ヴァル☆ハラ 〜ヴァルキリーさんに死ぬほどハラスメントを受けて眠れない話〜
どぷっ! どぷぷっ!!
本日何回目かもわからない絶頂。
9歳の勇者...ことボクは、今日もボク専属の戦乙女に精液を搾られていた...。
「まだまだ、この程度では魔物に襲われたとき、体で相手を屈服させることなんてできませんよ...? さぁ、あと10回は頑張りましょう...」
こいつは...天使の皮を被った淫魔じゃなかろうか...。
勇者として神に選ばれたことで彼女がボクの元へ降臨してからしばらくは一般的な勇者の生活を送れていた、と思う。
だが、しかし。
勇者としても使命を果たすために旅立って、最初の国(今いる国、親魔国)に来たばかりの事。
ヴァルキリー様......いや、ヴァルキリー(こんなやつに様付けはいらない)と別行動で物資を補給していた際。
保存食屋に立ち寄ったのだが、そこの看板娘と仲良く話しているところに、視線を感じて振り返ると、保存食屋の窓から奈落の底から見ているかのような目でヴァルキリーがこちらを見ていたのだ...。
それからが地獄だった。
「勇者よ、そういえばあなたの女性遍歴を聞いていませんでしたね。 今まで何人の女性とお付き合いをして、何人の女性と深い仲になったのか......事細かくお教えいただけないでしょうか?」
「ボク、まだ9歳なんですけど!?」
子供相手に女性遍歴を聞き出そうとするのは序の口。
「今日から私と同じ寝床で休みましょう。 あなたは力をつけてきましたから...先手を打って魔物どもが潰しにかかってくるかもしれませんからね、危険なのです!」
お前のほうがよっぽど危険だ!!
...そう言い返そうと思ったけど、ここは宿、そのうえ壁が絶妙に薄い。
騒音騒ぎになって罰金取られると先が大変になるので文句を飲み込み、仕方なく同じベッドで就寝した...。
「さぁ、稽古の後は風呂です! 寝床と同じ理由で危険があるので、一緒に入りましょう。 なに、背中はもちろん、体中の隅々まで洗ってあげます」
風呂に入ったときは、そんなボンッキュッボンの、バスターバインがバインバインな体しとるくせに......。
思春期の少年の心を殺す気ですか、と見下げ果てた。
...こんなのでも、今思うとマシだったのだ。
ある日、街に進出してきた蛮族系魔物に襲われて何とか追い払ったことがあった、のだが...。
「さきほどああいうことがありましたし、いい機会なので『魔物に襲われたときの訓練』を開始します」
そういって10歳の子供をベッドに押し倒し、その貞操を貪り散らかしたのだ...。
で、冒頭に戻る...。
「ふうっ...若さゆえに回数はこなせるようですが、いかんせんこれでは魔物を屈服させることなど不可能でしょう。 私も経験はないのでアレですが......無いなりに全身全霊でねっとり...いえ、キッチリ一人前の勇者に鍛え上げて見せます♥...」
これが、まだ続くというのですかーッ......。
朝起きると...
「おはようございます、いち早くムスコが起きていたので魔物に襲われるやもと先手を打ちました...。 どうです、吐息が精液臭いでしょう、あなたの精をもう5発は飲み干しましたからね...」
ああ夢じゃなかったよ...。
朝ごはんでも食べれば気分もよくなるかな...。
その時、部屋のドアがノックされる。
出てみると、給仕用のワゴンに朝食らしきものを乗せたスタッフが...。
「天使様からお食事をこちらに持ってくるように言われましたので」
なん...だと...。
「さっ、どうぞ中へ」
いつの間にか換気し終えていたヴァルキリーが中へ食事を持ってくるように促した...。
「そうだ、ルームサービスで精力剤がありましたよね...では15ダースお願いできないでしょうか」
そんなもん通るわけ...。
「かしこまいりました」
とおっちゃったよ......。
ボクの女難はまだまだ続きそうだ...。
最後にホテルの外...街を歩いてから4カ月前だろうか。
よくもまぁ4カ月もホテルで缶詰めでいられると思うだろうが、ヴァルキリーが解放してくれなかったのだ。
その間、勇者特権で支給されるお金で滞在を維持しまくり、部屋の外に一歩も出ていかなかった...。
親魔領のホテルの人間はもう慣れきってしまっているのか、換気し忘れて性臭が満ち満ちていても顔色一つ変えない...。
食事を持ってこいだの精力剤を持ってこいだのアッサリ承る、本当に商魂逞しい。
土の匂いが恋しい...。
「気分を一新するために、街へ出てみましょうか」
そう思っていると珍しいことにヴァルキリーから外に出ようと言い出した。
嵐の前触れじゃないのかな...。
「だからってこんな...」
「くすぐったいですよ♥」
外に出ることに同意した次の瞬間、ボクを抱きあげたヴァルキリーは、魔力で編み上げられた鎧を身に纏った!
