連載小説
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act4・学芸会 桃太郎
3…


2…


1……きゅー!




(みんなも一緒に歌ってみよう)
『日本ふかし話』

坊や、良い子だ
服を脱げ
初心(うぶ)なねんねじゃあるまいに

隣人のAVが子守唄

手術受けなよ
大事なトコ笠地蔵





―――――――――――――――――――


昔々、あるところにおばあさんと……アレ?
おばあさん……いや、稲荷のお姉さんが一人いました?
「私に相応しい良人となる者がおりませんので…。」
そうですか。
お姉さんは非常に働き者で、
昼は山間の秘密のお店でしばきに、
「さぁ、もっと朕の卑しいでん部を叩いてたもれ!」
夜は川沿いの遊郭でスカウトをしていました。
「うちの店に来てくれたら、前のお店よりあぶらげ5つアップですよ♪」

そんなある日、お姉さんが川沿いの遊郭から帰ってくると
腕の中に可愛い可愛い赤ん坊が抱かれていました。
……え、誰の子?
「あんまり可愛いのでさら……、いえ、神様が桃の中から私に授けてくれたのです。」
え、でも今攫って…って?
「授けてくれたのです♪」
でも………。
「………リンゴジュース、お好きですか?」

グシャァッ
ボタボタボタボタボタボタボタ……

失礼しました。
桃から可愛い男の子が生まれたようです。
リンゴが…、無造作に握り潰されるの初めて見た…。
「桃から生まれたので、サクラって名前にしちゃいましょう♪」
………どこからツッコミましょうか。
でも命が惜しいですので、何も言いません。
お姉さんはサクラを大事に大事に育て、サクラも愛情たっぷりにすくすくと成長しました。


―――――――――――――――――――


すくすくと成長したサクラは15歳になりました。
お姉さんも15年経ってすっかり……、お姉さんのままでした。
「サクラもすっかり立派になって……。そろそろ旅立ちの時でしょうか。」
「宗近母さん、そろそろってどういうことですか?」
「近頃、都を鬼が荒らして人々を困らせているのです。」
「はぁ…。」
「困らせているのです。」
「……つまり僕に退治して来いってことなんですね?」
「うぅ……、もしかしたらこれが今生の別れ……。今日は少し豪勢な夕食に致しましょう…。」
そう言って稲荷のお姉さんは台所へと向かってしまいました。
物語の進行上の都合でサクラは半ば強引に鬼退治に向かうことになりました。
「サクラ、今夜のおかずは女体盛りとお稲荷のどちらが良いですか?」
どちらを選んでも恐ろしい予感のしたサクラは、
「普段のご飯と味噌汁でお願いします。」
と、賢く危機を回避しました。
「チッ……………。わかりました。あなたも欲がありませんね。」
サクラは溜息を吐きました。
実はこれが初めてではなく、これまで何度も稲荷のお姉さんに襲われそうになったからです。
そのおかげで剣も槍も駄目駄目なサクラでしたが、
お姉さんとの攻防で身に付いた格闘技の腕は村一番の若者になったのです。
「る〜るる〜♪どうせ〜、育てるなら〜生意気なうつけよりも〜可愛い子〜♪」


――――――――――――――――――


翌朝、サクラは日が昇る前に旅立ちました。
うっかり寝てしまうと(性的な意味で)お姉さんに食べられるという危機感を感じたためでした。
背中に『天下無双』と染め抜いた羽織を着て、
腰には何かわからない団子らしいものをぶら下げて、
鬼の本拠地、鬼が島へと旅立ったのです。

しばらく歩くと小さなワーウルフの子供がサクラに擦り寄ってきました。
「ももたろさん、ももたろさん、おこしにつけた……なんだっけ?」
「きびだんご、一つ私にくださいなだよ。」
「わたし、ちゃんといえた?」
「うんうん、頑張ったね。はい、きびだんご(?)。」
「わーい♪わたし、ほんぺん、ちょっとしかでてないけどいいの?」
「そういう人が多いからね。そういえば、お名前は?」
「わたし、ふぇん♪」


フェンとサクラが海へと向かいます。
すると山間の茶店が見えてきました。
「ふぇん、おなかすいた〜。」
「…そうだね、じゃあ休んでいこうか。」
「うん♪」
茶店の椅子に座ってサクラは一息付きました。
「いらっしゃいやし。」
「あ、お団子とこの子にはおうどん……ブゥーッ!?」
店の奥からお茶を持って現れたのは、サクラに顔がそっくりな若者でした。
「あ、おとーちゃ♪」
「クックック、フェン。今はお遊戯の途中だから、お父はお父じゃなくて、茶店の親父なんだぜ。」
「うん、わかった〜♪」
「ってゆーか、ロウガ!?何でここにいるの!?」
サクラは慌てて茶店の親父に問いただしました。
「何で、と言われると稲荷に呼ばれてなぁ…。まあ、今はサプライズゲストとして茶店の親父だから、気にすんなよ。ってその口振りだと、俺の正体気が付いてるよな?じゃあ、言っておくけど血は繋がっちゃいないけど、フェンは親父の孫だぜ。絶対………、手ぇ出すなよ。」
「ま、待ってよ、ロウガ!?
 え、その口振りからすると…、僕、将来マイアさん以外に手を出しちゃうの!?」
「………………さて、うどんと団子だったな。ちょっと待ってろ。」
「ちょ、ちゃんと答えてよぉぉぉーっ!!!」


