読切小説
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臆病者には突剣を。
         Warning!!Warning!!Warning!!

この話は作者の『ハッピーエンド至高主義』及び『甘くて変態チックでニッチな展開』をモットーに書いています。

ですが、この話においては以下の描写が含まれています。

・出血描写
・リョナを髣髴させる描写
・武器を身体に突き刺す描写

ですが、これらの要素を入れながらも、死亡描写、及び、苦痛を伴う描写は作者が見る限りありません。
そして、甘くてハッピーな結末を約束します。

それでも、こんなニッチなもん見たくねぇ!という方や上記の描写は見たくねぇ!!って方は速やかに戻るボタンを押してお引き下がって頂けると助かります。

そして、どうしてもこんな作品の掲載をゆ”る”ざん”!!という方はコメントの方で一定数の声があれば削除しておきます。

以上の事を踏まえた上でハハッ!!変態SS上等ォおおおおおおおおおおおおォォう!!な方や未知のエリアへ…!という好奇心の強く、探究心のある変態紳士の方は、このままスクロールして…どうぞお楽しみください。
























「あ、あの……ここであってますかー…?」

とある魔物娘と人間が仲良く暮らす街からかなり離れた一軒家に訪れたコカトリスの少女は指定された時間に訪れ、中にいる人が聞こえる程度に声をかけた。
彼女の名はアトリ。町で育ったコカトリスでとても魔物の性格通りの恥かしがり屋である。走りやすいように短くされたショートパンツに動きを邪魔しないキャミソールを着ている。如何にも健康的なエロスを醸し出すが、彼女は大の恥かしがり屋であった。

そんな彼女が訪れたのは、すっかり日が暮れて三日月が美しく照らす夜。
鳥型の魔物である彼女は鳥目になって周りが見えないはずだが、魔力を無意識に行使している為通常通りに見えているようだ。

彼女は羽根その物となっている手でドアのノブを器用に回し、ギィィ…と扉に隠れながら開け、噂に聞いた調教師がいるであろう部屋の中をを覗いた。廊下には誰も見当たらないが、奥の方でやや低めの少女の声が聞こえた。



「奥の方へ来てくれたまエ♪」



妙なイントネーションを持つ声にアトリはびくりと驚いたが、彼女が噂の調教師であると確信し、弱弱しく一言「し、失礼します……」と言って部屋の奥へ恐る恐る足を運んだ。

うす暗く感じる廊下を歩くさ中、アトリは心の中で呟く。


彼女ならなんとかしてくれる……彼女なら、きっと。


そんな期待と、どんな方なのかという不安が混じった気持ちを抱きながら、声の主がいるであろう部屋の戸を開けた。

やはり、そこには声の主がいた。机といすとベットとクローゼットがある以外は、至ってシンプルな一室。

その一室にいるのにはあまりに浮いた、美しい少女が一人。しかし、雰囲気からしてどうも人間でないと言うのが何となくわかる。

肩とお腹が露出している赤みを帯びた橙色のチューブトップと、下着に見えて仕方ない黒色のホットパンツに黒のソックスと革靴をを身につけ、すらりとした右手には紅色に鈍く光る、鞘に収まった小型で細身のレイピアが手を握っていた。
そう、このレイピアが、人であらざるものであると言うのを物語っていた。


「やぁ、ようこソ。随分とお困りだネ?ワタシの名はククルであール!ささ、お嬢ちゃん、肩の力を抜きたまエ♪」

飄々とした妙な口調の彼女はベットの近くにある、質素な椅子に座って待っていた。

深みのある黄金色の髪が短くも整えられ、凛とした顔つきと好奇心で光らせている朱色の瞳は怯えるアトリを映し出していた。


「ひぃっ…!? …ぁ…えっと……アトリです。お、御噂を耳にして…こ、こちらに泊まってるときいたので…」

アトリはククルが持つレイピアを目にして一瞬怯んだ。
しかし、用件を思い出し、顔を真っ赤にして目を伏せながら、恥かしさで話が途切れない様に、なるべく相手の顔を見ずに話した。

