スイートドリームビューティー〜ティアドロップ |
とある国のとある街・・・いえ、ここは不思議の国
様々な魔物達がそれぞれの愛する夫と幸せに、そして淫靡に混じり合う、愉悦に塗れた場所 様々な不思議な出来事が巻き起こるこの国ではいつ何が起こるか解りません そんな幸せと不思議に満ち溢れた国にも少しばかりの悲しみはあるようです というわけで、不思議の国のとある街 街の端にはハートの女王が遊びに来たときに使う別荘には到底見えない城のような別荘があり、それに見合うようにそこそこ大きな町でした でもその住民たちはみんな仲良し、心優しく街のみんなが友達そんな娘たちばかりの街 そんな街のある一角から、なにやら淫らな水音が聞こえてきます 「あん♥もぅ、ボクの弱点知っててそこばっかり責めるんだから♥」 「でも、ここ気持ちいいんだろ?」 「ふわぁん♥もう・・・バカ♥」 がやがや・・・ ウサギ型の魔物マーチヘアと呼ばれる種族が街の通りで交わっていました それを見て周りの魔物達も相応に発情しているようです 「はぁ・・・クルス、街中で発情しても家まで我慢しなさいと言ってるでしょう?街のみんな、むらむらしちゃうじゃない」 「あ、ランザちゃんら、あぁん♥がまんできないんだものぉ、仕方ないじゃない?」 人目を気にせず交尾をしているクルスと呼ばれたウサギの下へ、ジャバウォックと呼ばれる竜の一種であるランザがやってきました クルスは街では一番のエッチ好きとして有名で、所構わず発情してはすぐさま夫を誘惑したり襲ったりして、そのたびに周りの魔物達をエッチな気持ちにさせてしまうという困った娘でした 「それにぃ、街のみんなとか言ってるそぉいうランザちゃんがぁ、我慢できなくなりそうなだけだったりして♥」 「な・・・」 ランザはランザで、そうとう激しい交尾をすることで有名でした なぜそんなことが有名なのかって、夜中になると彼女の住処から何時間も激しい地鳴りのような音と声が聞こえてくるから・・・だそうです そんなランザがクルスの交わりを止めようとするのは、他のみんながしたくなってしまうのもありましたが、なによりそんな激しい交尾をしてしまう自分が抑えられなくなってしまうからでした 「ずぼしぃ〜♥」 「く〜!・・・いいんです!夜になったら、あの人にしてもらうから!」 「はぁ、そんなどうどうとのろけないでくれるかい?」 そこにまた別の魔物が現れます きちっとした正装を着こなした、美女、というよりイケメンといった雰囲気 「あ、エステルだ〜やっほおぉお゛♥」 彼女はマッドハッターのエステルという魔物の少女 知性的で、優雅な雰囲気を醸し出しています 「やっほ〜ではないだろう?もっと二人だけで楽しめる時にしたらどうなんだ?」 「そうよ、エステルの言う通り、わざわざこんなところでしなくても」 「えぇ〜ばしょなんてぇ、どぉでもいいよぉ〜♥」 「はぁ・・・」 クルスの言葉にエステルとランザは頭を抱えました いつも交尾が終わるまで動こうとしないのです 今回もダメでもともと、諦め半分で言ったのだが、実際本当に気にしていないところを見ると対応できず困ってしまう様子 「くるすちゃん、きょうも、こんなところでしてるの?」 「あら?ティアも来ちゃったの?」 もはや人だかりのできちょっとした名物のようにもなったその淫場へ一匹のネズミの少女がやってきました 彼女はドーマウスと呼ばれる眠りネズミの一種で名前はティアと言いいます 「えへへ・・・いいでしょ?きもちぃよぉ♥」 「おい、いいかげんにしておけ」 「も、もうちょっと・・・もちょっとだからぁぁ!」 クルスの声に艶が出始めました もはや絶頂の時を目前とした時の声です 「ん゛!