(いつも来ている鎧兜は本人の魔力でできているため、いつでも脱着が可能なのだ!)
つまり、190cmもの長身のヴァルキリーの鎧の中に、10歳の、年相応の体格のボクが逆駅弁スタイルで挿入したまま納まっているのだ!!
ふざけるなこれで外出するっていうのか!!.
鎧はもぞもぞ抵抗する僕の動きに合わせて伸縮するため、布地部分を突き破って外に出ることなど叶わなかった...。
(あぁ、死んだ...)
ヴァルキリーはボクを鎧内に納めたまま、日用品を買いにあちこちまわった。
その間、
「その妙なふくらみには何が入っているんですか?」
...と聞かれてはにっこり笑って(声色から推察している)、
「勇者が入っています♥」
などと言うのだ...。
ボクは勇者としても人としても抹殺されたようなものだった...。
(殺せー、いっそ殺してくれー...)
ヴァルキリーの大きな乳房の間で、シクシクと涙を流す。
何が楽しくてこんな方法で外出しなきゃいけないのだ...。
「なんであんな方法取ったんだよー、言えよー...」
「外の空気は魔物の魔力で穢れていますからね、それなら私の発するオーラで満ちている鎧内に格納した方が安全だと考えたからですが」
...こいつは頭ぶっ飛んでる、間違いない。
「それはそうともうすぐ誕生日ですね、いいものを用意しておきましたよ...」
グフフと笑うヴァルキリーに嫌な予感を覚える。
勇者になったのを人生で一番後悔した瞬間だった......。
「誕生日おめでとうございます、勇者♥」
「うん...」
案の定、ホテルで二人っきりの誕生日会。
目の前にあるケーキはというと、自分を気絶するまで搾り取った後、自分の意識のない間に外に調達しに行ったのだ。
なんというか手が込んでいるというか...。
「それはそうとプレゼントです」
ラッピングされた細無い箱を差し出すヴァルキリー。
ペンなんかもらったって何か書くようなことなんて......なんだこれ。
箱の中身は明らかにペンなんかじゃない細長いモノ。
体温計...でもなさそうだ。
「それは使用済みのラピッドテストです」
あぁ、おしっこで検査するやつね?
「いわゆる妊娠検査薬です、一本ならセーフ、2人ならアウト」
結果は..................うん。
「2本、余裕でアウトです、四カ月ですよ」
冗談...だろ...
10歳で一児のパパになってしまうのか...。
お腹をなでなでしながらヴァルキリーは口を開いた...。
「これからは人間と天使のハーフを産んで、後を引き継いでもらう方向にしましょう......。 新居も契約済みなので、明日にでも引っ越しましょうね、パパ♥」
.........。
もはや何も言うまい。
こうして、ヴァルキリーからのセクハラ......
名付けるなら『ヴァルハラ』の末に一児のパパとなってしまった...。
「あっ、言い忘れましたが胎児は双子です」
.........うん。
「話が違うぞ」
「子供は授かりものなんですから、文句は言わないでくださいよ...」
ボクは、106子・107子に二人同時に授乳しているヴァルキリーに詰めよる。
「だってさ! 『人間と天使のハーフを産んで後を継がせる』〜とか言ってたくせに!! 生まれるのがいっつもヴァルキリーて!!」
そう、最初の第一子・第二子の下りからずいぶんと経った。
結果、半天使...つまり男の子を産まれると思っていたはずが、生まれたのは双子の戦乙女...。
ヴァルキリーに『まぁまぁ次がありますから』と言われて第三子以降に期待したものの...。
「生まれた子供107人が全部ヴァルキリーって!! ボクも成長が止まって10歳のまんまだし!!」
どこからどこまで予想の斜め上を行くのだろう。
それを言ったらこいつがボクを勇者に選定したときからだろうが...。
「オギャーオギャー!!」
「あらあらよしよし、パパは怒っているわけじゃないんですよ〜...。 いつもみたいにお腹の108人目に期待しましょうよ」
「......」
最初の妊娠からかなり経ってるのに一向に......。
この先の人生何人子供ができるのか考えるだけで頭が痛くなってくる。
鬱な気分を追っ払おうと、ヴァルキリーが授乳している107子の頭を撫でてやるのだった...。
本日何回目かもわからない絶頂。
9歳の勇者...ことボクは、今日もボク専属の戦乙女に精液を搾られていた...。
「まだまだ、この程度では魔物に襲われたとき、体で相手を屈服させることなんてできませんよ...? さぁ、あと10回は頑張りましょう...」