「・・・フフフ、アトリちゃん、ワタシの目を見てちゃんと話さないと失礼だゾ?♪」
言葉とは裏腹に楽しそうに言う目の前の少女は席をすくりと立った。
すらり女性の中では比較的長身に見合わず、その身のこなしは早かった。
トンッ、と床を蹴る音をした瞬間には既にアトリの後ろに回り込み、肩に手を添えていた。


「ひゃうっ!?あの、すみません…!///わ、わた、わわわわたし、そそそそそその…恥ずかしくてぇ……///」

いきなり後ろを取られて驚き、か細い声で耳まで真っ赤にさせたアトリは羽で顔を隠し、肩にかかる程度の長さを持つ桃色の髪の毛を乱しながら、頭を横にぶんぶん振った。恥かしさで石化させない様にといった配慮だろうか。

しかし、その様子を面白おかしくクツクツと笑う少女はその羽根をどかせ、アトリの顔を見つめる形に向き合わせ、翡翠色の瞳を見つめた。

「 ほー、ソッカソッカ♪随分悩んでいるようだネ!そーれならワタシに任せなさイ!♪」
ククルと呼ばれた少女は依頼の内容を聞いて素直になる必要があると判断したのか、嬉しそうに、楽しそうに、自信ありげに宣言した。



「―――それじゃアトリちゃん、着ている物全て脱いであの椅子に座ってもらえるかナ?♪」

ククルはアトリに全裸になり、先ほど座っていた椅子に座るようにやんわりと指示をした。


「は…ひぃ……///」
アトリは恥ずかしさのあまり、変な返事をしてしまったが、ククルの言われたとおりに衣類を脱ぎ、椅子にちょこんと座った。
元々アトリは細く、小さめの体であるが、縮こまってさらに小さく見えた。

控え目な胸がふるふると震えているのは恥かしさなのか、これからされる事の不安なのか、それとも彼女にナニをされるのかという期待なのか。


「さて・・・荒治療に見えて悪いんだけド・・・お嬢ちゃんを拘束させておくネ♪」
座るや否や、ククルは逃走を阻止するため、素早く呪文を唱えた。

すると、アトリの手足に紫色に鈍く光る鎖が椅子に縛り付けられるように締め付けられ、言われたとおり、拘束された。
その鎖は柔らかく、動かしても痛くならない様になっているあたり、魔物娘としての優しさがうかがえる。

「え、ええ!!?あ、あのわわわわたしはそういう趣味はぁぁ!!?」
だが彼女には恐怖以外の何物でもなかった。

いきなりの拘束された為、悲鳴に近い声を上げ、じたばたして逃れようとしたが、その鎖は外れる事は無く、ガタガタと椅子が騒ぐだけだった。

「ハイハイ、文句は後で聞いておくからネ・・・?♪」
ククルは叫ぶアトリをなだめながら、納めていた鞘からレイピアを引き抜いた。
シュァァァァと、金属と金属が擦れる音を立てながら出てきたその刀身は、鞘以上に紅く、部屋の明かりに反射するかのようにてらてらと輝いていた。

その刀身の色はさながら血を啜った挙句、銀色から深紅色へ変わった吸血鬼の魔剣。

これからする事に興奮を覚えているのか、ククルは嗜虐的な、いじめっ子特有の笑顔になっていた。


「ひっ…!?なに…を……ひく…ぐすっ…ふぇぇぇ…!」
ククルがレイピアを抜いたの見てアトリはこれから何をされるかどうか見当も付かず、泣かずにはいられなかった。


「ンぅー♪泣いてるお嬢さんの顔・・・素敵だヨ❤思わず切り刻みたくなる泣き顔じゃないカ…❤」
アトリの泣き顔を見てククルは興奮のあまり、そっとアトリの頬にレイピアの切っ先を当てた。
まだ切れてはいない。しかし、その切っ先はヒンヤリと冷たく、しかしながらジンジンと熱のこもった熱さも感じられた。

「や、や…やめ……痛くしないで……!お、おねがいします…!」
アトリは泣きじゃくるようにククルを見つめ、懇願した。
恐怖で固まった体はガチガチで、今にも失禁しそうなほど強張っている。

「大丈夫、痛くは絶対にしないサ♪このレイピアは…見た目以上に優しいんだゾ♪何も傷を作って痛みを与え、身体も心も傷つける為じゃないんだヨ・・・♪ワタシのレイピアは・・・アトリちゃんの素直な心を邪魔する感情を血と一緒に流して治す為のレイピアなんダ❤試しにワタシ自身で斬って見せよウ!」

ククルはレイピアの解説をし、自身で試し切りすると宣伝して、その切っ先がアトリから離れたかと思った瞬間、アトリの目の前でククルは左腕を斬り落とさんばかりに斬りつけた!

