読切小説
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ぺろぺろゴクゴク♥フーリーちゃんっ!!
 「ふーちゃんただいま……。ふーちゃん……。居ないのー?」

 早春とは思えない季節外れの暖かさ。暖かいと言うより暑いぐらいの陽気だ。憂鬱になりながら汗ばみ帰宅した俺。 いつもは愛する妻ふーちゃんが笑顔で出迎えてくれるのだが…。どこかに出かけているらしい。声をかけても家の中はしんと静まり返っている。

 よく見ればテーブルの上に、「買い忘れたものがあるのでちょっと出かけてきます。」と書かれたメモ書き。それならメールしてくれればいいと思うんだけれど…。
やれやれ。ふーちゃんは時々こういう事があるんだよね…。可愛らしい字で書かれたメモを見ながら俺は苦笑した。

 さて、それじゃあ彼女が帰宅するまでにシャワーを浴びて、それから夕飯の支度を手伝うとするか…。俺はつぶやきながら浴室に向かった。

















 魔王の統べる王国と国交が結ばれて数十年…。今では魔物娘の存在はごく当たり前のように認められている。嫁さんのふーちゃんもフーリーという種族の魔物娘だ。
 フーリーだからふーちゃんか?随分と安直だって?でも最初に会った時、彼女は俺に風子(ふうこ)と名乗ったのだ。だからそういわれてもそれは仕方がない…。

 ありがたい事にふーちゃんはこんな俺をなぜか気に入ってくれた。独り暮らしが長かった俺を愛情深く世話してくれるようになった。彼女への想いが抑えきれなくなり、生涯を共に過ごしていこうと決心するのに時間はかからなかった。

 結婚するときに打ち明けられたのだが、厳密にはふーちゃんは魔物娘ではなく愛の神に仕える天使だとの事だ。本当なら驚く事だろうが、魔物が当たり前に存在する世の中だ。天使が居てもおかしくはないだろう。俺はふーちゃんの告白を何の疑問も無く受け入れた…。

 物思いにふけりながら夕食の準備をする。そんな俺の耳にドアが開く音が聞こえた。ふーちゃんが帰ってきたのだ。俺は急いで彼女を出迎えに行った。

















 「ふーちゃんおかえり。お疲れさま。」

 「賢くんただいま戻りました〜。ごめんなさいです…。お野菜買い忘れちゃって…。」

 出迎えた俺の目に入ってきたのは、スーパーの袋を持つ女性の姿。彼女のきめ細やかな褐色の肌は汗でぬれており、桃色に輝くセミロングの髪もぺったりと張り付いている。つぶらな瞳は髪と同色の桃色で、愛情深いその眼差しで切なげに微笑んでいるのだ。

 全く崩れた所のない整った顔立ちは、少女のような幼い愛らしさを醸し出している。小柄だが豊かな胸とくびれた腰は、艶めかしい魅力を放っている。これが愛する妻、ふーちゃんだ。

 「ふーちゃんこそ暑い中大変だったね…。さ、袋は俺が持つから。」

 「ありがとうございます。賢くんこそお仕事お疲れさまです!」

 スーパーの袋を受け取ろうとする俺に、ふーちゃんは笑顔でお礼を言ってくれる。いつもの様に透き通った声が耳をくすぐる。


 「はい。賢くんどうぞ。結構重いですよ〜。気を付けて下さいね…。」
 
 「大丈夫大丈夫…。」

 袋を受け取った俺だが…その途端ふーちゃんから汗の匂いが漂う。よっぽど急いで帰宅したのだろう。白いブラウスの両腋にはしっかりと汗染みが出来ている。
 でも愛の天使であるフーリーゆえの事だろうか。ふーちゃんの汗の匂いは柑橘系の果物のような甘酸っぱさで、思わずうっとりとしてしまう

 「え…ごめんなさい!暑かったから汗かいちゃって…。すぐにシャワー浴びてきますね。」

 俺が何度もくんくんしているのに気が付いたふーちゃんは、大慌てて浴室に行こうとした。

「駄目!」

 俺は急いでふーちゃんを抱きしめる。せっかくの愛しい人の匂い。このままシャワーで流されてしまうのはあまりにもったいないじゃないか…。

 「え〜!ちょ、ちょっと待ってくださいよぉ!わたしを求めて下さるのはとても嬉しいですけれど。せめて体を洗わせてください…。」

 「だめ…このままのふーちゃんがいいんだ。」

 慌てて止めるふーちゃんを意に介さず、俺は彼女の首筋に顔を埋める。甘く濃い匂いがますます強くなる。俺は汗で濡れてつややかな肌にちゅっと口づけした。

 「だめぇ…いやですよぉ!汚いですからぁ!」

 ふーちゃんのいやいやする仕草と、可憐な声にますます興奮してきてしまう。俺は当然のようにそのまま舌を出して柔らかい肌を舐めあげた。

 ぺろっ…。

 「き、今日もなめなめするんですかぁ…。ぅひぃっ…。」

 舐められて甘くあえぐふーちゃん。ふーちゃんの汗はなぜかおいしい。しょっぱいとか甘いとか以前に純粋においしい。もっともっと味わいたい。ふーちゃんを俺の中に取り込みたい。

 ぺろぺろぺろぺろ……

 「あっ…。っう…。賢くんだめですよぉ…」

 つぶらな潤んだ目で俺を見つめるふーちゃん。ますます気持ちが高まった俺は、彼女をただひたすら舐めあげる。首筋を夢中になってねぶりまくる。いつもの事だが本当に味わい深い。くせになるおいしさだ。それとなぜかこうしていると、とても気持ちが安らぐのだ。

 フーリーの体液は汚れの無い清らかなものだと聞いた事はある。だがそれプラス強力なストレス鎮静作用でもあるのだろうか?俺はそんな馬鹿な事を思う。そして汗に濡れたふーちゃんのブラウスを脱がすと腕をそっと持ち上げた。