ギ!そ、そこぉ、お、おくぅ、こじあけ・・・あっはぁん♥」 ビクッビクビク!! クルスは果てたようです 体を弓なりに反らしてビクビクと痙攣しました 「はぁ・・・はぁ・・・♥♥きもちかっら〜♥」 「はぁ・・・まったく、結局最後までやっちゃって・・・私も後で旦那様にしてもらお・・・」 「お、おい・・・お前ら・・・」 「「あ・・・」」 ランザとクルスの視線はティアへと向けられます 「ん?あぁ・・・気にしなくていいよ、それじゃ、くるすちゃん、今度はちゃんとおうちでやらなきゃだめだよ、じゃあね・・・」 「あ、ティアちゃ〜ん・・・」 「・・・しまった」 その視線から逃げるようにティアは行ってしまいました ティアには夫となる男がまだいなかったのです 彼女もそれを気にしてはいますが態度には出さないようにしていました 不思議の国に人が迷いこむたびに、眠りネズミである彼女はタイミングよく眠っていてしまい、他の種族の娘にとられてしまっていたのです 街のみんなもそんなティアの事をなるべく気遣ってはいるのですが、今回は失敗してしまったようです 夫とイチャイチャする所なんて見せてしまったらティアが寂しく悲しい気持ちになってしまうのも無理はありません、それをみんなは知っていました 「だからやめろと言ったんだ・・・最近はよく眠っているようだったから会わなかったが・・・」 「そっか・・・ボク、謝らなきゃ・・・」 「私も、悪い事しちゃった・・・」 「お、俺も・・・」 「はぁ、今度から気を付けるんだよ?追いかけよう」 彼女たちはティアを探し追いかけることにしました 「うぅ・・・う、グス・・・」 いつも私は、悲しい事があると来る場所があります 街から少し離れた森の中、ちょっと解り辛い場所にある、お花畑 なかなか人の来ない、私のお気に入りの場所です いつも眠くなったり、寂しくなるとこうやってここに来てしまいます 他の娘は滅多に来ないから、悲しくなったらここでいっぱい泣いて、眠って、また元気になるんです もう、癖みたいなものなのかな? 「らんざちゃんも・・・くるすちゃんも・・・悪気はないのは解ってるけど・・・やっぱり、さみしいよぉ・・・」 皆の前では我慢できるけど、つらいものはつらいです 私も、はやく私だけの王子様に会いたいな・・・ 「しくしく・・・ふわぁ・・・なき、つかれちゃ・・・た・・・zzz」 私はいつものように、眠りにつきます・・・ 王子様を一人で待つ、いつもの夢を見るために・・・zzz 「んん・・・ここはどこだ・・・」 見た事も無い木々を押しのけ前進する 俺は・・・たしか、森を抜けて、隣町まで行こうとしていたはずだ・・・ 旅の身だから道に迷ったというのならまだ解る だが、なんだここは・・・ 見た事も無い木々、赤と黒の巨大な城 空の色もどこかおかしい なんとなくだが、ここはもう違う場所、違う国なのかもしれないと思うわけだ 何かしらの魔術や呪具の罠にはまってこの場所まで飛ばされたと思えば違う国なのも不思議ではない ここが仮に違う国なら一気に景色が変わったことも、うなずけるしな とにかく今は、あのでかい城目指して前に進むしかない 城まで行けば少なくとも誰かがいるはずだ・・・ そう思いとにかく木々を分けて進む すると、急に開けた場所に出た 色とりどりの花々が咲く花畑だ 木々は遠慮するようにその場所だけを残し様々な花が群生している その美しくも幻想的な風景にしばし目を奪われてしまった 「・・・zzz」 するとどこからか寝息のようなものが聞こえてきた 静かな風が撫でる程度の音しか聞こえない場所だ、聞き間違えじゃない、確かに聞こえた 「誰か、いるのか?」 