第5章 「友達」として…… 4
誓いの儀式、と言えばすることは一つしかない。とうとう身も心も結ばれるんだ……。俺の思いは張り裂けそうだった。愛する人の艶めかしい姿態をぎゅっと抱きしめ、温かさと柔らかさを堪能する。有妃も嬉しそうに全身をぐるぐる巻きにして蛇体の締め付けを強める。適度な拘束感と温かさ、大好きな人に包みこまれる至福の時間。いつもの事なのだが本当に心が安らぐ。
これからはずっとこの心地よさの中に浸っていられる…。感極まってそのままじっとしていると、ふいに口づけされた。淫らな眼差しの有妃は悪戯っぽく笑う。
「こうしてとろんとしている佑人さんを見ているのも素敵ですけれど、今日は、ね……。」
「有妃ちゃん…。」
俺たちは知らぬ間に唇をしっかりと重ねあっていた。そして有妃の細く長い舌が先が口の中に侵入してくる。誘うかのようにちろちろと歯茎を刺激してくるのに耐えきれず舌を迎え入れた。
これでようやく有妃の舌を吸える…。感動して存分に味わおうと思う間もなく俺の舌は有妃に絡め取られた。そして丹念に、ねちっこくと舌を吸われつづける。少しざらざらした舌と柔らかい唇のもたらす快感は刺激的だった。
負けじと俺も有妃の舌を夢中になって吸い続ける。先ほどの様な優しいキスでは無く、恋人同士の情熱的で愛情深い口づけ。何度か行った風俗では決して味わう事は出来なかった。舌だけでは無く唇も存分に舐められ吸われ続け、俺もお返しとばかりに有妃にされた以上にしつこく唇を貪り続けた。
一体どれほどの間口づけを交わし続けていたのだろう。いや、これはもう口づけなんて言うものではなかった。互いの欲望と思いを舌と唇でぶつけ合う性の交わりだった。俺はほんのりと甘い魔物の舌を貪る事に没頭し、ひたすら舐め、吸い、そして絡め続けた。有妃もそんな発情した姿を見て嬉しそうに目を細めると、大量の唾液を口中に注ぎこんだ。
思わぬ愛の施しに驚くも、俺の頭を抱えて唾液を注ぎ込み続ける有妃からは逃れられず、ただひたすら飲み込むしかなかった。でも…。やっぱり甘い…。そして、おいしい…。こんな俺ってやっぱり変態だな…。と、そんな事を思う間もなく体がどんどん火照ってくる。そして下半身の切なさと疼きが止まらなくなってきてしまった。
そうだった。魔物の唾液は強力な媚薬みたいな効果もあるのだった。知らぬ間にそれを大量に摂取してしまったのだ…。
もうだめだ。これ以上はもう…。俺は体を襲う欲望の昂りに耐えきれずに有妃を見つめてはっとする。確かに優しく笑ってくれていた。でも…どろりとした欲望を滾らせるかの様な濁った深紅の瞳だ。そこには貪欲なまでの捕食への意思を感じられる。そうだ。これから俺は食べられるのだ…。有妃の『もの』になるんだ…。改めてその事を実感する。
すると有妃は俺に絡みつけていた蛇体をするすると解いた。えっ…。まさか。ここまで来てまだ焦らそうとするの…。そんな不安が顔に出てしまったのだろう、有妃はなだめる様に語りかける。
「ふふっ…。そんな顔しないで下さいよ…。服を脱がないとこれ以上出来ないじゃないですか〜。」
有妃は見せつけるかのように服を脱いでいく。そしてとうとう豊かな胸が露わになった。すごい…とっても綺麗だ。大きさは極端に大きい訳では無いが、きめ細かい真珠色の肌にピンク色の乳首が映えている。その光景に我慢できずにむしゃぶりつきそうになったが、ふと有妃の腰を巻いているスカート状の布に気が付いた。
そこにはとても大きな染みが広がっていた。今もじわじわと拡大している様だ。これって、まさか…。有妃はそんな俺の視線に目ざとく気が付くと、興奮が抑えきれないような妖艶な声で訴えかける。
