作戦④その出会いは時に運命の再会作戦
「大きくなったらゆーきのお嫁さんになってあげる！」
小さい時大きくなったら結婚しようと約束はよくあることだろう。
しかし大半はそのことを忘れることが多いだろう。
「本当？あ・・・でも・・・どうしよう、もしそれよりも先に好きに好きな人ができたらどうしよう」
う～んと考える少年、そして少女もまた少年と一緒に考える。
すると少女はいいことを思いついたかのように閃いた。
「だったらその人も一緒に結婚すればいいよ！これなら安心だよね！」
「そっか！まーちゃん頭いい！」
少年と少女は指切りをして約束した。
だが翌日少女は親の都合で転校して少年とは二度と会うことはなかった。
＠
その日とある空港で一人のベルゼブブが降り立った。
「ふ、帰ってきたわよ・・・・我が古里、日本」
羽で羽ばたいて移動を始めるベルゼブブ。
「ふふふやっとあいつに会えるわ、待ってなさい・・・１０年越しの約束、守ってもらうんだから」
はーはっはっはっはっと大声で笑うベルゼブブ。
するとそこに空港員がベルゼブブのところに走って近づく
「あの・・・すみません、空港ではあまり大きな声は・・・」
少し苦い顔をしてベルゼブブに注意する。
注意されたベルゼブブもっはっと我に返り空港員にペコペコと頭を下げる。
「あ・・・すみません、すみません」
ぺこぺこっと頭を下げ空港を出る。
空を見上げると梅雨時とは思えないほどに空は青く快晴だった。
＠
休日は家でのんびりする、それが鳴瀬結希の日常。
しかし最近はリビングドールの銀河に遊んでと求められることが多くなり。
また最近居候として暮らしているぬれおなごの花魁姫乃も夜になると夜這いに部屋に来ることが多々ある。
なので結希は最近漫画喫茶でひとりの時間を満喫しているのであった。
「う～～ん・・・やっと読み終わった・・・」
鞄の中にラノベを入れて椅子にもたれる。
「やっぱり一人のだけの時間って必要だな・・・家じゃ姫乃さんとか銀河がいて落ち着いてラノベとか読めないからな」
コップに入れたジュースを飲む
「それにジュースは飲み放題だし、PCも漫画もあるし漫画喫茶万歳だな」
ジュースを一気に飲み干して立ち上がり鞄を持つ。
「さてと精算するか」
コップを返却口に置き精算を済ませ外に行く。
外に出ると蒸々と蒸れていた。
「うわ、暑い・・・これ熱射病になるかもしれないな」
やることはないがとにかくこの暑さをしのげそうなところへと足を動かす。
「もう夏だな・・・高校生初の夏休み・・・」
う～んっと・・・考えるが自分の周りにいる魔物娘のことがよぎる。
ハーレムを作ろうとするバイコーンの寺井要。
成り行きで結希のハーレムに加わったホルスタウロスの萌々江美來。
男から女の子になったアルプ旗元誠。
「・・・あれなんだろう・・・夏休みが怖くなってきた・・・」
ただでさえ学校や家で精液を搾り取られのにもし夏休みになったら・・・っと考え込んでしまう結希。
「・・・憂鬱だ・・・あ」
最近口癖になりかけている言葉に自分嫌悪をする結希。
彼女達は悪くないのは結希が一番わかっている。
「・・・ほんともう最悪だ」
目が死んだ魚のような感じになってしまう。
憂鬱な気分になりながら歩いていると、一人の女の子が男達に囲まれているのを目撃する。
そして何気に立ち止まってしまう。
「なぁなぁ俺達と遊ぼうぜ」
「・・・」
「荷物とかロッカーに入れてさぁ、どっか行こうぜ？」
「もし待ち合わせをしてるならその子も一緒でも大丈夫だぜ？」
「ねぇねえ聞いて・・・」
「・・・うざい」
「あ？」
ついに口を開いたと思ったら男達が苛立っていく。
「っていうか、どいて邪魔うざい・・・」
「こ、この・・・」
「こっちが下手に出てりゃ・・・調子こきやがって・・・」
「暑い中声かけてんのによぉ」
「もういい、引っ張ってでも連れて行こうぜ」
男達がさらに近づき一人の男が少女の腕を掴んだ。
「ちょ・・・は、離しなさいよ！」
