読切小説
[TOP]
まものむすめ の むれ が あらわれた!
 ミノタウロスさん の むれ が あらわれた!

「あはぁ……♥ んっ、あぁ……♥ 出た出た、気持ち良かったぞ♥」
「終わったか〜? んじゃ早くどいてくれって。次はアタシの番だから」
「手は空いてんだろ? それじゃこっちは使わせてもらうからな」
「アタシはこっちの手な。もう待ちきれないぐらい……んっ……濡れてんだ……!」
「顔は貰うぞー? へへ、キスが良いか? それともアソコ舐めてもらうかな? へへ……」

 あ……あひゃ……ら、らめぇ……♥(レイプ目)



 ホルスタウロスさん の むれ が あらわれた!

「えへへ〜、お日様ポカポカです〜」
「あったかくて気持ち良いですね〜、ご主人様〜」
「みんなでお昼寝って幸せですね〜」
「ぎゅ〜ってしてると、お昼寝がも〜っと気持ち良くなりますね〜」
「ふわぁ〜……お休みなさい、ご主人様〜……」

 むぅ、むむぅ! むむぅむぅむむぅむぅむむむむぅ! むむぅ! むむぅ〜っ!(巨乳に包まれて窒息寸前になってる)



 ミミックちゃん の むれ が あらわれた!

「…………」
「…………!」ガタッ
「…………っ!」ガタンッ
「……っ! ……っ! ……っ!」ガタンッガタンッガタンッ
「〜〜〜〜っ!? 〜〜っ! 〜〜っ!」ガタガタガタガタッ

 宝箱同士のケンカ……これは全部ミミックだな、帰るか。



 ケサランパサランちゃん の むれ が あらわれた!

「わはー!」
「「「わはー! わはー!」」」
「「「「「「「「わはー! わはー! わはー!」」」」」」」」
「「「「「「「「「「「「「「わはー! わはー! わはー! わはー!」」」」」」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「「「「「「「わはー! わはー! わはー! わはー! わはー!」」」」」」」」」」」」」」」」

 わはー! わはー! わはー! わはー! わはー! わはー!



 サハギンちゃん の むれ が あらわれた!

「「「「「…………………………………………………………………………………………………………」」」」」ジーッ
「「「「「…………………………………………………………………………………………………………」」」」」ジーッ
「「「「「…………………………………………………………………………………………………………」」」」」ジーッ
「「「「「…………………………………………………………………………………………………………」」」」」ジーッ
「「「「「…………………………………………………………………………………………………………」」」」」ジーッ

 え、えっと……無言の圧力がすごいんだけど、みんなどうかした……?



 クー・シーちゃん の むれ が あらわれた!

「ご主人様、お食事の用意ができました! 今日はご主人様の大好きなオムライスです!」
「私はお風呂の準備をしてきました! 後でみんなで一緒に入りましょう、ご主人様!」
「部屋のお掃除もバッチリです! どうでしょう、ご主人様! 私、ガンバってきました!」
「ご主人様、何か不便はございませんか? したいことは何でもおっしゃってくださいね!」
「私達みんな、ご主人様のためなら何だってしてさしあげますからっ!」

「「「「「 ご主人様ぁっ! わふわふっ、わふわふっ! 」」」」」

 あははっ、いつもありがとう。こんな良い子たちに囲まれて、僕は本当に幸せ者だなぁ。



 ケット・シーちゃん の むれ が あらわれた!

「下僕! お前には今すぐ高級ネコ缶を用意して開ける名誉をくれてやるにゃっ!」
「そんなことより下僕には今すぐトイレをキレイにしてくる仕事をさずけるんだにゃっ!」
「何をしてるにゃ、下僕! 私を膝に乗せておかないにゃんて下僕の癖に生意気だにゃぁっ!」
「下僕はどこにゃ! かわいい私が今から下僕にブラッシングをさせてやるにゃっ!」
「ボヤボヤするんじゃにゃい、下僕! はやく私のために寝床をあっためてくるにゃっ!」

「「「「「 下僕ぅ! にゃんにゃん、にゃんにゃん! 」」」」」

 あぁ、ありがとうございますぅ! この下僕、なんたる光栄でしょうかぁ!(お目々グルグル〜)



 アルプきゅん の むれ が あらわれた!

「あー、こんにゃろっ。胸のサイズ負けてやがる……ちっきしょー」
「へっへ〜、オレの勝ち〜♪ んじゃアイツとヤるのはオレが最初な♪」
「ちょっとー、ボクのことも無視してもらっちゃ困るよー。ほらほら、キミにも負けてないって」
「いやいや、ここはオレが一番じゃね? 見ろよこの重量、掌から零れんばかりだぜ」
「どうみたってオレだっての! ていうかアイツに触らせんのが一番じゃね? 名案名案!」

 お前ら、男の時のノリそのままで俺を襲う順番とか決めないでくんない? ていうか本人目の前にいるんですけど。



 ドッペルゲンガーちゃん の むれ が あらわれた!

「わ、私なんてみんなより背がちっちゃいし……体形だってちんちくりんで……」
「そんなことないよっ。私なんて体形どころか髪の毛いつもボサボサにしちゃってるもん……」
「うそ、あなたの髪の毛キレイだよっ。私なんて体形もダメダメなら家事だってできないから……」
「私なんてなにも良い所が無いよっ。だからみんなの方が素敵だよ、大丈夫だよっ」
「ううん、一番ダメダメちんちくりんなのは私だよっ。みんな私よりずっとずっ〜とカワイイよっ」

 ……カワイイからもう少しこのまま見ておこうっと。



 ヴァルキリーさん の むれ が あらわれた!

