連載小説
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深淵なるメンタルカウンセリング
 みなさんごきげんよう。
 私は当クリニック院長を務めておりますマインドフレイアのニルヘグと申します。

 早速ですがみなさんは今、何か悩んでいることはありますでしょうか。身体の悩み、職場の悩み、対人関係の悩み、恋愛の悩み、そのどれでもかまいません。
 ……そうですよね、ありますよね。ささいなものであったとしても悩みというものはすべての人間に等しく必ずあるものなのです。
 嫌な上司の顔が浮かんできた方、いますよね?ええ、そうですそれが悩みです。何かと小言を言われたり、世代の違う寒いギャグでうんざり、なんてことは日常茶飯事でしょう。悩みに負けてしまった人は胃潰瘍を患ってしまうかもしれません。
 好きな人がいるのにどうしても思いが伝えられない。それも立派は悩みです。心がモヤモヤして焼け付くように痛いでしょう?それが恋煩いという疾患です。れっきとした病なのです。

 悩み事というのはすべての病の根源になりうる存在であり、なおかつ誰にでも存在しているものです。誰にも相談できずにひとりで抱え込み、悩みはやがてストレスへと変わりいずれは病魔として体を蝕むのです。
 健康な生活をおくる上で悩みを消化したい。でも消化の仕方がよくわからない、解決したい。
 当クリニックはそういった方たちのための専門医療を率先して行っております。
 親身になって患者さんとのコミュニケーションを交えた診断。
 日帰りで行える簡単な手術。
 天然の漢方由来成分配合の薬剤の処方。
 それら全てを担っているのが、ここ【MM(mental medical)クリニック】であります。

 今回は当クリニックのPRというわけで説明してまいりますが……
 こう長々と口で説明してもよくわかりませんよね。精神科というものは目に見えて治療の成果がわかりやすいものではありませんので聴く側としても辛いものがあるでしょう。実を言うと説明する側の私も辛いのです。
 そこでどうにかしてみなさんに精神科の素晴らしさ、同時にお悩み相談の大切さをわかっていただくため、今回特別に患者さんのご協力をいただきまして簡単なPVをご紹介していきます。
 実際に当クリニックに罹り、相談から処方、そして日帰り手術を受けていただた患者様の一部を紹介していこうかと思います。
 院長である私自ら特徴的だな、と思った患者さんを抜粋しましたので少しでも精神科の大切さをお分かりいただければ光栄です。
 それではさっそくご覧ください。
ある女子高生の場合16/06/21 07:26
ある男子高校生の場合16/06/21 07:27

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