4 幸せの連鎖
「うふふ♪本当によく吸ってくれるわね」
「赤ちゃんが元気いっぱいで嬉しいです」
授乳に忙しいベア。毎日沢山おっぱいを吸わせている。ぼくもベアに血を吸ってもらい、たくさんえっちして奥さんの健康状態は確認済みだ。
授乳しているおっぱいから娘をはずすと、たっぷりしたおっぱいがゆやんゆよん自重を支える。娘はウトウトしはじめた。寝かしつけると…
「お風呂入りましょうか」
「はいっ」
授乳を終えてバスルームへ向かう。
するりとドレスを脱ぐベアを見ながらぼくも脱げば、バスルームで裸同士。おちんちんが自己主張している。ベアも期待していた。
「くす♪身体洗いに来たのに」
「ダメ。えっちしたい」
「しょうがないわねぇ…♡」
ベアはぼくのおちんちんに向き跪く。意地悪そうに目を細めて、何のためらいもなく口に含んだ。上目遣いでこちらを観察しつつ顔を前後させ、舌をにゅるにゅるさせる。ザラザラの舌の腹にぐりぐり押し付けてベアに反撃する。
「んふふ…♪おぃひぃ♪」
「ベアっ、うぅぅっ…!」
精液の前に出る透明な汁。必死に我慢するけど、ベアは容赦なくすすり、舐める。
「ベアッ、でちゃうからっ、やめてっ」
心底残念そうな顔で口を引き、暴発しない様に強めに手で握られる。
「射精しちゃえばいいじゃない。何でダメなの?」
「最初は……膣内射精(なかだし)したいっ…!」
「ダぁあ〜メ♡私にも一番搾り飲ませてほしいわ」
ぐぷぷっ…!
また深く咥えこまれる。下品な顔。頬をすぼめて容赦なく責めたててくる。綺麗な金髪を前後させて、ちゅぶちゅぶといやらしい音を立てて。ぼくは腰を引いて逃げようとするけど、ベアは許さない。
「んふっ♪ちゅぱっ♪…そのかおっ、いいわ♡…んっ♡んっ、んっ…」
「ベアっ、射精るッ…!射精るッ…!!ダメぇッ…!!」
どくんっ
「んッ…!!んっ、んっ、んっ…♪」
ベアは瞳を閉じて喉を鳴らす。ぼくは吸われて腰砕けになってしまうけど、ベアが抱き込んでそのまま押し倒された。大きなおっぱいからミルクが滴っている。
「ベア、大切なおっぱいが…」
「勿体ないなら…吸って?」
大きなおっぱいを無理やり押し込まれた。
「んんっ」
「ぁん♡」
おっぱいをしゃぶると、舌舐めずりしたベアが見えた。軽く乳首を含むだけで、一気に噴き出すおっぱい。あっさりしていて、でも甘くて温かくて。軽く吸っただけで次から次に口に流し込まれるおっぱい吸うと口にミルクが濁流みたいにが流れ込んでくる。美味しい…!
「いっぱい吸って大きくなるのよ…」
「ひゃい…」
じゅるじゅるとおっぱいを吸い、どんどんドキドキするぼく。顔におっぱいの重さを感じながら、腰を振り上げた。おへそ辺りに押し込もうとしてしまう。
「あっぁん。あなたは…!」
「ベアッ、ごめんなひゃっ」
ベアのお腹におちんちんを押し付けてしまっていてベアは呆れた様な笑顔で身を引いた。
「気が早いわね。まだおまんこはダメ」
「そっ、そんにゃ」
言うが早いがおっぱいでおちんちんをサンドイッチする。
「ふわ…!」
「パ・イ・ズ・リ。好きでしょ」
「だいすきぃッ…!」
ママになって更に大きくなったおっぱいからミルクが噴き出して滑りを良くする。大切な赤ちゃんにあげるおっぱいを玩具にする申し訳なさにぞくぞくしつつ、ぬるぬるおっぱいを楽しむ。
「おっぱいだけじゃ詰まらないでしょ?」
ベアはねっとり涎を垂らして粘り気を足す。バスルームに広がるおっぱいの匂い。たぱんたぱんと大きなおっぱいをたゆませ、ニタニタ笑う。
「んぁ…!ベアッ、イっちゃぅ」
「サルみたいに腰振っちゃって」
ふにょんふにょんと腰を振ってしまう。
波立つおっぱいを見せつける様に左右から挟み込む。ぼくのおちんちんはおっぱいに呑みこまれてもうダメだった。
「んぁあああああああ!!!!」
「ッ♡♡」
ぴゅるるるッ!
白濁した精液がおっぱいを汚す。何度も脈打って、射精を繰り返す。おっぱいの谷間に送り込み、ミルクと唾液と精液が混ざったねとねとが満ちていく。
「うふふ♪ほぅら、御覧なさい」
ベアは大きなおっぱいを開いた。むわッと広がるえっちな匂い。ぼくは釘付け。
「ふふ…♪おっぱい妊娠しちゃいそ…♪」
ベアがトロ顔でぼくと及ぼうと立ちあがった矢先だった。
おぎゃぁ!おぎゃぁ!おぎゃぁ!おぎゃぁ!
娘が泣いている。えっちムードは霧散し、大急ぎで子供の所に行くと、ゆりかごの中で手をパタパタさせていた。
「ああ、よしよし」
ベアが精液まみれのおっぱいに抱きあげてあやす。精液の匂いがむわっとする。
若くて綺麗な女性が生まれたばかりの赤ちゃんを精液まみれの大きなおっぱいに抱いている。濃厚なえっちな匂いが漂っているのに、娘は徐々に泣きやんで、すやすや眠り始めた。こんなの濃厚な精液の匂いですやすや眠れるのは娘が淫魔の子だからだろうな。
「起きて誰もいなかったから寂しかったんだよね。ごめんね。パパとママ仲良しだから」
ぼくがそんな事を言っていると、ベアは甘く蕩けた笑顔を見せてくれた。
「ふふふ…♪幸せぇ…♪」
ベアは赤ちゃんをゆりかごにそっと戻す。
「さ、身体きれいにしてえっちしましょっか?」
バスルームに戻ると、手早く身体を洗う。テラテラ光る身体を見ていると、ドキドキしっぱなしだったぼくの胸はさらに高鳴る。大きな容器に貯めてあったお湯をかけてあげた。
「んひゃぁアんッ♡」
「!?」
ベアが仰け反ってへたり込む。股から噴水の様にえっちな汁が噴き出した。
驚いて飛びのくと、ベアは息も絶え絶えに振り返る。
「はぁ♡、はぁ♡、はぁ…♡…………ヴァンパイアはみじゅれはちゅりょーしひゃうのよぉ〜♡」
そんな、ハーブ入れ忘れてた?
「はぁああ…♡ん♡おゆぅう♪アッ…♪アッ!ァアア――ッ♡…ィッ♪」
ベアは発情期のメスの顔になって押し倒してきた。純水はヴァンパイアにとって発情剤だ。どんなに気位の高いヴァンパイアでも一瞬で準備万端になってしまう。本当は大切で大好きな相手を強制的に発情させるのは野蛮なのに……イケない気分になる。
「っ、ひゃ♡」
ぬるんっ
「んふふ…♪あなたあ♪きもちいい?」
「べあぁああ…!」
お湯でテラテラ光る身体がぴったりくっついてくる。ぼくの胸にベアのミルクまみれのおっぱいがぬるんぬるんと上下する。お腹から胸へ擦りつける。張りのある身体がぼくを行ったり来たり。
「したい?なかだし、したい?」
「はい…っ」
「おねだりぃ♡ねぇえ♡おねだりぃ…♡」
「ベアのッ、ぐちょぐちょおまんこにッ…いれさせてくりゃはぃ…!」
お互い呂律が回らないのに、リードしているつもりのベア。ぼくは素直に従って、おねだりする。ベアは奉仕を止め、身体を起こしてぼくに覆いかぶさった。
「おちんちん、もらうわぁ…♡」
ぐぶっ…!
