読切小説
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やめて……! デビルちゃんは乱暴するつもりでしょう?
(夜の闇には魔物が潜むから、暗くなる前にお家に帰ってくるんだよ)

少年は祖母の忠告を頭の中で思い返していたが、事態は既に手後れになっていた。

「は、離して……!」

「やだよ~♥ せっかく捕まえたんだもん、絶対離さないもんね♥」

少年が必死に身を捩らせても、彼の体にしっかりと抱きつく少女はクスクス笑うだけでその手を離そうとはしない。

少女は見た目の年齢に似つかわしくない露出の多い服装を身に纏い、背中からは闇夜の漆黒を湛えた翼を生やしていた。加えて血の通う人間のそれとは明らかに異なる青白い肌――少女は人間ではない。「デビル」と呼ばれる魔物娘の一種だった。

「もう、怯えた顔しないでよ……んっ……」

デビルの少女は早速捕らえた獲物の「補食」に取り掛かった。少年の唇を自身の柔らかい唇で挟み、小さな舌を口内に押し込んでいく。

「ん……ちゅ……れるっ……」

唾液のたっぷり乗った少女の舌はじっくりと少年の口をなめ回し、いやらしい水音と共に犯していった。

「うむむっ、んん……」

血の気の引いていた少年の顔には血流が戻り、それどころか朱色を帯びて火照り始める。

やがて自分からデビルの少女の小さな舌に自分のそれを絡みつかせ、甘い唾液の味を味わうようになっていった。

「あれぇ? 抵抗しないの? このままじゃ君、魔物に犯されちゃうよ?」

情熱的なキスですっかり骨抜きにされた少年の体を、デビルはゆっくりと草の上に押し倒す。

シャツを脱がされ、しなやかな尻尾がズボンの中に侵入しても、少年は弱々しく身じろぎすることしか出来なかった。

「もしかして犯されたいの? 君って変態さんなんだね……♥」

「ちが、ちがうよ……あんっ……」

少女に乳首を弄ばれて、女の子の様な喘ぎ声を漏らす少年。

既に張り詰めて勃起したぺニスは蛇の様に絡み付く尻尾の筋肉の愛撫に、快楽の悲鳴をあげて屈服しようとしていた。

「や、やめてっ、なんかでる……で、でちゃう……!」

「ん~もうイっちゃうの? ふふっ、はや~い♪」

少年の片方の乳首を指先で弄び、もう片方の乳首にちゅうちゅうと吸い付く。

「いいよ♥このままパンツの中に出して……私の尻尾でイカされちゃえ♥」

「あ……やぁ……! あうっ、あ……はぁ……」

唇を喰いしばって耐えていた少年の表情がふと緩み、瞳から涙が零れ、口から甘く深い溜め息が漏れる。デビルが少年のパンツから尻尾を取り出すと、先端は黄色みがかかった粘つく体液で汚れていた。

「ん……おいし……今のが精通だったんだね……」

少女は少年の腰に跨がったまま尻尾にへばりついたザーメンを綺麗に舐めとると、体の向きを反対にして少年のペニスを取り出した。

「あ~あ、パンツの中で出したからおちんちん汚れちゃったね。綺麗にしないと……」

デビルの少女は舌舐めずりをすると、ヒクヒク痙攣する未熟なペニスに食らいついて、容赦の無い口淫を始めた。

「うああっ、ぬるぬるするぅ……むぐっ」

シックスナインの体勢で攻められる少年の顔面に、少女の下半身が押し付けられる。

少年は雄の本能に従って少女の下着を横にずらし、毛のはえてないアソコを無我夢中でなめ回した。

「ひゃあんっ♥ そんな、激しい……♥ もっと優しくしてくれないと、童貞チンポ苛めちゃうぞ
♥」
情欲に潤んだ瞳で少年のペニスに吸い付き、カリ首を唇で締め付け、舌で亀頭を優しくなで回す。言葉とは裏腹に興奮するのか、閉じた秘部からは蜜の様な愛液がトロトロと流れ出していく。

「んっ、んっ、んっ……ふふっ」


じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ……

いやらしい水音を立てながら、デビルの少女はストロークを激しくしていく。堪らず少年が悲鳴の様な喘ぎ声をあげると、精液を絞り出すかのように少年の小さな陰曩をムニムニと揉みしだく。