こいつは...天使の皮を被った淫魔じゃなかろうか...。
勇者として神に選ばれたことで彼女がボクの元へ降臨してからしばらくは一般的な勇者の生活を送れていた、と思う。
だが、しかし。
勇者としても使命を果たすために旅立って、最初の国(今いる国、親魔国)に来たばかりの事。
ヴァルキリー様......いや、ヴァルキリー(こんなやつに様付けはいらない)と別行動で物資を補給していた際。
保存食屋に立ち寄ったのだが、そこの看板娘と仲良く話しているところに、視線を感じて振り返ると、保存食屋の窓から奈落の底から見ているかのような目でヴァルキリーがこちらを見ていたのだ...。
それからが地獄だった。
「勇者よ、そういえばあなたの女性遍歴を聞いていませんでしたね。 今まで何人の女性とお付き合いをして、何人の女性と深い仲になったのか......事細かくお教えいただけないでしょうか?」
「ボク、まだ9歳なんですけど!?」
子供相手に女性遍歴を聞き出そうとするのは序の口。
「今日から私と同じ寝床で休みましょう。 あなたは力をつけてきましたから...先手を打って魔物どもが潰しにかかってくるかもしれませんからね、危険なのです!」
お前のほうがよっぽど危険だ!!
...そう言い返そうと思ったけど、ここは宿、そのうえ壁が絶妙に薄い。
騒音騒ぎになって罰金取られると先が大変になるので文句を飲み込み、仕方なく同じベッドで就寝した...。
「さぁ、稽古の後は風呂です! 寝床と同じ理由で危険があるので、一緒に入りましょう。 なに、背中はもちろん、体中の隅々まで洗ってあげます」
風呂に入ったときは、そんなボンッキュッボンの、バスターバインがバインバインな体しとるくせに......。
思春期の少年の心を殺す気ですか、と見下げ果てた。
...こんなのでも、今思うとマシだったのだ。
ある日、街に進出してきた蛮族系魔物に襲われて何とか追い払ったことがあった、のだが...。
「さきほどああいうことがありましたし、いい機会なので『魔物に襲われたときの訓練』を開始します」
そういって10歳の子供をベッドに押し倒し、その貞操を貪り散らかしたのだ...。
で、冒頭に戻る...。
「ふうっ...若さゆえに回数はこなせるようですが、いかんせんこれでは魔物を屈服させることなど不可能でしょう。 私も経験はないのでアレですが......無いなりに全身全霊でねっとり...いえ、キッチリ一人前の勇者に鍛え上げて見せます♥...」
これが、まだ続くというのですかーッ......。
朝起きると...
「おはようございます、いち早くムスコが起きていたので魔物に襲われるやもと先手を打ちました...。 どうです、吐息が精液臭いでしょう、あなたの精をもう5発は飲み干しましたからね...」
ああ夢じゃなかったよ...。
朝ごはんでも食べれば気分もよくなるかな...。
その時、部屋のドアがノックされる。
出てみると、給仕用のワゴンに朝食らしきものを乗せたスタッフが...。
「天使様からお食事をこちらに持ってくるように言われましたので」
なん...だと...。
「さっ、どうぞ中へ」
いつの間にか換気し終えていたヴァルキリーが中へ食事を持ってくるように促した...。
「そうだ、ルームサービスで精力剤がありましたよね...では15ダースお願いできないでしょうか」
そんなもん通るわけ...。
「かしこまいりました」
とおっちゃったよ......。
ボクの女難はまだまだ続きそうだ...。
最後にホテルの外...街を歩いてから4カ月前だろうか。
よくもまぁ4カ月もホテルで缶詰めでいられると思うだろうが、ヴァルキリーが解放してくれなかったのだ。
その間、勇者特権で支給されるお金で滞在を維持しまくり、部屋の外に一歩も出ていかなかった...。
親魔領のホテルの人間はもう慣れきってしまっているのか、換気し忘れて性臭が満ち満ちていても顔色一つ変えない...。
食事を持ってこいだの精力剤を持ってこいだのアッサリ承る、本当に商魂逞しい。
土の匂いが恋しい...。
「気分を一新するために、街へ出てみましょうか」
そう思っていると珍しいことにヴァルキリーから外に出ようと言い出した。
嵐の前触れじゃないのかな...。
「だからってこんな...」
「くすぐったいですよ♥」
外に出ることに同意した次の瞬間、ボクを抱きあげたヴァルキリーは、魔力で編み上げられた鎧を身に纏った!
