読切小説
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アプサラス子供日記
 ルクミニは、娘であるミーナの日記を手に取った。ミーナはベッドの中で眠っている。日記を机の上に出しっぱなしにして眠ってしまったようだ。部屋の中の電気は消しているが、廊下の灯りが部屋に差し込んでいる。日記を読むことは出来る。
 ルクミニは、ミーナの顔を見た。母親譲りの少し丸みを帯びた可愛らしい顔だ。成長するにつれて、母と同じような艶麗さを身に付けるだろう。魔物娘は優れた容姿の者が多いが、ルクミニたちアプサラスは、特に美貌の者が多いことで知られている。
 愛の女神に仕える踊り子であるアプサラスは、娘の日記を読み始めた。


10月23日
 今日は、学校で家族についての話があった。先生は、色々な家族があると話していた。人間の家族もいれば、魔物の家族もいる。同じ人間でも、肌の白い家族もいれば、肌の黒い家族もいる。人間と魔物の家族もいる。そんな話だった。
 私の家族は魔物の家族だ。お父さんは人間だったけれど、魔物であるお母さんと結婚したことで魔物になった。その子供である私も魔物だ。お父さんは肌が白いけれど、お母さんと私は肌が黒い。私のいるクラスには、私と同じく人間と魔物の間にできた子が何人かいる。その子たちは、肌が白かったり、黒かったりする。
 お父さんとお母さんは仲がいい。毎日エッチなことばかりしている。今日もエッチなことをしていた。夜、おトイレに起きた時、お父さんとお母さんの部屋の前を通った。ドアが少し開いていて、明かりがもれていた。のぞいてみたら、エッチなことをしていた。
 お母さんは、お父さんのおちんちんをなめていた。なめるだけでなくて、キスをしたりほおずりをしていた。おちんちんは汚いものだと聞いているけど、あんなことをして大丈夫なのかな?
 お母さんは、お父さんのおちんちんを胸ではさむこともした。お母さんは胸が大きいからできる。胸ではさみながらなめていた。お父さんはよだれをたらしながら喜んでいた。そのまま、お父さんはお母さんの顔と胸に白い液を出した。あれが精液というものなのかな?お母さんの顔と胸は、白い液で汚れてしまった。お母さんは、うれしそうな顔で白い液をなめていた。
 お母さんは、お父さんのおちんちんの上に乗った。寝ているお父さんの上で踊り始めたのだ。腰を動かしながら、お父さんの上で踊っていた。髪が生き物みたいに動いて、お母さんの胸がブルンブルンゆれていた。お母さんは、汗を流しながらうれしそうな顔をしていた。

10月24日
 今日は踊りのけいこがある。私たちアプサラスは、愛の女神さまの命令で踊らなければならない。学校が終わると、愛の神殿に行って練習をした。
 お母さんは踊りの先生だ。私たちに踊り方を教えてくれる。お母さんはうまく踊れるのに、私はヘタだ。ステップがうまくふめない。お母さんは、練習を重ねればうまく踊れるようになると言っているけれど、本当かな?同じ年のアニラちゃんは、私なんかよりもずっとうまいのに。
 練習が終わると、お父さんが迎えに来てくれた。お父さんは、私の踊りを見てうまくなったよと言ってくれた。お父さんたちは少し用があるから、シャワーを浴びたら待っていなさいと言った。お父さんとお母さんがどこで何をやるか、私は知っている。
 シャワーを浴びたら、控え室の一つをのぞいた。やっぱりお父さんたちがいた。お母さんは踊り子の衣装のままだ。シャワーも浴びていないようだ。お父さんは、そのお母さんの体の匂いをかいでなめ回していた。
 お父さんは、お母さんのわきの匂いを特にかいでいた。犬みたいにクンクンかいでいる。そして汗で濡れているわきをなめ回していた。わきなんて汚いはずなのに、うれしそうになめている。
 お父さんはズボンとパンツを脱ぐと、おちんちんを取り出した。そしてお母さんの右のわきにおちんちんをこすり付け始めた。お母さんは、笑いながらおちんちんをわきではさんだ。そしてお父さんはわきに白い液を出した。わきはべっとりと汚れている。
 私にはよく分からない。あんなことをして楽しいのかな?お父さんは、興奮して鼻息荒くしていたけれど。
 その後お母さんは、お父さんの汚れたおちんちんをしゃぶった。お父さんは、大きくなったおちんちんをお母さんの股の中に入れる。そしてお母さんを抱き上げると、部屋中を歩き回ったり、お母さんを振り回し始めた。お母さんは舌を出して喜んでいる。お父さんは、お母さんを振り回しながらお母さんのわきをなめている。
 なんだかよく分からないけれど、2人ともすごい。見ているとアレをしたくなってきちゃった。私は、トイレに行ってアレをやった。