抵抗する少女だが男の力には勝てない。
そしてそれをずっと見ていた結希は何を思ったのか、男達の前に出る。
「おい、やめろ！彼女嫌がってるじゃないか」
男たちの間に割って入ったのはいいが男達に睨まれてしまう。
「なんだお前？」
「邪魔すんじゃねぇよ！」
「怪我させんぞ？」
男達が少女から離れ結希を睨む、明らかに喧嘩をする気満々なのが結希でもわかる。
また面倒な事したなぁっと後悔しながらどうするか考える結希すると男達の間から結希を見た少女も驚いた。
「ゆーき・・・？ゆーきよね！？」
男達の間に割って入り結希の前まで出てじっと結希を見る。
「やっぱりゆーきじゃない！！クンクン・・・ああ、ゆーきの匂いだわ」
結希の体の匂いを嗅ぐ少女。
その行動に( ﾟдﾟ)とする男達。
もちろん結希も戸惑いを隠しきれないでいた。
「え、ちょ・・・やめ」
匂いを嗅ぐ少女にどうしたらいいか分からない結希。
そしてこの光景を見た男達もしらけたのかどこかへ行く。
「ちょ、おい・・・あいつら行ったぞ？」
「ん～？そんなことどうでもいい・・・今は匂いに・・・匂いに包まりたい！」
少女は何を思ったのかぎゅ～っと結希を抱きしめる。
もちろんここは外で炎天下、結城も汗がタラタラと流れ垂れていく。
「あ、汗・・・結希の汗ぇぇ！！」
さらに抱きしめて、汗をだそうとする少女、。
「おいおい、暑い！は、離れろ！離れろって」
離そうとする結希だが、それでも離れず抱きしめて汗を出せようとする少女。
「いやよ！ゆーきの匂い、匂いに包まれたいから離れない！！」
辺りを見ると段々目立っていき小声で会話する通行人。
目立ってることに気づいた結希はどうやってこの状況を打破するか考えた。
「ってか・・・君誰？」
君誰？という言葉に反応した少女は顔を上げて結希を見る。
そしてプルプルと震え始める。
「き・・・君誰って、私のこと・・・覚えてないの？」
数歩歩き信じられないという顔をする少女。
そして段々怒りがこみ上げていく。
「私のこと・・・覚えてない・・・私を忘れてるなんて・・・」
「え、えっと・・・」
少し後ずさる結希、なぜなら少女から怒りに満ちたオーラが見えるからだ。
「私はあの日からずっと・・・ずっと忘れなかったのに・・・ゆーきは私を忘れてるなんて・・・許さない」
がしっと服を掴む少女。
そして見た目とは裏腹な怪力で結希を引っ張っていく。
「来なさいゆーき！」
「へ！？ちょっと引っ張るな、おい！！」
あれよあれよとどこかへと連れて行く少女。
そしてその一部始終を"寺井要"がずっと見ていたことに結希も少女も気づいていなかった。
＠
あれよあれよと結希が引っ張れられて連れてこられたのはなんとラブホだった。
「あの・・・ごめんなさい」
「なによいまさら謝ったって無駄なんだから」
そして何故かボンテージ服（ちゃんと羽が服に出ている）に着替え仁王立ちで立っている。
ちなみに結希は手錠を付けられ少女を見下ろしている状態になっている。
「ふふふ・・・私を忘れていたゆーきにはお仕置きよ・・・ほら、私のオ○ンコよ♪」
秘部を結希の顔に当てる。
「ほらオ○ンコ舐めなさい、舐めたら手錠を外してあげる」
「・・・わかった」
結希は舌を出して、少女のオ○ンコを舐め始める。
「レロレロ、レロォ」
「っそ・・・そう、い、意外と上手・・・」
要や美來達とSEXをしているおかげかどこに舌を入れればいいかわかるかのように舐める。
その舌使いに少女の表情も蕩けていく。
「ああ、いい・・・凄く気持ちいい」
ゆっくり少女はしゃがみ結希の手錠を外す。
「ねぇ・・・もっと、もっと気持ちよく、気持ちよくしてぇ！」
「よくぞ言ってくれました！」
少女の叫びに声と同時に部屋に要が入ってくる。
当然いきなり部屋に入ってきた要に結希と少女は驚きを隠せないでいた。
「ちょ・・ちょっとあんた誰よ！」
「て、寺井さん！？なんでここに！」
ずかずかと入り部屋の鍵を占める要。
「ダメですね・・・部屋の鍵は占めておかないと」
