あの時の事はよく覚えている。魔法使いさんが私とお兄ちゃんに魔法を見せてくれたことを。

「「わぁ〜///」」

その光景は私の中でいつまでもキラキラと輝いている。

10年後

「優華、いつまでボーっとしてるの？急いで」
「あぁ、ごめんなさいお母さん」

私は一条優華、今はお引っ越しの準備をしてるの。
私たち家族は春から今住んでるところから2つくらい件をまたいだところに引っ越しするの。

そうして引っ越しの準備が終わり引っ越し当日。私は仲のいい数人に見送られこの町を去った。

そうして車に揺られて暫くし新しいお家に着く。引っ越し屋さんも家具を入れだした。

「今日は疲れたし外食にして荷ほどきは明日にしよう」

お父さんがそう言い私たちは近くのファミレスでご飯を食べた。

「ふ〜、今日は疲れたな」

私はそのまま眠りについてしまう。

「おーい、起きるのじゃ。ユウカよ」
「んんっ…あなたは…」
「久しいのぉユウカ」
「あなたは…あの時の魔法使いさん？」

何処でもない真っ白の空間。そこに立っているのは幼い時に見た魔法使いさんが立っていた。

「正確にはバフォメットじゃがの。とにかく、今日はお主をスカウトしに来たんじゃよ」
「スカウト？私も魔法使えるようになるの？」
「あぁそうじゃ、明日迎えを送るから楽しみにするんじゃぞ〜」

そこで夢から覚める。

「んん〜まさか夢で魔法使いさん…確かバフォメットさんって言ってたっけ？に合えるだなんて〜」

きっと今日はいい日になるんだろう。

「おはようお母さん、お父さん」
「おはよう」

食卓には出来上がっている朝食から湯気が立っている。

「さ、2人とも。今日から荷ほどき頑張るわよ」
「うん」

私は朝ご飯を食べ終え早速荷ほどきを始める。と言っても本や雑貨を出すだけなので3時間ほどで終わった。

「お母さーん、荷ほどき終わったよー」
「そう、それじゃあ散歩にでも行って来たら？新しい所を歩くのは楽しいわよ」
「分かったー」

新しく買ったスニーカーを履いて散歩に出かける。私体が引っ越してきたのは住宅地だが歩いて行ける所に結構大きい街があるらしいのでそこに行ってみよう。

「ふんふんふふ〜ん」

鼻歌を歌いながら歩いていると突然誰かとぶつかって私は転んでしまう。

「あぁ、すみませんって…」
「痛てて…すみません」
「あなた…優華さん？」

私の名前を呼んだのは私より２〜３つ位年上そうなお兄さん。しかしどっかで見た事あるような…

「バフォさん、優華さんを見つけました。転送お願いします」
「え？なにいっｔ」

私が言い切る前に視界が暗転し次私が見た光景はどこかのお城のようなところに居た。

「え？え？ここ何処？？」
「やっと来たのか優華よ、歓迎するぞ」
「バフォメットさん！？」

そこに立っていたのはバフォメットさん。

「バフォメットさん、一体ここどこですか？」
「おや、タイガから何も聞いとらんのか？」
「あっ！！」

タイガと呼ばれたお兄さんがこっちを申し訳なさそうに見てくる。

「こほん、じゃあワシから説明させてもらおう」

バフォメットさんからの説明ではここは魔王軍サバト、私は幼い頃魔法への適性をバフォメットさんに見抜かれ大きくなったらスカウトに来ると言われたらしい。よく覚えてはいないが

「という事でじゃ、歓迎するぞ。ユウカ」
「てことは魔法が使えるようになるの？やったー！！」
「そうじゃの。練習すれば、じゃがの」

そう言われて言葉が出ないほど喜んだ…が1つ気になっている事がある。

「なんで皆さん…小さいんですか？」
「そうそう、言い忘れておったの。サバトに入るとみんなロリになるのじゃ」
「なんで！？」
「そりゃロリの良さを皆に知りわたらせるためじゃな」