―――――――――――――――――――


「おとーちゃ、ばいばーい♪」
「おう、楽しんで来いよぉー。」
茶店を出てサクラはグッタリしていました。
自分の未来に何があったのかが、気になって気になってしょうがなかったのです。
しばらく歩くと大剣を持ったリザードマンがサクラを待っていました。
「桃太郎さん、桃太郎さん。お腰に付け……。」
「あ、まいあおばーちゃ♪」
ガクッとリザードマン、マイアの力が抜けました。
まだ17歳でお婆ちゃんと言われたマイアのダメージなど露知らず、
フェンはマイアに抱き付きました。
仕方がないのでマイアもフェンを抱っこします。
「やっぱり、まいあおばーちゃもちからもち〜♪」
「えーっと進行上何だかグダグダだけど、マイアさん。きびだんご、いる?」
「は…、はは…。うん、もらっておくよ。」
「でもこれって犬猿雉って出るんだよね。マイアさんが猿役とは思わなかったよ。」
「……実は台本もらった時に、私が猿とも何とも書いていなかったんだ。それ以前に出演者にも他のキャストを教えていないみたいなんだよ。サクラが桃太郎役だというのは聞いていたんだけど……、まさかロウガが来ているとは夢にも思わなかった。」
「だよね…。ところで控え室に誰かいた?」
「それが……、不思議なことに控え室には誰もいないんだよ。」
「常識的に考えると……、雉はセイレーンのルナ先生ですよね?そのへん、どうですか、ナレーションのアヌビス先生?」
私も誰がどんな配役とか聞いていないんです…、
ってナレーションに話しかけないでください!
「あ、ふぇんしってるよ。」
「え、本当かい?」
「うん、おばーちゃでてたよ♪」
「もしかして、アスティアさんが出ているのか…。でも、次の雉じゃないな。きっと鬼が島の配役なんだろうな。」


―――――――――――――――――――


岡を越えると海が見えてきました。
カモメが鳴いています。
海の潮風が香りました。
「うわ〜、ふぇん、うみってはじめてみた〜♪」
「あはは、作り物だけどね。」
「サクラ、それは言わない約束だよ。せっかくドワーフの『D★ワークス建設』が徹夜で工事をしてくれたんだから。良い造形じゃないか。」
フェンはサクラに肩車をされてご機嫌です。
そして、

バサ…バサ…バサ…

翼の羽ばたきの音が響きました。
ってもうわかっているんですよ、ルナせん……せ…い!?
「桃太郎さん、桃太郎さん。お腰に付けたきびだんご、一つ我にもくれぬか?」
「「ダ、ダオラさん!?」」
「ふふ…、まさか我が雉の役とは、我にも思いもよらなんだ。」
「ル、ルナ先生はどうしたんですか!?」
「ああ、彼女ならこの学芸会で、ロックバンドをやるということでそっちのリハーサルに行っておる。サイガ、コルト夫妻も彼女のバンドのメンバーだったらしくての。だから最有力候補の二人がこの劇に出ておらぬのだよ。何じゃ、サクラも知らなかったことか。」
「知りませんよ!」
フェンがダオラをジッと見ています。
ドラゴンが珍しいのでしょうか?
「あ、そうか…。ダオラさん、実はこの子は私とサクラの……。」
「だおらおばーちゃ♪」



『The World!!!俺も止まる…。』

『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!!!』

『そして俺も動き出す…。』



…………ハッ!?
私としたことがナレーションの仕事を放棄してしまいました。
「ほう、そうかそうか。そなた未来のサクラとマイアの孫であったか。ふふふ、我が大願は成就したとみえるのぅ。」
「……サクラ、これは一体どういうことなんだ?本編でも、私というものがありながら、砂漠でスフィンクスといちゃいちゃキャッキャッしていたり、妙なところでモテていたり…、クラスの中でも君の実力が上がってから人気が上がってきたし…、童貞のくせにいきなり浮気か、この野郎。」
「ぼ、僕は何もしていない、というか未来の僕に文句を言ってくださいよ!」
「未来の前にお前を修正してやるぅー!!!」