「ってか、なんでどうしてここに？」
「お二人の一部始終を見て後を付いてきました」
「あ、後を付いてきたって・・・あんた何者よ！」
「まぁまぁ細かいことはいいじゃないですか」
肩に手を置きどこかへと歩いていくそしてひとり残された結希。
「あ、結希君はベッドで待っててくださいね」
そう言い残して要と少女二人は部屋の脱衣所へ入るのであった。
＠
「お・・・おお」
数分後脱衣所から出た要と少女は、メイド服の格好で結希の前に現れた。
この姿に結希も興奮する。
「どうですか？結希君私達のメイド服姿は？」
「・・・」
ぷいっと顔を背ける少女そのそっぽ姿が逆に可愛く見える。
「えっと・・・うん二人共よく似合うってか似合いすぎ」
「それは良かったです♪じゃあ・・・今から結希君はご主人様と呼びますね」
「え・・・それってイメージプレイをするのか？」
「はいご主人様♪さぁ鞠ちゃんも」
「鞠？」
結希は鞠という言葉に聞き覚えがあった。
それは幼い時一緒に遊んだ女の子の名前に似ていた。
少し鞠という名前の女の子を見つめる。
「な、なによ・・・み、見つめんなバカ」
そしてだんだん結希の奥に眠っていた記憶が蘇っていく。
「ま・・・まさか、ま・・・ま、まま、まーちゃん！？」
「や・・やっと思い出したわねゆーき！」
思いっきり結希を睨みつける鞠。
「ま、まぁ・・・あたしのことちゃんと思い出したみたいだから、今は許してあげるわ・・・ご主人様」
少し不満も残っている鞠だがそれよりも結希のペニスの方が気になっていた。
「うふふ、鞠ちゃんどうですか？ご主人様のペニスを見た感想は？」
「そ、そうね・・・お、大きいんじゃないの？」
まじまじ見つめそして生唾を飲み込む鞠。
「じゃあ、私がご主人様のペニスをおっぱいで挟みますので鞠ちゃんはご主人様の先っぽを舐めてください♪」
プチプチと胸の辺りのボタンを外し要は自分の豊乳を露出させる。
そして少し結希のペニスを触り勃起させて挟みやすくする要。
「ではご主人様私のおっぱいご存分にご堪能ください」
ゆっくりと豊乳でペニスを挟みこむ要。
そしてその横から舌を出して結希の亀頭を舐め始める鞠。
「レロ、レロ・・・こ、これが・・・ご主人様の味、レロ」
美味しそうに舐めていく鞠。
そしてその光景とパイズリの気持ちよさが引き立てられていき、結希のペニスはより大きく勃起していく。
「う・・・すごくいいふたりのご奉仕最高だ」
「うふふお褒めに頂き嬉しいですご主人様♪」
「わ、私もっと・・・もっと舐める！」
そう言うと鞠は張り合うように要の胸に顔をうずめてペニスを咥える。
「ジュ・・・ジュプジュプ」
「んん、いやん、ああん鼻息がおっぱいに当たってくすぐったい・・・」
要も負けじと豊乳であるおっぱいを強く挟み込む。
「っあ、ああこ、このままじゃ・・・だ、ダメだ・・・ま、まーちゃん一旦離してくれ二人にかけたい！」
「ジュプジュプ・・・ぷは・・・いいわ、特別に掛けられてあげる」
口を離して要に寄り添うようにくっつく。
そして結希もまた二人の顔に精液が掛かるように立ち上がって手コキをする。
「はぁはぁ・・・い、行くよ！二人共！！」
そして我慢の限界に達して結希は射精して二人の顔に精液を掛ける。
「あ、きゃ・・・あ、熱いぃ！」
「あ、ああ・・・濃くて・・・温かい・・・」
顔を赤らめてボーッと呆ける鞠。
一方要は自分の顔についた精液を舐め取るとすぐに結希のペニスに目を向ける。
「ちょ・・・ちょっと待ちなさいよ！」
「何ですか？」
明らかに結希のペニスを咥えようとした要を止める鞠。
そしてそれを阻止すべく手を伸ばしてペニスを掴み取る鞠。
「こ、今度は・・・わ、私がご主人様を満足させるんだから邪魔しないで！」
「それは別に構いませんが・・・どこを使って奉仕するんですか？」
少し舐めるように鞠を見る要。
「っ！？な、舐めるように見るなぁ・・・そんなの決まってるでしょうが！」