「佑人さん気が付きましたか…。ご覧のとおりですよぉ。あなたと交尾したくてしたくてもうたまらないんですっ…。こんなぐちょぐちょのどろどろになっちゃいました……。」
有妃は言葉も無くぎらぎらと目を輝かす俺を前に、ゆっくりと布を取って行く。そこには……淫らな花弁が開き、いまも膣口から秘蜜がじくじくと染み出ていた。布を取るとねばねばの白い粘液がだらーっと糸を引く。
凄まじく淫猥な光景に目を奪われ、熟れ過ぎの果実の様な強い匂いが鼻を刺激する。その瞬間心の中で何かが切れた。
「有妃ちゃんっ…!!俺…。俺っ…もうっ…!!」
「いいんですよ!何も我慢する事なんか無いんですっ!私は佑人さん専用のものなんですから……。佑人さんのしたい事を好きなだけしていいんですっ!!」
有妃は獣の様になって荒い息を吐く俺を慰める様に笑ってくれた。全てを受け入れてくれるような優しい笑顔だ。そうだ…。有妃だったら何も気にする事は無いんだ。欲望のままに彼女の腰にむしゃぶりつくと蛇体をまたぐ格好になった。
そして秘裂を口に含み、吸い、大量にあふれ出る肉汁をひたすら飲み干す。とても濃い匂いで、どろどろで…今までに経験した事のない複雑な味だ。でも、いやらしいけれど何だかとっても懐かしい味だ。
「はっ…。つっ…。んっ…。ゆ、ゆうとさんったら…。そ…そんなに必死になるなんて…わたしのお○んこのおしるは、そ、そんなに美味しいんですかっ…。」
からかう様な口調の有妃だったが、頭を持ってクレヴァスに押し付け、蛇体を俺の股越しに肩へと巻き付けてしっかりと固定した。そして快感に耐えかねた様な艶めかしい声を上げ続けている。嬉しい…。感じてくれているんだ…。
ますます懸命になって濡れた花弁を刺激し続けたが、ふと目の前に真珠色のてらてらと光る肉芽が目につく。それは花びらを押しのけてぴくぴくと震えていた。そうだ、これは、と思う間もなく俺は口に含みちゅうちゅうと念入りに吸い、舌でひたすら刺激し続けた。
「うあああああああっ!!い、いいいいいいっ!!いいですよっ!いいですよっ!ゆうとさあんっ!」
その瞬間。有妃が絶叫する。今まで聞いたことのない淫らな嬌声は、俺の理性をさらに崩壊に導くようだった。淫水も蛇口が壊れたかのようにだらだらとこぼれ続ける。こんな俺を求めてくれているんだ…。快楽にあえいでいてくれているんだ…。とっても嬉しい。もっと感じて欲しい…。もっと気持ちよくなって欲しい…。
あ、でも、ここは女の人の敏感な場所だ。あんまり強い刺激を加えるのは申し訳ない。俺はクリを乱暴に吸うのをやめ、ますます匂いも味も濃くなった秘蜜を優しく舐め続けた。その味わいに頭も体も焼けつくような興奮を覚える。知らなかったが魔物娘の愛液も媚薬の様な効果をもたらすのだろうか。
「ふふっ…。ゆうとさんったらぁ…。気を遣ってくれたんですね…。別に激しく吸ってくれてよかったんですよぉ…。でも、こうして優しくされるのもっ…き、きもちいいですっ!!とっても上手ですよぉ…。ゆうとさんっ…。」
有妃の声は蕩ける様だったが、その奥には思いやり深く励ます様な響きがあった。俺はもっと喜んでもらいたくて、優しく、そして念入りに牝肉をしゃぶった。
有妃は延々とすすり泣くかのようなよがり声を上げ続ける。目を上げると眉を寄せて悶え続ける姿が見える。これまでは優しい母か姉の様に接してくれた有妃だったが、今では『女』になって獣の様な姿を見せてくれている。それがとっても心地よくて、嬉しくて、夢中になって御奉仕する。
「ゆ、ゆうとさんっ…。も、もう…だめ…。なんか…なんか、出ちゃいそうですぅ…。」
不意に白い蛇体がぶるぶると震えだす。あっ。もしかして達しそうなのか?俺はもっと気持ち良くなってと言わんばかりに秘部への刺激を強める。