「ンにゃぁあああッ!!」
ひとつになった瞬間に、ぼくは果てた。
「ァん♪浮き上がっちゃう…!」
仰け反って、ベアを浮き上がらせるほど突き上げた。暴発した勢いそのままに奥に向かって何度も脈打つ。奥になんども凄い勢いでびゅっびゅした。
「ご、ごめんなさい…すぐ…」
「いいのいいの♪どうせ一回や二回じゃ終わるつもりないから」
一旦結合を解き、手早くお湯をかけて身体を綺麗にして、ベッドルームに戻る。また娘を泣かせたくない。
すやすや眠る赤ちゃんを尻目にベアはベッドに裸のまま手を突いてお尻を突き出す。ぼくは襲いかかった。
「あぁあん♡やらしい子」
「ベアだって…!ぼくにお尻突き出して…!誘って…!」
乳飲み子である娘が寝ているのに、獣の様に求めあう。娘が寝ているゆりかごをベッドのすぐそばに置き、ぼくは後ろから愛した。少し鼻にかかった甘声で娘を起こさない様に気遣う、でも激しいえっち。
「こんなんじゃっ、また妊娠しちゃぅっ」
「してッ」
「まだ授乳期間中なのにっ…!」
大きくなったおっぱい。えっちの度にミルクを漏れさせる特大のおっぱい。
激しくお嫁さんの身体を求める。後ろから突き乱すと、ミルクをたっぷり蓄えて垂れ下がったおっぱいがベッドにミルクのシミを作ってしまう。
「あなたっ♥やぁんっ♪」
「ベア、きもちいっ」
背中からたぷんたぷん波立つおっぱいが見える。凄く興奮するっ…!
「やぁあん♪ガンガンっ、きたぁ♪」
じゅぶじゅぶ音を立てて激しく腰をぶつけて、ベッドをギシギシ騒がせる。
おぎゃぁっ、おぎゃぁっ
ベッドの傍のゆりかごから娘の鳴き声が聞こえた。ぼくとお嫁さんのベアは慌てて結合を解き、娘を見に行く。
「あぁ、おねしょしちゃったのね」
「ぼくおしめ替えます」
娘からおしめを取り、拭き取って新しいおしめに替える。
娘の世話は大変だけど、ぼくと愛しい人の子と考えれば、不思議と愛しさが湧いてきて苦ではなかった。授乳はお嫁さんしかできないし、夜泣きやおしめ替えはなるべくぼくがやる様にしている。
「大分手馴れてるわね」
「そ、そうですか…?」
「ふふ♪良いパパね」
「貴女も良いママですよ。おっぱいいっぱいあげられて、抱っことか上手いですし」
二人で笑いあって、寝かしつけて、再びベッドに戻る。
気を取り直して互いを撫で合う。窓から漏れる月明かりで鮮やかに映える彼女の金髪。
「おっぱい欲しい?」
「は、はい…」
「さっきもあげたのに…♪娘よりあなたにあげてる量の方が多いんじゃない?」
「ぅ…」
「うふ。怒ってないわ。おっぱいあげるの好きなの♪」
膝枕してくれるポーズをとったので、ぼくはご主人様のむっちりした太ももに頭を乗っけた。
「は〜い、おっぱい♪」
「んぷ」
さっきたっぷり吸ったのに、娘とぼくに吸われても次から次に出てくる美味しい愛情が、ぼくを蕩けさせる。
「んふふ♡産んだ子以外にも母乳あげるなんてね。子供以外はあなただけよ?やぁあん♡舌で乳首虐めないの」
「ひゃい」
ベアのおっぱいを吸っているとぼくのおちんちんをそっと掴んでいた。大きくなったおちんちんをくにゅくにゅされる。
「んひゃぁっ」
「お仕置き♡」
ベアはぼくを支配する為にどんどんおちんちんを虐めた。細い指で少しだけきつめに握って、人差し指で先っぽをくっと押してきた。
「にあぁあ♡」
「あんまりおっきい声出しちゃ駄目よ?あの子が起きちゃうから」
「〜〜〜っ!」
意地悪なご主人様はにんまりしつつ口元に人差し指を持ってきてしぃーという。
ぼくは仕返しにべアのおっぱいを思いっきり吸い上げる。ベアはびくりと仰け反って、“入った顔”になった。必死に甘声を抑え、ベッドに倒れ込んでしまった。
ぼくは倒れた彼女に覆いかぶさって、一気に結合した。
「ぁえっ♪」
「ベアッ、愛してますッ」
腰を入れると、身を捻って快楽に溺れるご主人様。
「ふぁ♪らめっ♪そんなガンガン来たらぁ…♡」
「さっき膣内射精出来なかったからっ」
どんどんテンションが上がっていく。
「ちょっ…まちなさいっ♡このままじゃすぐ…♪イっちゃぅでしょ♪」
「イってっ」
ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ
「ひっ、ん、ん♪んっ♪」
「ベアっ、大好きっ」
ずこっ、ずこっ、ずこっ、ずこっ、ずこっ、ずこっ、ずこっ
「すごぃぃ♪」
「ごめっ、止まれな…!」
ズコズコと腰を振るとジュポジュポ卑猥な水音がぼくを更に昂ぶらせる。
突けば突く程水音は大きくなり、ねばねばもつよくなる。滑りが良くなって絡むおまんこからぬこぬこ出し入れする。
ベッドに突いた手に流れる様なサラサラの金髪が絡まる。
「やだっ、ちょっとほんとにすぐ来ちゃうから…!」
潤んだ目で恥ずかしがるご主人様に答える余裕は無かった。射精に向かってガシガシ腰を振った。
「あっ♡ちょ♡ほんとにッ♡ッ♡ひゅごッ♪」
「ダメッ、ッ、ッ、射精ちゃうッ!」
ぼくはメロメロになりながら腰を振ってご主人様と一緒に頂点に上り詰めていった。ずぶずぶと発情音をさせて、腰を叩きつけた後絶頂した。
どくんッ…!
