森のクマさん
「ふぁ〜あ…よくねたぁ〜」
起床。眠気でぼんやりした頭で寝床を出て大きな欠伸一つと独り言を漏らしながら両手を高く上げて背筋を伸ばし、一日の活動を始める為に寝ぼけた体に活を入れた。
…でも眠い、正直なところもう一度寝ていたい気分であるけれど一度外に出て今はどのぐらいの時間なのかを確認しなくてはいけなかった。もし太陽が低い位置にあるなら二度寝ができるけど、太陽が高かったら色々と困る、寝床の小さな洞穴から外に出てみると太陽は真上に昇っていて、もう一度寝た頃には太陽が沈んでいるのは確実だった。
暗くなって困るのはご飯、殆どの動物は暗くなると安全な場所に隠れて見つけ難く上に暗闇による視界の悪さも合わさり動物を探すのは困難を極めてしまう。
それは魚も同じなので、日が沈む前にご飯を確保しないと逃げることの無いご飯…つまり果実という手段しかなくなってしまう、本望はお肉なので出歩くことに決めた。
ふらふらとした足取りでご飯となる動物を探しに外へと歩いた。空を見上げると眩しく光る太陽以外に無数の雲があってのんびりと漂うようにのんびりと浮かんでいた。動物や魚等の形に似ていた雲もあって、あれがご飯だったら良いのなぁ、と思いながら森の中を歩き回った。
「ふんふふ〜んふっふ〜ん♪」
どこからか鼻歌が聞こえてきた、ゆっくりとした―素からゆっくりしているけど―動きで鼻歌が聞こえた方に近づいていった。森の中で聞こえる鼻歌は経験上一つしか思い当たらない…最高のおやつといえる「アルラウネの蜜」を持ったハニービーだ。
草むらからこっそりと様子を窺うと、飛びつかれたのか一仕事を終えたような顔で休んでいるハニービーが一匹居た。複数になると流石に戦闘力の低いハニービーであっても返り討ちにあう可能性もある、しかし目の前に居るハニービーは一匹で襲うには最高のチャンスだ。
「がお〜!!!」
「きゃあああああああああああ!!!!!!」
草むらから一気に飛び出して両手を広げて大きく見せると、ハニービーは驚きと恐怖を感じた顔で逃げ去っていった。ハニービーが居なくなった場所には休憩のため外してあった蜜壷を置かれているだけだった。
「ふふ〜おやつげっとぉ〜♪」
普段は温厚な私でも「アルラウネの蜜」となれば話は別、蜜はとても美味しくご飯にはならないもののおやつとしてはこの上ないものだから。ハニービーに心で謝ると早速、最高のおやつを頂いた。
壷に突っ込んだ右手を引き抜き、手についた蜜をペロペロと舐める。とても甘い「アルラウネの蜜」はとでも美味しくて幸せになる。起きてすぐにご飯を探さないといけない事に億劫になっていた気分は最高のおやつによって高揚感に満たされた。
「んん、ん〜っ、うぅ〜」
最高のおやつにも欠点がある、それは媚薬作用があること。当然ながら今の私もその強力な媚薬効果を感じている。ふかふかの毛服を少しめくると、トイレを我慢できなくて少し漏らしたようにぐしょぐしょな状態になっていた。
本望はいやらしい状態になったアソコを男の子に弄って欲しいけれど、私にはそんな相手もいないし、探しに行くにしても強く発情した状態では歩く度に股が擦れて心地よい電撃を感じ、最終的にはまともに歩けない状態になって動けなくなる。
時々、お腹がすいて蜜の染みこんだ右手の舐めて欲情、男の子を捜しに歩き回ったこともあったけれど、この辺りには町もないので見つかることもなかった。その場合は自分自身を慰めるしかなく、今の私もいつもと同じように自分を慰めるしかなかった。
下着を脱ぎ秘部をなぞると体にびりびりと電撃が走る。