「くっ、ククルさん、何を―――きゃぁぁぁぁ!!?」

刀身は彼女の柔肌を通過した瞬間にぶしゃぁっ!と紅い鮮血が舞った。次の瞬間苦痛で満ちた絶叫が部屋に響き渡ると、誰もが思うに違いない。
既にアトリは悲鳴を上げ、目をぎゅっとつむっていた…が。

「―――くあぁぁぁぁぁっ!!❤」

しかし、ククルは苦痛では無く、まるで絶頂を迎えたかのような嬌声を部屋に響かせた。
アトリは何事だと思い、うっすらと目を開けてみてみると、ククルの左腕には血は付いているものの、斬られた形跡が全く見られ無かった。

「はぁっ…はァッ…❤ははっ、どうだ、驚いたかイ?❤ワタシの腕、全く問題ないだろウ…?❤まぁ、気分は凄くエッチな事がしたくてたまんないんだけどナ…❤」
顔を真っ赤に染め、腕はいたって正常であるとぶんぶん振って言った。

「ほら、他の武器を持つ子や、鋭い爪を持っている子が…大好きなヒトを傷つけても…魔物化になって傷は無くなるじゃないカ❤ワタシの様なダンピールはそれに加えて相手を素直にさせる魔力と癒しの魔力を持っていル…それを武器に宿して、どんな場所に斬っても…深く突き刺して抉ろうとも…死と苦痛に繋がる事は、まずなイ❤」

ほら、痛くはないよと言わんばかりにそっと切っ先をアトリの朱に染まった頬にかすめる程度に斬りつけた。
斬られた所から少しだけ血がにじみ出たが、痛みはほんの一瞬でかつ微弱なもので、すぐに元通りになった後ジンジンとした熱さが斬られた部分に熱を帯び始めた。

「ひぃうっ!?❤ふ、ふぁぁぁ…!!……あ…れ…なん…で…?」
アトリの表情は青ざめその一瞬の痛みの刺激で失禁してしまった。最初は漏れるように出てきたが、やがて一気に噴き出す様に溢れだし、太ももや椅子、床、そしてククルの身体を濡らしていった。
だが、傷から広がるようにじんじんと熱さが浸透していき、青ざめた顔は紅潮してき、その熱くなっていく感覚に動揺していた。

「うわっ…❤お漏らししちゃったカ…❤んっ、んく…コクコク…❤」
ククルはアトリの放尿が止まらない秘所に口を当てて、美味しそうに飲み始めた。
ごくり、ごくりと、美味しそうに飲むその様は紛う事なき変態である。

「・・・ぷはッ❤まずは治療代にキミのおしっこ・・・頂いたヨ❤」
一しきり飲み干し、口を腕でぬぐった彼女の顔は、飲尿していたというの除けば、実にさわやかな笑顔であった。


「あ…ああ……のまれ…て…るぅ……ひぐ、ぐすん、あうぅ…///」
一方のアトリは出会って間もないククルに失禁している姿を見られただけでなく、飲尿されると言う、お嫁に行けないレベルでの醜態を晒され、羞恥のあまりに涙を流した。
しかし、頬は紅潮しており、明らかに興奮してるのが見て取れた。

「さて、治療の続きをするヨ・・・❤んっ、レロォ・・・❤・・・ンフッ、アトリちゃんの血…美味しいネ❤」
アトリの、切られて滲み出た血が固まりつつある頬に、ククルのねっとりとした舌遣いが血を舐め取った。
アトリが処女な為か、ククルにとってはご馳走だったようで、大変気に入ったようだが、吸血行為は我慢していた。

