書類はしっかり読みましょう
戦慄を覚え固まっていると、
「えー、これからいろいろと不都合があると思うので大半の支援をさせていただきたいのですが………」
行部さんは話を続ける。
「まぁ、前面的にこちらが悪いのですが、この街に住む場合ですと一戸建て住宅など建設となりますと………ちょっとこちらの金銭的に問題がありまして………」
行部さんは罰の悪いようにこちらをチラチラとみてくる。
(そうか、僕の家、今ないんだったな………)
そうなのだ、住む場所がないのだ。
(まぁバイトしながらなら何とかなるだろ)
「あ〜、こちらで賃貸とか探してバイトしながら暮らしていくので大丈夫ですよ?」
僕は行部さんに安心させるように言うと、
「それはいけません!!今外になんて………襲われに行くようなものですよ!!」
慌てて行部さんは言い、続けて今の街の状態を話す。
内容をまとめるとこうだ。
今の街の未婚男性対魔物娘比率は2:8。
かなり男性が少ない状態にあるようで、見初められれば即合体なんてざら
しかも童貞は一から女を教えられる上に自分好みに開発できるため、かなり価値が高い。
その上、最近では怪盗ユニコーンが童貞男を攫う事件も多発しており、外を自由に歩き回るのは、童貞を捨てるまでは控えたほうがいいとの事
「え?じゃあ僕、外に出られないの?」
「そうですね。そのほうがよろしいかと」
呆然とする僕に深刻に言う行部さん。
「こちらとしましては、ビル内にあります生活区にて生活していただくのが嬉しいのですが………」
「な、なら、そちらで大丈夫です………」
僕がそう言うと行部さんは急に笑顔になり
「ならコチラの書類にサインをお願いします。」
書類を差し出してきた。
とりあえず、すぐに僕がサインをすると
「ほな、遠慮なくいただこか?」
行部さんは書類を受け取ると、消えた。
「え?」
目を疑い驚きの声を上げた瞬間、急に地面の感覚がなくなった、と思いきや。
「まぁまぁ、そんなところおらへんで、こちらでくつろぎ?」
そんな声が聞こえたときには僕は行部さんに抱き抱えられて状態でベッドの上にいた。
「え?え?」
僕はきょろきょろと周りを見回すと初めにいた部屋らしき場所にいた。
「あぁ、これはな?転移したんや。一種のワープやな。」
行部さんは説明しながら僕の横に移動しながらしだれかかってくる。
「あ、そうなんですか?ところでその口調は?」
あまりの出来事に理解できていないがとりあえず返答し、急にしゃべり方が変わってることにも戸惑いを覚え質問する。
行部さんは嬉しそうに腕に抱きつきながら
「こっちが素のしゃべり方やねん。さっきまでは仕事用なんや。」
と、ニコニコしながら返答する。
そして、僕は今の状況を質問する。
「どうして行部さんは僕にも抱きついてるんですか?」
「も〜、解ってるくせにいけずやな〜自分?」
そう言いながら顔を近づけて来る行部さん。
「サインしたやん、書類に。」
熱い吐息が僕に掛かり、甘いにおいが僕の鼻にまとわりつく。
なんだか、少し頭がボーっとする。
「書類にな?書いてあんねん。ビル内では、従業員に襲われても文句言わないっていう内容があんねん。あ、もちろん自分から襲い掛かるのもアリやで?むしろ、そっちのほうが皆喜ぶわ。」
行部さんの顔がさっきより近づく、それに会わせて僕の視線は行部さんの口元に視線が行ってしまう。
「でもな、先につば付けんのもええやん♥自分も期待しとるやろ?」
行部さんはそう言うと有無を言わせず首に腕を回しキスをしてくる。
そして、僕はなすすべもなく行部さんに唇を奪われてしまう。
行部さんは軽く唇を合わると、一気に舌を僕の口に入れてくる。
「ちゅ………ちゅうう………ちゅばっ………ちゅ………」
