ギャングスタ・シンフォニー(オーク&ハイオーク
ギャングスタ・シンフォニー
注意!
ショタがぐちゃぐちゃになります。
またショタが魔物娘をぐちゃぐちゃにしちゃいます。
一部過激な描写があります。
作者は頭がイカれております。病気です。倫理の敵です。どうしようもありません。
ファッ●ン作者の有害物質が垂れ流がされ、精神汚染の危険があります。
それでもばちこいな心が広い方、又は耐性のある方のみお進み下さい。
カランカラン♪
やぁ、マスター。いつものをたのむよ。今日はカルメッラも一緒だ。俺と同じのを。レコードは……ヴァルディのカンツォーネを頼む。
あぁ、良い音だ……昔旅行で行った父の故郷ロマーナを思い出すよ。
さて……アンタのジパング記者さんだって?
そう身構えないでくれよ。" 今は " カタギだ。何も取って喰わないさ。こんなナリだけど、今はコンサートマスターの他にはカルフォーロ州の農場とワイン倉の " 真っ当な " 経営者さ。
お、きたきた。……ここのアフォガードは最高なんだ。
それで?俺に聞きたい事?
なんで元マフィアのボスがヴァイオリン奏者をやってるかだって?
……元々引けるのさ。ヴァイオリン。自分で言うのはなんだが、昔は良いとこのお坊ちゃんだったのさ。
別に隠す事じゃあ無い。
ただ、話す変わりにアフォガードのおかわりと……良い記事にする事が条件だかね?
ははっ、契約成立だ。
。
。
。
。
ギャングスタ・シンフォニー
……人魔歴1919年。
当時ミケーレ・ジュノヴェーゼはまだ人間で12歳になったばかりのチンチクリンの良いとこのお坊ちゃんだった。父親がカシゴ・シティで展開する酒屋の社長で、儲かっていた。
言い付けでヴァイオリンとピアノ、それから外国語をやっていたのだ。
もっとも、主神語とかファラン語は面白く無かったようだ。しかし、ヴァイオリンとピアノは良かった。
ニューシャテリア音楽コンテスト、ヴァイオリンU12部門でグランプリを取って、ジュリアン音楽院に飛び級で入学した。
思えばその時がミケーレの人生で一番"まとも"に幸せだった。
翌年の1920年に禁酒法が制定されて、父親のビジネスに暗雲が立ち込めた。
アルカナ合衆国中の酒店に役所の連中が押し掛けて来て、店に並べてあるワインやブランデーやウィスキーの樽や瓶……シードルとビールも全部捨てられて、ドブ川からアルコールと汚水の強烈な臭いが街に立ち込める。
当時を生きたお年寄りなら懐かしい光景だろう。
ミケーレの父親も例外では無く、8店舗構えてた店がひとつ減り……またひとつ潰れて生活は苦しくなった。
それで、父親は密造酒と"ぐもり酒場"の経営に手を出したのだ。最初は良かったみたいだがあっさり当局にバレて、今度はマフィアから借金をした。……これがミケーレの人生を狂わせていった。
返済が滞り、借金に借金を重ね、ついに破産してしまった。
しかし、マフィアに金を借りたのだ。金を返せないは通用しない。
バタン!!
『マルコ・ジュノヴェーゼ!!……金はどうなった??』
家のドアを乱暴に開け、推し入ってきたのは父親マルコが金を借りたマフィアの借金取りだ。
ダークグレーのスーツに派手な柄シャツ。イカにもタコにも裏家業。恰幅の良い魔物娘オークだった。
身をこわばわせるミケーレと母親。
『あの、すみません……子供がいますので、そう言う話は……。』
『子供?……あぁ……。ふーん……こりゃ、上玉だ。』
借金取りは舐め回すようにミケーレを値踏みした。
『あの……子供には……』
バン!!
父親の頼りない返事にイラついたのか、借金取りは玄関近くのキャビネットを蹴り付けた。
『ひぃ!』
『関係ねぇだろ?……借りたものはキッチリ返さないと、お天道さんに顔向け出来ねぇわな?アンタも商売人なら信用……って言葉……分かるか?知ってるよな?』
『は、はい……。』
『で?……金はあるんだろうな?』
『あの……その……もう少し待ってもらえませんか?』
バコン!
と、借金取りはまた思いっきりキャビネットを蹴り付けた。
『ふざけんじゃねー!!いったいどれだけ待たせりゃ気がすむんだ?あぁん??……ちっ……仕方ねえ……』
借金取りはズカズカとミケーレの前に来ると、腕を引っ張り上げた。
『ふぅん……おぼこい顔してるじゃないかぁ。お前さんならベガシのハイ・キャバレーか高級男娼で相当稼げるぜ?』
*男娼館とは、1人もしくは複数の独り身の魔物娘が男娼を生涯買い取ることのできる施設。童貞、ショタは高値が付く。つまり平たく言えば旦那様販売所。
『……その子で、借金のカタになりますか?』
幼いミケーレに父親から信じられない一言が聞こえてきた。
『あぁ?……マジかよ。ちっ……ボスと相談だな。』
『そ、そんなぁ……嘘だよね!?』
ミケーレの父親、マルコはミケーレから目を逸らした。
『……わかった。しかたねぇ、こっちもビジネスだ。坊や、こっちに来な!』
『おとーさーーん!!!』
借金取りはミケーレをひょいと小脇に抱えると、黒い車にミケーレを押し込み、去っていった。
『まぁ……坊やには同情するよ。アタシが言うのもなんだけど、坊やのオヤジはロクデナシだ。』
『……ぐすん。』
『そう泣くなよ……。坊やなら直ぐに良い引き取り手が見つかるさ。先ずはボスに挨拶だ。お行儀良くな?』
『……めそめそ……ずびっ……。』
借金取りのオークは目を赤く腫らすミケーレを横目にため息をひとつ。
ある意味でミケーレは幸運だったのかも知れない。少なくとも人間のマフィアに引き取られるよりはずっと良い。
コンスタンチ・ファミリーは有名なロマーナ系マフィア一家で創設は移民時代まで遡る。西の大陸のロマーナ王国(現在は共和国)から開拓時代が終わってから移民したロマーナ系の人や魔物娘は肩身が狭かった。
黒人やユタ人よりはマシだが差別があり、誰もまともに扱ってくれない。強盗に襲われた人やレイプの被害にあった女や魔物娘なども警察ですら無視した。
そうして必然的にロマーナ系移民である自分達の身を守る為に自警団を組織したのが始まりだった。
それが次第に組織が大きくなるにつれ資金繰りの為に食品ビジネス、農業ビジネス、ジュエリーブランド、ファッション、キャバレーにカジノや男娼館、土地の地上げにはたまた魔界の禁止アイテムや薬(主に媚薬)の密輸。合法・非合法関係なくビジネスに手を出していった。
(出来るならアタシが囲ってやりたいけど……ムリか。この坊やはきっと高級娼館に売られんだろなぁ……。行き遅れて処女拗らせたショタコン変態ワイトやらヴァンパイアとかに捕まったら可愛そ……)
などとは言えず車を転がして、そうして着いたのは摩天楼のネオン眩しい歓楽街近くのとあるビルだった。
区画整理? なにそれおいしいの? と言わんばかりに大小入り乱れ、あちこちに裏路地へと続く入口がある。
此処が何処だかわからない。正に裏社会だ。
『ボス!戻りました。』
『我が姉妹グレッタ。ご苦労様。さて……ようこそ、コンスタンチ・ファミリーへ。話は電話で聞いてるよ。オレはカルメッラ・コンスタンチ。このファミリーのボスだ。……んで、アンタがロクデナシの親父に売られたガキかい?』
部屋の奥の書斎然としたデスクに脚を組んで腰掛けていたのは、大きな身体と褐色の肌、自身に満ちた少々吊り上がった目、白い髪を持つカルメッラと名乗ったハイオークだ。
白い髪を後ろで纏め、頭にはつば広のフェルト帽、首には白い羽マフラー。黒い生地に白いストライプの高級ダブル・スーツの中にはち切れんばかりのメロンを押し込んでいる。
『……返事は?』
『……は、はい。』
ズキューーーーン!!