 「ああっ!?だ、だめだめだめぇ!汚いから!それは本当に駄目だからぁ!」

 次に何をされるか察したふーちゃんが必死に哀願する。だがそんな彼女を無視した俺は半ば無理やり腋の下に顔を埋めた。

 「いいかげんにしなさい賢くん…。」

 強引な行為にさすがにむっとしたような口調になるふーちゃん。幾分とがめるような眼差しで俺を見つめてきた。

 「賢くんのばかっ…。もう…わたしだって恥かしいんだよ…。」

 「ごめん。でも、ふーちゃんとこうしていると俺とっても落ち着くんだ…。ほんとうに駄目かな?」

 どうしてもふーちゃんが嫌なら無理強いするつもりは無い。でもこうして彼女を抱きしめ、優しい匂いに包まれ、至福の体液を味わっていると、心からの安心感と多幸感に包まれるのだ。ふーちゃんとのそんなひと時は俺にとってかけがいのないものだ。

 もっとふーちゃんを味わいたい…。ぺろぺろしたい…。俺は懇願する様な眼差しになってじっと彼女を見つめ続ける。ふーちゃんは呆れたようにため息を着いた。

 「もう…しらないんだからぁ…。」

 ふーちゃんはしかたがないなあと言いながらも優しく微笑んでくれた。

 「ふーちゃんありがとう!それじゃあもっとぺろぺろさせてね!」

 「えっ!いや賢くんまってよぉ…。」

 良かった…。ふーちゃんが許してくれた。俺は大喜びで彼女の腋の下に舌を這わせる。無駄毛一本無い滑らかな腋はじっとりと汗がにじみ出ている。熟れきった果実のような甘く強い匂いも漂っている。思わずくらくらする様な良い感じだ。

 ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろ………

 「ひっ!ひいぃっ!あんまり激しくすると…く、くすぐったいからぁ!」

 うん。とっても良い。匂い同様濃く甘い味わい。くすぐったくて叫ぶふーちゃんだが、俺も止められない。続けて反対側の腋に口を這わせ、満足するまで味わい続ける。そして思いっきり吸い上げる。

 じゅるるるるるる…。

 「あっ!だめっ。吸うのはだめ…。そんな事しちゃいやだよぉ…。」

 「本当にふーちゃんは可愛いな…。かわいいふーちゃんもっと見たいよ。」

 ふーちゃんも気持ちが高まってきたようで濡れたような声で訴えかける。瞳も濁ったような光を放っている。いつも変わらぬ愛らしさで俺を誘惑する。

 「それじゃあここを吸うのはいいんだよね…。」

 俺はふーちゃんの豊かな双丘に手をやる。すでに桃色の乳首はぴんと立って細やかに震えていた。震えを止める様に優しく両乳首をつまんで、何度もこりこりする。

 「あぁ…賢くぅん…。こりこり気持ちいよぉ…。」

 甘くあえぐふーちゃんを存分に堪能する。俺は顔を胸に押し付けると尖った乳首をちゅうちゅう吸い、舌で優しくころころと転がす。汗と肌の甘い匂いに包まれた俺は、気持ちを抑えきれずにしなやかな体を掻き抱く。

 「ふふっ…。もう…。賢くんったらぁ…。お乳も出ないのにそんなにおっぱい美味しいんですか…。」

 いつしか優しい母のような眼差しとなったふーちゃんは、俺の頭を抱いて何度も撫でてくれる。優しく心地よい手つきに心が蕩けていく。

 「賢くんも子供みたいで可愛いです…。でも、もしわたしがお乳出るようになれば…赤ちゃんの分のおっぱいも賢くんに飲まれちゃいそうですね〜。」

 「ふーちゃんったら…。でもふーちゃんのおっぱい美味しいんだろうなあ…。早く飲んでみたいよ。」

 思わず本音が出た俺…。ふーちゃんはからかうように俺の背中をぽんぽんと叩いてくれた。本当に子どもがされるような仕草にますます心がきゅんとなる。その思いをぶつける様にちゅっちゅと乳首を吸い続ける。

 「………っう。賢くぅん…。おっぱいがいい。とってもいいですよぉ…。」

 ふーちゃんもはあはあと荒い息をついて喜んでくれている。嬉しい。ふーちゃんにもっと喜んでもらいたい。もっと喘がせたい。俺は乳首から口を離すと彼女の体の中心部に向けて舌を動かし続けた。すべすべでしっとり湿った肌の味わいを夢中になってたのしむ。

 「はぁ…う…。け、賢くん…。」

 期待が抑えきれないかのようにふーちゃんは熱い吐息をつく。口には出さないが早くわたしの大切な所を舐めて。とでも言いたそうな眼差し。でも、このままふーちゃんのあそこを舐めるのはなんかもったいない。

 そうだ。他にもおいしい所があるじゃないか…。おへそを舐めていた俺は秘所を味わう前にふーちゃんにお願いする。

 「ねえ、ふーちゃん。座ってもらっていいかな?」

 「あ………うん。いいけど…。」

 ぺたんと腰を下ろしたふーちゃん。怪訝そうなふーちゃんに構わずに俺はしなやかな太ももにすがりつく。艶やかな褐色の肌はもちもちとして張りがあり、絹布を触っているかのようなきめ細やかさ。やさしくさわさわと撫でながら、心地よさに思わずため息を着く。