「ふ、うふぁ…あん…」
周囲に誰も居らず漏れた声を気にする事もなく秘部をなぞり続けた。
蜜で興奮した気分は秘部を弄る事で更に気分が高揚していく、それと同時に心は締め付けられるような痛みも強くなっていった。自分の手じゃ満足できず、男の子のおちんちんに突かれたい願望が膨れ上がる、それでも…この辺りには男の子が居ないので自分で慰めるしかない、でもおちんちんほしい…そんな終わりの無い循環にやきもきしそうになるけど、快楽がそれを抑制してくれた。
「うぅ…おちんちんほしい…ほしいよぉ……」
誰も居ない森の中で独り言を呟きながら私は秘部を弄り続けた。
―はぁはぁ
森を彷徨って二日が経つ、俺は冤罪をかけられて故郷から追われた。俺を冤罪に掛けたヤツは俺の幼馴染のダニエルだ、何故そんな事をしたかと言うと同じく幼馴染のキャシーが俺と仲が良かったのを気に入らないという、くだらないものだ。
そのお陰で俺は森に逃げるハメになり、川で空のまま持って来た水筒を補充できたものの食料は木に実っている果実だけだった。動物…にしても何か倒すための手段が必要だ、野生の動物は気配や音に敏感でまず近づけない、遠距離武器があればいいのだが生憎もっておらず、石を投げたところで行動不能にできるかもわからない。
一応、ナイフはあるのだが…もし失ってしまえば不便極まりない状態になって生活に困ることになるので、投げることはできない…そういった結論から果実という選択肢しかなかった。
正直もう嫌になってきた、どこかでのんびりと暮らしたいと思っている。
故郷に帰れず、道も分からない…運よく町にたどり着ければいいのだが、一向に森をでる気配もない状態で半ば自棄になっていた。
そんな時にふと、何かの音が聞こえた。
ぅ…ぁぁっ…ん…
一瞬、獣の唸り声かと思ったが違った。途絶え途絶えに聞こえる声は切なそうで妙に卑猥思えた。声のする方向に向う小さい声はと徐々にはっきりと聞こえてきた。
「ふあぁぁ…あんぅ……うくっ…おちんちん…ほしいよぉ……」
言葉を聞いて呆然とした、それもそうだ。人気の無い森の中で"おちんちん欲しい"等と聞こえるのだから、進む方向から聞こえる声は女性のものである事は間違いなく、なぜこんな所で聞こえるのか分からない。ただ…人が居るとなれば道を聞いたり助けを請う事ができるので、終わった後に声をかければ良いと思いながら、女性がしている所を見たいと邪な思いを抱き、呆然として止まった足を再び動かした。
「んぁ、ふああぁぁ…あぅ……おちんちん…おちんちんっ…あ、ああぅぅ…」
最悪だった。草むらからこっそりと覗くとそこには一匹の女性が激しく自慰をしていた。なぜ最悪なのかと言うと、彼女の頭には丸く可愛い耳が生えている魔物だからだ。見た目からして肉食形なんだろう…見つかったら確実に食われそうだ。逃げなくてはいけないのだが、女性の自慰を見るのは初めて、しかもあんなに激しくしている所を見てしまうと魔物であっても見続けたいと思い、その場から足が動かなかった。
「だめ……あっ、おちんちんじゃないのに…おちんちんじゃないのにぅ…い、イッ…くうううああああああああああ」
魔物は弓のように仰け反ると激しく弄った秘部から大量の水を噴出した。いわゆる絶頂というやつなのだろう、息を荒くしている彼女は疲労感からか動こうとしないところから、見るものは終わってしまったようだ。気づかれないようにゆっくりと後ろに下がり…
ペキッ
…小枝を踏んでしまった。
「…?だれ?だれ?だれだれ?」