『はうっっ!!!』
カルメッラが涙ぐむミケーレの目を見た瞬間、一瞬のけぞった後、ガタッと椅子から立ち上がると、ミケーレの手を掴んで自分の腕の中に抱き寄せた。
カルメッラのハートはミケーレにズキュン!と撃ち抜かれていた。
『ボ、ボス?』
『……はっ!……ゴホン。こ、このガキはマルコんとこの借金のカタだな?……チャラだ!コイツで十分だと伝えな!!』
『えっ!?でも、ヤツの借金は1万ダラー(今の日本円で約800万円)もありますが!??』
『チャラだ!!二度も言わせるな!……この坊やにはそれ以上の価値がある。』
グレッタにそれだけ言うと、カルメッラはミケーレを自室へと連れ込み、乱暴にベッドに投げ付けた。
『この坊やをキャバレー?男娼館??……ハッ!……こんな上玉、ワイトやヴァンパイアやダークメイジのお局共には勿体ねぇ……オレんだ!この坊やはオレんだ!!』
血走った目で舌舐めずりをしながら、服を脱ぎ床に捨てて、ミケーレを裸に剥く。
『ちゅっ……おら、舌出せよ……はっ……ちゅ……』
『ん!……くちゅ……はっ!?えっ?……ん……あ!』
唇を奪い口内を蹂躙する。舌で無理矢理歯をこじ開けて舌を絡め取り、歯の裏、歯茎を味わい、唾液を送りつける。
性知識の無いその名の通り汚れの無い天使ようなミケーレはあっと言う間になし崩しにされ、快楽の熱を叩きこまれる。
乱暴な一方的な口付けが終わると、初めて与えられた性的な感覚にぐったりとしている。……身体のある部分を除いて。
『……ぁ………ぁ…………』
『へへっ……じゅるり……』
まだ皮の被っているペニスにカルメッラがむしゃぶりついた。
『ひうっっつ!!??』
『ん……じゅぱっ……れろ……ちょっと痛いかもしれねぇけど……男だろ?』
カルメッラは大胆にしかし、丁寧にミケーレのペニスを大人のそれに変えるべく舌を這わしていく。
濡れた肉がペニスに這い回る快楽と、ピリピリとしたもどかしい痛みを同時に与えられ、身体を強張らせて、その手はシーツをぐしゃりと握りしめている。
もっとも、その初々しい反応を見たカルメッラは何も知らない美ショタを自分の色に染め、我儘にできる喜びから、自身の膣に指を這わせじゅぽじゅぱ……っと弄りながら卑猥な音を奏でている。
『……あぁ!もう我慢できねー!』
ぬぷぷぷ……ぱち"ゅん""っっっ!!!!!
カルメッラが馬乗りになって、ミケーレの純潔を奪った。まごう事なき逆レイプである。
『あひゃっ!?』
ドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドク
カルメッラの中で人生初めての射精。それも中出し。本来なら数年から10年先、恋をして、愛を知って、それから良し人に捧げるべきそれを訳も分からないまま奪われてしまった。
『はっ……はぁ〜〜♪♪あぁ……すっげ♪……コレ……バカになる……』
当のカルメッラは恍惚とした表情で美少年の純潔を汚した征服感と性の快楽を噛み締めていた。
それも束の間……
ぱちゅん!!
『ひぐっ!???』
ぱちゅん!!
『あぐっっ!!あぁ!!』
再び腰が打ち付けられる。出したばかりの敏感なミケーレには苦痛とも言える快楽の暴力を文字通り叩き込まれる。
『ほら、元気だせよっ♪まだオレは満足して無いんだよっ!!』
ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん……
ショタの上で褐色の肉が踊る。玉のような汗が滴り、髪が乱れ、キツイ雌の臭いを振り撒いている。
ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん……
『はぁ!……あぐっ!あっ!やっ!あっ!!』
ビクビクと身体を痙攣させて、快楽に耐えるミケーレは女の子の様な叫声を上げる。シーツを掴み、涙で顔をくしゃくしゃにするその様子にカルメッラは背中をゾクゾクさせる。
『はむっ♪』
れろれろれろれろれろれろれろれろれろれろ
『ん!?ん!ん!ん!ん……』
ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん
たまらずカルメッラは再び覆い被さり、唇を奪うい、ミケーレ少年の頭と背中に手を回し、豊満な胸を押し当てて密着した状態で……いわゆる逆種付けプレスで腰を振りまくる。
『ぷはっ♪……出るんだな?だせよ!出せっ!!ちんぽ擦り付けてオレの中でイけ!……お前はオレんだ!!オレのもんだ!!』
『あぁあ!!ぐっ!あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ!!!』
ぱちゅん!!!
ドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドク
『ーーー❤❤❤❤❤』
『あぁー……あー……あ……ぁ……ぁ…………』
ミケーレ少年はそのままコト切れた様にプツリと意識を闇の中に手放した。
それからミケーレは程なくしてインキュバスになり、カルメッラからありとあらゆる性技を教え込まれ身体を開発された。借金のカタに売られてから殆どのカルメッラの部屋で監禁状態だ。
クンニの仕方、愛撫、舌技、マッサージ。
乳首や前立腺、アナルの開発。ちゃんとメスイキが出来るまで。
正に性の暴力である。
カルメッラはと言うと可愛らしくあどけなく、しかし自身が教えた性技をもって奉仕するミケーレにドップリとはまっていた。
あらゆる薬品や媚薬を使われ、毎日毎日繰り返し犯された。時には女の子が着る可愛いドレスを着て外で犯される事もあった。
乱暴な行為に心は嫌がっていたが、身体はインキュバスの本能に忠実で、カルメッラを自分の雌と認め与えられる快楽を求めていた。
カルメッラが忙しい時などは最大1カ月間貞操帯を付けて過ごした。
陵辱から解放された安堵の傍らで麻薬のような快楽への禁断症状が容赦なくミケーレを蝕んでいった。
当然、カルメッラは長い仕事を終え帰るなりミケーレをブチ犯す。その時はお互いまるで動物のように……いや、動物の方がまだ理性的とも言える激しい交わりで、お互いの身体をあらゆる体液でドロドロに汚すまで快楽を貪り合った。
そんな生活が続いて5年経った1925年の春……
それは突然だった。
カルメッラが逮捕されたのだ。
警察署長との癒着がバレたらしい。
騒がしくなるコンスタンチ・ファミリーを尻目にミケーレはようやく解放されると歓喜した。そして隙を見て逃げ出す事に成功したのだ。
着の身着のままコートを1枚羽織って真っ先に目指したのは我が家。
何処だか分からないながらも、人づてに道を聞きながらミケーレは歩き続けた。
『そ、そんな……』
やっとの思いでたどり着いた父親の店兼我が家は見るも無残にボロボロになっていた。
シャッターには"売家"とボロボロになって剥がれかけた貼り紙がしてあった。
『ねぇ、おじさん!……ここにあった店は、お父さんの店はどうなったの?』
ミケーレは堪らず近くにいた酔いどれた浮浪者に声を掛けた。
『あぁん?……ココはおれの!おれの店だぁあ!!みーんな持ってかれたってんだ!チキショウめぇぇ!!……ひっく!』
『おれの店?……おじさん……まさか……』
『ん??……おめぇ……ミケーレか?』
酔いどれた浮浪者はミケーレの父親のマルコだった。
『なぁ!……オメェはおれの息子だなぁ??だったらよ?金!金を用立ててくれよう!!聞いたぜ?ヤクザもんの高級キャバレーで行き遅れたネーチャン相手に、へへっ……たんまり稼いでんだろぅ??』
『なっ……!?』
ミケーレは失念していた。目の前にいる自分の父親は借金のカタに実の息子をマフィアに売るような最低な男なのだ。あの時のシーンが映画の回想シーンのように頭の中に流れる。
マルコが直ぐにミケーレに気付いたのも、カルメッラに犯され続けた挙げ句にインキュバスになって身体の成長が止まり、16歳なのに13歳から容姿が全く変わってなかった事にある。
『金をくれよぉ!!』
『ちょっと……離して!』
マルコはミケーレに縋り、掴み掛かった。
『オメェが役立たずだからぁ!おれがこんな目に合ってんだぁぁあ!!』
『あぁっ!!!』
身勝手な言い分と共に、マルコはミケーレを殴り飛ばした。
『オメェ!!待ちやがれぇぇ!!』
『………………』
ミケーレは逃げ出した。走って走って、泣きながら走った。
そして、何処だかよくわからない偶々見つけた公園で呆然とただベンチに座っていた。今までの事とこれからの事、最低な父親の事、会えなかった母親の事なとで頭の中はごちゃごちゃだった。
『……よう。やっと見つけたぜ?』
その声に顔を上げると、ガラの悪いスーツを着込んだオークが……あの時、ミケーレを連れて行った借金取りのグレッタがいた。
『は、はは……』
ミケーレの口から思わず渇いた笑い声が漏れた。
車に連れ込まれ、攫われるように摩天楼のあのビルのあの部屋に。ベッドにポスリと投げられ押し倒された。
『……アタシ、ファミリーの幹部になったんだ。頑張ったんだぜぇ?ふっ……アンタをボスのとこに連れてった事……だいぶ後悔したよ。ムリにでもアタシが囲っときゃよかったってな。』
『へ?』
グレッタの目は座っていて、ミケーレの身体を弄りながら服を脱がしていくその手には熱がこもっている。
『……もうボスはいない。アンタを売った酔いどれのクソオヤジもあの有り様だ。』
『なっ!?……どう言う!』
ミケーレの頭の中はぐちゃぐちゃになっていた。
『言わせてもらうげど……"アレ"はもうダメだ。』
『!!!』
それはミケーレが今1番考えたくない、しかし考えなければならない残酷な事実だった。
『帰る所も無い。……分かっちゃ無いかも知れないがアンタの為に後ろ立てになってたボスも今や檻の中だ。』
グレッタの言う通り、ミケーレには帰る場所も、庇護してくれる後見人もいない。
『んで?自分の立場と状況は理解したか?……売られたくないだろ?』
ミケーレはゆっくりと首を縦に振った。グレッタの口から出たのは選択肢の無い選択だった。
『ならアタシのモノになりな。これからアタシがこのファミリーを仕切る。』
ミケーレは息を吸い込むと目をキュッと閉じた。
『いい子だ。……んっ』
唇を重ねて舌を絡め合う。それだけで開発されたミケーレのペニスは硬くなる。
プチプチと布を破る音が聞こえる。
グレッタはスーツを脱ぐ事もなくスラックスの股間の部分を破り、下着をズラして自分でくちゅくちゅと秘部を弄ぶ。
(どうすれば……どうすれば……こんな事にはならなかったのかなぁ?)
グレッタの顔が離れた。口と口の間には唾液の橋がかかっている。
『もうべちゃべちゃだ……ふふ♪』
そう言うとグレッタは穴の空いたスラックスを脱ぐ事なく秘部にミケーレのペニスをあてがう。
(僕にもっと力があれば……。)
『アタシの……ハジメテ……坊やにやるよ♪』
ずるるるるる……じゅぽん!
『ひぃ!??あ❤やば❤なにこれ!?』
『え??』
挿入した途端にグレッタが騒ぎ始めた。
『ちょ、ちょっと❤ま、ままって❤』
『……………………』
ぐちゅん!
『あひゃあ!??❤い、いまうごいたらっお、おか、おかしく』
じゅぱん!!