「決まってるんですか？では言ってください、どこで・・・ご奉仕するのかをはっきりと言ってください！」
「！！！」
顔が赤くなる鞠。
心の中で結希は「あ、スイッチ入ってる」なぁっと思い口を挟まなかった。
そしてプルプルと震えながら口を開く鞠。
「お・・・お・・・」
「お、なんですか？はっきり言わないとご主人様の奉仕は私がしますよ？」
「・・・お、オ○ンコよ・・・オ○ンコでご奉仕するわ！！」
逆ギレ気味で叫ぶ鞠。
そしてベッドに横になり"くぱぁ"っとオ○ンコを広げ結希を誘惑する鞠。
「ご、ご主人様今度は私の処女でご奉仕します・・・なので存分に味わってください！」
「・・・」
色気に負けたのか結希は何も言わずにまりを覆う。
そして少し素股を始める。
「い・・・いくよ・・・まーちゃん」
「う、うん・・・来て」
来てという言葉に負けて鞠のオ○ンコに挿入する結希。
そして挿入すると同時に血が流れ始める。
「っ・・・・ああ、い、痛い・・・挿入って・・・本当に痛いんだ」
「だ、大丈夫まーちゃん？」
「へ・・・平気、に決まってるじゃない・・・だから気持ちよくしなさいよねご主人様」
「もちろんわかってるって」
挿入してペニスを奥へ奥へ入れていく。
その光景を見る要も自分も混ざりたくなり結希の背後から結希の乳首を弄り始める。
「ああ、ご主人様乳首コリコリ・・・興奮してるんですね♪」
「ちょ！？」
乳首を触られてさらに興奮する結希。
その興奮がペニスにも同等の刺激に変わる。
「はぁぁ、ああんご、ご主人様のペニスがオ○ンコの中で大きくなったァァ」
少し前まで痛かった鞠の顔も慣れたのかそれとも痛みがなくなったのか今では完全に蕩けきった顔になる。
「うわ・・・すごいヌルヌルしてる」
「ああ、ご主人様のペニスすごくいい！！き、気持ちいい」
「うふふ・・・いい顔になって私も満足♪」
そして腕を伸ばして結希を抱きしめる鞠。
それはまるで射精が近づいているのを気づいているかのように力強い。
「出してご主人様！ご主人様の濃厚精液！私の膣（なか）にどっぷりだしてぇぇ！！」
「まーちゃん・・・まーちゃんっ！！」
鞠の期待に応えるように結希は鞠の膣に"どぴゅどぴゅ、どっぴゅどっぴゅ！！"と精液を射精する。
「あ・・・ああ、ゆーき・・・の精液・・・で、てりゅ・・・」
少し呂律が回らない鞠、そしてゆっくりとペニスを引き抜く結希。
そしてその場に座って呼吸を整える。
「はぁはぁ・・・だ、大丈夫まーちゃん？」
「はぁはぁ・・・ら、らいじょうびゅ・・・」
ピクピクと体が震えながら応える鞠。
その幸せそうな鞠の顔を見た要は結希に近づきペニスを舐め始める。
「え・・・ちょ・・ちょっと要さん？何をして」
「何って・・・レロレロ、決まってるじゃないですか♪次は私のオ○ンコを堪能する番ですよ？」
綺麗にするようにペニスを舐め、綺麗になったのを確認してお尻を結希に向ける。
「ご主人様今度は私のオ○ンコを・・・召し上がってください♪」
少しお尻を振って結希を誘惑する要。
「・・・わかったよ」
諦めたかのように要のオ○ンコにペニスを挿入する結希。
そしてその後３人は野獣のようにSEXをするのであった。
＠
担任教師が黒板に羽音 鞠（はね まり）という名前を書いた。
そこには担任と教卓、そして女の子がいた。
「羽音鞠です、こんな変な時期で転校生ですが皆さんよろしくお願いします」
堂々と自己紹介をする鞠。
パチパチと拍手をするクラスメイトだが結希だけは顔を引きつっていた。
「え～っと席は・・・鳴瀬の隣が空いてるな」
っげっと心の中で思っても時すでに遅し鞠は席の空いているところへ向かいそこに座る。
「これからよろしくね・・・鳴瀬・・・君？」
笑顔だ、とても満面な笑だ・・・だが結希からしたらその笑顔は般若に見えた。
「よ・・・よろしく・・・」
目線を合わさないように目をそらす結希は目をそらし外を見た。
その日は憂鬱感を煽るような雨が降っていた。