隠れようとしたものの魔物がこっちを向く方が早く、目線が合った。
暫くの沈黙…そして
「男の子だああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
目を鋭く光らせ魔物が勢い良く迫ってきて、俺は慌てて逃げた。
まだこんな所で死にたくは無い。
「まてやコラアアァァァ!!しばくぞおおおおお!!」
「ひいいぃぃ」
恐ろしいほどの気迫を放ちながら魔物は俺を追ってきている。
始めはこっちが素早く動いたから距離を空けたが徐々にその差は縮まり、振り向けば気迫のある顔がすぐ近くまで迫っていた。
「待たんかい、われえええ!!!」
このままでは追いつかれる…なんとかしなければ…
必死に逃げながら必死に考えて、ある結論が出た。
魔物は熊のような耳…ということは熊と同様に「死んだふり」をすれば良いのではないかという結果をだした。
怪我をして今後に響かないように受身ととりつつ転倒。そのままピクリとも動かず死んだふりをする。
激しい運動のせいで大量の空気を欲する肺と心臓の訴えに我慢をしながら、少量の空気を吸って動いていないように偽装を行った、後は諦めて帰ってくれるのを待つだけだ。
「はぁはぁはぁ…はぁ…はぁ…」
魔物の荒い息が徐々に近くなってくる、バレたら殺されるという緊張感に手や額に汗が滲み出ながら早く諦めてほしいと心で願った。
しかし、結果は予想もしない方向に向った。
「ふふ…キャハー♪」
魔物は喜びながら俺のズボンを勢い良く毟るように脱がすと逃走劇で萎えた息子を銜えたのだった。
だが、ここで反応してはいけない…と思う。じゃないと諦めない…はず。
「おちんちん♪おちんちん♪」
いや、ダメだこれ…死んだふりが効いてない…
「は、はなしてくれないか…」
仕方なく魔物に許しを請う、話しが通じる相手じゃないと思うけど可能性をかけてみた。
「やだ」
1秒で可能性は終わった。
「んん…んちゅ…ちゅぅぅ」
「くっ、あぁ…」
抵抗を試みたものの怪力の前には成す術が無く、M字開脚の状態で両足を抑え込まれて息子は魔物の容赦ない攻めを受け続けていた。周囲は甘い香りに包まれ、その根源は魔物も右手についた蜜からのようだ、匂いを嗅いでいるとなぜか欲情の気持ちが沸き起こってくる。
「うふふ…おちんちん♪まってたおちんちん♪ちゅぅ、ぴちゅ、ちゅぅぅ」
「く…うおおぉ」
何かを呟きながら愛しそうに俺の息子をしゃぶり続けている。
息子から伝わる暴力的な快楽は俺から抵抗という言葉を徐々に削り。
このまま快楽に身を委ねてしまおうかと、迷いが生じ始めた。
「んん…ん〜…ちゅるちゅ…ぴちゅぅ…ちゅぷっ……んん、もうちょっとでミルク出そう♪」
攻め続けられた息子は快楽が蓄積された証拠にビクビクと振るえ先端に何かが集まってゆくような感覚は痺れを伴った。
「くうぁ…でるぅっ!!」
「ふぁ♪みるくぅ♪」
ドクンと大きな鼓動と共に自分でした時とは違う快楽に俺は屈した。
絶頂に達した俺は勢い良く精液を吐き出し魔物の顔を白く染めた。
「んひゃ♪んちゅ…あむ…蜂蜜ミルクゥ♪んちゅる、ちゅっ、ちゅぅ」
魔物は顔についた精液を右手ですくい蜜と一緒に舐めて美味しそうにしている。
その表情は淫らで、精液を飲む様はとても艶かしく、それに反応するように息子は再び硬さを取り戻し魔物とまぐわいたいと思っていた。
「おちんちん元気になった…こんどはこっち♪」
まるでその願いを聞き入れるように魔物は俺に跨り自分の秘部へ息子を導いた。
ぐしょぐしょに濡れた股は息子を拒む事無く滑らかに浸入してゆく。
