ぶーびーとらっぷ♪

「なんだこりゃ?」

俺の目の前に看板が立っている、大体は案内や何らかの注意書きを書いてるのが普通だ。この看板も例に漏れず後者の方が書いてあるのだが…【この先、おっぱい注意】と誰かの落書きのような下手糞な字で意味不明な言葉が書かれていた。

看板の向こうは森が広がっている、この先の注意書きとして考えるならばクマ注意とか魔物注意とかが普通だが、なぜかおっぱいである。半ば呆れつつ俺は森の中へと入っていった。


「ねぇねぇ、どうだった?」
「うーん…おっぱいだ、うひょー!と喜んではいなかったねぇ」
「むむむ…外れかな?」
「どうしよ?」
「とりあえず予定通り襲っちゃえ!」
《おー!》

森へ入る彼を見ながら何者かが話し合いをしているが、彼はそれに気づかずにどんどん奥へと進んでいくのであった。


――――――――――


―――――――


――――







「なんだこりゃ?」

この台詞を吐くのは今日で2回目だ。道のど真ん中に葉の束が落ちている、それは円を描くように意図的に置かれ、まるで落とし穴のようだった。土をかぶせカムフラージュするのが普通なのだがそんな加工も施されていない、なんとも子供が思いつくような粗末な出来具合だ、念のためその場所を避けて通ると突然誰かの大声が聞こえてきた。

「なんでかからないんだーーー!!!」

怒鳴り散らしながら出てたのは角の生えた小さな子供だった…町から遠いこの場所に子供が遊びに来るわけもなく、目の前に居るのはゴブリンで間違いないだろう。

「そりゃあ、自分からここに何かありますよ〜って主張されてたら誰もかからないぞ?」
「な、なんだってーーー!!」

がっくり項垂れる様からすると、かなり自信があったのだろう。残念ながら彼女の罠はカムフラージュを怠った為に失敗しているのだが…

「な、何がいけなかったんだ…くそぅ!」

どうやら落とし穴を理解しきっていないようだ。彼女の作った落とし穴は誰にも掛からずに放置されるのは目に見えている、カムフラージュの事を教えても良いのだが…後から来る人々の事を考えると黙っていたほうが良さそうだ。

「こうなったら奥の手だ!」

そういって彼女が手を上げると周囲から無数のゴブリンが飛び出てきた。流石に傭兵といえど数の暴力には勝てない、包囲しきる前に俺は走り出しゴブリン達の間を素早く抜けてその場から逃げ出した。

「うあ!まてえええええええ!!!!」
「まつんだーーー!」
「全員出てきてから逃げるのが常識だろおおおおお!!!」

「うるせえ!誰が待つかよ!!!」


「うふふぅ〜よくきたな人間めぇ〜♪私達ゴブゴブ盗賊団の……あれ?」
予定では包囲された男性が居て私がばば〜ん!って登場。かっこよく台詞を決めてぇ…男性を捕まえる手はずだったんだけど…

「まてええぇぇぇぇぇ!!!」

遠くに皆が見えるのよねぇ…




あれ?もしかして置いてかれてる?


「ちょ、ちょっとおおおお!!おいてかないでえええええ」

 \ ズ ボ /


「きゃああああああぁぁぁ」

いたたた…お尻が痛いぃ…

周りは何故か土に囲まれてる…ええっとこれって

*つちのなかにいる*

「う、うわああん誰かぁ〜、だれかぁ〜〜」







――――――――――――


――――――――


――――


――



「くっそー…どこいった!?探せ!この辺にいるはずだー!」

上手く隠れてゴブリン達の追跡を撒いたが周囲の捜索をされているので留まっていたらすぐに見つかってしまう、森を抜けるにしてもゴブリン達が先に進んだ位置に居るので引き返して山岳ルートを通ったほうが良さそうだ…まったく、ついてないなぁ。自分の不運を呪いながらゆっくりとその場を抜け出しなんとか距離を置く事が出来た。



来た道を引き返す形になったのだが、ゴブリン達と出会った場所に大きな穴が空いていた。大きさからして葉の束が置かれていたサイズに似ている点から、アレは落とし穴だったようだ。しかし、落とし穴に落ちた奴はそうとう間抜けだ、一応助けておかないと戻ってきたゴブリン達に何をされるか分からない。上手くいけば礼として食料を分けて貰えれば旅先の不安が拭える。

