読切小説
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新鮮な膝と新妻の天使達
※魔王城・ハーレム部屋※
※柴視点※


「おお……」


その光景に俺は言葉が出なかった

ピンク色の髪

ハートのハイライトが入った瞳

健康的な小麦肌

ヒラヒラしたレース

天女を思わせるその姿

だが


布地が薄いパンティー


薄着のワンピースから見える発達段階の小ぶりな胸

「おめでとうございます、柴様、日頃の善行がエロス様に認められたのですよ♪」

ガンダルヴァのアンヴァーちゃんがニコッと微笑む

あふぅ、アンヴァーちゃんの微笑み素敵だぁ、天使はここにもいるよ〜クネクネ

「善行…ハテ?柴様はそのようなことをしたのでしょうか?」

アプサラスのサラスちゃんが冷たい視線で俺を見ている

ああん、人を見下したような冷たい視線もまた素敵だぁ〜クネクネ

「柴様は毎日、百を超える嫁に精を注ぎ、愛を与えてるではありませんか♪」
「鬼畜のように犯しているようにしか見えませんが…」
「まぁまぁ、結果的にエロス様が柴様にフーリーを仕えに出したのですよ♪」
「エロス様がお認めになられたのなら、そうかもしれませんね…ただ」

サラスちゃんの視線が、フーリー一人一人に合わせている。

「些か多すぎませんか?」

そう!サラスちゃんの言う通り





「あなた」「ご主人様」「旦那様」「ダーリン」「王様」「殿」「主」「マスター」「我が下僕」「お兄ちゃん」「おじさま」「提督」「先生」「師匠」「司令官」「社長」「使い魔」「店長」「餌」「以下省略」


扉の前には数えきれない程のフーリーちゃんがいて、数えきれない程の呼び方で楽しませてくれるのだ!


「ご飯にします?お風呂にします?それともわ・た・し」

リーダーと思われるフーリー(以下フリダー)が俺に新婚生活の決まり文句を言ってくる。

ここは男らしく、彼女を選ぶところだが



「ブーツ…いや膝あてかな…」
「膝あてですか?」
「ああ、正装かどうか知らんが、まるで長いブーツを履いているような膝あてのせいで膝が見えないのが気になってな、まぁ重要な部分はさらけ出すところに興奮を高めるのだが……ぐへへ」

と、リボンが刺繍されたパンティーをじろじろ見ながら鼻の下を伸ばすが

「でしたら、まずはコレを脱ぎましょう…」


はい?


その台詞に俺の視線はパンティーから下へとずれる


「皆さん、愛する男性のためにソレを脱ぎなさい」


フリダーの合図で、フーリー達が膝あてを脱ぎ始めた


「フーリーちゃん達のブーツが次々と脱がれてゆきますわ♪」
「ブーツじゃないでしょう」

アンヴァーちゃんの台詞にサラスちゃんがツッコミを入れる間にもフーリー達の膝を守っていたソレが無惨にも投げ捨てられ、誰が装着していたのかちょっと判らなくなってきた

「むむ……これは一手間掛かりそうだ。まずは彼女達の膝から」
スッ「どうですか?ブーツの下の足は?」

と、俺がフーリー達のエッチの計画を立てているとフリダーちゃんが足を前に出してきた。

他のフーリー達も可愛らしい生足を俺に魅せるように見せつける。

もじもじするフーリーちゃんのクネクネする生足が可愛らしく

足を高くあげるフーリーちゃんは華麗だと感じ

更に足を上げてY字バランスをとるフーリーちゃんも健康クロ……健康エロスを抱かせる

体育座りするフーリーちゃんは膝と一緒にパンティーが丸見え

だらしなく足を崩すフーリーちゃんも中々味がある

回し蹴りを披露するフーリーちゃんも活発な感じがして、一度手合わせ願いたいものだ
無論、勝負後はエッチに入るつもりだけどね

「私たちは貴方に仕えるためにここに来ました」

フリダーが自らの決意を述べる

「膝だけではなく、この身体と心、唾液や汗といった排泄物全てを貴方に捧げます」

いや、これは全てのフーリー達の言葉をなのだろう。

「愛することを美徳とし献身的に接します」

フリダーが手を胸に当て

「善き行いには良き愛を」


『善き行いには良き愛を』


「では早速、全員に命ずる」

着物の裾を捲り上げ



ボロン



「その足で、俺のコレをシコシコしてくれ」

男性器をフーリー達に見せる

既に準備万端の男性器はビンビンに膨張していた。



※足コキ奉仕※


「どうですか?あたしの足は?」シコシコ
「うむ、ツーリーの膝のツルツルした感触が俺の陰茎を適度に刺激しているぞ」
「まぁ、お上手」
「しかも三度目、同じ姿勢なのに全く飽きないところが素晴らしい」
「新鮮で飽きない交わり、それがあたし達のフーリーの特徴ですわ」
「そろそろ出そうだ」
「ではこの足をさらに白く汚してくださいな」
「うっ」ビュッビュクッ
「あんっ、また汚されちゃいました」
「ふははは…これで三回、ツーリーの足に精を放ったわけだ」スンスン
「ああん、また足をクンカクンカしていただきありがとうございます」


