読切小説
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こんな魔物娘には絶対に勝てない 〜ただでさえ強い魔物娘に、プラスαでさらに強くしてみる〜
ヴァンパイア「化け物はここにいるぞ勇者」
       「倒すんだろ?」
       「勝機はいくらだ」
       「千に一つか万に一つか」
       「億か兆かそれとも京か」

某魔王然とした、人間の力では使えない二丁の拳銃を扱うヴァンパイア様。




クノイチ「小便済ませたか?
     「神様にお祈りは?」
     「部屋のスミでガタガタ震えて命乞いをする心の準備はOK?」

魔界銀の極細ワイヤーを操る、クノイチの従者。




マインドフレイア「いつから脳みそをクチュクチュされていないと錯覚していた?」
男「なん...だと...」

いつ脳みそをクチュクチュしたか、一切悟らせず食べてしまうマインドフレイア元五番隊隊長。



リリム「命令は/オーダー」
    「唯ひとつ/オンリーワン」
    「見敵必犯/サーチアンドファック」
    「以上/オーバー」

鉄の女、リリム様。





リッチ「今まで存在した何物よりも素晴しくあれ」
    「だが、けして完璧であるなかれ」
    「科学者とは常にその二律背反に苦しみ続け」
    「更にそこに快楽を見出す生物でなければならない」

敵の策・能力を事前に把握し、全ての対策を用意してから、戦闘に臨むリッチ十二番隊隊長。



ワイト「見よ、我が無双の軍勢を!」
    「肉体は滅び、その魂はアンデッドとして『世界』に召し上げられて、
    「それでもなお余に忠義する伝説の勇者たち」
    「時空を越えて我が召喚に応じる永遠の朋友たち」
    「彼らとの絆こそ我が至宝! 我が王道!」
    「ワイトたる余が誇る最強宝具――『王の軍勢』なり!!」

特殊空間を展開し、自分の国の民...100万規模をその場に全員召喚してのけるワイト征服王。




デュラハン「A――urrrrrrッ!!」

剣、槍、斧...様々な手持ち武器を、超速で飛んでくる飛び道具として使ってくる相手。
それをいかなる状況になれど冴えを失わない武芸を以て、
空中で掴みとり、その掴み奪った武器を使ってさらに飛んでくる武器を迎撃するデュラハン騎士。



人虎「くはははははははは!!!! 滾る滾る!!」
   「血が!! 肉が!! やはり武とは生き死にあってのもの!
   「年老い、なにを悟った気になっていたのやら――」
   「所詮は俺も、血に飢えた窮奇と同じか!」
   「いいぞ、若返るようだ! お主らは強い! ここまでのどの敵よりもな!」
   「さあ、力比べだ!! 極致のその先を――見せてみろ!!」

中国拳法を極め、フェイントですら相手を倒せるまでに昇華させた、
中国武術スキル:A+++の人虎魔拳士。




ダンピール「刺激があるから人生は楽しい。そうだろう?」

某半人半魔で、赤ロングコートで、大剣と二丁拳銃を常備した
スタイリッシュな銀髪ダンピールさん。
16/12/12 22:19更新 / 妖怪人間ボム

■作者メッセージ
ドーモ、妖怪人間ボムです。

ふと、HE○LS○NGを見てて思いました。

「魔物娘に『何か』の要素を足して、さらに教団が勝てなくしてみよう!!」

......と。
その結果がこれです。
......詰んだね(教団が)。
ただでさえ詰んでる気もするけど。

いつも以上に短く、パロディばっかですけど、
読んでくれてありがとうございました。
次回もよろしくお願いします...。

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