「ちょっ…。そんなぺろぺろしちゃ…だめですよぅ…。もぅ…でる…。ひっ!いいっ…。そんなにするなんて…じゃ…いいんですね…。出しますよ。ゆうとさんのお口に出しちゃいますよっ!!」
有妃は痴声を上げると俺の頭をぎゅっと秘肉に押さえつけた。蛇体も体を逃がすまいとするかの様に力強く拘束する。むせ返るような淫臭を放つ花弁に顔を押し付けられ、ますます気持ちが昂る。その時だった。
「もっ…でるぅっ!でる…でる…でちゃいますぅっ!!いっ…。ひいいっ!いぐっ!いぐっ!いぐうううううっ………!!」
甘く淫靡に泣き叫ぶ有妃の声を聞いたと思った瞬間、潮とも黄金水ともつかぬ液体が大量に吹き出した。、口に直接注ぎ込まれて驚くも、散々有妃の体液を飲んで異常な高揚感にあった俺は、ためらわずに存分に味わう。
そうだ、これは奉仕に対するご褒美だ…。有妃はよがってお漏らしするほど淫楽に浸ってくれたのだ。男として嬉しくないはずが無い。
なおも呻き声を上げて、ぴゅっぴゅっと潮を吹きだし、びくびくと達し続けている。そんな有妃に構わず花弁を舐め続けたが、ふいに力が抜ける。俺に巻き付いていた蛇体もずるりと拘束を解いた。思わずほっとして有妃を抱きしめると、そのまましばらくの間愉悦に浸った。
「ふぁ………。あっ、ごめんなさい佑人さん。私だけ気持ち良くなってしまって…。」
「ううん。全然。有妃ちゃんとっても可愛かったよ。」
「もうっ…。佑人さんったら……。あの…すごく良かったです……。」
正気に戻った有妃は起き上がると澄んだ瞳で見つめた。心なしかきらきらと赤く輝いているかのようだ。そして、蕩けるかのような悦楽に満ちた微笑みを浮かべている。良かった…。こんな俺に満足してくれたようで嬉しい。だが有妃は不意に俺の顔を舐めてきた。
「ああ…もう。こんなに汚れてしまって…。本当に何といって良いやら…。お詫びに私が全部綺麗にしてあげますねっ!」
「あっ。ちょっと待って。くすぐったいよ…。」
有妃は己の淫液で汚れてしまった俺の顔を優しく舐め続ける。しっかりと押さえつけているので顔をそむけることも出来ない。香しい息の匂いと、くすぐったい舌の感触がとても良くてうっとりしてしまう。俺もいつしか舌を伸ばして有妃と口を吸いあう。そしてしばらく後、お互いの唇が名残惜しそうに離れた…
俺もそろそろ限界だった。媚薬に等しい有妃の淫水の恵みを十分すぎるほど受けた。下半身だけでなく、心と体のすべてがこのまま暴発してしまいそうだ。思わず有妃の体を抱きしめ胸に顔をうずめると、哀願するかのように見つめる。
「ごめん…。俺も、もう…。」
「ええ。わかっています。ごめんなさい…。散々焦らしてしまって。全部私に任せてくださいますね…。」
「ん………。」
もう到底我慢ならずに下着を脱いだ。とたんにぶるんと男根が飛び出す。そんな俺の一物をじいっと見た有妃は小さな声でまあ、と言った。自分の『息子』にはコンプレックスが色々ある。こんなにまじまじと見られては恥ずかしい…。
「そんなに自信ある訳じゃないんだ…。じろじろ見られては恥ずかしいよ…。」
「何を言っているんですか。私だって佑人さんに散々見られて、恥ずかしい事されたんですからねっ!」
「そうだけど…。」
有妃はむくれて反論したが、ふと穏やかな表情に戻ると優しく労わる。
「もう…。そんな事気にしないで下さいよ。とっても素敵なムスコさんですっ!大丈夫!これから私は佑人さんのオチンチンの虜になるんですからね…。」
思いやりをこめた有妃の言葉はとても嬉しかったが、その奥にある淫猥さが今にも溢れ出そうだった。ぎらぎらした赤い瞳は、貪欲に俺を貪ろうとするかのようだ。