俺は耳を澄まし、その寝息が聞こえる方へとゆっくりと進んでみた すると、その花々に埋もれるように一人の少女が、眠っていた 小柄な体躯 長くしなやかな髪 頭部から生えた丸い耳 その姿はあまりにも愛らしく、周りの花々が色あせてしまうほど可憐に見えた 「・・・?」 だがよく見ると彼女の目元は濡れていた 泣いていたのだろうことは一目瞭然だ 俺はその場にかがむとその少女の涙を、拭った 私は、いつも同じ夢を見ます 眠っているあの場所とは違うお花畑に独りで立っている夢です 私はかわいいドレスを着ていて、周りには何もないお花畑に立っているんです ここで眠ると、毎回この夢を見るんです 寂しい気持ち、悲しい気持ちの時に見る孤独の夢 この夢はあまり見たくありませんでした 私が一人だと実感してしまうから こんなにふわふわ可愛いドレスを着ていても、だれに見せることもできません また目が覚めるまでこうして一人この景色を眺めていることしか私にはできません また自然と涙が零れてしまいそうになりました それを拭おうとしたとき、私のものではない手が私の涙を拭ってくれました 「・・・え?」 いつもと違う夢の展開に驚いて、いつの間にか私の隣から涙を拭ってくれたその手の持ち主を見ようと私は振り返りました― 涙を拭ってやると、その娘は少し驚いたような表情になった 起きたのかな、そう思い声をかけてみる 「どうして、泣いていたの?」 「どうして、泣いていたの?」 ―そこには背の高いお兄さんが私に心配そうに声をかけていました 「一人で、寂しかったの・・・」 「独りで、寂しかったの・・・zzz」 驚いたことに、この娘は眠ったまま返事をしてきた 穏やかだけれどどこか警戒したような表情、規則正しい寝息を崩さないままに でも、その言葉には、本当に寂しかったのだろう、偶然返ってきたただの寝言には到底聞こえなかった その声のせいか、急に俺は、この娘が心配になった 「君、名前は?」 「君、名前は?」 お兄さんは、そう言って私に笑いかけてきます 私が警戒しないように、気を使ってくれているのかな・・・? だから、私も笑顔で、応えました 「ティアって、いいます」 「ティアって、いいます・・・zzz」 彼女は微笑んだ 警戒していたかのような頬は緩んで笑顔になった 心配してたのが、伝わったのかな・・・ 「ティアちゃん、か、俺はデゼル、少し話さないか?」 「俺は、デゼル、少し話さないか?」 お兄さんはそう言ってくれました 独りで寂しかった私の孤独の夢にスッと入って来ました だから、私はその言葉にうなずいたんです 「そっか、良かった」 お兄さんはそう言って、また笑ってくれました なんだか、夢であっても今はあまり寂しくありません それから私は、デゼルさんとお話しすることにしました それから、俺はティアちゃんと話をした どうして眠っているのかとか、ここはどこなのかとか ティアちゃんは普段何をしているのかとか、好きな物とか趣味とか 眠っている娘相手に会話するのはかなり違和感と言うか不思議な感じがするが時々会話がかみ合わないことを除けば、普通に会話もできた そこでふと思ったのだ 彼女は寝てるだけで、寝顔しか見せない 笑顔も、泣き顔も、本当の意味では見れていない 俺が見ているのは、ティアちゃんの寝顔だけだ 俺は無性にティアちゃんに起きてほしくなった でもあまりにも幸せそうな顔で寝ている彼女を叩き起こすことは俺にはちょっと出来そうにない だからそっと頭に手を置いてみた デゼルさんは、とっても優しくて面白い人だった 私の事を話すと相槌をうったりして真摯に聞いてくれたし、宛ても無い旅人だというデゼルさんの話を聞くのも面白かったです