「ふぁああ♪ぁあ♪おちんちん…入ったぁ♪あは…欲しかった…これ欲しかったぁ♪」
「く…ぐぅ…ああぁ…」
魔物は浸入される喜びに浸り、俺は侵入した快楽に浸った。
暫くしてから魔物が腰を振った、それはまるで肉壁で息子を扱くように激しく振り続けている。
息子に口以上の快楽が流れ込み俺の体を快楽に支配されていったが、俺はそれを拒む事無く受け入れ、快楽を貪る為に俺は魔物に負けないように腰を突き上げた。
「ひゃっ!?ひゃひ!?ひゃぁああ、あああ、んああああ♪」
突然の攻めに魔物は驚きながらも乱れる。
落ちてくる魔物の腰を再び中に浮かすようにリズミカルな動きで何度も突き上げ、快楽を貪った。
「しゅご…すごひ…んぁ、あっ!くうぅぅ♪おちんちん…すご…ひ♪」
俺の突き上げに乱れる様を楽しみながら再びやってきた絶頂の波を感じた。
「出すぞ…中っにぃ」
「んきゅぅう…だひへ…にゃかにだひ〜てぇ〜あうぅん♪」
俺は早く絶頂に達そうと突き上げを早め、背筋に寒気のようなものが走ってゆく。
再び息子は痺れながら脈打ち、一気に限界へと近づいた。
「くぅぅぅ……出るっ出るぅうぅう!!」
「ひゃひ♪ふひゃぅん♪ふあああああああああぁぁあ!」
俺はドクドクと魔物の中へと精液を流し込んだ。
絶頂を迎え疲労感に襲われながら入りきれなかった精液は結合部分の隙間からゆっくりと垂れているのを見つめていた…
森を彷徨っていた疲労が絶頂で果てた俺を襲う。
正直、疲れた…性交だけじゃなく、逃げ続けてた精神的な疲労も襲ってきている。
快楽を得て果てた今だからこそ、緊張の糸が切れたのかもしれない。
眠い…このまま眠ってしまおう…魔物に何をされるか分からないが、もう…どうでもよくなった
深い眠りに誘われ、意識が徐々に深い闇へと落ちてゆく…
それに不安はない、ただひとつだけ…何かの温もりに触れ、暖かかった。
「ふ〜んふふ〜んふ〜ん」
「なぁ、テティ…」
「ん〜なぁ〜に〜?」
「そろそろご飯にしないか?」
「うん〜そうねぇ〜♪ふ〜んふふ〜んふ〜♪」
魔物に遭遇してから一ヶ月が経った。
果てた俺は魔物…失礼、グリズリーのテティに連れ去られ彼女の住処に運ばれた。
遭遇した時は恐ろしかった彼女も普段は穏やかでのんびりとした性格のようで、目を覚ましたときにはまるで別人のように優しかった。
ここは俺にとって心地が良く、彼女の住処で一緒に暮らしている。
一緒に魚を取りにいったり、動物を取ったり、果実を拾ったりして充実した毎日を送っていた。
そんな彼女は今、俺を抱っこして上機嫌に鼻歌を歌っている。
まるで少女がぬいぐるみを抱きながら歌う様に。
「なぁ、ご飯…」
「もうちょっとこのままぁ〜♪ふふん〜ふ〜♪」
こうなると大人しくしているしかない、テティはこうなると暫くこのままだ。
素直に鳴るお腹とテティの鼻歌を聴きながら、時間はゆっくりと過ぎていった…
テティが魚を取りに行き寝床で俺は焚き火の用意をしている。
一ヶ月経った今でもなかなか火をつけられなくて苦戦するが、始めの頃よりは早く点くようになった。
そろそろテティが帰ってくるだろうから、早めに点けないと怒られそうだ。
今の生活は俺もテティも幸せで今後もここで暮らしていく予定だ。
ただ、一つだけやめて欲しい事がある…
それは……
「があああああああああ!!!!おちんちいいいいいんんんんんん」
「うわ!テ、テティ!?」
アルラウネの蜜を舐める時は時間を選んで欲しい事…かな。
今日の昼飯は、夕食に変わりそうだ……はぁ。
