連載小説
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4日目 紅茶 中編
「で、紅茶会は何処でやるんだ?」                      
家から出て少ししたくらいにセラにきいてみた          
「そうだな、紅茶会はおととい通った街を抜けたところにある森の奥にある川を下ったところにある湖でやるはずだ」
「なるほど分からん」
つうか説明長いよ                           
「じゃあどのくらいで着くのかだけ教えてくれ」
「そうだな・・・」                       
セラは少し考えたのちに                 

「大体10分くらいかな」                  
「結構ギリギリなんだな」                 
因みにいまは9時45分である
「そうだ、だから気持ち早めで向かおう」
「了解、そういえば魔法で湖に行けないのか?」
病院からセラの家に行けたりしたから今回もそれで行けるのではないかと思い言ってみたが
「いや、行けない」
「なんで?」
「今回は邪魔者に入られたくないからな」
セラによると前(俺が来る前)は普通に繋いでいたそうだが、
そのときに酔っ払った魔物娘(エコ)に乱入され、紅茶が湖に混ざってしまった事件があったのでそれ以降は徒歩で向かうことを決めたらしい
「なんというか・・・残念だったな」
「まあ今となっては別にいいんだが」
因みにその後、エコは
「サテュロスさんのお酒(作りかけ)を少しのんでみたら物凄く悪酔いしてしまった、今度サテュロスワイン奢るから許して下さい」っていってたらしい          
「で、ワインは美味しかった?」
「君の貞操と同じくらい美味しかった」
「あぁ、そう・・・」
俺の初エッチの記憶がないって結構つらいなぁ・・・
「ん、そろそろ着くぞ」
「あぁ、はいよ」
話をしていれば10分も早いものでいつの間にか川に到着していた
「綺麗な川だなぁ・・・」
不思議の国にしては珍しい綺麗な川である
「そうだろう?でもともとは此処も媚薬の川だったんだよ」
「うぇ?」
「この川の先の湖に紅茶が混ざってしまったのは知っているだろう?」
まあ、さっき聞いたしな
「その紅茶の成分かなにかは知らないが媚薬効果がなくなってしまったんだよ」
「へー、そうなのか」
なにその紅茶超欲しい
「そのおかげで綺麗になったんだ、エコは女王さまにこっぴどくしかられたが」
「女王さまねぇ・・・」
「SMに関係はないぞ?」
「知ってるよ、というかエコは大丈夫なのか?」
「ああ、叱られただけで済んだらしい」
「それはよかった」
「というかむしろ誉められたと言っていた」
「そんなばかな」
「いや、女王様が[これはこれで綺麗な湖だからこれに引かれて外の人も来るかも!]とかなんとか」
「苦労してんだな」
多分(外界の)男がすくなくなってんだろうな
少しして
「お、着いたぞ」
この世界に男がいなくなったら住人は一体どうなるのかを想像して少し笑っていた頃にセラが言った
「あっ!セラ!2日ぶりー!」
「やー!元気だったかにゃー?」
いつぞや(2日前の)ヘアとヤコがいた
16/01/25 18:37更新 / 甘党
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■作者メッセージ
どもどもこんにちは 甘党です
読んでいただきありがとうございます
当作品では(ry
久しぶりに出しました はい
今回で4日目を終わらせるつもりだったのですが敢えて分けさせてもらいました
次回も遅くなるとおもいますが良ければ楽しみにしててください
それでは!

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