「ぱぱーおきろー」
「わ」
夕方、ベッドで寝ていると下の子にのしかかられて叩き起こされた。
「ダメでしょ。パパ…“毎日頑張ってくれて”疲れてるんだから」
「う〜…ベア、おはようございます」
マタニティドレスのベアは上の子の手をだっこしてニコニコ笑っていた。
昨日は娘達が寝てすぐに激しく求め、身重の大切な奥さんなのに、ほぼ一日中抱いた。カーテンから漏れ出る朝日で弱々しい奥さんを容赦なく責めたて、意識を失った彼女に何度も膣内射精した。お陰でくたくただけど、奥さんは艶々であり、心底嬉しそうだった。
「あなた、精の付くお料理作っておいたから♡」
「うん…ありがと」
下の子がぼくにベタベタしてくる。あやしながら、色っぽい視線のベアと見つめあいながら食事する。家族でテーブルを囲む幸せな食事。ぼくの目の前にある皿にはタケリダケとアンデッドハイイロナゲキタケの精力スープがある。明らかに危険な見た目だが、ぼくの主食だ。ちなみに娘達はアンデッドハイイロナゲキタケのみのスープ。タケリダケは入っていない。
「パパのスープ…なんだか怖い…」
「大人の嗜みってやつかな?子供は食べちゃ駄目だよ?」
「パパ小っちゃいじゃん。可愛い男の子じゃん」
「娘に可愛いって言われるのは複雑だな〜」
上の子はしっかり者で、下の子は甘えん坊だ。
娘達が生まれてもう数百年以上過ぎた。一人、二人と出来て、生まれて、娘達の成長だけが時の流れを実感させた。ベアは相変わらず綺麗なままだし、ぼくも年を取らなかった。
ベアの魔力で身体が変わってしまったんだろう。
食事が終われば、夜の庭に出て子供達を遊ばせる。
「パパー。ママー」
「おねえちゃん、あたしとあそんでよー」
「わかったから〜」
醒める様な蒼い満月に、蒼い薔薇の庭園ではしゃぎまわって、ぼく達に手を振る娘達。
ご主人様であり、お嫁さんでもある吸血鬼は、ぼくと娘を見守っていた。
ぼく達は蒼い薔薇を花屋や貴族達に売り歩いて生計を立てる様になった。世にも珍しい蒼い薔薇を売り歩く小さな男の子の噂は広がり、それなりに潤沢な資金を得た。
ベアのお腹はかなり大きい。お腹には既に3人目が宿って10カ月になる。娘の目を盗んでは愛し合ってを繰り返したからだ。大きくなったお腹を優しくさする姿は、蒼い月明かりに映えた。こんな綺麗な姿なのに、ドキドキしてしまうぼく。
「ふふ♪また…♡あの子達が寝たら……すぐ…ね?」
「は、はい!」
ベアの艶っぽいお誘いにさらに高鳴る胸の鼓動を抑えながら、駆け寄ってくる娘達を屋敷に連れ戻した。
よく食べ、よく遊び、よく甘え、娘達との生活はあっという間に流れていく。今日も一日が終わり、朝陽が見え始めると、娘達を寝かしつける為にベッドへ直行する。
子供二人を挟んで眠かそうとしている。大きなお腹の奥さんは上の子をふわりと抱き寄せて背中をさすっていた。
「ママー大分おっきくなってきたね〜」
「ふふ♪そうねえ♪」
大きなお腹を撫でる上の子は心底楽しそうで、とても寝そうにない。
「ママー、パパのどこが好きになったの?」
「可愛いし、いつも傍に居てくれるから」
「ベアまで……そこは嘘でもかっこいいって言ってほしかったなぁ」
「ぱぱちっちゃいもんねー」
ベッドで娘二人を挟んで寝る前のお話。
素直で元気な娘に育った娘達。サラサラの髪を撫でると、嬉しそうに目をつぶる下の子。仕草がお母さんそっくりだ。
「ぱぱーだっこー」
「は〜い」
下の子はぼくにべったりでいてくれる。上の子はママにべったり。たまに抱っこの役目をパパとママで交代するけど、結局上の子はママの方が好きらしい。素敵な人だからなぁ…
ぼくはパパのなるには小さすぎたけど、それでも最愛の奥さんと娘達にふさわしい旦那さんになりたいと思っている。
寝息を立てはじめた娘達を見守って奥さんと微笑みあった。
子供達が深い眠りについたのを確認すると……
互いの服に手をかけ、脱がしていく。まろびでるおっぱい。乳首から漏れ出るおっぱい。本当に何度も甘え、溺れた身体。身籠ってもお母さんらしさと少女らしさを両方持った肉体。肌は陶器の様に綺麗で、下腹部は大きく大きく膨らんでいる。愛し合った結晶が宿った丸みがえっちだ。二人産んで大きくなったお尻からすらりと伸びる長い脚もえっちだ。
脱ぎかけのドレスがぼくを狼にしていく。
「くす…♪愛してるわ…♪んぷ…♪」
「ん…ん…」
キスして髪を梳き合って、大きなお腹をさすって。昂ぶって来たので、服を脱がせきる間も惜しんで、襲いかかった。
「ごめっ…!」
「あはっ♪ほんとに娘寝かしたらすぐ来たぁ♡」
「ベアッ、すきっ、すきなのっ」
ずこずこと腰を叩きつける。この数百年間、愛しい奥さんを抱かない日は無かった。数百年も一緒に居ると、奥さんと色々求めあって、セックスのテクニックや楽しみ方は染みついている。奥さんとの夜の生活はどんどん激しくなっていった。
今や娘達の寝ているベッドの傍のカーペットで妊婦の奥さんを求めまくる生活。身体がうずく度に娘達の目を盗んではえっちする日々。
ずぽずぽと腰を振り3人目の宿った奥さんを貪る。娘達が起きないかヒヤヒヤしつつもえっちは止められない。
「おまんこうねってっ」
「ンぁっああ♥」
じゅぽじゅぽと腰をぶつけ、四つん這いのベアを犯す。大きなお尻を掴んで必死に腰を振れば、突く度に首を反らせて喘ぐベア。傍のベッドで寝ている娘達を見守りながらカーペットでの甘く激しいひと時。
「ベアっ、赤ちゃんっどうですかっ」
「じゅんちょうっ♪また元気な子産むわねっ♪」
大きなお腹の美女を後ろから突きまくる。おっぱいとお腹がカーペットに擦れあう程大きくなっている。二人目の妊娠以降ベアのつわりは軽くなり、激しい妊娠えっちに溺れきる様になった。
「あん♡あなたっ、もっと、もっとぉ♡」
「もちろん」
なお激しく腰を振ろうとした時だった。
「ママー、おしっこ〜…」
寝ぼけ眼をこすりながら上の子が起きてくる。血の気が引いた。まだえっちを知るには幼すぎる。腰を引くけど、服が乱れたでパパとママが何かしているのはトラウマ以外の何物でもない。いや、すっぽんぽんなら取り返しがつかなかったし不幸中の幸いか。
「はぁッ…あらぁ、おトイレ?ママが付いていってあげる」
「うん」
引き抜いて上の子をトイレに連れていくママ。
「ママ、何で服脱ぎかけなの〜?」
「寝相が悪かったみたいね」
不思議そうに服の乱れたぼくとベアを見比べる。
「パパとママ仲良しだから。寝ても覚めてもラブラブしちゃうんだ」
乱れた服で腰を引きながら言い訳とも自白ともつかない事を言う。ベアはさりげなくぼくの勃起したおちんちんを隠し、娘をトイレに誘う。トイレを済ませるまで廊下で待つ。
でも、我慢できない。
「ぁんっ…♪待ちなさいってば。あの子寝かしたらいくらでも相手してあげるからぁ♡」
後ろに回ってベアのおまんこを要求する。スリスリしてすまた。すらっとした脚とむっちり張りのあるお尻に興奮が収まらない。
ずぶっ!
「やぁあん♡」
トイレのドア越しにラブラブえっちする。上の子にばれない様に手早くフィニッシュに向かって小刻みに腰を振る。
「ベアッ、イくよッ」
「もうっ♡ぁっなたってばぁ…♡」
ズコッ、ズコッ、ズコッ、ズコッ…
振り返る顔は涎を垂れ流した下品な顔。高貴だった顔はぼくだけに見せるえっち顔。
「んぁああああ…♡」
絶頂。奥に射精して腰を叩きつけると、精液を引きながら手早く引き抜く。
娘が用を足して終わるまでの短い間に一気に上り詰め、絶頂を極めて何食わぬ顔で娘を迎える。
「パパ、ママ、なんか変な声してなかった?」
「気のせいよ」
やや強引だけど、無理矢理誤魔化して寝かしつける。
娘が寝息を立て始めたのを確認してから、今度は上下逆転。ベアの方がぼくを押し倒して跨ったままねっとり貪り始めた。
「もぉ〜。誤魔化すの大変なのにぃ♪罰よ♡」
大きなお腹でぼくに跨ってゆっくり腰を回す。動きはゆっくりなのに、膣内のねちょねちょがおちんちんに襲いかかってくる。反応するぼくを見てベアは狂ったように腰を入れる。
「ん♡もう。愛してるぅ…♡ずっと一緒に居てねぇ…♡」
ぐりぐりと腰を左右上下にまわして貪る。妊娠10カ月の身体で、ぼくを激しく求める。情熱的な腰遣いでぼくを楽しませる。暴力的な行為だけど、頬に優しく添えられた手や優しい目線や甘い声色で愛情ありきだと分かる。
「ぼくはっ、あなたのものですっ」
「あっ♪ヤダ♡ダメえッ♪」
潤んだ瞳でどんどん小刻みに激しい腰遣いになっていく。絶頂に向かってぐちょぐちょと。
「やン♪アッ♪ァへッ♡アへへへへッ♪」
下品な喘ぎ声とも笑い声ともつかぬ甘声をあげて腰を回した。
「――射精るッ!」
すぐに絶頂。愛しい女性の膣内を無遠慮に汚す。
「ぁえっ♡ひぅっ♡ぉあっ♡ぉっ♡ぉっ♡ぉっ♡」
何度も脈打ち、脈打つ度に甘声をあげるベア。当然ぼくもくぐもった声で喘ぐ。
腰を打ちつけて射精し、お腹を撫でていると、ベアの反応が変わる。
――ばしゃぁァッ!
