連載小説
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新しい学年に無事上がりました
 
 放課後の校舎。授業が終わり帰る学生。部活動があり校庭で準備体操をするエルフとケンタウロス。その中で、カバンを持ちトボトボと歩く一組のカップル。

 「宿題が出来なかったから、補習なんて・・・」うなだれる茜。

 「仕方ないですよ茜さん。オーバーヒートして今朝まで動かなかったんだから・・」甲がハハハ…と乾いた声を出しながら茜に言う。

 「だってよ。分からねぇんだもん!何だよいん○分解って、卑猥か!!!」

 「因数分解だよ茜さん。でも、この補習で学年に上がれるんだから大丈夫でしょ」

 「ん・・・まぁ、これで三年生になれるんなら頑張るけどよ」チラッと甲の方を見た。

 「どうかしました。茜さん?」

 「いや、甲くんは将来何になるのかなって思ってさ」

 「あ〜。そういや、まだ話してませんでしたっけ。僕は先生になりたいんですよ。高校の」

 「甲くんが先生・・・・」

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 「ただいま〜」

 「お帰りなさいあなた」

 「珍しいね。学生服なんて着てどうしたの?」

 「えへへ・・・実はね甲先生に個別指導してもらいたくてね」

 「ふ〜ん。そしたら、今から指導だね」

 「待って、先生!!あたし、こんなの初めてだから・・・」

 「大丈夫だよ。さぁ、ここにすわって・・・」

 「先生・・・だめ、そんな所・・・あ、っあ」

 「すごく可愛いよ。茜」

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 「ふふふふふ・・・・・」不敵な笑みを浮かべる茜。

 「可笑しいですかね。って茜さん鼻血!!」甲が茜の方を向いたら両方の鼻から綺麗に鮮血が出ていた。

 「ううん。すごく似合ってるよ」茜は鼻血を止めながら言った。

 「本当!?嬉しいけど、茜さん制服の袖で吹いたりしたら血がついてとれないよ」

 「大丈夫、大丈夫。家には血抜き専用の洗剤が常備してあるから平気だよ」

 「なんか、茜さんの片鱗を見た気がしたよ」そう言いながら二人は補習を行う教室についた。

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 「〜であるからして、この様な問題にはこの数式が・・・って彼女は大丈夫なのか?」初老の先生が甲に尋ねた。

 「いつものことですから」甲が手慣れた手つきで茜に団扇で仰ぎながら言った。

 「あがががががががが・・・・・・」茜は小刻みにふるえながら穴という穴から白い煙が上がっていた。

 「そうなのかね。ふむ、今日で補習を終わるけど保健室に連れていかなくて大丈夫?」

 「大丈夫です。このまま、彼女の家まで送り届けますので」そう言うと甲は茜をおぶって学校を後にする甲と茜であった。

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 〜美島家〜

 「あら〜。甲くんごめんね。いつもいつも・・・」ふりふりのエプロンを着て家の扉を開けて出てくる佐奈。

 「いえ。それよりも茜さんをよろしくお願いします」

 「は〜い。茜ちゃん。たらいきなり真面目に勉強した途端、口から煙出すものだから、 驚いたわ。茜を部屋に持っていくから、甲くんは家に上がって」佐奈はそう言いながら茜を甲の背中から外して部屋へと連れて言った。その後に、甲をリビングへと連れて行った。

 「甲くんは、ジュースでいいかしら?」

 「はい」佐奈が、狐の絵が描かれたガラスのコップにオレンジジュースを注いで甲の前に置いた。

 「ありがとうございます」

 「いいのよ。茜ちゃんが頑張って勉強してくれてるんだから」そう言いながら佐奈は甲の前に座った。
 
 「はい。・・・ん、何だろう?」甲がジュースを飲んでいると机の下に何か落ちていたそれは・・・

 『つるぺたなあなたもこれがあればボインボインになるエクササイズ』

 そこには、リリムが表紙の本があった。所々、付箋が張ってあった。

 「それは、茜ちゃんのバストアップ本よ」佐奈が甲の持っている本を持っているのを見ながら言った。


 「なんかね、自分の胸を触っては項垂れてたから魔物御用達のバストアップ本をあげたの」

 「そうなんですか・・・(最近、隠れて何かをしてたようだけどこれのことなのかな)」甲が少し考え込むようにしていると佐奈が隣に座ってきた。

 「茜のことよろしくね」甲の耳元で囁くように言う佐奈。

 「え・・・」急に言われて驚く甲。

 「あの子はあなたに心底惚れてるわ。前は来る男や不良供を血まみれにしてたから」

 「ハハハ」苦笑する甲。

 「でも、あなたと出会えて茜も落ち着いたしよかったわ。それに、甲君のおかげで進級もできるみたいだし」

 「そんな事はないですよ」頬が赤くなり照れる甲。

 「謙遜しなくてもいいのよ。さてと、あたしは夕食の準備するけど甲くんは一緒に食べていく?」

 「そんな悪いですよ。それに、今日はやることがあるので・・・」そのまま、席を立つ甲。

 「あら、そうなの」残念そうに言う佐奈。

 「すみません。せっかく言ってくれたのに」

 「いいのいいの。それじゃあ、また明日も茜のことよろしくね」玄関まで見送り挨拶をする佐奈。

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 「頼りにされるか・・・」クスッと笑う甲は少し喜んでいた。

 そして、補習の甲斐あって茜は無事に三年生になったのでした。




14/02/07 00:41更新 / pi-sann
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■作者メッセージ
 