「えぐ…えぐ……」

穴を覗くとゴブリンが泣いていた…放っておこう、彼女達の仲間ならすぐに助けてくれるだろう。声をかけずにそっとその場を離れようとしたのだが、泣いている子を放置する事に罪悪感を覚え、結局彼女を助けることにした。

―――

――



「うああぁぁん、こわかったぁあ〜〜」

無事に引き上げたゴブリンは俺に思いっきり抱きついてきた。ゴブリンにしては珍しく豊満な胸をぐいぐいと押し付ける形となり下の方が思いっきり反応している。そういえばご無沙汰してたしなぁ…と思い出したが、のん気に考え事をしている場合じゃない、他のゴブリン達が戻ってくる前にこの場を離れなくてはならなかった。

「そ、それじゃ俺は行くか―」「あ、そうだお礼―」

むにゅ♪

抱きついた彼女を放そうと手を出したタイミングで彼女が離れ、目標の肩から大きくずれて豊満な胸を触ってしまった。その感触は凄く軟らかく、娼婦の胸よりも凄く軟らかかった。

「………」
「わ、わりぃ!ちょっとした事故だ!」

すぐに手を離したが気まずい空気が流れている、胸を触られたショックなのか彼女は悲鳴の一つも上げずただじっと自分の胸を見つめていた。

「あの…」
「は、はい!」
「お礼…したいんですけど…」
「い、いやそんなことはいいからさ…それじゃあな!」

「ま、まってください!あの…大きい胸は嫌いですか?」

立ち上がり、直にその場を去ろうとした彼女に呼び止められて振り向くと、胸の前で手を組み少し不安げな表情を見せる彼女はしおらしく映った。ドキリとする姿に少しの間、俺は見惚れてしまった。

「あ、あの…やっぱ…嫌いでした?」
「そんなこと無いよ!大きい胸は好きだし君のさわり心地は良かったさ!」

あまりにも可愛い彼女の容姿に動揺してしまい、物凄い自爆をしてしまった。確かに胸は大きい方が好きだし彼女の胸は柔らかくて最高だ、それをうっかり口にしてしまうなんて情け無い、というか死にたい。

「良かった…」

彼女は安堵のため息を漏らすと何を思ったのか、徐にチューブトップを下にずらして胸の全貌を露にした。脱げる時にぷるんと揺れた胸はとても魅力的で思わず息を呑むほどだ。

「あの…お礼はこんなのしかできませんが…触ってください。」

「わ、わかった…でも、ここじゃ目立つから…茂みでな?」

「はいぃ♪」

食料の方が良かったのだが、自ら胸を出してお礼に触ってくれというのを断る事は彼女を惨めな思いをさせてしまうため流石に断るに断れなかった。俺達は人目に付かないように茂みへ場所を移すと、早速触らせてもらった。

「ん…ふぅ…」

手に伝わるマシュマロのような柔らかな感触、強く握れば手が埋もれ、撫でればシルクのようにすべすべとした感触を堪能することが出来る。揉む心地よさも俺が味わってきた中では最高の物だった。

「ふぁ…あっ…んくっ…」

夢中になって揉んでいたら彼女の口から喘ぎが漏れているのに気付く、揉まれて感じているのだろう、その声にを聞いて抑えていた理性が徐々に崩壊を始めてくる。もうそろそろやめなくてはいけないと思いつつも、心地よい胸の感触に捕らえられて彼女の胸を揉み続けた。

「ふ…ふぁ…あっ…もっ…と…」

切なそうな声に紛れた彼女の願いを聞いて堪らなくなり、硬くなった乳首を指でこねくり回した。

「ひゃっ!ふ、ふああぁぁあ♪」

乳首を弄られた彼女はビクビクと体を痙攣を起こして力なくその場に座り込んでしまった。そうやら彼女の性感帯のようでイってしまったようだ。その姿は淫気を高ぶらせ背中に痺れとも寒気とも取れる感覚が走った。こうなってしまうと自分でも制御はあまり利かなくなってくる、この辺でもうやめた方が良さそうだ。