破水だ。
「ひぅ…来ちゃったァッ…!」
「っ、生まれそう!?」
「そうみたいッ…あなたとのえっちがッ、ッ、ッ、好過ぎてぇ…!きづかにゃ…」
大慌てで行為をやめる。息が上がる奥さんの肩を抱いて、ベッドの縁に寄りかかってもらう。もう股を開いて産み落とす体勢をとっている。
「ひっ、ひっ、ふぅー…ひっ、ひっ、ふぅー…!にゅッ!!」
一気に力んで。子供を起こさない様に声を殺しつつ、出産する立派なお母さん。
――ずにゅぅ、ずにゅぅううッ
赤ちゃんをひり出す。とても大きな赤ちゃんをゆっくり産み落としていく。
――ズボッ
おぎゃぁ、おぎゃぁ
「す、凄い安産でしたね」
「はぁ…はぁ、ええ。産み慣れたみたいね…」
陣痛に長く苦しむ事も無く、破水後すぐに出産した。
人間のママは破水後一日二日陣痛に苦しんだ後壮絶な出産を迎える方が多いらしいけど、吸血鬼がそうなのか、ベアが優秀な出産能力を持つのか、魔物全員が備えた能力なのか。どちらにせよ、すんなりスピード出産してくれるのはありがたいな。
「おきたらいもうとうまれてたー」
「そうだね」
下の子が生まれたばかりの赤ちゃんを観察する。ツンツンしたり撫でたりしている。赤ちゃんは早くもママのおっぱいに吸いついており、凄い勢いで呑んでいた。
「この子もすぐ大きくなりそうね」
「ちょっと、パパも、ママ大変だから、ご飯作るよー」
「は、はい」
長女は小さいのに相変わらずとてもしっかりしている。流石に瞳をキラキラさせて赤ちゃんをつんつんする妹は止めなかった。ぼくを連れていき、ぼくと一緒にお母さんの為に滋養の付く料理を作り始めた。それを愛しいお嫁さんはニコニコと見送ってくれた。
本当に幸せだ。
娘3人はすくすく育った。妙齢の女性になると、次々巣立っていった。
使い魔の蝙蝠を使って絶えず近況報告しあっており、それぞれ方向性は違うが幸せそうな家庭を築いている様だ。
長女は長身の凛とした娘に育った。
しっかり者の彼女は、立派な男性と結婚し、幸せな家庭を作って最近ようやく一人目を生んだ様子。授乳やおしめ替えは大変らしいけど、旦那さんがとても出来た人で子育てに専念できると喜んでいる。
二女は長女とは違い背が伸びなかった。ロリ魔乳の吸血鬼となり、自分と同じ位の背丈の初な貴族の男の子をおっぱい依存症にして徹底的に管理している。男の子はもう逃げられないだろう。赤ちゃんはまだらしいけど、焦るつもりは無いらしい。
三女は影のある妖艶な女性に育った。
相手は遊びまくっている金持ちで、興味本位で人ならざる女と遊ぶつもりで彼の方から近付いてきた。ぼくは交際に反対したけど、ベアは骨抜きにしてやりなさいと送りだした。
数年後に送られてきた使い魔の報告によると、奴隷娼婦の様に扱われていたのは最初だけで、毎日欠かさず奉仕していると、いつの間にか大切にされるようになっていたという。
今やハーレムの中でも最上位の地位に付き第一子を妊娠中だとか。
「うふふ♪私もおばあちゃんかぁ♡」
「随分と若くて綺麗なおばあちゃんですね」
娘達の使い魔を送り出すベアを後ろから抱き締めた。振り返る最愛の女性は、とても嬉しそうだった。
「たった独りで生きてきたのが嘘みたい。こんなに家族に恵まれて…」
「ぼくもすごく幸せです。こんなに素敵な女性と家族になって…」
ゆりかごには既に新たな住人が眠っている。最近産まれた4人目と5人目だ。
すうすうと寝息を立てる二人の娘達。娘を見守る月明かりに映える若い母親。
「月が綺麗ですね」
「ええ。あなたと会ったのも月夜だったかしら」
ぼく達はどちらともなくキスからベッドになだれ込む。
「ふふ…娘達に負けてられないわ。また家族作りましょ?」
「ちょっとっ、焦らなくてもっ…」
「何?あなただってその気でしょ?」
「それはベアが綺麗すぎるからで…」
最近は身体の周期が合ってきたのか、ここ最近立て続けに2人妊娠し、産んだ。アンデッドはとても妊娠させにくいらしいけど、毎日欠かさず数百年成行きに任せれば出来るものは出来る。奥さんは大好きだけど、不老不死の上級魔族を殖やしすぎるのも何となく気が引ける。このままラブラブしつづければ、ぼく達夫婦だけで100人増やしちゃいそう。
「愛してますけどっ、まだ小さい子二人もいるし…!もう少しペースを落としても…」
「良いじゃない。どうせ吸血鬼は少ないんだしっ」
毎日欠かさずえっちしているから、妊娠しにくい身体のリズム、妊娠しやすい身体のリズムがあるのも分かった。ベアには悪いけど、妊娠しにくい時の方が都合が良かったのかも。妊娠しやすい時にこんなハイペースでえっちしてたら、毎年産ませちゃう。ベアは早く6人目が欲しいらしく毎日かなり情熱的だけど、ぼくは今はベアを独り占めしたいのに。ただでさえ娘達へ授乳でベアの時間は取られる。可愛い娘達のお世話をするのも好きだし授乳するベアを見るのも幸せだけど、ただ奥さんに夢中になって溺れたい時も多い。
全く、人間の仲良し夫婦はどうやって子作りを自重しているんだろうか。ひたすら我慢?膣外射精(そとだし)?ぼくは我慢できないし奥さんは膣外射精は許してくれない。
「あなたぁ〜♡お腹空いてるからぁ〜、6人目仕込んでえ…♡」
「っ!」
猫なで声で甘えてくる。最初に出会った触れがたい貴族令嬢の姿はもうない。括れたウェストは、既に娘を立派に独り立ちさせた女性のものとは思えない。まして最近二人産んだばかり。それなのに若いままの綺麗な身体と、また一つになる。
「―――はァああンッ♡」
「綺麗なママ、もっとッ、んッ!もっと綺麗になってくださいねっ!」
「ぁはッ♪可愛いパパッ、ひぃん♪頑張ってね♡」
子宮が下りてきている。ぼくの短小おちんちんでも妊娠する為に、子宮まで積極的なのだ。
腰をぶつけまくってしまう。
「あなたあ♪がんづきぃ…♡んっ♪んふっ♪」
「ベアの…!トロトロすぎぃ…!」
間もなくベアは6人目を身籠るだろう。ベアもその気だ。
月明かりの下で乱れる美女とセックス に溺れた。
ぼくたちの関係は永遠に続くんだ。
fin
「赤ちゃんが元気いっぱいで嬉しいです」
授乳に忙しいベア。毎日沢山おっぱいを吸わせている。ぼくもベアに血を吸ってもらい、たくさんえっちして奥さんの健康状態は確認済みだ。
授乳しているおっぱいから娘をはずすと、たっぷりしたおっぱいがゆやんゆよん自重を支える。娘はウトウトしはじめた。寝かしつけると…
「お風呂入りましょうか」
「はいっ」
授乳を終えてバスルームへ向かう。
するりとドレスを脱ぐベアを見ながらぼくも脱げば、バスルームで裸同士。おちんちんが自己主張している。ベアも期待していた。
「くす♪身体洗いに来たのに」
「ダメ。えっちしたい」
「しょうがないわねぇ…♡」
ベアはぼくのおちんちんに向き跪く。意地悪そうに目を細めて、何のためらいもなく口に含んだ。上目遣いでこちらを観察しつつ顔を前後させ、舌をにゅるにゅるさせる。ザラザラの舌の腹にぐりぐり押し付けてベアに反撃する。
「んふふ…♪おぃひぃ♪」
「ベアっ、うぅぅっ…!」
精液の前に出る透明な汁。必死に我慢するけど、ベアは容赦なくすすり、舐める。
「ベアッ、でちゃうからっ、やめてっ」
心底残念そうな顔で口を引き、暴発しない様に強めに手で握られる。
「射精しちゃえばいいじゃない。何でダメなの?」
「最初は……膣内射精(なかだし)したいっ…!」
「ダぁあ〜メ♡私にも一番搾り飲ませてほしいわ」
ぐぷぷっ…!
