読切小説
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必殺☆触手人
「ふっ、またつまらぬものを嬲ってしまいました」
私は凄惨な陵辱現場に立っていました。目の前にはくったりと横たわり、アヘ顔を晒す女性。

「安心してください。処女(まえ)は奪わないであげました」

処女の情けです。と、格好をつけてみます。格好……、ついていませんね。

私は、シャワーを浴びます。魔物娘が性病にかからないとは言っても、アナルをほじった触手をこのままにしておくわけにはいきません。何せ、私は元人間の、花の女子高生なのですから。

「でも、何でこんなことになってしまったのでしょう」

私は鏡に映った自分の姿を見て、ため息をつきます。

鏡に映っているのは、緑色の体。足はニュルニュルとした触手で、一本一本の内側も、イヤらしい紫色の触手がいっぱい生えています。腕なんて、途中からクパァって開いて、おまんこの中よりもグロテスクな、これまた紫色の触手が生えていました。

「これも、全部あの女のせいだ」

私は、私をこんな風にした白髪の女性を思い出します。

ーーごッめーん、胃薬と間違えて、テンタクルの種を飲ませちゃったみたい。テヘッ☆

じゃあ、ありませんッ!
どうしてくれるんですか、この有様!

もちろん、そのリリム(悪)は前も含めて、懲らしめました。

処女を奪ったのなんて、後にも先にも彼女だけです。泣いて謝る彼女のオマンコに触手を突っ込んだときなんて、もう……。いけません。濡れてきてしまいました。知りたくはありませんでしたが、私は性的にはSだったようです。

え、酷い?
うっかりミスで人間辞めさせられるのとどちらが酷いものですか。
それに、そいつは最後には、『おま○こォ、お姉様の触手ち○ぽで、私をお姉様のものにしてくださいィ』とおねだりして来たのですから、モーマンタイです。

そうしてテンタクルとなった私は、

人呼んで、
必殺☆触手人。

…………。

はい、出オチです。それ以外の何でもありません。
ツッコムものなら、逆にツッコミ返します。

ふふ、ナニをナニに、かはご想像にお任せします。
ご想像の通りに仕置きさせていただきますとも。

私はこのグニュグニュ動く触手を使って、日夜、悪い女性たちを懲らしめていました。

いくら悪い人でも、男性を性的に懲らしめるなんて出来ません。オチンポなんて、想像するだけで心臓がバクバクしてしまいます。イケナイ。また濡れてきてしまいました。

これでは、いつまで経ってもシャワー室から出ることが出来ません。

ーー昼は花の女子高生。夜は正義の仕置人(テンタクル)。

それが、私、陵堂かづら、でした。



私立御伽学園。

この学園の内情を知っている方は、夜伽学園、なんて呼んだりもします。

この学園には魔物娘という人外が、少なくない数通っているからです。ええ、魔物である彼女たちは人を食べます。安心してください。性的に、です。

そう。精的に性的に、静的で動的に、彼女たちは人を食べます。だから、この学園の生徒の大半は、夜な夜なその人外の体を駆使して彼氏とヌチョヌチョするわけです。

しかし、彼女たちは普段は正体を隠しています。何でも、人間社会に溶け込む練習をしているのだとか。学園に通う数少ない人間だった私は、そんなこと、こうしてテンタクルになるまで知りませんでした。

テンタクルになって、本当の意味で、ようやくこの学園の一員になれた、というわけです。

あのリリムは、なんてことをしてくれやがったのでしょうか!
今思い出しても濡れてきてしまいます。

え、私に相手がいるのか、ですって?
学園内の決まり事で、それを聴いた奴は、例外なくホジることにしています。

今、私は学園の生徒会室で、昨日の仕事の報告をしていました。
目の前には跪く、魔王の娘(リリム)。

「と、いうのが、昨日の報告です」
「お疲れ様でした。かづらお姉様! 肩が凝ってはおられませんか? あなたの僕(しもべ)に、何なりとご命令くださいませェ!」

調教済みです。ご主人様、わたし。

仮にもリリムなのですし、生徒会長なのですからもっと、威厳を持ってもらいたいと思いますが、私がヤリ手だったのかもしれません。触手、だけに。

…………何でもありません。

「かづら様。次の依頼でございますが、ここにいる私という婢女を嬲ってはいただけないでしょうか」
「お金取りますよ」
「お金を払わさせていただける上に、嬲っていただける!? 天国はここにあった!」
「地獄に落ちてください」