 「賢くんの手つきエロいんだぁ…。」

 ふーちゃんはからかうようにくすくすと笑った。

 「だって…それはふーちゃんが綺麗な肌しているからだよ。」

 「そう言ってくれるのは嬉しいけど、でも触り方が妙にヘンタイっぽいです………」

 苦しい言い訳をする俺だが、悪戯っぽい眼差しになったふーちゃんはさらに畳みかける。俺は恥ずかしさで顔を赤らめた。

 「………っ!そんなこと言うふーちゃんはこうだよっ!」

 「えっ!?け、賢くん。まってよ!そこはっ!」

 照れ隠しにふーちゃんの言葉をさえぎった俺は彼女の足首を取る。ふわりと漂う甘い香りを感じながら甲の部分に口づけする。思わぬ行為に目を丸くするふーちゃん。

 「いやいや!いくらなんでもそこはダメ!蒸れちゃっているから。汗かいて蒸れているから本当にだめだよぉ!」

 ふーちゃんは鈴のような澄んだ声で叫ぶ。そう。ふーちゃんの足。一日の汗で湿って蒸れ蒸れのふーちゃんの足。そこがとっても素敵な匂いと味わいなのだ。ふーちゃんは必死になって足を引っ込めようとするが、俺は両手でしっかりとホールドする。そしてさらに吸い付いてキスマークを付けた。

 ちゅっ。ちゅっ。ちゅっ。ちゅっ………

 子供のように可愛らしいふーちゃんの足。何度もキスするとそのたびに細かく震える。

 「あ…ひっ…。け、賢くん。くすぐったいから…。」

 見上げれば切なそうに訴え続けるふーちゃんの顔。ますます興奮した俺は…ふーちゃんの足の親指を口に含むと、愛情を込めてしゃぶりだした。

 「いやぁ!汚いからっ…。におうからっ…。賢くん本当に駄目だよぉ。そんなことしちゃ恥ずかしいよぉ…。お願いだからぁ!」

 ふーちゃんは今にも泣きそうな声になってきた。どことなく瞳も潤んでいる。これ以上はさすがに可哀そうになった俺は明るい声で慰めた。

 「大丈夫だって!ふーちゃんに汚い所なんかある訳無いよ!それにとってもいい匂いだし、すごくいい味していて止められないんだ!」

 言葉を証明するかのように、俺はふーちゃんの目を見ながら足に鼻を付ける。かぐわしくもむっとする強い香りを吸い込むと、くらくらするほど心地良くなる。

 「やめてよ〜!そういう事されると恥ずかしいんだってば………ひゃ!ま、またそんなところ舐めて〜。」

 口をとがらせて文句を言うふーちゃんだが、俺も当然止められない。再び可憐な足に舌を這わせて丁寧にかつ執拗に舐める。

 「ひっ…。っう…。んっ…。く、くすぐったいよぉ…。」

 ピクピク身を震わせてあえぐふーちゃん。濡れたように甘い声が俺の耳を犯すようだ。俺は足指を一本一本咥えて優しく吸い、指の間も丹念にぺろぺろ舐める。足の裏をねっとりと舐めあげると、びくりと反応して跳ね上がる。

 「ひいぃぃっ!」

 可愛い悲鳴を上げるふーちゃんをもっと見たい。ああ。俺って変態だな…。当然その自覚はあるが、口に含むふーちゃんの足の舌触りも最高だ。もう止められない。

 ふーちゃんが愛おしい…
 ふーちゃんが可愛い…
 ふーちゃんが美味しい…
 ふーちゃんが気持ちいい…

 ぺろぺろぺろぺろちゅっちゅちゅっちゅ………

 ふーちゃんへの想いと愛情を爆発させる様に、俺は彼女の両足への御奉仕を続けた。

















 「はーっ。はーっ。はーっ。」

 相変らず俺はふーちゃんの足を咥えている。絶え間ない刺激で放心状態になったのだろうか。ふーちゃんはどことなく虚ろな眼差しで、何度も荒い吐息を付いている。

 ちゅっ…。

 俺は締めの合図のように足の甲にキスをすると、ふーちゃんを見上げた。赤く染まった頬、蕩けそうな眼差しがなんとも蠱惑的だ。

 「ありがとう。ふーちゃん…。」

 「ふぇ?ああ…いいえ〜。賢くんが満足して頂ければ…」

 お礼を言う俺にほっとした様にふーちゃんも微笑む。しばらく息を整えていたが、やがてふらふらしながら立ち上がった。

 「それじゃあちょっと…。」

 「え?どうしたのふーちゃん?」

 「………。」

 問いかける俺にふーちゃんは言葉も無く顔を赤らめる。

 「ふーちゃん?」

 「もうっ…。賢君の意地悪…。おトイレ…です…。」

 眉をひそめて呟くと恥ずかしそうに俯くふーちゃんだが、そのままさっとトイレに駆け込もうとした。

 ああ…。これは駄目だ!
 今日一番のふーちゃんの美味しいものが、無駄に捨てられてしまう!

 俺はそそくさ逃げようとするふーちゃんの手を掴む。そして覆いかぶさるようにぎゅっと抱きしめた。小柄なふーちゃんは抱きしめると、ちょうど腕の中に納まってとても心地よい。

 「だめっ!待ってよふーちゃん…。」

 「え!?いや…おトイレですから。ちょっと待っていて下さいね…。」

 ふーちゃんは俺を諭す様に言うと優しく手を握ってくれる。

 「ううん…。それだったら…お風呂場でいいよ。」

 「お風呂場って…そんなところで、あの…おしっこ…するものじゃないですよぉ…。ってまさか!?」

 何を言っているのといった体で俺を見ているふーちゃん。だが、何かを察したかのようにはっと目を向いて大声で叫んだ。

 「お風呂場って?、ええええっ!またあれですかぁ!?嫌っ!あれは嫌ですよお!あんな事しちゃいけませんよ賢くんっ!」

 「お願いっ!もっともっとふーちゃんを味わいたいんだっ!ふーちゃんから出てくるものを飲みたいんだ!お願いふーちゃん!」

 「ちょっ…。待ってよぉ賢くん…。」

 ふーちゃんが必死で止めるのも聞かずに、俺は彼女を抱えるようにして風呂場に連れて行く。そして壁に押し付け腰に手をまわして抱きしめた。

 そう…。

 これからが本番。今日のお楽しみにとっておいた…ふーちゃんの聖水。これを存分に味わう時が来たのだ。もちろん清らかなフーリーだから、聖水もミネラルウォーターを飲むような清々しい味わいである事は間違いない。
 