行部さんの舌は僕の舌とからみあったり、歯茎をなぞったりと僕の口の中全てを丹念に舐め続ける。
行部さんのキスはやさしくゆっくりとしたもので、僕の意識もゆっくりと口に加えられる感覚を逃すまいと口に集中してしまう。
僕は行部さんのキスに答えるため行部さんのキスを真似てキスをする。
「ちゅ………じゅる………ん………」
キスを返すと行部さんの目が少しだけ驚きに変わると思うと、目がだんだん潤んできたような気がした。
行部さんの目は澄んだ瞳で僕を映し、そこに写る僕の瞳には行部さんしか写っていなかった。
一通り舐めあげると行部さんはキスを止め頬を染めながら僕を見つめる。
「ふふっ♥意外と自分キスうまいんやな♥もしかして、初めてやないん?」
「は、はじめてですよ?」
僕がそう返すと行部さんは驚いたように言う。
「ホ、ホンマか?かなりうまいような気ぃしたんけど?」
「それは行部さんのキスを真似たからでして………うまいのは行部さんですよ………」
「ホンマか?うれしぃわ♥♥」
行部さんは恥ずかしそうに手を頬に当てると、行部さんの頭とお尻のほうからポンッと音がなった。
僕は音の鳴った方を見るとそこには丸い耳ともこもこっとした尻尾が行部さんから生えていた………
「えっ?尻尾?」
僕は驚きのあまり声を上げてしまった。
「ん?あぁ、まだちゃんと紹介してへんかったな。ウチ、行部狸の行部マキや。これからよろしゅうな?旦那様♥♥」
そう言うと、行部さんは僕の胸に顔を埋めると一気に体重をかけてきて………
僕は押し倒されてしまった。
「しっかりウチが女教えたるさかい♥♥安心しぃや♥♥」
行部さんは僕のズボンに手をかけ脱がそうとしたとき
「調査部を差し置いて何をしようとしているのだ?総支配人?」
行部さんの後ろから、行部さんの首元に短刀を突きつける忍者の姿があった………
「えー、これからいろいろと不都合があると思うので大半の支援をさせていただきたいのですが………」
行部さんは話を続ける。
「まぁ、前面的にこちらが悪いのですが、この街に住む場合ですと一戸建て住宅など建設となりますと………ちょっとこちらの金銭的に問題がありまして………」
行部さんは罰の悪いようにこちらをチラチラとみてくる。
(そうか、僕の家、今ないんだったな………)
そうなのだ、住む場所がないのだ。
(まぁバイトしながらなら何とかなるだろ)
「あ〜、こちらで賃貸とか探してバイトしながら暮らしていくので大丈夫ですよ?」
僕は行部さんに安心させるように言うと、
「それはいけません!!今外になんて………襲われに行くようなものですよ!!」
慌てて行部さんは言い、続けて今の街の状態を話す。
内容をまとめるとこうだ。
今の街の未婚男性対魔物娘比率は2:8。
かなり男性が少ない状態にあるようで、見初められれば即合体なんてざら
しかも童貞は一から女を教えられる上に自分好みに開発できるため、かなり価値が高い。
その上、最近では怪盗ユニコーンが童貞男を攫う事件も多発しており、外を自由に歩き回るのは、童貞を捨てるまでは控えたほうがいいとの事
「え?じゃあ僕、外に出られないの?」
「そうですね。そのほうがよろしいかと」
呆然とする僕に深刻に言う行部さん。
「こちらとしましては、ビル内にあります生活区にて生活していただくのが嬉しいのですが………」
「な、なら、そちらで大丈夫です………」
僕がそう言うと行部さんは急に笑顔になり
「ならコチラの書類にサインをお願いします。」
書類を差し出してきた。
とりあえず、すぐに僕がサインをすると
「ほな、遠慮なくいただこか?」
行部さんは書類を受け取ると、消えた。
「え?」
目を疑い驚きの声を上げた瞬間、急に地面の感覚がなくなった、と思いきや。
「まぁまぁ、そんなところおらへんで、こちらでくつろぎ?」
