野暮ったくて芋っぽい姉ちゃんと僕
姉ちゃんは他の人から見るとやたら野暮ったくて芋っぽく見えるらしい。 友人から見ても姉ちゃんと一緒に登校したり一緒に昼を食べているのは『変人』と見えるようだ。 友人曰く、「家族とはいえよくあんな野暮ったい姉ちゃんと一緒にいられるよな。」 らしい。 「よう君、早くしないと学校に遅れるよ?」 まさかそんな野暮ったい姉ちゃんが。 「うん、今行く。」 姉ちゃんが駆け出すとさらりと長い銀髪が風になびく。 ミニスカートから覗く細い脚線が目を焦がし、目のやり場に困る。 ブラウスを形の良い双丘が押し上げ、柔らかそうに弾んだ。 「さ、行こ。」 「は〜い。」 本当はこんなに美人だということを誰も知らない。 |
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