ウンザリとして見せると、彼女は悦びます。
もう、どうしたらいいのでしょう。見当もつきません。

「それで、本当の依頼はないのですか? なければ私は帰らせていただきます」
「ああっ、つれないかづら様も素敵ですッ。ではなくて、本当の依頼もございます」

「じゃあ、はやく見せてください。はりー、はりー、早くしないと順にあなたのお○こに挿れる触手の数を増やしていきます」
「そんなことを言われたら口が裂けても話せねぇ、口が裂けるの先か、股が裂けるのが先か、……ハッ、それとも先に裂けるのはアナル……素敵ですッ! お姉様ァッ!」

パシィンッ。
と、発情する雌犬のケツを、触手を鞭のようにしならせて叩きます。

「ありがとうございますッ!」
けっこう強くしたつもりだったのに、ご褒美にしかならなかったようです。
マゾとは無敵の別名だったようです。

ラチがあかないので、無理やり彼女の胸の谷間に収められていた書類をヌき取ります。奴の谷間は四次元ポケットです。私の谷間(仮)は二次元……。

ベシィっと、もう一度ケツを叩いておきます。

「あァンッ!」

雌犬の汚い嬌声を聞いて、書類に目を通して、私ははぁん、とため息をつきます。

まったく、汚い女が多すぎます。
この雌犬がキレイに思えてしまうくらいに……。

それでは、今回はどのように懲らしめてやりましょうか。

イケマセン。
今夜のことを思って、もうーー濡れて来てしまいました。



ホテルの一室、扉の前。
監視カメラはすでにダウン済み。
そんなものはお茶の子さいさい。

彼女たちはこの部屋の向こうで、相手の男が来るのを今か今かと待っています。

ーー美人局(つつもたせ)。

出会い系サイトで、女子高生を装って男を釣り、やって来た相手の金銭を奪う。本番は相手が気に入った相手であればシて、気に入らなければスる前に薬を飲ませて眠らせてしまう。

数人の仲間でツルんで犯行に及ぶ。

被害者の男性は、相手を女子高生だと思っているものだから、迂闊に警察へ被害届を出すことが出来ません。
まあ、自業自得ではあるのですが、そもそも彼女たちは女子高生ではありません。

私の触手網にビビッとひっかかって、今回お仕置きされることに相成ったのです。

男を待っているはずの彼女たちの部屋を訪れるのは、お金持ちのパパではなく、触手(わ・た・し)。

さて、それでは仕事(おしおき)を始めましょうか。

私は指を触手に変えて、鍵穴に押し込みます。

ぐにゅり、と卑猥にねじ込んで、かちゃり、と無慈悲に鍵を開けます。

少しだけ隙間を開けて、触手を先行させます。

空気の震えから……、三人。

あらあら、二人は現在女の子同士でお楽しみ中。
うふふ、私まで濡れて来てしまうではないですか。
そんなことをしなくとも、存分に楽しませてあげます。

私はそっと身体を滑り込ませて、入ってすぐのお風呂場に身体をねじ込みます。
そうしてワザと、カツン、と。
シャンプーを転ばせて音を立てます。

「なーに、今の音」
「ゆーちゃん、見て来てよー」
「はいはい。あんたら、もうちょっとで時間なんだから、イイ加減にしときなよ」
「えー、いいじゃーん。もしもイイ男だったらー、ゆーちゃんに食わせてやっからさー」
「その言葉忘れんなよー。あ、モチ金ももらうから」
「たりめーじゃん」

ゲラゲラと言う下卑た声。
ふぅん、これは可愛がり甲斐がありそうですね。
私はニヤリと唇を釣り上げます。

「えーっと、確か風呂場の方から……。あ、アメニティもらうの忘れないようにしねーと……」

そんなことを言いながら入って来るゆーさん。
私は彼女の開けたドアの裏側にいます。

ホットパンツからはみ出す見せパンに、お尻をくねらせる彼女。
ふぅん、けっこうイイものをお持ちじゃないですか。
おっぱいもなかなか……。顔はそれなりですが、化粧を剥がしたらどうでしょう。
少なくとも、そのプロポーションからはチヤホヤされて、自分の思い通りにならなかったことはない、と思わせる顔つきはしていました。