「や、やめっ、うああっ、もう、でちゃう……」

「ほ~らっ♥このまま私の口の中で爆発しちゃえ~♥」

少年の体が大きく震え出すと、デビルは彼の太股を押さえ込むようにして、ペニスを喉奥まで深くくわえた。

少年は何度も体を震わせるが、少女は吸引をやめるどころか、一滴も残さないと言わんばかりにより強く吸い付いた。

「んん……先にイッちゃったね。私の勝ち~♪」

体を持ち上げた少女の口の端から、トロリと白濁液が零れる。

「二発目なのに、こんなに濃い……こんなの中に出されたら、確実に妊娠しちゃうよ……♥」

デビルは淫らな蜜が溢れる毛の生えていない秘貝を、自分の指で見せつけるようにいじり始めた。

「分かる? 君、今から私のオマンコで犯されちゃうんだよ?」

少年の腰に跨がり、唇に軽くキスをして微笑む。

「変態さんにはご褒美にしかならないかな~♪」

「うう……」

恥ずかしそうな顔とは裏腹に、今から「補食」されようとする少年の幼いペニスは、少女の言葉責めを悦ぶようにピクンと反応した。

「それじゃあ童貞チンポ、いただきま~す♪」

ほんの数日前に剥けたばかりの亀頭にぬるぬるの感覚が伝わり、少年は思わず少女の太股にしがみつく。

「ああん…… ♥ かったあい♥気持ちよくなったらそのまま中に出してね♥」

デビルの少女が押し付けるようにして腰を動かすと、少年は苦しそうな顔をして歯を喰いしばったが、歯の隙間から漏れだしてくるのは甘ったるい喘ぎ声だった。

「あは♥ すぐに漏れちゃいそうなの我慢してるんだ……かーわいっ♥」

かくいうデビルの少女も快楽に蕩け切った顔をしている。未成熟のペニスは魔物の膣で優しく締めつけられ、ぬるぬるして温かい愛液が絡み付いてきて、初体験で童貞を淫魔に食べられた少年を天国に導いていた。

「んっ……乳首立っちゃってる……♥」

そう言うとデビルは嬉しそうに少年の胸に顔を近づけると、可愛らしい舌を伸ばして、乳首をペロペロと舐め始めた。

無論もう片方の乳首も指先でついばむようにして愛撫される。

性感帯を容赦なく責められ続けた少年はとうとう太股にしがみつく力すら失ってしまい、魔物の少女の膣内で果てるのを待つだけになってしまった。

「あんっ、んっ、もう、駄目? ピュッピュッしちゃいそう? じゃあ手繋ごっか?」

デビルの少女は投げ出された少年の掌を、指先を絡み付かせるようにして愛おしげに握りしめる。

その表情は魔物娘らしく、慈愛と情欲で蕩けきっていた。

「ほらほら我慢しないで……♥私のオマンコの中でお漏らしして、種付けしちゃお?」


少女の膣はさらに締め付けを増してラストスパートをかけてきた。

雄の弱点であるカリ首を膣内の突起がくちゅくちゅと擦り、溢れる愛液が生々しい粘液の音を立てて、少年の精液を搾り取ろうと貪欲にむさぼり続ける。

大の大人でもそうそう持つことはできないだろう快楽責めに、二発出した後とは言え今日精通を迎えたばかりの初心な少年が耐え切れるはずもなかった。

「あっ、きっ、きちゃう! うわぁっ! あっ……!」

体全体で射精しているかのように、少年の体がビクンビクンと打ち震える。

「ああんっ♥ スッゴイ射精……♥」

デビルの少女は膣内で放たれた精液をうっとりした顔で味わうと、少年が最後の一滴まで出し切れるように、柔らかく膣を締め上げた。

「ふぁっ、あんっ」

デビルの締め付けに反応して、最後の数滴のザーメンがピュルッと可愛らしい勢いで放たれる。

結合部から溢れ出した黄色味のかかった白濁液を、デビルの少女は指先をいやらしい動きで舐めながら見下ろしていた。

「あ~あ、淫魔の膣で射精しちゃったんだね♥ 必死で我慢してたのに、気持ち良くて、結局とろとろの顔になっちゃって……すごく可愛かったよ♥」

少女が頬に軽くキスをすると、少年の顔は更に深い紅に染まった。

「ねぇ、もし私の伴侶になってくれたら……毎日犯してあげるんだけどな……♥ んっ……」

デビルは耳元でそう囁くと、今度は少年の唇に自身の唇を重ねた。

「ふふっ、どうする?」

少女の妖しい微笑みに向かって、少年は首が取れてしまいそうな勢いでブンブンと頷いた。

「あはっ♥ 嬉しいな……それじゃあ二人の馴れ初めを祝って、後10回はシよっか♥」

「う、うん……ええっ!?」

少年の戸惑う声は、やがて彼自身とデビルの少女の矯声によってかき消されていった。



――fin.







13/11/27 20:03更新 / SHAR!P

■作者メッセージ
本当はサイクロプスのエロを書くつもりだったのですが……。

何なんだよデビルなんて! こんなの、男を罵りながら騎乗位で搾り取る為に生まれた様な魔物娘じゃないか……! 戦争だろうがっ……! こんなの見せられたら、俺の股間が第三次世界大戦だろうがっ……!

てな感じになってしまいました。そう言えば魔物娘が男を「襲う」場面を書いたのはこれが初めてだな……魔物娘の基本とも言える行動なのに(泣)

サイクロプスのエロは又の機会に書こうと思います。それにしても魔物娘ってショタとの相性抜群ですよね。

次回の更新は本編の予定です。

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