起床。眠気でぼんやりした頭で寝床を出て大きな欠伸一つと独り言を漏らしながら両手を高く上げて背筋を伸ばし、一日の活動を始める為に寝ぼけた体に活を入れた。
…でも眠い、正直なところもう一度寝ていたい気分であるけれど一度外に出て今はどのぐらいの時間なのかを確認しなくてはいけなかった。もし太陽が低い位置にあるなら二度寝ができるけど、太陽が高かったら色々と困る、寝床の小さな洞穴から外に出てみると太陽は真上に昇っていて、もう一度寝た頃には太陽が沈んでいるのは確実だった。
暗くなって困るのはご飯、殆どの動物は暗くなると安全な場所に隠れて見つけ難く上に暗闇による視界の悪さも合わさり動物を探すのは困難を極めてしまう。
それは魚も同じなので、日が沈む前にご飯を確保しないと逃げることの無いご飯…つまり果実という手段しかなくなってしまう、本望はお肉なので出歩くことに決めた。
ふらふらとした足取りでご飯となる動物を探しに外へと歩いた。空を見上げると眩しく光る太陽以外に無数の雲があってのんびりと漂うようにのんびりと浮かんでいた。動物や魚等の形に似ていた雲もあって、あれがご飯だったら良いのなぁ、と思いながら森の中を歩き回った。
「ふんふふ〜んふっふ〜ん♪」
どこからか鼻歌が聞こえてきた、ゆっくりとした―素からゆっくりしているけど―動きで鼻歌が聞こえた方に近づいていった。森の中で聞こえる鼻歌は経験上一つしか思い当たらない…最高のおやつといえる「アルラウネの蜜」を持ったハニービーだ。
草むらからこっそりと様子を窺うと、飛びつかれたのか一仕事を終えたような顔で休んでいるハニービーが一匹居た。複数になると流石に戦闘力の低いハニービーであっても返り討ちにあう可能性もある、しかし目の前に居るハニービーは一匹で襲うには最高のチャンスだ。
「がお〜!!!」
「きゃあああああああああああ!!!!!!」
草むらから一気に飛び出して両手を広げて大きく見せると、ハニービーは驚きと恐怖を感じた顔で逃げ去っていった。ハニービーが居なくなった場所には休憩のため外してあった蜜壷を置かれているだけだった。
「ふふ〜おやつげっとぉ〜♪」
普段は温厚な私でも「アルラウネの蜜」となれば話は別、蜜はとても美味しくご飯にはならないもののおやつとしてはこの上ないものだから。ハニービーに心で謝ると早速、最高のおやつを頂いた。
壷に突っ込んだ右手を引き抜き、手についた蜜をペロペロと舐める。とても甘い「アルラウネの蜜」はとでも美味しくて幸せになる。起きてすぐにご飯を探さないといけない事に億劫になっていた気分は最高のおやつによって高揚感に満たされた。
「んん、ん〜っ、うぅ〜」
最高のおやつにも欠点がある、それは媚薬作用があること。当然ながら今の私もその強力な媚薬効果を感じている。ふかふかの毛服を少しめくると、トイレを我慢できなくて少し漏らしたようにぐしょぐしょな状態になっていた。
本望はいやらしい状態になったアソコを男の子に弄って欲しいけれど、私にはそんな相手もいないし、探しに行くにしても強く発情した状態では歩く度に股が擦れて心地よい電撃を感じ、最終的にはまともに歩けない状態になって動けなくなる。
時々、お腹がすいて蜜の染みこんだ右手の舐めて欲情、男の子を捜しに歩き回ったこともあったけれど、この辺りには町もないので見つかることもなかった。その場合は自分自身を慰めるしかなく、今の私もいつもと同じように自分を慰めるしかなかった。
下着を脱ぎ秘部をなぞると体にびりびりと電撃が走る。
「ふ、うふぁ…あん…」