『あお"っ"っ❤❤』
びくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびく
『あ"ーーー❤あ"ーーー❤……』
グレッタは涎を垂らしながら小刻みに痙攣している。この痙攣の意味するところをミケーレは知っていた。
ミケーレの中の雄としての本能と、邪悪な心が鎌首をもたげた。
目の前の雌を "モノに(支配)しろ" と。
(もし力があれば……こんな事にならなかった。目の前でだらしなく涎を垂らしながらイキ果てている雌はマフィアの幹部だ。力を持ってる。もしこの雌を支配出来たら……。力が手に入る!)
ミケーレの暗い瞳に力が宿る。
ドサリと今度はミケーレがグレッタを押し倒した。
『……ねぇ、キモチイイ??』
『はぇ?』
どちゅん!(杭打ちピストン
『あひゃあ!?あ❤あ❤』
『キモチイイんだぁ……』
どちゅん!どっちゅん!(杭打ちピストン×2
『お"っ❤あ"あ"❤ごっ……ち、調子に乗っ』
どちゅん!どっちゅ、どっちゅん!(杭打ちp......
『あ❤ごっ❤あ❤お""ぉ""っ!!』
インキュバスとなったミケーレのペニスは硬さ、角度、サイズ、どれを取ってもグレッタの入り口、Gスポット、子宮口etc…etc....キモチイイトコロを容赦なく責める。
ミケーレはグレッタの反応を楽しんでいる。完全に遊んでいるのだ。
そもそも、ミケーレは紛いなりにもハイオークに性の訓練をされたインキュバスなのだ。ただのオークが敵う筈がない。
普段は厳しい格好に厳しい表情をしているからか気付かない者が多いが、グレッタは整ったかわいい顔をしている。
肌もキメ細かく、絹のように滑らかで、触れば吸い付くような手触りだ。
大きさはカルメッラには敵わないが、マシュマロのように柔らかい双丘に顔を埋めれば乳下や谷間から蒸れた雌の甘〜い臭いがむわりと香る。
その先のピンク色の蕾を軽く噛みながら、先程の激しい杭打ちピストンからは一変して、膣内のザラザラしたツブツブをひとつひとつ押し潰すようにゆっくりと腰を動かす。
ずろろろろろ…………
『あ"っ❤ん"ん"〜〜〜〜〜❤❤❤』
ビクン!……ビクン!
快楽を……雄の味を教え込むようなゆっくりとした輸送にグレッタは1オクターブ高い声で悶絶した。
『キモチイイんだ?……こんなコドモに感じちゃうんだぁ??……ヘンタイ……ヘンタイ……くすくす♪』
『へっ?あ、ちが』
どちゅん!(杭打c……
『あ"お"んん""❤❤』
ビクン!!
『……そう?違うんだ?』
ちゅぽん!と音を立ててミケーレはグレッタの膣からペニスを抜いた。
『やっ……な、なんで?』
ミケーレはショタがしちゃいけない顔でにたぁ〜……っと笑いながら自分の指を見せつけた。
『こっちで虐めてあげるよ。』
『あ……はあはは…………』
彼の表情を見て、グレッタは今更ながら彼に開かせてはいけない扉を開かせた事を理解した。
ぐちゅ……ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっ……ずる……じゅくじゅく……ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっ……………………
…………………………
……………………
………………
…………
……1時間後。
ぐちゅぐちゃぐちちゅちゃちゃっちゃっ…………
『ぁ"あ"❤いぐっ❤い"ぐ❤いぐいぐいぐいぐいぐいぐ❤❤』
ミケーレはカルメッラに仕込まれたテクニック(手淫編)を全て使って1時間もの間グレッタを虐めている。もうぐちゃぐちゃのぐずぐずでそれはもう酷い有り様である。
『で?"お前"は何回イッたんだ??えぇ??』
ぐちゃぐちゃぐちゃちゃちゃちゃっちゃっ……
『ず、ずっと❤い"っ"でます"❤ぁ"ぁ"❤いぐ❤いぐ❤いぐ〜〜〜〜〜〜!!!』
ガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガク
ぐちゃちゃちゃちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっ…………
ミケーレはグレッタがイッても一切手を緩めない。容赦のカケラも無い。
『やらぁ!イッでる"ぅ"❤い"っ"でる"がらぁ''❤❤ふっ……っ……ごっ""❤❤』
ビクン!!……ビクン!!……ガガガガガガザガガガガガ……
(そろそろか……くくく……)
ミケーレは手淫を止めるといきなりオーク専用の凶悪ショタペニスをグレッタの膣に突っ込んだ。
ぐちゃぽん!!!
『がぶ!?はーーー❤❤はーーーっ❤❤』
『いいか?" 俺が " お前のモノじゃあない。" お前が "俺のモノだ。わかった??』
『ぁ"ぁ"ん❤い❤はー❤』
『わかったかって聞いてるんだよ!!!??』
ばぢゅ"ん"!!じゅ"ばん"ん"!!(杭……以下略。
『はぃ"い"❤わっ、わがり"❤まじだぁ"❤❤ わがり"❤まじだぁ"❤』
『じゃあ出してやるから、ファッキンザコマンコしっかり締めろよ、メ・ス・ブ・タ♪』
じゅぽっ!!……じゃぽっ!!……じゅぽ!ぱっ!……ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!ぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱ………………
開始される高速杭打ちピストン。グレッタは魔物娘の本能か、ミケーレの腰に脚を回してらいしゅきホールドで応えている。
『はぃ"い"❤ザコま"ン"ゴぉお"❤じめ"まずぅ ❤❤ じめ"まずぅがら"ぁ"❤お"っ❤ お"っ❤ お"っ❤ いぐ❤いぐ❤いぐ❤❤❤』
どくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどく
『ひゅーーーー❤……ひゅーーーー❤……ひゅーーーー❤』
行為が終わり、返り討ちにされたグレッタは虫の息で、時々ビクンと身体を痙攣させるだけの肉人形みたいな有り様になっている。
『おい、グレッタ。コンスタンチファミリーにはボスが居ないんだろ?』
『(……コク)』
『わかった……じゃあ、これから俺がお前らを飼ってやるよ。手を貸せ。……わかったな??』
『(……コク)』
『くくくくく…………』
ずるるるるる……じゅぽん……ぱんぱんぱん……
『❤……❤❤……❤❤……!!!……❤❤❤』
ここにいる少年は以前の優しいミケーレでは無かった。
ここにいるのは同一人物ではあるが、少年の姿をしたマフィア……" ベビー・フェイス "
彼と彼のファミリーはカシゴ市、ニューシャテリア市を中心にアルカナ合衆国の裏社会に名を轟かす事になる。
彼が再びヴァイオリンに触れるのはまだ先の話しだ。
つづく
注意!