小さい時大きくなったら結婚しようと約束はよくあることだろう。
しかし大半はそのことを忘れることが多いだろう。
「本当？あ・・・でも・・・どうしよう、もしそれよりも先に好きに好きな人ができたらどうしよう」
う～んと考える少年、そして少女もまた少年と一緒に考える。
すると少女はいいことを思いついたかのように閃いた。
「だったらその人も一緒に結婚すればいいよ！これなら安心だよね！」
「そっか！まーちゃん頭いい！」
少年と少女は指切りをして約束した。
だが翌日少女は親の都合で転校して少年とは二度と会うことはなかった。
＠
その日とある空港で一人のベルゼブブが降り立った。
「ふ、帰ってきたわよ・・・・我が古里、日本」
羽で羽ばたいて移動を始めるベルゼブブ。
「ふふふやっとあいつに会えるわ、待ってなさい・・・１０年越しの約束、守ってもらうんだから」
はーはっはっはっはっと大声で笑うベルゼブブ。
するとそこに空港員がベルゼブブのところに走って近づく
「あの・・・すみません、空港ではあまり大きな声は・・・」
少し苦い顔をしてベルゼブブに注意する。
注意されたベルゼブブもっはっと我に返り空港員にペコペコと頭を下げる。
「あ・・・すみません、すみません」
ぺこぺこっと頭を下げ空港を出る。
空を見上げると梅雨時とは思えないほどに空は青く快晴だった。
＠
休日は家でのんびりする、それが鳴瀬結希の日常。
しかし最近はリビングドールの銀河に遊んでと求められることが多くなり。
また最近居候として暮らしているぬれおなごの花魁姫乃も夜になると夜這いに部屋に来ることが多々ある。
なので結希は最近漫画喫茶でひとりの時間を満喫しているのであった。
「う～～ん・・・やっと読み終わった・・・」
鞄の中にラノベを入れて椅子にもたれる。
「やっぱり一人のだけの時間って必要だな・・・家じゃ姫乃さんとか銀河がいて落ち着いてラノベとか読めないからな」
コップに入れたジュースを飲む
「それにジュースは飲み放題だし、PCも漫画もあるし漫画喫茶万歳だな」
ジュースを一気に飲み干して立ち上がり鞄を持つ。
「さてと精算するか」
コップを返却口に置き精算を済ませ外に行く。
外に出ると蒸々と蒸れていた。
「うわ、暑い・・・これ熱射病になるかもしれないな」
やることはないがとにかくこの暑さをしのげそうなところへと足を動かす。
「もう夏だな・・・高校生初の夏休み・・・」
う～んっと・・・考えるが自分の周りにいる魔物娘のことがよぎる。
ハーレムを作ろうとするバイコーンの寺井要。
成り行きで結希のハーレムに加わったホルスタウロスの萌々江美來。
男から女の子になったアルプ旗元誠。
「・・・あれなんだろう・・・夏休みが怖くなってきた・・・」
ただでさえ学校や家で精液を搾り取られのにもし夏休みになったら・・・っと考え込んでしまう結希。
「・・・憂鬱だ・・・あ」
最近口癖になりかけている言葉に自分嫌悪をする結希。
彼女達は悪くないのは結希が一番わかっている。
「・・・ほんともう最悪だ」
目が死んだ魚のような感じになってしまう。
憂鬱な気分になりながら歩いていると、一人の女の子が男達に囲まれているのを目撃する。
そして何気に立ち止まってしまう。
「なぁなぁ俺達と遊ぼうぜ」
「・・・」
「荷物とかロッカーに入れてさぁ、どっか行こうぜ？」
「もし待ち合わせをしてるならその子も一緒でも大丈夫だぜ？」
「ねぇねえ聞いて・・・」
「・・・うざい」
「あ？」
ついに口を開いたと思ったら男達が苛立っていく。
「っていうか、どいて邪魔うざい・・・」
「こ、この・・・」
「こっちが下手に出てりゃ・・・調子こきやがって・・・」
「暑い中声かけてんのによぉ」
「もういい、引っ張ってでも連れて行こうぜ」
男達がさらに近づき一人の男が少女の腕を掴んだ。
「ちょ・・・は、離しなさいよ！」
抵抗する少女だが男の力には勝てない。
そしてそれをずっと見ていた結希は何を思ったのか、男達の前に出る。
「おい、やめろ！彼女嫌がってるじゃないか」