10月25日
 今日は疲れた。学校の勉強が難しかったうえに、踊りの練習がきつかった。私はぐったりとして家に帰った。そんな私に、お母さんはいっしょにお風呂に入ろうと言う。
 お母さんは、家族いっしょに風呂に入ることが好きだ。だから私は、お父さんやお母さんといっしょにお風呂に入ることが多い。
 お母さんは私の体を洗ってくれた。私はもう自分で体が洗えるのだけど、お母さんは私の体を洗いたがる。気持ちがいいけれど、なんか恥ずかしい。
 お父さんは、昔は私の体を洗ってくれた。でも、最近は私の体を洗いたがらない。私くらいの年の娘の体を洗ってはいけないそうだ。お母さんは、そんなお父さんに私の体を洗わせる。やっぱりお父さんに洗ってもらうと気持ちがいい。恥ずかしいけれど。
 私は、お父さんとお母さんを洗ってあげた。2人とも気持ち良さそうだ。お母さんといっしょにお父さんを洗ってあげたら、お父さんは「天にも昇る心地だ」と言った。よく見ると、お母さんの手はお父さんのおちんちんを洗っていた。
 私がよくそうに入ると、お父さんとお母さんはお互いの体を洗い合った。お母さんは、胸やお尻をこすり付けながらお父さんを洗っている。お父さんのおちんちんをお尻で洗っていると、お父さんは「あ〜あ〜あ〜」と声を上げていた。口からはよだれが垂れている。
 なんだかおもしろかった。

10月26日
 今日は、学校は楽だった。授業はゆっくりと進んだ。昨日、進みすぎてしまったらしい。おかげで授業が分かりやすかった。ヘルハウンドのジュリアちゃんはいねむりをしていた。授業が優しくても難しくてもいねむりをしている。こんなことで大丈夫かな?
 踊りの練習は、今日はなかった。愛の女神さまはちゃんと休みをくれる。愛の女神さまの教えによると、踊るときは楽しむことが大事なのだそうだ。苦しい思いばかりしていては、愛の踊りにふさわしくないそうだ。
 今日は夜ふかしをしようと思ったけれど、つい寝てしまった。そうしたら夜中に起きてしまった。私は、お父さんたちの部屋をのぞいてみた。お父さんたちは、寝る時になぜかきちんとドアをしめない。だからのぞける。
 やっぱり、今日もお父さんたちはエッチなことをしていた。でも、いつも以上に変なことをしている。お母さんはベッドに寝ている。お父さんは、お母さんの顔の上にすわっている。お父さんはお母さんの胸をつかんで、胸の谷間でおちんちんをはさんでいる。よく見ると、お母さんはお父さんのお尻の穴をなめている。
 あんなことをして楽しいのかな?お父さんは楽しそうだ。笑いながらお母さんの胸をおちんちんで突いている。お母さんは、いっしょうけんめいになめている。お尻の穴なんかなめて汚くないのかな?お父さんは、とうとうおちんちんから白い液を出した。
 その後、お父さんはお母さんを四つんばいにした。そして、お母さんのお尻の穴をなめ回した。そのままお母さんのお尻の穴におちんちんを入れた。お母さんは、動物みたいな声を出して泣いている。でも、泣いているのにうれしそうだ。涙と鼻水を流しながら喜んでいる。
 部屋に戻ると日記を書いた。なんだか私も体がムズムズしてきた。早く書き終わろう。アレをしたくなってきた。