いつのまにか私は、デゼルさんに対して警戒どころか、何か不思議な気持ちを持っていました もっとこの人とお話ししたいなって心から思いました その時デゼルさんは私の頭を撫でてきました とっても・・・きもちいいなぁ・・・ 「んぅ・・・zzz」 ティアちゃんの頭を撫でていると、彼女はまるで赤ちゃんのように声を漏らし幸せそうな顔をしてきた そのものすごく愛らしい仕草になぜだか自然と胸が高鳴る 彼女は自分からはアクションを起こさない 会話だって、俺が質問したり自発的に話したりしなければ、黙って眠っているだけだ なら・・・今触れていても、彼女はただ寝ているだけの少女と同じではないか 俺の中に、黒々とした欲望が渦巻いていることに今更気づいた そしてそれは、もうどうしようもないほどに大きく膨れ上がってしまっていた 俺は震える手で、撫でる手を頭から頬へ、そして首筋を通して胸へと運んだ 「ぅ・・・ぁ・・・zzz」 控えめで存在を主張しないものの、しっかりとした弾力と柔らかさを備えており、いつまでも触れていたいと思うほど、彼女の胸は魅力的だった 「・・・」 「??」 なんだか急にデゼルさんの様子が変わりました 急に黙ってしまって、雰囲気がなんだか違う感じ・・・ デゼルさんは撫でる手を止めると、そのまま私のほっぺを通って首にまで触れてきました なんだかくすぐったいです でもデゼルさんはそれだけでは止まらず私の背中に手を回してそのまま撫でられてしまいます なんだか、嫌な感じはしなくて、私はそのまま身をゆだねることにしました (や、やっぱりだ・・・この娘、抵抗して、こない・・・ッ) 俺の欲望が更に大きくなったのを感じた 今のこの状態なら、何をやっても、夢だったんだ、で済まされるんじゃないか 執拗に胸を責めていた手を止めて、ゆっくりと彼女の服のボタンをはずしていく 少しずつ白く張りのある肌が露わになってゆく まだ穢れを知らない、その白い肌が・・・ 「・・・?」 また、デゼルさんの動きが止まりました 今度はどうするんだろう・・・ 不安、というより期待に近い感情がふつふつと湧き上がって来ました すると彼は、私をその場にゆっくりと押し倒したのです 不思議と怖い、という感覚はなくて、ただただドキドキします 夢だからって、諦めているのかな・・・ ボタンを外し終って、彼女の服をはだけさせる 出会ったばかりの娘にこんなことしていいはずがないという自分と、この純真な身体を汚してしまいたいという心の葛藤 今ならまだ戻れる 今やめてしまってもいいのか 頭が混乱していく ただ目の前で眠り抵抗しない、この可憐な少女を自分が好き放題できる この欲望に、理性は勝つ事が出来なかった 俺は彼女の唇に、自分の唇を押し付け、無理矢理舌をねじ込み、口の中を舐めまわし、舌に吸い付いた どきどきしている私に気付いたのかデゼルさんは私の頬にそっと触れて、そして、優しく私に、キスをしてくれました ちゅぅ・・・って音が鳴るくらい、力強いキス・・・ なんだかとっても幸せな気持ちになって、私はそのまま彼のキスを受け入れました べろが口の中に入ってきて、私の口の中をぺろぺろしてます 私も・・・してみようかな・・・ 「!?」 