男たちの間に割って入ったのはいいが男達に睨まれてしまう。
「なんだお前？」
「邪魔すんじゃねぇよ！」
「怪我させんぞ？」
男達が少女から離れ結希を睨む、明らかに喧嘩をする気満々なのが結希でもわかる。
また面倒な事したなぁっと後悔しながらどうするか考える結希すると男達の間から結希を見た少女も驚いた。
「ゆーき・・・？ゆーきよね！？」
男達の間に割って入り結希の前まで出てじっと結希を見る。
「やっぱりゆーきじゃない！！クンクン・・・ああ、ゆーきの匂いだわ」
結希の体の匂いを嗅ぐ少女。
その行動に( ﾟдﾟ)とする男達。
もちろん結希も戸惑いを隠しきれないでいた。
「え、ちょ・・・やめ」
匂いを嗅ぐ少女にどうしたらいいか分からない結希。
そしてこの光景を見た男達もしらけたのかどこかへ行く。
「ちょ、おい・・・あいつら行ったぞ？」
「ん～？そんなことどうでもいい・・・今は匂いに・・・匂いに包まりたい！」
少女は何を思ったのかぎゅ～っと結希を抱きしめる。
もちろんここは外で炎天下、結城も汗がタラタラと流れ垂れていく。
「あ、汗・・・結希の汗ぇぇ！！」
さらに抱きしめて、汗をだそうとする少女、。
「おいおい、暑い！は、離れろ！離れろって」
離そうとする結希だが、それでも離れず抱きしめて汗を出せようとする少女。
「いやよ！ゆーきの匂い、匂いに包まれたいから離れない！！」
辺りを見ると段々目立っていき小声で会話する通行人。
目立ってることに気づいた結希はどうやってこの状況を打破するか考えた。
「ってか・・・君誰？」
君誰？という言葉に反応した少女は顔を上げて結希を見る。
そしてプルプルと震え始める。
「き・・・君誰って、私のこと・・・覚えてないの？」
数歩歩き信じられないという顔をする少女。
そして段々怒りがこみ上げていく。
「私のこと・・・覚えてない・・・私を忘れてるなんて・・・」
「え、えっと・・・」
少し後ずさる結希、なぜなら少女から怒りに満ちたオーラが見えるからだ。
「私はあの日からずっと・・・ずっと忘れなかったのに・・・ゆーきは私を忘れてるなんて・・・許さない」
がしっと服を掴む少女。
そして見た目とは裏腹な怪力で結希を引っ張っていく。
「来なさいゆーき！」
「へ！？ちょっと引っ張るな、おい！！」
あれよあれよとどこかへと連れて行く少女。
そしてその一部始終を"寺井要"がずっと見ていたことに結希も少女も気づいていなかった。
＠
あれよあれよと結希が引っ張れられて連れてこられたのはなんとラブホだった。
「あの・・・ごめんなさい」
「なによいまさら謝ったって無駄なんだから」
そして何故かボンテージ服（ちゃんと羽が服に出ている）に着替え仁王立ちで立っている。
ちなみに結希は手錠を付けられ少女を見下ろしている状態になっている。
「ふふふ・・・私を忘れていたゆーきにはお仕置きよ・・・ほら、私のオ○ンコよ♪」
秘部を結希の顔に当てる。
「ほらオ○ンコ舐めなさい、舐めたら手錠を外してあげる」
「・・・わかった」
結希は舌を出して、少女のオ○ンコを舐め始める。
「レロレロ、レロォ」
「っそ・・・そう、い、意外と上手・・・」
要や美來達とSEXをしているおかげかどこに舌を入れればいいかわかるかのように舐める。
その舌使いに少女の表情も蕩けていく。
「ああ、いい・・・凄く気持ちいい」
ゆっくり少女はしゃがみ結希の手錠を外す。
「ねぇ・・・もっと、もっと気持ちよく、気持ちよくしてぇ！」
「よくぞ言ってくれました！」
少女の叫びに声と同時に部屋に要が入ってくる。
当然いきなり部屋に入ってきた要に結希と少女は驚きを隠せないでいた。
「ちょ・・ちょっとあんた誰よ！」
「て、寺井さん！？なんでここに！」
ずかずかと入り部屋の鍵を占める要。
「ダメですね・・・部屋の鍵は占めておかないと」
「ってか、なんでどうしてここに？」
「お二人の一部始終を見て後を付いてきました」