ショタがぐちゃぐちゃになります。
またショタが魔物娘をぐちゃぐちゃにしちゃいます。
一部過激な描写があります。
作者は頭がイカれております。病気です。倫理の敵です。どうしようもありません。
ファッ●ン作者の有害物質が垂れ流がされ、精神汚染の危険があります。
それでもばちこいな心が広い方、又は耐性のある方のみお進み下さい。
カランカラン♪
やぁ、マスター。いつものをたのむよ。今日はカルメッラも一緒だ。俺と同じのを。レコードは……ヴァルディのカンツォーネを頼む。
あぁ、良い音だ……昔旅行で行った父の故郷ロマーナを思い出すよ。
さて……アンタのジパング記者さんだって?
そう身構えないでくれよ。" 今は " カタギだ。何も取って喰わないさ。こんなナリだけど、今はコンサートマスターの他にはカルフォーロ州の農場とワイン倉の " 真っ当な " 経営者さ。
お、きたきた。……ここのアフォガードは最高なんだ。
それで?俺に聞きたい事?
なんで元マフィアのボスがヴァイオリン奏者をやってるかだって?
……元々引けるのさ。ヴァイオリン。自分で言うのはなんだが、昔は良いとこのお坊ちゃんだったのさ。
別に隠す事じゃあ無い。
ただ、話す変わりにアフォガードのおかわりと……良い記事にする事が条件だかね?
ははっ、契約成立だ。
。
。
。
。
ギャングスタ・シンフォニー
……人魔歴1919年。
当時ミケーレ・ジュノヴェーゼはまだ人間で12歳になったばかりのチンチクリンの良いとこのお坊ちゃんだった。父親がカシゴ・シティで展開する酒屋の社長で、儲かっていた。
言い付けでヴァイオリンとピアノ、それから外国語をやっていたのだ。
もっとも、主神語とかファラン語は面白く無かったようだ。しかし、ヴァイオリンとピアノは良かった。
ニューシャテリア音楽コンテスト、ヴァイオリンU12部門でグランプリを取って、ジュリアン音楽院に飛び級で入学した。
思えばその時がミケーレの人生で一番"まとも"に幸せだった。
翌年の1920年に禁酒法が制定されて、父親のビジネスに暗雲が立ち込めた。
アルカナ合衆国中の酒店に役所の連中が押し掛けて来て、店に並べてあるワインやブランデーやウィスキーの樽や瓶……シードルとビールも全部捨てられて、ドブ川からアルコールと汚水の強烈な臭いが街に立ち込める。
当時を生きたお年寄りなら懐かしい光景だろう。
ミケーレの父親も例外では無く、8店舗構えてた店がひとつ減り……またひとつ潰れて生活は苦しくなった。
それで、父親は密造酒と"ぐもり酒場"の経営に手を出したのだ。最初は良かったみたいだがあっさり当局にバレて、今度はマフィアから借金をした。……これがミケーレの人生を狂わせていった。
返済が滞り、借金に借金を重ね、ついに破産してしまった。
しかし、マフィアに金を借りたのだ。金を返せないは通用しない。
バタン!!
『マルコ・ジュノヴェーゼ!!……金はどうなった??』
家のドアを乱暴に開け、推し入ってきたのは父親マルコが金を借りたマフィアの借金取りだ。
ダークグレーのスーツに派手な柄シャツ。イカにもタコにも裏家業。恰幅の良い魔物娘オークだった。
身をこわばわせるミケーレと母親。
『あの、すみません……子供がいますので、そう言う話は……。』
『子供?……あぁ……。ふーん……こりゃ、上玉だ。』
借金取りは舐め回すようにミケーレを値踏みした。
『あの……子供には……』
バン!!
父親の頼りない返事にイラついたのか、借金取りは玄関近くのキャビネットを蹴り付けた。
『ひぃ!』
『関係ねぇだろ?……借りたものはキッチリ返さないと、お天道さんに顔向け出来ねぇわな?アンタも商売人なら信用……って言葉……分かるか?知ってるよな?』
『は、はい……。』
『で?……金はあるんだろうな?』
『あの……その……もう少し待ってもらえませんか?』
バコン!
と、借金取りはまた思いっきりキャビネットを蹴り付けた。
『ふざけんじゃねー!!いったいどれだけ待たせりゃ気がすむんだ?あぁん??……ちっ……仕方ねえ……』
借金取りはズカズカとミケーレの前に来ると、腕を引っ張り上げた。
『ふぅん……おぼこい顔してるじゃないかぁ。お前さんならベガシのハイ・キャバレーか高級男娼で相当稼げるぜ?』
*男娼館とは、1人もしくは複数の独り身の魔物娘が男娼を生涯買い取ることのできる施設。童貞、ショタは高値が付く。つまり平たく言えば旦那様販売所。
『……その子で、借金のカタになりますか?』
幼いミケーレに父親から信じられない一言が聞こえてきた。
『あぁ?……マジかよ。ちっ……ボスと相談だな。』
『そ、そんなぁ……嘘だよね!?』
ミケーレの父親、マルコはミケーレから目を逸らした。
『……わかった。しかたねぇ、こっちもビジネスだ。坊や、こっちに来な!』
『おとーさーーん!!!』
借金取りはミケーレをひょいと小脇に抱えると、黒い車にミケーレを押し込み、去っていった。
『まぁ……坊やには同情するよ。アタシが言うのもなんだけど、坊やのオヤジはロクデナシだ。』
『……ぐすん。』
『そう泣くなよ……。坊やなら直ぐに良い引き取り手が見つかるさ。先ずはボスに挨拶だ。お行儀良くな?』
『……めそめそ……ずびっ……。』
借金取りのオークは目を赤く腫らすミケーレを横目にため息をひとつ。
ある意味でミケーレは幸運だったのかも知れない。少なくとも人間のマフィアに引き取られるよりはずっと良い。
コンスタンチ・ファミリーは有名なロマーナ系マフィア一家で創設は移民時代まで遡る。西の大陸のロマーナ王国(現在は共和国)から開拓時代が終わってから移民したロマーナ系の人や魔物娘は肩身が狭かった。
黒人やユタ人よりはマシだが差別があり、誰もまともに扱ってくれない。強盗に襲われた人やレイプの被害にあった女や魔物娘なども警察ですら無視した。
そうして必然的にロマーナ系移民である自分達の身を守る為に自警団を組織したのが始まりだった。
それが次第に組織が大きくなるにつれ資金繰りの為に食品ビジネス、農業ビジネス、ジュエリーブランド、ファッション、キャバレーにカジノや男娼館、土地の地上げにはたまた魔界の禁止アイテムや薬(主に媚薬)の密輸。合法・非合法関係なくビジネスに手を出していった。
(出来るならアタシが囲ってやりたいけど……ムリか。この坊やはきっと高級娼館に売られんだろなぁ……。行き遅れて処女拗らせたショタコン変態ワイトやらヴァンパイアとかに捕まったら可愛そ……)
などとは言えず車を転がして、そうして着いたのは摩天楼のネオン眩しい歓楽街近くのとあるビルだった。
区画整理? なにそれおいしいの? と言わんばかりに大小入り乱れ、あちこちに裏路地へと続く入口がある。
此処が何処だかわからない。正に裏社会だ。
『ボス!戻りました。』
『我が姉妹グレッタ。ご苦労様。さて……ようこそ、コンスタンチ・ファミリーへ。話は電話で聞いてるよ。オレはカルメッラ・コンスタンチ。このファミリーのボスだ。……んで、アンタがロクデナシの親父に売られたガキかい?』
部屋の奥の書斎然としたデスクに脚を組んで腰掛けていたのは、大きな身体と褐色の肌、自身に満ちた少々吊り上がった目、白い髪を持つカルメッラと名乗ったハイオークだ。
白い髪を後ろで纏め、頭にはつば広のフェルト帽、首には白い羽マフラー。黒い生地に白いストライプの高級ダブル・スーツの中にはち切れんばかりのメロンを押し込んでいる。
『……返事は?』
『……は、はい。』
ズキューーーーン!!