 今から愛の天使フーリーから聖水を賜るのだ。そう 『 聖 水 』 をだ。

 「だめだめだめ!本当に駄目だって賢くん…。こんなことしたら汚いよ…。」

 ふーちゃんは何度も首を振って俺を思いとどまらせようとする。だが、いたいけなその仕草は俺をますます興奮させ、歪んだ欲情が抑えきれなくなる。

 「大丈夫大丈夫!フーリーは排泄物まで全部清らかっていうじゃないか!それに今までふーちゃんの聖水は何度も頂いたけれど、とっても…美味しかったから…。」

 「賢くんのばかぁ…。変態っ…。信じられないよぉ…。」

 俺を罵るふーちゃんだが声は弱弱しく、眼差しは悲しみに溢れている。一瞬罪の意識に駆られるが、溢れ出そうな獣欲がたちまちそれを打ち消した。俺はふーちゃんのタイトなスカートと可愛らしい下着をぱぱっと脱がす。たちまち下半身が…ふーちゃんの恥ずかしい部分が丸出しになった。

 「いやっ…。け、賢くんもう止めよぉ…。」

 「お〜。ふーちゃん…綺麗だよ…。」

 ふーちゃんは顔を真っ赤にして瞳を潤ませる。思わず吸い付きたくなるつるつるの秘丘…。ちょこんと突き出た肉芽…。薄桃色の合わさった花びら…。花弁からは興奮を抑えきれない証である淫蜜が大量に湧き出している。思わずため息が出るほど淫らかつ清楚な光景だ。

 そして、そこからは今まで嗅いできたどの部分よりも、むっとする濃い香りが漂っている。想像以上に魅惑的な香は俺の鼻をつんと突く。するとたちまちこの淫花に吸い付き、蜜を啜り飲む以外の事は考えられなくなった。

 「お願い賢くん…。せめてアソコを洗わせて…。ここも蒸れちゃってるから汚いよぉ…。」

 震える声で哀願するふーちゃん。可愛いのでもっと見ていたいが、やっぱり可哀そうだ…。俺は安心させる様に笑顔になると秘裂に顔を埋めた。たちまち生クリームのような心地よい甘い香りに包まれる。ふーちゃんはにおう。汚い。というけれど、俺からすればいつも良い香りとしか思えないのだ。これも天使フーリーであるがゆえの事だろうか。

 「何も気にしないで!ほらっ!す〜は〜。うん!とってもいい匂い…。」

 「もうっ!賢くんまたそんな事して!だからそれは恥ずかしいんだってば!」

 「大丈夫…何も恥ずかしがらないで…。」

 俺はふーちゃんの大切な場所…わななく下半身の唇にそっと口づけした。ぷにぷにしたピンク色の粘膜の感触と、蜜の甘酸っぱい味わいが口に広がる。

 ちゅっ。ちゅっ。

 「ひっ!け、賢く…」

 ぴくんと震えて悲鳴を上げるふーちゃん。彼女が何か言おうとするのに構わず、俺は魔惑の唇を一気に吸い上げた。

 ちゅっ。ぢゅうううううううっ!

 「ひっ!………ひううううううっ!」

 素敵なソプラノボイスでふーちゃんは絶叫した。引きつるように顔を上げ、足をがくがく震わせている。たちまち大量の粘液が柔肉からほとばしると、どろどろと俺の口に注がれる。

 「む…んっ。んぐ…んぐ……。」

 ふーちゃんが悦楽に溺れてくれている証である、熱く淫らで甘い花蜜…。俺は当然のようにこくこくと飲み干す。濃くて、甘酸っぱくて、おいしい…。もっと、もっと欲しい…。至福の美酒を賜りたい俺はさらに奉仕を続ける。

 びらびらを舌で丁寧に舐め、敏感な肉突起をちゅうちゅうと吸う。ぬるぬるの蜜が湧き出る花びらの芯に舌を差し入れて何度も動かす。

 「おおおおおおおっ!」

 興奮したふーちゃんが吠えると肉洞がきゅっと絞めつけられた。挿入されていた俺の舌は膣奥に吸い込まれそうになってしまった。

 「んんっ!む〜っ…。んぐ…んぐ…んぐ…。」

 俺は呻きながらも大量に溢れ出る愛汁を延々と飲み続ける。無我夢中になって味わい続けた結果…俺の顔は濡れてべたべたになってしまった。

 「け、賢くぅん…とっても上手…。気持ちいいよぉ…。」

 ふーちゃんも喜んでくれている。すっかり快楽の虜となって、ねっとりとした声で囁く。蕩けそうに笑いながら俺の頭を優しく撫でてくれる。それがとっても心地よくて、もっともっとふーちゃんをよがらせたくなってしまう。

 俺は自分の指を愛のローションでたっぷりと濡らすと、ふーちゃんのお尻の穴にそっと挿入させた。ふーちゃんの形の良いお尻が、ぴくっと震えていやいやするように前後に動く。

 「ひぁうっ!いっ…。いやあっ!賢くんそこはだめだよおっ!お尻に指なんか入れてぇ!」

 「いいんだよ。遠慮しないで気持ち良くなってふーちゃん。」

 甘くあえぐふーちゃんの声を楽しみながら、俺は指を曲げると直腸から膣裏を刺激する。そっと丁寧に、優しくなんどもマッサージするように動かす。

 「ふーちゃん大丈夫?痛くない?」

 「うぐっ…。痛くは無いけど。な、なんか変…。でもいいよぉ…。賢くん気持ちいいよぉ!」

 ふーちゃんの腰が官能的に震えだす。あ…そろそろイキそうなのか?俺はさらに気持ち良くなってもらうべくピンクの肉芽に吸い付いた。

 ちゅっ…ちゅううううううっ!