「 ふわ……❤あの…これから…何され…ひゃうっ!?」
一方のアトリは何をされるのか、混乱した頭ではわからなく、ただ彼女のなすがままになった。
今では傷さえ見当たらない、傷口を舐められるも、痛みはなく快感だけが走った。

「何って・・・わかってて来てるんだろウ?❤繰り返しいうんだガ…この様に、キミの身体を斬りつけて素直になれない感情を血と一緒に流してるんだヨ・・・❤」
ククルはそう言って、今度は首に2度3度素早く斬りつけた。頬の時以上に、プシュッと鮮血が二度三度舞った。
だが彼女の持つレイピアの効果なのか、血は一瞬だけ出血し、そのあとは自然に出ない程度に傷口が修復されるため、痛みは全く無く、頬以上に熱が帯びるだけだった。

「あうっ……ひぁん!? な、なんでぇぇ……こんなの…だめぇ……!❤」
アトリは斬りつけられる恐怖の中で、抗い難い快楽に震え、しかしながら顔が蕩けていた。

「このレイピアはナ・・・本来プライドの塊と呼ばれるヴァンパイアのプライドを切り刻み、素直にさせ、恋愛に積極的に頑張る勇気を持たせるため為の物なんダ❤だけど、これは何もヴァンパイアだけとは言わなイ。お嬢ちゃんの様な恋愛が苦手な子にも・・・使えるのよネ!❤」
改めてレイピアの効用に関する解説をしながら、鞭のようにヒュンヒュンと音を立て、しなやかに斬りつけた。

それはさながら踊るように、胸に、お腹に、太ももに、羽根に、尻尾に・・・至る所に剣が舞い、切り刻まれる度に、鮮血が飛び散り、アトリの身体に、ククルのレイピアに、そしてククル自身を赤く染まってゆく。
痛々しい光景でありながらも、どこか美しく淫靡で―――官能的であった。

「あひッ!?ひあっ!あうぅぅ!?―――こんなのぉ…おかしいよぉ……なんで…ふあ…あふう…❤」
斬りつけられる度、アトリは嬌声を上げ、身体を震わせていった。

その切り付けられた箇所から熱が広がり―――次第に体全体が血のように赤くなり、デキあがってしまった。

「―――んふふ…血まみれのお嬢さんは美しイ・・・❤ほんとに素敵だヨ・・・んっ、ぺろぺろ、ぴちゃ・・・じゅるっ❤」
ククルはうっとり蕩けた目でアトリを見つめ、斬りつけられていないその身体を火照らせ、彼女の秘所からはトロリと濡らしていた。
だが、彼女は自身を気持ち良くなることよりも、傷一つないが全身血まみれのアトリを綺麗にする事を優先し、まずは首から舐め始めた。


「はうん!/// な、舐めないでぇ……こんなのだめぇ…!!❤」
アトリは拘束されて動けない為か、快感はダイレクトに伝わり、舐められるだけでも体はビクンと震えた。

「ちゅっちゅっ…❤何故舐められるのが嫌なのかネ?嫌ならどうしてほしいんだイ?❤れろぉぉ❤」
本当はもっと舐めてほしいのだろう?と言わんばかりに頬に舌を這わせ、鮮血の代わりに唾液で頬を濡らしていった。

「ど、どうしてほしいって……そ、そんなこと……あうっ!? い、いえるわけ…ないでぅ…///」
―――で、でも……素直になりたい……あの人に伝えたい…よぉ…。

アトリの気持ちは酷く混乱していた。
恥ずかしさで言えるわけもない。だが素直になりたいという自分の気持ちには嘘をつけず、葛藤していく中で想い人への思いは増すばかりだった。

「それに、イヤヨイヤヨも好きの内なんじゃ・・・無いかナ?❤いや、もしかして…これだけじゃ足りないってことかナァ?❤」

何を勘違いしたのか、舐めるだけじゃ満足しないと判断したククルはアトリの胸をレイピアの持っていない方で揉み、もう片方の乳輪を舐めまわした。

「はうんっ❤ む、胸……だめぇ……さきっぽなめなめしないでぇ……❤」

首を舐められるだけでも快感が電流のように走ったのに、アトリの弱点であり、性感帯でもある乳輪を刺激されるとより一層強い快楽が体全体を駆け巡った。
口から涎が垂れ、その表情は快楽に蕩けきっていた。