また深く咥えこまれる。下品な顔。頬をすぼめて容赦なく責めたててくる。綺麗な金髪を前後させて、ちゅぶちゅぶといやらしい音を立てて。ぼくは腰を引いて逃げようとするけど、ベアは許さない。
「んふっ♪ちゅぱっ♪…そのかおっ、いいわ♡…んっ♡んっ、んっ…」
「ベアっ、射精るッ…!射精るッ…!!ダメぇッ…!!」
どくんっ
「んッ…!!んっ、んっ、んっ…♪」
ベアは瞳を閉じて喉を鳴らす。ぼくは吸われて腰砕けになってしまうけど、ベアが抱き込んでそのまま押し倒された。大きなおっぱいからミルクが滴っている。
「ベア、大切なおっぱいが…」
「勿体ないなら…吸って?」
大きなおっぱいを無理やり押し込まれた。
「んんっ」
「ぁん♡」
おっぱいをしゃぶると、舌舐めずりしたベアが見えた。軽く乳首を含むだけで、一気に噴き出すおっぱい。あっさりしていて、でも甘くて温かくて。軽く吸っただけで次から次に口に流し込まれるおっぱい吸うと口にミルクが濁流みたいにが流れ込んでくる。美味しい…!
「いっぱい吸って大きくなるのよ…」
「ひゃい…」
じゅるじゅるとおっぱいを吸い、どんどんドキドキするぼく。顔におっぱいの重さを感じながら、腰を振り上げた。おへそ辺りに押し込もうとしてしまう。
「あっぁん。あなたは…!」
「ベアッ、ごめんなひゃっ」
ベアのお腹におちんちんを押し付けてしまっていてベアは呆れた様な笑顔で身を引いた。
「気が早いわね。まだおまんこはダメ」
「そっ、そんにゃ」
言うが早いがおっぱいでおちんちんをサンドイッチする。
「ふわ…!」
「パ・イ・ズ・リ。好きでしょ」
「だいすきぃッ…!」
ママになって更に大きくなったおっぱいからミルクが噴き出して滑りを良くする。大切な赤ちゃんにあげるおっぱいを玩具にする申し訳なさにぞくぞくしつつ、ぬるぬるおっぱいを楽しむ。
「おっぱいだけじゃ詰まらないでしょ?」
ベアはねっとり涎を垂らして粘り気を足す。バスルームに広がるおっぱいの匂い。たぱんたぱんと大きなおっぱいをたゆませ、ニタニタ笑う。
「んぁ…!ベアッ、イっちゃぅ」
「サルみたいに腰振っちゃって」
ふにょんふにょんと腰を振ってしまう。
波立つおっぱいを見せつける様に左右から挟み込む。ぼくのおちんちんはおっぱいに呑みこまれてもうダメだった。
「んぁあああああああ!!!!」
「ッ♡♡」
ぴゅるるるッ!
白濁した精液がおっぱいを汚す。何度も脈打って、射精を繰り返す。おっぱいの谷間に送り込み、ミルクと唾液と精液が混ざったねとねとが満ちていく。
「うふふ♪ほぅら、御覧なさい」
ベアは大きなおっぱいを開いた。むわッと広がるえっちな匂い。ぼくは釘付け。
「ふふ…♪おっぱい妊娠しちゃいそ…♪」
ベアがトロ顔でぼくと及ぼうと立ちあがった矢先だった。
おぎゃぁ!おぎゃぁ!おぎゃぁ!おぎゃぁ!
娘が泣いている。えっちムードは霧散し、大急ぎで子供の所に行くと、ゆりかごの中で手をパタパタさせていた。
「ああ、よしよし」
ベアが精液まみれのおっぱいに抱きあげてあやす。精液の匂いがむわっとする。
若くて綺麗な女性が生まれたばかりの赤ちゃんを精液まみれの大きなおっぱいに抱いている。濃厚なえっちな匂いが漂っているのに、娘は徐々に泣きやんで、すやすや眠り始めた。こんなの濃厚な精液の匂いですやすや眠れるのは娘が淫魔の子だからだろうな。
「起きて誰もいなかったから寂しかったんだよね。ごめんね。パパとママ仲良しだから」
ぼくがそんな事を言っていると、ベアは甘く蕩けた笑顔を見せてくれた。
「ふふふ…♪幸せぇ…♪」
ベアは赤ちゃんをゆりかごにそっと戻す。
「さ、身体きれいにしてえっちしましょっか?」
バスルームに戻ると、手早く身体を洗う。テラテラ光る身体を見ていると、ドキドキしっぱなしだったぼくの胸はさらに高鳴る。大きな容器に貯めてあったお湯をかけてあげた。
「んひゃぁアんッ♡」
「!?」
ベアが仰け反ってへたり込む。股から噴水の様にえっちな汁が噴き出した。
驚いて飛びのくと、ベアは息も絶え絶えに振り返る。
「はぁ♡、はぁ♡、はぁ…♡…………ヴァンパイアはみじゅれはちゅりょーしひゃうのよぉ〜♡」
そんな、ハーブ入れ忘れてた?
「はぁああ…♡ん♡おゆぅう♪アッ…♪アッ!ァアア――ッ♡…ィッ♪」
ベアは発情期のメスの顔になって押し倒してきた。純水はヴァンパイアにとって発情剤だ。どんなに気位の高いヴァンパイアでも一瞬で準備万端になってしまう。本当は大切で大好きな相手を強制的に発情させるのは野蛮なのに……イケない気分になる。
「っ、ひゃ♡」
ぬるんっ
「んふふ…♪あなたあ♪きもちいい?」
「べあぁああ…!」
お湯でテラテラ光る身体がぴったりくっついてくる。ぼくの胸にベアのミルクまみれのおっぱいがぬるんぬるんと上下する。お腹から胸へ擦りつける。張りのある身体がぼくを行ったり来たり。
「したい?なかだし、したい?」
「はい…っ」
「おねだりぃ♡ねぇえ♡おねだりぃ…♡」
「ベアのッ、ぐちょぐちょおまんこにッ…いれさせてくりゃはぃ…!」
お互い呂律が回らないのに、リードしているつもりのベア。ぼくは素直に従って、おねだりする。ベアは奉仕を止め、身体を起こしてぼくに覆いかぶさった。
「おちんちん、もらうわぁ…♡」
ぐぶっ…!