「あ、ありがとう、もういいよ…」

「あ…だめ、お礼が…ちゃんとできてないです…」

潤んだ目つきで見上げる彼女の切なげな表情に、厚かったはずの理性の壁は瞬く間に音を立てずに崩壊していった。彼女はお礼ができてないと言うがそれは多分、俺が気持ちよくすることでお礼が出来ると思っているのかもしれない。

「じゃあ…挟んでくれるか?」

「は、はぃ♪」

彼女は俺のズボンを降ろし、硬くなったペニスを自分の胸で挟んだ。手で味わった感触をペニスで味わうとぞくりと背中に走る快楽の刺激は先ほど感じた感覚よりも強かった。

「気持ちよく…なってくださいね…」

「く…うあぁ…」

両手で胸を押さえてペニスへの圧力を強めた状態で下から擦りあげるように体をくねらせると、ペニスから溢れんばかりの快楽が体を走ってゆく。その刺激に思わす声が漏れ、腰を引かせてしまう程だった。

「ダメですよ…動いちゃ……そうだ、寝てくださぃ〜、そうすれば動きませんし…」
「あ、ああ…」

俺は仰向けに寝ると彼女は再びペニスを胸で包み扱き始めた。その淫行は絞り取るような動きではなく、ゆっくりと優しい動きだった。お礼の言葉に偽りの無い行動は俺の心を離さず、彼女の懸命なパイズリを味わったが、徐々に快楽を求める淫乱な気持ちが膨れ上がっていったが、それを止める理性は既になかった。

「今度は君が寝てくれるか?」
「君じゃなくてホプリって名前がありますよぉ〜」

名前で呼ばれなかったホプリは頬を少し膨らませて不機嫌な仕草をしたが、俺から見れば可愛い姿としか映らなかった。改めて彼女の名前でお願いすると素直に彼女は仰向けになってくれた。

不思議そうにこちらを覗くホプリの胸の隙間にペニスを差し込むと、彼女は何をしたかったのか理解したようだ。それに応えるようにホプリは手で胸を寄せて隙間に圧力を加えた。俺はその胸をまるで性行為をするように腰を振ると膣とは違った柔らかな刺激が一風変わった快楽を生み、思考を蕩けさせた。

「気持ち…いいですかぁ?」
「ああ、凄く気持ち良い…最高だ…」

次第に膨れ上がる快楽に比例するように腰の動きも早くなりペニスが帯びる熱も更に熱くなっていった。夢中に腰を振り続け体中に駆け巡る快楽は一つの欲望を作り上げていった。それはペニスを痺れさせ、腰に電撃を走らせた。

「で、でる…出すぞ…」
「は、はい…このまま…出してくださぃ〜」

更に激しく腰を振って胸を突く、ラストスパートをかけた行為に快楽は一気に溢れた。

「くぅうぅ…ああ!!」

ビュル!ビュルルルゥゥ!!!

頭の中が真っ白に、空っぽになった。溜まった快楽は射精と共に胸の中に吐き出された。収まりきらない精液は胸の隙間から、まるで膣に出したようにトロリと溢れ出て淫らな光景に映った。

「沢山…でましたぁ…気持ちよかったですかぁ?」
「あ、ああ…凄く気持ちよかったよ…」
「それは良かったぁ…でも……」
「え?」

一瞬で世界が反転した、上は下に、下は上に。それは俺と彼女の位置も一瞬で反転していた。

「私も…気持ちよくなりたいです…」

ホプリは俺のペニスを股に宛てがうと、そのまま自分の中へを押し入れていった。既に濡れた膣はぬるりと入って行き、ぬめり気のある摩擦は快楽を生み出した。萎えかけていたペニスは再び硬直を取り戻し、膣の中で更に大きくなっていった。

「ふ、ふぁ…中で大きく…♪」

既に我慢の限界にきていたホプリは自分の多きな胸を揺らしながら腰を振り上げた。聞こえる音は二つ、じゅぶじゅぶと粘着質のある水音と彼女の嬉しそうに喘ぐ声。完全に硬直しきっていないままの淫行は快楽をペニスから押し込まれ、直に完璧な硬直と大きさに戻った。