 「ひぎっ!い…いいっ!クリちゃんがいいっ!きもちいいよおっ!」

 快楽を貪るかのように、ふーちゃんは俺の頭を掴んで自身の股間に押し付ける。ごりごりと顔を欲望の中心にこすり付ける。俺も負けじとばかりにふーちゃんの腰を掴んで、花弁を吸い続けた。さらに空いた片手で、てらてら光る肉豆をつまんで、コリコリと刺激した。

 ふーちゃんの腰はがくがく震えだし、目はうつろに光っている。半開きになった口からは喘ぐような嗚咽がこだましている。

 ちゅうちゅうクニクニコリコリ…

 俺はありとあらゆる性技を使ってふーちゃんを絶頂に押し上げようとする。ふーちゃんは限界に達したようで獣のように叫んだ。

 「くっ…ひいいっ!い…イクっ!イクよっ!お○んこイっちゃううっ!」

 一声吠えるとふーちゃんの体はぴーんと突っ張りぶるぶる震え続けた。だが俺はなおも執拗に下半身の淫唇を吸い続ける。どくどく吐きだされる愛涎を飲み続ける。ふーちゃんはまだするの?と言わんばかりに俺を凝視した。

 「ま…待ってよっ!賢くんだめだよぉ…。イっちゃったばかりだからぁ…。むずむずするからあ…。そんなことされると…お、おしっこ漏れちゃうよぉ!」

 絶頂に達したばかりで敏感になっているのだろう。ふーちゃんはつらそうな眼差しでいやいやする。だが、ようやく待ちに待った聖水を飲めるのだ。俺は授けてくれる天使さまを笑顔でなだめる。

 「ううん…いいんだよ。ふーちゃんは愛の天使じゃないか。天使さまに今から聖水を頂けるんだから…全く問題ないさ!」

 「賢くんのばかぁ〜!その聖水は違うからぁ!」

 可憐な声を張り上げて必死に抗議するふーちゃんが愛らしい。俺は逃げようとするふーちゃんの腰を抱え込んだ。そして天使さまに聖水を頂けるよう、なおもご奉仕を続ける。

 ぺろぺろクリクリちゅうちゅうコリコリ………

 舌、唇、指…。俺の使える部分はすべて使い、ふーちゃんを気持ち良くする。クリトリス、ラヴィア、膣口、ふーちゃんの敏感な部分を丹念に責めつづける。

 「だ、だめだめ…。またイク…。でる。でる。でちゃうよぉ…。」

 ふーちゃんは顔を歪めてなんどもいやいやする。脚を突っ張らせ前後左右に動かす。
 あ…そろそろイクのかな?俺は再度アナルに指を入れて優しく弄りながら笑った。

 「何も我慢しないで。かわいいふーちゃんをもっと見せて…。」

 「ばかあ…っう…。いやぁ!またお尻なんかほじくってぇ…。け…賢くんの変態…っひぃっ!」

 「あー。また変態だなんて言って…。そんなこと言うふーちゃんはこうだよっ。」

 時折馬鹿とか変態とか言いながらも甘く喘ぎ続けるふーちゃん。俺はおしおきとばかりに、ぴんと張りつめた肉芽を吸い上げた。

 ちゅううううっ!

 「ひっ!ひうううううううううっ!イっ…っくうっ!」

 天を仰ぐと甲高い声でふーちゃんは絶叫した。足の力がぐにゃりと抜けると俺の肩を両手でぎゅっと掴む。続けて泉から清流が湧き出るように…琥珀色の液体が膨れた尿道口から噴き出してきた。それは音を立てて俺の口の中に注ぎ込まれる。

 ごく…。

 愛の天使さまからの待ちに待った賜りものだ。清らかなフーリーを象徴するかのように透明で澄んだ味わいの聖水。当然俺は口を秘部に直付けして飲む。その姿を見たふーちゃんは悲しそうに声を上げた。

 「そんなもの飲んじゃだめぇ…。汚いよぉ…。恥ずかしいよぉ…。」

 すすり泣くような声を上げながら、ふーちゃんは聖水を垂れ流し続ける。喜んで飲み続ける俺を見て、切ない眼差しでかぶりを振り続ける。

 「ああっ…。だめ…賢くん…。おしっこでちゃってる…。お漏らし止まらないよぉ…。」

 ふーちゃんは低い声で呟いている。重荷から解放されたような、何かを諦めたかのような虚ろな表情だ。自分を支えるように俺の肩を掴んで、体をぷるぷる震わせ続けている。

 口中に注がれ続ける清らかな聖水…。溢れたそれは俺の体にも降り注ぐ。恵みの雨のように温かくて心地よくて、浴びているとなぜかほっと落ち着く。爽やかな味わいの滴を夢中になって貪る。倒錯した情念に溺れきった俺は、ごくごく音を立てて飲み続けた。

















 「は〜っ。は〜っ。」

 ふーちゃんは腰が抜けたように俺にもたれかかっている。紅潮した顔と呆けた様な淫らな表情はエロくて素敵だ。だが、荒い息をついて肩を震わす姿を見ては、それ以上に無性に申し訳なくなってしまう。