その顔が淫らな絶望に歪むのは、いつだってたまりません。
ふふ、処女ではありませんね。それなら、前でも後ろでも楽しめます。

ずるぅり……、と粘液を滴らせた触手を伸ばして……。

「いただきます」



「なー、ゆーちゃん遅くねー?」
「単に風呂場で確認するだけっしょ?」
「つーか、ンコしてんじゃね、ンコ」
「あー、ありえるー、便秘ひどいって言ってたからさー。ようやく来たお通じに喜びー?」
「ギャハ、ウケるー、つーかシャワーっしょ。音してたし。イイ加減にしとけって言ったくせに、自分がシャワー浴びるとか何さまー?」

「「ギャハハハハ」」
うふふふふ。

ええ、もちろん、お通じは良くしておいてあげましたとも。
だから私はシャワーを浴びなくてはイケなくなったわけでして……。

臭い……ついていませんよね。
そんな趣味はないと言うのに……、慣れてしまっている自分が怖いです。

でも、初めは驚き、怯え、謝り、そうして嫌悪しか感じていなかったと言うのに、それが快楽を懇願するようになるのを見ていると、つい夢中になってしまいます。
これは私の悪いクセですね……。

まぁ、このお仕事に向いていると言えば、向いているわけですが……。
ええ、もちろん、彼女の身体を傷つけるような酷いことはしておりませんとも。もちろん、気持ちイイことだけではありまして……ふふ。無理矢理与えられる快楽が、どんなものかはご想像にお任せいたしますが。

彼女はちゃあんと改心してくれたので、残るはこの二人です。

さぁて、どうしてくれましょうか。

「でもさー、今日の相手遅くねー?」
「確かにー、いつもだったらー、ガッツいて早めにやって来るのにー」
「私らお安く見られてねー?」
「えー、マジでー? それは許せねーな。お代はおっさんの財布の中身全部で。とゆーか、免許とかー、スマホの中身を見てー、寝てる間に卑猥な写真撮ってー、ネットに晒して社会的にも抹殺ー、とかー?」
「イーネ、イーネ、ヤローよ。あーあ、時間前に来てたら助かったんだけどねー、ウチら、そんなお安くないからー」

ゲラゲラ笑う声に、私は頷きます。
いーねいーね、その案いただきです。

さて、と私はソロソロ触手を伸ばします。
私は彼女たちのように、人工の薬なんて必要ありません。
この、天然物の粘液で……。うふ、お安くはありませんよ。何せ、お代はあなたたちの身体なのですから。ああ、いえ、それならばやはり、お安いでしょうか……?

私は鬱(う)っそりと微笑みます。

「うぇッ……、なんか首筋ヌルッとした……。お前、首舐めて来たっけ?」
「わっかんねー。舐めるの好きなのはお前じゃなかったっけ。あれ、私もなんかヌルッと……。あ、あれ……?」
「ちょ、あれ……。あたしも……。な、なんで身体が……」

彼女たちはベッドに倒れこみます。
もちろん、彼女たちに意識はあります。ただ眠らせるだなんて、私の粘液がそんなチャチいわけないじゃないですか。

それは意識があるままに身体の自由を奪う蕩かしの媚薬(どく)。
快楽をより鋭敏に、どこまでも奥深く挿し入れる、内から蕩かすテンタクルの陵辱(あい)ーー。

私はテンタクルの身体を現して、彼女たちに晒します。

「ば、化け物……?」
「うわぁ、うわぁッ」
バカみたい慌てふためいても、彼女たちに出来るのは、そうやって声を出すだけ。
さぁて、どんなイイ声で啼いてくれるでしょうか。

「化け物とは酷いですね。これからあなたたちを躾ける触手(ヒト)に向かって……」

「躾ける……って、何言ってんだテメェ! こ、これをやったのはテメェか! す、すぐに自由にしやがれッ!」
「ちょっと、アンちゃん……、刺激したらマズイって……」
「うっせぇ、うるか。こう言うのはな、ビビったら負けなんだよ」
「こう言うのは……って、アンちゃん会ったことあるの?」
「ねぇよ! でも、こう言う頭の悪そうな触手お化けはな、多分、怒鳴ればビビって逃げるんだよ。ほら、頭の悪そうな顔してるだろ。バーカバーカ」

いや、もう怒る気がしないくらいの馬鹿さ加減で、それなら……、と私はイイことを思いついてしまいます。

「うるかさん、と言いましたね」
「ひゃ、ひゃいッ!?」

指名された黒髪の女の子は、ビクッと肩を竦ませました。
この子は……、ちょっと育ちが良さそうにも見えます。バッグからぬるぬると彼女たちの手帳なりなんなりを引きずり出して……