「次!」
「よ、宜しくお願いします…」
「シャイリー、また緊張してる〜そんな緊張しなくてもいいんだぞ、リラックス〜リラックス」
「はいっ、頑張りまふ!」
「うーん、何度も噛んじゃうところも背徳感があって素敵だよ〜」ビキビキ
「あっ、オチンポがさっきよりもビキビキしてる…」
「早速シコシコしてね」
「はい!」シコシコ



「柴様ったらよっぽど興奮していらっしゃいますね♪」
「妙ですね」
「どうかしたの?サラスちゃん♪」

ビュルル「ひやあっ!」
「また驚いちゃて〜三度目だよ、三度目。でも飽きないんだなこれが、これからも何度も驚いた顔を見せてね、シャイリー」
「は、ひゃいっ!」


「先程から足コキして射精するのワンパターンですよ」
「別に珍しいことじゃないでしょ♪」


「それに何か違和感のようなものが、何時もと違うような」



『それって、分身薬を使ってないことかしら♥』



「うわっ、メシャスさん」
「ヤッホー♥」
「驚かさないでください、心臓に悪いですよ」
「だってあたしチェシャ猫よ♥驚かせるのが本能よ♥」

「メシャスちゃん、あの子の家庭教師終わったのね♪」
「ええ、いつか柴様と同じように立派なハーレムを築くために、あんなことや♥こんなことを教えたわ♥」
「あら、どんなことを教えたのかしら♪」
「何だったら聞いてみたら?アンヴァーちゃんの前ならあの子嬉しそうに話してくれるわよ♥」
「確かにそうかもね♪」

「全く、二人して……メシャス、先程、分身薬を使わないとは」

「ほら、柴様はあたし達百を越えるハーレムを相手にする際は分身薬で複数の相手をするでしょ♥」
「そうですね、毎回理性を失った獣のように嫁たちの口や子宮、時には尻の穴や全身に精液をぶちまけるという、とても善行とは思えない凌辱をしますね」
「だけど、今回は分身薬を服用せず、一人一人フーリーの足で射精してまーす♥」
「ですが、よく考えたら珍しいことではないようです。パール様に様々な魔力が混ざった精を注ぐ時、ハーレムに迎える魔物娘と契りを結ぶ際はその身一つでヤっていますからね。夫冥利につきますよ」
「確かにそれもあるけど、柴様にはそれとは別の考えがあるのよ♥」
「別の考え?」
「見て、リーダー格のフーリーとの足コキよ♥」
「話をそらさないで」


「では柴様、パンティーを見ながら挿入してください」
「ほう、四つん這いの姿勢か…ここは膣に挿入してバックで攻めるのが定石だけど」

ズニュズルズル…

「あんっ、あたしの膝に柴様のオチンポにスブスブと入ってゆく」


「あえて膝と膝の間に挿入したわね♥」
「膝を膣に見立てたパターンですわね♪」


「あんっ、あんっ、柴様の硬いチンポが膝を前後にピストンしていく!」
「はぁはぁ、フリダーの膝、一度目や二度目と同じ、新鮮な感触、いや、さっきと違ったパターンだから余計新鮮にかんじる!」
「いつまでも変わらぬ愛を捧げます、ああん濡れちゃう」ジュクジュク〜
「ふふ、パンティーからシミが滲んで、フリダーのオマンコがくっきり見えるぞ」
「はぁはぁ、もっとフリダーのくっきりオマンコを見ながら、しゃせいしてくださぁい♥」
「染みが拡がって、愛液がポタポタ落ちてる!」ズンズン
「柴様の腰の動きがさらに激しく、まるで子宮に犯されてるみたい、膝で、膝で、犯されてるはずなのにぃ」
「はぁはぁ、出すよ、出すよ、フリダーの膝の中に出すよ?」
「出して、フリダーの膝の中にたっぷり出して、膝で妊娠させてぇ♥」


「出る!」ビュルビュウウウ〜
「あん!」ビクン、ビクビクン!