 「ごめんね…ふーちゃん…。」

 俺はふーちゃんの肩を抱いて何度も背中をさすった。

 「もぉ…。賢くんったら…。」

 頭を俺の胸に預けてそっと呟くと、ふーちゃんは悲しそうに微笑んだ。まるで憐れむかのような薄桃色の眼差しだ。気持ちも落ち着き冷静になっていた俺は胸が痛くなる。

 「本当に悪かったよ。あの、ご飯作ってくるからふーちゃんはお風呂に入っていてね…。」

 ふーちゃんにはこれ以上無理をさせられない。俺を見つめるつらそうな眼差しにも耐えきれない。俺はもう一度ふーちゃんを抱きしめると、夕飯を作るべくその場を去ろうとした。

 その途端、ふーちゃんの手が褐色の光のように俺の股間に伸びてきた。
 ぎょっとする間もなくたちまち竿と玉を握りしめられてしまう。

 「ぐえっ!」

 どうした?一体急になんだ?男の大事な部分をぎゅっと鷲掴みにされた俺は、たまらず呻き声をあげる。

 「もぉ…。賢くんはずるいです…。自分ばっかり満足してわたしを放置するなんて…。」

 驚いて見ればからかう様な笑みを浮かべるふーちゃん。彼女は俺の張りつめたモノを、ぐにぐにマッサージするかのように弄んでいる。

 「あ…。ふーちゃん…?」

 「そんな驚いた顔しないで下さい。私もお腹が空いているんですよ〜。賢くんの美味しい精をご馳走して欲しいです…。」

 「え…でも…。ふーちゃんは今イッたばかりで…。」

 「賢くんって変な所で遠慮しいなんですよね…。でも、こんなにアソコを大きくしていたのでは説得力ありませんからっ。」

 そう笑ったふーちゃんは再度俺の股間をぎゅうっと握った。

 「っ!ちょっとふーちゃん。」

 「ね…賢くん。我慢なんかしないで、わたしをキミの好きなようにしてください…。わたしはそのためにいるのです…。」

 「ふーちゃ………]

 労わる様な言葉に俺が何か言おうとする前、ふーちゃんはそっと口づけしてきた。瑞々しくて柔らかい唇が優しく触れる。

 「ふふっ…。ちゅっ…ちゅっ…。」

 ぷるぷるの唇の感触が気持ち良くて、俺からも何度もキスを繰り返す。ふーちゃんは嬉しそうに微笑むと、俺の頭をぎゅと抱いて固定した。たちまちふーちゃんの舌が俺の口に侵入してくる。ぬめって蠢くそれは優しく俺の歯茎を舐め続けた。

 「ん…ちゅっ…。んちゅ…むっ…。」

 俺も我慢できずにふーちゃんの舌を絡め取る。ぬるぬるしていて、少しざらざらしていて、淫らな生き物のように俺の口中を犯すそれ。抑えきれない欲望に押し流されるように俺は舌を啜った。

 「むっ…んん〜。んく…んく…。」

 舌からは唾液がこんこんと湧きだし続ける。ふーちゃんの他の体液と同じく、唾液もほのかに甘くて爽やかな味がする。俺は夢中になって唇舌を吸い、唾液をこくこくと飲み続けた。

 「ぷはあ…。」

 どれだけの間唇と舌を貪り続けたのだろう。やがてお互いの唇が離れた後も、俺とふーちゃんはじっと見つめあっていた。物欲しそうにわななく唇。情欲でどろりと輝く瞳。汗で濡れる褐色の肌。淫らなふーちゃんの姿にもう我慢できなかった。

 「あの…ふーちゃんが欲しいんだけど…。いいかな?」

 でも、先ほどのように無理やり汚す様な事はしたくない…。俺は気持ちを抑えて恐る恐る聞いてみた。ほんの一瞬。瞳に憐れみの色を浮かべたふーちゃんは、仕方ないなあと苦笑する。甘えるように俺の首に抱き着き耳元で熱く囁く。

 「もう…。どうしちゃったんですかぁ?わたしはいつでもキミのものなんですよ…。わたしをぺろぺろしていた賢くんに、さっきの獣みたいな賢くんになって欲しいのに…。」

 「ふーちゃんっ!」

 「わたしをキミの望みのままにして下さい…。」

 諭す様にそう言うとふーちゃんは手を広げて俺を迎え入れようとする。慈愛に満ちた眼差しは、なんの遠慮もいらない事を確信させてくれた。

 その瞬間、俺の心を縛っていた鎖が切れた。

 「ふーちゃんっ!俺っ…。もう我慢できないからっ!」

 俺はいきなりふーちゃんを襲うようにして抱きしめた。小柄なふーちゃんを腕の中に抱きしめ、その温かさをじっくりと味わう。

 「ふーちゃん。ふーちゃん。ふーちゃん…。」

 「ふふっ。賢くん可愛いです…。」

 うわ言のように名前を繰り返す俺を、ふーちゃんはあやす様によしよしと愛撫してくれた。甘い手つきにますます我慢できなくなった俺は、ふーちゃんの体を強引に入れ替えて対面座位の形に持っていく。

 「きゃはっ!大丈夫っ!わたしは逃げませんから…。慌てなくても大丈夫ですよ。」

 「ふーちゃんごめん。もうしちゃうからね…。」

 優しく宥めてくれるふーちゃんに詫びると、猛りに猛った己自身を彼女の花弁に押し付けた。いまだ淫蜜をじくじく滲ませている花弁からぶちゅっと音がする。ふーちゃんは、はあはあと荒い息をついて俺を熱く見つめた。

 「入れるよふーちゃん…。」

 ずぶぶっ…

 「けんく………んああっ!!」

 俺は子宮に届けとばかりに男根をぶちこんだ。その途端、肉棒を締め付ける様な快楽が襲ってきた。雁首と鈴口にも強いうずきが生まれ危うく達しそうになってしまう。何とかこらえた俺は欲望のままに腰を動かし続ける。甘く喘ぐふーちゃんの腰を抱えこんでひたすら快楽を貪る。