「あ、後を付いてきたって・・・あんた何者よ！」
「まぁまぁ細かいことはいいじゃないですか」
肩に手を置きどこかへと歩いていくそしてひとり残された結希。
「あ、結希君はベッドで待っててくださいね」
そう言い残して要と少女二人は部屋の脱衣所へ入るのであった。
＠
「お・・・おお」
数分後脱衣所から出た要と少女は、メイド服の格好で結希の前に現れた。
この姿に結希も興奮する。
「どうですか？結希君私達のメイド服姿は？」
「・・・」
ぷいっと顔を背ける少女そのそっぽ姿が逆に可愛く見える。
「えっと・・・うん二人共よく似合うってか似合いすぎ」
「それは良かったです♪じゃあ・・・今から結希君はご主人様と呼びますね」
「え・・・それってイメージプレイをするのか？」
「はいご主人様♪さぁ鞠ちゃんも」
「鞠？」
結希は鞠という言葉に聞き覚えがあった。
それは幼い時一緒に遊んだ女の子の名前に似ていた。
少し鞠という名前の女の子を見つめる。
「な、なによ・・・み、見つめんなバカ」
そしてだんだん結希の奥に眠っていた記憶が蘇っていく。
「ま・・・まさか、ま・・・ま、まま、まーちゃん！？」
「や・・やっと思い出したわねゆーき！」
思いっきり結希を睨みつける鞠。
「ま、まぁ・・・あたしのことちゃんと思い出したみたいだから、今は許してあげるわ・・・ご主人様」
少し不満も残っている鞠だがそれよりも結希のペニスの方が気になっていた。
「うふふ、鞠ちゃんどうですか？ご主人様のペニスを見た感想は？」
「そ、そうね・・・お、大きいんじゃないの？」
まじまじ見つめそして生唾を飲み込む鞠。
「じゃあ、私がご主人様のペニスをおっぱいで挟みますので鞠ちゃんはご主人様の先っぽを舐めてください♪」
プチプチと胸の辺りのボタンを外し要は自分の豊乳を露出させる。
そして少し結希のペニスを触り勃起させて挟みやすくする要。
「ではご主人様私のおっぱいご存分にご堪能ください」
ゆっくりと豊乳でペニスを挟みこむ要。
そしてその横から舌を出して結希の亀頭を舐め始める鞠。
「レロ、レロ・・・こ、これが・・・ご主人様の味、レロ」
美味しそうに舐めていく鞠。
そしてその光景とパイズリの気持ちよさが引き立てられていき、結希のペニスはより大きく勃起していく。
「う・・・すごくいいふたりのご奉仕最高だ」
「うふふお褒めに頂き嬉しいですご主人様♪」
「わ、私もっと・・・もっと舐める！」
そう言うと鞠は張り合うように要の胸に顔をうずめてペニスを咥える。
「ジュ・・・ジュプジュプ」
「んん、いやん、ああん鼻息がおっぱいに当たってくすぐったい・・・」
要も負けじと豊乳であるおっぱいを強く挟み込む。
「っあ、ああこ、このままじゃ・・・だ、ダメだ・・・ま、まーちゃん一旦離してくれ二人にかけたい！」
「ジュプジュプ・・・ぷは・・・いいわ、特別に掛けられてあげる」
口を離して要に寄り添うようにくっつく。
そして結希もまた二人の顔に精液が掛かるように立ち上がって手コキをする。
「はぁはぁ・・・い、行くよ！二人共！！」
そして我慢の限界に達して結希は射精して二人の顔に精液を掛ける。
「あ、きゃ・・・あ、熱いぃ！」
「あ、ああ・・・濃くて・・・温かい・・・」
顔を赤らめてボーッと呆ける鞠。
一方要は自分の顔についた精液を舐め取るとすぐに結希のペニスに目を向ける。
「ちょ・・・ちょっと待ちなさいよ！」
「何ですか？」
明らかに結希のペニスを咥えようとした要を止める鞠。
そしてそれを阻止すべく手を伸ばしてペニスを掴み取る鞠。
「こ、今度は・・・わ、私がご主人様を満足させるんだから邪魔しないで！」
「それは別に構いませんが・・・どこを使って奉仕するんですか？」
少し舐めるように鞠を見る要。
「っ！？な、舐めるように見るなぁ・・・そんなの決まってるでしょうが！」
「決まってるんですか？では言ってください、どこで・・・ご奉仕するのかをはっきりと言ってください！」
「！！！」
顔が赤くなる鞠。