「……? 神は私に彼と添い寝をしろとおっしゃいましたが?」
「それは何かの間違いでは? 神は確かに私に添い寝を命じましたから」
「みな勘違いでしょう。彼への添い寝は私だけの特権だと神はおっしゃっています」
「おっとー、たった今神が私に添い寝をしなさいとおっしゃいましたー。ですから私が彼を寝床に連れて行きますー」
「神はそれは魔物の嘘だとおっしゃいましたー。本当の神は私にこそ添い寝がふさわしいとおっしゃっていますー」

<ソレモウソデスーホントウノカミハワタシノホウデスーイヤイヤチガイマスーワタシデスーゼンインチガイマスーワタシノカミガホンモノデスー

 ……なんか子どもの言い争いみたいなことしてる。



 マーシャークさん の むれ が あらわれた!

「あわわわわっ! 血の匂いっ! 血の匂いがするぞっ!」
「大丈夫か!? 怪我をしたのか!? 傷は痛むのかっ!?」
「陸地まで上がれるか!? すぐに私が向こうまで送り届けてやろうかっ!?」
「それよりも消毒をっ! はやく消毒して傷が悪くならないようにしないとっ!」
「止血の方が先だっ! いや、輸血が必要か!? とにかくすぐに医者を呼んで来るんだっ!」

「「「「「 あわわわわわわわわわわわわわわわっ! 」」」」」

 いや、あの、ちょっと擦りむいただけですから。だから、そんなに慌てないでも……。



 ユニコーンさん の むれ が あらわれた!

「皆様、どいてくださいましっ! この方とは私が結ばれるんですのっ!」
「何をおっしゃるのですかっ!? この方は私が最初に出会った殿方ですわっ!」
「冗談は止してくださいなっ! 目と目が合ったあの時から、この方と私との運命は始まっていますっ!」
「聞いていれば皆様まったく淑やかじゃありません! ここは一番の淑女たるこの私がっ!」
「私以外全員はしたないではありませんかっ!? こんな大声を張り上げて、淑女のすることではないでしょうっ!?」

 修羅場になっちゃったぞ……お、俺はいったいどうすれば良いんだ……っ!?



 バイコーンさん の むれ が あらわれた!

「あらあら……あちらではユニコーンの皆様がケンカをしていらっしゃいますね」
「なんて哀しいことでしょうか……争いは悲劇しか生まないというのに」
「殿方を取り合うことなんて、これではあの方も困ってしまわれます」
「全員で夫を分け合えば、不幸な方は一人も出てくることはありませんのに……」
「しかし、何か見覚えのある光景で――貴方様、どうかいたしましたか?」

 ユニコーンさんの修羅場か……まるで昔の俺を見ているようだな……(遠い目)



 エンジェルちゃん の むれ が あらわれた!

「善良なそこの人! 今日からエンジェルちゃんがあなたを幸せにしてさしあげます!」
「しかも通常の5倍善良なあなたには、なんと5倍の数のエンジェルちゃんがついてきます!」
「ただでさえ可愛いエンジェルちゃんが5人! これはもう幸せ過ぎて罰が当たりそうですね!」
「でも遠慮することはありません! あなたは善良なんですから、エンジェルちゃんに幸せにしてもらって良いのです!」
「これはすごいですね! 普通の人ではエンジェルちゃんが5人も来るなんてありませんよ!」

「「「「「 ああ! こんなに可愛いエンジェルちゃんたちに囲まれるなんて、あなたはなんて幸せなんでしょう! 」」」」」

 すみません、全員帰ってもらって良いですか(真顔)



 デビルバグちゃん の むれ が あらわれた!

「……オス♥」カサッ
「「「オス♥」」」カサカサッ
「「「「「「「「オスオスオスオスオス♥」」」」」」」」カサカサカサカサッ
「「「「「「「「「「「「「「「オスオスオスオスオスオスオスオスオスオス♥」」」」」」」」」」」」」」」カサカサカサカサカサカサカサカサカサッ
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「オスオスオスオスオスオスオスオスオスオスオスオスオスオスオスオスオスオスオスオス♥」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサッ

 うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!


17/04/06 21:07更新 / まわりの客

■作者メッセージ
 没ネタ
 サキュバスさん の むれ が あらわれた!

「アレよ、アレ。私たちも六つ子キャラになれば流行するし彼氏もできるんじゃないかな〜って」
「フッ……この私の魅力ならサキュバスboysを増やすなんて造作もないこと……!」
「いやいや、姉さん。そういうのはヴァンパイアさんだけで十分だから。中二病サキュバスとか誰も得しないから」
「……私、もう帰って良い?」
「触手! 私もできるよ、触手〜! ぐねぐね〜! うわ〜い!」
「姉さんたち必死すぎ〜。もっと私みたいに自然なキャラじゃないとね〜。キャハッ♪」

サキュバスさんって唱えてたら思いついた。
四女バスさんと一緒に猫にニボシあげてたい。

そして囲まれるならクー・シーちゃんかサハギンちゃんに囲まれたい。
ゲイザーちゃんはね、一人が良いの。色んな意味で一人占めしたいの。

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33