「それでは佑人さん…。いいですね…。今から佑人さんを私のお婿さんにしちゃいますからねっ…。」
「うん……。」
これからはずっとこの心地よさの中に浸っていられる…。感極まってそのままじっとしていると、ふいに口づけされた。淫らな眼差しの有妃は悪戯っぽく笑う。
「こうしてとろんとしている佑人さんを見ているのも素敵ですけれど、今日は、ね……。」
「有妃ちゃん…。」
俺たちは知らぬ間に唇をしっかりと重ねあっていた。そして有妃の細く長い舌が先が口の中に侵入してくる。誘うかのようにちろちろと歯茎を刺激してくるのに耐えきれず舌を迎え入れた。
これでようやく有妃の舌を吸える…。感動して存分に味わおうと思う間もなく俺の舌は有妃に絡め取られた。そして丹念に、ねちっこくと舌を吸われつづける。少しざらざらした舌と柔らかい唇のもたらす快感は刺激的だった。
負けじと俺も有妃の舌を夢中になって吸い続ける。先ほどの様な優しいキスでは無く、恋人同士の情熱的で愛情深い口づけ。何度か行った風俗では決して味わう事は出来なかった。舌だけでは無く唇も存分に舐められ吸われ続け、俺もお返しとばかりに有妃にされた以上にしつこく唇を貪り続けた。
一体どれほどの間口づけを交わし続けていたのだろう。いや、これはもう口づけなんて言うものではなかった。互いの欲望と思いを舌と唇でぶつけ合う性の交わりだった。俺はほんのりと甘い魔物の舌を貪る事に没頭し、ひたすら舐め、吸い、そして絡め続けた。有妃もそんな発情した姿を見て嬉しそうに目を細めると、大量の唾液を口中に注ぎこんだ。
思わぬ愛の施しに驚くも、俺の頭を抱えて唾液を注ぎ込み続ける有妃からは逃れられず、ただひたすら飲み込むしかなかった。でも…。やっぱり甘い…。そして、おいしい…。こんな俺ってやっぱり変態だな…。と、そんな事を思う間もなく体がどんどん火照ってくる。そして下半身の切なさと疼きが止まらなくなってきてしまった。
そうだった。魔物の唾液は強力な媚薬みたいな効果もあるのだった。知らぬ間にそれを大量に摂取してしまったのだ…。
もうだめだ。これ以上はもう…。俺は体を襲う欲望の昂りに耐えきれずに有妃を見つめてはっとする。確かに優しく笑ってくれていた。でも…どろりとした欲望を滾らせるかの様な濁った深紅の瞳だ。そこには貪欲なまでの捕食への意思を感じられる。そうだ。これから俺は食べられるのだ…。有妃の『もの』になるんだ…。改めてその事を実感する。
すると有妃は俺に絡みつけていた蛇体をするすると解いた。えっ…。まさか。ここまで来てまだ焦らそうとするの…。そんな不安が顔に出てしまったのだろう、有妃はなだめる様に語りかける。
「ふふっ…。そんな顔しないで下さいよ…。服を脱がないとこれ以上出来ないじゃないですか〜。」
有妃は見せつけるかのように服を脱いでいく。そしてとうとう豊かな胸が露わになった。すごい…とっても綺麗だ。大きさは極端に大きい訳では無いが、きめ細かい真珠色の肌にピンク色の乳首が映えている。その光景に我慢できずにむしゃぶりつきそうになったが、ふと有妃の腰を巻いているスカート状の布に気が付いた。
そこにはとても大きな染みが広がっていた。今もじわじわと拡大している様だ。これって、まさか…。有妃はそんな俺の視線に目ざとく気が付くと、興奮が抑えきれないような妖艶な声で訴えかける。
「佑人さん気が付きましたか…。ご覧のとおりですよぉ。あなたと交尾したくてしたくてもうたまらないんですっ…。こんなぐちょぐちょのどろどろになっちゃいました……。」
有妃は言葉も無くぎらぎらと目を輝かす俺を前に、ゆっくりと布を取って行く。そこには……淫らな花弁が開き、いまも膣口から秘蜜がじくじくと染み出ていた。布を取るとねばねばの白い粘液がだらーっと糸を引く。