『はうっっ!!!』
カルメッラが涙ぐむミケーレの目を見た瞬間、一瞬のけぞった後、ガタッと椅子から立ち上がると、ミケーレの手を掴んで自分の腕の中に抱き寄せた。
カルメッラのハートはミケーレにズキュン!と撃ち抜かれていた。
『ボ、ボス?』
『……はっ!……ゴホン。こ、このガキはマルコんとこの借金のカタだな?……チャラだ!コイツで十分だと伝えな!!』
『えっ!?でも、ヤツの借金は1万ダラー(今の日本円で約800万円)もありますが!??』
『チャラだ!!二度も言わせるな!……この坊やにはそれ以上の価値がある。』
グレッタにそれだけ言うと、カルメッラはミケーレを自室へと連れ込み、乱暴にベッドに投げ付けた。
『この坊やをキャバレー?男娼館??……ハッ!……こんな上玉、ワイトやヴァンパイアやダークメイジのお局共には勿体ねぇ……オレんだ!この坊やはオレんだ!!』
血走った目で舌舐めずりをしながら、服を脱ぎ床に捨てて、ミケーレを裸に剥く。
『ちゅっ……おら、舌出せよ……はっ……ちゅ……』
『ん!……くちゅ……はっ!?えっ?……ん……あ!』
唇を奪い口内を蹂躙する。舌で無理矢理歯をこじ開けて舌を絡め取り、歯の裏、歯茎を味わい、唾液を送りつける。
性知識の無いその名の通り汚れの無い天使ようなミケーレはあっと言う間になし崩しにされ、快楽の熱を叩きこまれる。
乱暴な一方的な口付けが終わると、初めて与えられた性的な感覚にぐったりとしている。……身体のある部分を除いて。
『……ぁ………ぁ…………』
『へへっ……じゅるり……』
まだ皮の被っているペニスにカルメッラがむしゃぶりついた。
『ひうっっつ!!??』
『ん……じゅぱっ……れろ……ちょっと痛いかもしれねぇけど……男だろ?』
カルメッラは大胆にしかし、丁寧にミケーレのペニスを大人のそれに変えるべく舌を這わしていく。
濡れた肉がペニスに這い回る快楽と、ピリピリとしたもどかしい痛みを同時に与えられ、身体を強張らせて、その手はシーツをぐしゃりと握りしめている。
もっとも、その初々しい反応を見たカルメッラは何も知らない美ショタを自分の色に染め、我儘にできる喜びから、自身の膣に指を這わせじゅぽじゅぱ……っと弄りながら卑猥な音を奏でている。
『……あぁ!もう我慢できねー!』
ぬぷぷぷ……ぱち"ゅん""っっっ!!!!!
カルメッラが馬乗りになって、ミケーレの純潔を奪った。まごう事なき逆レイプである。
『あひゃっ!?』
ドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドク
カルメッラの中で人生初めての射精。それも中出し。本来なら数年から10年先、恋をして、愛を知って、それから良し人に捧げるべきそれを訳も分からないまま奪われてしまった。
『はっ……はぁ〜〜♪♪あぁ……すっげ♪……コレ……バカになる……』
当のカルメッラは恍惚とした表情で美少年の純潔を汚した征服感と性の快楽を噛み締めていた。
それも束の間……
ぱちゅん!!
『ひぐっ!???』
ぱちゅん!!
『あぐっっ!!あぁ!!』
再び腰が打ち付けられる。出したばかりの敏感なミケーレには苦痛とも言える快楽の暴力を文字通り叩き込まれる。
『ほら、元気だせよっ♪まだオレは満足して無いんだよっ!!』
ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん……
ショタの上で褐色の肉が踊る。玉のような汗が滴り、髪が乱れ、キツイ雌の臭いを振り撒いている。
ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん……
『はぁ!……あぐっ!あっ!やっ!あっ!!』
ビクビクと身体を痙攣させて、快楽に耐えるミケーレは女の子の様な叫声を上げる。シーツを掴み、涙で顔をくしゃくしゃにするその様子にカルメッラは背中をゾクゾクさせる。
『はむっ♪』
れろれろれろれろれろれろれろれろれろれろ
『ん!?ん!ん!ん!ん……』
ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん
たまらずカルメッラは再び覆い被さり、唇を奪うい、ミケーレ少年の頭と背中に手を回し、豊満な胸を押し当てて密着した状態で……いわゆる逆種付けプレスで腰を振りまくる。
『ぷはっ♪……出るんだな?だせよ!出せっ!!ちんぽ擦り付けてオレの中でイけ!……お前はオレんだ!!オレのもんだ!!』
『あぁあ!!ぐっ!あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ!!!』
ぱちゅん!!!
ドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドク
『ーーー❤❤❤❤❤』
『あぁー……あー……あ……ぁ……ぁ…………』
ミケーレ少年はそのままコト切れた様にプツリと意識を闇の中に手放した。
それからミケーレは程なくしてインキュバスになり、カルメッラからありとあらゆる性技を教え込まれ身体を開発された。借金のカタに売られてから殆どのカルメッラの部屋で監禁状態だ。
クンニの仕方、愛撫、舌技、マッサージ。
乳首や前立腺、アナルの開発。ちゃんとメスイキが出来るまで。
正に性の暴力である。
カルメッラはと言うと可愛らしくあどけなく、しかし自身が教えた性技をもって奉仕するミケーレにドップリとはまっていた。
あらゆる薬品や媚薬を使われ、毎日毎日繰り返し犯された。時には女の子が着る可愛いドレスを着て外で犯される事もあった。
乱暴な行為に心は嫌がっていたが、身体はインキュバスの本能に忠実で、カルメッラを自分の雌と認め与えられる快楽を求めていた。
カルメッラが忙しい時などは最大1カ月間貞操帯を付けて過ごした。
陵辱から解放された安堵の傍らで麻薬のような快楽への禁断症状が容赦なくミケーレを蝕んでいった。
当然、カルメッラは長い仕事を終え帰るなりミケーレをブチ犯す。その時はお互いまるで動物のように……いや、動物の方がまだ理性的とも言える激しい交わりで、お互いの身体をあらゆる体液でドロドロに汚すまで快楽を貪り合った。
そんな生活が続いて5年経った1925年の春……
それは突然だった。
カルメッラが逮捕されたのだ。
警察署長との癒着がバレたらしい。
騒がしくなるコンスタンチ・ファミリーを尻目にミケーレはようやく解放されると歓喜した。そして隙を見て逃げ出す事に成功したのだ。
着の身着のままコートを1枚羽織って真っ先に目指したのは我が家。
何処だか分からないながらも、人づてに道を聞きながらミケーレは歩き続けた。
『そ、そんな……』
やっとの思いでたどり着いた父親の店兼我が家は見るも無残にボロボロになっていた。
シャッターには"売家"とボロボロになって剥がれかけた貼り紙がしてあった。
『ねぇ、おじさん!……ここにあった店は、お父さんの店はどうなったの?』
ミケーレは堪らず近くにいた酔いどれた浮浪者に声を掛けた。
『あぁん?……ココはおれの!おれの店だぁあ!!みーんな持ってかれたってんだ!チキショウめぇぇ!!……ひっく!』
『おれの店?……おじさん……まさか……』
『ん??……おめぇ……ミケーレか?』
酔いどれた浮浪者はミケーレの父親のマルコだった。
『なぁ!……オメェはおれの息子だなぁ??だったらよ?金!金を用立ててくれよう!!聞いたぜ?ヤクザもんの高級キャバレーで行き遅れたネーチャン相手に、へへっ……たんまり稼いでんだろぅ??』
『なっ……!?』
ミケーレは失念していた。目の前にいる自分の父親は借金のカタに実の息子をマフィアに売るような最低な男なのだ。あの時のシーンが映画の回想シーンのように頭の中に流れる。
マルコが直ぐにミケーレに気付いたのも、カルメッラに犯され続けた挙げ句にインキュバスになって身体の成長が止まり、16歳なのに13歳から容姿が全く変わってなかった事にある。
『金をくれよぉ!!』
『ちょっと……離して!』
マルコはミケーレに縋り、掴み掛かった。
『オメェが役立たずだからぁ!おれがこんな目に合ってんだぁぁあ!!』
『あぁっ!!!』
身勝手な言い分と共に、マルコはミケーレを殴り飛ばした。
『オメェ!!待ちやがれぇぇ!!』
『………………』
ミケーレは逃げ出した。走って走って、泣きながら走った。
そして、何処だかよくわからない偶々見つけた公園で呆然とただベンチに座っていた。今までの事とこれからの事、最低な父親の事、会えなかった母親の事なとで頭の中はごちゃごちゃだった。
『……よう。やっと見つけたぜ?』
その声に顔を上げると、ガラの悪いスーツを着込んだオークが……あの時、ミケーレを連れて行った借金取りのグレッタがいた。
『は、はは……』
ミケーレの口から思わず渇いた笑い声が漏れた。
車に連れ込まれ、攫われるように摩天楼のあのビルのあの部屋に。ベッドにポスリと投げられ押し倒された。
『……アタシ、ファミリーの幹部になったんだ。頑張ったんだぜぇ?ふっ……アンタをボスのとこに連れてった事……だいぶ後悔したよ。ムリにでもアタシが囲っときゃよかったってな。』
『へ?』
グレッタの目は座っていて、ミケーレの身体を弄りながら服を脱がしていくその手には熱がこもっている。
『……もうボスはいない。アンタを売った酔いどれのクソオヤジもあの有り様だ。』
『なっ!?……どう言う!』
ミケーレの頭の中はぐちゃぐちゃになっていた。
『言わせてもらうげど……"アレ"はもうダメだ。』
『!!!』
それはミケーレが今1番考えたくない、しかし考えなければならない残酷な事実だった。
『帰る所も無い。……分かっちゃ無いかも知れないがアンタの為に後ろ立てになってたボスも今や檻の中だ。』
グレッタの言う通り、ミケーレには帰る場所も、庇護してくれる後見人もいない。
『んで?自分の立場と状況は理解したか?……売られたくないだろ?』
ミケーレはゆっくりと首を縦に振った。グレッタの口から出たのは選択肢の無い選択だった。
『ならアタシのモノになりな。これからアタシがこのファミリーを仕切る。』
ミケーレは息を吸い込むと目をキュッと閉じた。
『いい子だ。……んっ』
唇を重ねて舌を絡め合う。それだけで開発されたミケーレのペニスは硬くなる。
プチプチと布を破る音が聞こえる。
グレッタはスーツを脱ぐ事もなくスラックスの股間の部分を破り、下着をズラして自分でくちゅくちゅと秘部を弄ぶ。
(どうすれば……どうすれば……こんな事にはならなかったのかなぁ?)
グレッタの顔が離れた。口と口の間には唾液の橋がかかっている。
『もうべちゃべちゃだ……ふふ♪』
そう言うとグレッタは穴の空いたスラックスを脱ぐ事なく秘部にミケーレのペニスをあてがう。
(僕にもっと力があれば……。)
『アタシの……ハジメテ……坊やにやるよ♪』
ずるるるるる……じゅぽん!
『ひぃ!??あ❤やば❤なにこれ!?』
『え??』
挿入した途端にグレッタが騒ぎ始めた。
『ちょ、ちょっと❤ま、ままって❤』
『……………………』
ぐちゅん!
『あひゃあ!??❤い、いまうごいたらっお、おか、おかしく』
じゅぱん!!