「っあーッ、テメェ、何やってんだ、私の手帳とかスマホ、汚い液で汚してんじゃねーよ」

無視です。虫は無視です。

ふぅん、やっぱり、黒髪のうるかさんは、育ちが良いようでした。高校はお嬢様高校で、大学で出会った悪い虫に唆されたような……。
でも、彼女も楽しんでいたことは、手帳からわかります。

ギルティー。

でも、最初は……。

「うるかさん、その、頭の悪そうで頭の悪いと言うか、頭の空っぽで馬鹿なアンさん虫をあなたが躾けるなら、あなたは許してあげてもいいかもしれません」
「かもしれません……って」
「テメェ、ッ、人のことを馬鹿って言う奴の方が馬鹿なんだぞ。ばーかばーか」

もはや相手をする気にもなれません。
私はうるかさんとだけ話すことにします。「無視すんな」と言う虫の羽音が聞こえます。

「それは、あなたの働き次第です」
「働き次第、って。と言うか、あたしたちに何をしようと……」
「まあ、それはナニです。あなたたちは、随分好きなことをされていたようですから……」

論より証拠、とお風呂場に転がしておいたお仕置き済みのゆーちゃんを引っ張って来ます。

「ひっ」
「あ、あああ……」

目の前に転がされた、アヘ顔ダブルピースをさらす仲間を見て、彼女たちは己の運命を悟ったようでした。ゆーちゃんの股からは、前からも後ろからも、どろどろと私の粘液が溢れています。

「あ、あたしじゃない。ノリ気だったのはうるかとゆーの奴でッ!」
「アンちゃん!?」

さて、これでうるかさんも心が決まってくれたことでしょう。
自分を売るような人に、情けをかける必要など、ありませんものね。

「うるかさん、こうなりたくなければ、彼女にお仕置きをしてあげてください。とは言っても、痛めつけるのはいけません。暴力も痛みも、悲しみしか生みませんから。動けない彼女に、気持ち良くなるお仕置きを……」

「な、何を馬鹿なことを……」
「わかった」
「うるかッ!? お前、私を売るつもりかッ!」
「先に売ったのはアンちゃんだからね」

こんがり焼けた肌のアンを、黒髪のうるかさんが睨みつけます。
ふふ、上手に焼けました。
いいえ、焼くのはこれからですね。

うるかさんの口元に、解毒の粘液を分泌する触手を持っていってあげます。
「舐めて、中から出てくる液を飲んでください」
「こ、これを……?」
うるかさんは明らかにためらっていました。何せ、この触手は、まんまおち○ちんの形をしていたのですから。

彼女はためらいがちに口を開けると、下を伸ばして私の触手を舐めてきます。
「んぅ……ンッ……ぺろ……ちゅ……」
「ふふ、そうです。うまいですよ……そうやって、カリのところを舐めて、裏スジを舐めあげて……はい、それではご褒美です」
ビュルっと触手の先から粘液が吹き出して、うるかさんに浴びせかけられました。

「うえぇ……、苦いし……、ドロドロして熱いし、まんまザーメンみてぇ……、あ、でも動ける……」
彼女は舌を出しながら、手のひらをプラプラさせました。

「それでは、うるかさん、アンさんを懲らしめてあげてください」
「あ、ああ。悪く思うなよ、アンちゃん……」
うるかさんはアンさんを転がして仰向けにします。

「ちょっ、悪く思うに決まってるだろうが! や、やめろうるかッ! お前の男に手を出したのは謝るからッ!」
「……やっぱ、たーくんがあたしから離れていったのはアンちゃんの所為だったんだね」
「いや、あたしが手を出したのはたーくんじゃなくて、ケンジの方で……」
「…………」
「ちょっ、なんで目が座ってんだよ。こえぇよ!」

うるかさんの心も無事決まってくださったようで、アンさんの大きな胸をはだけさせると、それを揉み始めました。
「ヒッ、ン……。なんであたしこんな声……と言うか、いつもより感じるような……やっ、あッ……」