「はふ♪ふぁう♪おおきいぃ…あ、あっ…」
「くぅ…こっちも、気持ち良いぞ」

その言葉に反応するように膣はペニスを狭く締め付けた、快楽は更に強くなり再び思考を蕩かせた。彼女の動きに合わせて腰を突き上げると彼女は軽い悲鳴を上げて大きな喘ぎ声を吐き出した。

「ひゃっ、ふあ!あっあっ、だめ…きゃううう、ああっんああぁ♪」

激しくぶつかり合う度に淫らな声を上げる彼女は強い快楽のためか自ら腰を振るのを忘れて俺になすがままの状態になっている。激しい突き上げに膣から発する水音も大きくなり、突き離れる度にほじりだされたように水を吹きだした・

「も、はめ…い、いくぅ…いっちゃふ…♪」
「お、俺も…イクぞ…くぅ!…あぁ」

「おねが…なかに…なかにぃ……」
「ああ…わかった……!」

腰が浮かないようにホプリの腰を抑え、俺はできる限りの速さで突き上げた。

「きゃふぅぅぅ、だめ、だめだめええすご、すごおおぉぉぉ!!
 い、いちゃいちゃあああ…いちゃうぅうぅぅ…!!」
「うぅ……出すぞっ!!」
「ふあああふあああ♪♪♪」


ドクン!

強い脈打ち、そして―


「くああああっぁぁぁ!!!」「ひううううぅぁああああああ♪♪♪」
お互いの絶頂の叫び

ビュルウウゥゥゥゥウウゥ!!!

絶頂を迎えたペニスは大量の精液はホプリの膣の中へドクドクと流し込んでゆく。




絶頂を迎えたホプリは繋がったまま重なるように倒れ、俺は彼女を抱きしめた。
心地よい眠気に襲われて俺は瞼を閉じた…その時に映ったホプリの顔は眠気を帯びた顔で笑顔を向けていた。






つかの間の眠りから目を覚ますと既に身なりを整えた彼女が横にちょこんと座ってこっちを覗き込んでいた。吹く風は爽やかで、もう一度眠りたい衝動に駆られるがそうのんびりしていられる場所でもない事を思い出し、気だるさのある上半身を起こした。

「おはよう…」
「おはよ〜、あなた♪」
「…は?」

挨拶を返されたのは良いが…その後の言葉に引っかかりを感じる。名前は彼女に伝えては居ない、だから違う二人称で呼ばれるというのは分かるのだが…

「え〜とねぇ…私の膣に出したでしょ〜?」
「あ、ああ…」
「だから〜私の夫♪」







「はあああああああああ!!!!!????????」


「ちょっとまて、どういうことだそれは!!!」
「ん〜…ほら、あれ…えーっと責?」

嵌められた…中に出して欲しいというのはそういうことだったのか…

「私ね、あなたに助けられてかっこいい人だなぁ〜一緒に居たいな〜って思って
 寝てる間に一生懸命考えてぇ…そういうのがあったよ〜な、ないよ〜な?
 あれ…あったんだっけ?あったよね?あってよぉ〜〜…」
「俺に聞くな…はぁ…」

どうやら一緒に居たい理由を作りたかったらしい…流石に責任取れ(本人はあまり理解できてないようだが)と言われたら心がズキズキと痛くなってくる、更に頭も痛くなってきた…

「ねぇ〜…だめ〜?」
「う……」

不安げに身を乗り出した彼女の胸には未だにふき取っていない精液が残っている。
それを見て心が更に痛くなってきた…傭兵をやってるとはいえ、戦場でない場所では一人の人間だ、ご無沙汰だったとはいえ魅惑に負けた俺が恥ずかしい。

「くすん…えぐ…ひっく……」

何も答えない事に更に不安を募らせた彼女は泣きべそをかき始め、俺は慌てて彼女の肩をがっちりと抑えて覚悟を決めた。それは傭兵引退と成り行きとはいえ彼女の中に出した責任を果たすことを。とは言うが俺はホプリの事を別に嫌ってはいない、むしろ好きだ、このまま一緒に居ても良いと思っているが、あまりにも唐突過ぎた為に心の整理が済んでいないだけだ。