『あお"っ"っ❤❤』
びくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびくびく
『あ"ーーー❤あ"ーーー❤……』
グレッタは涎を垂らしながら小刻みに痙攣している。この痙攣の意味するところをミケーレは知っていた。
ミケーレの中の雄としての本能と、邪悪な心が鎌首をもたげた。
目の前の雌を "モノに(支配)しろ" と。
(もし力があれば……こんな事にならなかった。目の前でだらしなく涎を垂らしながらイキ果てている雌はマフィアの幹部だ。力を持ってる。もしこの雌を支配出来たら……。力が手に入る!)
ミケーレの暗い瞳に力が宿る。
ドサリと今度はミケーレがグレッタを押し倒した。
『……ねぇ、キモチイイ??』
『はぇ?』
どちゅん!(杭打ちピストン
『あひゃあ!?あ❤あ❤』
『キモチイイんだぁ……』
どちゅん!どっちゅん!(杭打ちピストン×2
『お"っ❤あ"あ"❤ごっ……ち、調子に乗っ』
どちゅん!どっちゅ、どっちゅん!(杭打ちp......
『あ❤ごっ❤あ❤お""ぉ""っ!!』
インキュバスとなったミケーレのペニスは硬さ、角度、サイズ、どれを取ってもグレッタの入り口、Gスポット、子宮口etc…etc....キモチイイトコロを容赦なく責める。
ミケーレはグレッタの反応を楽しんでいる。完全に遊んでいるのだ。
そもそも、ミケーレは紛いなりにもハイオークに性の訓練をされたインキュバスなのだ。ただのオークが敵う筈がない。
普段は厳しい格好に厳しい表情をしているからか気付かない者が多いが、グレッタは整ったかわいい顔をしている。
肌もキメ細かく、絹のように滑らかで、触れば吸い付くような手触りだ。
大きさはカルメッラには敵わないが、マシュマロのように柔らかい双丘に顔を埋めれば乳下や谷間から蒸れた雌の甘〜い臭いがむわりと香る。
その先のピンク色の蕾を軽く噛みながら、先程の激しい杭打ちピストンからは一変して、膣内のザラザラしたツブツブをひとつひとつ押し潰すようにゆっくりと腰を動かす。
ずろろろろろ…………
『あ"っ❤ん"ん"〜〜〜〜〜❤❤❤』
ビクン!……ビクン!
快楽を……雄の味を教え込むようなゆっくりとした輸送にグレッタは1オクターブ高い声で悶絶した。
『キモチイイんだ?……こんなコドモに感じちゃうんだぁ??……ヘンタイ……ヘンタイ……くすくす♪』
『へっ?あ、ちが』
どちゅん!(杭打c……
『あ"お"んん""❤❤』
ビクン!!
『……そう?違うんだ?』
ちゅぽん!と音を立ててミケーレはグレッタの膣からペニスを抜いた。
『やっ……な、なんで?』
ミケーレはショタがしちゃいけない顔でにたぁ〜……っと笑いながら自分の指を見せつけた。
『こっちで虐めてあげるよ。』
『あ……はあはは…………』
彼の表情を見て、グレッタは今更ながら彼に開かせてはいけない扉を開かせた事を理解した。
ぐちゅ……ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっ……ずる……じゅくじゅく……ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっ……………………
…………………………
……………………
………………
…………
……1時間後。
ぐちゅぐちゃぐちちゅちゃちゃっちゃっ…………
『ぁ"あ"❤いぐっ❤い"ぐ❤いぐいぐいぐいぐいぐいぐ❤❤』
ミケーレはカルメッラに仕込まれたテクニック(手淫編)を全て使って1時間もの間グレッタを虐めている。もうぐちゃぐちゃのぐずぐずでそれはもう酷い有り様である。
『で?"お前"は何回イッたんだ??えぇ??』
ぐちゃぐちゃぐちゃちゃちゃちゃっちゃっ……
『ず、ずっと❤い"っ"でます"❤ぁ"ぁ"❤いぐ❤いぐ❤いぐ〜〜〜〜〜〜!!!』
ガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガク
ぐちゃちゃちゃちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっ…………
ミケーレはグレッタがイッても一切手を緩めない。容赦のカケラも無い。
『やらぁ!イッでる"ぅ"❤い"っ"でる"がらぁ''❤❤ふっ……っ……ごっ""❤❤』
ビクン!!……ビクン!!……ガガガガガガザガガガガガ……
(そろそろか……くくく……)
ミケーレは手淫を止めるといきなりオーク専用の凶悪ショタペニスをグレッタの膣に突っ込んだ。
ぐちゃぽん!!!
『がぶ!?はーーー❤❤はーーーっ❤❤』
『いいか?" 俺が " お前のモノじゃあない。" お前が "俺のモノだ。わかった??』
『ぁ"ぁ"ん❤い❤はー❤』
『わかったかって聞いてるんだよ!!!??』
ばぢゅ"ん"!!じゅ"ばん"ん"!!(杭……以下略。
『はぃ"い"❤わっ、わがり"❤まじだぁ"❤❤ わがり"❤まじだぁ"❤』
『じゃあ出してやるから、ファッキンザコマンコしっかり締めろよ、メ・ス・ブ・タ♪』
じゅぽっ!!……じゃぽっ!!……じゅぽ!ぱっ!……ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!ぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱ………………
開始される高速杭打ちピストン。グレッタは魔物娘の本能か、ミケーレの腰に脚を回してらいしゅきホールドで応えている。
『はぃ"い"❤ザコま"ン"ゴぉお"❤じめ"まずぅ ❤❤ じめ"まずぅがら"ぁ"❤お"っ❤ お"っ❤ お"っ❤ いぐ❤いぐ❤いぐ❤❤❤』
どくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどくどく
『ひゅーーーー❤……ひゅーーーー❤……ひゅーーーー❤』
行為が終わり、返り討ちにされたグレッタは虫の息で、時々ビクンと身体を痙攣させるだけの肉人形みたいな有り様になっている。
『おい、グレッタ。コンスタンチファミリーにはボスが居ないんだろ?』
『(……コク)』
『わかった……じゃあ、これから俺がお前らを飼ってやるよ。手を貸せ。……わかったな??』
『(……コク)』
『くくくくく…………』
ずるるるるる……じゅぽん……ぱんぱんぱん……
『❤……❤❤……❤❤……!!!……❤❤❤』
ここにいる少年は以前の優しいミケーレでは無かった。
ここにいるのは同一人物ではあるが、少年の姿をしたマフィア……" ベビー・フェイス "
彼と彼のファミリーはカシゴ市、ニューシャテリア市を中心にアルカナ合衆国の裏社会に名を轟かす事になる。
彼が再びヴァイオリンに触れるのはまだ先の話しだ。
つづく
20/10/08 23:36更新 / francois
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