そうなのか…まぁロリになるだけで魔法が使えるならいっか

「という事で、今からユウカのサバト入信の儀式を始める！！」

バフォメットさんが何か呪文を言うと私の下に魔方陣が出来る。魔方陣が輝き始める。

「わぁ…なんか体が熱くなってくる…///」
「幼化が始まった証拠じゃ。これから本格的に小さくなってくるぞ」

私の体は徐々に小さく、幼くなっていく。そして変化が終わった頃には7〜8歳ほどのロリになっていた。

「おぉ、可愛いロリになったの〜。タイガ、部屋に案内してやるのじゃ」
「分かりました、バフォ様」

火照りが残っている体をお姫様抱っこされ部屋に案内される。

「兄弟みたいですね」
「あっ、えっ？あっそうですね」
「えへへ、タイガおにいちゃん？みたいな」
「///〜〜」

暫く歩くと一つの部屋の前で止まる。

「ここが優華さんの部屋です。今日から自由に使ってください」
「ここが…なんでこんなに広いんですか？」
「まぁ…そのうち分かりますよ」

そのうち分かるならいいか

「それで…その…優華さん。僕の事…」
「どうかしました？」
「いや、何でもないです」

彼はそう言うとどこかへ行ってしまう。私は改めて部屋の中を見てみる。

ベッドに本棚、クローゼット。生活に必要な物はすべて一式揃っているようだ。

「取り合えず…ここを探検でもしてみようかな」

部屋のドアを閉めるとさっき来た道を引き返してみる。

「優華…優華…」

その声が聞こえたのはある部屋から。私の名前を呼ぶタイガさんの声。心配になり失礼を承知で部屋を覗いてみる。

「優華…優華…好きだ…」
「っ！！」

そこには私の事を好きと言いながらオナニーをしているタイガさんの姿。

「見てしまったか…」
「っ！？！？！」

急に現れるバフォメットさん。驚いて音を立ててしまったようだがタイガさんは気が付いていない用だ。

「消音の魔法じゃよ。それよりも…見てしまったの」
「バフォメットさん…あれって」
「あぁ。オナニーじゃ」
「でも…なんで初対面の私で…」

そう言うとバフォメットさんは目を丸くして驚いている

「覚えておらんのか、あの時一緒に居た奴じゃよ」

そう言えばあの時一緒に男の子がいたが…まさかあんなにかっこよく育ってるとは思っても居なかった。

「忘れてたって言うか…まさかあの時の男の子がタイガさんだとは思って無くて…」
「そうかそうか、じゃあこの国の案内はタイガに任せるとしようかのぉ」

そう言うとバフォメットさんは笑いながらどこかへ行ってしまう。

「どうしよう…これからどうやってタイガさんの事見ればいいのか…」

【えー呼び出しをするのじゃ、タイガとユウカはエントランスに来るのじゃ】

色々悩んでいるとどこからかバフォメットさんの声が聞こえてくる。これも魔法なのだろうか。

「ってまずい、このままだと聞いてた事バレる」

私は走って自分の部屋に戻る。部屋で数十分待っているとタイガさんがやってきた。

「呼び出しの場所わかんないよね、案内するよ」
「あっ、はい。ありがとうございます」

先ほどまでオナニーをしていたとは思えない位爽やかに答えてくれるタイガさん。

「ここがエントランス、ここから城下町とかに出れるんだ。」
「わぁ…でっかい」

そこはかなりの大きさがあり、それに比例するかのように人も大勢い居る」

「遅かったの。ユウカ、タイガ」
「バフォ様」
「バフォメットさん」

どこからかバフォメットさんが現れる。

「かかか、バフォちゃんでいいぞ」
「それで、僕たちを呼び出した理由はなんですか？」
「それはのう。城下町の案内ついでにおつかいを頼もうと思ってのう」
「色々城下町を見て回ってくればよい。最悪朝帰りでもよいからの〜」

バフォメットさんもといバフォちゃんはまた笑いながらどこかへ行ってしまう。

「おつかいの内容すら言わずに行っちゃったよ。とりあえず…行く？」
「はい、そうですね」

エントランスから出るとそこには薄暗いがどこか安心感を感じる世界が広がっていた。

「どう？青空だと思ってた？」
「えぇ、でもこれもいいですね」
「ここは暗黒魔界って言ってこういう空の色なんだ。他にも明緑魔界っていって青々しい緑と青空が広がってる所もあるんだ」
「そうなんですね、一回行ってみたいです」