凄まじく淫猥な光景に目を奪われ、熟れ過ぎの果実の様な強い匂いが鼻を刺激する。その瞬間心の中で何かが切れた。
「有妃ちゃんっ…!!俺…。俺っ…もうっ…!!」
「いいんですよ!何も我慢する事なんか無いんですっ!私は佑人さん専用のものなんですから……。佑人さんのしたい事を好きなだけしていいんですっ!!」
有妃は獣の様になって荒い息を吐く俺を慰める様に笑ってくれた。全てを受け入れてくれるような優しい笑顔だ。そうだ…。有妃だったら何も気にする事は無いんだ。欲望のままに彼女の腰にむしゃぶりつくと蛇体をまたぐ格好になった。
そして秘裂を口に含み、吸い、大量にあふれ出る肉汁をひたすら飲み干す。とても濃い匂いで、どろどろで…今までに経験した事のない複雑な味だ。でも、いやらしいけれど何だかとっても懐かしい味だ。
「はっ…。つっ…。んっ…。ゆ、ゆうとさんったら…。そ…そんなに必死になるなんて…わたしのお○んこのおしるは、そ、そんなに美味しいんですかっ…。」
からかう様な口調の有妃だったが、頭を持ってクレヴァスに押し付け、蛇体を俺の股越しに肩へと巻き付けてしっかりと固定した。そして快感に耐えかねた様な艶めかしい声を上げ続けている。嬉しい…。感じてくれているんだ…。
ますます懸命になって濡れた花弁を刺激し続けたが、ふと目の前に真珠色のてらてらと光る肉芽が目につく。それは花びらを押しのけてぴくぴくと震えていた。そうだ、これは、と思う間もなく俺は口に含みちゅうちゅうと念入りに吸い、舌でひたすら刺激し続けた。
「うあああああああっ!!い、いいいいいいっ!!いいですよっ!いいですよっ!ゆうとさあんっ!」
その瞬間。有妃が絶叫する。今まで聞いたことのない淫らな嬌声は、俺の理性をさらに崩壊に導くようだった。淫水も蛇口が壊れたかのようにだらだらとこぼれ続ける。こんな俺を求めてくれているんだ…。快楽にあえいでいてくれているんだ…。とっても嬉しい。もっと感じて欲しい…。もっと気持ちよくなって欲しい…。
あ、でも、ここは女の人の敏感な場所だ。あんまり強い刺激を加えるのは申し訳ない。俺はクリを乱暴に吸うのをやめ、ますます匂いも味も濃くなった秘蜜を優しく舐め続けた。その味わいに頭も体も焼けつくような興奮を覚える。知らなかったが魔物娘の愛液も媚薬の様な効果をもたらすのだろうか。
「ふふっ…。ゆうとさんったらぁ…。気を遣ってくれたんですね…。別に激しく吸ってくれてよかったんですよぉ…。でも、こうして優しくされるのもっ…き、きもちいいですっ!!とっても上手ですよぉ…。ゆうとさんっ…。」
有妃の声は蕩ける様だったが、その奥には思いやり深く励ます様な響きがあった。俺はもっと喜んでもらいたくて、優しく、そして念入りに牝肉をしゃぶった。
有妃は延々とすすり泣くかのようなよがり声を上げ続ける。目を上げると眉を寄せて悶え続ける姿が見える。これまでは優しい母か姉の様に接してくれた有妃だったが、今では『女』になって獣の様な姿を見せてくれている。それがとっても心地よくて、嬉しくて、夢中になって御奉仕する。
「ゆ、ゆうとさんっ…。も、もう…だめ…。なんか…なんか、出ちゃいそうですぅ…。」
不意に白い蛇体がぶるぶると震えだす。あっ。もしかして達しそうなのか?俺はもっと気持ち良くなってと言わんばかりに秘部への刺激を強める。
「ちょっ…。そんなぺろぺろしちゃ…だめですよぅ…。もぅ…でる…。ひっ!いいっ…。そんなにするなんて…じゃ…いいんですね…。出しますよ。ゆうとさんのお口に出しちゃいますよっ!!」