ティアちゃんが急に俺の舌にティアちゃんの舌を絡めてきた 急な事に驚いたが、あまりにも気持ちのいい感覚に俺も彼女の舌を舐め、吸い付くように貪った そして空いた手で彼女のあそこをまさぐろうと、ふとももを撫でまわす すべすべとした感触が名残惜しいが、そのままティアちゃんの大切な所に触れた ぬちゅ・・・ 彼女のあそこは既に十分すぎるほど湿っていた 十分、ととっさに思った自分に嫌気がさす 何を考えているのだ 俺は、この娘の中に、挿入りたがって・・・ ちゅう・・・ちゅ・・・ キスがこんなに幸せになれるものだなんて、知りませんでした 私は必死にデゼルさんのべろに吸い付いて求めていました いつの間にかデゼルさんの手は、私のふとももを撫でていました その感覚もとてもここちいいなぁって思いました でもそれは長く続かなくて 彼の手はドレスをたくし上げ、私の、あの場所に伸びてきました ピク・・・ さすがに少し驚きました、でもデゼルさんになら・・・ そう思ったのだけど、デゼルさんの動きが完全に止まってしまいました 迷っているんだって、すぐ解りました だから、私は― 「デゼル、さん・・・キて、ください・・・zzz」 「―――ッ」 彼女が、ティアちゃんが、そうつぶやいた いつからか彼女からは話しかけてこないなんて錯覚していたが、その錯覚のせいで不意打ち気味に送られてきた、その言葉の破壊力は尋常じゃなくて、耳から全身が溶けてしまいそうだった 俺のほんの少し残った理性は一瞬で消し飛びサッとズボンを脱ぎ捨てた もうすでに俺の息子は張りつめ反り返っていた 情けないと、そう思うことも、ティアちゃんの事を気遣う間もなく、俺はその小さく未成熟な少女の穴へ自らの分身を押し込んだ デゼルさんは私の言葉で吹っ切れたみたい 私のあそこに、熱くてかたいモノが当たってる感覚がします あぁ・・・私、しちゃうんだ、そう思った時でした・・・ ぶつん!ブチブチブチ! 「〜ッ!?」 ぶつん!ブチブチブチ! 押し込んだ瞬間、彼女の中から肉の裂ける音がした ―破瓜 全く気にしていなかった、できなかった 彼女が初めてかどうかなんて ただその膜を破る感覚と、結合部から流れ出た純血 そして何より、彼女の流した涙が、一瞬俺に理性を取り戻させる 「ぁ・・・ック・・・」 強烈な罪悪感が押し寄せるが、それと同時に襲い来るそれ以上に強烈な快感によって俺の思考は流れる 初めてだけとは思えない程、中はぎゅうぎゅうに締り、俺から何もかもを搾り取ってしまおうと躍動しているように感じた 「んだこれ・・・きもちい・・・っ」 俺は長く持たないと感じ、きっとまだ痛いだろうことも考えず、彼女の腰を両手で固定してただただ一心不乱に腰を振り始めた 体が、裂けたかと思っちゃった・・・ すっごくいたくて、涙が、勝手に出ちゃった・・・ でも、なんでだろう、胸がぽかぽかする・・・ こんなに痛いのに、後悔してない、自分がいる・・・ ふしぎ・・・ 私の一番奥にこつってデゼルさんがあたりました そのときに奥からじわーってあったかいものがあふれていく感覚がします それはとても幸せな事に感じました 「あぁ・・・ティアちゃんの中、きもちいいよ」 そうデゼルさんが言ってくれてそのじわーがますます大きくなりました あそこはさっきまであんなに痛かったのに、今は少し慣れたのか、じんじんするけど、我慢できるくらいにはなっています デゼルさんは私を抱きしめるようにして、腰を動かし始めました 「んっ・・・んぅっ、んぁ・・・」 俺が突くたびに、ティアちゃんの口から、愉悦とも苦悶とも取れない声が上がる でも彼女の表情を気にしている余裕はなくて 彼女の顔が苦痛にゆがんでいたら、俺はきっと罪悪感でつぶれてしまうから だから、俺はただただ、快感に溺れることにした 「んあぁん・・・♥」 あまい・・・すっごく・・・あまい・・・ 頭の中が、とろとろしてる・・・ きもちいいなぁ・・・ ぱんぱんぱんぱんぱん!! 肉と肉のぶつかり合う音― ぬじゅ!ぶじゅ!