10月27日
 今日は、愛の神殿で踊りのけいこがあった。私たちアプサラスは踊りの練習をしている。ガンダルヴァの子たちは、楽器の練習をしている。ガンダルヴァは、手の代わりに翼が付いている。その翼を使って演奏するのだ。みんな器用だな。フーリーの子たちは特に練習は無いけれど、私たちの練習を見に来ていた。
 練習が終わった後、私たちは胸の話をした。私たちは、胸がふくらんできているから興味があるのだ。ガンダルヴァのマラティちゃんは、胸のカップがCになったと言っていた。確かに私より大きい。私はBカップだ。フーリーのファラフちゃんは、AAAカップだ。ファラフちゃんは、恨めしそうに私たちを見ていた。
 学校の保健の授業では、女の人の胸は赤ちゃんにお乳をあげるためだと習った。でも、愛の女神さまの教えだとそれだけではない。男の人を喜ばせるためにもあると習っている。確かに、お母さんはお父さんを胸で喜ばせていた。お父さんのおちんちんを胸ではさんであげていた。お母さんは胸が大きくてHカップだ。お父さんのおちんちんを簡単にはさむことができる。私もお母さんみたいに大きな胸になれるのかな?
 今日は、お母さんはお父さんを変な方法で喜ばせていた。お母さんたちの寝室をのぞくと、「ミルクの時間でちゅよ〜」とお父さんに言って胸を出していた。そしてお父さんに、赤ちゃんみたいに胸を吸わせていた。私たちアプサラスは、赤ちゃんができたばかりでなくてもお乳を出すことができる。そのお乳をお父さんに飲ませていたのだ。
 お父さんは、「バブバブ」とか「ママ、おっぱい」とか言いながらミルクを吸っていた。お母さんは、お父さんのおちんちんを出した。そして「は〜い、シ〜コ、シ〜コ」と言いながら手でしごいてあげていた。その間中、お父さんはお母さんのミルクを吸っていた。
 あれも、男の人を喜ばせる胸の使い方なのかな?


 ルクミニは、ミーナの日記を苦笑しながら読んでいた。夫婦の性生活についてばかり書いている。ミーナは性に興味がある年頃であり、まして魔物娘だ。書く内容が性のことばかりになるのは当たり前だろう。ミーナがやっている「アレ」が何であるのかは、察することができる。
 夫婦の寝室の扉を少し開けておいたのはわざとである。ミーナがのぞけるようにしたのだ。自分たちの性生活を見せることは、ミーナの性教育の一環だ。変な性行為もしているが、性は多様だ。様々な行為を見せることで、彼女の性の幅は広くなるだろう。
 ルクミニは日記を読み続けた。


10月28日
 私たちはおかしいのかな?今日、道を歩いていると、人間の女の人たちが私たちのことを見ていた。そして何かひそひそと話をしていた。ジュリアちゃんは、その人たちに対して「言いたいことがあったら、はっきり言えよ!」とどなった。人間の女の人たちは、私たちをゴミでも見るような目で見ながら去っていった。
 ジュリアちゃんと私は歩き出したが、ジュリアちゃんは泣いていた。ジュリアちゃんはヘルハウンドだから耳がいい。何を言っていたのか分かったのだろう。ジュリアちゃんは、人間たちが何を言っていたのか教えてくれなかった。でも、悔し泣きをしていたことから大体わかる。
 人間たちの中には、私たちの外見を嫌う人がいる。化け物だとか、醜いとか、汚いとののしる人がいるのだ。それに私たちの生活をののしる人もいる。私たちが、エッチなことを楽しむのを嫌うのだ。インランとか、変態とか、汚らわしいとののしる。
 エッチなことはいけないことなのかな?愛の女神さまは、エッチなことはいいことだと教える。でも、人間の中には愛の女神さまのことを邪神呼ばわりする人もいる。
 なんだか今日は、嫌な気分でいっぱいだ。