その後私たちは話しながら魔界を歩き回った。色々なお店を見て回ったり、屋台で美味しい物を食べたりとにかく一日中楽しんだ。

そうして楽しんでいる内にタイガさんのオナニーのことなど忘れてすっかり楽しんでいた。

「あ〜、楽しいですね。ここ」
「そうでしょう」
「でもそろそろ帰らないとですね…」

私が振り返ってサバトの方向を向くと…

「待ってください」

タイガさんが私の手を握る。

「どうか…なさいました？」
「その…あの…僕の事、思い出しましたか？」
「あぁ、はい。あの時のお兄ちゃんでしょう？」

タイガさんの顔が明るくなる。

「じゃあ…その…あの…僕と…付き合ってください(告白的な意味で)」
「はい、いいですよ(どこかに行きたいと思っている)」
「じゃあ…今から良いかな」
「はい」

そのまま彼に手を引かれ少し歩く。10分ほど歩くと目的の場所に着いたのだろう。タイガさんが立ち止まる。

「ここ…です…」

そこは普通の宿屋、なんで宿屋になんて行くのだろうか。

私達はそのまま宿の中に入り手続きとお金を払い部屋を借りた

「先、入って」
「はい…」

中は甘い匂いが漂っていたが嫌な臭いではない、むしろいい匂いに感じる。

「その…宿屋で何するんですか？」
「男女で…宿でする事は…その…」

妙に歯切れの悪いタイガさん。

「んんっ…なんか体が熱くなってきたな…」
「んっ、だいじょうぶ…」

私の方を見るタイガさん、しかしすぐに硬直する。

「はぁ…はぁ…」
「だいじょうぶですかぁ？たいがさぁん？」

体の火照りで頭がよく回らなくなってきた、ろれつが上手く回らなくこれではタイガさんに媚びているようではないか。

その時、私はタイガさんに押し倒される。今は子供体系なので力の差ですぐに押し倒されてしまった。

「優華が…嫌じゃないって、告白ＯＫしたんだからな…」

朝までの自分だったらキャーっと叫んでいただろう。しかし今はなぜだろう、タイガさんが愛おしく、かっこよく見える。
そして押し倒されたことによってこれからの事が想像できる。セックスだろう、しかしなぜだろう。タイガさんに犯されるならいいと思ってしまう。

「タイガさんならぁ…いいですよ♡私の処女奪ってぇ♡」
「すっかり獣の表情になったタイガさん。それとは裏腹に優しく服を脱がしてくれる」

すっかり裸になった私、気が付いてはいなかったが私のお股は既にびしょ濡れ、今すぐおちんちんを入れられるだろう。

「イれるぞ…」
「うん♡」

タイガさんのおちんちんが私のナカに入ってくる。ぬぷぬぷと私の膣のナカに入り込み、処女膜を破る。

「あっ、処女無くなっちゃたぁ///♡」
「ユウカ…好きだ。ユウカ…」
「私もタイガさんの事、だーいすきになっちゃいました♡」

その言葉を聞くとタイガさんはあからさまにピストンの速度を速める。それに伴い私へのキモチイイも何倍にも増幅する。

「あはぁ///キモチよすぎるよぉ♡♡」
「俺も気持ちいい///出そうだ」

セックス中に出るものなんて精子だけだろう。それを中に注がれてしまったら妊娠してしまうだろう。

でも…♡タイガさんとの子供ならいっか♡

「出して、中にビュービューしてぇ…♡♡♡」
「あぁ！！出すぞ♡」

そう言うと私のナカにあったかい物が注がれるのがわかる。

「あはぁ…♡たっくさんナカに出してくれましたね♡」
「あぁ、もっと…出したい♡」

今日は寝れない気がするなぁ…♡

翌日

「うむ、予想通り朝帰りじゃの。関係は勿論」
「「はい♡」」

私達は事後になったが正式に告白をして二人に関係をカップルへ、更には私が昔あったことなどを打ち明けた。

「それじゃあこれから部屋は一緒に住むこと、それじゃあの」

そう言うとまたバフォちゃんはどこかへ消えていく。

「取り合えず…お部屋でエッチしよっか♡」

私達も部屋の中に消えていく…♡

■作者メッセージ
毎日投稿1日目です。今回は魔王軍サバト、ヒロインは魔女ちゃんでした。

初めての試みで物凄く緊張しますが、自分なりに頑張ります。