周囲に誰も居らず漏れた声を気にする事もなく秘部をなぞり続けた。
蜜で興奮した気分は秘部を弄る事で更に気分が高揚していく、それと同時に心は締め付けられるような痛みも強くなっていった。自分の手じゃ満足できず、男の子のおちんちんに突かれたい願望が膨れ上がる、それでも…この辺りには男の子が居ないので自分で慰めるしかない、でもおちんちんほしい…そんな終わりの無い循環にやきもきしそうになるけど、快楽がそれを抑制してくれた。
「うぅ…おちんちんほしい…ほしいよぉ……」
誰も居ない森の中で独り言を呟きながら私は秘部を弄り続けた。
―はぁはぁ
森を彷徨って二日が経つ、俺は冤罪をかけられて故郷から追われた。俺を冤罪に掛けたヤツは俺の幼馴染のダニエルだ、何故そんな事をしたかと言うと同じく幼馴染のキャシーが俺と仲が良かったのを気に入らないという、くだらないものだ。
そのお陰で俺は森に逃げるハメになり、川で空のまま持って来た水筒を補充できたものの食料は木に実っている果実だけだった。動物…にしても何か倒すための手段が必要だ、野生の動物は気配や音に敏感でまず近づけない、遠距離武器があればいいのだが生憎もっておらず、石を投げたところで行動不能にできるかもわからない。
一応、ナイフはあるのだが…もし失ってしまえば不便極まりない状態になって生活に困ることになるので、投げることはできない…そういった結論から果実という選択肢しかなかった。
正直もう嫌になってきた、どこかでのんびりと暮らしたいと思っている。
故郷に帰れず、道も分からない…運よく町にたどり着ければいいのだが、一向に森をでる気配もない状態で半ば自棄になっていた。
そんな時にふと、何かの音が聞こえた。
ぅ…ぁぁっ…ん…
一瞬、獣の唸り声かと思ったが違った。途絶え途絶えに聞こえる声は切なそうで妙に卑猥思えた。声のする方向に向う小さい声はと徐々にはっきりと聞こえてきた。
「ふあぁぁ…あんぅ……うくっ…おちんちん…ほしいよぉ……」
言葉を聞いて呆然とした、それもそうだ。人気の無い森の中で"おちんちん欲しい"等と聞こえるのだから、進む方向から聞こえる声は女性のものである事は間違いなく、なぜこんな所で聞こえるのか分からない。ただ…人が居るとなれば道を聞いたり助けを請う事ができるので、終わった後に声をかければ良いと思いながら、女性がしている所を見たいと邪な思いを抱き、呆然として止まった足を再び動かした。
「んぁ、ふああぁぁ…あぅ……おちんちん…おちんちんっ…あ、ああぅぅ…」
最悪だった。草むらからこっそりと覗くとそこには一匹の女性が激しく自慰をしていた。なぜ最悪なのかと言うと、彼女の頭には丸く可愛い耳が生えている魔物だからだ。見た目からして肉食形なんだろう…見つかったら確実に食われそうだ。逃げなくてはいけないのだが、女性の自慰を見るのは初めて、しかもあんなに激しくしている所を見てしまうと魔物であっても見続けたいと思い、その場から足が動かなかった。
「だめ……あっ、おちんちんじゃないのに…おちんちんじゃないのにぅ…い、イッ…くうううああああああああああ」
魔物は弓のように仰け反ると激しく弄った秘部から大量の水を噴出した。いわゆる絶頂というやつなのだろう、息を荒くしている彼女は疲労感からか動こうとしないところから、見るものは終わってしまったようだ。気づかれないようにゆっくりと後ろに下がり…
ペキッ
…小枝を踏んでしまった。
「…?だれ?だれ?だれだれ?」
隠れようとしたものの魔物がこっちを向く方が早く、目線が合った。
