースドソードに独自解釈という名の独自設定があります。それを今回から3話に分けてこの作者メッセージ欄にてオマケSSとして解説(?)していきます!
では第10話でお会いしましょう。bj12.bomでした。
そして次回からバトル回ですぞ!!







↓↓
【オマケSS】独自解釈という名の独自設定、其ノ壱・“魔人”(前編、概要)

僕はヘンリー・マルチネス。ブリタニア連合王国の大手メディア『アルビオンタイムス』に勤める新聞記者である。
今日は魔物学者として名高いある人物に取材するためにリパブリック共和国の大学に赴いている(※)……
(※)ブリタニア連合王国はこちらで言うトコのイギリス、リパブリック共和国はイタリアにあたる国。


(受付→その人物の研究室に通された……)
ヘンリー
「(ううっ、緊張してきた〰〰…)……(;´・ω・)」
???
「お待たせしました! 今しがた講義が終わったところでして。」
ヘンリー
「あ、どどどどどうも! アルビオンタイムスより取材をさせていただきます、ヘンリー・マルチネスと申します!!!」
???
「ああ…(;^ω^) まずはリラックスです…ミントキャンディーをどうぞ。いつもこれで緊張をほぐしていまして。」
ヘンリー
「ああ、あ、あ、ありがとうございます…!! で、では、いただきます!」
「あ、美味しいです!」
???
「ふふ、それはよかった。では、早速取材を始めましょう。 …とその前に、私の自己紹介でしたね。んん(咳払い)、では、ウィリアム・エルス・ヴァンヘルシングです。」
ヘンリー
「あ、改めて、アルビオンタイムスのヘンリー・マルチネスと申します。」
(名刺交換する。)


彼はウィリアム・エルス・ヴァンヘルシング教授。女性的な容姿、それとは裏腹に某眼鏡がよく似合う死神よろしくイケメンヴォイス、そしてスーツのようなドレスのようなロングコートスタイル……控えめに言わずとも“美しい”と言っていい。その容姿故、男女問わず学生から人気があるようだ。
彼の先祖はかの『魔物娘図鑑』の著者と知り合いだったとかいう噂があるが、真実は彼のみぞ知るといったところだ。


ヘルシング教授
「さて、今回の取材は以前学術誌に載った私の研究に関する取材に関してということで、『“魔人”について、広く人々に知ってほしい』という内容でしたね、確か。」
ヘンリー
「ハイ! “魔人”、ここ最近以前にも増して注目されるようになった…人間、インキュバス、魔物娘とも違う第四の種族。」
ヘルシング教授
「ええ、そうです。」
「では“魔人”について。まず『“魔人”とはどのような存在か?』を説明させていただきます。」
ヘンリー
「よろしくお願いします。」
ヘルシング教授
「まず“魔人”とは人間にかなり近い容姿を持ちながら、人間と魔物娘の間に生まれる者達を指します。
ではここから“魔人”と人間、インキュバス、魔物娘の共通点について説明します。
その前に補足すると、人間の男性とインキュバスは同じ『人間』ですが、“人間&インキュバス”と別種扱いする魔物学者もいますが、厳密にはインキュバスは“特異体質持ちの人間男性”ということなので人間と同種です。まあ今回は説明しやすいように【人間、インキュバス、魔物娘】とあえて分けさせていただきます。」
ヘンリー
「分かりました。」
ヘルシング教授
「では説明させていただきます。
➀まずは人間との共通点から。
→“魔人”は男女どちらも生まれてきます。ただしこの後
 説明することにより女性の“魔人”は出生率が少ないですが。
A次にインキュバスとの共通点を。
→インキュバスは魔物娘から生まれますよね?
 魔物娘から子どもが生まれる場合、男性はインキュバス、
 女性は魔物娘が生まれます。そう、魔物娘から男性が
 生まれる時はインキュバスのみ生まれる。
 ここがインキュバスと“魔人”の最大の共通点です。
 こういった理由(↑)によって“魔人”から女性が
 生まれる確率が低いのです。
 あとインキュバスは魔物娘同様、性欲旺盛で“魔人”も
 個人差はあれど人間以上に性欲旺盛。
 まあここもある意味共通点ですね笑
B最後に魔物娘との共通点です。
→ここはインキュバスとの共通点でも触れましたが、
 性欲旺盛なのは変わりません笑
 まあ最大の共通点は容姿及び能力ですね。
 まずは容姿。爬虫類系魔物娘から生れた“魔人”は
 顔や腕など体の一部分に鱗及び尾があったり、
 魚類系魔物娘から生れた“魔人”はエラ呼吸と肺呼吸を
 兼ね備えていたり、植物系魔物娘から生れた“魔人”は
 髪色や瞳の色が植物を連想させる色合いをしている…
 といった感じですね。
 能力面だと怪力、属性系能力、人並外れた様々な才能、
 時に気候や天候すら意のままに出来る…まあ最後の
 一つは“魔人”でも出来る者は極々限られていますが。」
ヘンリー
「なるほど……それで、教授はその“魔人”と実際に対面したことがおありで?」
ヘルシング教授
「ええ、研究がてら何度か。最近はジパング国である“魔人”の少年との出合いがありましたね。」
ヘンリー
「おお〜。」
ヘルシング教授
「その少年はジパング在来の魔物娘の一種、氷柱女と人間との間に生まれた“魔人”だそうで。」
ヘンリー
「氷柱女? 雪女は聞いたことがありますが。」
ヘルシング教授
「まあ雪女の近縁種的な魔物娘と思ってください。」
ヘンリー
「なるほど。 …あの、その“魔人”の少年と会った時のことを可能な範囲でお聞かせください。」
ヘルシング教授
「ええ。まず第一印象は、所謂“中性的な男子”でしたね。そして特筆すべきは彼は剣術の達人、と言ったところですね。私もジパングの剣道は嗜み程度に経験してはいますが、いやはやなんのなんの!! 嗜み程度の剣腕など通用しない…正に戦士というに相応しい腕前、いや〜同性への憧れとはこれほどに血が騒ぐものだろうか…と思ってしまいましたね笑」
ヘンリー
「おお、な、なるほど…!!」
ヘルシング教授
「ええ、彼はそれはもう…ああ、今の話は個人的なことなので新聞に書かなくて結構ですよ笑 (咳払いする)失礼、年甲斐もなく興奮してしまいました笑」
ヘンリー
「あはは…(;'∀')」
ヘルシング教授
「では…次は“魔人”という種の歴史についてお話しましょう…」
ヘンリー
「お願いします。」



--------------------------------------------------
To be continued⇒
--------------------------------------------------

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33