べぶじゅ! そして結合部から洩れる水音 これらすべてが、ただただ俺の興奮を煽る もう、限界が近い ぐじゅ!じゅつじゅづ! デゼルさんの動きが、だんだん激しくなっていく とってもエッチな音が、私の身体からでちゃってる その事実がますます私を興奮させました いつの間にか感じたことがないほどの大きな波が、目の前まで迫っていました 「ぅっく・・・もう、限界だ・・・さいこうすぎるだろ・・・この穴っ」 「はぁ、はぁ・・・っく、きもちいいよティアちゃん・・・最高だっ、大好きだティアちゃんッ!」 「あぁ!で、デゼル、しゃん・・・こ、こわ、いよぉ・・・なんかきゅるよぉ・・・」 「・・・大丈夫、だ・・・俺も、だから・・・だから―」 「大丈夫だよ・・・大丈夫っだからね―」 「「―いっしょにイこう」」 「は・・・はいっ」 びゅるっびゅくびゅくっ!べぶびゅ! ビクッ!ビクビク!ぷじゅ! 自分じゃどうにもならない浮遊感 空を飛べたら、こんな気持ちなのかな・・・ 人生で一度も感じた事のない絶頂感 一人では決してたどり着けない場所の快感に俺は酔いしれた なんだか、今までに感じた事のない感覚 でも、前にくるすちゃんに聞いたことがあるのと似てる・・・ もっと・・・もっと・・・ 「はぁ・・・はぁ・・・」 やってしまった・・・ 知り合ったばかりの娘に、膣出しって・・・ だが俺の息子はまだ彼女の中で硬さを保ったままだ 最低か俺は・・・ 「で、ぜる・・・しゃぁん・・・」 ふと、ティアちゃんが呟いた それにつられ彼女の顔を見てしまう 怒りか、悲しみか、後悔か 彼女がどんな表情でいるか恐る恐る向けた視線の先で、彼女はうっとりと笑っていた もっと、もっと繋がりたい・・・ この人と、デゼルさんと・・・ 甘えたい、今まで寂しかったものを、この人なら埋めてくれる そう思えたから そう思ったから、私の身体は勝手に動いてしまっていた ぬ・・・っちゅ・・・ぷちゅ・・・ 彼女は俺を誘うように両手を広げていた 腰は自ら慣れないながらもゆっくりと動かし、快感を得ようとしている 愛らしい 愛おしい 彼女が ティアちゃんが ティアが 俺はその腕の中に納まるように覆いかぶさる形で彼女に抱きつき、抱きしめた そしてまた、彼女の中の肉棒をがむしゃらに振りはじめた デゼルさんが私に抱きついてきた それは孤独な私を受け入れてくれたようでとっても嬉しかった また、涙が出ちゃう でも両手はデゼルさんの背中だから、拭えないや 彼女が泣いている 俺の腕の中で泣いている ツラいはずだ、痛いのを我慢しているはずだ 「ごめん・・・ごめんな・・・ッ」 それでも止められない自分が情けなくなって謝りながら彼女の腕の中で泣いた 彼女を抱きしめているから、この涙は、拭けない それがまた情けなく感じたでも、彼女は、こういった 「ありがとう・・・」 「・・・っ!!」 温かいものが、私の頬を伝った デゼルさんが、私の涙を拭ってくれた 嬉しかったけど、彼も泣いているから、私も― 俺の頬を温かいものが這った 俺がしたように、彼女も、俺の涙を拭ってくれた しょっぱいはずの涙は甘く感じて、口の中に広がった ぶじゅ!ぱじゅ!じゅぽ! 自分勝手なストロークだったが、彼女は受け入れてくれた こんなに乱暴にしたのに 「ティアちゃん・・・ティアっティア、ティア!可愛い、かわいいんだ!どうしようもなく、可愛くて、可愛くて・・・だから、とまらないっ」 「デゼル、しゃん・・・っ、でぜるしゃんんん゛ん゛♥」 俺達は互いの名前を呼び合ってまじりあった 俺が一方的に、ティアを犯していただけかもしれないけど、彼女はそれを受け入れてくれた 俺は気付いた、ティアが、好きになってるって 「あぁ!!