有妃は痴声を上げると俺の頭をぎゅっと秘肉に押さえつけた。蛇体も体を逃がすまいとするかの様に力強く拘束する。むせ返るような淫臭を放つ花弁に顔を押し付けられ、ますます気持ちが昂る。その時だった。
「もっ…でるぅっ!でる…でる…でちゃいますぅっ!!いっ…。ひいいっ!いぐっ!いぐっ!いぐうううううっ………!!」
甘く淫靡に泣き叫ぶ有妃の声を聞いたと思った瞬間、潮とも黄金水ともつかぬ液体が大量に吹き出した。、口に直接注ぎ込まれて驚くも、散々有妃の体液を飲んで異常な高揚感にあった俺は、ためらわずに存分に味わう。
そうだ、これは奉仕に対するご褒美だ…。有妃はよがってお漏らしするほど淫楽に浸ってくれたのだ。男として嬉しくないはずが無い。
なおも呻き声を上げて、ぴゅっぴゅっと潮を吹きだし、びくびくと達し続けている。そんな有妃に構わず花弁を舐め続けたが、ふいに力が抜ける。俺に巻き付いていた蛇体もずるりと拘束を解いた。思わずほっとして有妃を抱きしめると、そのまましばらくの間愉悦に浸った。
「ふぁ………。あっ、ごめんなさい佑人さん。私だけ気持ち良くなってしまって…。」
「ううん。全然。有妃ちゃんとっても可愛かったよ。」
「もうっ…。佑人さんったら……。あの…すごく良かったです……。」
正気に戻った有妃は起き上がると澄んだ瞳で見つめた。心なしかきらきらと赤く輝いているかのようだ。そして、蕩けるかのような悦楽に満ちた微笑みを浮かべている。良かった…。こんな俺に満足してくれたようで嬉しい。だが有妃は不意に俺の顔を舐めてきた。
「ああ…もう。こんなに汚れてしまって…。本当に何といって良いやら…。お詫びに私が全部綺麗にしてあげますねっ!」
「あっ。ちょっと待って。くすぐったいよ…。」
有妃は己の淫液で汚れてしまった俺の顔を優しく舐め続ける。しっかりと押さえつけているので顔をそむけることも出来ない。香しい息の匂いと、くすぐったい舌の感触がとても良くてうっとりしてしまう。俺もいつしか舌を伸ばして有妃と口を吸いあう。そしてしばらく後、お互いの唇が名残惜しそうに離れた…
俺もそろそろ限界だった。媚薬に等しい有妃の淫水の恵みを十分すぎるほど受けた。下半身だけでなく、心と体のすべてがこのまま暴発してしまいそうだ。思わず有妃の体を抱きしめ胸に顔をうずめると、哀願するかのように見つめる。
「ごめん…。俺も、もう…。」
「ええ。わかっています。ごめんなさい…。散々焦らしてしまって。全部私に任せてくださいますね…。」
「ん………。」
もう到底我慢ならずに下着を脱いだ。とたんにぶるんと男根が飛び出す。そんな俺の一物をじいっと見た有妃は小さな声でまあ、と言った。自分の『息子』にはコンプレックスが色々ある。こんなにまじまじと見られては恥ずかしい…。
「そんなに自信ある訳じゃないんだ…。じろじろ見られては恥ずかしいよ…。」
「何を言っているんですか。私だって佑人さんに散々見られて、恥ずかしい事されたんですからねっ!」
「そうだけど…。」
有妃はむくれて反論したが、ふと穏やかな表情に戻ると優しく労わる。
「もう…。そんな事気にしないで下さいよ。とっても素敵なムスコさんですっ!大丈夫!これから私は佑人さんのオチンチンの虜になるんですからね…。」
思いやりをこめた有妃の言葉はとても嬉しかったが、その奥にある淫猥さが今にも溢れ出そうだった。ぎらぎらした赤い瞳は、貪欲に俺を貪ろうとするかのようだ。
「それでは佑人さん…。いいですね…。今から佑人さんを私のお婿さんにしちゃいますからねっ…。」
「うん……。」
17/03/08 01:14更新 / 近藤無内
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