 ずっ…。

 「ぐひぃっ!」

 ずっ…。

 「ぎっ。お…おチンチンっいい!」

 ずっ…。

 「ひぎっ…賢くんいいよぉ…。」

 ずっ…。

 「おあっ…。お、おなかのなか…あついよぉ…」

 ふーちゃんはひたすらよがり続けている。泣きそうに歪む顔が異様に美しく、俺の欲望が高まって行く。衝動的に小柄なふーちゃんを抱きしめると、強烈な背徳感が産まれてきてしまう。ふーちゃんの姿は幼く可憐な愛らしさだ。こうして対面座位で抱っこするようにセックスしていると、まるで少女を犯している様な感覚に陥るのだ。

 もちろん神族であるふーちゃんだ。実際は想像もつかないほど年上の姉さん女房なのだが、それを言うと決まってむくれてしまう。年齢の事はあえて口には出さないのだ………。

 「む…ちゅっ…。ちゅっ…あっ…いいよぉ。賢くん。けんくぅん…。」

 しきりに喘ぐふーちゃんと熱いキスを交わし合う。舌を絡めあいながら俺は律動を続ける。熱くてぬるぬるの膣内が気持ち良すぎて、頭の中に何度も火花が走るようだ。駄目だ…もうそろそろ達してしまう。精をふーちゃんのなかにぶちまけたい…。

 「えへへっ…。賢くんそろそろイキそうだね…。我慢しないでたくさん出してねっ…。」

 俺の限界を見抜いたふーちゃんが気遣う様に語りかける。少女のように純粋だが、恍惚とした淫らな笑顔で。慈愛深くとってもエロい天使さま。俺だけのふーちゃん。

 ああ…このこをもっと犯したい…。思いっきり膣内に出して種付けしたい…。弾けそうな俺の思いが叫びとなって口を出る。

 「おねがいふーちゃん!孕んで!俺の子供孕んでっ!」

 ラストスパートとばかりに俺は全力で腰を突き上げ続けた。結合部から発生する水音がぶちゅぶちゅと下品だ。腰を突き上げるたびぬめぬめの柔肉が亀頭に絡みつく。ふーちゃんも俺に合わせてくれるかのように淫らに叫んだ。

 「ぐぅっ…。うぁあっ!賢くんいいよっ!…。あかちゃん欲しいよぉ…。賢くんのあかちゃん産んであげるからぁ!だからぁ…お○んこにせーえきぶち込んでよお!」

 「もう駄目っ!出すよふーちゃんっ!中に出すからねっ!」

 俺はふーちゃんの腰を抱え込み最後の一撃を見舞った。亀頭がくりくりとした子宮口にぶつかる感触が伝わってくる。

 ずっ!

 「ぐ…ひぃっ!いっ…いぐううううっ!いぐいぐいぐううっ!」

 ふーちゃんは体を震わせて絶頂した。そのまま何度も何度もびくびく痙攣する。

 膣内が俺自身をきゅうっと絞めつけてきた。獣のように叫んでよがり狂ってくれるふーちゃん。眼差しは焦点が合わない虚ろな様子だ。そんなふーちゃんがエロくて、愛おしくて、何者にも代えがたくて…俺はとうとう達した。

 「あ…でるっ!いくっ!」

 びゅくっびゅくっびゅくっびゅくっびゅくっ………

 尿道を快楽の塊がせりあがって来きた。それはたちまちふーちゃんの胎内にぶちまけられる。絶頂感と共に何度も何度も精が放出され、神聖な子宮を汚し続ける。

 もっと、もっと気持ち良くなりたい…。

 俺はふーちゃんの腰をしっかりと抱え、自身の腰をぐっと突き出した。確実に受精するように子宮口に肉竿をぐりぐり押し付ける。ぬるぬるで締め付けるふーちゃんのなかは、天に上るかのような悦楽だ。俺は熱いうるみの中に延々と精を吐きだし続ける。

 びゅくっびゅくっびゅくっびゅくっびゅくっ………

 いつしか俺の頭の中は真っ白になり、全身を包む気持ち良さ以外の事は考えられなくなっていった。

 「うあっ。ひぁっ…アソコが熱い…熱いよぉ…。わたしのお○んこ…賢くんのお汁でいっぱいだよぉ…。」

 ふーちゃんも鈍い眼差しで、半開きの口からは涎を流している。俺の愛する淫猥な天使はうわ言のように呟きつづけた。

















 「ふーちゃん。ありがとう…。」

 「もぉ。いやですよぉ…。お礼なんかいりませんからね…。」

 あれから少し休憩を挟んで体を洗いあった。今はお互い温かい湯につかってくつろいでいる。俺の両足の間にちょこんと入っているふーちゃん。そんな小柄なふーちゃんを後ろから抱きしめていると、心の底からの安らぎを覚えるのだ。

 「賢くん。もっとぎゅーってして下さい。」

 「いいの?」

 「もちろんです!そうされるとわたしもとっても気持ちいんですよ〜。」

 ふーちゃんは柔らかく微笑んでくれている。色々無茶をして罪悪感を覚えていた俺を安心させてくれる。そんな愛情あふれる笑顔だ。うながされてふーちゃんをぎゅっとすると柔らかさと温かさが伝わってきた。

 ほっと気が緩んだ俺だが、その瞬間思わず下らない事をぽろりと口に出してしまう。

 「ふーちゃんが気持ち良くなってくれて嬉しいな。俺も今日は天使さまの聖水を存分に頂いて、一緒に天にイクぐらい気持ち良かったから!」

 あくまで冗談のつもりで笑った。だがふーちゃんは急に俺をじいっと見つめてきた。そのジト目に思わずたじろいでしまう…。

 「賢くぅん…。随分と調子に乗っていますねぇ…。」

 強い笑みを浮かべて俺をにらむふーちゃんは正直いって怖い。
 そうだよな…。強引にぺろぺろされておしっこ飲まれればやっぱり怒るよな…。俺は申し訳なくなって頭を下げた。