ふわ、ふにゃぁん♥」 デゼルさんは私の名前を呼んでくれていました 温もりと一緒に、デゼルさんの気持ちも伝わってくる気がしました だから気付けたんだと思います 私は、デゼルさんが好きだって ぱんぱん!ずちゅ!じゅぽぷ! すごい激しいぱんぱん 最初のころの優しいのとは違う荒々しい突き込み でも、これがデゼルさんなんだなって思ったら、こんな乱暴なエッチも、好きになっちゃいそうで、いいなぁって・・・そう思っちゃいます デゼルさんだから、この人だから、きっとそう思えるんだと思います 「で、ぜる、さん・・・また、だしれ、くらひゃいぃ・・・びゅーってまたあのあったかいの、いっぱいぃ・・・♥」 「あ、あぁ・・・あぁ!」 デゼルさんは、私の一番奥で、小刻みに動き始めました あぁ、またでちゃうんだ・・・私の中に きゅぅぅん・・・ べぶ!どぴゅどぱぁぁ!! 私の中が締まるのと、彼が射精しちゃったのはほぼ同時・・・私の方が早かったかな・・・ すごく気持ちい、膣出しってこんなに気持ちいいんだって、覚えちゃいました だから、私は― 「デゼル、さん・・・もっと、してください・・・zzz」 あれから、かなりこの娘の中に出しまくってしまった 出し切って衰えた息子を引き抜くと、なかからどぽぉ・・・っと俺の出した精液が漏れ出してしまう 我ながら出しすぎだと思うくらい、ごぽごぽと漏れ出ているのが見えた 「・・・zzz♪」 ティアは満足したのか、今は俺の腕の中ですやすや眠っている もう、二度と離したくないこの小さな温もりを腕で感じているだけで、幸せなんだなと感じてしまう でも俺はそれをグッと抑え込んだ こんなレイプ野郎が起きた時自分を抱いていたらショックだろう 寝ている間に無理矢理処女を奪ったのだ 彼女が起きない内に、さっさと立ち去った方がいい そう、これは全部夢だったんだ そうした方が彼女のためだ、愛する、ティアのためだ 俺は名残惜しくも、彼女をそっと離し、横たえると起こさないようにそっとその場から離れる 彼女なしで、これからの人生どうすればいいのだろう そんなことを考えながら、その花畑を出る 「待って!!!」 花畑だけでなく、森全体に響きわたるような、大声 俺はハッとして、振り返った すると、そこでは、さっきまで眠っていたはずの眠りネズミが起き上がって、目にいっぱいの涙をためてこっちを見ていた 「・・・っ・・・ど、どうしたんですか?」 しらをきろう その方が、彼女のためだ 「どうしたんですか、じゃ、ないよ・・・」 ぽろぽろと彼女の涙があふれ始めてしまう 「ど、どうって、私はただの旅人、通りすがった、だだけです」 「嘘!!!」 今までの彼女からは考えられないほどの大声に俺の声はどもる 彼女の顔は見ていられない程不安に彩られていた 見た事も無いほど、不安な表情 「・・・ッ」 「嘘だよ・・・ねぇ、デゼル?」 「っっ!」 「いかないで・・・おねがい・・・」 「だ、だから、俺は!!」 「なら、なんで、泣いているの?」 「!?」 「私、あなたと、離れたくない、いや、絶対に離れたくない・・・お願い」 「お、おれは・・・おれは、おまえを、犯したんだぞ!無理矢理!処女も奪って!そんな奴と、いっしょ、なんて・・・」 「かっこつけないでよ!! 私は、嬉しかったもん・・・」 全ての希望を失ったような、そんな不安しか残っていない表情 俺は・・・こんな顔をさせたかったんじゃない・・・ッ! 俺は、ティアに走り寄って、思いっきり抱きしめた 「ぁ・・・デゼル、さん・・・」 「ティア、ごめ・・・」 俺が謝ろうとしたとき彼女は背伸びしてちゅっと、短く唇を重ねた 「私が聞きたいのは、そんなことばじゃ、ないです」 「・・・ティア、愛してる」 「・・・はいっ!」 