「ンフフ❤アトリちゃんの乳首、ピンピンに固くなっちゃってなお舐めないでなんて・・・素直じゃないネ❤」
ククルはここが弱点であり、素直になれない元凶であると察知し、素直になれない子はお仕置きと言わんばかりに、そのレイピアの切っ先でアトリの乳首をツプリと突きいれた。

その切っ先からも紅い血がにじみ出たが、深く差しこんでないのか、注射に刺されたかのような感覚で、気持ちのいい快楽しかなかった。

「ひゃううううんっ!!!❤―――…ひ……え…? わら……ひ…イっちゃってる……?❤」
針が乳首に刺さったかのような刺激―――体全体から浸透していた熱さ―――がその一点に集中するように弾け、その刺激に耐えられずイってしまった。
しかし、アトリはイってしまった事態に頭が付いていかず、朦朧としていた。

「んふふ…キミの素直じゃない部分に直撃したようだネ❤我ながら上手くいったもんダ♪」

ククルはペロリと血の付いた切っ先を舐め取った。
その表情はアトリを誘い、より欲情させる淫靡で嗜虐的な笑顔だった。

「あ……ぁぁ…あぅ…❤」

―――なにこれ……わからないよぉ…体が熱い…熱いぃ…❤

疼きが増していく体、ぐにゃぐにゃに解けていく心。
アトリは何を求めているかは頭ではわかっているが、どう口にしていいかわからずただ声を上げるしかなかった。

「さて・・・この様子じゃ逃げようにも逃げられなさそうだシ…拘束を解いてあげよウ♪」
ククルは拘束の呪文を解き、力の抜けたアトリを抱え、近くにあったベットに横たわらせた。

「さて・・・仕上げにいこうとするカ❤」
ククルもベットに上がり、着いる物を靴とソックス以外全て脱ぎ、椅子のそばにある机に投げ置いた。
ホットパンツも、その中にある黒い下着もククル本人の愛液で濡れており、その下敷きになったチューブトップを濡らしていった。
しかし、ククルはそれに気にすることなくこれからするとに興奮を覚え、たわわに実る胸を弾ませていた。

「あうぅ…あついぃ…あついよぉ……はうん❤ ん……ひや…❤」
ククルの裸体を見て興奮したのか、アトリは疼く体に堪えきれず、自ら羽を使って乳首を擦り、秘所を弄った。
快感に蕩けた表情は誰から見ても愛らしく、そそるものがあった。 もちろん、目の前にいるククルも例外ではない。

「お−、デキてるデキてル♪んじゃ、ワタシもついでにきもちよく・・・ンぅっ❤」

ククルはアトリの足を持ち、秘所と秘所をくちゅりと合わせ、擦り始めた。
お互い愛液で濡れており、ぬちゅっ、ぷちゅっと水音を響かせていが、うっすらと生えているククルの恥毛がツルツルのアトリの恥部を刺激させていった。

「あ、あひぃぃぃ❤ ククルさぁん…それ…キモチイイよぉぉ……はふう…おまめがコリコリしてぇ…あ、あ、あぁぁぁ❤」

アトリはここでやっと、初めて自らきもちいいと言うことができた。
言えたことで堰が壊れるように快楽を受け入れるようになり、羽でククルの胸を包むように愛撫し、さっきのお返しとばかりにさわさわと刺激した。

「あんっ、やァッ❤ワタシのおっぱいきもちィ、おまたも擦れていいよォ❤んぅっ、んあぁぁぁァ❤」
ククル素直になってきたアトリの様子を見て嬉しくなり、同時に、胸と秘所から攻められ、声を聞くだけで男性諸君が興奮を誘う喘ぎ声が漏れた。

「こ、こんなキモチイイの…初めてぇ……❤ いつも自分でシてるだけだったから…二人でするってこんなにきもちいんだ…❤」
―――あの人だったら…もっときもちいいのかな…❤