「同じタイミングでイっちゃったわね〜♥」
「それでこそ、愛の女神の使者ですわ♪」


「まだ出そうだ」ビュルルビュルル
「あついよ、気持ちいいよ」ビクンビクン


「足コキ、いや膝コキであれほどの精を吐き出すのか、これが愛のなせる技なのか…」

「もう、サラスちゃんったら硬いんだから♥」
「メシャスちゃん、真面目に解説するのがサラスちゃんの取り柄ですわ♪」



※奉仕終了※



「見て、こんなに足ベトベト」
「これだと足が乾くのに時間がかかるわね」
「多くのフーリーが嫁いだ聖人男性は、男性器が乾く間もない生活を送ったと聞くけど」
「俺達の場合は膝が乾く間もない性活を送るってわけか」

交わりが終わりフーリー達が膝にこびりついた精液にうっとりしている

「どうしたの?シャイリー、さっきから膝あての山をゴソゴソして」
「えっとね、わたしの膝あてどこへいったかなって」
「そういえば、適当に膝あてを置いちゃったよね」
「別にわざわざ自分の探さなくてもいいじゃん」

「良くないです、あれは、パパとママが、講習終了祝いにプレゼントしてくれたもので」
「これのこと?」
「えっ?」

と、俺はシャイリーに膝あてを渡す

「シャイリーちゃんが大事にしてる膝あてってこれのことだろ?裏に名前が書いてある」
「ホントだ、柴さん、ありがとうございます」
「礼はいらないよ」

「すごいぜ、殿」
「膝あての山から見つけられたな」

「匂いでわかったからね」

「匂い?」
「マジ?」

「そうだよ、俺は嗅覚に優れてて、数キロ先にある自分の精液の匂いを嗅ぎとれるのさ、因みにこの膝あてが君ので、この膝あてが君が履いてたのだよ」


「柴様、もしかして交わりの度にわたし達の膝の匂いを嗅いでいたのは」
「君達の匂いを一人ずつ覚えるため、匂いさえ判ればあとは膝あてに染み込んだ汗の匂いと合致するだろ?」


「やっぱりね♥」
「成る程、メシャスは最初から察していたのですね」


「それにしても、みんないい汗をかいてるんだね。膝あてだけでも興奮しちゃうよ」


「殿が勃起した」
「すげえ、膝あてだけで興奮するなんて」

「流石柴様、わたし達の汗までも興奮の材料してくれるなんて」
「汗だけじゃないさ、これから君達の唾液や排泄物も全て興奮の材料にしてやるさ」
「はい、では次は何の匂いで楽しみますか?」
「じゃあ……そのパンティーに染み込んだ液体の匂いを覚えようか」
「はい、ではパンティー越しで顔を埋めてください」


「フーリーちゃん達が柴様にお尻を向けたわ♥」
「匂いで興奮するなんて、それでこそわたくし達が選んだ夫ですわ、ね♪サラスちゃん」

「確かに、嫁全員を愛してるのは本物ですからね…」


「くんくん、アナルくんくん」
「やめて、そんなに嗅いだら」ブッブッ
「ん〜尻から排出されるガスも清らかな感じがするよ〜うへへ」
「ならもっと新妻アナルを鼻の穴に当ててやります」
「初めてかぐようでドキドキする〜」



「プレイは真っ当とは言いがたいですが」



ここはハーレムの国

魔王城の一角にあるバイコーン夫妻と百を越える嫁達が日夜愛し合う部屋


今日も百を越える嫁に大勢の天使が加わり、愛を確かめあう

「うへへ、ぐへふへ」
「ああん、やん」
「うひひ、ぺろぺろ」
「ああーん♥」

決して飽きることのない『永遠の新妻』達の興奮と交わりは、まだまだ始まったばかりだ。


※おわり※
15/04/25 02:34更新 / ドリルモール

■作者メッセージ
夜遅く失礼します。
ドリルモールです。


愛の女神に属する三人目の種族、フーリーのお話です。

愛の女神系統の種族なのでこれは書かねばと思い約三時間かけて書き上げました。


彼女達はこれから先、何十年、何百年も夫を愛しあうことでしょう。

彼もまた何百年も経っても初めてような新鮮な交わりを楽しむことになるでしょう。


百を越えるハーレムの詳細は連載中の『二角獣夫妻と不純の花嫁』を読めばより楽しめると思います。


次は現在連載中の不思議の国SS、または執筆中のマンティスSSでお会いしましょう。





キャラクター紹介
【名前】フリダー
【性別】女
【年齢】本人曰くフーリーの中で最年長
【種族】フーリー
【容姿】図鑑のフーリー+大人びた表情
【一人称】わたし
【口調・口癖】丁寧/淫乱
【能力・特技】膝コキ
【概要】
 柴ハーレムの一人であるフーリー
 柴の百を越える妻を愛する善行を認め、多くのフーリーを率いて彼のハーレムに加わった
 フーリー達のリーダー格であり、彼女の指示は夫である柴と妻であるバイコーンのパールの次に優先される
 後に愛の女神に仕える魔物娘で結成された『愛の女神部隊』でフーリーを率いる役目を持つ

【補足事項】
 元々名は無かったが、柴からフリダーと呼ばれ、以降彼女の名前となった

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