「ンにゃぁあああッ!!」
ひとつになった瞬間に、ぼくは果てた。
「ァん♪浮き上がっちゃう…!」
仰け反って、ベアを浮き上がらせるほど突き上げた。暴発した勢いそのままに奥に向かって何度も脈打つ。奥になんども凄い勢いでびゅっびゅした。
「ご、ごめんなさい…すぐ…」
「いいのいいの♪どうせ一回や二回じゃ終わるつもりないから」
一旦結合を解き、手早くお湯をかけて身体を綺麗にして、ベッドルームに戻る。また娘を泣かせたくない。
すやすや眠る赤ちゃんを尻目にベアはベッドに裸のまま手を突いてお尻を突き出す。ぼくは襲いかかった。
「あぁあん♡やらしい子」
「ベアだって…!ぼくにお尻突き出して…!誘って…!」
乳飲み子である娘が寝ているのに、獣の様に求めあう。娘が寝ているゆりかごをベッドのすぐそばに置き、ぼくは後ろから愛した。少し鼻にかかった甘声で娘を起こさない様に気遣う、でも激しいえっち。
「こんなんじゃっ、また妊娠しちゃぅっ」
「してッ」
「まだ授乳期間中なのにっ…!」
大きくなったおっぱい。えっちの度にミルクを漏れさせる特大のおっぱい。
激しくお嫁さんの身体を求める。後ろから突き乱すと、ミルクをたっぷり蓄えて垂れ下がったおっぱいがベッドにミルクのシミを作ってしまう。
「あなたっ♥やぁんっ♪」
「ベア、きもちいっ」
背中からたぷんたぷん波立つおっぱいが見える。凄く興奮するっ…!
「やぁあん♪ガンガンっ、きたぁ♪」
じゅぶじゅぶ音を立てて激しく腰をぶつけて、ベッドをギシギシ騒がせる。
おぎゃぁっ、おぎゃぁっ
ベッドの傍のゆりかごから娘の鳴き声が聞こえた。ぼくとお嫁さんのベアは慌てて結合を解き、娘を見に行く。
「あぁ、おねしょしちゃったのね」
「ぼくおしめ替えます」
娘からおしめを取り、拭き取って新しいおしめに替える。
娘の世話は大変だけど、ぼくと愛しい人の子と考えれば、不思議と愛しさが湧いてきて苦ではなかった。授乳はお嫁さんしかできないし、夜泣きやおしめ替えはなるべくぼくがやる様にしている。
「大分手馴れてるわね」
「そ、そうですか…?」
「ふふ♪良いパパね」
「貴女も良いママですよ。おっぱいいっぱいあげられて、抱っことか上手いですし」
二人で笑いあって、寝かしつけて、再びベッドに戻る。
気を取り直して互いを撫で合う。窓から漏れる月明かりで鮮やかに映える彼女の金髪。
「おっぱい欲しい?」
「は、はい…」
「さっきもあげたのに…♪娘よりあなたにあげてる量の方が多いんじゃない?」
「ぅ…」
「うふ。怒ってないわ。おっぱいあげるの好きなの♪」
膝枕してくれるポーズをとったので、ぼくはご主人様のむっちりした太ももに頭を乗っけた。
「は〜い、おっぱい♪」
「んぷ」
さっきたっぷり吸ったのに、娘とぼくに吸われても次から次に出てくる美味しい愛情が、ぼくを蕩けさせる。
「んふふ♡産んだ子以外にも母乳あげるなんてね。子供以外はあなただけよ?やぁあん♡舌で乳首虐めないの」
「ひゃい」
ベアのおっぱいを吸っているとぼくのおちんちんをそっと掴んでいた。大きくなったおちんちんをくにゅくにゅされる。
「んひゃぁっ」
「お仕置き♡」
ベアはぼくを支配する為にどんどんおちんちんを虐めた。細い指で少しだけきつめに握って、人差し指で先っぽをくっと押してきた。
「にあぁあ♡」
「あんまりおっきい声出しちゃ駄目よ?あの子が起きちゃうから」
「〜〜〜っ!」
意地悪なご主人様はにんまりしつつ口元に人差し指を持ってきてしぃーという。
ぼくは仕返しにべアのおっぱいを思いっきり吸い上げる。ベアはびくりと仰け反って、“入った顔”になった。必死に甘声を抑え、ベッドに倒れ込んでしまった。
ぼくは倒れた彼女に覆いかぶさって、一気に結合した。
「ぁえっ♪」
「ベアッ、愛してますッ」
腰を入れると、身を捻って快楽に溺れるご主人様。
「ふぁ♪らめっ♪そんなガンガン来たらぁ…♡」
「さっき膣内射精出来なかったからっ」
どんどんテンションが上がっていく。
「ちょっ…まちなさいっ♡このままじゃすぐ…♪イっちゃぅでしょ♪」
「イってっ」
ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ
「ひっ、ん、ん♪んっ♪」
「ベアっ、大好きっ」
ずこっ、ずこっ、ずこっ、ずこっ、ずこっ、ずこっ、ずこっ
「すごぃぃ♪」
「ごめっ、止まれな…!」
ズコズコと腰を振るとジュポジュポ卑猥な水音がぼくを更に昂ぶらせる。
突けば突く程水音は大きくなり、ねばねばもつよくなる。滑りが良くなって絡むおまんこからぬこぬこ出し入れする。
ベッドに突いた手に流れる様なサラサラの金髪が絡まる。
「やだっ、ちょっとほんとにすぐ来ちゃうから…!」
潤んだ目で恥ずかしがるご主人様に答える余裕は無かった。射精に向かってガシガシ腰を振った。
「あっ♡ちょ♡ほんとにッ♡ッ♡ひゅごッ♪」
「ダメッ、ッ、ッ、射精ちゃうッ!」
ぼくはメロメロになりながら腰を振ってご主人様と一緒に頂点に上り詰めていった。ずぶずぶと発情音をさせて、腰を叩きつけた後絶頂した。
どくんッ…!