「だ、大丈夫だよ!一緒に居るからさ!」
「……本当?」
「本当だ」
「本当の本当?」
「本当の本当だ」
「本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当?」
「本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当だ」

「…ひ、一つたりない……えぐ…ふえ…ふええ………」
「あーもう!」

「!!」

俺は再び泣きべそをかいたホプリの唇を無理やり奪った。
それに驚いた彼女だが、次第に安心して落ち着きを取り戻してくれた。

「これが俺の答えだ、いいな?」
「…はい♪」

嬉しそうに抱きついてきたホプリの頭を撫でてやると忘れていた問題がこっちへやってきた。


「みいいいいぃぃぃつけ……あれ?姉御?」

捜索に諦めて戻ってきたゴブリン達だ…ホプリとは一緒になるつもりだが、二人で逃げるには流石に無理だ、いつの間にか包囲網も完成してしまっている。

「うふふ〜…紹介しまぁ〜す♪この人が…じゃじゃ〜ん♪
 わ・た・し・のぉ〜ダ〜リンでぇ〜す♪」

「すっげー!」
「さすが姉御!」
「おれたちにできない事を平然とやってのけるッ」
「そこにシビれる!」
「あこがれるゥ!」
「やっぱ姉御は姉御だ!!」

ゴブリン達に絶賛されて褒めらている…もしかしてホプリはリーダー的な存在なんだろうか?
そんな疑問を残しつつ俺達は今後の事に関して話し合った。

まずホプリに関して…彼女はホブゴブリンと言われるゴブリンの突然変異種ということが分かった。そしてゴブリンの間では大きい=凄いというなんとも単純な理由で慕われ、このゴブゴブ団のリーダーとして地位を築いていた。

今後のゴブゴブ団に関して…一応盗賊団と結成して山岳地帯から下りてきたばかりらしく被害にあったのは誰も居ないとのこと、そうなればこのまま盗賊団を解散させても問題はないのだが、ホプリの強い希望により盗賊紛いの事をしない約束で団は解散しないまま、ゴブリン達も連れて行く事になった。

食料の確保に関してはゴブリン達が手際よくやってくれたため、十分な食料を確保する事が出来たので直に森を出発した。

そんな今は荷馬車を数人のゴブリンで引っ張る人力車に改良を加えられたスーパー姉号(ホプリ専用)の中で揺られながら今後の事を考えていた。俺とホプリは馬車このまま傭兵を引退してどこかに住むにしても金がいる、行商人をするにも軍資金がいる…暫くは傭兵かクエストをこなす必要がありそうだ。

「ねぇ〜あなたぁ〜」
「ん〜?」

「ちょっと頭貸して〜♪」
「んんん?こうか?」

ぷにゅ…

頭に軟らかくて暖かい感触が伝わった。

「うふふぅ〜やってみたかったの、胸枕ぁ〜♪」

ホプリに言われ納得できる、彼女の胸はとても柔らかくて暖かい。
その感触はどこか懐かしい感覚を覚える穏やかな雰囲気に眠気を誘われ一欠伸。
ホプリにこのまま寝る事を伝えて瞼を閉じた。

外からはゴブリン達の陽気な歌も聞こえてくる。




「ある晴れた昼さがり」
「町へと続く道」
「荷馬車がゴトゴト」
「姉後を乗せてゆく」

なんか不吉だなおい、と心の中で突っ込みを入れながら、俺達はロウィント地方へ足を踏み入れた。


ホプリが嫁になりました。
部下のゴブリンが10人仲間に加わりました。

多いなおい!!!

因みにホプリは(HOPURI)です
ホブリ(HOBURI)ではございません


ポイス!



ホブゴブリンを略してホブリンのイメージBGMはFFXIのタルタル♀のメイキングBGMがぴったりハマりました。



――おまけ――

「ある晴れた昼さがり、町へと続く道」
「荷馬車がゴトゴト、姉後を乗せてゆく」
「かわいい姉後、乗せて行くよ」
「楽しそうな瞳で見ているよ(俺を見てるんだ!私を見てるんだ!いいや、おいらだー!)」←ここで喧嘩発生
「ドナドナドナドナ〜姉後を乗せて」
「ドナドナドナドナ〜荷馬車がゆれるぅ〜」


13/04/11 00:19 ロッテン

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