作者「おはようございます。こんにちわ。こんばんわ。約一年ぶりなのかな?久々の続編。流石に知らない人も多いかな?というわけで久しぶりの返信コーナー」

沙織「おい、駄作者!!貴様、一年以上も失踪して詫びの一つもないのか!!(-_-メ)」

作者「え〜。だってリアルに忙しかったのに。新しいゲームが出て遊んだり、ほかの魔物娘たんをハァハぁ(*´Д`)しながら待ってたりしてたから大変だったんだよ」

沙織「わかった。貴様は獄炎乱舞の刑に処す!!」

作者「何その、中二病てきn。待って謝るから、謝るから炎が白く燃えてる!!これは死ぬよね!!死んじゃいますよねΣ(゚Д゚)」

沙織「クラエ、ダサクシャ!!!」

作者「ぎゃあああああああああああああああああ」


 フランケンさん

 一気に、読ませて頂きました♪

(^p^)つ 辛子明太子
10Kg程ですが、足りますか?


ヤン病んデレが愛の暴走をすると、
コメディタッチになるんですね・・・

・・・三人がオーバーヒートで、
殺気回避されました(’;ω;`)

沙織「ふむ、辛子レンコンありがたく頂戴いたす。しかし、これだけあれば私の家族が喜んでくれる」

作者「ヤン病んデレは一周すると最高のコメディになるのです」

沙織「作者よ。貴様はあの炎に焼かれたのになぜそんなに元気なのだ・・・。というよりなぜ生きてるのだ?消し炭にしたのに」

作者「灰の中から蘇ったのだよドヤァ(*'▽')」

沙織「貴様は本当に人間なのか?」

作者「人間・・・だとおもうよ」

沙織「なぜ、そこで間が入るのだ。まぁいい。次だ次」

 jackryさん

家庭教師…お呼びしますか?
妖狐の現役教師とか…www

茜'sェ…www

沙織「いや、茜嬢の学力では家庭教師の人が持たないと思うが」

作者「家庭教師の人がオーバーヒートしそうだよね」

 宮司さん

 はじめまして、ROM専の私ですが一揆読みしたらあまりにも大爆笑を誘う小説を読んで感想を描こうかと
ギャグなのにキャラの持ち味が生かしている、ギャップ萌えというヤツですね
『ヤバッ、私(達)の知性これだけ?』の彼女達に家庭教師経験のある私が手伝うことにしようか…(読めば勝手に知性があがる参考書を大量に用意する)

それが無事終わったら、ゲームあんだけどぉ、やってかない?
(内訳
・コールオブドラマティ4 モンスターズオブわぁーいぇーい(C○D4 M○W)
・とある国が作った破天荒なアメリカ大統領がレッツパーディィィィ!するゲーム(メタル○ルフオブカ○ス)
・アニマルドコア(アー○ードコ○)
他多数)

(右手に徹夜用のリポ○タ○Dを数箱持っている

沙織「これは、茜譲が喜びそうなものばかり、それに藍に見せたら飛びつきそうだな」

作者「こっちも、飛びつきたいぜ(ゲームに)」

 Pさん

もう最終段階で真闇ちゃんに頼めば?
それか変態マッスル店長に
あと沙織ちゃんが頭悪いとは以外・・

沙織「うぅ。あの問題だけは、回答したくなかったんだよ」

作者「沙織から煙が出たのは、分からないからでわないのか?」

 TATさん

学力レベルが平均は有りそうな沙織嬢から煙って一体なにがあった!?
あと、英語の方はセックス用語あるだろw図解付きでww

沙織「いやあながち間違ってはいないが、内容がな」

作者「内容だと?でわ、そのプリントを拝見しましょうか」

沙織「そんなものないだろ」

作者「ご都合主義で手に入るのだよ」

沙織「・・・。もうなにもいわない」

作者「どれどれ・・・うわ〜これは引くわ〜〜」

沙織「この問題を、訳せと書いてあったのだが。内容が内容だけにな」

作者「うむ。ガチムチ兄貴がスパーキングを内容を訳せか」

 名無しの旅人さん

ここに『スライムでも解ける算数』があるのですが・・必要無いみたいですね。
代りに雪女さんに作ってもらった『これでアナタもすっきり!知恵熱対応ヒンヤリ飴』を10キロお渡しいたしますので、頑張ってください。

沙織「ドリルは茜譲たくさんあるんだが、飴はもらっておこう」

作者「茜宛てにドリルの山が大量にあるな。みんなどこで手に入れているのやら・・」


 ganota_Mk2さん

お久しぶりです!茜と藍はともかく、沙織さんまでおバカ脳だったのか、これは意外だ・・・
・・・ん?なんか後ろで音が(ここから先は赤い水が滲んでいる

沙織「はぁはぁ・・」

作者「沙織さんの右手が真っ赤だがこれは、なにかな?」

沙織「聞きたいか?」

作者「いえ、結構です」

 gaiaさん

 ふと思ったんだけど・・・問題用紙に魔法が掛けられてるんなら 別の紙に書き写せば 甲君にも普通に見える気が・・・・・

沙織「さすがに内容だけに見せられないよ」

作者「だな。こんなの見せた日には、トラウマもんだよ。さて、返信コーナーも終わったことだし、モンハン4の続き続き♪」

沙織「待て作者。貴様に一言言いたい!!」

作者「うぅ!!まさか、モンハンせず続きを書けと!!」

沙織「戻ってきてありがとう」


俺は戻ってきたぜーーーーーーーーーー。リアルの多忙を終わらせ、新品のPCにして、SSを書いていたやつが消去になっても挫けずちょくちょく書いて元に戻して今、完全復活!!!!!!!
これから、更新していきますね。でわでわ、皆さん次回にお会いしましょう。


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