(いつも来ている鎧兜は本人の魔力でできているため、いつでも脱着が可能なのだ!)
つまり、190cmもの長身のヴァルキリーの鎧の中に、10歳の、年相応の体格のボクが逆駅弁スタイルで挿入したまま納まっているのだ!!
ふざけるなこれで外出するっていうのか!!.
鎧はもぞもぞ抵抗する僕の動きに合わせて伸縮するため、布地部分を突き破って外に出ることなど叶わなかった...。
(あぁ、死んだ...)
ヴァルキリーはボクを鎧内に納めたまま、日用品を買いにあちこちまわった。
その間、
「その妙なふくらみには何が入っているんですか?」
...と聞かれてはにっこり笑って(声色から推察している)、
「勇者が入っています♥」
などと言うのだ...。
ボクは勇者としても人としても抹殺されたようなものだった...。
(殺せー、いっそ殺してくれー...)
ヴァルキリーの大きな乳房の間で、シクシクと涙を流す。
何が楽しくてこんな方法で外出しなきゃいけないのだ...。
「なんであんな方法取ったんだよー、言えよー...」
「外の空気は魔物の魔力で穢れていますからね、それなら私の発するオーラで満ちている鎧内に格納した方が安全だと考えたからですが」
...こいつは頭ぶっ飛んでる、間違いない。
「それはそうともうすぐ誕生日ですね、いいものを用意しておきましたよ...」
グフフと笑うヴァルキリーに嫌な予感を覚える。
勇者になったのを人生で一番後悔した瞬間だった......。
「誕生日おめでとうございます、勇者♥」
「うん...」
案の定、ホテルで二人っきりの誕生日会。
目の前にあるケーキはというと、自分を気絶するまで搾り取った後、自分の意識のない間に外に調達しに行ったのだ。
なんというか手が込んでいるというか...。
「それはそうとプレゼントです」
ラッピングされた細無い箱を差し出すヴァルキリー。
ペンなんかもらったって何か書くようなことなんて......なんだこれ。
箱の中身は明らかにペンなんかじゃない細長いモノ。
体温計...でもなさそうだ。
「それは使用済みのラピッドテストです」
あぁ、おしっこで検査するやつね?
「いわゆる妊娠検査薬です、一本ならセーフ、2人ならアウト」
結果は..................うん。
「2本、余裕でアウトです、四カ月ですよ」
冗談...だろ...
10歳で一児のパパになってしまうのか...。
お腹をなでなでしながらヴァルキリーは口を開いた...。
「これからは人間と天使のハーフを産んで、後を引き継いでもらう方向にしましょう......。 新居も契約済みなので、明日にでも引っ越しましょうね、パパ♥」
.........。
もはや何も言うまい。
こうして、ヴァルキリーからのセクハラ......
名付けるなら『ヴァルハラ』の末に一児のパパとなってしまった...。
「あっ、言い忘れましたが胎児は双子です」
.........うん。
「話が違うぞ」
「子供は授かりものなんですから、文句は言わないでくださいよ...」
ボクは、106子・107子に二人同時に授乳しているヴァルキリーに詰めよる。
「だってさ! 『人間と天使のハーフを産んで後を継がせる』〜とか言ってたくせに!! 生まれるのがいっつもヴァルキリーて!!」
そう、最初の第一子・第二子の下りからずいぶんと経った。
結果、半天使...つまり男の子を産まれると思っていたはずが、生まれたのは双子の戦乙女...。
ヴァルキリーに『まぁまぁ次がありますから』と言われて第三子以降に期待したものの...。
「生まれた子供107人が全部ヴァルキリーって!! ボクも成長が止まって10歳のまんまだし!!」
どこからどこまで予想の斜め上を行くのだろう。
それを言ったらこいつがボクを勇者に選定したときからだろうが...。
「オギャーオギャー!!」
「あらあらよしよし、パパは怒っているわけじゃないんですよ〜...。 いつもみたいにお腹の108人目に期待しましょうよ」
「......」
最初の妊娠からかなり経ってるのに一向に......。
この先の人生何人子供ができるのか考えるだけで頭が痛くなってくる。
鬱な気分を追っ払おうと、ヴァルキリーが授乳している107子の頭を撫でてやるのだった...。
19/05/12 17:21更新 / 妖怪人間ボム