そんな声が聞こえたときには僕は行部さんに抱き抱えられて状態でベッドの上にいた。
「え?え?」
僕はきょろきょろと周りを見回すと初めにいた部屋らしき場所にいた。
「あぁ、これはな?転移したんや。一種のワープやな。」
行部さんは説明しながら僕の横に移動しながらしだれかかってくる。
「あ、そうなんですか?ところでその口調は?」
あまりの出来事に理解できていないがとりあえず返答し、急にしゃべり方が変わってることにも戸惑いを覚え質問する。
行部さんは嬉しそうに腕に抱きつきながら
「こっちが素のしゃべり方やねん。さっきまでは仕事用なんや。」
と、ニコニコしながら返答する。
そして、僕は今の状況を質問する。
「どうして行部さんは僕にも抱きついてるんですか?」
「も〜、解ってるくせにいけずやな〜自分?」
そう言いながら顔を近づけて来る行部さん。
「サインしたやん、書類に。」
熱い吐息が僕に掛かり、甘いにおいが僕の鼻にまとわりつく。
なんだか、少し頭がボーっとする。
「書類にな?書いてあんねん。ビル内では、従業員に襲われても文句言わないっていう内容があんねん。あ、もちろん自分から襲い掛かるのもアリやで?むしろ、そっちのほうが皆喜ぶわ。」
行部さんの顔がさっきより近づく、それに会わせて僕の視線は行部さんの口元に視線が行ってしまう。
「でもな、先につば付けんのもええやん♥自分も期待しとるやろ?」
行部さんはそう言うと有無を言わせず首に腕を回しキスをしてくる。
そして、僕はなすすべもなく行部さんに唇を奪われてしまう。
行部さんは軽く唇を合わると、一気に舌を僕の口に入れてくる。
「ちゅ………ちゅうう………ちゅばっ………ちゅ………」
行部さんの舌は僕の舌とからみあったり、歯茎をなぞったりと僕の口の中全てを丹念に舐め続ける。
行部さんのキスはやさしくゆっくりとしたもので、僕の意識もゆっくりと口に加えられる感覚を逃すまいと口に集中してしまう。
僕は行部さんのキスに答えるため行部さんのキスを真似てキスをする。
「ちゅ………じゅる………ん………」
キスを返すと行部さんの目が少しだけ驚きに変わると思うと、目がだんだん潤んできたような気がした。
行部さんの目は澄んだ瞳で僕を映し、そこに写る僕の瞳には行部さんしか写っていなかった。
一通り舐めあげると行部さんはキスを止め頬を染めながら僕を見つめる。
「ふふっ♥意外と自分キスうまいんやな♥もしかして、初めてやないん?」
「は、はじめてですよ?」
僕がそう返すと行部さんは驚いたように言う。
「ホ、ホンマか?かなりうまいような気ぃしたんけど?」
「それは行部さんのキスを真似たからでして………うまいのは行部さんですよ………」
「ホンマか?うれしぃわ♥♥」
行部さんは恥ずかしそうに手を頬に当てると、行部さんの頭とお尻のほうからポンッと音がなった。
僕は音の鳴った方を見るとそこには丸い耳ともこもこっとした尻尾が行部さんから生えていた………
「えっ?尻尾?」
僕は驚きのあまり声を上げてしまった。
「ん?あぁ、まだちゃんと紹介してへんかったな。ウチ、行部狸の行部マキや。これからよろしゅうな?旦那様♥♥」
そう言うと、行部さんは僕の胸に顔を埋めると一気に体重をかけてきて………
僕は押し倒されてしまった。
「しっかりウチが女教えたるさかい♥♥安心しぃや♥♥」
行部さんは僕のズボンに手をかけ脱がそうとしたとき
「調査部を差し置いて何をしようとしているのだ?総支配人?」
行部さんの後ろから、行部さんの首元に短刀を突きつける忍者の姿があった………
12/10/29 17:21更新 / tounoki
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