暫くの沈黙…そして
「男の子だああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
目を鋭く光らせ魔物が勢い良く迫ってきて、俺は慌てて逃げた。
まだこんな所で死にたくは無い。
「まてやコラアアァァァ!!しばくぞおおおおお!!」
「ひいいぃぃ」
恐ろしいほどの気迫を放ちながら魔物は俺を追ってきている。
始めはこっちが素早く動いたから距離を空けたが徐々にその差は縮まり、振り向けば気迫のある顔がすぐ近くまで迫っていた。
「待たんかい、われえええ!!!」
このままでは追いつかれる…なんとかしなければ…
必死に逃げながら必死に考えて、ある結論が出た。
魔物は熊のような耳…ということは熊と同様に「死んだふり」をすれば良いのではないかという結果をだした。
怪我をして今後に響かないように受身ととりつつ転倒。そのままピクリとも動かず死んだふりをする。
激しい運動のせいで大量の空気を欲する肺と心臓の訴えに我慢をしながら、少量の空気を吸って動いていないように偽装を行った、後は諦めて帰ってくれるのを待つだけだ。
「はぁはぁはぁ…はぁ…はぁ…」
魔物の荒い息が徐々に近くなってくる、バレたら殺されるという緊張感に手や額に汗が滲み出ながら早く諦めてほしいと心で願った。
しかし、結果は予想もしない方向に向った。
「ふふ…キャハー♪」
魔物は喜びながら俺のズボンを勢い良く毟るように脱がすと逃走劇で萎えた息子を銜えたのだった。
だが、ここで反応してはいけない…と思う。じゃないと諦めない…はず。
「おちんちん♪おちんちん♪」
いや、ダメだこれ…死んだふりが効いてない…
「は、はなしてくれないか…」
仕方なく魔物に許しを請う、話しが通じる相手じゃないと思うけど可能性をかけてみた。
「やだ」
1秒で可能性は終わった。
「んん…んちゅ…ちゅぅぅ」
「くっ、あぁ…」
抵抗を試みたものの怪力の前には成す術が無く、M字開脚の状態で両足を抑え込まれて息子は魔物の容赦ない攻めを受け続けていた。周囲は甘い香りに包まれ、その根源は魔物も右手についた蜜からのようだ、匂いを嗅いでいるとなぜか欲情の気持ちが沸き起こってくる。
「うふふ…おちんちん♪まってたおちんちん♪ちゅぅ、ぴちゅ、ちゅぅぅ」
「く…うおおぉ」
何かを呟きながら愛しそうに俺の息子をしゃぶり続けている。
息子から伝わる暴力的な快楽は俺から抵抗という言葉を徐々に削り。
このまま快楽に身を委ねてしまおうかと、迷いが生じ始めた。
「んん…ん〜…ちゅるちゅ…ぴちゅぅ…ちゅぷっ……んん、もうちょっとでミルク出そう♪」
攻め続けられた息子は快楽が蓄積された証拠にビクビクと振るえ先端に何かが集まってゆくような感覚は痺れを伴った。
「くうぁ…でるぅっ!!」
「ふぁ♪みるくぅ♪」
ドクンと大きな鼓動と共に自分でした時とは違う快楽に俺は屈した。
絶頂に達した俺は勢い良く精液を吐き出し魔物の顔を白く染めた。
「んひゃ♪んちゅ…あむ…蜂蜜ミルクゥ♪んちゅる、ちゅっ、ちゅぅ」
魔物は顔についた精液を右手ですくい蜜と一緒に舐めて美味しそうにしている。
その表情は淫らで、精液を飲む様はとても艶かしく、それに反応するように息子は再び硬さを取り戻し魔物とまぐわいたいと思っていた。
「おちんちん元気になった…こんどはこっち♪」
まるでその願いを聞き入れるように魔物は俺に跨り自分の秘部へ息子を導いた。
ぐしょぐしょに濡れた股は息子を拒む事無く滑らかに浸入してゆく。