アトリは自分でする以外の快楽に、欲望はさらに渦巻いた。
ククルと行為に没頭しながらも、あの人だったらと思いがどんどん募ってゆく。

「でもっ、愛しいカレの為に、もっと素直に、もっと素直…にぃンっ❤このレイピアでぇ…素直にさせてあげるんだかラァッ!❤」

秘所をこすりつけながら、ククルはもっとアトリを素直にさせれるようにと、今度はレイピアをアトリのお腹に突き刺した。

その切っ先は子宮にまで達し、はたから見れば痛々しい光景にしか見えない。
だが、このレイピアは命を絶たせる為の剣では無く、快楽の魔力を彼女の中に注ぎ込む為の魔剣である為、実際は異物感を感じるだけで全く痛みはないのだと言う。

「あぐぁあぁぁぁあぁぁあ!!❤ ―――ひぎぃぃぃぃ!!❤」
アトリはもはやレイピアに嫌悪感はないものの、流石にに腹に突き立てられ、驚きと異物感で苦痛を訴えるかのような悲鳴をあげた。
しかし、そんなものはすぐに快楽に埋め尽くさるため、その悲鳴は快楽を訴えているようにしか聞こえなかった。

「あはぁっ❤いい声だっ❤もっともっと…聞かせてくれないかなァ!❤」

ククルはアトリの悲鳴を聞いて身体がぞくぞくと震わし、秘所をぷしゃりと濡らし、蕩ける様な快楽を得ていた。
その快楽に絶頂がきそうになったのか、擦りつける速度をあげ、レイピアの突き入れをまるでおへそで挿入し、セックスをしているかのように見たてて動かしていった。

「ひぐぃぃぃぃぃ!!❤ はぐっ―――いぐぃあぁぁぁぁぁあぁ!!!❤❤」

じゅぷりじゅぷりっ、ぐりぐりと付き立てられるレイピアと、ぐじゅぐじゅと音を立てて擦りつけられる秘所の快感に雄たけびのような悲鳴を上げた。
まるで子宮をそのまま犯されてるような倒錯的快楽に涙を流しながら体を痙攣させ、そして絶頂を迎えた。

「あッ、ワタシもぉっ・・・いぐぅぅぅぅぅ❤❤」
アトリの絶頂が剣に伝わったのか、ククルも後を追うように絶頂を迎え、くたりとアトリの横へ倒れ込んだ。
その際にレイピアは引き抜かれ、カランと音を立てて床に落ちた。

「あ……はぁ……はぁ……うっ……はふう…❤」
アトリは覚束無い呼吸で息を求めながら、突き刺され、掻き混ぜられたであろうお腹をさすってみた。
傷がつかないとは言え、流石にあそこまでぐりぐりと剣を動かされたらお腹がどうにかなってるかもと触ってみた。
だが、傷ひとつ無い、いつもの自分の体だったのが確認できた後、倦怠感とともに安堵した。

「・・・はふぅっ・・・気持ちよかっタ・・・❤これだからやめられないのよネ・・・❤」

ククルは治療という名目で彼女自身の切り刻みたいと言うサディスティックな性癖を満たし、同時に相談に来たアトリを素直にさせれると言う一石二鳥とも呼べる行為に蕩けた笑みを浮かべ満足していた。

「・・・アトリ、気持ち良かったかイ?❤ 」

「は…い……❤ で、でも…こんなきもちいいの知っちゃったら……戻れなくなりそうですぅ……はふぅ…///」
アトリは素直に応えたが、同時に不安を感じた。
想い人でも気持ちよくなれなかったらどうしようなどと。

しかし、アトリはもう自分が告白し、愛する者を手に入れることを前提にしているようで、ここに来るまでの臆病な性格はすっかり消えていた。

「・・・安心しナ❤ワタシのよりも、愛するカレの方がもっといいんだから・・・そんな心配はないゾ❤」

―――今まで素直にさせた子は結構いるんだし、ナ♪
そういう事もあってなのか、寂しい顔をせず、彼を見つけて来いと言わんばかりの笑顔だった。

「そ、そうなんだ……❤ あの人の……うふふ…❤」
ククルに頭を撫でられながら、アトリは愛する人との行為を想像し、妖艶な笑顔を見せた。
早く、早く自分のモノにしたいと、恥ずかしさが打って変わって、積極的な考えへと変わっていった。