言いましたよね。私は媚薬を注入したって、頭の悪いあなたは覚えていないかもしれませんが。

「アンちゃん、なんか、そんな声出されると、あたしも燃える……」
「は、馬鹿、お前何言って……ヤァッ、ン、ンぅ〜〜ッ!」

ふふ、イきましたね。

あられもない声をあげて、アンさんは身を震わせています。
徐々にうるかさんも、熱中してきているようです。

「じゃあ、ヤってみるよ」
うるかさんはアンさんの乳首をつまみます。
「ヤァッ、やめろォッ! 今まで感じたことのないビリビリが、ビリビリってぇ! ば、バカになるぅ……」

これ以上バカになることはないとは思いますが、大きなお乳をふるふるさせて、彼女は身をよじろうとします。しかし残念ながら、私の粘液で動くことは出来ませんし、夢中になってきているうるかさんは、アンさんのおっぱいを揉むことをやめません。乳首をいじめます。

ツン、と舌で乳首をつつけば、
「や、やらぁあああッ!」
アンさんの股から潮が噴き出ました。まるでお漏らししたような大量の愛液が、ベッドのシーツを濡らしていきます。

「スッゴ……。アンがこんなに潮噴いたの初めて見た。なんか、もっと噴かせてみたい」
「おまッ、何言って……」うるかさんが乳首に吸いつきます。「んぅああァ〜〜〜ッ」
また、潮を噴きました。

ちゅっちゅくちゅくちゅく……。
うるかさんはアンさんの乳首を吸って、指を下に這わせていきます。

「や、やめりょお……、直接さわったりゃあ……」
ちょん、と。クリトリスに触れました。「やりゃあああぁ〜〜〜〜ッ!」

ビクンビクンと背を仰け反らせて、アンちゃんは感じます。

「な、なんか、スッゲェアンちゃん可愛い……」
「バカァ……あらしはぁ……かわいいんらなくてぇ……エロかっこイ……」うるかちゃんは肉マメをつまみます。「ひゃぁア〜〜〜ッ!」
「やらぁ……も、ゆるひてぇ、あらしがぁ、わるかった、かりゃあ……」

堕ちるのが早いですね。
いつもイケイケの方が、されると弱いと言うことでしょうか。

しかし、お愉しみはまだまだこれからですのに……。
そろそろ、私も濡れてきました。

くぱぁ、と触手を開きます。

「ひっ……」
目を見開いて、顔を青ざめさせるアンさん。
確かにこれは、可愛らしいと言うか……クるものがありますね……。

私は触手を伸ばして、アンさんに巻きつけます。

その豊満なおっぱいに、ぬたぬたとした触手を這わせます。
「や、やらぁああ……ネトネトして……、気持ち悪いィ……」
「大丈夫です。すぐに気持ち良くなりますから」
「そんなわけぇ……」おっぱいを下から上に向けて、ぶるんと触手の腹で撫でます。つぶつぶした触手に、乳首がこすれます。「あっ、あぁッ……ひっ、ヒィい……」
鋭敏な刺激に、アンさんの瞳からは涙が溢れていました。

しかし、それで終わりではありません。
「可愛がってあげましょう」
「ひっ、ひぃい……」
怯えた彼女の瞳には、嗜虐的な私の顔が写っていました。
触手で彼女の豊満なおっぱいを縛り、くぱぁ、と吸引できる触手を広げて、乳首に押しつけます。「おっ、おぉッ、オッ……」
口をまるで栗のような形にして、もはや人の声を出してはいません。
触手は彼女の乳首を吸い上げ、絶え間なく与えられる快楽が、脳みそを真っ白に染め上げていきます。
ぐにゅぐにゅとおっぱいを弄び、手足を縛って股を広げさせます。
だらしない涎を垂らすおま○こ。ぷっくりとクリさんが膨れています。
そこには細かい細かい触手を宛がいます。

「オ”ッ、オ”お”ァ”ぁ”ァァ〜〜ッ!」
クリトリスを蹂躙するように弄ばれて、彼女は壊れた叫びをあげているだけです。
いえいえ、ご安心ください。もちろん、 壊してはおりませんとも。
彼女の意識はむしろハッキリとして、絶え間ない快楽の、そのすべてを罰として感じております。
私はうっすらと微笑みを浮かべます。

「じゃ、じゃあ、あたしはこれで助けてくれると言うことなんだな?」
触手に巻かれたアンちゃんを見て、うるかさんは顔を引きつらせながらそう言います。
「そんなわけ、ないじゃないですか」
私は彼女に向けて、先ほど彼女に舐めさせた触手を向けます。
その先っぽからは、濃密な粘液の香りが吹き出します。
それがうるかさんに届くと、
「え、……え。なんで、なんで身体が勝手に……」
うるかさんの身体は意思に反して動き、私の差し出した触手に舌を這わせ始めます。
「ンブッ……んぶぅッ……」

