読切小説
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とある学校でのお話
今日から高校3年!
私達の学校は小学校からの一貫校。
だから大体顔見知りばっかだ。
今年で卒業。
就職目指して頑張ろう!



新しい先生は女の先生。
海音先生という綺麗な女の人だ。
良い先生そうで良かった。



先生は恋愛相談が得意そうだ。
友達も相談して助かった事があるらしい。
私も相談してみようか。



幼馴染の彼に告白する為にまずは綺麗になりましょうと言われた。
その為に美容の為の道具も色々くれた。
知らないメーカーだが中々良さそうだ。


修学旅行の日に告白する事にする。
先生からも応援された!
よーし頑張るぞ!



告白成功!
初めてのキス……!
気持ちよかったなぁ……。
でもなんだろう?もっと気持ちいい事をしたような?




最後の運動会!
みんな汗水流して、頑張った結果私達の組が一位になった。
みんな大喜び!
両親達も喜んでて何よりだ。




文化祭では、海音先生が書いた脚本で劇をやる事に。
とある海の神様の話らしい。
なんとかみんなと協力して成功した!
みんなと仲良く打ち上げだ!






受験勉強もみんなと一緒に頑張った。
先生も手伝ってくれてしっかり勉強できた。
きっと受験も合格間違いなし!
……どこの学校行くんだっけ?








そして卒業式……

「さあ、皆さん卒業の時間です♡」

海音先生の呼びかけでみんな人間の姿から卒業していく。
男の子はぬめぬめとしたイカの姿へと、私たちもたくさん触手を頭と下半身から生やしていく。

「初めて会った時、まだ普通の人間だったあなた達……」

初めてのホームルームの時だった。
先生は私達の脳味噌をその触手で弄り倒した。
つがいを狙う為の嗅覚やその為の心を与えてくれた。

「修学旅行で初めて交わった貴方達……」

修学旅行の日、今まで先生が与えてきた記憶ではなく、本当に現実で幼馴染やそれぞれの愛する人と私たちは交わった。
記憶以上に気持ちよくて何度も何度も交わった。


「運動会では親御さん達も悦んでいましたね」

みんなで交尾しながらの二人三脚、障害物競争、そして応援合戦!
途中で生徒の両親達も参加して一緒に気持ちよく楽しんだ。

「文化祭の劇もとても素晴らしかったです」

先生が昔住んでたところのお話。
悪行をやっていた王様達を、先生のご先祖様が改心させていく話。
クライマックスの国中の人達に触手を刺していくのは、再現したけど気持ち良すぎて次の台詞が飛んじゃったよ。

「勉強も頑張りましたね」

先生に触手から色んな事を教えてもらった。
私達はマインドフレイアという魔物娘?になった事、その力の使い方、そして使命を……

「本当に皆さんありがとうございます!さあ♡卒業して私達の世界に来てください!」

喜んで行こう!
でもその前にまずは……

「ああ♡貴方達の快楽がぁ♡わたしにもぉ♡♡」

みんなの触手が触手で繋がる。
心も快楽も。
彼のも、友達のも、先生のも、パパとママの快楽も全てが気持ちよくて……!!

「あはぁ♡最高の精神♡♡こんなに蕩けきったのがたくさぁん♡」

彼の精液が私の中に流れ続ける。
ずっと、ずっと。

「産まれるのですねぇ♡良いんですよぉ♡一緒に祝いましょう!」

もちろん中には既に妊娠してまさしく今出産したものもいた。
新しい命を生み出しながら交わる快楽。
こんな素晴らしい体験があるだろうか?

お互いに蕩けきった精神を啜り合う。
もはや何がなんなのかも分からなくなる。
ただただ気持ちよくて……。












とある小学校からの一貫校の全校生徒、保護者、職員が突如行方不明になるという事件が起きた。
現場に残されたのは大量の愛液、精液、それとイカに似た謎の生き物の体液だという



23/11/29 20:06更新 / デーカルス

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