10月29日
 私は、ネットで魔物娘について言われていることを調べてみた。見たくもないような汚い言葉で、魔物娘をののしっている人がいた。魔物娘であることを明らかにしているツイッターアカウントに対して、百以上の汚いリプが叩き付けられていた。
 ののしる内容は、私たち魔物娘がエッチだということに関することが多い。私たちのことを変態呼ばわりするだけでなくて、キチガイだとか、脳に問題があるとか書きこんでいた。読んでいるうちに吐きたくなってきた。
 今日も、お父さんとお母さんはエッチなことをしている。2人とも裸よりもエッチなかっこうになって、お互いの体中をなめ回している。そしておちんちんやおマンコをお互いの体中にこすり付けている。
 いつもは見ていると体が熱くなるけれど、今日は体が冷めてしまっている。見ていても面白くない。アレをする気にもなれない。

10月30日
 今日は、お母さんと愛の神殿の「祈りの間」に行った。そこは、愛の女神さまに祈りをささげる所だ。壁一面に壁画や彫刻があり、様々な愛の形が描かれている。祈りの間の所々に、愛する者たちの彫像がある。
 愛の女神さまに祈りをささげた後、お母さんはそれらについていろいろと教えてくれた。人間の男と魔物の女の愛を描いたものもあれば、人間の男女の愛を描いたものもある。また、人間の男同士、女同士の愛を描いたものもある。年を取った男の人と若い女の人、年を取った女の人と若い男の人が愛し合うものもある。
 描かれている魔物娘もさまざまだ。翼のある者、下半身がヘビやクモの者、目が一つで角が生えた者、体中から触手を生やしている者などだ。相手の男の人は、それらの体を色々な方法で愛している。
 エッチなことをする方法が色々と描かれていた。翼でおちんちんをなでていたり、男の人がヘビの尻尾の先をなめ回していたり、相手の目を見つめながら顔をなめ回し合ったり、触手を男の人のお尻の中にいれたりしていた。
 描かれている人は、どの人も楽しそうだった。見ていると私まで楽しくなってくる。見ている私の肩をなでながら、お母さんは言った。
「愛の形は色々とあるの。エッチなことをする愛もあれば、エッチなことをしない愛もある。エッチなことをする場合も、色々なやり方があるの。もし好きな人ができたら、あなたはやりたいやり方で愛し合いなさい。嫌なやり方はしなくていいの。でも、他の人のやり方を馬鹿にしたらダメよ。楽しみ方は色々あるのだからね。人に迷惑をかけなければ、どんなやり方をしても自由なのよ」
 私は、お母さんの言うことを黙って聞いていた。

10月31日
 お母さんは、色々な愛し方があると言っていた。愛の女神さまの教えでもそう言っている。昨日見た「祈りの間」では、そのことが描かれていた。魔物娘にはいろいろな愛し方がある。それは人間とは違うかもしれない。魔物娘にとってはいいことでも、人間から見たらダメかもしれない。
 学校の先生は、色々な家族があると言っていた。家族によって違うこともあると言っていた。確かにそうかもしれない。私のお父さんとお母さんがやっているエッチなことは、他の家族から見たら変なのかもしれない。人間の家族から見たらダメなのかもしれない。
 でも、他の人から言われたら、やめなくてはいけないのだろうか?他の人にとってダメなことは、私たちにとってもダメなのだろうか?お父さんとお母さんは仲がいい。エッチなことを楽しんでやっている。だったら、やめさせたくはない。
 お父さんとお母さんは、今日もエッチなことをしていた。朝、寝ているお父さんのおちんちんを、お母さんはしゃぶっていた。お父さんがお母さんの口に精液を出すと、お母さんはおいしそうに飲んでいた。目を覚ましたお父さんは、本当に気持ち良さそうだった。
 夜になると、お父さんとお母さんはベッドの中で愛し合っていた。2人ともお互いを抱きしめ合い、キスをくり返し、頬ずりをしていた。お父さんもお母さんも嬉しそうだったし、気持ち良さそうだった。やっぱりお父さんとお母さんは、エッチなことをしていた方がいい。
 私もアレをしたくなってきた。「祈りの間」に描かれていたことを思い出したし、お父さんとお母さんのエッチも見たからだ。さっそくやろう。