心の中で結希は「あ、スイッチ入ってる」なぁっと思い口を挟まなかった。
そしてプルプルと震えながら口を開く鞠。
「お・・・お・・・」
「お、なんですか？はっきり言わないとご主人様の奉仕は私がしますよ？」
「・・・お、オ○ンコよ・・・オ○ンコでご奉仕するわ！！」
逆ギレ気味で叫ぶ鞠。
そしてベッドに横になり"くぱぁ"っとオ○ンコを広げ結希を誘惑する鞠。
「ご、ご主人様今度は私の処女でご奉仕します・・・なので存分に味わってください！」
「・・・」
色気に負けたのか結希は何も言わずにまりを覆う。
そして少し素股を始める。
「い・・・いくよ・・・まーちゃん」
「う、うん・・・来て」
来てという言葉に負けて鞠のオ○ンコに挿入する結希。
そして挿入すると同時に血が流れ始める。
「っ・・・・ああ、い、痛い・・・挿入って・・・本当に痛いんだ」
「だ、大丈夫まーちゃん？」
「へ・・・平気、に決まってるじゃない・・・だから気持ちよくしなさいよねご主人様」
「もちろんわかってるって」
挿入してペニスを奥へ奥へ入れていく。
その光景を見る要も自分も混ざりたくなり結希の背後から結希の乳首を弄り始める。
「ああ、ご主人様乳首コリコリ・・・興奮してるんですね♪」
「ちょ！？」
乳首を触られてさらに興奮する結希。
その興奮がペニスにも同等の刺激に変わる。
「はぁぁ、ああんご、ご主人様のペニスがオ○ンコの中で大きくなったァァ」
少し前まで痛かった鞠の顔も慣れたのかそれとも痛みがなくなったのか今では完全に蕩けきった顔になる。
「うわ・・・すごいヌルヌルしてる」
「ああ、ご主人様のペニスすごくいい！！き、気持ちいい」
「うふふ・・・いい顔になって私も満足♪」
そして腕を伸ばして結希を抱きしめる鞠。
それはまるで射精が近づいているのを気づいているかのように力強い。
「出してご主人様！ご主人様の濃厚精液！私の膣（なか）にどっぷりだしてぇぇ！！」
「まーちゃん・・・まーちゃんっ！！」
鞠の期待に応えるように結希は鞠の膣に"どぴゅどぴゅ、どっぴゅどっぴゅ！！"と精液を射精する。
「あ・・・ああ、ゆーき・・・の精液・・・で、てりゅ・・・」
少し呂律が回らない鞠、そしてゆっくりとペニスを引き抜く結希。
そしてその場に座って呼吸を整える。
「はぁはぁ・・・だ、大丈夫まーちゃん？」
「はぁはぁ・・・ら、らいじょうびゅ・・・」
ピクピクと体が震えながら応える鞠。
その幸せそうな鞠の顔を見た要は結希に近づきペニスを舐め始める。
「え・・・ちょ・・ちょっと要さん？何をして」
「何って・・・レロレロ、決まってるじゃないですか♪次は私のオ○ンコを堪能する番ですよ？」
綺麗にするようにペニスを舐め、綺麗になったのを確認してお尻を結希に向ける。
「ご主人様今度は私のオ○ンコを・・・召し上がってください♪」
少しお尻を振って結希を誘惑する要。
「・・・わかったよ」
諦めたかのように要のオ○ンコにペニスを挿入する結希。
そしてその後３人は野獣のようにSEXをするのであった。
＠
担任教師が黒板に羽音 鞠（はね まり）という名前を書いた。
そこには担任と教卓、そして女の子がいた。
「羽音鞠です、こんな変な時期で転校生ですが皆さんよろしくお願いします」
堂々と自己紹介をする鞠。
パチパチと拍手をするクラスメイトだが結希だけは顔を引きつっていた。
「え～っと席は・・・鳴瀬の隣が空いてるな」
っげっと心の中で思っても時すでに遅し鞠は席の空いているところへ向かいそこに座る。
「これからよろしくね・・・鳴瀬・・・君？」
笑顔だ、とても満面な笑だ・・・だが結希からしたらその笑顔は般若に見えた。
「よ・・・よろしく・・・」
目線を合わさないように目をそらす結希は目をそらし外を見た。
その日は憂鬱感を煽るような雨が降っていた。
13/08/20 18:39更新 / 茶猫
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