ベキィッ

おーっと、強烈な右ストレート!
モーションキャンセルでハンマーのようなボディーブローが突き刺さる!
「あははは♪おじーちゃも、まいあおばーちゃも仲良しだね♪」


―――――――――――――――――――


色んな困難を乗り越えて、サクラたちは海に辿り着きました。
何故かサクラだけボロボロです。
「さて…、船を探さねばいけないな。」
「うむ、マイアよ。鬼が島とはどこにあるのだろうな?」
「…………………サクラ、どこにあるんだ?」
「宗近母さんから地図を預かったんですけど……。」
「「どれどれ。」」
そこに描かれた地図はものすごく適当で子供の落書きレベルのものでした。
無言でダオラがサクラにオクトパスホールド(卍固め)をかけます。
「いだだだだだだだだだだ、ダオラさん、胸が!胸が!!」
「愚か者、当てておるのだ。」
やっと戒めが解けたサクラに今度はマイアが肩を叩きました。
おーっとこっちも無言でヘッドロック!
これは地味に痛い!
「いたたたたたたたたたたたたた!!マイアさん、胸!超密着してる!!」
「馬鹿だな、サクラ。いつもこうやって抱きしめている、だろ!」

ギリィッ

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「ふむ、良いか、フェンよ。あのような大人になってはならぬぞ。」
「はーい♪」
しかし、いくらサクラに八つ当たりをしようと船が手に入りません。
するとそこに助け舟が現れました。
「そこ行く旅のお方。お困りのようですが、どうしました?」
「いてて…、あ…、あなたは!?」
「申し遅れました。ワタクシ、砂漠の兄弟社兵站部門担当者、まぁ早い話商人ですな。ヘンリー=ガルドと申しまっす。」
「……何だか、今回すごいメンバーですよね?」
「それを言うなって。何と、船がなくて困っている!?そんな時には是非我が砂漠の兄弟社をご利用ください。泥舟から棺桶…、おっと間違った。超ど級宇宙戦艦まで船ならずず、ずぃ〜っと取り揃えております。今ならご予算に応じて、船の操舵士と艦長をサービスしちゃいますよ。」
「ヘンリーさん、演技うまいですね。」
「まぁな、一応これで喰ってきた訳だからな。さて、どうする?」
「でも今回、僕の財産ってこのきびだんごくらいしかないんですよ。」
「あん…?ちょっと見せてみろ……、こ、これは!?」
「どうしました?」
「金粉を混ぜて喰う、なんて贅沢なものは見たことがあるが……、こいつにはオリハルコンの粉が混ぜてある…!何て斬新で新しいグルメなんだ…!?」
「みんな、捨ててぇぇー!!!食べたら病気になる!!!」
サクラは仲間たちからきびだんご(?)を回収しました。
食べれば間違いなく、中毒を起こすでしょう。
「よし、このだんご全部で取引してやるよ。」
「え、良いんですか!?」
こうしてサクラは船を手に入れ一路鬼が島へと向かったのでした。


―――――――――――――――――――


あっという間に鬼が島に到着しました。
いつ鬼たちが現れるか、わかりません。
サクラたちは息を潜めながら足を進めます。
ちなみにこのシーン、昭和中期の特撮とか、ドラマのように背景だけがスクロールしてて、本人たちは足踏みしているだけというのは秘密です。
「ふぇん、どきどきしてきた…。」
「大丈夫だ。私が守ってあげるからな。」
「いやいや、我が守ってしんぜよう。」
「……何だか、僕の未来の姿が想像出来たような。」

ドドドドドドドドドドドドドドド

その時、何かが走ってくる振動をサクラたちは感じました。
「こ、この振動は!?」

バンッ

鬼が島の城門が大きく開かれ、鬼たちが一斉に走ってきます。
「し、しまった…!先手を打たれたか!?」
しかしよく見ると鬼たちは武器を持っていません。
それどころか安堵したように、嬉しそうな顔でサクラたちに駆け寄ってきました。
「た、助けてください、旅の人!!我々鬼が島住人は……、すべてあいつに脅されて都で暴れていたのです!!!」
鬼が城門を指差すとそこに二人の影が…。
「あ、あの人たちは……!?」
「ひぃぃぃぃ!!!お助けぇぇぇぇぇ!!!!!」
鬼たちはサクラたちの乗ってきた船に乗り、鬼が島を脱出して行きました。