「ぱぱーおきろー」
「わ」
夕方、ベッドで寝ていると下の子にのしかかられて叩き起こされた。
「ダメでしょ。パパ…“毎日頑張ってくれて”疲れてるんだから」
「う〜…ベア、おはようございます」
マタニティドレスのベアは上の子の手をだっこしてニコニコ笑っていた。
昨日は娘達が寝てすぐに激しく求め、身重の大切な奥さんなのに、ほぼ一日中抱いた。カーテンから漏れ出る朝日で弱々しい奥さんを容赦なく責めたて、意識を失った彼女に何度も膣内射精した。お陰でくたくただけど、奥さんは艶々であり、心底嬉しそうだった。
「あなた、精の付くお料理作っておいたから♡」
「うん…ありがと」
下の子がぼくにベタベタしてくる。あやしながら、色っぽい視線のベアと見つめあいながら食事する。家族でテーブルを囲む幸せな食事。ぼくの目の前にある皿にはタケリダケとアンデッドハイイロナゲキタケの精力スープがある。明らかに危険な見た目だが、ぼくの主食だ。ちなみに娘達はアンデッドハイイロナゲキタケのみのスープ。タケリダケは入っていない。
「パパのスープ…なんだか怖い…」
「大人の嗜みってやつかな?子供は食べちゃ駄目だよ?」
「パパ小っちゃいじゃん。可愛い男の子じゃん」
「娘に可愛いって言われるのは複雑だな〜」
上の子はしっかり者で、下の子は甘えん坊だ。
娘達が生まれてもう数百年以上過ぎた。一人、二人と出来て、生まれて、娘達の成長だけが時の流れを実感させた。ベアは相変わらず綺麗なままだし、ぼくも年を取らなかった。
ベアの魔力で身体が変わってしまったんだろう。
食事が終われば、夜の庭に出て子供達を遊ばせる。
「パパー。ママー」
「おねえちゃん、あたしとあそんでよー」
「わかったから〜」
醒める様な蒼い満月に、蒼い薔薇の庭園ではしゃぎまわって、ぼく達に手を振る娘達。
ご主人様であり、お嫁さんでもある吸血鬼は、ぼくと娘を見守っていた。
ぼく達は蒼い薔薇を花屋や貴族達に売り歩いて生計を立てる様になった。世にも珍しい蒼い薔薇を売り歩く小さな男の子の噂は広がり、それなりに潤沢な資金を得た。
ベアのお腹はかなり大きい。お腹には既に3人目が宿って10カ月になる。娘の目を盗んでは愛し合ってを繰り返したからだ。大きくなったお腹を優しくさする姿は、蒼い月明かりに映えた。こんな綺麗な姿なのに、ドキドキしてしまうぼく。
「ふふ♪また…♡あの子達が寝たら……すぐ…ね?」
「は、はい!」
ベアの艶っぽいお誘いにさらに高鳴る胸の鼓動を抑えながら、駆け寄ってくる娘達を屋敷に連れ戻した。
よく食べ、よく遊び、よく甘え、娘達との生活はあっという間に流れていく。今日も一日が終わり、朝陽が見え始めると、娘達を寝かしつける為にベッドへ直行する。
子供二人を挟んで眠かそうとしている。大きなお腹の奥さんは上の子をふわりと抱き寄せて背中をさすっていた。
「ママー大分おっきくなってきたね〜」
「ふふ♪そうねえ♪」
大きなお腹を撫でる上の子は心底楽しそうで、とても寝そうにない。
「ママー、パパのどこが好きになったの?」
「可愛いし、いつも傍に居てくれるから」
「ベアまで……そこは嘘でもかっこいいって言ってほしかったなぁ」
「ぱぱちっちゃいもんねー」
ベッドで娘二人を挟んで寝る前のお話。
素直で元気な娘に育った娘達。サラサラの髪を撫でると、嬉しそうに目をつぶる下の子。仕草がお母さんそっくりだ。
「ぱぱーだっこー」
「は〜い」
下の子はぼくにべったりでいてくれる。上の子はママにべったり。たまに抱っこの役目をパパとママで交代するけど、結局上の子はママの方が好きらしい。素敵な人だからなぁ…
ぼくはパパのなるには小さすぎたけど、それでも最愛の奥さんと娘達にふさわしい旦那さんになりたいと思っている。
寝息を立てはじめた娘達を見守って奥さんと微笑みあった。
子供達が深い眠りについたのを確認すると……
互いの服に手をかけ、脱がしていく。まろびでるおっぱい。乳首から漏れ出るおっぱい。本当に何度も甘え、溺れた身体。身籠ってもお母さんらしさと少女らしさを両方持った肉体。肌は陶器の様に綺麗で、下腹部は大きく大きく膨らんでいる。愛し合った結晶が宿った丸みがえっちだ。二人産んで大きくなったお尻からすらりと伸びる長い脚もえっちだ。
脱ぎかけのドレスがぼくを狼にしていく。
「くす…♪愛してるわ…♪んぷ…♪」
「ん…ん…」
キスして髪を梳き合って、大きなお腹をさすって。昂ぶって来たので、服を脱がせきる間も惜しんで、襲いかかった。
「ごめっ…!」
「あはっ♪ほんとに娘寝かしたらすぐ来たぁ♡」
「ベアッ、すきっ、すきなのっ」
ずこずこと腰を叩きつける。この数百年間、愛しい奥さんを抱かない日は無かった。数百年も一緒に居ると、奥さんと色々求めあって、セックスのテクニックや楽しみ方は染みついている。奥さんとの夜の生活はどんどん激しくなっていった。
今や娘達の寝ているベッドの傍のカーペットで妊婦の奥さんを求めまくる生活。身体がうずく度に娘達の目を盗んではえっちする日々。
ずぽずぽと腰を振り3人目の宿った奥さんを貪る。娘達が起きないかヒヤヒヤしつつもえっちは止められない。
「おまんこうねってっ」
「ンぁっああ♥」
じゅぽじゅぽと腰をぶつけ、四つん這いのベアを犯す。大きなお尻を掴んで必死に腰を振れば、突く度に首を反らせて喘ぐベア。傍のベッドで寝ている娘達を見守りながらカーペットでの甘く激しいひと時。
「ベアっ、赤ちゃんっどうですかっ」
「じゅんちょうっ♪また元気な子産むわねっ♪」
大きなお腹の美女を後ろから突きまくる。おっぱいとお腹がカーペットに擦れあう程大きくなっている。二人目の妊娠以降ベアのつわりは軽くなり、激しい妊娠えっちに溺れきる様になった。
「あん♡あなたっ、もっと、もっとぉ♡」
「もちろん」
なお激しく腰を振ろうとした時だった。
「ママー、おしっこ〜…」
寝ぼけ眼をこすりながら上の子が起きてくる。血の気が引いた。まだえっちを知るには幼すぎる。腰を引くけど、服が乱れたでパパとママが何かしているのはトラウマ以外の何物でもない。いや、すっぽんぽんなら取り返しがつかなかったし不幸中の幸いか。
「はぁッ…あらぁ、おトイレ?ママが付いていってあげる」
「うん」
引き抜いて上の子をトイレに連れていくママ。
「ママ、何で服脱ぎかけなの〜?」
「寝相が悪かったみたいね」
不思議そうに服の乱れたぼくとベアを見比べる。
「パパとママ仲良しだから。寝ても覚めてもラブラブしちゃうんだ」
乱れた服で腰を引きながら言い訳とも自白ともつかない事を言う。ベアはさりげなくぼくの勃起したおちんちんを隠し、娘をトイレに誘う。トイレを済ませるまで廊下で待つ。
でも、我慢できない。
「ぁんっ…♪待ちなさいってば。あの子寝かしたらいくらでも相手してあげるからぁ♡」
後ろに回ってベアのおまんこを要求する。スリスリしてすまた。すらっとした脚とむっちり張りのあるお尻に興奮が収まらない。
ずぶっ!
「やぁあん♡」
トイレのドア越しにラブラブえっちする。上の子にばれない様に手早くフィニッシュに向かって小刻みに腰を振る。
「ベアッ、イくよッ」
「もうっ♡ぁっなたってばぁ…♡」
ズコッ、ズコッ、ズコッ、ズコッ…
振り返る顔は涎を垂れ流した下品な顔。高貴だった顔はぼくだけに見せるえっち顔。
「んぁああああ…♡」
絶頂。奥に射精して腰を叩きつけると、精液を引きながら手早く引き抜く。
娘が用を足して終わるまでの短い間に一気に上り詰め、絶頂を極めて何食わぬ顔で娘を迎える。
「パパ、ママ、なんか変な声してなかった?」
「気のせいよ」
やや強引だけど、無理矢理誤魔化して寝かしつける。
娘が寝息を立て始めたのを確認してから、今度は上下逆転。ベアの方がぼくを押し倒して跨ったままねっとり貪り始めた。
「もぉ〜。誤魔化すの大変なのにぃ♪罰よ♡」
大きなお腹でぼくに跨ってゆっくり腰を回す。動きはゆっくりなのに、膣内のねちょねちょがおちんちんに襲いかかってくる。反応するぼくを見てベアは狂ったように腰を入れる。
「ん♡もう。愛してるぅ…♡ずっと一緒に居てねぇ…♡」
ぐりぐりと腰を左右上下にまわして貪る。妊娠10カ月の身体で、ぼくを激しく求める。情熱的な腰遣いでぼくを楽しませる。暴力的な行為だけど、頬に優しく添えられた手や優しい目線や甘い声色で愛情ありきだと分かる。
「ぼくはっ、あなたのものですっ」
「あっ♪ヤダ♡ダメえッ♪」
潤んだ瞳でどんどん小刻みに激しい腰遣いになっていく。絶頂に向かってぐちょぐちょと。
「やン♪アッ♪ァへッ♡アへへへへッ♪」
下品な喘ぎ声とも笑い声ともつかぬ甘声をあげて腰を回した。
「――射精るッ!」
すぐに絶頂。愛しい女性の膣内を無遠慮に汚す。
「ぁえっ♡ひぅっ♡ぉあっ♡ぉっ♡ぉっ♡ぉっ♡」
何度も脈打ち、脈打つ度に甘声をあげるベア。当然ぼくもくぐもった声で喘ぐ。
腰を打ちつけて射精し、お腹を撫でていると、ベアの反応が変わる。
――ばしゃぁァッ!