 「あの…色々ごめんなさいふーちゃん…。」

 そのまま沈黙の時間が流れた…。悪いのは俺だ。もう一度謝ろうか?そう思った俺の耳に不意に鈴の様な笑い声が聞こえる。

 「あはははっ。冗談ですよ!冗談ですから!そんなに深刻な顔をしないで下さい。」

 「ふーちゃん?」

 「大丈夫ですよ!何も怒っていませんから…。それに、あのぐらいの事で賢くんが元気を取り戻してくれれば私も嬉しいんですよ…。」

 「いや…元気って。俺はもともと元気だけど…。」

 言いかけた俺にふーちゃんは愛情を込めて微笑んだ。

 「賢くん。隠してもだめですよ〜。きみがわたしにああいった事をするのは、いつも何かあった時ですから…。大丈夫ですか?会社で何かありましたか?」

 憐れみといたわりを込めた眼差しのふーちゃんは、俺の肩にそっと触れた。
そう…今日は少し会社で失敗をしてしまった。そんな大事にはならなかったのだが、気持ちはずっと憂鬱なままだったのだ。ふーちゃんはそれを察して俺の無茶を受け入れてくれたのだろう。その優しさに俺は泣きそうになる…。

 「ああ…うん!大丈夫だから。心配かけてごめんねふーちゃん。」

 これ情心配はかけたくない…。にっこり笑う俺だが、ふーちゃんはますます心配そうに問いかけてくる。

 「ね…。賢くん。わたしなら賢くんを助けられます。きみのために出来る事はいっぱいあります。だから、なんでもお話してくださいね…。無理は絶対にだめですよ!」

 そう言って笑うふーちゃんからは深い思いやりと愛情が伝わってくる。

 馬鹿…。自分を恥じてうつむいてしまう俺…。

 これほどまでに愛情を注いでくれる人を、散々弄んでしまった…。ストレスのはけ口みたいに慰み者にしてしまった…。俺は深い後悔に囚われ涙ぐむ。何度も頭を下げる。

 「ごめんっ…。ふーちゃんごめん…。本当に悪かったよ…。」
 
 「えっ!?いや!だから別に怒っていないですからぁ!わたしとしてもあそこまで賢くんに求めて頂いて、憎からず思っているというかなんというか………。」

 急にべそをかく俺にあわてたふーちゃんだ。ぎゅっと抱いて何度も頭を撫でてくれる。気持ちを静めてくれるように優しい声で慰めてくれる。

 「ふーちゃん。あ…ありがとう。もうあんな事しないから…。」
 
 「もう…。さっきも言いましたよね。わたしはキミのものなんですよ…。
 大丈夫っ!もしわたしが本当に嫌な事を賢くんがしたら…それはダメだって事を心の底から…徹底的に教えて差し上げますから!だから安心して好きな事をして下さいね!」

 俺を弄ぶような、若干のSっ気を込めるようなふーちゃんをまじまじ見てしまう。だって日頃のふーちゃんは嗜虐趣味とは無縁のひとなのだ。俺はおずおすと問いかける。

 「それって…おしおきしちゃうって事…?」

 「はい。その時はおしおきですよ〜。」

 「本当に………。」

 「はい………。本当です………。」

 「………………。」

 「………ぷっ。ぷぷぷっ。ごめんなさい賢くんっ!」

 沈黙を破って顔をほころばせたふーちゃんは、ドッキリ成功と言わんばかりに噴き出した。

 「なんだ…ふーちゃんたらもう…。びっくりしたなぁ…。」

 「だって、賢くんったらそんなに真面目な顔して…。」

 だよね…。女王様キャラのふーちゃんって想像もつかないし…。俺達は顔を見合わすとどちらからともなく笑いあった。でも、大切なふーちゃんを傷つけたり、悲しませるような事は絶対にするまい。俺はあらためて心に誓う。

 「ふふっ。ごめんなさい。話が変な方に行っちゃって。安心してください!とにかくわたしはいつも賢くんと一緒なんですからね〜。これからも二人一緒に………。あっ!」

 楽しそうにはしゃいでいたふーちゃんは急におなかに手をやる。
 そしてしばらく黙って俯いていたが、やがて顔を上げて天を仰いだ。

 「大丈夫ふーちゃん!?どうしたの?」

 突然の事に動揺する俺をなだめる様に顔をむけたふーちゃん。
 だが、その表情は神々しく、今まで以上の深い慈愛に満ちた聖母のような趣だった。
 ふーちゃんは俺に向けてにっこりと笑ってくれた。つられるように桃色の髪も輝いて舞った。

 神秘的ともいえる姿に打たれた俺は言葉を無くしてしまう。

 「あの…ふーちゃん?」

 ふーちゃんは、はにかみながら体をもじもじと動かした。

 「はい…。これからは 家 族 三 人 で頑張って行きましょう…。ね。賢くん…。」

 ああっ!そうだったのかっ!

 「まさか…それじゃあ!」

 「はいっ!」

 ふーちゃんはほんのり頬を染めて微笑んだ。
 これからはもっと楽しくなるな…。頑張ろう!俺はふーちゃんに目を見張りながら決意を新たにした。













17/10/30 21:51更新 / 近藤無内

■作者メッセージ
今回もご覧頂きありがとうございます。

ええと、色々申し訳ありません…。でも清らかなフーリーちゃんだったら、ぺろぺろゴクゴクしても全く問題は無いはずです。………はずです。
ご覧の皆さんが大目に見てくれるのなら、次はアルラウネちゃんをぺろぺろゴクゴクしたいなあ。と思っている変態です。どうでしょうか?

最後になりましたが、チキンな私の背中を押してくれたうぃすきーさんとぺたごらさん、そして談話室でアドバイスを頂いた方には心からお礼を申し上げます!

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