「けど…またイジめて欲しいのならワタシの元に来るとイイ❤」

ククルはにっこりと笑ってアトリの頭を撫でた。
先ほどの剣で身体を切り刻み、お腹を突きたてた狩人の様な感じとは打って変わり、その手つきは優しいお姉さんのように安らかであった。


「あっ…❤はい……私の足なら…ククルさんがどこにいようがひとっ走りですから……❤」

アトリはククルの誘いに秘所をとろりと愛液で濡らした。
また機会があれば斬られたい。コカトリスの持つM気質が疼かせて、彼女はククルに淫靡な笑顔を向けていた。



「う…さ…さぁ、休憩が終わったら、早く彼の元へ駆けつけるとイイ。このままいると…またアトリを切り刻みたくなってしまいそうダ・・・❤」
アトリの妖艶な笑みにドキリとした為、彼に早く会うようにククルは催促した。
ククル自身、今までそうだしに来た子の中でアトリが特に気に入り、このままでは後を追うようにアトリの愛する人とくっついてしまいそうだった。

「はい…❤ ありがとうございました……!! 今度はあの人もお連れして…紹介しますね…❤私を変えてくれた人だって…❤」
アトリはお礼の笑顔を送り、すたたっとベッドから立ち上がった。
早く、早く逢いたいと、思いを募らせながら、足早に部屋から出て行った。

「んふふ・・・楽しみにしてるよヨ❤ ―――・・・んっ、ンぅっ・・・まだ熱が冷めてないナ・・・あんっ❤」
部屋から出るアトリを手を振って別れ、一人残された部屋の中で、彼女は一人、未だ冷めない熱にのって自慰をし始めた。
その自慰は、床に落ちたレイピアを拾い、そのまま自身の腹に突き刺し、アトリにさせてたのと同じ様に突きたてるという、過激な自慰だった。
程なくして絶頂を数回迎えた彼女はそのままベットに横たわり・・・一刻もアトリが戻ってくる事を期待しながら眠りについた。



後に淫乱に豹変したアトリは想い人を襲い、意表を突かれて襲われた哀れな彼は逆レイプという形で行為を終え、結果的に恋人になった。
その後、アトリはククルに紹介し、ククルは二人を切り刻むプレイを愉しみ、アトリは二人に犯されるプレイに悦び、彼は斬りつけられながら犯すプレイにハマって、3人仲よく暮らしたのはまた別の話である。


終わり。

12/06/24 17:25更新 / 浮浪物

■作者メッセージ
……はい、今回は顔射描写はありませんでした。期待してた変態紳士さんゴメンね!!!方々すみません。

でも、これは魔物娘同士の百合SS…っ!なので…っ!ノーカン…っ!ノーカン…っ!ノー(ry

さて、そんなふざけた前置きはおいといて、今回の話、いかがでしたでしょうか?
警告文のわりにマイルドだな、物足りねぇと思った方はすみません、ですがこれ以上リアルでグロテスクな描写は書くわけにもいかないと言うより書けれません。
書いてる自分自身は感受性が常人よりも敏感なのか、手を切断したとか、尿道に麺棒が突っ込まれたとか言う話をきいたりするだけで切れてもない手がびりびりと痛みだします…w

そんな自分がこの話を書いたのはある方のSSでリザードマンがダンピールに戦いを申し込んで戦い、ダンピールから斬撃を受けた時の嬌声にそそられて、これ以上に切り刻まれて快感にビクンビクンしちゃう話が書きたい!
…そんな話を実現すべくそれから知人の方から描写のアドバイスを、掲示板の方々からGOサインを頂いてコレを掲載するに至りました。

強気でツンツンした魔物娘をデレさせるのも良いけど、コカトリスの様に恋愛に臆病な子を積極的にさせる話も良いよね!

それでは、人外界の異端児と思い込んでいる、浮浪物でした〜。

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まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33