破水だ。
「ひぅ…来ちゃったァッ…!」
「っ、生まれそう!?」
「そうみたいッ…あなたとのえっちがッ、ッ、ッ、好過ぎてぇ…!きづかにゃ…」
大慌てで行為をやめる。息が上がる奥さんの肩を抱いて、ベッドの縁に寄りかかってもらう。もう股を開いて産み落とす体勢をとっている。
「ひっ、ひっ、ふぅー…ひっ、ひっ、ふぅー…!にゅッ!!」
一気に力んで。子供を起こさない様に声を殺しつつ、出産する立派なお母さん。
――ずにゅぅ、ずにゅぅううッ
赤ちゃんをひり出す。とても大きな赤ちゃんをゆっくり産み落としていく。
――ズボッ
おぎゃぁ、おぎゃぁ
「す、凄い安産でしたね」
「はぁ…はぁ、ええ。産み慣れたみたいね…」
陣痛に長く苦しむ事も無く、破水後すぐに出産した。
人間のママは破水後一日二日陣痛に苦しんだ後壮絶な出産を迎える方が多いらしいけど、吸血鬼がそうなのか、ベアが優秀な出産能力を持つのか、魔物全員が備えた能力なのか。どちらにせよ、すんなりスピード出産してくれるのはありがたいな。
「おきたらいもうとうまれてたー」
「そうだね」
下の子が生まれたばかりの赤ちゃんを観察する。ツンツンしたり撫でたりしている。赤ちゃんは早くもママのおっぱいに吸いついており、凄い勢いで呑んでいた。
「この子もすぐ大きくなりそうね」
「ちょっと、パパも、ママ大変だから、ご飯作るよー」
「は、はい」
長女は小さいのに相変わらずとてもしっかりしている。流石に瞳をキラキラさせて赤ちゃんをつんつんする妹は止めなかった。ぼくを連れていき、ぼくと一緒にお母さんの為に滋養の付く料理を作り始めた。それを愛しいお嫁さんはニコニコと見送ってくれた。
本当に幸せだ。
娘3人はすくすく育った。妙齢の女性になると、次々巣立っていった。
使い魔の蝙蝠を使って絶えず近況報告しあっており、それぞれ方向性は違うが幸せそうな家庭を築いている様だ。
長女は長身の凛とした娘に育った。
しっかり者の彼女は、立派な男性と結婚し、幸せな家庭を作って最近ようやく一人目を生んだ様子。授乳やおしめ替えは大変らしいけど、旦那さんがとても出来た人で子育てに専念できると喜んでいる。
二女は長女とは違い背が伸びなかった。ロリ魔乳の吸血鬼となり、自分と同じ位の背丈の初な貴族の男の子をおっぱい依存症にして徹底的に管理している。男の子はもう逃げられないだろう。赤ちゃんはまだらしいけど、焦るつもりは無いらしい。
三女は影のある妖艶な女性に育った。
相手は遊びまくっている金持ちで、興味本位で人ならざる女と遊ぶつもりで彼の方から近付いてきた。ぼくは交際に反対したけど、ベアは骨抜きにしてやりなさいと送りだした。
数年後に送られてきた使い魔の報告によると、奴隷娼婦の様に扱われていたのは最初だけで、毎日欠かさず奉仕していると、いつの間にか大切にされるようになっていたという。
今やハーレムの中でも最上位の地位に付き第一子を妊娠中だとか。
「うふふ♪私もおばあちゃんかぁ♡」
「随分と若くて綺麗なおばあちゃんですね」
娘達の使い魔を送り出すベアを後ろから抱き締めた。振り返る最愛の女性は、とても嬉しそうだった。
「たった独りで生きてきたのが嘘みたい。こんなに家族に恵まれて…」
「ぼくもすごく幸せです。こんなに素敵な女性と家族になって…」
ゆりかごには既に新たな住人が眠っている。最近産まれた4人目と5人目だ。
すうすうと寝息を立てる二人の娘達。娘を見守る月明かりに映える若い母親。
「月が綺麗ですね」
「ええ。あなたと会ったのも月夜だったかしら」
ぼく達はどちらともなくキスからベッドになだれ込む。
「ふふ…娘達に負けてられないわ。また家族作りましょ?」
「ちょっとっ、焦らなくてもっ…」
「何?あなただってその気でしょ?」
「それはベアが綺麗すぎるからで…」
最近は身体の周期が合ってきたのか、ここ最近立て続けに2人妊娠し、産んだ。アンデッドはとても妊娠させにくいらしいけど、毎日欠かさず数百年成行きに任せれば出来るものは出来る。奥さんは大好きだけど、不老不死の上級魔族を殖やしすぎるのも何となく気が引ける。このままラブラブしつづければ、ぼく達夫婦だけで100人増やしちゃいそう。
「愛してますけどっ、まだ小さい子二人もいるし…!もう少しペースを落としても…」
「良いじゃない。どうせ吸血鬼は少ないんだしっ」
毎日欠かさずえっちしているから、妊娠しにくい身体のリズム、妊娠しやすい身体のリズムがあるのも分かった。ベアには悪いけど、妊娠しにくい時の方が都合が良かったのかも。妊娠しやすい時にこんなハイペースでえっちしてたら、毎年産ませちゃう。ベアは早く6人目が欲しいらしく毎日かなり情熱的だけど、ぼくは今はベアを独り占めしたいのに。ただでさえ娘達へ授乳でベアの時間は取られる。可愛い娘達のお世話をするのも好きだし授乳するベアを見るのも幸せだけど、ただ奥さんに夢中になって溺れたい時も多い。
全く、人間の仲良し夫婦はどうやって子作りを自重しているんだろうか。ひたすら我慢?膣外射精(そとだし)?ぼくは我慢できないし奥さんは膣外射精は許してくれない。
「あなたぁ〜♡お腹空いてるからぁ〜、6人目仕込んでえ…♡」
「っ!」
猫なで声で甘えてくる。最初に出会った触れがたい貴族令嬢の姿はもうない。括れたウェストは、既に娘を立派に独り立ちさせた女性のものとは思えない。まして最近二人産んだばかり。それなのに若いままの綺麗な身体と、また一つになる。
「―――はァああンッ♡」
「綺麗なママ、もっとッ、んッ!もっと綺麗になってくださいねっ!」
「ぁはッ♪可愛いパパッ、ひぃん♪頑張ってね♡」
子宮が下りてきている。ぼくの短小おちんちんでも妊娠する為に、子宮まで積極的なのだ。
腰をぶつけまくってしまう。
「あなたあ♪がんづきぃ…♡んっ♪んふっ♪」
「ベアの…!トロトロすぎぃ…!」
間もなくベアは6人目を身籠るだろう。ベアもその気だ。
月明かりの下で乱れる美女とセックス に溺れた。
ぼくたちの関係は永遠に続くんだ。
fin
19/03/26 20:01更新 / 女体整備士
戻る
次へ