「ふぁああ♪ぁあ♪おちんちん…入ったぁ♪あは…欲しかった…これ欲しかったぁ♪」
「く…ぐぅ…ああぁ…」
魔物は浸入される喜びに浸り、俺は侵入した快楽に浸った。
暫くしてから魔物が腰を振った、それはまるで肉壁で息子を扱くように激しく振り続けている。
息子に口以上の快楽が流れ込み俺の体を快楽に支配されていったが、俺はそれを拒む事無く受け入れ、快楽を貪る為に俺は魔物に負けないように腰を突き上げた。
「ひゃっ!?ひゃひ!?ひゃぁああ、あああ、んああああ♪」
突然の攻めに魔物は驚きながらも乱れる。
落ちてくる魔物の腰を再び中に浮かすようにリズミカルな動きで何度も突き上げ、快楽を貪った。
「しゅご…すごひ…んぁ、あっ!くうぅぅ♪おちんちん…すご…ひ♪」
俺の突き上げに乱れる様を楽しみながら再びやってきた絶頂の波を感じた。
「出すぞ…中っにぃ」
「んきゅぅう…だひへ…にゃかにだひ〜てぇ〜あうぅん♪」
俺は早く絶頂に達そうと突き上げを早め、背筋に寒気のようなものが走ってゆく。
再び息子は痺れながら脈打ち、一気に限界へと近づいた。
「くぅぅぅ……出るっ出るぅうぅう!!」
「ひゃひ♪ふひゃぅん♪ふあああああああああぁぁあ!」
俺はドクドクと魔物の中へと精液を流し込んだ。
絶頂を迎え疲労感に襲われながら入りきれなかった精液は結合部分の隙間からゆっくりと垂れているのを見つめていた…
森を彷徨っていた疲労が絶頂で果てた俺を襲う。
正直、疲れた…性交だけじゃなく、逃げ続けてた精神的な疲労も襲ってきている。
快楽を得て果てた今だからこそ、緊張の糸が切れたのかもしれない。
眠い…このまま眠ってしまおう…魔物に何をされるか分からないが、もう…どうでもよくなった
深い眠りに誘われ、意識が徐々に深い闇へと落ちてゆく…
それに不安はない、ただひとつだけ…何かの温もりに触れ、暖かかった。
「ふ〜んふふ〜んふ〜ん」
「なぁ、テティ…」
「ん〜なぁ〜に〜?」
「そろそろご飯にしないか?」
「うん〜そうねぇ〜♪ふ〜んふふ〜んふ〜♪」
魔物に遭遇してから一ヶ月が経った。
果てた俺は魔物…失礼、グリズリーのテティに連れ去られ彼女の住処に運ばれた。
遭遇した時は恐ろしかった彼女も普段は穏やかでのんびりとした性格のようで、目を覚ましたときにはまるで別人のように優しかった。
ここは俺にとって心地が良く、彼女の住処で一緒に暮らしている。
一緒に魚を取りにいったり、動物を取ったり、果実を拾ったりして充実した毎日を送っていた。
そんな彼女は今、俺を抱っこして上機嫌に鼻歌を歌っている。
まるで少女がぬいぐるみを抱きながら歌う様に。
「なぁ、ご飯…」
「もうちょっとこのままぁ〜♪ふふん〜ふ〜♪」
こうなると大人しくしているしかない、テティはこうなると暫くこのままだ。
素直に鳴るお腹とテティの鼻歌を聴きながら、時間はゆっくりと過ぎていった…
テティが魚を取りに行き寝床で俺は焚き火の用意をしている。
一ヶ月経った今でもなかなか火をつけられなくて苦戦するが、始めの頃よりは早く点くようになった。
そろそろテティが帰ってくるだろうから、早めに点けないと怒られそうだ。
今の生活は俺もテティも幸せで今後もここで暮らしていく予定だ。
ただ、一つだけやめて欲しい事がある…
それは……
「があああああああああ!!!!おちんちいいいいいんんんんんん」
「うわ!テ、テティ!?」
アルラウネの蜜を舐める時は時間を選んで欲しい事…かな。
今日の昼飯は、夕食に変わりそうだ……はぁ。
13/04/11 00:19更新 / ロッテン