そこで俺は初めて彼女の笑顔を見る事が出来た 「いや〜あのティアちゃんにこんないい旦那様ができるなんてね〜」 「だ、旦那様・・・なんて///」 「いやいや、立派な旦那様だよ〜ちょっとつまみ食いしていい?」 「だ、だめです!ぜっっったいにだめですから!」 「あっはは〜だいじょぶだいじょぶ、ボクには愛しの旦那様がいるし」 「クルス、ティアをからかいすぎちゃダメよ」 「ランザに言われなくてもほどほどにするって〜」 「まったく、クルスはお調子者だな」 「エステルがクールすぎるんだよ〜」 ハハハ・・・ あの後、二人で抱き合ってたら、このティアの友達らしき娘達が来て、それから街で、こうして事の顛末を話しているというわけだ この街の住民たちはすごく優しい人たちばかりでよそ者である俺を煙たがるばかりか、歓迎し祝福してくれた 元の世界には特に残してきた物も無いし、なにより今更、ティアから離れることもできないだろうから、俺は死ぬまでティアと一緒にいることになるだろう 想像するだけでわくわくする 「そういやティア、一つ気になったんだが」 「?なんですか?」 「あの時、デゼルって呼んでくれたよな、なんですぐさん付けに戻ったんだ?」 「え?あ、あ、あのその・・・」 「えぇ〜ティアが男を呼び捨てにしたの!?」 「それは・・・」 「すごいよねぇ〜!」 「え、え、あの時は、あなたが行っちゃいそうで必死だったから・・・」 「そうなのか、じゃ、もう一回呼んでくれよ」 「えぇ!?」 クルスもランザもエステルまでもが興味津々とティアを見つめる 「ぅ〜〜」 ティアは恥ずかしさに泣きそうだったが、意を決したらしい 「で、で・・・」 「「「で?」」」 「で・・・でぜりゅ!」 そして、噛んだ 口を両手で隠し、顔を真っ赤にしてぷるぷるとしている 周りのみんなはほわ〜っとした顔をして、当の俺は大量の鼻血を噴出した 「う、うわ!!デゼルさん!?ち、ちょっと拭く物!」 「ふむ・・・じつに、初々しいね・・・」 「ちょっとエステルも手伝いなさいよ!」 「あ、ああわわ・・・デゼルさん、ごめんなひゃい!」 こんなどたどたした日々が続くのかと思うと、やはり、わくわくした とある国・・・ここは不思議の国 様々な魔物達がそれぞれの愛する夫と幸せに、そして淫靡に混じり合う、愉悦に塗れた場所 様々な不思議な出来事が巻き起こるこの国ではいつ何が起こるか解りません そう、何がおこるか、ね 次にその不思議の国に招かれるのは、ひょっとしたら、あなた・・・かもしれません HApPy EnD |
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はい、ご清聴ドウモでした
ぎゃぁ私の作品っぽくなぃぃ凌辱してなぃぃ!!って思いましたかね?私は思いました えっと当初はもっと現実をダークにする凌辱強めのビター&スイートみたいな名前にするつもりだったんですが、甘くなりました、これが不思議の国の魔力・・・ 今回もぜひぜひ、ご感想、ご要望アドバイスリクエスト等等々、お待ちしております 久々の解説ですが、クルスはラテン語のウサギ、クニークルスから、ランザはスペイン語で望みのエスぺランザ、エステルはフランス語で願いのスエテ、ティアは、英語で涙のティアドロップから、デゼルはフランス語の念願、ル デズィールから頂きました、うわぁ、キャラいっぱい それでは最後までお付き合い頂きありがとうございました、また次の作品でお会いできることを心より願っております 15/09/14 13:10 シュウザキ |