「よく来たね、サクラ。」
「ア、アスティア先生!?」
そこに現れたのは史上最強の花嫁、元最強犯罪者にして破壊神アスティアでした。
「………アヌビス、もう少しやわらかい表現にしてくれないかな?」
あ、ごめんなさい。
「ふっふっふ……、君たちには初めまして、だな。我が名は綾乃!沢木上総乃丞義成…、いや狼牙の許嫁にして、狼牙が副将なり!!!」
「し、死んだはずの人なのに!?」
「ほう、そちがカズサの娘か…。うんうん、カズサとアスティア殿によく似て凛々しい女子よな。実に羨ましいぞ。」
そして現れた今回最強ゲスト、沢木綾乃さん。
鎧姿が何とも凛々しい薙刀使いのロウガさんの……、あれ?
この場合何と呼べばよろしいのでしょうか…。
「アヌビス、私は彼女が最初の妻でも良いと思うよ。」
「かたじけない、アスティア殿。私とカズサは正式には結婚しておらぬのだがな…。」
「何を仰る。せっかくこの世界に来ていただいたのです。私としても一度お会いしてみたかったのです。」
「そなたも心の器の大きな女子よ。」
「「あっはっはっはっはっは!」」
笑い合う二人をサクラたちは呆然としていました。
そして一番に口を開いたのはダオラでした。
「お、鬼たちを脅して暴れさせたと言っておったが、おぬしたち…、一体何を企んでおったのだ!?」
「ほう、龍の化身か…。アスティア殿に代わって私がお答え致そう。何、私もな、せめてカズサと少しくらい幸せな時間を過ごしたかったのよ。だから、この島より、我らの天下取りを始めることにしたのだ!!!」

ズギャン

「「「な、何だってぇぇー!!!」」」
「なんだって〜♪」
「そういうことだよ、マイア。ロウガも本編ではなかなか無茶苦茶をしてくれて、妻二人なんてことになってしまっただろ?もちろん、こっちの世界では妻は私一人だが、どうせここは不条理の世界。だったら天下を取って、この世界を存分に作り変えようと思ったのさ。」
あの…、作り変えるとなると…?
私も本編みたいな扱いになる、ってこともありですか?
「ふむ、アヌビスと申したな。その通りだ、私の時代においては夫が何人も女子を囲うなど当たり前であったからな。そちが望むのであれば、私とアスティア殿、そしてそちでカズサを好きに出来る…、ということも出来るぞ。」
私もそっちに加担します!
これからの女は強くなきゃいけないですよ!!!
「そ、そんなことは…させない!僕たちの未来は、僕たちが作る!!」
「では、サクラ。やってみるんだ。君たちのすべてを賭けて、私たちを止めてみるが良い!」
「うおぉぉぉぉぉーっ!!!!」

今、空前絶後の戦いの火蓋が切って落とされる。






『風雲!セラエノ学園 第四話・桃太郎神話 超時空大決戦  第一部 完』




ビーッ


本日の公演は終了いたしました。
足下にお気を付けて席を立ち、
野良魔物娘に襲われぬよう、
お気を付けてお帰りください。







その頃、初代ロウガは……


「死ねや、クソババァァァァァ−ッ!!!!」
「良い歳をして、いまだに礼儀がなっていないのですか、うつけ者ォォーッ!!!」
「「滅殺、鎧通しぃぃぃーっ!!!!」」

人外二人の放つ二つの必殺技がぶつかり合い、
五つの村を壊滅させていた、というのは言うまでもない。
10/12/01 23:57更新 / 宿利京祐
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■作者メッセージ
打ち上げ風景

ロウガ(二代目)「フェン、楽しかったか?」
フェン     「うん、たのしかったよ♪」

サクラ「……何だろう。途中から何かが大きく変わったような?」
マイア「いや、大筋は守られたはずだ。
    だが…君の浮気の件は晴れてないよ。」
サクラ「み、身に覚えがないのに!?」
マイア「君が誰の物か…。
    みっちりわからせる必要があるようだしね…。」
ダオラ「フェンちゃん、飴を食べるかい?」
フェン「うん、だおらおばーちゃ、ありがとう♪」

アスティア「お疲れ様でした。ささ、まずは一献。」
綾乃   「やや、これはこれは。
      肉の身体は久し振りですが、良い物ですな。」
アスティア「この世界でしたら、好き勝手出て来れますよ。
      たまにはまた遊びに来てください。」
綾乃   「ではその時は二人でカズサ…、いや狼牙を嬲るとしましょう♪」

ヘンリー「ま、大人は大人同士。カッコよく飲みましょうや。」
ロウガ 「男の酒は、黙って飲め…ってね。」
宗近  「男だけではありませんよ、上総乃丞。
     良い女も黙って飲むと……、
     それだけでフラフラと男が寄ってくるのですよ。
     ね、ネフェルティータさん♪」
アヌビス「え…、あ、ごめんなさい。
     私ったら、ついいつものクセで…。」
宗近  「……何、この空になった酒樽の山は?
     まだ打ち上げ始まって20分も経ってませんよ?」



以上、打ち上げ風景より抜粋しました。
学芸会風、新解釈寸劇はいかがでしたか?
今回もかなり長いネタでしたが、楽しんでいただけたでしょうか。
次回予告はまだ出来ません。
何をしようか考え中ですので^^;

では最後になりましたが
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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