じゅっぽ、じゅっぽ。

彼女は自らの口をお○こにして、卑猥な男性器の形をした触手に、一生懸命奉仕します。
じゅぽっ、ジュポッ……。
「ンブッ……んぐぅ……」
ふふ、その献身にご褒美です。
私は彼女の喉奥に、ドピュッと粘液を発射してあげます。

「ンブッ! んぶぅううう……ゴキュッ、ごきゅッ……」

うるかさんは一滴も残さないように飲み干すと、トロンとした瞳で見つめてきます。
「ど、どぉしてこんなにも、触手(おち○ぽ)が欲しいのォ……?」
「うふふ、それは、あなたがお飲みになった粘液には、そう言う成分が入っていたのですよ」
「そ、そんな、騙したな……」
「いいえ、私は騙してなどおりません。その証拠に、アンさんを嬲るためには、動けるようになったではありませんか」

うるかさんは私の前にM字で開脚すると、くぱぁ、と恥肉を押し広げて、濡れそぼった肉ビラを見せつけてきます。
「ホ、欲しい……。そんな気持ちの悪い触手なんて欲しくないのに、身体が、身体がおち○ぽ挿れて欲しくてたまらない……。うるかのお○こに、あんたの触手を挿れて、じゅぼじゅぼシテ……粘液ザーメン欲しいヨォ……」

「イイ感じに乱れてますね。ですが」と、私は彼女の手足を触手で縛り、その控えめな胸をぐにゅぐにゅと揉みしだきます。
「んぅ……ふッ、あッ……ぬるぬる、気持ち悪いィ、ぬるぬる、気持ちイィ……」
恍惚とした表情の、彼女の乳首をつまみ上げます。

「ヒィんッ、やぁあッ……」
触手で持ち上げて、こちらにお尻を向けさせます。
おま○こが物欲しげにヒクついていますが、その願いを叶えてしまってはお仕置きにはなりません。

「クス……。可愛らしい菊の花が咲いていますね」
「へっ、まさか……。だめ、そっちはまだしたことがな……」
ぬりゅん、と菊門を触手でつつきます。
「へぇあああ……」
ヒクつく肛門に、細い触手を挿し入れます。

「んぅ……ッ。何か、入ってェ……」
モジモジとお尻を気にする彼女ですが、ヌけるわけがありません。細い触手の粘液で肛門括約筋をほぐして、触手の数を増やしていってやります。
「ンゥ……ッ、は、やぁ……お尻ィ、何か、どんどん入ってくりゅぅう……」

そろそろイイかと思うところで、彼女を空中でマングリ返しの姿勢にしてやります。
「な、何このかっこ……恥ずかしい……ちょっと、ちょっと待って、それ……!?」
彼女の視線の先には、ひときわ凶悪な形をした触手。
球体がいくつも連なった形をしていて、それでいて、それぞれにもつぶつぶがついています。
私はそれを彼女の菊門に近づけてやります。

「ま、待って……無理、むりむりむりむり……そんなふっといの入らないってェ」
「安心してください。大丈夫なようにしておきましたから」
うっすら笑う私の顔に、うるかさんは泣き笑いで懇願します。
「ご、ごめんなさい……。もう、しませんから、それだけは……それだけは許してください……」
私はやっぱり彼女に微笑みます。

「あなた、今までもしそう言われたら、どう返していたでしょうね。ちゃんと、身体で覚えておいてもらわなくては」

「イヤッ、待ッ……!」
「問答、無用……です」

ヅプン。
彼女のお尻の穴に、触手が侵入していきます。

「オ”ッ、おぉおおおおおお!」
だらしなく口を尖らせて、後ろの穴から入ってくる快楽衝動に、彼女は白目を剥いたイキ顔を晒します。
「ああ、そうそう。あなた、お○こにも欲しがっていましたね。優しい私は、その願い、叶えてあげましょう」

「い、今ァ、ヤられたりゃあ……、気持ちよくてェ……死”ンぢゃッ、んぐぅううッ!」
前の穴にも後ろの穴にも触手を突っ込まれて、彼女はもはや壊れたオルガンのように啼きます。
「ちょっと、黙りましょうか」
口の中にも触手を突っ込みます。そうして、おっぱいも、クリトリスもいじってあげます。