11月1日
 さっき、お父さんとお母さんとお風呂に入った。3人で体を洗いあった。お父さんとお母さんは気持ち良さそうだった。私も気持ち良かった。そのあとご飯を食べながら、学校や仕事のことを話し合った。
 私のクラスの子の中には、お父さんたちとお風呂に入らないし、ご飯をいっしょに食べない人もいる。人間の子の中にそういう子がいる。その子たちから見たら、私は変なのだろう。
 でも変でもかまわない。私はお父さんとお母さんが好きだ。好きな人といっしょに何かをしていた方が楽しい。他の人から変だと思われたってやめたりはしない。他の人よりも、お父さんとお母さんの方が好きだ。
 ただ今日は、ご飯が終わったらすぐに自分の部屋に入った。最近、アレをしたくて仕方がなくなる。私は、自分の部屋のカギを閉めると、アレを始めた。
 パーカーを半分脱いで、ブラもずらして胸を出す。そして胸をもんでみる。強くさわると痛いけれど、なでるようにさわると気持ちがいい。スェットのズボンを脱いで、ショーツを脱いだ。私のあそこは、少し毛が生えている。髪の毛と同じ少し青い銀色の毛だ。それをかき分けてピンク色のお豆を出す。お豆をなでたり割れ目をなでたりする。そうすると割れ目から液があふれてくる。
 液で濡れた右手をかいでみた。なんだか変なにおいがする。他の人のあそこもこんなにおいがするのかな?お父さんは、お母さんのあそこをなめながらにおいをかいでいた。お母さんは、お父さんのおちんちんをなめながらにおいをかいでいた。
 男の人のおちんちんは、どんなにおいがするのかな?どんな味がするのかな?それを考えていたら、どんどん体が熱くなってきた。私の手はどんどん激しくなる。気持ちが良くて仕方がない。
 私はイってしまった。頭がボーとしてふわふわする。なんだかだるいような気がする。でも気持ちがいい。
 私は、いつか好きな人が出来るのかな?その人とエッチなことをするのかな?何だか楽しみだ。


 ルクミニは日記を閉じた。その顔には笑みが浮かんでいる。娘であるミーナは、難しい問題とぶつかってしまったらしい。そのために悩んでいたようだ。そして一つの答えを見つけたようだ。
 もちろん、それで終わりでは無いだろう。ミーナは、今も悩んでいるだろう。これから先、次々と問題がぶつかってくるだろう。もしかしたらその問題は、ミーナを深く傷つけるかもしれない。
 自分は出来る限りミーナを見守っていこうと、ルクミニは思う。そして必要な時には手を差し伸べよう。守るべき時には全力で守ろう。そう、彼女は心に決めている。
 ルクミニは鼻をうごめかした。チーズのような、ヨーグルトのような独特の甘酸っぱい匂いがする。ミーナは寝る前に「アレ」をしたらしい。
 ルクミニは自分の胸を手で抑えた。娘の「アレ」の残り香は、彼女の体に火をつけた。日記を読んでいた時から体がうずいていたのだ。すぐに夫の所に行きたい、今日はいつも以上に燃えるだろう。
 夫と娘を持つアプサラスは、静かに、だが足早に部屋を出て行った。

18/10/21 01:32更新 / 鬼畜軍曹

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