「〜〜〜〜〜〜ッ”、〜〜〜〜〜〜ッ”!」

くぐもった雌の叫びは、ぬぢゅぬぢゅ、じゅばじゅばと言う、激しく乱暴な水音によって塗りつぶされます。

「それじゃあ、アンさんの仕上げをしましょうか」
「は、ハヒィ……」
「あらあら、お漏らしされたんですね」

もはやすでにだらしなく舌を垂らし、涙も涎も尿も垂れ流しの彼女へのお仕置きは、もうこれで十分な気もしますが、うるかさんにもゆーさんにも突っ込んであげたと言うのに、彼女だけ挿れなくては可哀想です。

私は彼女を宙に釣り上げて、前の穴にも後ろの穴にも触手を宛がいます。
「とっても、気持ちよくなれますよ」
「ほ、ほう、ゆるひて……」
「だぁめ、です。仕置、つかまつる」

ぬぷり、ずぷり、と触手を進ませます。口ではイヤといっていたのに、とろとろにとろけた彼女の中は、きゅうきゅうと触手を締めつけて来ました。

「あ、あびゃああああ〜〜〜〜ッ!」
身体を激しくわななかせて感じる彼女。
潮とお漏らしが盛大に吹き出します。その口にも触手を突っ込んで黙らせます。

ぐちゅぐちゅ、ぬっちゅぬっちゅ。じょっぱじょっぱ……

と、ちょうど起きる時間を調整しておいたゆーさんがむずむずし始めました。
「う、うん……。わ、私……今まで何を……ヒッ!」
「あら、ちょうど良いところに起きられましたね」

彼女の顔には、先ほどの凌辱の記憶が、快楽とともに浮かんでいるようでした。
頬をヒク吊らせながらも、その瞳には情欲の期待が籠っています。

彼女も、うるかさんとアンさんと一緒にーー、
「仕置、つかまつる」
「ヒッ、いやぁ、いやああああああ〜〜〜〜〜ッ!」

ジュプッ、ぬぷっ、ぐちょぐちょぐちょぐちょ。にゅるにゅるにゅるにゅる。じゅぼじゅぼじゅぼじゅぼ。じょじょじょッ、バシィッ。ずっちょずっちょ、にっちゃぬっちゃぬちょぬちょぬちょぬちょ。じょぽじょぽ。ずっじゅずっじゅ。ぶにゅんぶにゅん、ぐにゅんぐにゅう、ぬりゅんぬりゅん。ねちょちょちょちょちょちょ。どぷっ。ずっちゃあずっちゃあ、ぐっぽぐっぽ。ごっぷごっぷ。どっぷどっぷ。ぬちゃぬちゃにゅちゃにゅちゃ。ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ。にちゅにちゅにちゅにちゅ。じゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅ……。




「さて、仕置完了です。この写真をアップされたくなければ、もう悪いことはしないことですね」
前からも後ろからも、口からも私の液をドロドロ零し、身体中粘液でベトベトになった彼女たちに言います。

しかし、彼女たちは喘ぎながらも、懇願(おねだり)して来ます

「アップしてもイイですからぁ、お姉様の触手でもっとあたしを可愛がってくだしゃいぃ……」
「アンちゃんじゃなくってェ、あたしをぉ……お姉さまぁ……」
「あたしをぉ……」

クスリ、と笑ってしまいます。
思っていたよりも根性があるようでなによりです。

「それでは、何か、悪いことをしている方のことを教えてくれるのなら、考えなくもありません」

「モチ、もち教えるからぁ」
「あんたより悪い友達知ってるしー」
「あたしの方がー!」

我先に悪い子自慢を始める彼女たちに、私はため息をついてしまいます。
それは、自慢出来ることではないでしょうに。
ですが、教えてくれると言うのなら、キッチリ仕置きはさせていただきます。

私の触手は悪を逃しません。
悪・触・犯で、キッチリ仕置きします。

こうして、私の触手は今日も広がっていくのでした。
18/04/01 11:15更新 / ルピナス

■作者メッセージ
必殺☆触手人か、触手少女マジカル☆てんたくるのどちらにしようか迷った。

こうして広がった触手のお仕置きは、やがて男性に……。

凌辱らしい凌辱? を書いたのは初めて……なのかな?

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